JP2774629B2 - ボディシャワー装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はボディシャワー装置に関する。

（従来技術） 従来、身体の洗浄と共に、水圧によるマッサージ効果
に重点を置いたボディシャワーは、給水栓と、この給水
栓からの湯水を放水するボディシャワー栓とから構成さ
れる。上記給水栓は座りながら使用できる様に浴室壁面
における比較的低い位置（通常位置）に配置すると共
に、この給水栓から給水用の連絡管を垂直に立ち上げ、
この連絡管の比較的高い個所にボディシャワー栓を取付
けて設置している。

（発明が解決しようとする課題） 上記したボディシャワーは身体の希望の部位にシャワ
ーを当てる為に、立った姿勢で使用することを前提とし
ている。ところが使用者の中には座りながらにして使用
したいと云う希望が多く、そこで、ボディシャワー栓を
低い位置に設置して座った姿勢で使用するボディシャワ
ーが考えられる。

しかし、座った姿勢のままで頭からボディシャワーを
浴びると、身体の移動に制限が加えられるので身体の希
望する部位にシャワー水を当てることが難しくなる問題
が生じてくる。

また、従来のボディシャワーにあっては給水栓とボデ
ィシャワー口とを連絡する連絡管の配管や開閉栓の取付
けに多大な手間がかかり、また、浴室壁面に給水栓や多
数の金具類が突出するので外観が煩雑になり、その金具
類の突出もシャワーを使用しない時には邪魔であった。

本発明は、座った姿勢で使用者が希望する身体の任意
の部位にシャワー水を当てることのできるボディシャワ
ーを給水栓や煩雑な配管が突出しない状態で設置して、
ボディシャワー装置回りの外観をすっきりまとめると共
に、浴室空間の有効利用することを目的とする。

（課題を解決する為の手段） 上記した課題を解決する為に本発明のボディシャワー
装置は、壁面内に夫々ハンドルを除く本体部分を埋め込
んだ状態で設置する給水栓本体とボディシャワー栓とか
らなり、前記ボディシャワー栓は給水栓本体と連絡する
開閉栓を備え、この開閉栓の二次側部位に連絡腕を上下
回動自在に接続すると共に、該連結腕の回動先端に対し
て、外周面にシャワー孔を開設した放水筒部を回転自在
に取付け支持して成るものである。

上記ボディーシャワー装置は、放水筒部を壁面に凹設
した収納凹部内に出し入れ自在に収納してもよい。

上記したボディーシャワー装置の放水筒部は、一端部
を連絡腕の先端部に接続した中軸体と、該中軸体の外周
に対して回転自在に被嵌する外筒体とから構成し、前記
開閉栓の二次側と、外筒体外周面のシャワー孔とを流路
により連通するとよい。

上記ボディーシャワー装置は、放水筒部の端部に回転
操作用ハンドルを設けるとよい。

上記ボディーシャワー装置は、開閉栓の二次側部位に
連絡腕の基端部を回動自在に取り付け支持し、上記開閉
栓の二次側部位、若しくは連絡腕基端のどちらか一方の
部材に、弾性体により付勢される係合凸部を設けると共
に、他方の部材に、上記係合凸部が押圧係合される係合
凹部を、連絡腕の回動に伴う係合凸部の回動軌跡上に沿
って所定の間隔を置いて設けることもできる。

（作用） 以上の手段によれば、給水栓本体及びこれと連絡する
ボディシャワー栓の開閉栓はハンドルを除く本体部分を
壁面内に埋め込まれた状態で設置され、上記、給水栓か
ら供給される湯水は開閉栓の開栓操作によってボディシ
ャワー栓側に流れ込み、連絡腕内から放水筒部内に流入
して該筒部外周のシャワー孔より放水される。

また、上記開閉栓に対して上下回動自在に接続した連
絡腕の回動先端に取付支持される放水筒部は、連絡腕の
上下回動によって放水筒部の上下位置と上下放水角度を
変化させ、且又、放水筒部を回転させることによって、
各放水位置（高さ）、上下放水角度において、放水方向
を放水筒部円周方向へ調節することが可能となる。

また、請求項２のボディーシャワー装置のように、上
記放水筒部を壁面に凹設した収納凹部内に出し入れ自在
に収納したものにおいては、放水筒部を壁面より浴室側
に突出させて放水状態とし、またボディシャワーを使用
しない場合において放水筒部を収納凹部内に収納するこ
とができる。

請求項３記載のボディーシャワー装置は、一端部を連
絡腕の先端部に接続した中軸体と、この中軸体の外周に
対して回転自在に被嵌する外筒体とから放水筒部を構成
してある。また、上記連絡腕内の流路と外筒体外周面の
シャワー孔とは流路を介して連通し、開閉栓から供給さ
れる給水が上記流路を通過してシャワー孔から吐水され
る。

よって、上記外筒体を回転させると、該外筒体の外周
面に開設したシャワー孔の方向が変更され、シャワー水
の吐水方向が変更される。

請求項４記載のボディーシャワー付給水栓は、放水筒
部の端部に回転操作用ハンドルを設けてあるので、その
ハンドルを握って回すことにより、放水筒部外周のシャ
ワー孔の方向が変化し、シャワー水の吐水方向を調節す
ることができる。

また、請求項５記載のボディーシャワー付給水栓は、
開閉栓の二次側部位、若しくは連絡腕基端のどちらか一
方の部材に、弾性体により付勢される係合凸部が設けて
ある。そして、上記連絡腕を回動させると、上記係合凸
部が回動軌跡に沿って移動し、他方の部材に設けられる
各係合凹部に対して順次押圧係合する。よって、連絡腕
は係合凸部と係合凹部とが係合する任意の係合位置にて
保持され、回動位置が段階的に変更されることになる。

（発明の効果） 本発明のボディシャワー装置は叙上の如く構成したも
のであるから以下に列記する効果を奏する。

（１）給水栓本体とボディシャワー栓とを壁面内に埋め
込んだ状態で設置したので、給水栓本体部材において壁
面から突出するものがハンドルだけになって外観をすっ
きりとまとめることができ、さらに、連絡管等の配管類
の突出物が無くなる分、浴室内の空間を有効利用するこ
とができる。

（２）連絡腕の上下回動と放水筒部の回転調節とによっ
て、ボディシャワーの放水位置（高さ）に伴なって上下
方向の放水角度を変化させ、さらに、これら各放水高さ
と上下放水角度において放水筒部からの放水方向を放水
筒部の円周方向に調節することができるので、座ったま
まの姿勢で身体の任意の部位にシャワー水を当てること
が可能であり、さらに、従来のものの様に連絡管関係の
面倒な配管作業も不要である。

（３）連絡腕を収納凹部から出した状態で放水筒部を下
向きに回転させると、放水筒部を吐水口として使用する
ことができるので、水栓本体から吐水口を省いた設計も
可能である。

（４）また、請求項２記載のボディーシャワーのよう
に、放水筒部と壁面に凹設した収納凹部内に出し入れ自
在に構成することによれば、放水筒部を供用しない場合
において、同筒部を収納凹部内に収納することができる
ので、放水筒部の突出がなくなる分、浴室内スペースを
有効利用することができる。

（５）請求項３記載のボディーシャワー付給水栓のよう
に、一端部を連絡腕の先端部に接続した中軸体と、この
中軸体の外周に対して回転自在に被嵌する外筒体とから
放水筒部を構成したものにおいては、シャワー孔が設け
られるボディーシャワー栓の外周面を回転調節せしめ
て、シャワー水の吐水方向を任意に変更する機能を、簡
素な構成にて具備せしめることができる。

（６）請求項４記載のボディーシャワー付給水栓のよう
に、放水筒部の端部に回転操作用ハンドルを設けたもの
においては、そのハンドルを握って回すことにより、放
水筒部外周のシャワー孔の方向を変化させ、シャワー水
の吐水方向を調節することができるので、シャワー水の
吐水方向を調節する際の使い勝手を向上することができ
る。

（７）請求項５記載のボディーシャワー付給水栓によれ
ば、放水筒部を支持する連結腕を、任意に設定した回動
位置にて段階的に変更させることができるようになるの
で、よく使用する吐水位置まで、連結腕を速やかに移動
することが可能となり、連結腕の回動位置を変更する際
の使い勝手をより一層向上することができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図乃至第３図にて示すボディシャワー装置は、浴
室の壁面（ａ）内に夫々ハンドルを除く本体部分を埋め
込んだ状態で設置する給水栓本体（１）と、ボディシャ
ワー栓（２）とからなり、利用者が座ったままで使用で
きる様に浴室壁面（ａ）の比較的低い位置に設置するも
のである。

給水栓本体（１）はサーモスタットミキシングバルブ
であり、壁面（ａ）に本体部分を埋め込むと共に、湯温
調節用のハンドル（1a）を壁面（ａ）から突出させて設
置し、壁面（ａ）内を通す連絡管（７）を介して下方に
配設したボディシャワー栓（２）と連絡してある。

ボディシャワー栓（２）は、給水栓本体（１）からの
連絡管（７）が接続される開閉栓（３）の一側部に、連
絡腕（４）を上下回動自在に接続すると共に、その連絡
腕（４）の回動先端に対して放水筒部（５）を水平且つ
回動自在に取付けて構成してある。

ボディシャワー栓（２）の開閉栓（３）は第２図にて
示す様に、本体（11）部分を壁面（ａ）内に埋め込むこ
とにより、前記給水栓（１）と同様に開閉ハンドル（3
a）を壁面（ａ）より突出させた状態で設置してある。

また、開閉ハンドル（3a）一側の壁面（ａ）には収納
凹部（ｂ）を凹設すると共に、この収納凹部（ｂ）内の
側壁から上記した開閉栓（３）の本体（11）一側部を突
出させ、この一側部に連絡腕（４）を取付けてある。

開閉栓本体（11）の内部には二次側室（12）が形成さ
れ、給水栓本体（１）からの連絡管（７）が接続される
流路（13）が上記二次側室（12）内へ向けて延出し、そ
の先端面に通孔（14）を開設して弁座（15）を形成して
ある。上記弁座（15）には開閉ハンドル（3a）によって
進退する弁体（16）が着座する。

開閉ハンドル（3a）を支軸（17）の一端にねじ（18）
止めし、この支軸（17）を開閉栓本体（11）の一端口に
螺着されるライナー（19）内にパッキン（20）を介して
嵌挿することにより回転自在に支持される。上記支軸
（17）先端の外周には前記した弁体（16）を押動する筒
体（21）が螺嵌され、さらに、その筒体（21）はライナ
ー（19）の内周面に対してスプライン嵌合されている。

前記した弁体（16）は、筒体（21）に背面を当接した
状態で軸芯（16a）を支軸（17）の先端に嵌挿して保持
され、開閉ハンドル（3a）の回転操作によって筒体（2
1）と共に進退動することによって流路（13）から二次
側室（12）内に流れ込む湯水の流量を調節する。

上記した開閉栓（３）の一端に接続される連絡腕
（４）は、その先端部にて支持した放水筒部（５）を上
下回動自在に支持するものであり、中空状の内部を開閉
栓（３）と放水筒部（５）とを連絡する流路（4a）とし
て構成してある。

また、連絡腕（４）は、その両端部を開閉栓本体（1
1）の他端部と放水筒部基端の外周形に合わせて円弧状
に形成してあり、基端部に開設した軸穴（4b）に軸蓋
（22）を外方より貫通させて開閉栓本体（11）一端口内
周に螺着することにより、この軸蓋（22）を枢軸とし
て、連絡腕（４）の先端側が上下方向に回動する様に支
持されている。

上記軸蓋（22）は開閉栓本体（11）の他端部の外周形
を構成する円形の蓋部（22a）と、この蓋部（22a）一側
の軸芯に沿って一体に形成される中空状の軸部（22b）
とから構成される。そして、軸部（22b）先端のねじ部
（22c）を開閉栓本体（11）他端口内周に対して螺合さ
せることにより、本体（11）の端面と蓋部（22a）との
間で連絡腕（４）基端の軸穴（4b）部を両側から保持し
てある。

また、軸部（22b）の外周には３個のパッキン（22d）
を嵌装すると共に、基端側には連絡腕（４）の軸穴（4
b）内周面に沿って周設される開口（4b′）と合致する
連絡口（22e）を切欠形成して、開閉栓本体（11）の二
次側室（12）と連絡腕（４）の流路（4a）とを連絡して
いる。

さらに、連絡腕（４）側面の軸穴（4b）外周に沿う部
分には、開閉栓本体（11）端面のバネ装着穴（11a）内
に弾装されるボール（23）が押圧状に嵌合する（24）を
例えば15°の間隔を置いて所定数凹設してある。これに
よって、連絡腕（４）が収納凹部（ｂ）内に収納される
垂直状態から外部へ向けて略水平状に突出する状態まで
15°間隔で段階的に上下回動するようになっている。

連絡腕（４）先端部の一側面には放水筒部（５）の接
続部（4d）が円形に突出形成され、同部（4d）の中心に
取付口（4c）が開設されている。

上記連絡腕（４）の回動先端に対して水平に接続され
る放水筒部（５）は、連絡腕（４）先端の側面に対して
片持状態で支持される中軸体（5a）とこの中軸体（5a）
の外側に水路（5c）の間隔を介して被嵌される外筒体
（5b）とから成り、上記連絡腕（４）の上下回動に伴な
って収納凹部（ｂ）内に収納されたり、使用者側に向け
て突出したりする。

中軸体（5a）は基端部外周に形成したねじ部（24）を
連絡腕（４）の接続部（4d）取付口（4c）に螺合するこ
とにより、一側方向へ向けて片持状に取付固定してあ
る。また、中軸体（5a）は先端部に受軸部（25）を一体
形成することにより先端口を閉鎖すると共に、管周面に
数個の通孔（26）を開設し、連絡腕（４）の流路（4a）
から中軸体（5a）内に流入する湯水が上記した通孔（2
6）から水路（5c）内に流れ込む様になっている。

外筒体（5b）は外周面に横一列のシャワー孔（5d）が
穿設してあり、上記した中軸体（5a）の外側に被嵌し
て、管基端口を内嵌（5a）の基嵌合部（27）にパッキン
（28）を介して嵌着すると共に、先端口内部の仕切壁
（29）に穿設した中孔（30）内に、中軸体（5a）先端の
受軸部（25）をパッキン（31）を介して嵌挿する。

また、仕切壁（29）の外側に貫通した該受軸部（25）
先端にはキャップ（32）を嵌着してねじ（33）止めし、
これにより、外筒体（5b）を中軸体（5a）の外側で円周
方向に360°回動する様に支持してある。

上記した外筒体（5b）の先端側外周にはリング状の取
手（34）をスプライン嵌合し、その側面口に栓蓋（35）
が被嵌されてあり、取手（34）を持って外筒体（5b）を
回動させながら、シャワー孔（5d）の向きを真上から真
下まで自由に変えられる様にしてある。

而して、上記した如く構成したボディシャワー付給水
栓は開閉栓（３）のハンドル（3a）を開栓操作すること
により、給水栓本体（１）からの湯水から開閉栓（３）
の二次側室（12）内に流れ込み、連絡腕（４）内の流路
（4a）−中軸体（5a）−通孔（26）−水路（5c）と通過
してシャワー孔（5d）より放水される。

また、上記ボディシャワー栓（２）は、連絡腕（４）
を回動させて放水筒部（５）の位置を最上部の収納状態
から最下部の突出状態まで上下に移動させることによっ
て放水位置（高さ）の上下を変えることができ、また、
放水筒部（５）の外筒体（5b）を回転させることによっ
てその放水方向が真上か真下まで変化させることができ
る。

従って、放水口となる放水筒部（５）が給水栓本体
（１）及び開閉栓（３）の近傍に一体的になって取付け
られていても、放水筒部（５）の外筒体（5b）と連絡腕
（４）とを回動調節することによって、使用者は座った
ままの姿勢でもって身体の希望する部位にシャワー水を
当てることが可能である。

また、放水筒部（５）を収納凹部（ｂ）内に対して出
入れ自在に収納したので、放水筒部（５）を収納した状
態では壁面に突出するものが給水栓本体（１）と開閉栓
（３）のハンドル（1a）（3a）だけとなるので、浴室内
のスペースを有効に利用できると共に外観は極めてすっ
きりとしたものとなり、さらに、従来のものの様に連絡
管関係の配管作業を行なう必要もなくなる。

さらに、ボディシャワー栓（２）は連絡腕（４）を下
端まで回動させて放水筒部（５）を下向きに回転させる
と吐水口として利用することもできるので、本実施例の
様に混合栓本体（１）から専用の吐水口を省いた設計も
可能である。

尚、本発明の主旨によれば給水栓本体と開閉栓とを一
体化して連絡してもよいものであり、さらに、放水筒部
（５）は連絡腕（４）の先端に水平以外の状態にて設け
てもよいものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施したボディシャワー装置の斜視
図、第２図は同装置の横断平面図、第３図は放水筒部の
縦断側面図である。 図中 a:壁面、b:収納凹部 1:給水栓本体 1a:湯温調節用ハンドル 2:ボディシャワー栓、3:開閉栓 3a:開閉ハンドル、4:連絡腕 5:放水筒部、5a:中軸 5b:外筒体、5d:シャワー孔 34:取手

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−126933（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁶，ＤＢ名) E03C 1/04 E03C 1/042 A47K 3/22 B05B 1/18

Claims (5)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】壁面内に夫々ハンドルを除く本体部分を埋
   め込んだ状態で設置する給水栓本体とボディシャワー栓
   とからなり、前記ボディシャワー栓は給水栓本体と連絡
   する開閉栓を備え、この開閉栓の二次側部位に連絡腕を
   上下回動自在に接続すると共に、該連結腕の回動先端に
   対して、外周面にシャワー孔を開設した放水筒部を回転
   自在に取付け支持して成るボディシャワー装置。
2. 【請求項２】上記放水筒部を壁面に凹設した収納凹部内
   に出し入れ自在に収納した請求項第１項記載のボディシ
   ャワー装置。
3. 【請求項３】前記放水筒部は、一端部を連絡腕の先端部
   に接続した中軸体と、該中軸体の外周に対して回転自在
   に被嵌する外筒体とから構成し、前記開閉栓の二次側
   と、外筒体外周面のシャワー孔とを流路により連通して
   成る請求項１又は２記載のボディシャワー装置。
4. 【請求項４】前記放水筒部の端部に回転操作用ハンドル
   を設けて成る請求項1,2又は３記載のボディシャワー装
   置。
5. 【請求項５】開閉栓の二次側部位に連絡腕の基端部を回
   動自在に取り付け支持し、上記開閉栓の二次側部位、若
   しくは連絡腕基端のどちらか一方の部材に、弾性体によ
   り付勢される係合凸部を設けると共に、他方の部材に、
   上記係合凸部が押圧係合される係合凹部を、連絡腕の回
   動に伴う係合凸部の回動軌跡上に沿って所定の間隔を置
   いて設けて成る請求項1,2,3又は４記載のボディシャワ
   ー装置。