JP2800324B2 - ボディシャワー付給水栓 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はボディシャワー付の給水栓に関する。

（従来技術） 従来、身体の洗浄と共に、水圧によるマッサージ効果
に重点を置いたボディシャワーは、給水栓と、この給水
栓からの湯水を放水するボディシャワー栓とから構成さ
れる。上記給水栓は座りながら使用できる様に浴室壁面
における比較的低い位置（通常位置）に配置すると共
に、この給水栓から給水用の連絡管を垂直に立ち上げ、
この連絡管の比較的高い個所にボディシャワー栓を取付
けて設置している。

上記したボディシャワーは体の希望の部位にシャワー
を当てる為に、立った姿勢で使用することを前提として
いる。ところが使用者の中には座りながらにして使用し
たいと云う希望が多く、そこで、ボディシャワー栓を低
い位置に設置して座った姿勢で使用するボディシャワー
が考えられる。

しかし、座った姿勢のままで頭からボディシャワーを
浴びると、体の移動に制限が加えられるので体の希望す
る部位にシャワー水を当てることが難しくなる問題が生
じてくる。

また、従来のボディシャワーにあっては給水栓とボデ
ィシャワー口とを連絡する連絡管の配管や開閉栓の取付
けに、多大な手間と工費がかかっていた。

（発明が解決しようとする課題） 本発明の課題は、使用者が座った姿勢にて、体の任意
の部位にシャワー水を当てることのできるボディシャワ
ーを、配管施工の手間と工費を削減し得る構造にて提供
することである。

（課題を解決する為の手段） 上記した課題を解決する為に本発明にボディシャワー
付給水栓は給水栓本体にボディーシャワー栓を取り付け
て成り、上記ボディーシャワー栓は、給水栓本体からの
給水を導入する開閉栓と、内部に流路を貫通形成したボ
ール継手を介して上記開閉栓の二次側に接続し、傾動自
在に支持せしめた放水筒部とから構成し、上記放水筒部
は、外周面にシャワー孔を開設し、軸芯を中心として回
転自在に構成して成るものである。

上記ボディーシャワー付きの給水栓と放水筒部は、一
端部をボール継手に接続した中空軸体と、該中空軸体の
外周に対して回転自在に被嵌する外筒部とから構成し、
上記ボール継手の流路に連絡する中空軸体の中空部と、
外筒体の外周面に開設したシャワー孔とを流路により連
通して構成するとよい。

上記ボディーシャワー付き給水栓は、放水筒部の先端
側に取手を設けてもよい。

また、上記ボディーシャワー付き給水栓は、ボディー
シャワー栓を給水栓本体の左右両側に設けてもよい。

（作用） 以上の手段によれば、ボディシャワー栓の開閉栓は、
給水栓本体に取付け固定される。この開閉栓には、放水
筒部の一端部がボール継手を介して接続される。これに
より放水筒部は基端部のボール継手を支点とし、略水平
状態を基準として前後及び上下方向に傾動する。

また、放水筒部は同筒の軸芯を中心として回転自在に
支持され、その回転調節によって放水筒部外周のシャワ
ー孔が放水筒部の周面に沿って上下方向に移動する。

そして、給水栓から供給される湯水は開閉栓の開栓操
作によってボール継手内の流路からボディシャワー栓側
に流れ込み、放水筒部外周のシャワー孔より放水され
る。

よって、上記した放水筒部を上下及び水平方向に傾動
させることにより、放水高さと放水方向の左右が調節さ
れ、また、各傾動位置にて外筒体を回動させることによ
り各傾動状態における放水方向の上下が調節される。

請求項２のボディーシャワー付き給水栓においては、
放水筒部が、一端部をボール継手に接続した中空軸体
と、この中空軸体の外周に回転自在に被嵌される外筒体
とにより構成される。

また、上記中空軸体の中空部と外筒体外周面のシャワ
ー孔とは流路により連通し、開閉栓から供給される給水
が上記流路を通過してシャワー孔から吐水される。

よって、上記外筒体を回転させると、該外筒体の外周
面に開設したシャワー孔の方向が変更され、シャワー水
の吐水方向が変更される。

請求項３のボディーシャワー付き給水栓のように、放
水筒部の先端側に取手を設けたものにおいては、その取
手を持ちながら放水筒部を自由に傾動し、さらに回転さ
せてシャワーの吐水方向を調節することができる。

請求項４記載のボディーシャワーにおいては、上記し
たボディーシャワー栓が、給水栓本体の左右両側に設け
られ、これらボディーシャワーから吐水されるシャワー
水が、給水栓の前に座る使用者に対して左右両側から当
てられる。また、上記両ボディーシャワー栓は、シャワ
ー水の吐水方向を個々に調節することができる。

（発明の効果） 本発明のボディシャワー付給水栓は叙上の如く構成し
たものであるから以下に列記する効果を奏する。

（１）給水栓本体に対して開閉栓を含むボディシャワー
栓を取付けたので、従来のものにおける連絡管関係の配
管や開閉栓の設置が不要となって、取付け施工を給水栓
の設置作業だけで済ませることができる。

（２）ボディシャワーの放水部となる放水頭部を給水栓
に対しボール継手を介して接続しているので、放水筒部
を一端のボール継手を支点として上下及び水平方向に傾
動させることにより、シャワー水の放水高と放水方向の
左右を自由に調節することができる。

また、放水筒部を回転させることにより、放水方向の
上下を調節することができるので、座ったままの姿勢で
も、上記の様に放水筒部の傾動方向と外筒の回動方向と
を調節しながら、シャワー水の放水状態を多様に変化さ
せ、体の任意の部位にシャワー水を無理なく当てること
ができる。

（３）請求項２のボディーシャワー付き給水栓のよう
に、一端部をボール継手に接続した中空軸体と、この中
空軸体の外周に回転自在に被嵌される外筒体とにより放
水筒部を構成したもにおいては、シャワー孔が設けられ
るボディーシャワー栓の外周面を回転調節せしめて、シ
ャワー水の吐水方向を任意に変更する機能を、簡素な構
成にて具備せしめることができる。

（４）請求項３のボディーシャワー付き給水栓のよう
に、放水筒部の先端側に取手を設けたものにおいては、
上記した取手を持って、放水筒部の傾動操作及び回転操
作を行うことができるので、シャワー水の吐水方向を調
節する際における使い勝手が非常に良い。

（５）請求項４記載のボディーシャワーのように、ボデ
ィーシャワー栓を、給水栓本体の左右両側に設けたもの
にあっては、給水栓の前の座る使用者に対して、両ボデ
ィーシャワーから同時に吐水するシャワー水が、左右両
側から当てられるので、ボディーシャワーの使用感が非
常によく、また、夫々のボディーシャワー栓ごとに、シ
ャワー水の吐水方向を調節することができるので、吐水
状態を多様化することができ、希望に応じた吐水状態を
選択しながらボディーシャワーをより楽しむことができ
る。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図及び第２図にて示すボディシャワー付給水栓
は、給水栓である混合栓本体（１）の上部に部に対して
ボディシャワー栓（２）を一体的に取付設置してなるも
のであり、上記ボディシャワー栓（２）は混合栓（１）
の上部に取付け固定する開閉栓（３）と、この開閉栓
（３）の両側部にボール体（４′）とガイドリング（5
6）等より構成されるボール継手（４）を介して接続し
て水平且つ片持状に支持される２個の放水筒部（５）か
ら構成してある。

給水栓本体となる混合栓本体（１）はサーモスタット
ミキシングバルブであって、混合栓本体（１）内部に湯
室（11），水室（12），混合室（13）を区画形成し、こ
の湯室（11）内に供給される湯と水室（12）内に供給さ
れる水が夫々湯制御弁（14）と水制御弁（15）を通って
混合室（13）に流れ込むようになっている。上記両制御
弁（14），（15）はそれらの間に設けた制御弁（16）に
連係するスピンドル（17）を回転操作して進退させ、制
御弁体（16）を前後に摺動させることによって、どちら
か一方の弁座に近ずくときは他方の弁座より遠ざかっ
て、混合水温度を調整する。

また、制御弁体（16）は混合水温度に感応して伸縮す
る感温体（18）により作動され、混合水温度が設定温度
になる様に制御する。

そして上記スビンドル（17）は湯水混合栓本体（１）
の端部から螺嵌され円筒状のライナー（19）内に回転自
在に支持されている。

ライナー（19）の一側端は混合栓本体（１）の側方よ
り外方へ突出しており、その先端口で湯温調節用のハン
ドル（20）の支軸（21）を回転自在に保持してある。

また、ハンドル（20）の支軸（21）の先端はスピンド
ル（17）の一側端口内に螺着され、ハンドル（20）の回
転操作によってスピンドル（17）と連係する制御弁（1
6）が進退動して湯温の調整が行なわれる様に構成して
ある。

湯水両制御弁（14）を通過して混合室（13）にて混合
された湯水は、混合栓正面に設けられる給水ハンドル
（22）を開操作することにより給水栓（23）から吐水路
（24）内に流入して吐水口（25）から吐水されるか、若
しくは開閉栓（３）のハンドル（32）操作により、接続
部（33）からボディシャワー栓（２）側へ供給される。

ボディシャワー栓（２）の開閉栓（３）は、混合栓本
体（１）の上面から突出する様に略円筒形に形成した開
閉栓本体（31）の上部に開閉操作用のハンドル（32）を
設けると共に、同本体（31）の前面に突出形成した接続
突部（31′）の両側面にボール継手（４）のボール体
（４′）を夫々螺着して取付固定してある。

また、開閉栓本体（31）は本体（31）下部の嵌合部
（33a）を混合栓本体（１）の上面に開設した受孔（2
6）にパッキン（34）を介して嵌合させると共に、嵌合
部（33a）の上部に形成した鍔片（33b）を混合栓本体
（１）の上面にねじ（35）止めして混合栓本体（１）に
対して一体的に取付け固定してある。

嵌合部（33a）が嵌合される受孔（26）は混合室（1
3）の上面に臨んでおり、混合室（13）内の湯水が嵌合
部（33a）内を通過して開閉栓本体（31）内へ導入され
る様になっている。

開閉栓本体（31）の内部には嵌合部（33a）直上の１
次室（36a）と、隔壁（37）を介して１次室（36a）の上
に形成される２次室（36b）、及び接続突部（31′）内
に形成されて上記２次室（36b）と連通する分岐室（31
a）の各室が形成され、上記隔壁（37）と本体（31）上
面にはスリーブ（38）を垂直に嵌挿する開口（39a）（3
9b）を貫通状に開設させてある。

スリーブ（38）は、弁部を構成する固定板（40）と可
動板（41）を内嵌すると共に、上記可動板（41）とハン
ドル（43）とを連繁するスピンドル（44）を支持する筒
状体であり、開閉栓本体（31）の開口（39b）より挿入
させて、下端側のケース部（38a）を開口（39a）内に水
密嵌合させると共に、上端側のボス部（38b）を開口（3
9b）内に螺合して取付け固定してある。

上記ボス部（38b）の中芯部にはスピンドル（44）を
水密状に嵌挿して回転自在に支持し、該スピンドル（4
4）上端にはハンドル（43）が取付けてある。

スリーブ（38）下部のケース部（38a）内にはセラミ
ックスから成る円板状の可動板（40）と固定板（41）と
が可動板（40）を上にして重ね合わせた状態で内嵌させ
ると共に、下端口に嵌着されるフィルタ（46）付栓蓋
（47）と固定板（41）との間に弾装されるスプリング
（45）によって相互に圧接させて弁部を構成してある。

可動板（40）と固定板（41）とは回転摺動自在に重合
し、可動板（40）にはボス部（38b）を垂直に貫通した
状態で回転自在に支持されるスピンドル（44）の下端を
係合させて接続し、ハンドル（43）の回動操作によって
可動板（40）が回転する様に構成してある。

また、可動板（40）と固定板（41）とには夫々通水口
（40a）と（41a）が開口させてあり、ハンドル（43）操
作によって可動板（40）が開弁位置に近ずくに連れて通
水口（40a）（41a）同士が重なり合う面積が増大して連
通状態となり、これによって混合栓本体（１）からの湯
水がスリーブ（38）を通過し、同スリーブ中間の切欠部
（38c）から２次室（36b）及び分岐室（31a）内に流れ
込む様なっている。

上記した様に、開閉栓（３）の弁部をセラミックス製
の可動板（40）と固定板（41）とから成る弁体を用いて
構成することによれば、操作ハンドル（43）の開閉操作
を90゜程度の回動範囲に納めることができ、これにより
開閉栓（３）の操作性を向上させることができるもので
ある。

内部を分岐室（31a）とする接続突部（31′）の両側
面部にはボール継手（４）のボール体（４′）を夫々取
付固定してある。両ボール体（４′）は先端に球状部
（4a）を形成すると共に、中芯部に沿って流路（4b）を
貫通させ、且つ、基端部に形成したねじ部（4c）を接続
突部（31′）側面の開口内に対して螺嵌することによっ
て取付固定する。

上記した接続突部（31′）両側面の両ボール継手
（４）に対して一端を接続することにより片持状態で支
持される両放水筒部（５）は、中空軸体（5a）の外周に
外筒体（5b）を回転自在に被嵌させ、上記中空軸体（5
a）の基端部に袋ナット状の受けナット（5c）を螺嵌し
てなる。

中空軸体（5a）は先端部が閉鎖される中空軸であり、
外周面に通孔（51）を開設して軸体（5a）内部の流路
（52）と同軸体（5a）外周に形成される水路（53）とを
通過させ、また、基端側の外周には外筒体（5b）の基端
口を嵌合する嵌合部（54）を周設すると共に、該嵌合部
（54）端面の外周に沿って前記した受けナット（5c）を
螺嵌する螺嵌部（55）を突出形成してある。

両中空軸体（5a）をボール体（４′）に対して接続さ
せるには、受けナット（5c）の内部に球状部（4a）の外
周面に密接する数枚のガイドリング（56）とパッキン
（56′）を嵌装し、この受けナット（5c）をボール体
（４′）の球状部（4a）の外周に嵌合させた状態で中空
軸体（5a）の螺嵌部（55）を螺合して締付ける。而し
て、受けナット（5c）内のガイドリング（56）及びパッ
キン（56′）が夫々球状部（4a）の外周面における最大
径部の前後を挾む様に圧着されて、摺動自在で水密なボ
ール継手（４）が構成される。そして、このボール継手
（４）による接続により中空軸体（5a）が片持状態で略
水平に支持され、且つ、水平を規準として前後および上
下方向に例えば20゜程度の範囲内で自由に傾動させるこ
とが可能となる。

外筒体（5b）は外周面に横一列のシャワー孔（６）が
穿設してあり、上記した中空軸体（5a）の外側に嵌合し
て、基端口を中空軸体（5a）の嵌合部（55）外周にパッ
キン（58）を介して嵌着すると共に、先端口内部の仕切
壁（62）に穿設した受孔（60）内にパッキン（61）を介
して中軸体（5a）先端の受軸部（59）を嵌挿する。ま
た、仕切壁（62）の外側に貫通した該受軸部（59）先端
にはねじ付きキャップ（63）を嵌着してねじ止めし、こ
れにより、外筒体（5b）を中軸体（5a）の外側で円周方
向に360゜回動する様に支持してある。

上記した外筒部（5b）の先端側外周にはリング状の取
手（64）を嵌着し、その側面口に栓蓋（65）が被嵌され
てあり、取手（64）を持って外筒体（5b）を回動させな
がら、シャワー孔（６）の向きを真上から真下まで自由
に変えられる様にしてある。

而して、上記した如く構成したボディシャワー付給水
栓は開閉栓（３）のハンドル（32）を開栓操作して弁部
を開くことにより、混合栓（１）の混合室（13）からの
湯水が開閉栓本体（31）内に流れ込み、１次室（36a）
−２次室（36b）−分岐室（31a）−流路（4b）−流路
（52）−通孔（51）−水路（53）と通過して両放水筒部
（５）のシャワー孔（６）より放水される。

上記の如く構成した両放水筒部（５）は、開閉栓本体
（31）の接続突部（31′）の両側面部に対しボール継手
（４）を支点として前後及び上下方向に傾動自在に支持
され、両放水筒部（５）を相互に傾動操作することによ
ってシャワー水位置の上下や放水幅等を変化させると共
に、外筒体（5b）を回転させて放水方向を上下に変化さ
せることにより、種々の放水状態でボディシャワーを浴
びることができる。

従って、ボディシャワーの放水口となる両放水筒部
（５）が嵌合栓本体（１）と一体的になって取付られて
いても、両放水筒部（５）相互を傾動させ、さらに、外
筒体（5b）を回動調節することによって、使用者は座っ
たままの姿勢でもって体の任意の部位にシャワー水を当
てることが可能である。

尚、本発明の主旨によれば、放水筒部は一個であって
もよいが、上記した実施例の様に２個の放水筒部（５）
を一線上に並列させて配設することによって、放水幅を
自由に変えることができると共に両放水筒部（５）から
のシャワー水を集中できる等の利点がある。

また、ボディシャワー栓（２）を混合栓本体（１）に
対して一体的に取付けてあるので、ボディシャワー栓
（２）の取付け施工を混合栓本体（１）の設置と一緒に
済ませることができ、従来必要であった連絡管関係の配
管の面倒が削減されるものである。

さらに、第２図にて示す様に、混合栓本体（１）の裏
面からフレキシブルホース（27）を引出してハンドシャ
ワーを付設することによって、ボディシャワーとハンド
シャワーとを併用することもできる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明を実施したボディシャワー付給水栓の一
部切欠正面図、第２図は同給水栓の縦断側面図、第３図
は同給水栓の平面図である。 図中 １……混合栓本体（給水栓本体） ２……ボディシャワー栓 ３……開閉栓 ４……ボール継手 4b……流路（ボール継手内） ５……放水筒部 5a……中空軸体 5b……外筒体 ６……シャワー孔 53……水路（外筒内） 64……取手

Claims (4)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】給水栓本体にボディーシャワー栓を取り付
   けて成り、上記ボディーシャワー栓は、給水栓本体から
   の給水を導入する開閉栓と、内部に流路を貫通形成した
   ボール継手を介して上記開閉栓の二次側に接続し、傾動
   自在に支持せしめた放水筒部とから構成し、上記放水筒
   部は、外周面にシャワー孔を開設し、軸芯を中心として
   回転自在に構成して成るボディーシャワー付き給水栓。
2. 【請求項２】前記放水筒部は、一端部をボール継手に接
   続した中空軸体と、該中空軸体の外周に対して回転自在
   に被嵌する外筒体とから構成し、上記ボール継手の流路
   に連絡する中空軸体の中空部と、外筒体の外周面に開設
   したシャワー孔とを流路により連通して成る請求項１記
   載のボディーシャワー付き給水栓。
3. 【請求項３】前記放水筒部の先端側に取手を設けて成る
   請求項１又は２記載のボディーシャワー付き給水栓。
4. 【請求項４】前記ボディーシャワー栓を給水栓本体の左
   右両側に設けて成る請求項1,2又は３記載のボディーシ
   ャワー付き給水栓。