JPH06221448A - 冷・温水混合水栓 - Google Patents
冷・温水混合水栓Info
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- JPH06221448A JPH06221448A JP31063893A JP31063893A JPH06221448A JP H06221448 A JPH06221448 A JP H06221448A JP 31063893 A JP31063893 A JP 31063893A JP 31063893 A JP31063893 A JP 31063893A JP H06221448 A JPH06221448 A JP H06221448A
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- Japan
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- valve
- disc
- valve disc
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K11/00—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves
- F16K11/02—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit
- F16K11/04—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only lift valves
- F16K11/044—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only lift valves with movable valve members positioned between valve seats
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/01—Control of temperature without auxiliary power
- G05D23/13—Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures
- G05D23/1306—Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids
- G05D23/132—Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids with temperature sensing element
- G05D23/134—Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids with temperature sensing element measuring the temperature of mixed fluid
- G05D23/1346—Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids with temperature sensing element measuring the temperature of mixed fluid with manual temperature setting means
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86493—Multi-way valve unit
- Y10T137/86815—Multiple inlet with single outlet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷・温水混合水栓を改良し、よりコンパクト
な構成にし、更に、部材寸法を小さくして、従来式制御
の混合弁用に設計された給水器具にも使用できるように
する。 【構成】 定置弁ディスク3が、少なくとも可動弁ディ
スク4側端面に、それもホールサークル30上に直径方
向で向い合った環状スリット31を有し、更に、可動弁
ディスク4が回転可能で、環状スリット41a,41b
を有しており、これらスリット31,41a,41bが
90°以下の円弧にわたって延びているようにした。
な構成にし、更に、部材寸法を小さくして、従来式制御
の混合弁用に設計された給水器具にも使用できるように
する。 【構成】 定置弁ディスク3が、少なくとも可動弁ディ
スク4側端面に、それもホールサークル30上に直径方
向で向い合った環状スリット31を有し、更に、可動弁
ディスク4が回転可能で、環状スリット41a,41b
を有しており、これらスリット31,41a,41bが
90°以下の円弧にわたって延びているようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷・温水混合水栓、そ
れも、流れの上流に互いに可動に配置され互いに隣接す
る弁ディスクと、後置された温度調節混合弁とを有し、
前記弁ディスクが、流入する冷水及び温水を同時に配量
かつ遮断するための別個の穴と、混合水を戻し案内する
各1つの中心穴とを有しており、更に前記混合弁が連行
体ケーシング内に配置され、前記連行体ケーシングが、
可動の弁ディスクと結合され、冷水及び温水用の相応の
別個の流路を有する形式の冷・温水混合水栓に関するも
のである。
れも、流れの上流に互いに可動に配置され互いに隣接す
る弁ディスクと、後置された温度調節混合弁とを有し、
前記弁ディスクが、流入する冷水及び温水を同時に配量
かつ遮断するための別個の穴と、混合水を戻し案内する
各1つの中心穴とを有しており、更に前記混合弁が連行
体ケーシング内に配置され、前記連行体ケーシングが、
可動の弁ディスクと結合され、冷水及び温水用の相応の
別個の流路を有する形式の冷・温水混合水栓に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の混合水栓は、ドイツ特許出願公
開DE 36 12 988 A1により公知である。
この混合水栓の場合、2個の弁ディスクが半径方向に互
いに移動可能に配置され、この結果、弁ディスクを配置
するために比較的大きい直径が必要となる。しかしなが
ら、欧州特許EP 0 196 000 B1により公
知の、大量に販売されている係合式混合弁カートリッジ
が備えられている取付器具に前記混合水栓を配置するこ
とは、不可能か、又は可能であっても高い出費が要求さ
れる。
開DE 36 12 988 A1により公知である。
この混合水栓の場合、2個の弁ディスクが半径方向に互
いに移動可能に配置され、この結果、弁ディスクを配置
するために比較的大きい直径が必要となる。しかしなが
ら、欧州特許EP 0 196 000 B1により公
知の、大量に販売されている係合式混合弁カートリッジ
が備えられている取付器具に前記混合水栓を配置するこ
とは、不可能か、又は可能であっても高い出費が要求さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、請求項1に記載の種類の混合水栓を改良し、より
コンパクトな構成にし、更に、混合水栓の部材寸法をよ
り小さいものに改変して、係合制御式の混合弁用に設計
された給水器具にも後からはめ込みできるようにするこ
とにある。
題は、請求項1に記載の種類の混合水栓を改良し、より
コンパクトな構成にし、更に、混合水栓の部材寸法をよ
り小さいものに改変して、係合制御式の混合弁用に設計
された給水器具にも後からはめ込みできるようにするこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば次のようにすることにより解決された。すなわち、
定置弁ディスクが、少なくとも、可動弁ディスクに向い
た端面に、ホール円上に直径方向に向い合う2つの環状
スリットを有する一方、可動のディスクを回転可能に
し、更にこの可動のディスクには穴として構成された相
応の環状スリットを設け、この環状スリットが90°以
下の円弧にわたって延びるようにするのである。本発明
のその他の構成は、請求項2から17に記載の通りであ
る。
れば次のようにすることにより解決された。すなわち、
定置弁ディスクが、少なくとも、可動弁ディスクに向い
た端面に、ホール円上に直径方向に向い合う2つの環状
スリットを有する一方、可動のディスクを回転可能に
し、更にこの可動のディスクには穴として構成された相
応の環状スリットを設け、この環状スリットが90°以
下の円弧にわたって延びるようにするのである。本発明
のその他の構成は、請求項2から17に記載の通りであ
る。
【0005】本発明が提案する措置によって特に達成さ
れた点は、本発明のサーモスタット制御式混合水栓カー
トリッジを、冷水混合制御装置のみを備えた公知係合式
混合弁カートリッジ(EP 0 196 000 B
1)に、主要外寸法及び水接続部が合致するように構成
できる点である。これによって、出費の多い表面仕上げ
及び(又は)カラー被覆が行なわれる給水器具の場合、
保管が簡単化される。なぜなら、制御もしくは調節の行
なわれる混合器具に対して、等しい給水器具を用いるこ
とができるからだ。
れた点は、本発明のサーモスタット制御式混合水栓カー
トリッジを、冷水混合制御装置のみを備えた公知係合式
混合弁カートリッジ(EP 0 196 000 B
1)に、主要外寸法及び水接続部が合致するように構成
できる点である。これによって、出費の多い表面仕上げ
及び(又は)カラー被覆が行なわれる給水器具の場合、
保管が簡単化される。なぜなら、制御もしくは調節の行
なわれる混合器具に対して、等しい給水器具を用いるこ
とができるからだ。
【0006】中心配置と同軸的構成とにより、比較的簡
単な製造と高い作動確実性が達せられる。このような構
成の場合、サーモスタットの大部分が、セラミック製デ
ィスク内の中央受容空間内に配置されている。回転可能
の弁ディスクは、その場合、同軸的な冷水及び温水の案
内も形成すれば、複座弁体と協働して温水流入間隙をも
形成する。回転可能のディスクの冷・温水スリットは、
好ましくは半径方向にずらされて設け、下方の定置弁デ
ィスクのスリットより狭幅に構成しておく。こうするこ
とにより、冷水と温水との別個の流路が、連行体内にほ
ぼ環状に構成でき、冷・温水流入間隙の全環状区域と接
続される。両弁ディスクにスリットを直径方向で向い合
った位置に形成することによって、更に、冷・温水接続
部が左右逆の場合に、回転可能の弁ディスクを180°
回転させることにより、給水器具に適合させることがで
きる。
単な製造と高い作動確実性が達せられる。このような構
成の場合、サーモスタットの大部分が、セラミック製デ
ィスク内の中央受容空間内に配置されている。回転可能
の弁ディスクは、その場合、同軸的な冷水及び温水の案
内も形成すれば、複座弁体と協働して温水流入間隙をも
形成する。回転可能のディスクの冷・温水スリットは、
好ましくは半径方向にずらされて設け、下方の定置弁デ
ィスクのスリットより狭幅に構成しておく。こうするこ
とにより、冷水と温水との別個の流路が、連行体内にほ
ぼ環状に構成でき、冷・温水流入間隙の全環状区域と接
続される。両弁ディスクにスリットを直径方向で向い合
った位置に形成することによって、更に、冷・温水接続
部が左右逆の場合に、回転可能の弁ディスクを180°
回転させることにより、給水器具に適合させることがで
きる。
【0007】
【実施例】以下で、本発明の一実施例を図面につき詳説
する。図1に示した衛生給水器具1は、平面図ではほぼ
H字形の水栓器具を有している。水栓器具には、互いに
間隔をおいた冷・温水用の2つの接続部10を有してい
る。これら接続部と反対の側には、一方では、混合水放
出用の流出部11が設けられ、他方の反対側には、温度
予選択装置6と、流出部11から出る混合水量を遮断又
は配量する調節レバー7とが備えられている。
する。図1に示した衛生給水器具1は、平面図ではほぼ
H字形の水栓器具を有している。水栓器具には、互いに
間隔をおいた冷・温水用の2つの接続部10を有してい
る。これら接続部と反対の側には、一方では、混合水放
出用の流出部11が設けられ、他方の反対側には、温度
予選択装置6と、流出部11から出る混合水量を遮断又
は配量する調節レバー7とが備えられている。
【0008】この温度予選定装置6は、特に図2に示さ
れているが、実質的には、欧州特許0 232 454
B1に開示されている調節装置に合致する。ただ、異
なる点は、本発明の場合には、頭部が、ねじ山ではな
く、フランジ61を有する構成となっており、このフラ
ンジがねじ62を介して成形ナット25a上に固定され
る。成形ナット25aは、設備器具1内に取付けられて
いるスタッドボルト25にはめ込まれている。
れているが、実質的には、欧州特許0 232 454
B1に開示されている調節装置に合致する。ただ、異
なる点は、本発明の場合には、頭部が、ねじ山ではな
く、フランジ61を有する構成となっており、このフラ
ンジがねじ62を介して成形ナット25a上に固定され
る。成形ナット25aは、設備器具1内に取付けられて
いるスタッドボルト25にはめ込まれている。
【0009】成形ナット25aを有するスタッドボルト
25により、金属製加圧板20を介してカルツーシュケ
ーシング2が器具1内の接続面に対し締付けられる。ほ
ぼ円筒形の成形ナット25aの区域には、調節レバー7
が、環状ディスク71を介して制限された範囲で旋回可
能に取付けられている。温度予選択装置6から器具1の
ボディへの移行が不調和にならないように、環状ディス
ク71の区域にはカバーフード12a,12bが取付け
られている。
25により、金属製加圧板20を介してカルツーシュケ
ーシング2が器具1内の接続面に対し締付けられる。ほ
ぼ円筒形の成形ナット25aの区域には、調節レバー7
が、環状ディスク71を介して制限された範囲で旋回可
能に取付けられている。温度予選択装置6から器具1の
ボディへの移行が不調和にならないように、環状ディス
ク71の区域にはカバーフード12a,12bが取付け
られている。
【0010】温度予選定装置6は、同軸的にカートリッ
ジケーシング2内に配置された、混合弁5のプランジャ
53に作用するのに対し、調節レバー7は、流入する冷
水と温水とを同時的に配量かつ遮断する装置に、連行体
42を介して接続されている。これについては、以下で
詳述される。
ジケーシング2内に配置された、混合弁5のプランジャ
53に作用するのに対し、調節レバー7は、流入する冷
水と温水とを同時的に配量かつ遮断する装置に、連行体
42を介して接続されている。これについては、以下で
詳述される。
【0011】特に図3(a)から分かるように、ほぼ回
転対称に構成されたカートリッジケーシング2内には、
冷・温水の流入口21a,21bを有する底部2aと、
混合水の流出口22とが設けられている。底部2a上方
には、ほぼ定置的で回転不能のセラミック材料製弁ディ
スク3が配置されている。弁ディスク3の研摩された端
面には、同じく研摩された端面を有する回転可能のセラ
ミック材料製弁ディスク4が密接している。弁ディスク
4は、この場合、ゴム弾性を有するリングを備えた鉢状
連行体42によって密封され、連結突起420によって
回転不能に保持されている。連行体42は、この場合、
カートリッジケーシング2の肩23のところに軸方向に
支えられ、延長部421がカルツーシュケーシング2か
ら突出している。延長部421の外端には4角形の多角
形成形部422が構成されており、この成形部を介して
環状ディスク71と調節レバー7との回転不能の連結が
生ぜしめられる。連行体42は、その場合、その延長部
421がカートリッジケーシング2の貫通穴内に回転可
能に支承されているので、弁ディスク4は、定置ディス
ク3に対して調節レバー7により連行体42を介して旋
回可能である。
転対称に構成されたカートリッジケーシング2内には、
冷・温水の流入口21a,21bを有する底部2aと、
混合水の流出口22とが設けられている。底部2a上方
には、ほぼ定置的で回転不能のセラミック材料製弁ディ
スク3が配置されている。弁ディスク3の研摩された端
面には、同じく研摩された端面を有する回転可能のセラ
ミック材料製弁ディスク4が密接している。弁ディスク
4は、この場合、ゴム弾性を有するリングを備えた鉢状
連行体42によって密封され、連結突起420によって
回転不能に保持されている。連行体42は、この場合、
カートリッジケーシング2の肩23のところに軸方向に
支えられ、延長部421がカルツーシュケーシング2か
ら突出している。延長部421の外端には4角形の多角
形成形部422が構成されており、この成形部を介して
環状ディスク71と調節レバー7との回転不能の連結が
生ぜしめられる。連行体42は、その場合、その延長部
421がカートリッジケーシング2の貫通穴内に回転可
能に支承されているので、弁ディスク4は、定置ディス
ク3に対して調節レバー7により連行体42を介して旋
回可能である。
【0012】延長部421内には、同心的に穴423内
に、サーモスタット50と複座弁体51とを有する温度
調節混合弁5が、軸方向移動可能に配置されている。複
座弁体51を有するサーモスタット50は、この場合、
戻しばね52によってプランジャ53を介して温度予選
定装置6に対し押付けられている。
に、サーモスタット50と複座弁体51とを有する温度
調節混合弁5が、軸方向移動可能に配置されている。複
座弁体51を有するサーモスタット50は、この場合、
戻しばね52によってプランジャ53を介して温度予選
定装置6に対し押付けられている。
【0013】底部2aの流入口21a,21bは、穴3
2を介して2つのスリット31と接続されている。これ
らのスリット31は、約70°の円弧上に直径方向で向
い合って位置している。この場合、スリット31は、研
摩された表面から見た端側に溝状に形成されている。こ
の様子は特に図4及び図5から知ることができる。研摩
された端側から見た弁ディスク3の中央には、加えて、
自由空間として構成された混合室56が設けられてお
り、この混合室56が穴561を介して底部2aの流出
口22と接続されている。弾薬筒状ハウジング2内に弁
ディスク3を回転不能に保持するために、軸方向スリッ
ト34が設けられており、これらのスリットがケーシン
グ2の内面の相応の突出部と協働する。
2を介して2つのスリット31と接続されている。これ
らのスリット31は、約70°の円弧上に直径方向で向
い合って位置している。この場合、スリット31は、研
摩された表面から見た端側に溝状に形成されている。こ
の様子は特に図4及び図5から知ることができる。研摩
された端側から見た弁ディスク3の中央には、加えて、
自由空間として構成された混合室56が設けられてお
り、この混合室56が穴561を介して底部2aの流出
口22と接続されている。弾薬筒状ハウジング2内に弁
ディスク3を回転不能に保持するために、軸方向スリッ
ト34が設けられており、これらのスリットがケーシン
グ2の内面の相応の突出部と協働する。
【0014】弁ディスク3に重ねられる回転可能の弁デ
ィスク4は、弁ディスク3の環状スリット31に対応す
る、貫通穴として構成された環状スリット41a,41
bを有している。これらのスリット41a,41bは、
弁ディスク3のスリット31の約1/2の幅を有してい
る。この場合、スリット41aは、定置弁ディスク3の
スリット31の外縁311に、また、他方のスリット4
1bは内縁312に配属されている。この配属により、
加えて次の点が可能となる。すなわち、弁ディスク4が
180°回転すると、混合弁5に対する流入口21a,
21bが入れ替るので、冷水と温水の接続部に誤って取
付けた場合でも、弁ディスク4を180°回転させるこ
とで修正できる。
ィスク4は、弁ディスク3の環状スリット31に対応す
る、貫通穴として構成された環状スリット41a,41
bを有している。これらのスリット41a,41bは、
弁ディスク3のスリット31の約1/2の幅を有してい
る。この場合、スリット41aは、定置弁ディスク3の
スリット31の外縁311に、また、他方のスリット4
1bは内縁312に配属されている。この配属により、
加えて次の点が可能となる。すなわち、弁ディスク4が
180°回転すると、混合弁5に対する流入口21a,
21bが入れ替るので、冷水と温水の接続部に誤って取
付けた場合でも、弁ディスク4を180°回転させるこ
とで修正できる。
【0015】弁ディスク4の、シール面とは反対側の端
側には、管状の延長部45が形成されている。その端側
43は、複座弁体51との間に温水流入間隙54を形成
している。混合室56は、弁ディスク3と同軸的に弁デ
ィスク4をも貫通して延びている。ほぼ回転対称的に構
成された連行体42には、特に図9a及び図9bから分
かるように、偏心スリーブ44が配置されている。この
スリーブは図12、図13、図14に詳細に示されてい
る。偏心スリーブ44内には、複座弁体51と同心的に
狭窄部441が形成されており、この部分内をシール5
11を有する複座弁体51が軸方向に移動可能に案内さ
れている。偏心的に位置する外とう442は、狭窄部4
41に対して、内縁312のところに位置するスリット
41bが外とう442により囲まれる一方、外縁311
に配属されたスリット41aは外とう442の外に残る
ように配置される結果、冷水流入間隙55と温水流入間
隙54とに別個に水が供給される。この様子は特に図3
aから知ることができる。この場合、外とう442の内
壁と延長部45の外壁とによりほぼ環状の温水用流路2
4bが、また、外とう442の外壁と連行体42の内壁
とによりほぼ環状の冷水用流路24aが、別個に形成さ
れる。
側には、管状の延長部45が形成されている。その端側
43は、複座弁体51との間に温水流入間隙54を形成
している。混合室56は、弁ディスク3と同軸的に弁デ
ィスク4をも貫通して延びている。ほぼ回転対称的に構
成された連行体42には、特に図9a及び図9bから分
かるように、偏心スリーブ44が配置されている。この
スリーブは図12、図13、図14に詳細に示されてい
る。偏心スリーブ44内には、複座弁体51と同心的に
狭窄部441が形成されており、この部分内をシール5
11を有する複座弁体51が軸方向に移動可能に案内さ
れている。偏心的に位置する外とう442は、狭窄部4
41に対して、内縁312のところに位置するスリット
41bが外とう442により囲まれる一方、外縁311
に配属されたスリット41aは外とう442の外に残る
ように配置される結果、冷水流入間隙55と温水流入間
隙54とに別個に水が供給される。この様子は特に図3
aから知ることができる。この場合、外とう442の内
壁と延長部45の外壁とによりほぼ環状の温水用流路2
4bが、また、外とう442の外壁と連行体42の内壁
とによりほぼ環状の冷水用流路24aが、別個に形成さ
れる。
【0016】偏心スリーブ44が、その外とう442の
端側を、回転可能の弁ディスク4の端面に密着させるよ
うにするために、偏心スリーブ44は、連行体42の内
方端側に支えられた皿ばね443により弁ディスク4に
対し押付けられている。皿ばね443は、その場合、そ
の内縁4431が、同時に複座弁体51の弁座を形成す
るように配置される。こうすることにより、連行体42
は廉価にプラスチックで製造することができる。偏心ス
リーブ44が、同時に弁ディスク4に対して押付けられ
るように、偏心スリーブ44は、図12〜図14から分
かるように、狭窄部441の上方に支持突起444を有
している。
端側を、回転可能の弁ディスク4の端面に密着させるよ
うにするために、偏心スリーブ44は、連行体42の内
方端側に支えられた皿ばね443により弁ディスク4に
対し押付けられている。皿ばね443は、その場合、そ
の内縁4431が、同時に複座弁体51の弁座を形成す
るように配置される。こうすることにより、連行体42
は廉価にプラスチックで製造することができる。偏心ス
リーブ44が、同時に弁ディスク4に対して押付けられ
るように、偏心スリーブ44は、図12〜図14から分
かるように、狭窄部441の上方に支持突起444を有
している。
【0017】混合水栓カートリッジの組立と、設備器具
への組付けとは、次のように行なわれる:先ず、連行体
42内へ皿ばね443が入れられたのち、複座弁体51
を有するサーモスタット50の軸部が、Oリングにより
密封された穴423から差込まれ、戻しばね52が、反
対側から受容穴内へはめ込まれ、締付けナット57によ
り穴の底部へ向って締付けられる。この結果、複座弁体
51を有するサーモスタット50が、皿ばね443によ
り形成される弁座に対して押付けられる。次いで、偏心
スリーブ44の支承穴4411をシール511を有する
複座弁体51にはめ込むことができる。これに続いて、
シールリング424が、連行体の環状みぞ内にはめ込ま
れたのち、弁ディスク4の切欠が連結突起420内へ差
込まれる。組立てられたこの構成ユニットは、滑りリン
グを延長部421にかぶせたのち、カートリッジハウジ
ング2内へ肩23に接触するまでそう入する。次いで、
弁ディスク3の軸方向スリット34が、カートリッジケ
ーシング2の相応の突起内へ、弁ディスク4の研摩端面
に接触するまで、回動不能に差込まれる。終りに底部2
aが、弁ディスク3と設備器具1の接続面との間を密封
結合させるためのホース状シール26と一緒に、カート
リッジケーシング2内へそう入される。
への組付けとは、次のように行なわれる:先ず、連行体
42内へ皿ばね443が入れられたのち、複座弁体51
を有するサーモスタット50の軸部が、Oリングにより
密封された穴423から差込まれ、戻しばね52が、反
対側から受容穴内へはめ込まれ、締付けナット57によ
り穴の底部へ向って締付けられる。この結果、複座弁体
51を有するサーモスタット50が、皿ばね443によ
り形成される弁座に対して押付けられる。次いで、偏心
スリーブ44の支承穴4411をシール511を有する
複座弁体51にはめ込むことができる。これに続いて、
シールリング424が、連行体の環状みぞ内にはめ込ま
れたのち、弁ディスク4の切欠が連結突起420内へ差
込まれる。組立てられたこの構成ユニットは、滑りリン
グを延長部421にかぶせたのち、カートリッジハウジ
ング2内へ肩23に接触するまでそう入する。次いで、
弁ディスク3の軸方向スリット34が、カートリッジケ
ーシング2の相応の突起内へ、弁ディスク4の研摩端面
に接触するまで、回動不能に差込まれる。終りに底部2
aが、弁ディスク3と設備器具1の接続面との間を密封
結合させるためのホース状シール26と一緒に、カート
リッジケーシング2内へそう入される。
【0018】サーモスタット50により温度調整される
完成混合水栓カートリッジは、今や、たとえば、いわゆ
る係合式混合カートリッジを設備器具から取外すか、も
しくは、新しく取付けられた設備器具の場合は、直接に
設備器具にはめ込まれる。その場合、先ず、器具1内に
スタッドボルト25がねじ込まれたのち、混合水栓カー
トリッジが、スタッドボルト25にはめ込まれ、器具1
内に接続面に密着せしめられる。次いで、金属製加圧板
20が、外部からカートリッジケーシング2にはめ込ま
れ、2つの成形ナット25aを介して器具1の接触面に
対し密着するように締付けられる。次いで、環状ディス
ク71が、多角形形材422に調節レバー7と一緒には
め込まれる。続いて、カバーフード12aが差しはめら
れ、構成ユニットとして前組立てされた温度予選定装置
6が制御グリップ63なしでねじ62により固定され
る。そのさいプランジャ53が温度予選定装置6の加圧
板に接触するようにする。カバーフード12bを取付
け、サーモスタット制御式混合弁5を調節したのち、制
御グリップ63を取付けねじ64により調節ナットに取
付ける。これによって、制御グリップ63を用いて、欧
州特許0 232 454 B1に従い、放出混合水の
目標温度を前もって調節することができる。混合水が出
て来たとき、目標温度から外れていれば、混合室56内
のサーモスタット50がそれを検知して、プランジャ5
3が軸方向に相応に移動し、冷水流入間隙55と温水流
入間隙54とが逆に相応に変更されて、混合水温度の偏
差が調整される。
完成混合水栓カートリッジは、今や、たとえば、いわゆ
る係合式混合カートリッジを設備器具から取外すか、も
しくは、新しく取付けられた設備器具の場合は、直接に
設備器具にはめ込まれる。その場合、先ず、器具1内に
スタッドボルト25がねじ込まれたのち、混合水栓カー
トリッジが、スタッドボルト25にはめ込まれ、器具1
内に接続面に密着せしめられる。次いで、金属製加圧板
20が、外部からカートリッジケーシング2にはめ込ま
れ、2つの成形ナット25aを介して器具1の接触面に
対し密着するように締付けられる。次いで、環状ディス
ク71が、多角形形材422に調節レバー7と一緒には
め込まれる。続いて、カバーフード12aが差しはめら
れ、構成ユニットとして前組立てされた温度予選定装置
6が制御グリップ63なしでねじ62により固定され
る。そのさいプランジャ53が温度予選定装置6の加圧
板に接触するようにする。カバーフード12bを取付
け、サーモスタット制御式混合弁5を調節したのち、制
御グリップ63を取付けねじ64により調節ナットに取
付ける。これによって、制御グリップ63を用いて、欧
州特許0 232 454 B1に従い、放出混合水の
目標温度を前もって調節することができる。混合水が出
て来たとき、目標温度から外れていれば、混合室56内
のサーモスタット50がそれを検知して、プランジャ5
3が軸方向に相応に移動し、冷水流入間隙55と温水流
入間隙54とが逆に相応に変更されて、混合水温度の偏
差が調整される。
【0019】流出する混合水量ないし混合水放出の遮断
は、弁ディスク3,4の双方を介して行なう。これらの
弁ディスクは、その研摩端面が液密かつ互いに回転可能
に配置されている。図3に示された弁ディスクの相互位
置では、水は流過状態となる。これに対し、調節レバー
7を介して連行体を相応に回転させて、双方のスリット
41a,41bが定置ディスク4の閉じられた区域に来
るようにすると、水の流過は遮断される。したがって、
水の流過は、90°の回転角にわたって遮断位置から完
全開位置まで調節できる。調節レバー7の回転角を90
°に制限するため、環状ディスク71内に成形ナット2
5aと協働する相応の弧状スリットが設けられている。
は、弁ディスク3,4の双方を介して行なう。これらの
弁ディスクは、その研摩端面が液密かつ互いに回転可能
に配置されている。図3に示された弁ディスクの相互位
置では、水は流過状態となる。これに対し、調節レバー
7を介して連行体を相応に回転させて、双方のスリット
41a,41bが定置ディスク4の閉じられた区域に来
るようにすると、水の流過は遮断される。したがって、
水の流過は、90°の回転角にわたって遮断位置から完
全開位置まで調節できる。調節レバー7の回転角を90
°に制限するため、環状ディスク71内に成形ナット2
5aと協働する相応の弧状スリットが設けられている。
【0020】冷水と温水との接続を左右逆にする場合に
は、温度予選定装置6と調節レバー7を取外し、連行体
42を4角形に構成されている多角形成形部422を1
80°回転させるだけでよい。回転させた後、再び調節
レバー7と温度予選定装置6とを取付ければ、給水器具
が機能する状態となる。
は、温度予選定装置6と調節レバー7を取外し、連行体
42を4角形に構成されている多角形成形部422を1
80°回転させるだけでよい。回転させた後、再び調節
レバー7と温度予選定装置6とを取付ければ、給水器具
が機能する状態となる。
【図1】衛生冷・温水混合水栓設備の外観を示した図。
【図2】図1の混合水栓の一部を拡大して示した部分断
面図。
面図。
【図3】(a)図2に示された混合弁カートリッジの拡
大縦断面図。 (b)図3(a)に示された混合弁カートリッジの底面
図。
大縦断面図。 (b)図3(a)に示された混合弁カートリッジの底面
図。
【図4】図3(a)に示された定置弁ディスクの平面
図。
図。
【図5】定置弁ディスクを図4のV−V線に沿って切断
した断面図。
した断面図。
【図6】図3(a)に示された回転可能の弁ディスクの
底面図。
底面図。
【図7】回転可能の弁ディスクを図6のVII −VII 線に
沿って切断した断面図。
沿って切断した断面図。
【図8】図7に示された弁ディスクの平面図。
【図9】(a)図9(b)の連行体の底面図。 (b)図3(a)に示された連行体を、これにはめ込ま
れた偏心スリーブ及び皿ばねと共に示した縦断面図。
れた偏心スリーブ及び皿ばねと共に示した縦断面図。
【図10】図3(a)の連行体の側断面図。
【図11】図10に示した連行体の平面図。
【図12】偏心スリーブの断面図。
【図13】図12に示された偏心スリーブの底面図。
【図14】図12に示した偏心スリーブの平面図。
1 給水器具 2 カートリッジケーシング 3 定置弁ディスク 4 可動弁ディスク 5 混合弁 6 温度予選定装置 7 調節レバー 10 接続部 11 流出部 12a,12b カバーフード 21a 冷水流入口 21b 温水流入口 22 混合水流出口 42 連行体 44 偏心スリーブ 45 管状延長部 50 サーモスタット 51 複座弁体 53 プランジャ 54 温水流入間隙 55 冷水流入間隙 56 混合室 422 多角形成形部 443 皿ばね 444 支持突起 4411 支承穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エベルハルト ストーレ ドイツ連邦共和国ハーゲン,エルステルン ベグ 5 (72)発明者 ヴァルター シュツアイケル ドイツ連邦共和国メンデン,バルヴァー シュトラーセ 8
Claims (17)
- 【請求項1】 流れの上流に互いに可動に配置され互い
に隣接する弁ディスクを有し、温度調節混合弁が後置さ
れた冷・温水混合水栓であって、前記弁ディスクが、流
入する冷・温水の同時的な配量と遮断を行なう別個の穴
と、混合水を放出する中心穴とを有しており、更に、前
記温度調節混合弁が連行ケーシング内に配置され、この
連行ケーシングが、前記可動の弁ディスクと結合され、
冷・温水用の相応の別個の流路を有する形式のものにお
いて、 定置弁ディスク(3)が、少なくとも可動弁ディスク
(4)に向いた端側(2)のホールサークル(30)上
に直径方向に向い合った環状スリット(31)を有して
おり、更に、可動弁ディスク(4)が回転可能で、貫通
穴として構成された相応の環状スリット(41a,41
b)を有しており、しかも、スリット(31,41a,
41b)が90°以下の円弧にわたって延びていること
を特徴とする冷・温水混合水栓。 - 【請求項2】 回転可能の弁ディスク(4)のスリット
(41a,41b)が、定置弁ディスク(3)のスリッ
ト(31)の約1/2の幅を有しており、しかも、定置
弁ディスク(3)のスリット(31)の外縁(311)
に一方のスリット(41a)が、内縁(312)に他方
のスリット(41b)が配属されていることを特徴とす
る、請求項1記載の冷・温水混合水栓。 - 【請求項3】 弁ディスク(3,4)が温度調節混合弁
(5)と共にカートリッジケーシング(2)内に密閉配
置されており、しかも、一方の端側には衛生給水器具
(1)内の接続部に対する流出入口(21a,21b,
22)が設けられ、他方の端側には、混合水の流量と温
度とを調節する調節部材が備えられていることを特徴と
する、請求項1又は2記載の冷・温水混合水栓。 - 【請求項4】 カートリッジケーシング(2)が、混合
比と流量とを制御可能に調節するための、2つの自由度
で可動な弁ディスクを有する弁カートリッジの外寸法
に、ほぼ合致し、かつまた冷水、温水、混合水用の同じ
流出入口(21a,21b,22)を有することを特徴
とする、請求項3記載の冷・温水混合水栓。 - 【請求項5】 可動の弁ディスク(4)が、フード状の
連行体(42)により回転不能かつ密封式に受容され、
この連行体(42)がカートリッジケーシング(2)の
肩(23)に支えられ、中央延長部(421)がカート
リッジケーシング(2)から外方へ延びており、しか
も、外とう面には、流量調節用の調節レバー(7)を回
転不能に結合する多角形成形部(422)が設けられて
いることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項
に記載の冷・温水混合水栓。 - 【請求項6】 連行体(42)の中心穴(423)内に
混合弁(5)の複座弁体(51)を有するサーモスタッ
ト(50)が、軸方向に密封移動可能に支承されてお
り、しかもサーモスタット(50)が、戻しばね(5
2)によりプランジャ(53)を介して温度予選択装置
(6)に対して押付けられていることを特徴とする、請
求項1から5までのいずれか1項に記載の冷・温水混合
水栓。 - 【請求項7】 複座弁体(51)を有する混合弁(5)
が回転可能の弁ディスク(4)と同軸的に連行体内に配
置されており、複座弁体(51)によって、弁ディスク
(4)の端面(43)を介しては温水流入間隙(54)
が、また連行体(42)の端側を介しては冷水流入間隙
(55)が決定され、しかも冷水と温水とが別個の流路
(24a,24b)により供給されることを特徴とす
る、請求項1から6のいずれか1項記載の冷・温水混合
水栓。 - 【請求項8】 連行体(42)内に偏心スリーブ(4
4)が配置されており、この偏心スリーブが複座弁体
(51)と同心的に狭窄部(441)を有しており、こ
の狭窄部(441)内を、シール(511)を有する複
座弁体(51)が軸方向に可動に案内されており、しか
も、偏心的に構成された外とう(442)は、内壁(3
12)に設けられたスリット(41b)が外とう(44
2)により包囲されるように配置されており、他方、外
縁(311)に設けられたスリット(41a)は外とう
の外部に位置する結果、冷水及び温水の流入間隙(5
5,54)への別々の給水が可能であることを特徴とす
る、請求項1から7のいずれか1項に記載の冷・温水混
合水栓。 - 【請求項9】 偏心スリーブ(44)が、連行体(4
2)の内端側に支えられている皿ばね(443)によ
り、回転可能の弁ディスク(4)に対して密接せしめら
れていることを特徴とする、請求項8記載の冷・温水混
合水栓。 - 【請求項10】 皿ばね(443)が、その内縁(44
31)により複座弁体(51)の弁座を形成しているこ
とを特徴とする、請求項9記載の冷・温水混合水栓。 - 【請求項11】 定置弁ディスク(3)のスリット(3
1)が、溝状に構成され、外方端側へ向って段状のカウ
ンタボアとして構成された穴(37)とそれぞれ接続さ
れており、前記端側には、それぞれ穴(32)の周囲に
カートリッジケーシング(2)の底部(2a)内に保持
されたホース状のシール(26)が配置されていること
を特徴とする、請求項1から10のいずれか1項に記載
の冷・温水混合水栓。 - 【請求項12】 回転可能の弁ディスク(4)のところ
に管状突出部(45)が設けられ、この突出部の端面
(43)が複座弁体(51)と共に温水流入間隙(5
4)を形成することを特徴とする、請求項1から11の
いずれか1項に記載の冷・温水混合水栓。 - 【請求項13】 スリット(31,41a,41b)
が、それぞれ約70°にわたる円弧(33)を形成する
ことを特徴とする、請求項1から12のいずれか1項に
記載の冷・温水混合水栓。 - 【請求項14】 カートリッジケーシング(2)がスタ
ッドボルト(25)と成形ナット(25a)とを介して
器具(1)に密封取付けされており、しかも、成形ナッ
ト(25a)の長さが、カートリッジケーシング(2)
に間隔をおいて温度予選択装置(6)を取付け可能な長
さとされ、かつまたカートリッジケーシング(2)に対
し中間スペースをおいて、調節レバー(7)が相応の多
角形成形部(422)を介して連行体(42)の外とう
面上に取付け可能な長さに寸法づけられていることを特
徴とする、請求項1から13のいずれか1項に記載の冷
・温水混合水栓。 - 【請求項15】 成形ナット(25a)の外方端面上に
温度予選定装置(6)が、フランジ(61)を介してね
じ(62)により取付けられていることを特徴とする、
請求項14記載の冷・温水混合水栓。 - 【請求項16】 調節レバー(7)が環状ディスク(7
1)を介して連行体(42)上に取付けられ、しかも、
環状ディスク(71)内には成形ナット(25a)用の
環状スリットが構成されており、それによって、調節レ
バー(7)が、環状ディスク(71)を介して連行体
(42)を弁ディスク(3,4)の閉じ位置から完全開
位置まで移動させ得ることを特徴とする、請求項14記
載の冷・温水混合水栓。 - 【請求項17】 フランジ(62)及び環状ディスク
(71)から器具(1)への移行部が、カバーフード
(12a,12b)により外装されていることを特徴と
する、請求項14から16のいずれか1項に記載の冷・
温水混合水栓。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE19934300183 DE4300183A1 (de) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | Mischbatterie |
DE43001831 | 1993-01-07 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06221448A true JPH06221448A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=6477796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31063893A Pending JPH06221448A (ja) | 1993-01-07 | 1993-12-10 | 冷・温水混合水栓 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5535943A (ja) |
EP (1) | EP0605845B1 (ja) |
JP (1) | JPH06221448A (ja) |
DE (2) | DE4300183A1 (ja) |
DK (1) | DK0605845T3 (ja) |
ES (2) | ES2093908T3 (ja) |
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