JP3462759B2 - 吐水口 - Google Patents

吐水口

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JP3462759B2
JP3462759B2 JP20401098A JP20401098A JP3462759B2 JP 3462759 B2 JP3462759 B2 JP 3462759B2 JP 20401098 A JP20401098 A JP 20401098A JP 20401098 A JP20401098 A JP 20401098A JP 3462759 B2 JP3462759 B2 JP 3462759B2
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明 西岡
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株式会社三栄水栓製作所
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、直放水およびシ
ャワー状の散水を選択的に吐水させるとともに、特に台
所の流し台の水平面部に設けられる水栓を予め吐水状態
にしておくだけで水栓の給水管(蛇口等)からの給水を
使用者が手元で容易に吐水、止水操作できる先止シャワ
ー機能を設けた新規な先止機構を有する吐水口に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術および発明が解決しようとする課題】例え
ば台所の流し台の水平面部に設けた水栓の蛇口の先端
に、直放水およびシャワー状の散水を選択的に吐水させ
る吐水口を設けたものがあり、使用者は手元で吐水口を
容易に操作できるけれども、水栓への吐水、止水操作も
行う使用者にとっては頻繁に行われるその操作が煩雑で
あった。特に、近年使用者の多様な要望により、流し台
のシンクが広くなりつつあり、この場合には尚更煩雑に
なる。 【0003】この発明は、水栓を予め吐水状態にしてお
くだけで水栓の蛇口からの給水を使用者が手元で容易に
吐水、止水操作できる吐水口を提供することを目的とす
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、水栓の給水管に連通し、横方向に延び
る連通管の先端に設けられる吐水口であって、この吐水
口が設けられた吐水口本体は、前記横方向の軸心周りで
回動可能回動部材と、前記横方向とは直角な上下方向
の軸芯まわりに回動される操作具を備え、この操作具を
吐水口本体に対して前記横方向とは直角な上下方向の軸
芯まわりで回動させて直放水の流路とこの流路のまわり
に形成される散水用の流路を切り換え可能としてあり、
更に、前記操作具共々に吐水口本体を、水栓の吐水状態
において前記横方向の軸芯まわりに回動操作させること
で、前記回動部材を介して水栓の蛇口からの給水を吐
水、止水操作可能としたことを特徴とする。 【0005】 【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態につ
いて説明する。なお、この発明はそれによって限定され
るものではない。 【0006】図1〜図4は、水栓の蛇口(給水管)に連
通する連通管の軸芯まわりに180°回動操作する操作
具を備えたこの発明の第1の実施形態を示す。 【0007】図1〜図4において、1は、水栓としての
例えば湯水混合栓、2は、給水管としての湯水混合栓1
の蛇口である。この湯水混合栓1および蛇口2は、例え
ば台所の流し台3の水平面部3aに設けられている。そ
して、湯水混合栓1および蛇口2は、流し台3のシンク
4直下に設けたパイプ(図示せず)を介して連通してい
る。つまり、前記パイプの一端が湯水混合栓1に設けた
水あるいは混合湯水導出口に接続され、前記パイプの他
端が蛇口2の基部に接続されている。 【0008】5は、蛇口2に連通する連通管で、横方向
(Q方向)に延びている。 【0009】6は吐水口で、合成樹脂製の吐水口本体7
と、吐水口本体7の下部側に螺着される合成樹脂製の吐
水キャップ8からなる。吐水口本体7は、蛇口2に対す
る接続用の給水路Aを横側部7aに有し、この横側部7
aを連通管5の先端5aに螺着することで、吐水口6が
連通管5の先端に固定状態に取り付けられている。ま
た、吐水口本体7は、後述する回動部材60を有する。
更に、連通管5の他端5bは、蛇口2の先端2a(蛇口
2の基部とは反対側)に螺着している。 【0010】前記吐水キャップ8は、中央部の直放水の
流路9のまわりに散水用の流路10を有し、各流路9,
10の吐水口部には、メッシュの周囲を合成樹脂材で縁
取りした複数枚の散水板11が設けられている。12
は、吐水口本体7に内蔵された合成樹脂製の分流部材
で、直放水の流路9に連通するチャンバ13と、散水用
の流路10に連通するチャンバ14とを備えている。そ
して、分流部材12に連設された回動操作具15を、上
下方向の軸芯Pまわりに回動させると、前記給水路Aに
連通してチャンバ13に給水するための給水穴13Aが
分流部材12に設けられているとともに、回動操作具1
5を反対方向に回動すると、チャンバ14に給水するた
めの給水穴が分流部材12に設けられている。 【0011】20は、蛇口先端2aに横向きでかつ、連
通管5内に跨がる形で配置された栓棒ガイド体で、上流
に水流入口18を有し、内部には栓棒21が横方向(Q
方向)の軸芯Rまわりに回動可能に装着されている。 【0012】また、栓棒21の下部にはセラミック製の
弁体22が取り付けられている。この弁体22は、セラ
ミック製の固定弁体(固定ディスク)53と、セラミッ
ク製の可動弁体(可動ディスク)24とで構成される。 【0013】更に、前記栓棒ガイド体20は、蛇口先端
2aに嵌入する嵌入部23を下部に有する。嵌入部23
は環状溝23aを有する。25は外フランジで、蛇口先
端2aから下流に延設された延設部2cの端面に当接す
ることで栓棒ガイド体20を位置決めする。そして、栓
棒ガイド体20には、外フランジ25の下方には延設部
2cに螺着するネジ部20aが設けられ、このネジ部2
0aおよび外フランジ25間にはOリング26が設けら
れ、また、嵌入部23の環状溝23aにもOリング27
が設けられている。 【0014】一方、栓棒21は、栓棒ガイド体20の水
流入口18側から栓棒ガイド体20内に挿入されてお
り、上部に回転筒37が固着される一方、下部の平面視
円形の底面には、可動ディスク24の上面に形成された
係合用凹入部30に嵌合可能な形状の突片31が一体成
形されている。そして、栓棒21の中間位置に設けたリ
ング状のスベリパッキン32が栓棒ガイド体20内のパ
ッキン受け部33に当接することによって栓棒21が回
転できるように構成されている。そして、栓棒ガイド体
20は前述したようにネジ部20aによって延設部2c
に螺着されているので、栓棒ガイド体20が栓棒21の
作動によって回転することはない。 【0015】更に、水流入口18側における栓棒ガイド
体20内に設けられたCリング35と固定ディスク53
間には、バネ板40と合成樹脂製のディスク押え41が
介装されている。このディスク押え41は、図3に示す
ように、リング状で、その中央位置に、固定ディスク5
3の裏面に形成された係合用凹入部42に嵌合可能な形
状の突片43が一体成形されている。そして、このディ
スク押え41には、前記突片43と同様に一体成形され
た係合突起44を有している。この係合突起44は、水
流入口18側において栓棒ガイド体20のリング状端面
46に係合する。また、47は、ディスク押え41内に
形成された連通孔で、水流入口18と固定ディスク53
の弁孔48とを連通する。 【0016】また、固定ディスク53は、ディスク押え
41内に形成された連通孔47を介して水流入口18に
連通する弁孔48が係合用凹入部43を挟む形で左右対
称位置に穿設形成されている。なお、弁孔48は、摺動
面T側から見れば平面視扇型を有して対向配置されてい
るが、裏面側から見れば係合用凹入部43を挟む形で平
面視三日月形状を有して対向配置されている。 【0017】一方、固定ディスク53の摺動面Tに密接
した状態で可動ディスク24が矢印Gで示す方向に回転
自在(例えば180°)に配置されている。可動ディス
ク24の裏面は、固定ディスク53の平面視扇型の弁孔
48を閉鎖できる形状であるとともに、切欠49が設け
られている。そして、可動ディスク24の表面には、上
述したように、栓棒21の底面に形成された突片31に
係合する係合用凹入部30が形成されている。また、固
定ディスク53に対してバネ板40とディスク押え41
で両ディスク53,24に負荷をかけているので、押さ
え荷重を一定に保持でき、これにより、可動ディスク2
4と固定ディスク53とのシール性を良好に維持でき
る。 【0018】51は、栓棒ガイド体20の筒である。ま
た、栓棒21は、上流側から栓棒21と共に回転する回
転片55およびEリング56がこの順で嵌め込まれ、栓
棒ガイド体20の前記筒51には前記回転筒37の回転
を規制する規制片58が立設されている。すなわち、栓
棒21と共に回転する回転片55の突出部55aが規制
片58の両端面a,bに当接することで、可動ディスク
24が矢印Gで示す方向に例えば180°回転できるよ
うになっている。 【0019】前記回転筒37は、上述したように上流側
が栓棒21に固着される一方、下流側が、前記横方向
(Q方向)の軸芯Rまわりに回動可能な回動部材60に
固着されている。この回動部材60は前記横側部7aを
含む。そして、例えば、前記回転筒37の外周に溝を設
け、この回転筒37を覆う形で回動部材60の前記横側
部7aに、外側から前記溝に係合する突起を設けること
で回動部材60と前記回転筒37を固着できる。すなわ
ち、前記横方向(Q方向)の軸芯Rまわりに吐水口を回
動させると、つまり、吐水口本体7と吐水キャップ8と
が軸芯Rまわりに回動すると、前記横側部7aを介して
回転筒37が回転され、栓棒21が回転するようになっ
ている。 【0020】なお、回転筒37の胴には一対の通水孔3
7aが設けられている。また、蛇口先端2aから下流に
延設された延設部2cの胴にも一対の通水孔70が設け
られている。 【0021】よって、湯水混合栓1の吐水状態におい
て、図1(C)に示す吐水口6の止水状態から図1
(A),(B)に示すように、吐水口6を左右のいずれ
かの方向に90°回動操作すると、湯水混合栓1から水
あるいは混合湯水が、通水孔70から連通管5内の環状
流路Sを通り、通水孔37aから給水路Aに至り、吐水
口6は吐水状態となる。 【0022】このように、水栓1を予め吐水状態にして
おくだけで水栓1の蛇口2からの給水を使用者が手元で
容易に吐水、止水操作できる。 【0023】図5は、水栓1の蛇口2に連通する連通管
5の軸芯まわりに90°回動操作する操作具を備えたこ
の発明の第2の実施形態を示す。なお、図5において、
図1〜図4に示した符号と同一のものは、同一または相
当物である。 【0024】この場合、棒ガイド体20の筒51に立設
した規制片58の筒51の周方向に沿う長さを第1の実
施形態の場合より2倍に設定することで回転片55の回
転を180°から90°に変更すできる。 【0025】 【発明の効果】以上説明したように、この発明では、水
栓の給水管に連通し、横方向に延びる連通管の先端に設
けられる吐水口を、水栓の吐水状態において横方向の軸
芯まわりに回動操作させるように構成したので、水栓の
蛇口からの給水を使用者が手元で容易に吐水、止水操作
でき、流し台のシンクが広い場合にに有効である。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の第1の実施形態の全体構成および吐
水口の止水・吐水状態を説明するための図である。 【図2】上記実施形態を示す構成説明図である。 【図3】上記実施形態における給水用弁部の分解斜視図
である。 【図4】上記実施形態における全体斜視図である。 【図5】この発明の第2の実施形態の全体構成、吐水口
の止水・吐水状態を説明するための図である。 【符号の説明】 1…水栓、2…蛇口、2a…蛇口先端、5…連通管、6
…吐水口、7a…横側部、22…弁体、37…回転筒。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 水栓の給水管に連通し、横方向に延びる
    連通管の先端に設けられる吐水口であって、この吐水口
    が設けられた吐水口本体は、前記横方向の軸心周りで回
    動可能回動部材と、前記横方向とは直角な上下方向の
    軸芯まわりに回動される操作具を備え、この操作具を吐
    水口本体に対して前記横方向とは直角な上下方向の軸芯
    まわりで回動させて直放水の流路とこの流路のまわりに
    形成される散水用の流路を切り換え可能としてあり、更
    に、前記操作具共々に吐水口本体を、水栓の吐水状態に
    おいて前記横方向の軸芯まわりに回動操作させること
    で、前記回動部材を介して水栓の蛇口からの給水を吐
    水、止水操作可能としたことを特徴とする吐水口。
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