JP3218916B2 - シングルレバー混合水栓 - Google Patents

シングルレバー混合水栓

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JP3218916B2 JP11458895A JP11458895A JP3218916B2 JP 3218916 B2 JP3218916 B2 JP 3218916B2 JP 11458895 A JP11458895 A JP 11458895A JP 11458895 A JP11458895 A JP 11458895A JP 3218916 B2 JP3218916 B2 JP 3218916B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1本のレバーハンドルに
て吐水・止水及び吐水温調節を行なうシングルレバー混
合水栓に係り、特に外殻部の構成を改良したシングルレ
バー混合水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】シングルレバー混合水栓の従来例につい
て第3図を参照して説明する。
【0003】流し台の天板10の水栓取付孔12に略円
柱状の台座14が挿入されている。この台座14には、
上下方向に水孔(図示略)、湯孔16及び混合水孔18
が穿設されている。台座14の上側にバルブハウジング
20の底蓋22を介して固定ディスク24が設置され
て、該固定ディスク24の上側に可動ディスク26が摺
動自在に重ね合わされている。
【0004】ハウジング20内には固定ディスク24及
び可動ディスク26を保持するように略円筒状のケーシ
ング28が配置されている。該ハウジング20はビス3
0によって台座14に留め付けられている。このビス3
0の頭部はハウジング20の上面から上方に突出してい
る。
【0005】ケーシング28の上部は内向きの鍔部とな
っている。この鍔部の上面に摺接するようにして水平回
転可能な回転ホルダ34が配置されている。該回転ホル
ダ34にレバーアーム36が水平支軸38を介して揺動
自在に支持されている。このレバーアーム36の下端は
前記可動ディスク26と一体のディスクトップカバー4
0の凹部に挿入され、上端はレバーハンドル42のボス
部42aに対しビス44で固定されている。
【0006】バルブハウジング20、回転ホルダ34及
びレバーアーム36を覆い隠すための化粧キャップ46
が台座14の上側に配置されている。
【0007】なお、台座14の外周に刻設された雄ねじ
に対しナット48が螺じ込まれることによりシングルレ
バー混合水栓が天板10に固定される。この台座14の
水孔、湯孔16及び混合水孔18に対し、給水管(図示
略)、給湯管50及び混合水流出管52が接続されてい
る。
【0008】前記固定ディスク24には、水の通過孔
(図示略)、湯の通過孔54及び混合水の通過孔56が
上下方向に貫設されている。可動ディスク26の下面に
は、水の通過孔と湯の通過孔52を混合水の通過孔54
に連通させるための凹陥部58が設けられている。
【0009】可動ディスク26をスライド移動させて、
これらの孔同士の凹陥部58による連通状態を変えるこ
とにより、吐水量及び吐水温度が変更される。即ち、レ
バーハンドル42を上下方向に回動させることにより可
動ディスク26が第3図の左右方向に進退し、吐水、止
水(流量調節を含む。)が行なわれる。レバーハンドル
42を左右方向に回動させることにより、可動ディスク
26が第3図の紙面と垂直方向に回動し、水と湯との混
合割合が変更され、吐水温度が調節される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシングルレ
バー混合水栓にあっては、バルブハウジング20等を囲
む化粧キャップ46が台座14の上側に配設されてお
り、台座14と化粧キャップ46との継目が目立った
り、この継目に水垢が溜ったりすることにより、美観が
劣るようになる。
【0011】また、台座14の上端面の周縁部は、バル
ブハウジング20の下部を囲むように周回壁状に立ち上
げられ、それ故に台座14の上端面の中央部は凹穴とな
っている。このため、ディスク24,26の摺動面や、
固定ディスク24と底蓋22との合わせ面、底蓋22と
台座14との合わせ面などからの漏出水が該凹穴内に溜
まる。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1のシングルレバ
ー混合水栓は、水孔、湯孔及び混合水孔が穿設され、流
し台の天板に固定取り付けされる台座と、摺動自在に重
ね合わされた可動ディスク及び固定ディスクを内蔵し、
該台座の上側に配設されたバルブハウジングと、該バル
ブハウジングの上方に配置された、該可動ディスク操作
用のレバーハンドルと、該バルブハウジングを囲む化粧
キャップとを備えてなるシングルレバー混合水栓におい
て、該台座の上端面の周縁部を中央部と同レベルか又は
それよりも下レベルとすると共に、前記化粧キャップの
下部によって該台座の側周面の全体を覆ったシングルレ
バー混合水栓であって、該台座の天板の上側に表出する
部分の側周面には切欠部が設けられ、かつ該化粧キャッ
プの下部内周面には該切欠部と係合する突部が設けられ
ていることを特徴とするものである。
【0013】請求項2のシングルレバー混合水栓は、請
求項1において、前記バルブハウジングの上端面から下
端面まで貫通するビスによって該バルブハウジングが前
記台座に固定取り付けされており、該ビスの頭部は該バ
ルブハウジングの上端面から上方に突出しており、前記
化粧キャップの内周面に、該ビスの頭部に係合し該化粧
キャップの回転を阻止するストッパ片が突設されている
ことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】本発明のシングルレバー混合水栓にあっては、
化粧キャップが台座の天板の上側に表出する部分の側周
面の全体をも囲むように下方に延設されているため、化
粧キャップと台座との継目が水栓側周面に露出しない。
また、台座の上端面の水は、台座外周面と化粧キャップ
内周面との間を通って流出するようになる。
【0015】請求項2のシングルレバー混合水栓にあっ
ては、化粧キャップの周方向の位置決めを行なえる。
【0016】
【実施例】第1図は実施例に係るシングルレバー混合水
栓の全体断面図、第2図は同要部拡大断面図、第3図は
化粧キャップとバルブハウジングとの係合関係を示す斜
視断面図である。
【0017】本実施例にあっては、台座14Aは従来の
台座14と異なり周回壁が設けられておらず、台座14
Aの上面は全体としてフラットになっている。
【0018】台座14Aの上側にバルブハウジング20
の底蓋22Aを介して固定ディスク24Aが設置され、
該固定ディスク24Aの上側に可動ディスク26Aが摺
動自在に重ね合わされている。
【0019】ケーシング28Aの鍔部の下面及び内周面
に摺接するようにして水平回転可能な回転ホルダ34A
が配置されている。該回転ホルダ34Aにレバーアーム
36Bが水平支軸38を介して揺動自在に支持されてい
る。このレバーアーム36の下端は前記可動ディスク2
6Aと一体のディスクトップカバー40Aの凹部に挿入
されている。このディスクトップカバー40Aには、ウ
ォーターハンマーの吸収器が設けられている。
【0020】バルブハウジング20、回転ホルダ34A
及びレバーアーム36Aを覆い隠すための合成樹脂製の
化粧キャップ46Aが台座14Aの天板10の上側に
表出した部分の側周面の全体をも囲むように下方に延設
されている。この化粧キャップ46Aの内面には、ビス
30の頭部に係合するストッパ片62が突設されてい
る。
【0021】本実施例では、第3図の通り、ビス30は
3本配設されており、ストッパ片62も3組設けられて
いる。
【0022】台座14Aの側周面には弦方向の切欠部6
4が設けられ、化粧キャップ46Aの下部内周面には該
切欠部64と係合する突部66が設けられている。この
突部66と切欠部64とが係合することにより、特定の
ストッパ片62が特定のビス30にのみ係合し、化粧キ
ャップ46Aの周方向の位置は台座14Aに対し常に一
義的に定まるようになっている。
【0023】その他の構成は従来と同様であり、同一符
号は同一部分を示している。
【0024】このように構成されたシングルレバー混合
水栓においても、レバーハンドル42を上下方向に回動
させることにより吐水、止水(流量調節を含む。)が行
なわれる。レバーハンドル42を左右方向に回動させる
ことにより、吐水温度が調節される。
【0025】実施例のシングルレバー混合水栓にあって
は、化粧キャップ46Aが台座14Aの天板10の上側
に表出した部分の側周面をも囲むように下方に延設され
ているため、化粧キャップ46Aと台座14Aとの継目
天板10上の水栓側周面に露出せず、見栄えが良くな
ると共に、この継目に水垢が付くこともなくなる。ま
た、台座14Aの上端面の水は、台座14Aの外周面と
化粧キャップ46Aの内周面との間を通って流出するよ
うになるため、台座14Aの上面に水が溜まることがな
い。
【0026】さらに、このシングルレバー混合水栓にあ
っては、化粧キャップ46Aの周方向の位置決めを行な
え、しかも化粧キャップ46Aの周方向の向きが一義的
に定まる。このため、化粧キャップ46Aの正面位置に
ラベルを貼り、シングルレバー混合水栓の正面方向を指
示することも可能となる。
【0027】上記実施例では台座14Aの上面が全体と
して平面状となっているが、本発明では要するに該台座
14Aの上面に水が溜らないよう構成されていれば良
く、従って台座14Aの上面の周縁部を中央部分よりも
低レベルとしても良い。
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明のシングルレバー混
合水栓は、外観の見栄えが良好であると共に、外周面に
水垢が付くこともなく清掃が容易である。また、台座上
面に水が溜まることもない。
【0029】請求項2のシングルレバー混合水栓は、化
粧キャップの周方向の向きを一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るシングルレバー混合水栓の全体断
面図である。
【図2】実施例に係るシングルレバー混合水栓の要部拡
大断面図である。
【図3】実施例に係るシングルレバー混合水栓の要部分
解斜視図である。
【図4】従来例に係るシングルレバー混合水栓の断面図
である。
【符号の説明】
14,14A 台座 20 バルブハウジング 24,24A 固定ディスク 26,26A 可動ディスク 28,28A ケーシング 30 ビス 34,34A 回転ホルダ 36,36A レバーアーム 38 水平支軸 42 レバーハンドル 62 ストッパ片

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水孔、湯孔及び混合水孔が穿設され、流
    し台の天板に固定取り付けされる台座と、 摺動自在に重ね合わされた可動ディスク及び固定ディス
    クを内蔵し、該台座の上側に配設されたバルブハウジン
    グと、 該バルブハウジングの上方に配置された、該可動ディス
    ク操作用のレバーハンドルと、 該バルブハウジングを囲む化粧キャップとを備えてなる
    シングルレバー混合水栓において、 該台座の上端面の周縁部を中央部と同レベルか又はそれ
    よりも下レベルとすると共に、 前記化粧キャップの下部によって該台座の天板の上側に
    表出する部分の側周面の全体を覆ったシングルレバー混
    合水栓であって、 該台座の側周面には切欠部が設けられ、かつ該化粧キャ
    ップの下部内周面には該切欠部と係合する突部が設けら
    れていることを特徴とするシングルレバー混合水栓。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記バルブハウジン
    グの上端面から下端面まで貫通するビスによって該バル
    ブハウジングが前記台座に固定取り付けされており、 該ビスの頭部は該バルブハウジングの上端面から上方に
    突出しており、 前記化粧キャップの内周面に、該ビスの頭部に係合し該
    化粧キャップの回転を阻止するストッパ片が突設されて
    いることを特徴とするシングルレバー混合水栓。
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