JP2001196354A - プラズマ処理装置 - Google Patents
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Abstract
理装置において、真空容器の組み立てが容易で、シール
構造を減らして高真空に減圧できるようにする。 【解決手段】 プラズマを発生させる真空容器21は、
途中に継ぎ目のないドーム型をした一体構造の上容器2
2と、このドーム型上容器22の下部開口部24をシー
ル部材を介して閉じる下容器23とから構成する。この
真空容器21に対してガスを給気する給気口26、ガス
を排気する排気口34を設ける。高周波電力を印加して
ガスを電離する電極29は、真空容器21の内ではな
く、真空容器21の外側に円筒状に設ける。この円筒状
電極29の外側に、さらに電界と直交する磁力線を形成
する一対のリング状磁石30を配置する。
Description
高周波放電型のプラズマ処理装置に係り、特にプラズマ
を利用して各種処理を行う装置、例えば被処理基板の表
面に形成された膜をプラズマによってドライエッチング
するプラズマエッチング装置や、プラズマによる気相反
応を利用して被処理基板の表面に薄膜を作成するプラズ
マCVD(化学蒸着)装置に関するものである。
プレイ、太陽電池等の製造工程においてプラズマを利用
した処理が盛んに行われている。例えば、シリコン半導
体上に形成した酸化シリコン膜のエッチングでは、ドラ
イエッチングの手法の一つとして、プラズマ中で生成さ
れる活性種やイオンの作用を利用してエッチングをする
ことが行われている。また、半導体デバイスの高集積化
に伴って配線も多層配線になり、配線と配線の間に絶縁
膜(層間絶縁膜)を設けなければならない。プロセスを行
う反応室の中に反応性ガスを導入し、熱を加えてガスを
反応させ、基板表面に成膜する方法もあるが、この方法
は、比較的に高い温度を必要とするのでデバイスに不具
合も多く、最近は反応の活性化に必要なエネルギーはグ
ロー放電を通じて生ずるプラズマによって与えられるプ
ラズマCVD法が広く使われている。さらに、太陽電池
などの成膜にもプラズマCVD法が使われている。
ッチングにおいて、被処理基板の大面積化及び装置のス
ループットの向上に対応できる均一高密度プラズマの生
成、電子テバイス構造の微細化及び多層化に対応するた
めの加工精度及び選択性の向上等が求められている。ま
た、プラズマの均一性の向上は、チャージアップダメー
ジの低減の面からも要求されている。このような要求に
対処すべく、各種のプラズマ源の開発が進められてい
る。
on-Resonance)プラズマ源、誘導結合プラズマ源(IC
P:Inductively-Coupled Plasma)、マイクロ表面波、
ヘリコン波等の高密度プラズマ源はプラズマの密度は十
分であるが、φ300mm内の均一性の確保が十分とは
言えない状況である。また、上記した高密度プラズマ源
においては、プロセス用ガスの過度の解離を抑制するた
めにプラズマの電子温度を低く抑えることが必要とされ
ている。特に、シリコン酸化膜のエッチングにおいて
は、上記の要請に応える高密度プラズマ源は開発途中に
あり、特にガスの過度の解離によるエッチング選択性の
低下と基板表面での電荷蓄積が大きな課題になってい
る。
グプロセスにおいて、微細なシリコン酸化膜コンタクト
ホールエッチング時の下地シリコンに対する選択性の低
下やゲートポリシリコン電極エッチング時の電荷蓄積に
よる異常なサイドエッチング、ゲート酸化膜の絶縁破壊
などが現実に問題になっている。これらの現象は低圧高
密度プラズマにおいて電子温度が高い(高エネルギー電
子が存在する)ことによると考えられている。にもかか
わらず、プラズマCVDプロセスの場合でも、低気圧、
かつ高密度プラズマが必要とされている。
として変形マグネトロン型高周波放電プラズマ処理装置
が提案されている(例えば、特開平11−121198
号公報)。これを図10に示す。プラズマ処理装置は、
上下が開いた円筒状の金属製真空容器本体2と、真空容
器本体2の上部からガスを真空容器1内に給気するガス
給気口3と、真空容器本体2の上部開口部にはめ込まれ
て、ガス給気口3より給気されるガスを分散するガス分
散室4と、真空容器本体2の下部開口を塞ぐ金属製の底
板5と、真空容器1の下部からガスを排気する排気口6
とを備える。真空容器1の上部では、ガス分散室4をシ
ール部材17を介して真空容器本体2に押え付けるリン
グ状の押え部材7及びこれを覆うカバー8が必要にな
る。また、真空容器本体2を上下に分割してその間に2
つのリング状の絶縁リング9を介して挟まれ、真空容器
1内に給気されるガスを放電させる金属製のRF電極1
1を備える。
9と対応して配置され、筒状のRF電極11の軸方向に
ほぼ平行な磁力線を形成する2つのリング状磁石10
と、筒状のRF電極11に整合回路13を介して高周波
電力(13.56MHz)を印加する高周波電源14と
を備える。真空容器1内には接地されたサセプタ15が
配置され、この上に被処理基板Wが載置される。RF電
極11と接地されたサセプタ15との間に高周波電力を
印加して高周波電界を形成し、真空容器1内でプラズマ
を発生させる。これによりプラズマ中の電子が直交電磁
界にとじ込められ効率よくガスを電離してプラズマを作
るようになっている。
周波放電型のプラズマ処理装置により、真空容器1内を
真空状態にして所定のガスをガス給気口3から導入し、
RF電極11に高周波電源14から高周波電力を印加す
ることで、RF電極11の表面近傍に強いリング状のプ
ラズマができる。このプラズマの密度は十分あり、しか
もRF電極11の表面に生成されたプラズマは拡散さ
れ、サセプタ15上に載置された被処理基板W上におい
てほぼ均一なプラズマ密度となり、φ300mm内の均
一性の確保も十分である。また、プラズマの電子温度を
低く抑えることができ、エッチング選択性の低下と基板
表面での電荷蓄積も低減できる。
従来のプラズマ処理装置では、次のような問題点があっ
た。
側壁を形成するため、真空容器壁と絶縁リング9間、絶
縁リング9と筒状のRF電極11間、その他、多数箇所
のシール部材が必要となるため、組み立てが難しい。ま
た、シール箇所が多いので、高真空にするには不適であ
る。
マと接する構造をしている。半導体製造プロセスにおい
て、層間絶縁膜のような金属汚染などを気にしないプロ
セスであれば、アルミなどの金属表面がプラズマと接す
る構造でもよいが、ゲート近辺のプロセス例えば、スペ
ーサ膜、ゲート誘電体膜などは、金属汚染を避けなけれ
ばならないので、金属汚染に巌しいLSIのゲート近傍
のプロセスに応用するのは難しい。
電極近傍にアルミ製チャンバのような導電材料が配置さ
れることになるため、高周波電界が狭い領域に集中す
る。そのためプラズマが生成される領域が小さくプラズ
マ処理効率が低下する。
放電型のプラズマ処理装置において、上述した従来技術
の問題点を解消して、組み立てが容易で、高真空に適
し、金属汚染に巌しいプロセスに対応でき、電力損失が
小さくプラズマ処理効率が向上するプラズマ処理装置を
提供することにある。
大きくならず、円周方向の磁場均一性が得られるプラズ
マ処理装置を提供することにある。
はアルミナ等の誘電体から構成され、内部にプラズマ処
理領域が形成される真空容器と、前記真空容器に対して
ガスを給・排気する手段と、前記真空容器の外側周囲に
配置され、該真空容器内に給気されるガスを放電させる
筒状の第1電極と、前記真空容器の外側周囲に配置され
る磁石と、前記筒状の第1電極に高周波電力を印加する
高周波電力印加手段とを備え、前記第1電極に高周波電
力を印加して前記真空容器内でプラズマを発生させるプ
ラズマ処理装置である。筒状として、例えば円筒、楕円
筒、角筒などがある。筒状の第1電極の軸方向にほぼ平
行な磁力線を形成する磁石は、永久磁石でも電磁石でも
よい。
給気され、ガス排気手段により真空容器の内部の雰囲気
が排気される。筒状第1電極表面に、筒状第1電極の軸
方向にほぼ平行な成分の磁界を有するような磁力線が、
磁石によって形成される。高周波電力印加手段から第1
電極に対し高周波電力が供給されると、第1電極表面で
放電が起こって真空容器内に導入されたガスが電離す
る。これにより真空容器内でプラズマが発生し、真空容
器内に入れられた被処理基板がプラズマ処理される。
1電極を配置したことにより、筒状の第1電極は真空容
器壁を形成しない。このため、真空容器の間に絶縁リン
グを介して筒状の電極を挟むものと異なり、真空容器壁
と絶縁リング間、絶縁リングと筒状の電極間のシール部
材が不要となる。その結果、装置の組み立てが容易とな
る。またシール箇所を低減できるので、真空容器内を高
真空にするのに適している。
いはアルミナ(Al2O3)等の誘電体から構成すると、
金属で構成した場合のように真空容器壁にプラズマダメ
ージが起きることがなくなり、プラズマダメージに起因
して真空容器内の被処理基板が汚染されることが有効に
防止できる。したがって、スペーサ膜、ゲート誘電体膜
などのゲート近辺のプロセスにおいても、金属汚染を有
効に避けることができる。
から構成し、前記上容器を、下部が開口している他は継
ぎ目の無いドーム型をした一体構造物とすることが好ま
しい。上容器を継ぎ目の無い一体構造物にすれば真空容
器の組立てが一層容易である。また誘電体で真空容器が
形成されているので、筒状電極近傍にアルミ製チャンバ
のような導電材料を配する必要がなくなる。このため電
力損失を大幅に低減でき、プラズマ処理効率が向上す
る。
るシャワー孔を有し、このシャワー孔と対面する位置に
被処理基板を載置するサセプタを設けることが好まし
い。このようにすれば、ガス流れが均一になり、被処理
基板へのプラズマ処理均一性が向上する。
シャワー孔の外周部分に第2の電極を配置することが好
ましい。第1の電極と第2の電極とで協働して高周波電
力を供給すれば、第1の電極で被処理基板の周囲のプラ
ズマ処理効率を、第2の電極で被処理基板の中央のプラ
ズマ処理効率をそれぞれ制御できるので、被処理基板へ
のプラズマ処理均一性が一層向上する。また、シャワー
孔近辺のガスクリーニングは、第2の電極によりエッチ
ング速度を向上させることができ、クリーニング効率が
上がる。
真空容器部分の外周外側に配置するのではなく、真空容
器のプラズマ処理領域側とは反対側のシャワー孔の入口
側に第2の電極を配置してもよい。プラズマ処理がプラ
ズマCVD処理の場合、真空容器内も成膜されるので、
定期的にガスクリーニングが必要であり、真空容器内の
成膜においてはシャワー孔近辺に最も多量に成膜され
る。このシャワー孔近辺のガスクリーニングは、プラズ
マ処理領域側とは反対側のシャワー孔の入口側に配置し
た第2の電極によりエッチング速度を向上させることが
でき、クリーニング効率がさらに上がる。
配置する場合、第2の電極は、シャワー孔を有する真空
容器壁と接触または近接させ、前記シャワー孔と対応す
る位置にガス流通孔を設けることが好ましい。このよう
にすれば、第2の電極をシャワー孔を有する真空容器壁
に接触または近接させても、第2の電極に阻害されるこ
となく、シャワー孔からガスを供給することができる。
また第2の電極を真空容器壁と接触または近接させるの
で、一層クリーニング効率が上がる。
よりも大きく形成することが好ましい。このようにすれ
ば、組立て時にシャワー孔と第2電極のガス流通孔の位
置がずれても、シャワー孔から供給されるガスの流れが
阻害されない。更には、プラズマ処理領域側であるシャ
ワー孔の径を大きくしていないので、プラズマの異常放
電が起きることもない。
周に磁気回路を形成するヨークを配し、筒状の第1電極
とヨークとで前記磁石を挟持することが好ましい。筒状
の第1電極とヨークとで磁石を挟持するという簡単な構
成で、真空容器の外に第1電極と磁石を配置することが
できるので、装置の小型化が図れる。
ン高周波放電型のプラズマ処理装置の実施の形態を説明
する。
す。真空容器21は上容器22と下容器23とから構成
される。上容器22はその下部が開口している他は継ぎ
目のない一体構造をしたドーム型をしている。下容器2
3もその上部が開口している他は継ぎ目のない一体構造
をしている。上容器22の下部開口部24は下容器23
によりOリングなどのシール部材(図示せず)を介して
密閉されて真空を保持され、真空容器1の内部にプラズ
マ処理領域20が形成される。真空容器21は、例えば
石英、アルミナ、セラミックなどの誘電体から構成され
る。真空容器21を誘電体で構成すると、真空容器壁の
温度を必要に応じて比較的高く温調することができる。
これによりプロセス中に真空容器壁に発生するパーティ
クルを低減することができる。
一化する多数のシャワー孔25が形成されて、真空容器
内へ給気されるガス流れを均一にし、被処理基板Wへの
プラズマ処理均一性を向上するようになっている。ガス
シャワー孔25が形成されている真空容器21は誘電体
で構成されているから、ガスシャワー孔25からの金属
汚染を極端に抑えることができる。多数のシャワー孔2
5が形成された真空容器21の上部は、ガス給気手段と
してのガス給気口26を中央に有するカバー27で覆っ
て、内部にガス分散室28を形成し、ガス給気口26か
ら給気されたガスが多数のシャワー孔25に行き渡るよ
うにしてある。また、ガス分散室28は、2種類以上の
ガスを使用する場合はガスを混合する役目も兼ねてい
る。
放電用の高周波電界を形成して、真空容器21内に給気
されるガスを放電させる、例えば円筒状の放電用電極2
9が設けられる。放電用電極29は例えばアルミ製ある
いはアルミの表面処理を行った材料で構成される。この
放電用電極29が筒状の第1電極を構成する。同じく真
空容器21の外側壁にはリング状に形成された上下一対
の永久磁石30が設けられる。この永久磁石30は、円
筒状放電用電極29を囲むようにリング状に配設され
る。一対の永久磁石30は、その径方向に着磁され、互
いに逆向きに着磁されている。これにより、円筒状の放
電用電極29の軸方向にほぼ平行な成分の磁界を有する
ような磁力線を、円筒状放電用電極29内面に沿って円
筒軸方向に形成するようになっている。
の上部の外周であって真空容器21の外側に、第2電極
としてリング状の補助電極31を配置してある。補助電
極31は例えばアルミ製あるいはアルミの表面処理を行
った材料で構成される。これにより放電用電極29で被
処理基板Wの周囲を、補助電極31で被処理基板Wの中
央のプラズマ処理効率をそれぞれ制御できるようにして
ある。上記補助電極31は、図2に示すように、例えば
中央に真空容器21に設けたガス分散室28を挿通する
開口部32を設け、傘のように径方向外方に傾斜をもた
せて、真空容器21上部の傾斜に合せて真空容器21の
外周外側上に密着できるようになっている。
の被処理基板Wを載置するサセプタ33が設けられる。
サセプタ33は最下位電位とするために接地してあり、
このサセプタ33と円筒状放電用電極29との間に高周
波電力が印加される。このサセプタ33は前記多数のシ
ャワー孔25と対面する位置に設ける。被処理基板Wを
加熱するには、例えば抵抗加熱ヒータを埋め込んだサセ
プタを使用したり、ランプを使用して赤外線で被処理基
板Wを加熱したり、不活性ガスを使用してプラズマを立
て、そのエネルギーを利用して被処理基板Wを加熱する
方法などがある。ここでは、サセプタWに、窒化アルミ
など耐高温、耐フッ素系プラズマ材質でできたセラミッ
クヒータ(図示せず)を設けて、高温加熱を可能とし、
低水素窒化膜など成膜時に高い基板温度を必要とするプ
ロセスに対応することができるようにしてある。真空容
器21の下部開口部24を密閉する下容器23には、真
空容器21内のガスを矢印方向に排気する排気手段とし
ての排気口34が設けられる。
高周波電源35が接続されており、放電用電極29に整
合回路36を介して高周波電力が供給されるようになっ
ている。また、前記リング状の補助電極31には、第二
の高周波電源37が接続されており、補助電極31に整
合回路38を介して高周波電力が供給されるようになっ
ている。
円筒状放電用電極29とに共通の高周波電源35を接続
して、高周波電力を供給するようにしてもよい。このよ
うに高周波電源35を共通に使用すると、高周波電源の
数を削減することができ、装置のコストダウンに有効で
ある。この場合、補助電極31に供給する高周波電流を
制御する制御機構39を補助電極側の高周波電力供給回
路40に設けることが好ましい。補助電極31と円筒状
放電用電極29を単純に共通接続させると、両電極2
9、31の面積比も違うし、電極表面におけるプラズマ
も違うため、流れる高周波電流が極端に偏る可能性が生
じる。この現象を防ぐためには、補助電極31の高周波
電力供給回路40に高周波電流を制御する機構39を設
けて、補助電極31に流れる高周波電流と円筒状放電用
電極29に流れる高周波電流との比を制御するのが有効
である。
説明する。図示しない基板搬送手段によって、真空容器
21内のサセプタ33上に被処理基板Wを搬送し、図示
しない排気源を用いて真空容器21内を真空にする。次
にヒータで被処理基板Wをその処理に適した温度に加熱
する。このときプラズマに強い材質でできたセラミック
ヒータで加熱するので、被処理基板Wを300℃〜50
0℃という広い温度範囲で加熱することができる。この
ため、従来は、高い温度を必要とするために熱CVD装
置に頼ってきた低水素窒化膜などの成膜も可能となる。
被処理基板Wを所定の温度に加熱後、ガス給気手段を構
成する処理ガス供給ライン(図示せず)からガス給気口
26を介してシャワー孔25を設けた誘電体製の真空容
器21内に処理ガスを供給する。
の放電用電極29に高周波電力を印加して放電用電極2
9とサセプタ33間に高周波電界を形成し、真空容器2
1内に高密度のプラズマを発生させ、被処理基板Wの処
理を行う。ガスの供給から停止、および高周波の供給か
ら停止までの一連の処理の間、排気口34を含む排気手
段によって真空容器内は所定の圧力に保たれている。処
理が終わった被処理基板Wは搬送手段を用いて真空容器
外へ搬送される。
1の外に円筒状の放電用電極29を配置したことによ
り、筒状の放電用電極29は真空容器壁を形成しない。
このため、真空容器21の間に絶縁リングを介して円筒
状の放電用電極を挟むものと異なり、真空容器壁と絶縁
リング間、絶縁リングと筒状の放電用電極間のシール部
材が不要となる。その結果、部品点数が低減でき、装置
の組み立てが容易となり、装置の製作コストが低減でき
る。またシール箇所は、上容器22と下容器23との間
の1ヵ所となり、シール箇所を大幅に低減できるので、
真空容器21内を高真空にすることができる。その結
果、真空容器21内の圧力保持は0.1Pa〜10Pa
と非常に広い圧力範囲を確保できるようになる。したが
って例えば低圧力で高密度のプラズマを生成することが
できるため、高品質の高速成膜が可能であり、埋込み成
膜などが可能になる。
製の真空容器を使うと金属汚染濃度は5×E10とな
り、顧客が要求する金属汚染濃度の5×E9を満足でき
ない。この点で本実施の形態では、真空容器21に石
英、あるいはアルミナ等の誘電体を使っており、プラズ
マと接する真空容器壁が誘電体になっているから、金属
製真空容器に比べて、プラズマの真空容器壁に対するプ
ラズマダメージが少なく、真空容器壁から発生する金属
汚染を大幅に抑制することができる。その結果、プラズ
マダメージに起因して真空容器内の被処理基板表面に発
生する金属汚染を極端に低くでき、顧客が要求する上記
金属汚染濃度を充分満足できる。
器23とから構成し、真空容器21の本体となるべき上
容器22を、ドーム型をした下部が開口している他は継
ぎ目の無い一体構造物としたので、装置の部品点数を大
幅に低減することが可能となり、真空容器21の組立て
が一層容易になり、装置の製造コストを安価にできる。
さらに誘電体で真空容器21が形成されているので、真
空容器の一部をアルミ製チャンバのような導電材料とす
る必要がなくなるため、プラズマ生成領域の狭隘化を防
止でき、プラズマ処理効率が向上する。
る多数のシャワー孔25を設け、そのシャワー孔25と
対面する位置に、被処理基板Wを載置するサセプタ33
を設けたので、ガス流れが均一になり、被処理基板Wへ
のプラズマ処理均一性がさらに向上する。特に、プロセ
スガスを供給するガスシャワー孔25から被処理基板W
までの距離を例えば10cm以上にすると、ガスシャワ
ー孔25から被処理基板Wまでの距離が十分大きくとれ
るため、プロセスガスが充分に活性化され、高速のプロ
セスが可能である。
放電用電極29及びリング状永久磁石30の上下の位置
を一定の範囲で変更できるようにすると、プラズマ分布
を制御することができるようになるので、被処理基板表
面に最適なプラズマ分布を形成することができる。その
結果、被処理基板Wのプラズマ処理の均一性を向上し、
プラズマダメージを抑制することができる。
有する真空容器21部分の外周外側に補助電極31を配
置している。放電用電極29と補助電極31と協働して
高周波電力を供給すれば、放電用電極29で被処理基板
Wの周囲のプラズマ処理効率を、補助電極31で被処理
基板Wの中央のプラズマ処理効率をそれぞれ制御できる
ので、被処理基板Wへのプラズマ処理均一性が向上す
る。
の周辺部の真空容器壁の内側壁に堆積された膜をプラズ
マを用いて有効にクリーニングすることができる。基板
表面のプラズマ処理を行う場合、真空容器壁に反応生成
物が堆積され、定期的にその堆積膜を除去する必要があ
る。堆積された膜種によって、除去する方法が違うが、
ほとんどの膜の場合プラズマを用いて除去するのが有効
である。プラズマで真空容器21をクリーニングする場
合、プラズマが主に生成される放電用電極29近傍はク
リーニングレートは速いが、放電用電極29から遠い領
域はレートが低い。したがって、放電用電極29から遠
いガスシャワー孔近傍のクリーニングレート向上させる
ためにガスシャワー孔周辺に補助電極31を設ける方法
は有効である。
容器を使用した変形マグネトロン高周波放電型のプラズ
マ処理装置と似ているものに、同じくドーム型の真空容
器を使い、プラズマ源をICP方式とするプラズマ処理
装置(従来のものはシャワーヘッドを備えていない)が
ある。これと本発明のプラズマ処理装置とを比べると、
本発明のプラズマ処理装置は、プラズマ生成手段が異な
るため同じパワーではプラズマ密度が若干低いものの、
次の点で優れている。
ラズマダメージが少ない。なお、電界が反応管壁にかか
るが、サセプタにはかからないので、平行平板電極方式
と比べても、基板表面のチャージアップが起こりにく
く、プラズマダメージが少ない。 (2)プラズマが拡散され、被処理基板上においてほぼ
均一なプラズマ密度となるので、プラズマCVDにおい
て膜厚の均一性が良い。 (3)さらにプラズマパワーは100W〜3kWの範
囲、圧力もO.1Pa〜10Paの広い圧力範囲と広い
範囲でそれぞれカバーできるため、プロセスのウインド
ウが広い。
は、上容器22の上部をカバー27で覆うようにして、
ガス分散室28を真空容器21の外部に形成するように
した。しかし、ガス分散室28を真空容器21の内部に
形成することも可能である。図4は、そのような実施の
形態を示すもので、ガス給気口46をドーム状の上容器
42に一体的に取り付ける。他方、多数のシャワー孔4
5を形成した円板状のガスシャワー板43を用意して、
これで真空容器41の天井を構成して、天井裏にガス分
散室48を設ける。これによりガス分散室48を真空容
器41の内部に設けることができる。
電極31をシャワー孔25の外周外側に設けて、ガス分
散室28の外側に来るように配置している。しかし、補
助電極をガス分散室の内側に来るように配置することも
可能である。図5はそのような実施の形態を示すもの
で、アルミ製あるいは表面処理を行った補助電極61を
真空容器51の上部に設けたガス分散室58の内部に設
けている。すなわち、真空容器51のプラズマ処理領域
50側とは反対側のシャワー孔55の入口側に、シャワ
ー孔55を形成したガスシャワー板54に対応する円板
状の補助電極61を配置してある。ガスシャワー板54
からプロセスガスが真空容器51内に噴出するため、ガ
スシャワー板54の表面に反応生成物が大量に堆積され
易い。したがってシャワー孔55の入口側に補助電極6
1を配置すると、ガスシャワー板54の表面に大量に堆
積された反応生成物のエッチング速度を向上させること
ができ、クリーニング効率が一層向上する。
の底部を構成するガスシャワー板54の裏面に密接して
設けてある。このため、ドーム型の上容器52の上部、
すなわちガスシャワー板54は平坦にしてある。補助電
極61は近接して設けるようにしてもよい。補助電極6
1には、シャワー孔55と対応する位置にガス流通孔6
2を設ける。このようにすれば、補助電極61をシャワ
ー孔55を有するシャワー板54に接触または近接させ
ても、補助電極61に邪魔されることなく、シャワー孔
55からガスを供給することができる。
触または近接させたので、シャワー孔55におけるクリ
ーニング効率を一層向上できる。特に、図示例のよう
に、ガスシャワー板54の裏面に補助電極61を密接し
て設けると、反応生成物が大量に堆積したガスシャワー
板表面のクリーニング速度を大幅に促進させることがで
きる。
開けてあるシャワー孔55と同心軸上でやや大き目のガ
ス流通孔62を開けるとよい。このようにすれば、組立
て時にシャワー孔55と補助電極61のガス流通孔62
との位置がずれても、シャワー孔55から供給されるガ
スの流れが阻害されない。更には、プラズマ処理領域5
0側であるシャワー孔55の径を大きくしていないの
で、プラズマの異常放電が起きることもない。
ス給気口56の出口とガスシャワー孔55との間の隙間
は、異常放電を防ぐために十分小さくしたほうが良い。
補助電極61を設置した残りの隙間が3mm程度が好ま
しい。
を実際に製作する場合、真空容器の外に配置する一対の
永久磁石の取付け方法が、装置の組み立ての容易さ、及
び均一磁場の形成を左右する要素になる。これを図6及
び図7を用いて説明する。
真空容器71は、真空を保持する絶縁材であるセラミッ
ク製のドーム型の上容器72と、下容器73とを密着さ
せて構成する。上容器72と下容器73との間はOリン
グで真空機密を保っている。上容器72は上部に反応ガ
スをシャワー状に供給するガス給気口76を備えてい
る。真空容器71内に被処理基板Wを設置するサセプタ
74が配置される。そして、上容器72の外周側壁に、
円筒状の放電用電極79を取り付ける。高周波電源75
が円筒状の電極79に接続され、電極79に高周波電力
が供給されるようになっている。円筒状放電用電極79
の上下に、磁場を発生させるための上側の永久磁石80
及び下側の永久磁石80をリング状に取り付ける。ここ
では上下の永久磁石80を取付けるために、磁石ホルダ
81を用いている。
す。これから分るように、ここでは多数の円柱状磁石8
0を使用している。上の磁石80及び下の磁石80をリ
ング状に一体で作ることも考えられるが、リング形状で
細くなるため取り扱いも難しくなり、さらにリング内側
と外側とで極性を違えて着磁するのが困難であり、非常
に高価なものになってしまうからである。
円筒状の磁石ホルダ81を嵌める。磁石ホルダ81に
は、周方向に等間隔に多数の嵌め込み孔を設け、その嵌
め込み孔の方向を径方向内方に向けている。この嵌め込
み孔に円柱状磁石80をその軸を孔の開いている方向に
向けて嵌め込む。
複数個の磁石80とのいずれか一方の磁石は、N極が真
空容器71の中心方向を向くように配置され、他方の磁
石はS極が真空容器71の中心方向を向くように配置す
る。また、磁石80は円筒状の電極79の上下方向の中
心に対して対称に配置されることが望ましい。これによ
り、円筒状の電極79の内周面に沿って円筒軸方向に磁
力線が形成される。
保持金具83で真空容器71の外側から内側に向かって
押さえつけ、磁石ホルダ81にネジ84で止めて保持し
ている。このようにして上下一対の永久磁石80をリン
グ状配列に近い形に配置している。
は、一対の円柱状の磁石80を各ホルダ81に埋め込
み、磁石保持金具で保持している。このため組み立てが
面倒である。また、磁石ホルダ81と円柱状の磁石80
の構造では、円柱状の磁石80を1個1個保持するため
個々の磁石80の間には隙間ができてしまい、円周方向
の磁場を均一にすることはできなかった。また均一な磁
場を得ようとすると、円柱状の磁石を大きくする必要が
あるが、そうすると真空容器の半径方向の大きさが大き
くなってしまう。さらに円柱状の磁石80を磁石保持金
具83で後ろから押さえつける構造なので半径方向寸法
はさらに大きくなってしまう。また、さらに微少なとこ
ろを見れば磁石が円柱状であり、磁石間が密着し得ない
ため、これも円周方向の磁場の均一性を悪くする一つの
要因となっていた。
装置の組み立てが煩雑で、均一磁場の形成が困難である
という問題がある。そこで、次に示す実施の形態では、
(1)筒状の電極の外周に磁気回路を形成するヨークを
配し、筒状の電極とヨークとで磁石を挟持するように
し、(2)磁石を立方体または直方体形状として、筒状
の電極周囲に隙間無く配置するようにすることによっ
て、上記問題を解決している。
したものである。真空容器71の外周に配置した円筒状
の電極91は異型断面を持つように形成する。すなわ
ち、幅方向の上下端部を薄く中央部を厚くして、同一断
面で異なる板厚部を持たせる。この円筒状電極91の外
側に、この電極91に重なるように、例えば鉄のような
磁性材料からなる磁気回路を形成する磁石ヨーク92を
ネジ93で固定する。磁石94は立方体または直方体を
したセグメント状にする。電極91にヨーク92を固定
することにより、円筒状の電極91と磁石ヨーク92と
の間に形成される上下の隙間に、円筒軸方向からセグメ
ント状の磁石94を挿入し、接着剤で保持する。このよ
うに筒状の電極91と磁石ヨーク92との間に磁石94
を挾持することにより、ヨーク92でつないだ一対の磁
石94を円筒状の電極91と一体構造としている。
とで磁石を挟持するという磁石一体型構造という簡単な
構成で、真空容器の外に放電用電極と永久磁石とを配置
することができる。その結果、装置の組み立てが容易に
なる。また、磁石一体型電極を採用すると、半径方向に
ついては磁気回路を形成する磁石ヨーク92があること
で厚みの薄い板状の磁石で所定の磁場が得られ、さらに
図6及び図7のようにネジと磁石固定金具で保持するこ
ともなくなるため、装置の半径方向寸法は小さくなり真
空容器の大きさも小さくなる。より薄い磁石を用いれ
ば、真空容器をさらに小さくすることができる。また、
セグメント状の立方体または直方体の磁石を隙間なく円
周方向にならべることで、円周方向の磁場をより均一に
することができる。
容器外に配置することができるので、装置の組立てが容
易になる。また、第1電極は真空容器の外に配置されて
いるため真空容器のシール性を高めることができ、真空
容器を高真空に減圧にできる。
など誘電体にすることにより、真空容器壁から発生する
金属汚染を大幅に抑制することができる。
挟持して一体化したので、組み立てが容易で、装置の大
きさも小さくできる。
図である。
マ処理装置の概略説明図である。
形態によるプラズマ処理装置の概略図である。
態によるプラズマ処理装置の概略断面図である。
施の形態によるプラズマ処理装置の概略断面図である。
た実施の形態によるプラズマ処理装置の概略断面図であ
る。
である。
Claims (8)
- 【請求項1】石英、あるいはアルミナ等の誘電体から構
成され、内部にプラズマ処理領域が形成される真空容器
と、 前記真空容器に対してガスを給・排気する手段と、 前記真空容器の外側周囲に配置され、該真空容器内に給
気されるガスを放電させる筒状の第1電極と、 前記真空容器の外側周囲に配置される磁石と、 前記筒状の第1電極に高周波電力を印加する高周波電力
印加手段とを備え、前記第1電極に高周波電力を印加し
て前記真空容器内でプラズマを発生させるプラズマ処理
装置。 - 【請求項2】前記真空容器は、上容器と下容器とから構
成され、前記上容器は、下部が開口している他は継ぎ目
の無いドーム型をした一体構造物である請求項1に記載
のプラズマ処理装置。 - 【請求項3】真空容器に前記ガスを均一に供給するシャ
ワー孔を有し、該シャワー孔と対面する位置に被処理基
板を載置するサセプタを設けた請求項1または2に記載
のプラズマ処理装置。 - 【請求項4】前記真空容器の外側であって、前記シャワ
ー孔の外周部分に第2の電極を配置した請求項3に記載
のプラズマ処理装置。 - 【請求項5】真空容器のプラズマ処理領域側とは反対側
のシャワー孔の入口側に第2の電極を配置した請求項3
に記載のプラズマ処理装置。 - 【請求項6】前記第2の電極は、シャワー孔を有する真
空容器壁と接触または近接させ、前記シャワー孔と対応
する位置にガス流通孔を設けたことを特徴とする請求項
5に記載のプラズマ処理装置。 - 【請求項7】前記第2電極のガス流通孔はシャワー孔よ
りも大きく形成されていることを特徴とする請求項6に
記載のプラズマ処理装置。 - 【請求項8】前記筒状の第1電極の外周に磁気回路を形
成するヨークを配し、筒状の第1電極とヨークとで前記
磁石を挟持するようにした請求項1のプラズマ処理装
置。
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