JP4786925B2 - 基板処理方法および基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板処理方法および基板処理装置に関し、詳細には、半導体ウエハ等の被処理基板に対し、成膜などの処理を行なう基板処理方法および基板処理装置に関する。
各種半導体装置の製造過程で行なわれる成膜処理においては、成膜時の温度が薄膜の特性や膜厚の精度を確保する上で重要であり、成膜時の温度制御に問題があると最終的な半導体装置の品質や信頼性の低下につながる。
被処理基板である半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と記すことがある)に対してCVD等の方法によって成膜を行なう成膜装置では、例えばウエハを載置する基板載置台としてのサセプタに熱伝導性に優れたAlNなどのセラミック系材料を用い、抵抗加熱ヒーターなどの加熱手段によりサセプタを加熱することによって間接的にウエハを加熱しながら、種々の成膜反応を進行させる。そして、成膜に際してはウエハの温度を高精度に制御する目的で、前記抵抗加熱ヒーターを例えばウエハの中央部と、その外側の周縁部に対応する領域に分割して配備し、熱をウエハへ効率良く伝達するとともに、サセプタに熱電対などの温度検知手段を配備して、成膜処理時におけるウエハ面内の温度分布の改善や、ウエハ間の処理温度の均一化を図っている。
しかし、ウエハの種類(つまり、ウエハ上に形成されている膜の種類や、ドープされている不純物の種類や濃度など)が異なると、ウエハの熱吸収率が変化するため、異なる種類のウエハを連続的に処理する場合には、ウエハ毎に最適な温度条件の選定を行なうことは困難であった。
実際には、異なる種類のウエハを連続して加熱処理すると、例えば図9(a)に示すように、ウエハ上に形成される膜の有無により、ウエハを加熱するためのステージヒーターとして機能するサセプタ温度の挙動に大きな差異が生じる。このようなサセプタ温度の挙動は、ウエハの熱特性、特に熱吸収率の相違に起因するものと考えられる。また、図9(b)に示すように、同一種類のウエハにおいても、例えばウエハの中央部に対応するサセプタの中央部と、ウエハの周縁部に対応するサセプタの周縁部とでは温度の挙動に相違が生じ、その結果、成膜後のウエハの品質低下をもたらすおそれがある。
また、図10は、同一種類のウエハを連続的に処理した場合の成膜後のウエハの中央部(1カ所)と周縁部(4カ所)の比抵抗(Rs)を測定した結果を示すグラフである。この図10から、ウエハ中央部では、ウエハの処理枚数が増えても比抵抗の変動は小さいが、ウエハ周縁部では、比抵抗の変動が中央部に比べ大きくなっていく傾向がわかる。このようなウエハ面内の温度変化による膜質の変動は、ウエハの搬入出、チャンバー内の圧力変動、チャンバー内の堆積物等の外部要因によっても生じる。
従って、前記温度条件の選定に際しては、ウエハの膜種による相違だけでなく、ウエハ面内の位置の相違を加味した上で最適な加熱条件を決定する必要がある。
ところで、ウエハを処理する際に温度制御を行なう技術としては、ウエハの赤外線放射率を測定し、その結果に基づき加熱条件を制御する方法が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
特開2003−45818号公報(特許請求の範囲など) 特開平6−158314号公報(特許請求の範囲など)
上記特許文献1、特許文献2の方法では、ウエハの放射率を測定し、ウエハの種類に応じて加熱条件を制御しているため、ウエハ間の処理の再現性を改善することはできるが、ウエハの部位によって異なる制御を行なうことは全く考慮されていないため、ウエハ処理における面内均一性(例えば成膜される膜の膜質や膜厚の面内における均一性)を改善するには不十分である。
また、通常、サセプタには熱電対などの温度検知手段が配備されているため、処理温度を把握しつつヒーター出力にフィードバックする制御が可能であるものの、ヒーター構造等の制約から温度検知手段をサセプタの中央部にしか配備出来ない場合は、サセプタの中央部の温度を検知することは可能であっても、温度検知手段が配備されていない他の部位(例えば、サセプタの周縁部)の温度は正確に把握することができなかった。そして、温度検知手段の配備されていないサセプタ周縁部では前記のようにウエハ加熱温度の変動が大きくなってしまう傾向があり、その解決が求められていた。しかし、従来技術の方法では、ウエハ面内での処理温度の均一性を加味した加熱条件の補正は困難であった。
従って、本発明の課題は、温度制御の精度を高め、ウエハの種類によるウエハ間の処理の再現性と、同一ウエハの面内における処理の均一性とを同時に改善し、高精度な処理が可能な基板処理方法および基板処理装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の第の観点によれば、処理容器内で被処理基板を基板載置台に載置し、載置された前記被処理基板の複数の領域に対応して設けられた複数のヒーターにより前記被処理基板を加熱して前記被処理基板に対して目的の処理を行なう基板処理方法であって、
予め前記処理容器外で被処理基板の赤外線吸収率または赤外線透過率を測定する工程と、
前記赤外線吸収率または赤外線透過率の測定値に応じて、前記被処理基板の前記複数の領域に対応して設けられた前記複数のヒーターへの出力比率を選定する工程と、
前記複数の領域のうち少なくとも1つの領域に設けられた温度検知手段により前記被処理基板の温度を測定し、その測定温度と設定温度との差に応じて前記複数のヒーターへの出力を決定する工程と、
決定された前記複数のヒーターへの出力と前記選定された出力比率に基づき前記複数のヒーターへの出力を行なって被処理基板を加熱する工程と、
を含むことを特徴とする、基板処理方法が提供される。
上記第の観点において、前記複数のヒーターへの出力比率は、供給電力の比率、供給電圧の比率、供給電流の比率または出力時間の比率から選ばれる1種以上とすることができる。また、前記複数の領域は、少なくとも、被処理基板の中央部の第1の領域と、その外側部分の第2の領域を含むことができる。さらに、前記目的の処理は、被処理基板上に薄膜を形成する成膜処理であることが好ましい。さらにまた、前記温度検知手段は、被処理基板の中央部の前記第1の領域に設けられることが好ましい。さらにまた、前記複数のヒーターへの出力比率は、予め設定温度毎に作成された被処理基板の赤外線透過率と前記複数のヒーターへの出力比率とを関係づけたテーブルを参照することで決定されることができる。さらにまた、前記被処理基板を加熱する工程は、前記選定された出力比率を維持したまま前記複数のヒーターへの出力を増減することにより行うことができる。
本発明の第の観点によれば、被処理基板を収容して処理を行なう処理容器と、
前記処理容器内で被処理基板を基板載置面に載置する基板載置台と、
前記基板載置台に載置された被処理基板の複数の領域に対応して設けられ、前記複数の領域の温度を独立して調節する複数のヒーターと、
予め前記処理容器外で被処理基板の赤外線吸収率または赤外線透過率を測定するセンサ部と、
前記複数の領域のうち少なくとも1つの領域に設けられた温度検知手段と、
前記センサ部における前記赤外線吸収率または赤外線透過率の測定値に応じて、前記被処理基板の複数の領域に対応して設けられた前記複数のヒーターへの出力比率を選定し、前記温度検知手段により測定した前記被処理基板の測定温度と設定温度との差に応じて前記複数のヒーターへの出力を決定し、決定された前記複数のヒーターへの出力と前記選定された出力比率に基づき前記複数のヒーターへの出力を制御する制御部と
を備え、
前記制御部により前記複数のヒーターへの出力を制御しつつ前記被処理基板を加熱して、前記被処理基板に対して目的の処理を行うことを特徴とする、基板処理装置が提供される。
上記第の観点において、前記複数の領域は、少なくとも、被処理基板の中央部の第1の領域と、その外側部分の第2の領域と、を含むことができる。この場合、前記ヒーターは、前記第1の領域と前記第2の領域に対応して前記基板載置台に埋設された抵抗加熱ヒーターであるか、あるいは、前記第1の領域と前記第2の領域に対応して前記被処理基板から離間した位置に配備されたランプヒーターであることが好ましい。さらに、前記基板処理装置は、被処理基板上に薄膜を形成するための成膜装置であることが好ましい。さらにまた、前記温度検知手段は、被処理基板の中央部の前記第1の領域に設けられることが好ましい。さらにまた、前記基板載置台は、その中央下部に設けられた円筒状の支持部材により支持され、前記温度検知手段は前記基板載置台の中央部に設けられる構成とすることができる。さらにまた、前記制御部は、予め設定温度毎に作成された被処理基板の赤外線透過率と前記ヒーターへの出力比率とを関係づけたテーブルを参照することで前記温度検知手段の出力を決定するようにすることができる。さらにまた、前記制御部は、前記選定された出力比率を維持したまま前記複数のヒーターへの出力を増減するようにすることができる。
本発明の第の観点によれば、コンピュータ上で動作し、実行時に、上記第1の観点の基板処理方法が行なわれるように、基板処理装置を制御するものであることを特徴とする、制御プログラムが提供される。
本発明の第の観点によれば、コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、
前記制御プログラムは、実行時に、上記第1の観点の基板処理方法が行なわれるように、基板処理装置を制御するものであることを特徴とする、コンピュータ記憶媒体が提供される。
本発明によれば、予め被処理基板の赤外線吸収率または赤外線透過率を測定しておき、その測定値に応じて、被処理基板上の複数の領域に対し独立して温度調節を行なうことにより、ウエハの種類によるウエハ間の処理の再現性と、同一ウエハの面内における処理の均一性とを同時に向上させることができる。
すなわち、被処理基板の赤外線吸収率または赤外線透過率を測定することにより、被処理基板の種類に応じて被処理基板に固有な温度変化の挙動に対応した制御を行なうことができる。しかも、被処理基板上の複数の領域に対し、例えば複数のヒーターによる加熱温度をそれぞれ独立して制御することによって、被処理基板の面内位置による温度のばらつきをも解消することができる。
従って、被処理基板に対して、高精度な温度制御が可能となり、例えば面内における比抵抗(Rs)の変動や膜厚の不均一などを解消し、被処理基板の品質の向上を図ることができる。
また、被処理基板に対する赤外線吸収率または赤外線透過率の測定は、例えば赤外線センサなどの簡易な機器で可能であり、成膜装置などのプロセスモジュールの外部に配備できることから、プロセスモジュール内のハード構成を変更することなく、高精度な温度制御による処理が可能になる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について説明する。図1は本発明の基板処理方法の一適用例であるTiN成膜方法を実施するためのマルチチャンバータイプの成膜システムを示す概略構成図である。
図1に示すように、この成膜システム100は、ウエハW上に、CVDによりTi膜を成膜する2つのTi成膜装置1,2、およびCVDによりTiN膜を成膜する2つのTiN成膜装置3,4の合計4つの成膜装置を有しており、これら成膜装置1,2,3,4は、六角形をなすウエハ搬送室5の4つの辺にそれぞれ対応して設けられている。また、ウエハ搬送室5の他の2つの辺にはそれぞれロードロック室6,7が設けられている。これらロードロック室6,7のウエハ搬送室5と反対側にはウエハ搬入出室8が設けられており、ウエハ搬入出室8のロードロック室6,7と反対側にはウエハWを収容可能な3つのフープ(FOUP)Fを取り付けるポート9,10,11が設けられている。なお、Ti成膜装置1と2、およびTiN成膜装置3と4は、それぞれ同じ構造を有している。
Ti成膜装置1,2およびTiN成膜装置3,4およびロードロック室6,7は、図1に示すように、ウエハ搬送室5の各辺にゲートバルブGを介して接続され、これらは各ゲートバルブGを開放することによりウエハ搬送室5と連通され、各ゲートバルブGを閉じることによりウエハ搬送室5から遮断される。また、ロードロック室6,7のウエハ搬入出室8に接続される部分にもゲートバルブGが設けられており、ロードロック室6,7は、ゲートバルブGを開放することによりウエハ搬入出室8に連通され、これらを閉じることによりウエハ搬入出室8から遮断される。
ウエハ搬送室5内には、Ti成膜装置1,2、TiN成膜装置3,4、およびロードロック室6,7に対して、被処理体であるウエハWの搬入出を行うウエハ搬送装置12が設けられている。このウエハ搬送装置12は、ウエハ搬送室5の略中央に配設されており、回転および伸縮可能な回転・伸縮部13の先端にウエハWを保持する2つのブレード14a,14bを有しており、これら2つのブレード14a,14bは互いに反対方向を向くように回転・伸縮部13に取り付けられている。なお、このウエハ搬送室5内は所定の真空度に保持されるようになっている。
また、ウエハ搬送室5内には、Ti成膜装置1,2およびTiN成膜装置3,4に対応する各ゲートバルブの手前に、ウエハWの熱特性、例えば赤外線透過率(または赤外線吸収率)を測定するためのセンサ部15がそれぞれ設けられている。このようにプロセスモジュール毎(Ti成膜装置1,2、TiN成膜装置3,4)にセンサ部15を設けることによって、ウエハWの種類(ウエハWの膜種や膜厚、不純物の種類や濃度など)に応じて変化する熱特性を把握することが可能になる。また、センサ部15は、プロセスモジュールの外部に配備できるため、プロセスモジュール内のハード構成を変更する必要がないという利点もある。
センサ部15の構成例を図2に示す。センサ部15は、例えば図2(a)に示すように、赤外線照射部81と、該赤外線照射部81に対向配備され、赤外線強度を検出する受光部82と、から構成され、赤外線照射部81と受光部82との間をウエハWが通過する際にウエハWに対し赤外線を照射してウエハWに固有の赤外線透過率を測定する方式や、同図(b)に示すように、赤外線照射部83からウエハWへ赤外線を照射し、その反射光を受光部84で検出し、その値に基づき赤外線透過率を測定する方式等を用いることができる。なお、受光部82,84で検出する赤外線の波長は任意であるが、予め実験的にウエハの種類による測定強度の差が顕著に現れる波長を選定しておくことが好ましい。
ウエハ搬入出室8の天井部にはHEPAフィルタ(図示せず)が設けられており、このHEPAフィルタを通過した清浄な空気がウエハ搬入出室8内にダウンフロー状態で供給され、大気圧の清浄空気雰囲気でウエハWの搬入出が行われるようになっている。ウエハ搬入出室8のフープF取り付け用の3つのポート9,10,11にはそれぞれシャッター(図示せず)が設けられており、これらポート9,10,11にウエハWを収容したまたは空のフープが直接取り付けられ、取り付けられた際にシャッターが外れて外気の侵入を防止しつつウエハ搬出入室8と連通するようになっている。また、ウエハ搬入出室8の側面にはアライメントチャンバー19が設けられており、そこでウエハWのアライメントが行われる。
ウエハ搬入出室8内には、フープFに対するウエハWの搬入出およびロードロック室6,7に対するウエハWの搬入出を行うウエハ搬送装置16が設けられている。このウエハ搬送装置16は、多関節アーム構造を有しており、フープFの配列方向に沿ってレール18上を走行可能であり、その先端のハンド17上にウエハWを載せてその搬送を行う。
成膜システム100におけるシステム全体の制御や、Ti成膜装置1,2、およびTiN成膜装置3,4における処理条件の制御は、制御部50によって行われる。図3に制御部50の構成例を示す。制御部50は、CPUを備えたプロセスコントローラ51と、工程管理者が成膜システム100を管理するためにコマンドの入力操作等を行うキーボードや成膜システム100の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなるユーザーインターフェース52と、成膜システム100で実行される各種処理をプロセスコントローラ51の制御にて実現するための制御プログラム(ソフトウエア)や処理条件データ等が記録されたレシピが格納された記憶部53とを具備している。プロセスコントローラ51は、ユーザーインターフェース52および記憶部53との間で各種の信号やデータの交換が可能なように接続されている。
そして、必要に応じて、ユーザーインターフェース52からの指示等にて任意のレシピを記憶部53から呼び出してプロセスコントローラ51に実行させることで、プロセスコントローラ51の制御下で、成膜システム100での所望の処理が行われる。また、前記制御プログラムや処理条件データ等のレシピは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えばCD−ROM、ハードディスク、フレキシブルディスク、フラッシュメモリなどに格納された状態のものを利用したり、あるいは、他の装置から、例えば専用回線を介して随時伝送させてオンラインで利用したりすることも可能である。
このような成膜システム100においては、まず、大気圧の清浄空気雰囲気に保持されたウエハ搬入出室8内のウエハ搬送装置16により、いずれかのフープFからウエハWを一枚取り出してアライメントチャンバー19に搬入し、ウエハWの位置合わせを行う。次いで、ウエハWをロードロック室6,7のいずれかに搬入し、そのロードロック内を真空引きした後、ウエハ搬送室5内のウエハ搬送装置12によりそのロードロック室内のウエハを取り出し、ウエハWをTi成膜装置1または2に装入する。この際、ウエハWはセンサ部15を通過することにより、Ti成膜装置1または2に入る前のウエハWの赤外線透過率が測定される。この赤外線透過率の測定値は、制御部50に伝送される。そして、Ti成膜装置1または2内でTi膜の成膜を行い、その後、Ti成膜装置1または2から取出したウエハWを引き続きTiN成膜装置3または4に装入する。この際、ウエハWは再びセンサ部15を通過するので、そこでTi膜成膜後のウエハWの赤外線透過率が測定される。その後、TiN成膜装置3または4でTiN膜の成膜を行う。
Ti成膜装置1または2におけるTi膜や、TiN成膜装置3または4におけるTiN膜の成膜に際しては、後述するように、センサ部15における測定結果に基づき加熱条件を設定する。その後、成膜後のウエハWをウエハ搬送装置12によりロードロック室6,7のいずれかに搬入し、その中を大気圧に戻した後、ウエハ搬入出室8内のウエハ搬送装置16によりロードロック室内のウエハWを取り出し、フープFのいずれかに収容する。このような動作を1ロットのウエハWに対して行い、1セットの処理が終了する。このような成膜処理により、Ti膜やTiN膜の成膜を行なうことができる。
次に、TiN成膜装置3を例に挙げ、その詳細を説明する。図4は、本発明の一実施形態に係るTiN成膜装置3の概略構成を示す断面図である。なお、上述したようにTiN成膜装置4も全く同一の構成を有する。このTiN成膜装置3は、気密に構成された略円筒状のチャンバー31を有しており、その中には被処理体であるウエハWを水平に支持するためのサセプタ32がその中央下部に設けられた円筒状の支持部材33により支持された状態で配置されている。サセプタ32の外縁部にはウエハWをガイドするためのガイドリング34が設けられている。
また、ウエハWの中央部に対応するサセプタ中央部の領域には、ヒーター35aが埋設されている。また、ヒーター35aの外側、つまりウエハWの周縁部に対応するサセプタ周縁部の領域には、環状にヒーター35bが埋設されている。これらのヒーター35a,35bは、それぞれ独立してヒーター電源36から給電されることにより被処理基板であるウエハWを所定の温度に加熱する抵抗加熱ヒーターである。本実施形態では、ウエハWの中央部と周縁部との間に温度差が生じやすいことを考慮して、ヒーター35a,35bによりこれら二つの領域の加熱温度をそれぞれ独立して制御する構成を採用している。なお、サセプタ32はセラミックス例えばAlNで構成することができ、この場合には、セラミックスヒーターが構成される。
また、サセプタ32の中央部には、温度検知手段としての熱電対37が接続されており、サセプタ32の温度を検出して制御部50へ伝送する。
チャンバー31の天壁31aには、絶縁部材39を介してシャワーヘッド40が設けられている。このシャワーヘッド40は、上段ブロック体40a、中段ブロック体40b、下段ブロック体40cで構成されている。そして、下段ブロック体40cにはガスを吐出する吐出孔47と48とが交互に形成されている。上段ブロック体40aの上面には、第1のガス導入口41と、第2のガス導入口42とが形成されている。上段ブロック体40aの中では、第1のガス導入口41から多数のガス通路43が分岐している。中段ブロック体40bにはガス通路45が形成されており、上記ガス通路43が水平に延びる連通路43aを介してこれらガス通路45に連通している。さらにこのガス通路45が下段ブロック体40cの吐出孔47に連通している。また、上段ブロック体40aの中では、第2のガス導入口42から多数のガス通路44が分岐している。中段ブロック体40bにはガス通路46が形成されており、上記ガス通路44がこれらガス通路46に連通している。さらにこのガス通路46が中段ブロック体40b内に水平に延びる連通路46aに接続されており、この連通路46aが下段ブロック体40cの多数の吐出孔48に連通している。そして、上記第1および第2のガス導入口41,42は、ガス供給機構20からのガスライン23,24にそれぞれ接続されている。
ガス供給機構20は、第1のガス供給源21と第2のガス供給源22とに接続されており、第1のガス供給源21は、例えば、クリーニングガスであるClFガスを供給するClFガス供給源、Ti含有ガスであるTiClガスを供給するTiClガス供給源、およびNガスを供給するNガス供給源を有している。また第2のガス供給源22は、例えば、前記とは別のNガス供給源、およびNHガスを供給するNHガス供給源を有している。そして、各ガス供給ライン23,24にはマスフローコントローラおよびバルブ(いずれも図示を省略する)が設けられている。
シャワーヘッド40には、整合器63を介して高周波電源64が接続されており、必要に応じてこの高周波電源64からシャワーヘッド40に高周波電力が供給されるようになっている。通常はこの高周波電源64は必要ないが、成膜反応の反応性を高めたい場合には、高周波電源64から高周波電力を供給することにより、シャワーヘッド40を介してチャンバー31内に供給されたガスをプラズマ化して成膜することも可能である。
チャンバー31の底壁31bの中央部には円形の穴65が形成されており、底壁31bにはこの穴65を覆うように下方に向けて突出する排気室66が設けられている。排気室66の側面には排気管67が接続されており、この排気管67には排気装置68が接続されている。そしてこの排気装置68を作動させることによりチャンバー31内を所定の真空度まで減圧することが可能となっている。
サセプタ32には、ウエハWを支持して昇降させるための3本(2本のみ図示)のウエハ支持ピン69がサセプタ32の表面に対して突没可能に設けられ、これらウエハ支持ピン69は支持板70に固定されている。そして、ウエハ支持ピン69は、エアシリンダ等の駆動機構71により支持板70を介して昇降される。
チャンバー31の側壁には、ウエハ搬送室5との間でウエハWの搬入出を行うための搬入出口72が形成され、ゲートバルブGの開閉によりウエハWの搬入出が行なわれる。
次に、このようなTiN成膜装置によりTiN膜を成膜する際の成膜方法について、適宜図5〜図8を参照しながら説明する。
図5はTiN膜を成膜する際の主要工程を説明するためのフローチャートである。成膜処理に際しては、まず、ヒーター35a,35bによりサセプタ32を所定温度、例えば500〜700℃程度に加熱し、排気装置68によりチャンバー31内を引き切り状態としておく。この状態で、ゲートバルブGを開にして、真空状態のウエハ搬送室5内で搬送装置12のブレード14aまたは14bによりウエハWがセンサ部15を通過するようにして、ウエハWの赤外線透過率(または赤外線吸収率)を測定する(ステップS1)。このセンサ部15による赤外線透過率の測定は、ウエハW毎に実施することが好ましいが、一つのロットで同一種類のウエハWを複数枚処理するような場合には、例えばロット毎に1回だけ測定するようにしてもよい。
センサ部15を通過させたウエハWは、そのまま搬入出口72を介しチャンバー31内へ搬入する(ステップS2)。
次に、ウエハWをウエハ支持ピン69上に載せた状態でゲートバルブGを閉じ、引き続き、例えばNガスを、シャワーヘッド40を介してチャンバー31内に導入し、ウエハWに対して予備加熱を行う。予備加熱工程が終了後、Nガスの供給を停止し、ウエハ支持ピン69を降下させて、ウエハWをサセプタ32上に載置する。その後、Nガス、NHガスを、チャンバー31内が所定の圧力になるまで徐々に流量を上げて導入し、この状態で所定時間保持して2回目の予備加熱を行う。2回目の予備加熱の終了後、NガスおよびNHガスの流量を同じ流量に維持したまま、TiClガスを好ましくは所定流量でチャンバー31内に導入してプリフローを行う。そして、ガス流量および圧力を同じに保ったまま、TiN薄膜の成膜処理を実施する(ステップS3)。
このステップS3の成膜工程においては、所望の膜厚、例えば5〜100nmの範囲のTiN膜が成膜される。この際のウエハWの加熱温度は、例えば300〜700℃程度、好ましくは600℃程度である。ウエハWの加熱は、ヒーター35a,35bによって、例えば、ウエハWの中央部の第1の領域と、その外側の周縁部の第2の領域と、を別々に温度調整できるようにヒーター電源36の出力が制御される。なお、成膜処理の際には、反応性を高めるために高周波電源64から高周波電力を供給してガスをプラズマ化することが好ましい。プラズマを用いる場合には、450kHz〜60MHz、好ましくは450kHz〜13.56MHzの周波数で、200〜1000W、好ましくは200〜500Wの高周波電力を供給する。
成膜工程終了後、NHガスおよびTiClガスを停止し、Nガスをパージガスとして流して、チャンバー31内のパージを行う。その後、必要に応じて、NガスおよびNHガスを所定流量で導入し、成膜したTiN薄膜の表面のナイトライド処理を行ってもよい。さらにその後、ウエハ支持ピン69を上昇させてウエハWを持ち上げ、ゲートバルブGを開いて搬送装置12のブレード14aまたは14bをチャンバー31内に挿入し、ウエハ支持ピン69を下降させることによりウエハWをブレード14aまたは14b上に載せ、ウエハ搬送室5へ搬出する(ステップS4)。
このようにして所定枚数のウエハWを成膜後、必要に応じて、チャンバー31内に第1のガス供給源21内のClFガス供給源からClFガスを供給することによりクリーニングを行なうことができる。
次に、図6は、センサ部15によるウエハWの熱特性の測定値に基づき、制御部50の支配の下でヒーター35a,35bを制御するための処理手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS11では、プロセスコントローラ50によって、予め設定されたウエハWの成膜処理温度(設定温度)を取得する。具体的には、制御部50のユーザーインターフェース52から前もって入力し、例えば記憶部53に保存しておいた設定温度を読み出す。なお、記憶部53または任意の記憶媒体から、設定温度の情報を含むレシピを読み出してもよい。
次に、ステップS12では、プロセスコントローラ50によって、処理対象となるウエハWの赤外線透過率を取得する。赤外線透過率は、上述の如くTiN成膜装置3等に搬入する前に、ウエハ搬送室5内でウエハWがセンサ部15を通過することにより測定される(図5のステップS1)。センサ部15で測定された赤外線透過率は、直ちに制御部50へ伝送され、例えばRAMなどのメモリに一時的に保存しておき、これを読み出すことができる。
ステップS13では、プロセスコントローラ50において、センサ部15で測定された赤外線透過率を予め作成しておいたマスターテーブルと照合することにより、ヒーター電源36からのヒーター35a,35bへの出力を決定する。ここで使用するマスターテーブルの一例を図7に示す。図7のマスターテーブルは、設定温度毎に作成されたウエハWの赤外線透過率とヒーター35a,35bの出力比率とを関係付けたテーブルである。具体的には、ある設定温度で処理を行なう場合に、赤外線透過率の測定値が例えばAであった場合には、図7に示すように、ヒーター出力は、中央部(ヒーター35a):周縁部(ヒーター35b)=1:0.97と決定され、赤外線透過率の測定値が例えばAであった場合は、ヒーター出力は、中央部:周縁部=1:0.90と決定される。ここで、ヒーター35aおよび35bへの出力比率としては、例えば、供給電力の比率、供給電圧の比率、供給電流の比率、出力時間の比率などを変化させることができる。さらに、これらのヒーター出力条件のうち2種以上を組み合わせることも可能である。
このマスターテーブルは、例えば、赤外線透過率を測定済みのサンプルウエハを載置した状態で、サセプタ32の中央部および周縁部の温度を実測し、ヒーター35a,35bの出力と関係付けることにより作成できる。実際、サセプタ32からの伝熱により加熱する場合のウエハWの熱分布を測定してみると、ウエハWの中央部に比べ周縁部の方が、温度が上昇しやすく、赤外線透過率の小さなウエハWほどその傾向が強く現れる。従って、例えば任意の2枚のウエハWの赤外線透過率の測定値がそれぞれA,Aであり、かつA<Aである場合には、AのウエハWについてはAのウエハWに比べて熱吸収しやすいことから、周縁部の熱が中央部に比べ上昇しやすい。従って、ウエハWの周縁部に対応するヒーター35bへの出力を抑制する方向で変化させればよい。
また、図7のマスターテーブルは、制御モデルを組み込んだシミュレーション、例えば放射伝熱を加味したCFDシミュレーション(Computer Fluid Dynamics Simulation)等に基づいて作成してもよい。マスターテーブルは、制御部50の記憶部53内、あるいは任意の記憶媒体にレシピの一部として保存しておくことができる。
なお、図7のマスターテーブルは、前記のように設定温度毎に作成してもよいが、設定温度によるヒーター35aおよび35bの出力比率の差が少ない場合には、複数の設定温度を含む一定の温度範囲毎に区分したマスターテーブルを用いることもできる。
そして、1枚のウエハWがセンサ部15を通過する毎に図6に示す一連の処理を行なうことにより、個々のウエハWに対して、その種類(膜種など)に応じてヒーター35a,35bの出力を決定し、加熱処理を最適化することができる。これにより、ウエハWの種類による処理の再現性を確保できることはもちろん、ウエハWの面内において熱的な不均衡が生じることを防止し、成膜される膜の膜厚や膜質の変動などの処理の不均一を解消することができる。なお、例えばロット毎に処理温度を設定する場合には、ロット内の個々のウエハWの処理において、図6のステップS11の処理を省略することができる。
図8は、上記のヒーター35a,35bへの出力制御を踏まえ、制御部50において行なわれる成膜処理時の温度制御のルーチンを示すフロー図である。なお、成膜処理時には、既に前記設定温度に基づき前記マスターテーブルによって決定された出力比率でヒーター電源36からヒーター35a,35bへ電力を供給し、ウエハWを加熱した状態になっている。
そして、サセプタ32の中央部には、温度検知手段としての熱電対37が配備されており、成膜処理の間にサセプタ32の温度を連続的に測定しているので、プロセスコントローラ51により、随時、温度の測定値を取得する(ステップS21)。
次に、取得した温度の測定値と設定温度との照合を行う(ステップS22)。照合の結果、測定温度と設定温度とに一定の幅以上の差がある否かを判断し、一定の幅以上の差がある場合には、プロセスコントローラ51からヒーター電源36へ制御信号を送出し、該制御信号に基づきヒーター35a,35bへの出力を補正する(ステップS23)。この場合、熱電対37はサセプタ32の中央部、つまりウエハWの第1の領域(中央部)に対応して1カ所のみに配備されているが、既に述べたように図7のマスターテーブルでは、処理中のウエハWについての中央部と周縁部の熱特性を加味してヒーター35aと35bへの出力比率が最適配分されているので、ステップS23の補正を行なう際にも、当該出力比率を維持したままヒーター35a,35bへの出力を増減すればよく、処理途中の温度制御を容易に行なうことができる。なお、ステップS22で、測定温度と設定温度とに一定の幅以上の差がないと判断された場合には、そのまま処理が続行される。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、ウエハWに成膜を行なう成膜装置を例に挙げて説明したが、本発明は成膜装置以外にも高精度な温度制御が要求される種々の半導体製造装置に適用することができる。
また、被処理基板としては、半導体ウエハに限らず例えば液晶表示装置(LCD)用基板等の他のものであってもよく、また、基板上に他の層を形成したものであってもよい。
また、図1の実施形態では、ウエハ搬送室5内において、プロセスモジュール毎にセンサ部15を設ける構成としたが、センサ部を設ける位置は、ウエハWが必ず通過する場所であればよいので、特に限定されるものではない。また、各プロセスモジュールに対応してセンサ部を設けるのではなく、ウエハWが必ず通過する1箇所にだけ配備することもできる。例えば、図1のアライメントチャンバ19にセンサ部を設け、そこをウエハWが通過する毎に赤外線透過率(または赤外線吸収率)を測定してもよい。この場合、アライメントチャンバ19における赤外線透過率(または赤外線吸収率)の測定結果を記憶部53に記憶させておき、各プロセスモジュールにウエハWを搬入するタイミングで、記憶させておいた前記測定結果をプロセスコントローラ51により読み込んで、前記と同様にヒーター35a,35bへの出力比率の制御に反映させるようにすることも可能である。
また、例えば図4に示すTiN成膜装置3では、温度調整手段としてサセプタ32に埋設した抵抗加熱ヒーターを採用したが、ヒーターの形式はこれに限らず、ウエハWから離間した位置、例えばサセプタ32に対向して配備したランプヒーターなどを採用することもできる。
また、上記実施形態では、ウエハWの領域を中央部と周縁部とに区分けし、マスターテーブルにより周縁部に対応するヒーター35bへの出力比率を変化させたが、中央部に対応するヒーター35aへの出力を変化させてもよく、両方を変化させてもよい。
また、ウエハWを3つ以上の領域に区分して、それぞれに対応して独立的に温度制御可能なヒーターによって加熱を行なうこともできる。
本発明の方法を実施するTiN成膜装置が搭載されたマルチチャンバータイプの成膜システムを示す概略構成図。 センサ部の説明に供する図面。 制御部の概略構成図。 TiN成膜装置を示す断面図。 成膜処理の主要工程を示すフロー図。 温度制御の処理手順を示すフロー図。 マスターテーブルの概要を説明する図面。 成膜処理時の温度制御の処理ルーチンを示すフロー図。 サセプタ温度の挙動の相違を説明するための図面であり、(a)ウエハの種類による挙動の相違を示すグラフであり、(b)はサセプタの部位による挙動の相違を示すグラフである。 ウエハの処理枚数による比抵抗の変動を示すグラフである。
符号の説明
1,2;Ti成膜装置
3,4;TiN成膜装置
31;チャンバー
32;サセプタ
35a,35b;ヒーター
40;シャワーヘッド
50;制御部
W……半導体ウエハ

Claims (18)

  1. 処理容器内で被処理基板を基板載置台に載置し、載置された前記被処理基板の複数の領域に対応して設けられた複数のヒーターにより前記被処理基板を加熱して前記被処理基板に対して目的の処理を行なう基板処理方法であって、
    予め前記処理容器外で被処理基板の赤外線吸収率または赤外線透過率を測定する工程と、
    前記赤外線吸収率または赤外線透過率の測定値に応じて、前記被処理基板の前記複数の領域に対応して設けられた前記複数のヒーターへの出力比率を選定する工程と、
    前記複数の領域のうち少なくとも1つの領域に設けられた温度検知手段により前記被処理基板の温度を測定し、その測定温度と設定温度との差に応じて前記複数のヒーターへの出力を決定する工程と、
    決定された前記複数のヒーターへの出力と前記選定された出力比率に基づき前記複数のヒーターへの出力を行なって被処理基板を加熱する工程と、
    を含むことを特徴とする、基板処理方法。
  2. 前記複数のヒーターへの出力比率は、供給電力の比率、供給電圧の比率、供給電流の比率または出力時間の比率から選ばれる1種以上であることを特徴とする、請求項に記載の基板処理方法。
  3. 前記複数の領域は、少なくとも、被処理基板の中央部の第1の領域と、その外側部分の第2の領域を含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の基板処理方法。
  4. 前記目的の処理は、被処理基板上に薄膜を形成する成膜処理であることを特徴とする、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の基板処理方法。
  5. 前記温度検知手段は、被処理基板の中央部の前記第1の領域に設けられることを特徴とする請求項3に記載の基板処理方法。
  6. 前記複数のヒーターへの出力比率は、予め設定温度毎に作成された被処理基板の赤外線透過率と前記複数のヒーターへの出力比率とを関係づけたテーブルを参照することで決定されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の基板処理方法。
  7. 前記被処理基板を加熱する工程は、前記選定された出力比率を維持したまま前記複数のヒーターへの出力を増減することにより行われることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の基板処理方法。
  8. 被処理基板を収容して処理を行なう処理容器と、
    前記処理容器内で被処理基板を基板載置面に載置する基板載置台と、
    前記基板載置台に載置された被処理基板の複数の領域に対応して設けられ、前記複数の領域の温度を独立して調節する複数のヒーターと、
    予め前記処理容器外で被処理基板の赤外線吸収率または赤外線透過率を測定するセンサ部と、
    前記複数の領域のうち少なくとも1つの領域に設けられた温度検知手段と、
    前記センサ部における前記赤外線吸収率または赤外線透過率の測定値に応じて、前記被処理基板の複数の領域に対応して設けられた前記複数のヒーターへの出力比率を選定し、前記温度検知手段により測定した前記被処理基板の測定温度と設定温度との差に応じて前記複数のヒーターへの出力を決定し、決定された前記複数のヒーターへの出力と前記選定された出力比率に基づき前記複数のヒーターへの出力を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部により前記複数のヒーターへの出力を制御しつつ前記被処理基板を加熱して、前記被処理基板に対して目的の処理を行うことを特徴とする、基板処理装置。
  9. 前記複数の領域は、少なくとも、被処理基板の中央部の第1の領域と、その外側部分の第2の領域と、を含むことを特徴とする、請求項に記載の基板処理装置。
  10. 前記ヒーターは、前記第1の領域と前記第2の領域に対応して前記基板載置台に埋設された抵抗加熱ヒーターであることを特徴とする、請求項に記載の基板処理装置。
  11. 前記ヒーターは、前記第1の領域と前記第2の領域に対応して前記被処理基板から離間した位置に配備されたランプヒーターであることを特徴とする、請求項に記載の基板処理装置。
  12. 被処理基板上に薄膜を形成するための成膜装置であることを特徴とする、請求項8から請求項11のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  13. 前記温度検知手段は、被処理基板の中央部の前記第1の領域に設けられることを特徴とする請求項11に記載の基板処理装置。
  14. 前記基板載置台は、その中央下部に設けられた円筒状の支持部材により支持され、前記温度検知手段は前記基板載置台の中央部に設けられることを特徴とする請求項8から請求項13のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  15. 前記制御部は、予め設定温度毎に作成された被処理基板の赤外線透過率と前記複数のヒーターへの出力比率とを関係づけたテーブルを参照することで前記温度検知手段の出力を決定することを特徴とする請求項8から請求項14のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  16. 前記制御部は、前記選定された出力比率を維持したまま前記複数のヒーターへの出力を増減することを特徴とする請求項8から請求項15のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  17. コンピュータ上で動作し、実行時に、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載された基板処理方法が行なわれるように、基板処理装置を制御するものであることを特徴とする、制御プログラム。
  18. コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、
    前記制御プログラムは、実行時に、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載された基板処理方法が行なわれるように、基板処理装置を制御するものであることを特徴とする、コンピュータ記憶媒体。
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