JP2001195261A - 外部メモリから内蔵メモリへのプログラム転送方法およびその転送方法を用いたマイクロコンピュータ - Google Patents

外部メモリから内蔵メモリへのプログラム転送方法およびその転送方法を用いたマイクロコンピュータ

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JP2001195261A
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external memory
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圭 窪田
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/4401Bootstrapping
    • G06F9/4403Processor initialisation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部メモリからのデータ転送を高速かつ効率
化できる。 【解決手段】 外部メモリ20には転送予定のプログラ
ムデータおよびこのデータのウエイト情報を含む専用レ
ジスタ13の設定データを有している。マイクロコンピ
ュータ10は、内蔵ROM11に外部メモリ20から内
蔵RAM12へデータ転送する転送プログラムを予め有
している。マイクロコンピュータ10では、CPU14
がリセット解除に際し外部メモリ20の先頭番地にある
専用レジスタ設定データにアクセスし転送予定データの
ウエイト情報を含む設定データを受けた場合、内蔵RO
M11のプログラムの実行によりアドレスバスおよびデ
ータバスを介して内蔵RAM12へデータが転送され
る。転送されたデータの内蔵RAM12における領域は
ブート領域およびベクタテーブルを含む領域に再配置さ
れ、このプログラムデータがCPU14により実行され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部メモリをバス
接続し前記外部メモリから内蔵メモリへプログラムデー
タを転送するマイクロコンピュータおよびそのプログラ
ム転送方法に関し、特に、高速かつ効率的なプログラム
の転送およびプログラムの実行ができるプログラム転送
方法およびこの方法を用いたマイクロコンピュータに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプログラム転送方法を用
いたマイクロコンピュータでは、例えば、図5に示され
るように、マイクロコンピュータ110は、読み書きが
可能な内蔵RAM111に実行すべきユーザプログラム
を書き込むことにより、ユーザプログラムの多様化に対
処している。通常、多様なユーザプログラムは、転送デ
ータとして外部メモリ120に格納されており外部メモ
リ120からデータ転送により内蔵RAM111にダウ
ンロードされるが、内蔵RAM111へダウンロードす
るための転送プログラムも、ダウンロードプログラムと
して転送される転送データと共に外部メモリ120に格
納されている。
【0003】この方法では、外部メモリ120のダウン
ロードプログラムにより転送データを内蔵RAM111
に書き込むため、内蔵RAM111での格納領域が固定
される。従って、内蔵メモリと比較してアクセス時間が
大きい外部メモリの領域にベクタテーブルの配置を必要
とするので、CPU112がダウンロードプログラムを
実行する際に割り込みの応答性能が低下する。また、内
蔵RAM領域と内蔵RAMへ転送するプログラムが配置
された転送データ領域とが異なるため、メモリ空間の無
駄が生じる。更に、マイクロコンピュータ110の内蔵
RAM111を命令RAMとして用いる場合、そのRA
Mにプログラムデータを転送する方法が必要であるが、
この方法はユーザプログラムにより実行する必要があ
る。
【0004】このような問題点を解決するマイクロコン
ピュータが、例えば、特開昭61-133437号公報
に提案されている。すなわち、図6に示されるように、
マイクロコンピュータ210は内蔵するRAM212に
外部のユーザプログラム220をダウンロードするため
のローダが内蔵する読み取り専用のROM211に搭載
されている。またこの公開公報では、このローダは入出
力ポート213を介して入力する記号をRAM212に
入力すると記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプログ
ラム転送方法では、データ転送のためにある程度の時間
を要し高速化が望めないという問題点がある。
【0006】その理由は、内蔵RAMへダウンロードす
るための転送プログラムが、外部メモリに格納されてい
ると共に、通常リセットの解除直後には最大ウエイト数
がセットされるからであり、後者の公開公報の例ではポ
ート機能を用いて転送データをダウンロードしているか
らである。
【0007】本発明の課題は、このような問題点を解決
し、高速かつ効率的なプログラム転送ができるプログラ
ム転送方法およびこの方法を用いたマイクロコンピュー
タを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による内蔵メモリ
へのプログラム転送方法は、バス接続する外部メモリか
ら内蔵メモリへプログラムを転送するマイクロコンピュ
ータのプログラム転送方法であって、前記マイクロコン
ピュータは、前記外部メモリに記録されるプログラムデ
ータを前記内蔵メモリへ転送するアルゴリズムを転送プ
ログラムとして記憶する読取り専用の内蔵ROMを予め
備え、前記外部メモリに記録されるプログラムデータを
内蔵ROMの転送プログラムによってアドレスバスおよ
びデータバスを用いて前記外部メモリから前記内蔵メモ
リへ直接転送するものである。この方法によれば、アド
レスバスおよびデータバスを用いてデータを転送するの
で、内蔵ROMにユーザプログラムを転送するダウンロ
ードのための転送プログラムを格納してCPUが直接実
行できるうえ、更に、ユーザプログラムのダウンロード
に際して入出力ポートを使用する必要がなくなる。従っ
て、データ転送の高速化が可能となる。
【0009】また、上述した外部メモリは転送予定のプ
ログラムデータと共にそのウエイト情報を含む設定デー
タを記録しており、前記マイクロコンピュータは前記外
部メモリに記録されるプログラムデータを前記内蔵メモ
リへ転送するに先立ち、少なくとも前記ウエイト情報を
受け取ることが好ましい。この方法により、マイクロコ
ンピュータは外部メモリのウエイト数を設定したうえで
アドレスバスおよびデータバスを使用するので効率的な
データ転送が可能となる。
【0010】また、上述したマイクロコンピュータは、
リセットを解除した際に前記外部メモリから前記バスを
介してウエイト情報を含む所定領域の設定データをもっ
て前記内蔵ROMに記憶される転送プログラムを起動
し、転送プログラムが前記ウエイト情報に従って前記バ
スを介して所定の前記所定領域から前記プログラムデー
タを読み書き可能な内蔵メモリである内蔵RAMに転送
し、内蔵RAMに転送されたデータの先頭アドレスを前
記外部メモリの所定領域における先頭アドレスに変換し
て転送されたデータの内蔵RAM領域をブート領域およ
びベクタテーブルを含む領域に再配置した後、転送され
たプログラムデータによるプログラムの実行を開始して
いる。この再配置先が割込みのベクタテーブル領域であ
ることにより割込み応答性能を向上させている。
【0011】上述した本発明による具体的なマイクロコ
ンピュータの一つは、外部メモリをバス接続し前記外部
メモリから内蔵メモリへプログラムデータを転送するマ
イクロコンピュータにおいて、前記外部メモリには所定
領域に転送予定のプログラムデータとそのウエイト情報
を含む設定データとを記録しており、前記外部メモリか
ら転送予定の前記プログラムデータを内蔵メモリに転送
する転送プログラムを予め記憶する内蔵ROMと、ブー
ト領域およびベクタテーブルを含む内蔵RAMとを備
え、前記転送プログラムは転送予定のプログラムデータ
を前記内蔵RAMに転送終了の後、外部メモリの前記所
定領域に内蔵RAM領域を再配置するものである。
【0012】更に具体的には、本発明によるマイクロコ
ンピュータは、前記内蔵ROMの転送プログラムを実行
するためのアドレスおよび信号の切替えを制御する専用
レジスタを備え、この専用レジスタは、前記プログラム
データの転送が終了した際に内蔵RAMの先頭アドレス
を前記外部メモリにおける所定領域の先頭アドレスに切
替え変更することにより内蔵RAM領域をブート領域お
よびベクタテーブルを含む領域に再配置するすることが
望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】本発明によるマイクロコンピュータは、内
蔵RAMとしてブート領域が番地「0x00000H」
にあり、割り込みに対応する固定化された飛び先アドレ
スを割込みのベクタテーブルとして番地「0x0000
0H」以降に有しているものである。
【0015】本発明における主要機能は、内蔵ROMに
予め格納されている転送プログラムにより、自動的に外
部メモリの先頭番地から内蔵RAMへデータ転送を実行
し、転送終了後に転送されたデータの格納領域をブート
領域と割り込みのベクタテーブルとを含む空間に再配置
するものである。
【0016】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。本図面には、本発明に係わる部分のみ
が示されており、説明上無関係の部分は省略されてい
る。
【0017】図1に示されたマイクロコンピュータ10
は、内蔵ROM11、内蔵RAM12、専用レジスタ1
3、およびCPU14を備え、アドレスバスおよびデー
タバスを含むバス30により接続される外部メモリ20
には専用レジスタ13の設定データおよび転送予定のユ
ーザプログラムであるプログラムデータが格納されてい
るものとする。
【0018】内蔵ROM11は、外部メモリ20から内
蔵RAM12へデータを転送するためのアルゴリズムに
基づく転送プログラムを予め有しているものとする。内
蔵RAM12は、外部メモリ20から転送されるデータ
を格納するブート領域および割り込みのためのベクタテ
ーブルを有しているものとする。
【0019】専用レジスタ13は外部メモリ20から転
送予定のプログラムデータのウエイト情報を、専用レジ
スタの設定データにより受けて記憶すると共にCPU1
4のアクセス先を指定し、各メモリの番地情報の切替え
を制御するものであり、後に図2および図3を併せ参照
して詳細を説明する。
【0020】CPU14は、外部メモリ20からユーザ
プログラムをプログラムデータとして内蔵RAM12へ
ダウンロードする際には内蔵ROM11に格納された転
送プログラムを実行し、この転送が終了した後、内蔵R
AM12にダウンロードされたユーザプログラムを実行
する。
【0021】外部メモリ20では、先頭番地「0x00
000H」から番地「0x00003H」までが専用レ
ジスタの設定データ領域、また、番地「0x00004
H」からが転送予定のプログラムデータの格納領域であ
るものとする。専用レジスタの設定データ領域にはアド
レス「0x00004H」から格納される転送予定のプ
ログラムデータのウエイト数がウエイト情報として含ま
れる。
【0022】次に、図2および図3を併せ参照して図1
における専用レジスタ13について説明する。
【0023】図示されるように、専用レジスタのビット
位置0〜2は、外部メモリのウエイト数制御用である。
通常リセットの解除直後には最大ウエイト数がセットさ
れ、転送開始の際に外部メモリから最適なウエイト数に
設定変更される。ビット位置4は、リセット解除時点で
はビット「0」で番地「0x00000H」以外の領域
を選択しているが、データ転送終了後にビット「1」の
セットにより転送データが格納された内蔵RAM領域の
先頭アドレスを番地「0x00000H」に切り替え
る。ビット位置5は、外部リセット信号と論理和が取ら
れその出力が内部リセット信号となる。リセット時点で
はビット「0」であり、ビット「1」および外部リセッ
ト信号の論理和により内部リセット信号が出力され、こ
の内部リセットによりプログラムカウンタ「0」が設定
されることにより内蔵RAM領域のプログラムの実行が
開始される。ビット位置7は、外部メモリと内蔵ROM
との信号切替えを制御する。すなわち、内部リセットに
よりビット「0」が設定されて外部メモリアクセスとな
り、ビット「1」の設定により内蔵ROMとのアクセス
となる。外部メモリと内蔵RAMとの両者がアクセスで
きる場合には内蔵RAMに格納されているプログラムが
実行される。
【0024】次に、図4に図1から図3までを併せ参照
してユーザプログラムである転送予定のプログラムデー
タを外部メモリ20から内蔵RAM12にダウンロード
する手順について説明する。
【0025】マイクロコンピュータ10では、CPU1
4が、リセット解除(手順S1)の時点で、専用レジス
タ13のビット位置4および5をビット「0」に設定
(手順S2)し、内蔵RAM12における転送データ受
け入れのための格納アドレス「0xxxxxxH」を設
定(手順S3)すると共に外部メモリ20の先頭アドレ
ス「0x00000H」にアクセス(手順S4)する。
【0026】外部メモリ20の先頭アドレス「0x00
000H」からは専用レジスタ13に関する設定データ
が得られる。従って、CPU14は、このデータに基づ
いて専用レジスタ13のビット位置0〜2に転送データ
に関するウエイト数を設定(手順S5)すると共にビッ
ト位置7にビット「1」を設定(手順S6)する。
【0027】ビット位置7にビット「1」が設定された
ことによりプログラム実行の遷移が発生し、CPU14
は内蔵ROM11に格納されている転送プログラムの実
行を開始(手順S7)する。すなわち、外部メモリ20
の番地「0x00000H」には専用レジスタ13の設
定シーケンスが設定データとして格納されているのでス
タートアドレスへの分岐命令が配置された番地「0x0
0004H」から内蔵RAM12へのデータ転送が実行
(手順S8)される。
【0028】外部メモリ20の番地「0x00000
H」から「0x00003H」までの領域に対しては、
データ転送がないので、内蔵ROM11の転送プログラ
ムにより自動的にNOP(NO Operation)
命令コードが書き込まれる。
【0029】データ転送が終了(手順S9のYES)す
ると共に内蔵ROM11の転送プログラムにより専用レ
ジスタ13のビット位置4にビット「1」が設定(手順
S10)されるので、内蔵RAM12の配置アドレスが
外部メモリにおける番地「0x00000H」からに変
更(手順S11)されブート領域およびベクタテーブル
を含む領域に再配置される。続いて、内蔵ROM11の
転送プログラムにより専用レジスタ13のビット位置5
にビット「1」が設定(手順S12)されるので、自動
的に内部リセット(手順S13)がかかる。
【0030】この手順S13の内部リセットにより、C
PU14は、専用レジスタ13のビット位置7にビット
「0」を設定(手順S14)することにより、内蔵RA
M12のプログラム開始番地を先頭番地「0x0000
0H」に設定(手順S13)する。ここまでの手順は内
蔵ROM11に格納されている転送プログラムの実行に
基づいている。従って、プログラム実行の遷移があり、
CPU14は、内蔵ROM11のプログラム実行を終了
(手順S16)し、内蔵RAM12にダウンロードされ
たプログラムを先頭番地「0x00000H」から実行
(手順S17)する。
【0031】上述した構成によれば、外部メモリから内
蔵RAMへデータのダウンロードを実行する際、アドレ
スバスおよびデータバスを用いており、入出力ポートは
使用されていない。このダウンロード用の転送プログラ
ムは内蔵ROMに予め格納されているが、内蔵RAMに
転送された後のデータはアドレスを外部メモリと一致さ
せて再配置されるので、CPUは転送データに即時アク
セス可能である。
【0032】更に、この際、プログラムデータが内蔵R
AMのブート領域およびベクタテーブルを含む領域に再
配置されるので、割り込み応答性能の劣化は生じない。
【0033】また、専用レジスタを設けてウエイト数の
設定および接続並びに処理の切替えを行なっているの
で、データの高速転送およびプログラム処理の簡素化を
可能にしている。
【0034】上記説明では、機能ブロックおよび手順を
図示して参照しているが、機能の分離併合または手順の
平行処理もしくは入れ替えなどの変更は上記機能を満た
す限り自由であり、上記説明が本発明を限定するもので
はない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果が得られる。
【0036】第1の効果は、外部メモリからのデータ転
送を高速化できることである。
【0037】その理由は、外部メモリからのデータ転送
プログラムを内蔵ROMに予め搭載し、CPUが内蔵R
OMと直接アクセスし外部メモリと接続するアドレスバ
スおよびデータバスを用いて転送データを内蔵RAMへ
ダウンロードしているからである。更に、CPUはダウ
ンロードのために外部メモリのプログラムではなく内蔵
ROMのプログラムを実行するので、外部メモリに比べ
高速に命令をアクセスできる。
【0038】第2の効果は、外部メモリからのデータ転
送を効率化できることである。
【0039】その理由は、上記同様、CPUがダウンロ
ードのために外部メモリのプログラムではなく内蔵RO
Mのプログラムを実行するので高速に命令をアクセスで
き、更に、外部メモリからデータ転送に先立ち転送予定
のデータのウエイト数を受けることにより適切にデータ
を受けることができるからであり、かつ、これらのデー
タおよび制御に専用レジスタを設けてプログラムおよび
CPUの負荷を低減しているからである。
【0040】第3の効果は、内蔵RAMにダウンロード
されたプログラムの実行が効率的なことである。
【0041】その理由は、データがプログラムの場合に
は外部メモリに割り込みのベクタテーブルがある場合、
割り込み毎に外部バスサイクルが少なくとも2倍のクロ
ック数で発生するため、アプリケーションにも依存する
が、割り込み応答性は少なくとも10%以上の劣化を生
じるが、ダウンロードされたデータの内蔵RAM領域を
ブート領域および割り込みのベクタテーブルを含む領域
に再配置しているので、高速な割り込み応答が実現する
からである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】図1における専用レジスタのビット位置対応の
一形態を示す機能説明図である。
【図3】図1における専用レジスタのビット位置対応の
一形態を示す接続説明図である。
【図4】本発明によるデータ転送の実施の一形態を示す
フローチャートである。
【図5】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【図6】図5とは別の従来の一例を示す機能ブロック図
である。
【符号の説明】
10 マイクロコンピュータ 11 内蔵ROM 12 内蔵RAM 13 専用レジスタ 14 CPU 20 外部メモリ 30 バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス接続する外部メモリから内蔵メモリ
    へプログラムを転送するマイクロコンピュータのプログ
    ラム転送方法において、前記マイクロコンピュータは、
    前記外部メモリに記録されるプログラムデータを前記内
    蔵メモリへ転送するアルゴリズムを転送プログラムとし
    て記憶する読取り専用の内蔵ROMを予め備え、前記外
    部メモリに記録されるプログラムデータを内蔵ROMの
    転送プログラムによってアドレスバスおよびデータバス
    を用いて前記外部メモリから前記内蔵メモリへ直接転送
    することを特徴とする外部メモリから内蔵メモリへのプ
    ログラム転送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、外部メモリは転送予
    定のプログラムデータと共にそのウエイト情報を含む設
    定データを記録しており、前記マイクロコンピュータは
    前記外部メモリに記録されるプログラムデータを前記内
    蔵メモリへ転送するに先立ち、少なくとも前記ウエイト
    情報を受け取ることを特徴とする外部メモリから内蔵メ
    モリへのプログラム転送方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記マイクロコンピ
    ュータは、リセットを解除した際に前記外部メモリから
    前記バスを介してウエイト情報を含む所定領域の設定デ
    ータをもって前記内蔵ROMに記憶される転送プログラ
    ムを起動し、転送プログラムが前記ウエイト情報に従っ
    て前記バスを介して所定の前記所定領域から前記プログ
    ラムデータを読み書き可能な内蔵メモリである内蔵RA
    Mに転送し、内蔵RAMに転送されたデータの先頭アド
    レスを前記外部メモリの所定領域における先頭アドレス
    に変換して転送されたデータの内蔵RAM領域をブート
    領域およびベクタテーブルを含む領域に再配置した後、
    転送されたプログラムデータによるプログラムの実行を
    開始することを特徴とする外部メモリから内蔵メモリへ
    のプログラム転送方法。
  4. 【請求項4】 外部メモリをバス接続し前記外部メモリ
    から内蔵メモリへプログラムデータを転送するマイクロ
    コンピュータにおいて、前記外部メモリには所定領域に
    転送予定のプログラムデータとそのウエイト情報を含む
    設定データとを記録しており、前記外部メモリから転送
    予定の前記プログラムデータを内蔵メモリに転送する転
    送プログラムを予め記憶する内蔵ROMと、ブート領域
    およびベクタテーブルを含む内蔵RAMとを備え、前記
    転送プログラムは転送予定のプログラムデータを前記内
    蔵RAMに転送終了の後、外部メモリの前記所定領域に
    内蔵RAM領域を再配置することを特徴とするマイクロ
    コンピュータ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、更に、前記内蔵RO
    Mの転送プログラムを実行するためのアドレスおよび信
    号の切替えを制御する専用レジスタを備えることを特徴
    とするマイクロコンピュータ。
  6. 【請求項6】 請求項5において、専用レジスタは、前
    記プログラムデータの転送が終了した際に内蔵RAMの
    先頭アドレスを前記外部メモリにおける所定領域の先頭
    アドレスに切替え変更することにより内蔵RAM領域を
    ブート領域およびベクタテーブルを含む領域に再配置す
    るを特徴とするマイクロコンピュータ。
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