JP2001191952A - フードロックブレースの取付構造 - Google Patents
フードロックブレースの取付構造Info
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- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B79/00—Mounting or connecting vehicle locks or parts thereof
- E05B79/02—Mounting of vehicle locks or parts thereof
- E05B79/04—Mounting of lock casings to the vehicle, e.g. to the wing
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
- B62D25/082—Engine compartments
- B62D25/084—Radiator supports
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
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Abstract
ルーム内に広い空間を確保できるフードロックブレース
の取付構造を提供する。 【解決手段】 フードロックブレース1は、断面コ字形
状で、ブレース本体部11とフランジ部12を有する。
中間部には、フランジ部12の形成方向が反転する反転
部11aを有する。反転部11aの上側の上部分11b
に、車体後方に突出するフランジ部12a、12bを形
成し、下側の下部分11cに、車体前方に突出するフラ
ンジ部12c、12dを形成する。ブレース本体部11
に、反転部11aを含むビード部11dを設ける。フー
ドロックブレース1下端の折り曲げ部11eに穴13d
を設けておき、スクリュ42を上方から、穴13dを介
して、フロントクロスメンバ3の上面部31のナット3
2に締付ける。
Description
ロントボデーにおいて、フードロックメンバとその下方
に位置するフロントクロスメンバとを連結するフードロ
ックブレースの取付構造に関するものである。
ース61は、スクリュ62、63でフードロックメンバ
64とフロントクロスメンバ65とを連結する。この連
結により、フードロックメンバ64のねじれ方向の剛性
が高められる。
示すように、スクリュ63の締付けは、車体後方(同図
における奥側)から行っていたので、作業が容易ではな
かった。また、図11に示すように、取付けたフードロ
ックブレース61は、エンジンルーム66側に張出して
しまうために、搭載するエンジン67とのクリアランス
bを確保することが容易ではなかった。このような問題
点に着目し、フードロックブレースを2つの部品(図示
省略)で構成させることで解決するやり方もあるが、こ
のやり方では、部品点数が増えてしまい、しかも作業性
を向上させることは困難であった。本発明は、かかる状
況に鑑みてなされたものであり、部品点数を増加するこ
となく、組付け作業性が向上するとともに、エンジンル
ーム内に広い空間を確保できるフードロックブレースの
取付構造を提供することを目的とする。
クブレースの取付構造は、かかる課題を解決するために
なされたものであり、車体のフロントボデーで車幅方向
に延在し、かつ車体前後方向に互いに対向する一対の立
設部を下方に有するフードロックメンバと該フードロッ
クメンバと同じ方向に延在し、かつ下方に位置するフロ
ントクロスメンバとをフードロックブレースで連結する
フードロックブレースの取付構造において、上記フード
ロックブレースは、車幅方向に互いに対向する一対のフ
ランジ部を有し、これらフランジ部の突出方向を上記フ
ードロックブレースの上部側と下部側で反転させたこと
を特徴とする。
ースの上部側では車体後方に開口するように形成し、か
つ上記フードロックブレースの下部側では車体前方に開
口するように形成したものであり、上記フードロックブ
レースの下端部に車体前方側に向けた折り曲げ部を設
け、該折り曲げ部を介して上記フロントクロスメンバの
上面に固定する。
記フランジ部が逆方向となる反転部にまたがってビード
部を設ける。
ブレースの取付構造の実施の形態について図面に基づい
て説明する。本発明の一実施形態に係るフードロックブ
レースの取付構造を図1乃至図9を用いて説明する。
取付構造は、図1、図2又は図3に示すように、四輪車
のフロントボデー41に適用している。このフロントボ
デー41は、ドア、フード又はトランクリッド等の開閉
機能部品を除いた車体において、乗員室より前の部分を
いう。フロントボデー41は、フレーム付き構造の場
合、主としてフレームが剛性、強度を受け持つため、エ
ンジンルームの形成、フロントホイールの泥よけ、ラジ
エータ及び補機部品の取付け等が主な機能となる。ま
た、一体構造の場合には、この機能のほかに、エンジ
ン、前輪の懸架装置の直接取付けや、外力に対する強
度、車室振動に対する剛性の一部を受け持つ機能も有す
る。
トボデー41の前側には、フードロックメンバ2が車幅
方向Wに延在するように配設され、かつその下方にはフ
ロントクロスメンバ3が車幅方向Wに延在するように配
設されている。フードロックメンバ2とフロントクロス
メンバ3とは離間していて、両者は、フードロックブレ
ース1により一体的に連結されている。フードロックブ
レース1は長手部材で、車幅方向Wの略中央部において
立設配置されている。このフードロックブレース1を設
けることで、フロントボデー41自体の強度・剛性を向
上させている。
1乃至図8を用いて説明する。図3乃至図8に示すよう
に、フードロックブレース1は、断面略コ字形状の板状
部材であり、図3、図4又は図8に示すように、ブレー
ス本体部11とフランジ部12とを有する。ブレース本
体部11は、長手方向における中間部に反転部11aを
有する。すなわち、この断面形状は、長手方向に関して
一様ではなく、図5乃至図7に示すように、反転部11
aの上下でコ字の折曲げ方向が反転している。具体的に
は、図3、図4又は図8に示すように、フロントボデー
41に取付けたときにおいて反転部11aよりも上方側
の上部分11bでは、コ字状断面が車体後方側(図3又
は図4における右側)に開口していて、反転部11aよ
りも下方側の下部分11cでは、コ字状断面が車体前方
側(同図における左側)に開口している。
フードロックブレース1の長手方向における中間部で
は、凹形状のビード部11dを設けている。このビード
部11dは、フードロックブレース1の長手方向に延び
るように部分的に形成されていて、反転部11aを含ん
でいる。反転部11aでは一般的に強度が低くなりがち
であるが、ビード部11dが反転部11aをまたがるよ
うに設けられているため、必要な強度が確保される。こ
のように、反転部11aではビード部11dが設けら
れ、それに隣接する他の中間部は、コ字状に形成される
とともにビード部11dも設けられている。
ードロックブレース1の長手方向における中間部では、
コ字状の開口方向に関して緩やかな曲線を描くように構
成されている。このため、フードロックブレース1の強
度がより一層向上している。
3乃至図7に示すように、ブレース本体部11の両縁部
には、対向配置のフランジ部12が長手方向に沿ってそ
れぞれ設けられている。これらのフランジ部12は、先
端部が緩やかに外方に曲げられていて、上部分11bに
設けたフランジ部12a、12bと、下部分11cに設
けたフランジ部12c、12dとからなる。図4又は図
5に示すように、フランジ部12aとフランジ部12b
との突出長(ブレース本体部11の縁部からフランジ部
12a、12bの先端部までの各長さ)が異なり、フラ
ンジ部12aの方が長く、しかも、図8に示すように、
フランジ部12aの先端側はブレース本体部11と略平
行となるように形成されている。図7に示すように、フ
ランジ部12cとフランジ部12dとは、突出長が略同
一で、横断面における形状が同じである。
ついて図3乃至図5及び図8を用いて説明する。図4又
は図8に示すように、ブレース本体部11の上部分11
bの端部には、ナット13aが設けられ、また、フラン
ジ部12aの端部には、ナット13bが設けられてい
る。このナット13a、13bは、予め穿設した下穴に
ナットを溶着したものであり、図4に示すように、溶着
方向はナット13aとナット13bとでは逆となる。
部11の下部分11cの端部には、フランジ部12c、
12dと同じ方向に折り曲げ部11eが形成されてい
て、この折り曲げ部11eに穴13dが設けられてい
る。
上部分11bの端部と中間部とに、それぞれナット13
cが設けられている。このナット13cは、図4に示す
ように、フードロックブレース1にフードロック51を
取付けるためのものである。なお、このフードロック5
1は、前開きのフロントフード52の内側に固着された
フードロックストライカ53を解除可能に受入れて、こ
れにより、フロントフード52をロックするためのもの
である。
乃至図4及び図8を用いて説明する。図1、図2又は図
3に示すように、フードロックメンバ2は、フロントボ
デー41の前面上部において車幅方向Wに延在するよう
に配設されている。フードロックメンバ2は、図4又は
図8に示すように、立設部21、22を有し、下向きに
開口する断面コ字形状である。図8に示すように、立設
部21には、フードロックブレース1のナット13aに
対応する穴23が設けられている。立設部22には、フ
ードロックブレース1のナット13bに対応する穴24
が設けられている。
1乃至図4及び図8を用いて説明する。図1、図2又は
図3に示すように、フロントクロスメンバ3は、フロン
トボデー41の前面下部において車幅方向Wに延在する
ように配設されていて、上面部31を有する。この上面
部31の車幅方向Wにおける中央部には、ナット32が
設けられている。
ついて図4、図8及び図9を用いて説明する。図8に示
すように、フードロックブレース1を、フロントボデー
41のフードロックメンバ2とフロントクロスメンバ3
との間に立設させた後、穴13dからスクリュ42をフ
ロントクロスメンバ3のナット32(図4参照)に締結
し、フードロックメンバ2の穴23からスクリュ43を
フードロックブレース1のナット13aに締結し、フー
ドロックメンバ2の穴24からスクリュ44をフードロ
ックブレース1のナット13bに締結する。そして、図
4に示すように、ボルト45を用いて、フードロック5
1をフードロックブレース1に固定する。
端部は、折り曲げ部11eの穴13dを介して、フロン
トクロスメンバ3の上面部31に取付けるので(図8参
照)、図9に示すように、取付状態のフードロックブレ
ース1がフロントクロスメンバ3からエンジンルーム5
4側へ突出することはなく、搭載するエンジン55との
クリアランスaも容易に確保される。また、フードロッ
クブレース1の下端部の取付けは、スクリュ42を前上
方(図9における左上側)から締付けるので、作業性が
向上する。また、使用する部品はフードロックブレース
1だけであるので、部品点数が増えることはない。
付構造は、車体のフロントボデーで車幅方向に延在し、
かつ車体前後方向に互いに対向する一対の立設部を下方
に有するフードロックメンバと該フードロックメンバと
同じ方向に延在し、かつ下方に位置するフロントクロス
メンバとをフードロックブレースで連結するフードロッ
クブレースの取付構造において、上記フードロックブレ
ースは、車幅方向に互いに対向する一対のフランジ部を
有し、これらフランジ部の突出方向を上記フードロック
ブレースの上部側と下部側で反転させたことを特徴とす
るので、フランジ部のエンジン側への突出を少なくする
ことができ、フロントクロスメンバと車体に搭載された
エンジンとのクリアランスを大きく確保することができ
る。
ースの上部側では車体後方に開口するように形成し、か
つ上記フードロックブレースの下部側では車体前方に開
口するように形成したものであり、上記フードロックブ
レースの下端部に車体前方側に向けた折り曲げ部を設
け、該折り曲げ部を介して上記フロントクロスメンバの
上面に固定すると、フードロックブレースとフロントク
ロスメンバとの固定が車体前方の上方から行うことがで
きるので、組付け作業性を向上させることができる。ま
た、本発明を適用する際にフロントボデーやフードロッ
ク等の構成部品における形状変更個所を少なくすること
ができ、コストを抑えることができる。
記フランジ部が逆方向となる反転部にまたがってビード
部を設けると、反転部における剛性の低下を回避するこ
とができる。
スの取付構造を適用した自動車の斜視図である。
ける斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 車体のフロントボデーで車幅方向に延在
し、かつ車体前後方向に互いに対向する一対の立設部を
下方に有するフードロックメンバと該フードロックメン
バと同じ方向に延在し、かつ下方に位置するフロントク
ロスメンバとをフードロックブレースで連結するフード
ロックブレースの取付構造において、上記フードロック
ブレースは、車幅方向に互いに対向する一対のフランジ
部を有し、これらフランジ部の突出方向を上記フードロ
ックブレースの上部側と下部側で反転させたことを特徴
とするフードロックブレースの取付構造。 - 【請求項2】 上記フランジ部は、上記フードロックブ
レースの上部側では車体後方に開口するように形成し、
かつ上記フードロックブレースの下部側では車体前方に
開口するように形成したものであり、上記フードロック
ブレースの下端部に車体前方側に向けた折り曲げ部を設
け、該折り曲げ部を介して上記フロントクロスメンバの
上面に固定したことを特徴とする請求項1に記載のフー
ドロックブレースの取付構造。 - 【請求項3】 上記ブレース本体部の長手方向中間部で
上記フランジ部が逆方向となる反転部にまたがってビー
ド部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のフード
ロックブレースの取付構造。
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