JPH0585407A - 自動車の前部車体構造及びその組立方法 - Google Patents
自動車の前部車体構造及びその組立方法Info
- Publication number
- JPH0585407A JPH0585407A JP25200591A JP25200591A JPH0585407A JP H0585407 A JPH0585407 A JP H0585407A JP 25200591 A JP25200591 A JP 25200591A JP 25200591 A JP25200591 A JP 25200591A JP H0585407 A JPH0585407 A JP H0585407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- apron reinforcement
- body structure
- shroud
- front part
- vehicle body
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】デザイン上の要請に応えることができ、かつ剛
性を確保しつつ軽量化を可能にする自動車の前部車体構
造及びその組立方法を提供する。 【構成】後部エプロンレインフォースメント６ｂ、サス
ペンションタワー７、サイドフレーム５、ダッシュパネ
ル１０、フロントピラー１１などを含む、後部車体構造
Ｂが組立られる。これとは別個に、前部エプロンレイン
フォースメント６ｂ、シュラウドロアーメンバ１、シュ
ラウドアッパーメンバ２、シュラウドサイドステー３、
シュラウドセンターステー４、フェンダ１３、ランプ１
４、グリル１５、バンパ１６などが、前部車体構造体Ａ
としてサブアセンブリされる。つぎに、前部エプロンレ
インフォースメント６ａの後端部が後部エプロンレイン
フォースメント６ｂの前端部に挿入され、ボルト１２に
よって固定される。その後フェンダ１３がボルト１８に
よって後部エプロンレインフォースメント６ｂにも固定
されて後部車体構造Ｂに組付けられる。
性を確保しつつ軽量化を可能にする自動車の前部車体構
造及びその組立方法を提供する。 【構成】後部エプロンレインフォースメント６ｂ、サス
ペンションタワー７、サイドフレーム５、ダッシュパネ
ル１０、フロントピラー１１などを含む、後部車体構造
Ｂが組立られる。これとは別個に、前部エプロンレイン
フォースメント６ｂ、シュラウドロアーメンバ１、シュ
ラウドアッパーメンバ２、シュラウドサイドステー３、
シュラウドセンターステー４、フェンダ１３、ランプ１
４、グリル１５、バンパ１６などが、前部車体構造体Ａ
としてサブアセンブリされる。つぎに、前部エプロンレ
インフォースメント６ａの後端部が後部エプロンレイン
フォースメント６ｂの前端部に挿入され、ボルト１２に
よって固定される。その後フェンダ１３がボルト１８に
よって後部エプロンレインフォースメント６ｂにも固定
されて後部車体構造Ｂに組付けられる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の前部車体構造及
びその組立方法に関する。
びその組立方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車の前部車体の組立方法において、
車体の前端部分を分割構造にして、前端部分のシュラウ
ド部を取りつける前に前方からエンジンを入れ込み、そ
の後前端部分を組み込むようにした自動車の前部車体の
組立方法は公知であり、このような方法はたとえば、特
開昭６３−１０３７７１号公報に開示されている。
車体の前端部分を分割構造にして、前端部分のシュラウ
ド部を取りつける前に前方からエンジンを入れ込み、そ
の後前端部分を組み込むようにした自動車の前部車体の
組立方法は公知であり、このような方法はたとえば、特
開昭６３−１０３７７１号公報に開示されている。
【０００３】このように車体の前端部分を分割構造にす
ると上記のようにエンジンを搭載する工程が容易となる
他に、後部車体構造を共通にしながら、前端部分のデザ
インを車種に応じて変更することが可能になり、極力部
品の共通化を図りつつデザイン上の要請に応えることが
できる。
ると上記のようにエンジンを搭載する工程が容易となる
他に、後部車体構造を共通にしながら、前端部分のデザ
インを車種に応じて変更することが可能になり、極力部
品の共通化を図りつつデザイン上の要請に応えることが
できる。
【０００４】
【解決しようとする課題】最近の車体前部のデザインの
傾向としてスラントノーズ化あるいは、ショートノーズ
化を行うことは知られている。車体前部をスラントノー
ズ化あるいは、ショートノーズ化するためには、前部車
体構造の全体の高さを低くしたり、短ししたりしてその
構造を大幅に変更する必要がある。しかし、上記のよう
に前端部分だけの分割構造ではこのような要請に応える
ことができない。
傾向としてスラントノーズ化あるいは、ショートノーズ
化を行うことは知られている。車体前部をスラントノー
ズ化あるいは、ショートノーズ化するためには、前部車
体構造の全体の高さを低くしたり、短ししたりしてその
構造を大幅に変更する必要がある。しかし、上記のよう
に前端部分だけの分割構造ではこのような要請に応える
ことができない。
【０００５】本発明はこのような事情に鑑みて構成され
たもので上記のようなスラントノーズ化あるいはショー
トノーズ化といったデザイン上の要請に応えることがで
き、かつ剛性を確保しつつ軽量化を可能にする自動車の
前部車体構造及びその組立方法を提供することを目的と
する。
たもので上記のようなスラントノーズ化あるいはショー
トノーズ化といったデザイン上の要請に応えることがで
き、かつ剛性を確保しつつ軽量化を可能にする自動車の
前部車体構造及びその組立方法を提供することを目的と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決してする
ために本発明は以下のように構成される。本発明に係る
自動車の前部車体構造は、前後方向に延びサスペンショ
ンタワーの前側まで延びる後部エプロンレインフォース
メントと、前後方向に延び後端が前記後部エプロンレイ
ンフォースメントの前端に結合される前部エプロンレイ
ンフォースメントと、該前部エプロンレインフォースメ
ントとを含んで一体にサブアセンブリされる前部車体構
造体とを備えたことを特徴とする。
ために本発明は以下のように構成される。本発明に係る
自動車の前部車体構造は、前後方向に延びサスペンショ
ンタワーの前側まで延びる後部エプロンレインフォース
メントと、前後方向に延び後端が前記後部エプロンレイ
ンフォースメントの前端に結合される前部エプロンレイ
ンフォースメントと、該前部エプロンレインフォースメ
ントとを含んで一体にサブアセンブリされる前部車体構
造体とを備えたことを特徴とする。
【０００７】好ましい態様では、前記前部車体構造体は
シュラウド部を含んで構成されており、該シュラウド部
はプラスチックまたは軽合金製である。さらに、組立方
法は、前後方向に延びるエプロンレインフォースメント
をサスペンションタワーの前側において前後分割構造に
して後部エプロンレインフォースメントと前部エプロン
レインフォースメントとを構成し、前部エプロンレイン
フォースメントを含む前部車体構造体をサブアセンブリ
し、前部エプロンレインフォースメントと後部エプロン
レインフォースメントとを結合することによって前部車
体構造体を後部車体構造に結合することを特徴とする。
シュラウド部を含んで構成されており、該シュラウド部
はプラスチックまたは軽合金製である。さらに、組立方
法は、前後方向に延びるエプロンレインフォースメント
をサスペンションタワーの前側において前後分割構造に
して後部エプロンレインフォースメントと前部エプロン
レインフォースメントとを構成し、前部エプロンレイン
フォースメントを含む前部車体構造体をサブアセンブリ
し、前部エプロンレインフォースメントと後部エプロン
レインフォースメントとを結合することによって前部車
体構造体を後部車体構造に結合することを特徴とする。
【０００８】好ましくは、フェンダ、ランプ、バンパな
どの部品は前部車体構造体にサブアセンブリした後、エ
プロンレインフォースメントを一体化するとき一緒に後
部車体構造に組み込まれる。
どの部品は前部車体構造体にサブアセンブリした後、エ
プロンレインフォースメントを一体化するとき一緒に後
部車体構造に組み込まれる。
【０００９】
【作用】本発明によればエプロンレインフォースメント
がサスペンションタワーの前側の位置で前後に分割され
ており、後部エプロンレインフォースメントは後部車体
構造に一体にサブアセンブリされ、前部エプロンレイン
フォースメントは前部車体構造体に一体にサブアセンブ
リされる。そして、最後に前後のエプロンレインフォー
スメントを結合して全体の車体構造を構成する。後部車
体構造をスチールで構成し、前部車体構造体はプラスチ
ックあるいはアルミニウム合金などの軽合金で構成する
と車両の軽量化を促進することができる。また、フェン
ダ、ランプ、バンパなどの部品を前部車体構造体にサブ
アセンブリすることより、組立工程が容易になる。ま
た、サスペンションタワーの前側を一体にサブアセンブ
リするので前部車体構造の広範囲にわたり、車種に応じ
異なる構造にできる。
がサスペンションタワーの前側の位置で前後に分割され
ており、後部エプロンレインフォースメントは後部車体
構造に一体にサブアセンブリされ、前部エプロンレイン
フォースメントは前部車体構造体に一体にサブアセンブ
リされる。そして、最後に前後のエプロンレインフォー
スメントを結合して全体の車体構造を構成する。後部車
体構造をスチールで構成し、前部車体構造体はプラスチ
ックあるいはアルミニウム合金などの軽合金で構成する
と車両の軽量化を促進することができる。また、フェン
ダ、ランプ、バンパなどの部品を前部車体構造体にサブ
アセンブリすることより、組立工程が容易になる。ま
た、サスペンションタワーの前側を一体にサブアセンブ
リするので前部車体構造の広範囲にわたり、車種に応じ
異なる構造にできる。
【００１０】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図１〜図３を参照すると、本考案の１実施例
にかかる自動車の前部車体構造の斜視図が示されてい
る。本例の前部車体構造は、自動車の前端下部に車体横
方向に延びるシュラウドロアーメンバ１、前端上部に該
シュラウドロアーメンバ１とほぼ平行に横方向に延びる
シュラウドアッパーメンバ２と、上記シュラウドロアー
メンバ１の両端部から上方に延びて、シュラウドアッパ
ーメンバ２の両端部とを結合するシュラウドサイドステ
ー３と、シュラウドロアーメンバ１の中央部において上
方に延びて同様にシュラウドアッパーメンバ２とシュラ
ウドロアーメンバ１とを結合するシュラウドセンタース
テー４を有している。シュラウドサイドステー３にはそ
れぞれ車体の両端下部を前後方向に延びるサイドフレー
ム５の先端が結合されている。また、車体の両端上部に
は、サイドフレーム５とほぼ平行に前後方向に延びるエ
プロンレインフォースメント６が設けられており、本例
の構造ではエプロンレインフォースメント６は、サスペ
ンション（図示せず）の上端を支持するサスペンション
タワー７の前側で前後に２分割されている。前部エプロ
ンレインフォースメント６ａの前端は、シュラウドアッ
パーメンバ２の両端部に接続されている。
説明する。図１〜図３を参照すると、本考案の１実施例
にかかる自動車の前部車体構造の斜視図が示されてい
る。本例の前部車体構造は、自動車の前端下部に車体横
方向に延びるシュラウドロアーメンバ１、前端上部に該
シュラウドロアーメンバ１とほぼ平行に横方向に延びる
シュラウドアッパーメンバ２と、上記シュラウドロアー
メンバ１の両端部から上方に延びて、シュラウドアッパ
ーメンバ２の両端部とを結合するシュラウドサイドステ
ー３と、シュラウドロアーメンバ１の中央部において上
方に延びて同様にシュラウドアッパーメンバ２とシュラ
ウドロアーメンバ１とを結合するシュラウドセンタース
テー４を有している。シュラウドサイドステー３にはそ
れぞれ車体の両端下部を前後方向に延びるサイドフレー
ム５の先端が結合されている。また、車体の両端上部に
は、サイドフレーム５とほぼ平行に前後方向に延びるエ
プロンレインフォースメント６が設けられており、本例
の構造ではエプロンレインフォースメント６は、サスペ
ンション（図示せず）の上端を支持するサスペンション
タワー７の前側で前後に２分割されている。前部エプロ
ンレインフォースメント６ａの前端は、シュラウドアッ
パーメンバ２の両端部に接続されている。
【００１１】後部エプロンレインフォースメント６ｂ
は、サスペンションタワー７の付近で下方に且つ後方に
広がっており、サイドフレーム５にも結合されている。
サイドフレーム５の後部は車室８とエンジンルーム９と
を仕切るダッシュパネル１０に結合されている。また、
後部エプロンレインフォースメント６ｂの後端部から上
方かつ後方に延びるフロントピラー１１が設けられる。
は、サスペンションタワー７の付近で下方に且つ後方に
広がっており、サイドフレーム５にも結合されている。
サイドフレーム５の後部は車室８とエンジンルーム９と
を仕切るダッシュパネル１０に結合されている。また、
後部エプロンレインフォースメント６ｂの後端部から上
方かつ後方に延びるフロントピラー１１が設けられる。
【００１２】上記シュラウドロアーメンバ１、シュラウ
ドアッパーメンバ２、シュラウドサイドステー３、シュ
ラウドセンターステー４及び前部エプロンレインフォー
スメント６ａは前部車体構造体Ａを構成する。図２を参
照すると、前部エプロンレインフォースメント６ａの後
端部が後部エプロンレインフォースメント６ｂの前端開
口６ｃに挿入され、且つボルトナット１２でこの挿入合
わせ部６ｄを結合することよって両者は互いに固定され
る。
ドアッパーメンバ２、シュラウドサイドステー３、シュ
ラウドセンターステー４及び前部エプロンレインフォー
スメント６ａは前部車体構造体Ａを構成する。図２を参
照すると、前部エプロンレインフォースメント６ａの後
端部が後部エプロンレインフォースメント６ｂの前端開
口６ｃに挿入され、且つボルトナット１２でこの挿入合
わせ部６ｄを結合することよって両者は互いに固定され
る。
【００１３】図３を参照すると、本例の構造では前部車
体構造体Ａには、さらにフェンダ１３、ランプ１４、グ
リル１５、バンパ１６が取付けられる。この場合、フェ
ンダ１３はエプロンレインフォースメント６の長さ全体
に渡って延びているが、前部車体構造体Ａにボルトナッ
ト１７で前部エプロンレインフォースメント６ａにサブ
アセンブリされ、前部車体構造体Ａが後部エプロンレイ
ンフォースメント６ｂを介して後部車体構造Ｂに最終的
に組み込まれた後、後部エプロンレインフォースメント
６ｂにもボルト１８によって固定され、最終的に車体に
組付けられることになる。
体構造体Ａには、さらにフェンダ１３、ランプ１４、グ
リル１５、バンパ１６が取付けられる。この場合、フェ
ンダ１３はエプロンレインフォースメント６の長さ全体
に渡って延びているが、前部車体構造体Ａにボルトナッ
ト１７で前部エプロンレインフォースメント６ａにサブ
アセンブリされ、前部車体構造体Ａが後部エプロンレイ
ンフォースメント６ｂを介して後部車体構造Ｂに最終的
に組み込まれた後、後部エプロンレインフォースメント
６ｂにもボルト１８によって固定され、最終的に車体に
組付けられることになる。
【００１４】以上の構造において、まず、後部エプロン
レインフォースメント６ｂ、サスペンションタワー７、
サイドフレーム５、ダッシュパネル１０、フロントピラ
ー１１などを含む、後部車体構造Ｂが組立られる。そし
て、これとは別個に、前部エプロンレインフォースメン
ト６ｂ、シュラウドロアーメンバ１、シュラウドアッパ
ーメンバ２、シュラウドサイドステー３、シュラウドセ
ンターステー４、フェンダ１３、ランプ１４、グリル１
５、バンパ１６などが、前部車体構造体Ａとしてサブア
センブリされる。つぎに、前部エプロンレインフォース
メント６ａの後端部が後部エプロンレインフォースメン
ト６ｂの前端部に挿入され、ボルト１２によって固定さ
れる。その後フェンダ１３がボルト１８によって後部エ
プロンレインフォースメント６ｂにも固定されて後部車
体構造Ｂに組付けられる。また、サイドフレーム５の前
端を前部車体構造のシュラウドロアーメンバ１あるいは
シュラウドサイドステー３に結合する。これによって、
後部車体構造と前部車体構造体とが一体化される。本例
の構造では、前部車体構造体Ａを構成する前部エプロン
レインフォースメント６ａ、シュラウドロアーメンバ
１、シュラウドアッパーメンバ２、シュラウドサイドス
テー３、シュラウドセンターステー４などはプラスチッ
クで構成される。また、後部エプロンレインフォースメ
ント６ｂなどの後部車体構造Ｂの構成部品はスチールで
構成される。
レインフォースメント６ｂ、サスペンションタワー７、
サイドフレーム５、ダッシュパネル１０、フロントピラ
ー１１などを含む、後部車体構造Ｂが組立られる。そし
て、これとは別個に、前部エプロンレインフォースメン
ト６ｂ、シュラウドロアーメンバ１、シュラウドアッパ
ーメンバ２、シュラウドサイドステー３、シュラウドセ
ンターステー４、フェンダ１３、ランプ１４、グリル１
５、バンパ１６などが、前部車体構造体Ａとしてサブア
センブリされる。つぎに、前部エプロンレインフォース
メント６ａの後端部が後部エプロンレインフォースメン
ト６ｂの前端部に挿入され、ボルト１２によって固定さ
れる。その後フェンダ１３がボルト１８によって後部エ
プロンレインフォースメント６ｂにも固定されて後部車
体構造Ｂに組付けられる。また、サイドフレーム５の前
端を前部車体構造のシュラウドロアーメンバ１あるいは
シュラウドサイドステー３に結合する。これによって、
後部車体構造と前部車体構造体とが一体化される。本例
の構造では、前部車体構造体Ａを構成する前部エプロン
レインフォースメント６ａ、シュラウドロアーメンバ
１、シュラウドアッパーメンバ２、シュラウドサイドス
テー３、シュラウドセンターステー４などはプラスチッ
クで構成される。また、後部エプロンレインフォースメ
ント６ｂなどの後部車体構造Ｂの構成部品はスチールで
構成される。
【００１５】
【効果】サスペンションタワーの前側を一体にサブアセ
ンブリするので前部車体構造の広範囲にわたり、車種に
応じ異なる構造にでき、デザイン上の自由度を向上する
ことができる。前部車体構造においてサスペンションタ
ワーには大きな外力が入力されるが、本発明の構造では
サスペンションタワーは後部車体構造の一部にとどめ、
その前側を分割構造にしたので、前部車体構造体を比較
的剛性の低い材料で構成することが可能となる。たとえ
ば、後部車体構造をスチールで構成し、前部車体構造体
はプラスチックあるいはアルミニウム合金などの軽合金
で構成すると車両の軽量化を達成することができる。ま
た、フェンダ、ランプ、バンパなどの部品を前部車体構
造体にサブアセンブリすることより、車体組立工程が容
易になる。
ンブリするので前部車体構造の広範囲にわたり、車種に
応じ異なる構造にでき、デザイン上の自由度を向上する
ことができる。前部車体構造においてサスペンションタ
ワーには大きな外力が入力されるが、本発明の構造では
サスペンションタワーは後部車体構造の一部にとどめ、
その前側を分割構造にしたので、前部車体構造体を比較
的剛性の低い材料で構成することが可能となる。たとえ
ば、後部車体構造をスチールで構成し、前部車体構造体
はプラスチックあるいはアルミニウム合金などの軽合金
で構成すると車両の軽量化を達成することができる。ま
た、フェンダ、ランプ、バンパなどの部品を前部車体構
造体にサブアセンブリすることより、車体組立工程が容
易になる。
【図１】本発明の１実施例にかかる前部車体構造の斜視
図、
図、
【図２】エプロンレインフォースメントの結合部の斜視
図、
図、
【図３】前部車体構造体の外装部品をサブアセンブリし
た状態を示す斜視図である。
た状態を示す斜視図である。
１ シュラウドロアーメンバ ２ シュラウドアッパーメンバ ３ シュラウドサイドステー ４ シュラウドセンターステー ５ サイドフレーム ６ エプロンレインフォースメント ７ サスペンションタワー ８ 車室 ９ エンジンルーム １０ ダッシュパネル １１ フロントピラー １２ ボルトナット １３ フェンダ １４ ランプ １５ グリル １６ バンパ。
Claims (3)
- 【請求項１】前後方向に延びサスペンションタワーの前
側まで延びる後部エプロンレインフォースメントと、前
後方向に延び後端が前記後部エプロンレインフォースメ
ントの前端に結合される前部エプロンレインフォースメ
ントと、該前部エプロンレインフォースメントとを含ん
で一体にサブアセンブリされる前部車体構造体とを備え
たことを特徴とする自動車の前部車体構造。 - 【請求項２】前記前部車体構造体がシュラウド部を含ん
で構成され、該シュラウド部がプラスチックまたは軽合
金製であることを特徴とする請求項１記載の自動車の前
部車体構造。 - 【請求項３】前後方向に延びるエプロンレインフォース
メントをサスペンションタワーの前側において前後分割
構造にして後部エプロンレインフォースメントと前部エ
プロンレインフォースメントとを構成し、前部エプロン
レインフォースメントを含む前部車体構造体をサブアセ
ンブリし、前部エプロンレインフォースメントと後部エ
プロンレインフォースメントとを結合することによって
前部車体構造体を後部車体構造に結合することを特徴と
する自動車の前部車体構造の組立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25200591A JPH0585407A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 自動車の前部車体構造及びその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25200591A JPH0585407A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 自動車の前部車体構造及びその組立方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0585407A true JPH0585407A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17231245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25200591A Pending JPH0585407A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 自動車の前部車体構造及びその組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0585407A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06329051A (ja) * | 1993-05-25 | 1994-11-29 | Mazda Motor Corp | 自動車の車体構造 |
| EP1211163A3 (en) * | 2000-11-29 | 2002-10-16 | Calsonic Kansei Corporation | Radiator support structure of motor vehicle |
| JP2002362417A (ja) * | 2001-06-11 | 2002-12-18 | Denso Corp | フロントエンドパネル |
| JP2007182118A (ja) * | 2006-01-05 | 2007-07-19 | Nissan Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
| JP2008068667A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Nissan Motor Co Ltd | 車体のエンジンコンパートメント構造 |
| JP2010234890A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Mitsubishi Motors Corp | 車体構造 |
| JP2011051463A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Honda Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
| JP2013095209A (ja) * | 2011-10-30 | 2013-05-20 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両のフロントエンド構造 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP25200591A patent/JPH0585407A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06329051A (ja) * | 1993-05-25 | 1994-11-29 | Mazda Motor Corp | 自動車の車体構造 |
| EP1211163A3 (en) * | 2000-11-29 | 2002-10-16 | Calsonic Kansei Corporation | Radiator support structure of motor vehicle |
| US6681876B1 (en) | 2000-11-29 | 2004-01-27 | Calsonic Kansei Corporation | Radiator core support structure of motor vehicle |
| JP2002362417A (ja) * | 2001-06-11 | 2002-12-18 | Denso Corp | フロントエンドパネル |
| JP2007182118A (ja) * | 2006-01-05 | 2007-07-19 | Nissan Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
| JP2008068667A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Nissan Motor Co Ltd | 車体のエンジンコンパートメント構造 |
| JP2010234890A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Mitsubishi Motors Corp | 車体構造 |
| JP2011051463A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Honda Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
| JP2013095209A (ja) * | 2011-10-30 | 2013-05-20 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両のフロントエンド構造 |
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