JP2001191877A - 車両の運転支援装置およびステアリング角検出装置 - Google Patents

車両の運転支援装置およびステアリング角検出装置

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JP2001191877A JP2000265150A JP2000265150A JP2001191877A JP 2001191877 A JP2001191877 A JP 2001191877A JP 2000265150 A JP2000265150 A JP 2000265150A JP 2000265150 A JP2000265150 A JP 2000265150A JP 2001191877 A JP2001191877 A JP 2001191877A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車種などによる車両の仕様の違いを吸収し
て、車両の運転支援を精度よく行う。 【解決手段】 車両3にはカメラユニット10を搭載
し、駐車場に駐車使用とする際に、情報ディスプレイ4
に映像とともに、予測進路5aやガイドライン5bを表
示する。予測進路5aやガイドライン5bを表示するた
めのデータは、予め車両3の車種などの仕様に応じて切
換え可能なように、駐車アシストECU6内の画像処理
回路19内のメモリに格納しておく。予測進路5aは、
ステアリング軸11の露出部分に設けられるステアリン
グ角検出装置が検出するステアリング角に基づいて算出
される。予測進路5aの長さや色は、車両3の速度に応
じて変化させる。また、バックソナー17を設けて、障
害物の探知結果に応じても変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の進行方向を
撮像する映像に基づいて、車両の運転者に対して運転支
援のための情報を表示する運転支援装置、およびその運
転支援情報の基になる車両のステアリング角を検出する
ステアリング角検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両を安全に運転するため
には、車両の外部の状況を充分に把握する必要がある。
車両の運転者は、主として視覚に基づいて車両外部の状
況を認識する。しかしながら、運転者は車両の車体内部
の運転席から車体外部を見なければならないので、車体
によって視覚が妨げられてしまう。そこで、従来から車
体にビデオカメラなどの撮像装置を装着して、車両の外
部の映像を運転席近傍で表示し、運転者の支援を行うこ
とについて、提案がなされている。
【0003】本件出願人からも、たとえば特願平10−
288255、特願平10−301207、特願平10
−301208、特願平10−353425、特願平1
0−353426および特願平11−179718など
で、映像に基づく運転支援についての提案が行われてい
る。
【0004】車両の運転支援は、特に車両が駐車しよう
とする際に有用となる。車両の駐車の際の運転支援に関
連する先行技術としては、たとえば特開昭64−147
00に、車両の後退時に後方または側後方視界の画像と
予測軌跡とを画面に表示する構成が開示されている。こ
の先行技術では、後方を撮像した映像に、車両のステア
リング角に従って予想される予想軌跡の画像を表示する
ので、ステアリングの切り角の確認と後方の安全の確認
とを合わせて行うことが可能であると期待される。さら
に、車両の予測軌跡上に、車両の輪郭線を一括表示し
て、遠近感などが感覚的に分かりやすくなるように表示
する考え方も示されている。また、特開平7−4479
9には、車両に対して縦列駐車や車庫入れなどを行おう
とする際に、各種のセンサを用いて駐車スペースの長さ
を検出し、駐車可能か否かを報知して運転を支援する先
行技術が開示されている。この先行技術では、駐車スペ
ースの位置や車両特性等のデータから、ステアリング等
の操作量を演算し、運転支援のための表示あるいは自動
制御を行うことも開示されている。
【0005】車両の周囲の映像を撮像して車両の運転の
支援を行う先行技術は、たとえば実開昭57−1500
44、特開平4−239400、特開平5−14389
4、特開平6−255423、特開平7−19219
9、特開平10−257482および特開平10−28
3592などに開示されている。
【0006】実開昭57−150044には、通常時は
選択された情報を表示する映像表示機での表示内容を、
異常事態発生時に、通常表示から異常事態に関係する情
報を表示する異常表示に切換えて、運転支援を行う先行
技術が開示されている。特開平4−239400には、
車両の天井に回転雲台を介して水平に360°回転可能
なカメラを取付け、車両の周囲の所望の方向を撮像し、
撮像した各方向の画像を運転者に見やすいように画像処
理して表示装置に同時に、かつ適宜分割して表示する先
行技術が開示されている。特開平5−143894に
は、車両の左前方、前方および右前方の映像を3つのカ
メラで撮像し、3分割して表示するとともに、ステアリ
ング角に応じて分割表示における左右方向の画像の表示
面積を代える先行技術が開示されている。特開平6−2
55423には、カメラで撮像した画像を、距離センサ
で計測する距離に基づく距離目盛とともに表示し、また
距離に応じた大きさで障害物付近の映像を拡大して表示
して、運転の支援を行う先行技術が開示されている。特
開平7−192199には、ステレオ画像から、障害物
を3次元解析して、車両側部の延長線との距離を算出
し、車両が狭路を通過する際などに、障害物との隙間を
算出して表示する先行技術が開示されている。特開平1
0−257482には、車両の後方画像と、左側方画像
および右側方画像とを合成して、1画面にシームレスの
状態で表示する先行技術が開示されている。特開平10
−283592には、カメラで撮像する画像を3次元解
析して、自車両と障害物との接触可能性を判断して判断
結果を報知し、またその関係を画像表示する先行技術が
開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】車両の運転支援を映像
に基づいて行う際であっても、運転者はあくまでも直接
自己の視覚に基づいて状況判断を行い、運転支援のため
の表示は補助的に利用するのに留まるべきである。ま
た、運転席周辺に配置する表示手段には、大きさの制限
もある。このため、運転支援を有効に行うためには、映
像ばかりではなく、その映像に対して車両の予想される
進路などを表示することが望ましい。予想される進路な
どは、運転者が直接周囲を見るだけでは絶対に得ること
ができない情報であるので、非常に有用である。
【0008】しかしながら、カメラなどで撮像する映像
中での予測進路は、車体に対するカメラの取付位置に基
づく映像の見え方や、車両のステアリング角、さらには
車両の車幅やホイールベースなどによっても変化するは
ずであり、これらのデータを実際の車両に合わせない
と、正確な進路予測を行うことができず、有用な運転支
援を行うことはできない。運転支援装置についても、工
業製品としての、量産性に考慮すると、多くの種類の車
両に搭載可能であることが好ましい。しかも、各車両の
仕様に応じて、必要なデータが容易に入力可能であるこ
とが好ましい。さらに、進路予測に必要なステアリング
角は、現状では、一般の車両に検出用のセンサなどが設
けられていることはないので、できるだけ容易に検出可
能にすることが望ましい。
【0009】本発明の目的は、搭載する車両の仕様の違
いを容易に吸収して、精度の高い支援を行うことができ
る車両の運転支援装置およびステアリング角検出装置を
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両の周囲を
カメラで撮像し、映像とともに運転支援のための情報を
表示手段に表示する車両の運転支援装置において、車両
のステアリング角を検出するステアリング角センサと、
ステアリング角センサによって検出されるステアリング
角に基づいて、車両の進行経路を予測して、進行予測曲
線として算出する進行予測手段と、車両の複数の仕様に
ついて、進行予測手段によって算出される進行予測曲線
に沿って車両が進行する際に占める空間に関するデータ
が、予め格納されるメモリと、メモリに格納されるデー
タを、車両の仕様に従って選択するための入力操作を受
ける選択操作手段と、進行予測手段によって予測される
進行予測曲線を基準に、選択操作手段に対する入力操作
に従って選択されるデータを用い、運転支援のための情
報として、車両の進行に伴って通過すると予想される空
間に関連する進路を算出し、表示手段に表示させる制御
手段とを含むことを特徴とする車両の運転支援装置であ
る。
【0011】本発明に従えば、車両の周囲の映像ととも
に運転支援のための情報を表示する車両の運転支援装置
は、カメラおよび表示手段とともに、ステアリング角セ
ンサと、進行予測手段と、メモリと、選択操作手段と、
制御手段とを含む。ステアリング角センサは車両のステ
アリング角を検出する。進行予測手段は、ステアリング
角センサによって検出されるステアリング角に基づい
て、車両の進行経路を予測して、進行予測曲線として算
出する。メモリは、車両の複数の仕様について、進行予
測手段によって算出される進行予測曲線に沿って車両が
進行する際に占める空間に関するデータが予め格納され
る。選択操作手段は、メモリに格納されるデータを、車
両の仕様に従って選択するための入力操作を受ける。制
御手段は、進行予測手段によって予測される進行予測曲
線を基準として、選択操作手段に対する入力操作に従っ
て選択されるデータを用い、運転支援のための情報とし
て、車両の進行に伴って通過すると予測される空間に関
連する進路を算出して表示手段に表示させる。運転支援
のための情報として、車両の仕様に従ってメモリから選
択されるデータに基づいて、車両の進行予測曲線に沿っ
て車両が進行するのに伴って通過すると予測される空間
に関連する進路が算出される。表示手段に映像とともに
表示する際には、予測される進路を表示手段に表示され
る映像に適合させて表示させ、精度の高い予測進路の表
示によって分かりやすい運転支援を行うことができる。
予め複数の車両の仕様に対してデータがメモリに格納さ
れ、選択操作手段でデータを選択することによって、個
別のデータを直接入力するよりも、簡単に高精度な進路
予測を行わせることができる。
【0012】また本発明で前記メモリには、車両のホイ
ールトレッド、ホイールベース、キングピンオフセット
量、または前記カメラの取付高さが前記データとして格
納されることを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、メモリには車両のホイー
ルトレッドおよびホイールベースと、カメラの取付け高
さとがデータとして格納される。ホイールトレッドか
ら、車軸の両端での車輪の接地面間の距離が分かり、ホ
イールベースから4輪車の前後の車軸間の距離が分かる
ので、ステアリング角に基づいて進路を算出して予測す
ることが容易となる。カメラの取付け高さもデータとし
て与えられるので、カメラによって撮像される地面の状
態とカメラの撮像方向との関係から、地面上で算出され
る進行予測曲線が、カメラの撮像する映像中でどのよう
に見えるかを、容易に算出することができる。必要なデ
ータは、メモリに格納されているデータのうちから選択
すればよいので、選択操作を行うだけで、必要なデータ
を得ることができ、車両の仕様の違いなどに対応させる
ためのデータを改めて入力するような手間をかけないで
も、有効な運転支援を行わせることができる。
【0014】また、車両に関するデータは、ホイールト
レッド、ホイールベース、またはキングピンオフセット
量であるので、他の部分が少し異なるような車両の仕様
の違いを吸収して、メモリに格納するデータを共用する
ことができ、重複する記憶によって有効に使用可能なメ
モリの記憶空間が塞がれてしまうのを防ぐことができ
る。
【0015】さらに本発明は、車両の周囲をカメラで撮
像し、映像とともに運転支援のための情報を表示手段に
表示する車両の運転支援装置において、車両のステアリ
ング角を検出するステアリング角センサと、ステアリン
グ角センサによって検出されるステアリング角に基づい
て、車両の進行経路を予測し、進行予測曲線として算出
する進行予測手段と、進行予測手段によって算出される
進行予測曲線に沿って車両が進行する際に占める空間に
関するデータが、予め格納されるメモリと、進行予測手
段によって予測される進行予測曲線を基準に、選択操作
手段に対する入力操作に従って選択されるデータを用
い、運転支援のための情報として、車両の進行に伴って
通過すると予想される空間に関連する進路を算出し、表
示手段に表示させる制御手段とを含み、制御手段は、表
示手段に、進路を表示させ、車両の進行速度が予め定め
る速度以上となるときには、進路を表示させないことを
特徴とする車両の運転支援装置である。
【0016】本発明に従えば、表示手段には、予測され
る進路が表示されるので、ステアリング角に基づいて変
化する進路を分かりやすく表示することができる。さら
に、車両の進行速度が予め定める速度以上となるときに
は、進路を表示させないので、車両の運転者は車両の運
転のためにのみ視覚を集中させることができる。
【0017】さらに本発明は、車両の周囲をカメラで撮
像し、映像とともに運転支援のための情報を表示手段に
表示する車両の運転支援装置において、車両のステアリ
ング角を検出するステアリング角センサと、ステアリン
グ角センサによって検出されるステアリング角に基づい
て、車両の進行経路を予測し、進行予測曲線として算出
する進行予測手段と、進行予測手段によって算出される
進行予測曲線に沿って車両が進行する際に占める空間に
関するデータが、予め格納されるメモリと、進行予測手
段によって予測される進行予測曲線を基準に、選択操作
手段に対する入力操作に従って選択されるデータを用
い、運転支援のための情報として、車両の進行に伴って
通過すると予想される空間に関連する進路を算出し、表
示手段に表示させる制御手段とを含み、制御手段は、表
示手段に、車両の両側方を延長した状態を表すガイドラ
インを表示させ、車両の進行速度が予め定める速度以上
となるときには、ガイドラインを表示させないことを特
徴とする車両の運転支援装置である。
【0018】本発明に従えば、車両の運転支援のために
ガイドラインを表示する。車両の速度が予め定める速度
以上となると、ガイドラインを表示させないように切換
える。進行速度が予め定める速度以上では、ガイドライ
ンが表示されていない状態で、進路を容易に把握するこ
とができる。
【0019】また本発明で前記制御手段は、前記予め定
める速度を、車載機器の使用制限速度に対応させること
を特徴とする。
【0020】本発明に従えば、ガイドラインや予測され
る進路を表示しないようになる予め定める速度は、車載
機器の使用制限速度に対応して決定されるので、車載機
器の使用状態と連動して有効な運転支援を行わせること
ができる。
【0021】さらに本発明は、車両の周囲をカメラで撮
像し、映像とともに運転支援のための情報を表示手段に
表示する車両の運転支援装置において、車両のステアリ
ング角を検出するステアリング角センサと、ステアリン
グ角センサによって検出されるステアリング角に基づい
て、車両の進行経路を予測し、進行予測曲線として算出
する進行予測手段と、進行予測手段によって算出される
進行予測曲線に沿って車両が進行する際に占める空間に
関するデータが、予め格納されるメモリと、進行予測手
段によって予測される進行予測曲線を基準に、選択操作
手段に対する入力操作に従って選択されるデータを用
い、運転支援のための情報として、車両の進行に伴って
通過すると予想される空間に関連する進路を算出し、表
示手段に表示させる制御手段とを含み、制御手段は、車
速に応じて、進路を表示する長さまたは色を変化させる
ことを特徴とする車両の運転支援装置である。
【0022】本発明に従えば、車両が予め定める速度よ
りも低速で進行しているときと、停止しているときと
で、予測される進路が表示されるときの長さまたは色を
変化させるので、車両の進行状態か停止状態かを分かり
やすく表示しながら、進行速度に適合した状態で運転支
援を行うことができる。
【0023】また本発明で前記制御手段は、速度に応じ
て段階的に前記進路の長さおよび色を変化させることを
特徴とする。
【0024】本発明に従えば、車両が進行する速度に応
じて段階的に予測される進路の長さまたは色を代えるの
で、車両の進行速度に対応して安全性を向上させること
ができる。
【0025】さらに本発明は、車両の周囲をカメラで撮
像し、映像とともに運転支援のための情報を表示手段に
表示する車両の運転支援装置において、車両のステアリ
ング角を検出するステアリング角センサと、ステアリン
グ角センサによって検出されるステアリング角に基づい
て、車両の進行経路を予測し、進行予測曲線として算出
する進行予測手段と、進行予測手段によって算出される
進行予測曲線に沿って車両が進行する際に占める空間に
関するデータが、予め格納されるメモリと、車両の進行
方向に存在する障害物を探知する障害物探知手段と、進
行予測手段によって予測される進行予測曲線を基準に、
選択操作手段に対する入力操作に従って選択されるデー
タを用い、運転支援のための情報として、車両の進行に
伴って通過すると予想される空間に関連する進路を算出
し、表示手段に表示させる制御手段とを含み、制御手段
は、進路の長さまたは色を、障害物探知手段の探知結果
に従って変化させることを特徴とする車両の運転支援装
置である。
【0026】本発明に従えば、障害探知手段によって探
知される障害物の探知結果に応じて進路の長さまたは色
を変化させるので、障害物が存在するときに障害物の存
在を容易に認識し、障害物までの距離についての情報を
得て、障害物の回避について有効な運転支援を行わせる
ことができる。
【0027】また本発明で前記障害探知手段は、探知さ
れる障害物までの距離に応じて、予め定める複数段階の
探知信号を出力し、前記制御手段は、前記進路の長さま
たは色を、障害探知手段から出力される探知信号に応じ
て、該複数段階で変化させることを特徴とする。
【0028】本発明に従えば、予測される進路の長さま
たは色を、障害物までの距離に応じて変化させるので、
障害物への接近などに関する運転支援を分かりやすく行
わせることができる。
【0029】さらに本発明は、車両のステアリング角
を、ステアリングホイールの操作に応じて回転するステ
アリング軸が車体内で露出する部分で、該ステアリング
軸から検出するステアリング角検出装置であって、ステ
アリング軸の露出部分で、該ステアリング軸の角変位量
を検出するステアリング角センサと、該ステアリング軸
の露出部分の近傍で、ステアリング軸の軸受部分を車体
に固定するねじを利用して基端側が車体に取付けられ、
先端側に該ステアリング角センサが取付けられるよう
に、車両のステアリング軸近辺の仕様に応じた形状を有
するブラケットとを含むことを特徴とする車両のステア
リング角検出装置である。
【0030】本発明に従えば、車両のステアリング角
を、ステアリングホイールの操作に応じて回転するステ
アリング軸が車体内で露出する部分で検出することがで
きる。ステアリング角センサは、ステアリング軸の露出
部分の近傍で、ステアリング軸の軸受部分を車体に固定
するねじを利用して、基端側が車体に取付けられ、先端
側にステアリング角センサが取付けられるように、車両
のステアリング軸周辺の仕様に応じた形状を有するブラ
ケットによって、ステアリング軸の近傍に取付けられる
ので、ステアリング軸の回転を正確かつ確実に検出し
て、車両の進路を予測するためなどに用いるステアリン
グ角を、容易に検出することができる。
【0031】また本発明で前記ステアリング軸の露出部
分に取付けられる分割可能な軸用歯車と、前記ブラケッ
トによって回転可能に支持され、該軸用歯車と噛合し、
前記ステアリング角センサによって回転状態が検出され
る検出歯車とをさらに含むことを特徴とする。
【0032】本発明に従えば、ステアリング軸の露出部
に分割可能な軸用歯車を取付け、軸用歯車に噛合する検
出歯車をブラケットによって回転可能に支持し、検出歯
車の回転をステアリング角センサによって検出するの
で、ステアリング軸の回転を確実に検出し、車両の進路
の予測などに利用することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態と
しての運転支援装置である駐車アシスト装置1の概略的
なシステム構成を示す。本実施形態の駐車アシスト装置
1は、駐車場2の白線2aなどに沿って車両3が行進し
て駐車しようとする際に、車両3の運転者に対して情報
ディスプレイ4を表示手段として、映像による運転支援
を行う。情報ディスプレイ4の表示画面上には、車両の
予測進路5aと、車体の延長線であるガイドライン5b
とが駐車場2の映像とともに表示される。車両3の運転
者は、情報ディスプレイ4に表示される後方の映像とと
もに、予測進路5aおよびガイドライン5bに基づい
て、駐車場での運転操作に対する支援を受ける。
【0034】情報ディスプレイ4に表示される運転支援
のための情報は、車両3に搭載される電子制御ユニット
(以下、「ECU」と略称する)の1つである駐車アシ
ストECU6によって作成される。駐車アシストECU
6には、車両3のステアリングホイール7や変速機8に
対する操作結果を表す信号が入力される。また、駐車ア
シストECU6は、スピーカ9によって警告や音声案内
なども行う。
【0035】情報ディスプレイ4で表示する駐車場2の
映像は、カメラユニット10によって撮像する。カメラ
ユニット10は、車両3の車体の後方の上部に装着さ
れ、その視野10aが駐車場2に向けられている。カメ
ラユニット10からは、たとえばNTSC方式で映像信
号が出力され、駐車アシストECU6に入力される。駐
車アシストECU6では、カメラユニット10が撮像す
る映像に重ねて、予測進路5aやガイドライン5bを表
示するような画像処理を行い、NTSC方式の映像信号
として情報ディスプレイ4に出力する。
【0036】予測進路5aは、ステアリングホイール7
の操作に対応して、ステアリング軸11の角度に応じて
変化する。ステアリング軸11からステアリング角を検
出するために、ステアリング角検出装置12がステアリ
ング軸11が車体外に露出する部分の近傍に設置され
る。ステアリング角検出装置12内にはステアリング角
センサ13が設けられ、ステアリング角の検出結果を表
す信号が駐車アシストECU6に入力される。駐車アシ
ストECU6は、ステアリング角センサ13が検出する
ステアリング角に基づいて車両3の進行予測曲線を算出
し、車両3の前後輪間のホイールベースや、車軸の両端
でのタイヤの接地部分間の距離としてのホイールトレッ
ド、および/またはキングピンオフセット量に基づい
て、進行予測曲線に沿って車両が進行する際に占める空
間を表す予測進路5aを算出する。
【0037】情報ディスプレイ4の表示面上での予測進
路5aの見え方は、カメラユニット10が取付けられて
いる位置にも関連するので、駐車アシストECU6で
は、カメラユニット10の取付け位置についての情報も
用いて、予測進路5aを情報ディスプレイ4上に表示す
る。カメラユニット10の取付け位置についての情報
は、車体の側方を延長した状態を示すガイドライン5b
を、情報ディスプレイ4上に表示する際にも利用する。
ガイドライン5bの方向は、カメラユニット10の視野
10aに対して固定されているので、カメラユニット1
0の取付け位置に応じて変化する。
【0038】情報ディスプレイ4での表示は、周囲の明
るさに応じて調整される。周囲の明るさは、車両3の照
明系の点灯状態などを制御するために用いるコンライト
(登録商標)センサ14からの出力に基づいて行われ
る。コンライトセンサ14が感知する車両3の周囲の明
るさに応じて、明るさやコントラストなどが調整され、
分かりやすい運転支援が行われるように制御される。
【0039】車両3には、ナビゲーション装置15やオ
ーディオ装置16などの車載機器も搭載される。特に車
両の運転に関連するナビゲーション装置15には、車両
の進行速度に応じて、動作速度に対する制限が設けられ
ている。たとえば10km/hが基準速度となって、1
0km/hよりも低速でのみ動作する機能が設けられて
いる。
【0040】また、車両3が後退する際に、路面に障害
物などが存在するか否かを、バックソナー17によって
探知可能にしている。障実探知手段としてのバックソナ
ー17は、超音波を用いて、障害物を探知している。本
実施形態の駐車アシストECU6は、バックソナー17
からの出力も利用して、情報ディスプレイ4での表示状
態を変化させている。
【0041】駐車アシストECU6内には、全体の制御
を行うCPU18と、情報ディスプレイ4での表示のた
めの画像処理を行う画像処理回路19とが含まれる。C
PU18には、車両3の速度を示す信号や、変速機8の
切換え状態を示す信号が、コンライトセンサ14やバッ
クソナー17からの信号とともに入力される。CPU1
8は、これらの信号に基づいて、画像処理回路19を制
御し、情報ディスプレイ4での表示状態を変化させるこ
とができる。
【0042】図2は、図1の駐車アシストECU6内に
含まれる画像処理回路19の電気的構成を示す。画像処
理回路19内での画像処理は、デジタル信号プロセッサ
(以下、「DSP」と略称する)20によって行われ
る。カメラユニット10が撮像する映像は、NTSC信
号の形式でアンプ+フィルタ回路22に入力される。こ
の映像入力はアナログ信号であるので、アナログデジタ
ル変換(以下、「ADC」と略称する)回路23で、デ
ジタル信号に変換され、フィールドバッファ回路24に
記憶される。アンプ+フィルタ回路22からの映像出力
は、同期分離回路25にも与えられ、水平同期や垂直同
期用の同期信号が分離され、DSP20に入力される。
【0043】DSP20には、ADC26を介して、ス
テアリング角センサ13からのステアリング角検出信号
も入力される。DSP20は、プログラムメモリ27に
予め格納されているプログラムに従って画像処理を行
う。画像処理の際に、図1に示す予測進路5aやガイド
ライン5bの表示用の画像も形成する。これらの画像
は、データメモリ28に予め格納されているデータに基
づく演算によって作成する。データメモリ28には、予
め複数種類の車両3の使用毎に、車両3の車幅に対応し
て、車軸の両端での車輪の接地部分間の幅を表すホイー
ルトレッドと、前後の車軸間の距離を表すホイールベー
スと、キングピンオフセット量と、各車体でカメラユニ
ット10を取付ける位置とを表すデータが予め格納され
る。これらのデータは、必ずしも全部必要ではないけれ
ども、全部あれば進路の予測精度を高めることができ
る。保存メモリ29は、バッテリで記憶内容がバックア
ップされ、DSP20が画像処理を行う際に用いるデー
タやパラメータなどで、保存が必要なデータを記憶して
おくことができる。
【0044】DSP20による画像処理の結果生成され
る画像は、スイッチ(以下、「SW」と略称する)回路
30によって出力が切換え可能な2つのフィールドバッ
ファ回路31,32に記憶される。SW回路30によっ
て選択された画像信号は、デジタルアナログ変換(以
下、「DAC」と略称する)回路33でアナログ信号に
変換される。DAC回路33から出力されるアナログ信
号は、フィルタ+アンプ回路34を介して、情報ディス
プレイ4に映像出力として与えられる。画像処理回路1
9全体の動作用の電力は、電源35から供給される。電
源35の投入時などには、リセット回路36からリセッ
ト信号が供給される。DSP20による動作は、CLK
+分周回路37から供給されるクロック信号やこれを分
周した信号に同期して行われる。
【0045】なお、データメモリ28に予め格納されて
いる車両の使用に応じたデータの切換えは、選択操作手
段としてのDIPスイッチ38のスイッチを操作して行
うことができる。データメモリ28は、たとえばフラッ
シュメモリなど、電気的に書込みが可能な不揮発性メモ
リで構成され、駐車アシスト装置1を装着可能な車両3
についての必要な仕様について、データが仕様毎に予め
作成されて格納されている。DIPスイッチ38の設定
状態と使用との関係は、データの作成者が準備する。D
IPスイッチ38の設定は、サービス向上などで、駐車
アシスト装置1のユーザが、使用する車両3を決定した
後で行う。DIPスイッチ38に代えて、ジャンパなど
を用いることもできる。
【0046】図3は、図1の実施形態での駐車アシスト
ECU6による概略的な制御手順を示す。ステップa0
で電源が投入されると、動作が開始される。ステップa
1では、変速機8が後進状態に投入されているか否かを
示すリバース信号の状態を判断する。リバース信号がO
Nであれば、ステップa2で、車両3の後退速度が10
km/hよりも小さいか否かが判断される。後退速度が
10km/h未満であると判断されるときには、ステッ
プa3で、駐車アシストECU6内のメモリに設けられ
るフラグであるON Flagを1にセットする。次に
ステップa4で、カメラユニット10が撮像する後方映
像を情報ディスプレイ4に表示させる。この際にガイド
ライン5bも表示させる。
【0047】ステップa5では、ウインカ信号の状態を
判断する。ウインカ信号がOFFであれば、ステップa
6でステアリング角センサ13からの出力に基づいて、
ステアリング舵角取得を行う。ステップa7では、バッ
クソナー17からの入力の判断を行う。バックソナー1
7は、予め設定される距離よりも近い位置に障害物を検
出すると、連続するビープ音で障害物の存在を知らせ
る。このビープ音を検出すると、ステップa8で、図4
で示すような第1の進路予測の表示を行う。ステップa
7で、バックソナー17が、予め定める距離の範囲内に
障害物を探知していないときには、連続したビープ音は
発生されないので、ステップa9に移る。ステップa9
では、車両3の後退速度が、0よりも大きい、すなわち
車両が停止していないで走行中であるか否かが判断され
る。車両が停止していないときには、ステップa10
で、図5に示すような第2の進路予測表示を行う。ステ
ップa9で、車両が停止していると判断されるときに
は、図6に示すような第3の進路予測表示を行う。ステ
ップa8、ステップa10またはステップa11の後
は、ステップa1に戻る。
【0048】ステップa1で、リバース信号がOFFで
あると判断されるときには、ステップa12に移り、O
N Flagが1となっているか否かを判断する。ON
Flagが1となっていれば、駐車アシストECU6
内のタイマを、一定時間、たとえば1秒間セットする。
次にステップa14で、情報ディスプレイ4上に、カメ
ラユニットによって撮像される後方映像の表示を行う。
ただしこの場合には予測進路5aを表示するけれども、
ガイドライン5bは表示しない。この後方映像表示は、
ステップa13でタイマにセットした時間だけ行う。タ
イマにセットした時間が経過した後、またはステップa
2で、速度が10km/h以上であると判断されるとき
には、ステップa15で、情報ディスプレイ4の画面表
示を、運転支援のための情報の前に表示していた状態、
たとえばナビゲーション装置15での経路案内用の画面
などに復帰させる。次にステップa16で、ON Fl
agを0にリセットする。ステップa16の終了後、ま
たはステップa12でONFlagが1にセットされて
いないと判断されるとき、ステップa17で、動作手順
を終了する。
【0049】本実施形態では、ステップa5で、ウイン
カ信号を判断している。ウインカ信号がONであると判
断されるときには、ステップa18で、ONになってい
るのが左右のいずれであるかを判断する。左側がONに
なっていると判断されるときには、ステップa19で、
左側に縦列駐車を行う際のガイドラインを表示する。ス
テップa18で、印加のうちの右側がONになっている
と判断されるときには、ステップa20で、右側に縦列
駐車を行うための縦列駐車用ガイドラインを表示する。
これらの縦列駐車用のガイドラインの表示も、図2のプ
ログラムメモリ27に格納されているプログラムと、デ
ータメモリ28に格納されているデータとに基づいて行
うことができる。
【0050】図4は、図3のステップa8で表示される
第1の予測進路についての表示状態を示す。情報ディス
プレイ4の表示画面上に表示される映像40は、カメラ
ユニット10の撮像する画像に予測進路41やガイドラ
イン42が重ね合わされて形成される。ガイドライン4
2には、距離目盛43も合わせて表示される。映像40
の一部には、直接の目視確認を促すための注意表示44
も行われる。図5は、図3のステップa10で表示され
る第2の予測進路の表示状態を示す。また図6は、図3
のステップa11で表示される第3の予測進路の表示状
態を示す。
【0051】図4、図5、図6に示す映像40での予測
進路41は、長さと色とを変化させている。予測進路4
1は、ステアリング角および車両についてのデータに基
づいて、随時書換えられ、左右の車幅線と車両後端部か
ら5mまでで囲われた範囲が表示される。図4に示す状
態では、障害物が近くに存在しているので、予測進路4
1を赤色で表示し、かつ長さもたとえば0.5m程度に
短く表示する。図6に示す状態では、車両3が停止して
いるので、予測進路41はたとえば水色で表示し、長さ
も5mまで長く表示する。図5は、図4と図6との中間
の状態であり、予測進路41はたとえばオレンジ色で表
示し、長さも2m程度の中間の長さとなる。
【0052】各図でのガイドライン42は、情報ディス
プレイ4の中央部に固定した状態で左右対称に表示す
る。車両の後端部から0.5m離れた位置から5mまで
の距離に相当する部分がガイドライン42として表示さ
れる。ガイドライン42に合わせて、距離を表す距離目
盛43も表示する。これらの予測進路41およびガイド
ライン42の表示に合わせて、カメラユニット10で
は、車両後方の死角も含めた範囲での障害物確認を可能
とするため、広角タイプのレンズを用いる。
【0053】図7は、本発明の実施の他の形態として、
図4、図5および図6に示すような予測進路41の長さ
と色との変化を、速度のみに対応させる場合の制御手順
を示す。ただし、本実施形態では、図3のステップa
5、ステップa18〜ステップa20の制御は行わな
い。本実施形態で、ステップb0からステップb4まで
の各ステップ、ステップb6、ステップb8、ステップ
b10〜ステップb17までの各ステップは、図3のス
テップa0〜ステップa4、ステップa6、ステップa
8、ステップa10からステップa17までの各ステッ
プとそれぞれ同等である。本実施形態では、ステップb
6でステアリング舵角を取得した後、ステップb7で、
速度が予め定める第2段階の速度、たとえば5km/h
を超えているか否かを判断する。速度が5km/hを超
えていると判断されるときには、ステップb8で第1段
階の予測進路41の表示を行う。ステップb7で、速度
が5km/hを超えていないと判断されるときには、ス
テップb9で、速度が0より大きい、すなわち速度が5
km/h以下でかつ0より大きいか否かを判断する。停
止していないと判断されるときには、ステップb10で
第2の予測進路の表示を行い、停止していると判断され
るときにはステップb11で第3の予測進路の表示を行
う。
【0054】図8は、本発明の実施のさらに他の形態と
して、バックソナー17が障害物の探知を行った後、ビ
ープ音の連続とビープ音の断続とで、障害物までの距離
の違いに応じた動作を行う場合の制御手段を示す。バッ
クソナー17は、障害物までの距離が所定値以下になる
とビープ音を連続的に発生させる。距離が所定値よりも
離れていれば、ビープ音は断続的に発生される。本実施
形態では、図4と図5に示す表示状態をそれぞれ対応さ
せて、障害物が全く探知されないときに図6に示すよう
な表示状態として、バックソナー17のみに表示状態の
変化を対応させる。図8のステップc7およびステップ
c9で、バックソナー17からの信号の違いに応じて進
行予測曲線の表示モードを代える動作を除いて、本実施
形態は図7に示す実施形態に類似し、ステップc0から
ステップc6、ステップc8、ステップc10からステ
ップc17までの各ステップは、図7のステップb0か
らステップb6、ステップb8、ステップb10からス
テップb17までの各ステップとそれぞれ同等である。
【0055】以上で説明した実施形態では、車速や障害
物までの距離に応じて、予測進路41やガイドライン4
2の長さと色とを変化させているけれども、一方のみを
変化させてもよい。また車速や距離に応じて連続的に変
化させてもよい。いずれにしても、運転者に、状況の変
化を認識させることができる。
【0056】図9は、図1に示すステアリング角検出装
置12の構成を分解した状態で示す。ステアリング角検
出装置12は、車体に取付けられる取付用ブラケット5
0によって支えられる。ステアリング軸11には、軸用
歯車51が装着される。軸用歯車51は、2分割可能で
あり、ステアリング軸11の側方から装着することがで
きる。軸用歯車51にステアリング軸11から伝達され
る角変位は、ステアリング角センサ13の回転軸に取付
けられる検出歯車52に伝達される。ステアリング角セ
ンサ13は、検出歯車52が軸用歯車51と噛合するよ
うに、取付用ブラケット50に取付けられる。軸用歯車
51は、ステアリング軸11の外径が違っても取付可能
となるように、スペーサ53を介して取付けられる。車
両3の車種の違いによるステアリング軸11の外径の違
いは、スペーサ53の厚さの違いによって調整される。
取付用ブラケット50に取付けられるステアリング角セ
ンサ13や検出歯車52と、ステアリング軸11に装着
される軸用歯車51とは、ユニットカバー54,55を
組合わせて形成される空間内に収容される。ユニットカ
バー54,55間は、結合ねじ56によって結合され
る。また、分割可能な軸用歯車51は、締付ねじ57に
よって締付けられ、ステアリング軸11に装着される。
取付用ブラケット50は、取付ナット58によって、車
体から出ているボルトに取付けられる。取付用ブラケッ
ト50の基端側には、取付部59が形成され、ボルトが
挿通される取付孔60が設けられている。
【0057】図10は、図9に示すステアリング角検出
装置12で、ステアリング角を検出する部分の構成を示
す。軸用歯車51の歯数は、検出歯車52の歯数よりも
多くなるように形成される。噛合している軸用歯車51
が1回転する間に、検出歯車52はたとえば2.5回転
する。軸用歯車51は、ラバーなどの弾性体によるスペ
ーサ53を介してステアリング軸11に取付けられる。
取付けの際には、ステアリング角が0°、すなわち中立
状態となるようにしておく。軸用歯車51をステアリン
グ軸11に取付け、検出歯車52が軸用歯車51と噛合
する状態でステアリング角センサ13を取付ブラケット
に取付けた後ではステアリング角センサ13は、ステア
リング角に対応した電圧を出力する。出力電圧が0Vの
ときには、中立位置を表す。ステアリング角の方向に応
じて±の符号が変化し、角度の増大に応じて出力電圧の
絶対値が増大する。
【0058】図11は、取付用ブラケット50の形状を
示す。取付用ブラケット50は、車両の使用に応じてた
とえば図11(a)に示すような取付用ブラケット50
aや図11(b)に示すような取付用ブラケット50b
のように使い分ける。取付用ブラケット50a,50b
は、たとえば2mm厚程度の鉄板を加工して、取付部5
9、取付孔60、ステアリング軸挿通部61、ステアリ
ング角センサ取付部62などを形成する加工を行う。図
11(b)に示す取付用ブラケット50bでは、さらに
段差部63が形成される。
【0059】図12は、取付用ブラケット50を取付け
るための車体側の構成を示す。取付用ブラケット50
は、ステアリング軸11が露出しているステアリング軸
露出部64の近傍に取付ける。ステアリング軸露出部6
4は、ステアリング軸を支持するステアリングコラムチ
ューブ65を車体66に支持するための支持ボルト67
を利用して取付ける。支持ボルト67のねじ部に取付部
59の取付孔60を挿入し、図9に示す取付ナット58
で固定する。
【0060】図13は、車種によって異なるステアリン
グ軸露出部64近傍の状況を示す。図13(a)や図1
3(b)に示すように、ステアリングコラムチューブ6
5が比較的短い車種に対しては、図11(a)に示すよ
うな取付用ブラケット50aを用いる。図13(c)に
示すように、ステアリングコラムチューブ65が比較的
長い車種に対しては、図11(b)に示すように段差部
63を有する取付用ブラケット50bを用いる。
【0061】以上説明した実施形態では、車両が駐車す
る際の運転支援を行っているけれども、車両が前進する
場合の運転支援も予測進路を表示して同様に行うことが
できる。車両の前方は、運転者が直接視認することがで
きるけれども、ステアリング角に応じた進路の予測は、
比較的経験を積んだ運転者でないと正確に行うことがで
きない。本発明を適用すれば、ステアリング角に応じた
予測進路を正確に表示することができ、分かりやすい運
転支援を行わせることができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、メモリに
予め格納されるデータを選択して、カメラの撮像する映
像とともに表示する車両の進行予測曲線に沿った進路の
算出に用いることができるので、複数の異なる仕様の車
両に搭載する場合であっても、予めメモリにデータを格
納しておくことによって、同一構成の装置で有効な運転
支援を行わせることができる。
【0063】また本発明によれば、進路の算出のために
用いるデータは、車両のホイールトレッド、ホイールベ
ース、キングピンオフセット量、またはカメラの取付け
高さで構成されるので、外観上は異なる車種であって
も、ホイールトレッド、ホイールベース、キングピンオ
フセット量またはカメラの取付け高さが同一になる車種
では、異なるデータとする必要がなく、細かい仕様の違
いなどがあっても、共通なデータとしてメモリに格納さ
れるデータで、多くの車種などに対して対応させること
ができる。
【0064】さらに本発明によれば、車両の予測される
進路を表示して、車体の現在の向きとステアリング角と
に基づく予測される進路を表示することができる。車両
の進行速度が予め定める速度以上となると、進路の表示
を行わないので、車両の運転者は表示手段の表示内容に
注意をそらされないで、車両の周囲についての視覚によ
る観察に注意力を集中させることができ、安全性を向上
させることができる。
【0065】さらに本発明によれば、車両の両側方を延
長した状態を示すガイドラインをカメラの撮像する映像
中に表示して、車両の向きや距離などを案内することが
でききる。車両が予め定める速度以上で進行するときに
はガイドラインを表示しないので、車両の運転者は直接
周囲の状況を確認する方に注意力を集中させることがで
きる。
【0066】また本発明によれば、運転支援のためにガ
イドラインや予測進路を表示しなくなる予め定める速度
を、車載機器の使用制限速度に対応して決定するので、
車載機器と合わせて、低速での運転支援を効率的に行う
ことができる。車速が高くなるときには、表示手段に表
示する情報よりも、外部の状況を視覚によって確認する
方が好ましいので、表示手段で運転者の注意をさらすこ
とがないようにして、安全性の向上を図ることができ
る。
【0067】また本発明によれば、予測される進路の長
さまたは色を、車速に応じて変化させるので、車両の進
行状態に応じて適切な運転を行わせることができる。
【0068】また本発明によれば、予測曲線の長さと色
とを、速度に応じて段階的に変化させるので、速度に応
じて安全性を高めた状態で運転支援を行わせることがで
きる。
【0069】さらに本発明によれば、車両の予測進路の
長さまたは色は、障害物の探知結果に基づいて変化させ
るので、車両の進路上に障害物が存在するときに、障害
物までの接近状態に応じて分かりやすい表示を行い、安
全性を高めることができる。
【0070】また本発明によれば、障害探知手段が障害
物を検知するときには距離に応じて予め定める複数段階
の探知信号を出力し、表示手段に表示する予測進路の長
さまたは色を探知信号の出力に応答して変化させるの
で、障害物探知手段の探知結果と進路の表示とを対応さ
せて、障害物への接近についての注意を集中しやすくす
ることができる。
【0071】さらに本発明によれば、ステアリング角を
検出する機能が備えられていない車両に対しても、ステ
アリング軸の露出部分からステアリング軸の回転状態を
容易に検出し、進路の予測などに検出結果を用いること
ができる。
【0072】また本発明によれば、ステアリング軸の回
転状態を、分割可能な軸用歯車で取出して、検出歯車に
伝達し、検出歯車の回転状態をステアリング角センサに
よってステアリング角の変化として検出するので、ステ
アリング軸からステアリング角を容易に検出することが
できる。ステアリング軸の露出部分は、車両の使用によ
って異なるけれども、車両の使用の違いはブラケットの
形状の違いによって吸収し、ステアリング角センサを複
数の車種に対して容易に取付け、ステアリングセンサの
共用化を図ることができる。
【0073】また本発明によれば、ステアリング軸に装
着する軸用歯車は、分割可能であるので、ステアリング
角の露出部分に容易に装着し、ステアリング角の回転を
検出歯車に伝達して、検出歯車の回転からステアリング
角センサが、ステアリング軸の回転に基づく検出歯車の
回転を容易に検出することができる。軸用歯車の歯数と
検出歯車の歯数とが異なり、検出歯車の歯数の方が小さ
いようにしておけば、ステアリング軸の回転角度より
も、検出歯車の回転角度が大きくなるようにすることが
でき、ステアリング角センサによって検出するステアリ
ング角の精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の運転支援装置としての
駐車アシスト装置1の概略的なシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の駐車アシストECU6内に設けられる画
像処理回路19の概略的な電気的構成を示すブロック図
である。
【図3】図1の駐車アシストECU6による制御手順を
示すフローチャートである。
【図4】図1の情報ディスプレイ4で表示される映像の
一例を示す図である。
【図5】図1の情報ディスプレイ4で表示される情報の
他の例を示す図である。
【図6】図1の情報ディスプレイ4で表示される情報の
さらに他の例を示す図である。
【図7】本発明の実施の他の形態として、図1の駐車ア
シストECUによる制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の実施のさらに他の形態として、図1の
駐車アシストECU6による制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図9】図1のステアリング角検出装置12の構成を分
解して示す斜視図である。
【図10】図9で、ステアリング角を検出する部分の構
成を示す簡略化した斜視図である。
【図11】図9の取付用ブラケット50の形状を示す斜
視図である。
【図12】図9のステアリング角検出装置12を取付け
るステアリング軸露出部64の一例を示す図である。
【図13】ステアリング軸露出部64が車種によって異
なることを示す図である。
【符号の説明】
1 駐車アシスト装置 2 駐車場 3 車両 4 情報ディスプレイ 5a,41 予測進路 5b,42 ガイドライン 6 駐車アシストECU 7 ステアリングホイール 8 変速機 9 スピーカ 10 カメラユニット 11 ステアリング軸 12 ステアリング角検出装置 13 ステアリング角センサ 17 バックソナー 18 CPU 19 画像処理回路 20 DSP 27 プログラムメモリ 28 データメモリ 38 DIPスイッチ 40 映像 50,50a,50b 取付用ブラケット 51 軸用歯車 52 検出歯車 64 ステアリング軸露出部 65 ステアリングコラムチューブ 66 車体 67 支持ボルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月5日(2000.9.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 621 B60R 21/00 621M 621N 622 622F 624 624C 626 626B 626C 626F 626G 1/00 1/00 A B62D 1/16 B62D 1/16 6/00 6/00 G01B 21/22 G01B 21/22 G06T 1/00 330 G06T 1/00 330B G08G 1/16 G08G 1/16 C // B62D 101:00 B62D 101:00 113:00 113:00 125:00 125:00 137:00 137:00 (72)発明者 佐古 和也 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 2F069 AA86 BB21 GG11 HH15 MM04 3D030 DC29 3D032 CC50 DA03 DA23 DA71 DA76 DA90 DA91 DA95 DB03 DB20 DC33 DC38 DE09 EA10 EB30 GG01 5B057 AA16 BA02 BA28 CA08 CA13 CB08 CB12 CC01 CE08 CH18 DA06 DA16 DA20 DB03 DB09 5H180 AA01 CC04 LL01 LL07 LL08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の周囲をカメラで撮像し、映像とと
    もに運転支援のための情報を表示手段に表示する車両の
    運転支援装置において、 車両のステアリング角を検出するステアリング角センサ
    と、 ステアリング角センサによって検出されるステアリング
    角に基づいて、車両の進行経路を予測し、進行予測曲線
    として算出する進行予測手段と、 車両の複数の仕様について、進行予測手段によって算出
    される進行予測曲線に沿って車両が進行する際に占める
    空間に関するデータが、予め格納されるメモリと、 メモリに格納されるデータを、車両の仕様に従って選択
    するための入力操作を受ける選択操作手段と、 進行予測手段によって予測される進行予測曲線を基準
    に、選択操作手段に対する入力操作に従って選択される
    データを用い、運転支援のための情報として、車両の進
    行に伴って通過すると予想される空間に関連する進路を
    算出し、表示手段に表示させる制御手段とを含むことを
    特徴とする車両の運転支援装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリには、車両のホイールトレッ
    ド、ホイールベース、キングピンオフセット量、または
    前記カメラの取付高さが前記データとして格納されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両の運転支援装置。
  3. 【請求項3】 車両の周囲をカメラで撮像し、映像とと
    もに運転支援のための情報を表示手段に表示する車両の
    運転支援装置において、 車両のステアリング角を検出するステアリング角センサ
    と、 ステアリング角センサによって検出されるステアリング
    角に基づいて、車両の進行経路を予測し、進行予測曲線
    として算出する進行予測手段と、 進行予測手段によって算出される進行予測曲線に沿って
    車両が進行する際に占める空間に関するデータが、予め
    格納されるメモリと、 進行予測手段によって予測される進行予測曲線を基準
    に、選択操作手段に対する入力操作に従って選択される
    データを用い、運転支援のための情報として、車両の進
    行に伴って通過すると予想される空間に関連する進路を
    算出し、表示手段に表示させる制御手段とを含み、 制御手段は、表示手段に、進路を表示させ、車両の進行
    速度が予め定める速度以上となるときには、進路を表示
    させないことを特徴とする車両の運転支援装置。
  4. 【請求項4】 車両の周囲をカメラで撮像し、映像とと
    もに運転支援のための情報を表示手段に表示する車両の
    運転支援装置において、 車両のステアリング角を検出するステアリング角センサ
    と、 ステアリング角センサによって検出されるステアリング
    角に基づいて、車両の進行経路を予測し、進行予測曲線
    として算出する進行予測手段と、 進行予測手段によって算出される進行予測曲線に沿って
    車両が進行する際に占める空間に関するデータが、予め
    格納されるメモリと、 進行予測手段によって予測される進行予測曲線を基準
    に、選択操作手段に対する入力操作に従って選択される
    データを用い、運転支援のための情報として、車両の進
    行に伴って通過すると予想される空間に関連する進路を
    算出し、表示手段に表示させる制御手段とを含み、 制御手段は、表示手段に、車両の両側方を延長した状態
    を表すガイドラインを表示させ、車両の進行速度が予め
    定める速度以上となるときには、ガイドラインを表示さ
    せないことを特徴とする車両の運転支援装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記予め定める速度
    を、車載機器の使用制限速度に対応させることを特徴と
    する請求項3または4記載の車両の運転支援装置。
  6. 【請求項6】 車両の周囲をカメラで撮像し、映像とと
    もに運転支援のための情報を表示手段に表示する車両の
    運転支援装置において、 車両のステアリング角を検出するステアリング角センサ
    と、 ステアリング角センサによって検出されるステアリング
    角に基づいて、車両の進行経路を予測し、進行予測曲線
    として算出する進行予測手段と、 進行予測手段によって算出される進行予測曲線に沿って
    車両が進行する際に占める空間に関するデータが、予め
    格納されるメモリと、 進行予測手段によって予測される進行予測曲線を基準
    に、選択操作手段に対する入力操作に従って選択される
    データを用い、運転支援のための情報として、車両の進
    行に伴って通過すると予想される空間に関連する進路を
    算出し、表示手段に表示させる制御手段とを含み、 制御手段は、車速に応じて、進路を表示する長さまたは
    色を変化させることを特徴とする車両の運転支援装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、速度に応じて段階的に
    前記進路の長さまたは色を変化させることを特徴とする
    請求項6記載の車両の運転支援装置。
  8. 【請求項8】 車両の周囲をカメラで撮像し、映像とと
    もに運転支援のための情報を表示手段に表示する車両の
    運転支援装置において、 車両のステアリング角を検出するステアリング角センサ
    と、 ステアリング角センサによって検出されるステアリング
    角に基づいて、車両の進行経路を予測し、進行予測曲線
    として算出する進行予測手段と、 進行予測手段によって算出される進行予測曲線に沿って
    車両が進行する際に占める空間に関するデータが、予め
    格納されるメモリと、 車両の進行方向に存在する障害物を探知する障害物探知
    手段と、 進行予測手段によって予測される進行予測曲線を基準
    に、選択操作手段に対する入力操作に従って選択される
    データを用い、運転支援のための情報として、車両の進
    行に伴って通過すると予想される空間に関連する進路を
    算出し、表示手段に表示させる制御手段とを含み、 制御手段は、進路の長さまたは色を、障害物探知手段の
    探知結果に従って変化させることを特徴とする車両の運
    転支援装置。
  9. 【請求項9】 前記障害探知手段は、探知される障害物
    までの距離に応じて、予め定める複数段階の探知信号を
    出力し、前記制御手段は、前記進路の長さまたは色を、
    障害探知手段から出力される探知信号に応じて、該複数
    段階で変化させることを特徴とする請求項8記載の車両
    の運転支援装置。
  10. 【請求項10】 車両のステアリング角を、ステアリン
    グホイールの操作に応じて回転するステアリング軸が車
    体内で露出する部分で、該ステアリング軸から検出する
    ステアリング角検出装置であって、 ステアリング軸の露出部分で、該ステアリング軸の角変
    位量を検出するステアリング角センサと、 該ステアリング軸の露出部分の近傍で、ステアリング軸
    の軸受部分を車体に固定するねじを利用して基端側が車
    体に取付けられ、先端側に該ステアリング角センサが取
    付けられるように、車両のステアリング軸近辺の仕様に
    応じた形状を有するブラケットとを含むことを特徴とす
    る車両のステアリング角検出装置。
  11. 【請求項11】 前記ステアリング軸の露出部分に取付
    けられる分割可能な軸用歯車と、 前記ブラケットによって回転可能に支持され、該軸用歯
    車と噛合し、前記ステアリング角センサによって回転状
    態が検出される検出歯車とをさらに含むことを特徴とす
    る請求項10記載の車両のステアリング角検出装置。
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