JP2001190867A - 電気かみそり - Google Patents
電気かみそりInfo
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Abstract
の出退操作時に、ユーザーの指先がきわ剃り刃ユニット
の刃先部に接触しないように安全性を図る。 【解決手段】 本体ケース1に、きわ剃り刃ユニット6
とスライドノブ7とを上下に装着する。スライドノブ7
を押し上げることできわ剃り刃ユニット6が使用姿勢に
なり、スライドノブ7を押し下げることできわ剃り刃ユ
ニット6が不使用姿勢になる。スライドノブ7の外面
は、指当て部7aを介して上面部7bと下面部7cとに
定義されている。上面部7bは下面部7cよりも外側に
張り出している。本体ケース1の外面上端部1aが、こ
れより下方の外面握り部1bよりも外側に膨出形成され
ている。きわ剃り刃ユニット6とスライドノブ7の上面
部7bとは、外面上端部1aに位置し、指当て部7aの
下半部および下面部7cが、外面握り部1bに位置して
いる。
Description
電気かみそりに係り、きわ剃り刃を出退操作するための
スライドノブの形状に改良を加えたものである。
よび可動刃を備えたきわ剃り刃ユニットが装着された電
気かみそりの従来技術として、 きわ剃り刃ユニットは、上方の基端部が本体ケース
側に軸支されていて、先端の刃先部が下向きになって本
体ケースの外面に添う不使用姿勢と、刃先部が本体ケー
スの外側に突出する使用姿勢とにわたって起伏揺動自在
であること、 本体ケースの外面には、きわ剃り刃ユニットの下方
にスライドノブが上下動自在に装着されていること、 スライドノブを押し上げ操作することによってきわ
剃り刃ユニットが不使用姿勢から使用姿勢に切り換わ
り、スライドノブを押し下げ操作することによってきわ
剃り刃ユニットが使用姿勢から不使用姿勢に切り換わる
ようにすること、が、例えば実公平3−16603号公
報および特公平8−11144号公報などに公知であ
る。
は、ユニットケースの上下にきわ剃り刃ユニットとスラ
イドノブとを組み込み、本体ケースに設けた収納凹部に
ユニットケースこれ自体を上下動自在に装着し、スライ
ドノブに指先を掛けてユニットケースごと上下動操作す
る。とくにユニットケースを上昇させたとき、きわ剃り
刃ユニットの刃先部が本体ケースの上方に突き出るよう
にして、きわ剃りの容易性を図ったものである。そこで
は、スライドノブの外面において指当て部よりも上方に
上面部が存在し、きわ剃り刃ユニットの下端の刃先部
と、指当て部に当てた指先との間に、上面部の上下長さ
寸法に見合う余裕間隔が生じ、この余裕間隔で指先がき
わ剃り刃ユニットの刃先部に接触するのを防止するよう
になっている。
れ単独で上下スライドさせるものではないこともあっ
て、スライドノブの上端部の上下長さ寸法、つまり余裕
間隔が小さすぎるため、スライドノブを介してユニット
ケースを押し上げ操作しようとしたとき、スライドノブ
に当てた指先が、きわ剃り刃ユニットの下端の刃先部に
接触する危険性があり、その危惧がユーザーに不安の念
を与えがちである。本体ケースの上下に、きわ剃り刃ユ
ニットとスライドノブとをそれぞれ直接に装着した形式
にも、同様の問題があった。
にきわ剃り刃ユニットを起伏揺動自在に装着するととも
に、これの下方にスライドノブを上下動自在に装着した
電気かみそりにおいて、とくにスライドノブを指先で押
し上げ操作してきわ剃り刃ユニットを突出操作する際に
も、指先がきわ剃り刃ユニットの刃先部に触れるおそれ
のない安全電気かみそりを提供するにある。本発明の他
の目的は、ユーザーが本体ケースを握って使用する際に
スライドノブが邪魔にならないように配慮した、使い勝
手のよい電気かみそりを提供するにある。
めに本発明は、図1に示すごとく本体ケース1の外面の
上端部にきわ剃り刃ユニット6とスライドノブ7とを上
下に装着した電気かみそりにおいて、スライドノブ7の
外面が、上下中間部位に設定した指当て部7aを介して
上面部7bと下面部7cとに定義されており、上面部7
bの少なくとも下端が、下面部7cよりも外側に庇状に
張り出し形成されており、上面部7bの下端と下面部7
cの上端とをつなぐ指当て部7aが、内凹み状に形成さ
れており、上面部7bの上下長さ寸法L1 が、スライド
ノブ7の上下動ストローク寸法L 2 よりも大きく設定さ
れている。本体ケース1の外面上端部1aが、これより
下方の本体ケース1の外面握り部1bよりも外側に膨出
形成されており、きわ剃り刃ユニット6およびスライド
ノブ7の上面部7bは、本体ケース1の外面上端部1a
に位置し、スライドノブ7の指当て部7aの少なくとも
下方一部を含めて下面部7cが、本体ケース1の外面握
り部1bに位置している。スライドノブ7が押し下げら
れた状態において、その上面部7bの下端が、本体ケー
ス1の外面上端部1aと外面握り部1bとの境界部分に
位置するように設定されていることを特徴とする。
7bが、下方に行くに従って外側に張り出す下り傾斜面
に形成されており、スライドノブ7の指当て部7aが、
凹曲面に形成されている。そして、スライドノブ7の下
面部7bに、滑り止め手段39が設けられている。
外面の上下中途部に指当て部7aが凹み形成されている
ので、ユーザーは、指先の腹側を正しく指当て部7aに
案内して押し当てることにより、スライドノブ7を上下
動させてきわ剃り刃ユニット6を起伏揺動操作できる。
とくに、スライドノブ7を上方移動させてきわ剃り刃ユ
ニット6を突出させる際には、きわ剃り刃ユニット6の
刃先部が下向きになって指先と対峙しているが、スライ
ドノブ7の上面部7bは指当て部7aを境にして下面部
7bより外側に高く張り出しており、指当て部7aが凹
み形成されていることもあって、下面部7cから指当て
部7aにかけて添えた指先が、指当て部7aを越えて上
面部7bにまで不用意に滑ることがない。しかも、スラ
イドノブ7の上面部7bは、本体ケース1の外面握り部
1bよりも外側に膨出した外面上端部1aに位置してい
て、該上面部7bの上下長さ寸法L1 がスライドノブ7
の上下ストローク寸法L2 よりも大きく設定されている
ので、高さが段違いになっているだけでなく、指当て部
7a上の指先ときわ剃り刃ユニット6の刃先部との余裕
間隙も十二分に確保されており、指先が上滑りして不用
意に該刃先部に接触する危険性はないし、ユーザーに接
触に対する危惧の念を抱かせることもないものとなって
いる。もとより、きわ剃り刃ユニット6をこれが突出し
た使用姿勢から不使用姿勢に戻すに際しても、スライド
ノブ7の指当て部7aに指先を正しく押し当ててそのま
まスライドノブ7を押し下げればよいので、指先が前記
刃先部に接触するおそれやその危惧の念も生じないもの
である。
る本体ケース1の外面上端部1aが、これより下方の外
面握り部1bよりも外側に膨出するようにしたうえで、
この外面上端部1aにスライドノブ7の上面部7bを位
置させた。そしてスライドノブ7を押し下げた状態にお
いて、本体ケース1の外面上端部1aと外面握り部1b
との境界部分に、スライドノブ7の上面部7bの下端が
位置するようにした。従って、ユーザーが本体ケース1
の外面握り部1bを手に握って本来のひげ剃りを行う場
合にも、手指が外面上端部1aの下端部分に突っ掛かる
ので、本体ケース1を滑り落とすことがないし、スライ
ドノブ7の上面部7bを握らずとも済むので、握る手に
違和感もない。
面握り部1bよりも外側に膨出形成されていると、外面
上端部1aに位置させたスライドノブ7の上面部7a
と、外面握り部1bに位置させたスライドノブ7の下面
部7cとの高低段差を大きく設定できることにつなが
る。また、本体ケース1の外面上端部1aにきわ剃り刃
ユニット6が位置しているので、ユーザーが本体ケース
1の外面握り部1bを手に握ってきわ剃りを行う際に、
使用姿勢にあるきわ剃り刃ユニット6の刃先部が前記段
差分だけ横外側方に大きく突出することになり、本体ケ
ース1を握る手指の厚み嵩に邪魔されることなく、きわ
剃りを行える。
に従って外側に張り出す下り傾斜面に形成されている
と、指当て部7aに案内した指先は上面部7bの出っ張
った庇状の下端に下方から突き当たる状態になるので、
スライドノブ7の押し上げ操作時に指先が上面部7bに
まで不用意に乗り上がることを更に確実に防止できる。
その際に、指当て部7aが凹曲面に凹み形成されている
と、指先の腹側を指当て部7aへ滑らかに添えることが
できる。
段39が設けられていると、指当て部7aの下端と下面
部7cの上端との間の段差が小さくても、滑り止め手段
39を介してスライドノブ7の押し下げ操作を支障なく
行える。
示しており、これは水洗い式の防水仕様になっている。
図2において本体ケース1は、左右幅が前後幅より大き
くて上下面が開口する縦長の角筒状に形成されており、
開口下面が底蓋2で塞がれている。本体ケース1の前壁
面にはスイッチをオン・オフ操作する切換ボタン3、切
換ボタン3をオン・オフの切り換え状に保持するロック
具4、発光表示パネル5をそれぞれ備えている。本体ケ
ース1の後壁面には、きわ剃り刃ユニット6とそれ用の
スライドノブ7とを備えている。
かみそりユニット8が差し込み装填される。かみそりユ
ニット8は、シャーシユニット9にモータ10、二次電
池11および回路基板12などを集約的に配置してあ
り、シャーシユニット9上に防水シール13を介してヘ
ッドユニット14が配置してある。ヘッドユニット14
は、前後一対の回転内刃16、内刃16に接する外刃1
7、それにモータ10の動力を回転内刃16およびきわ
剃り刃ユニット6にそれぞれ伝える伝動機構を備えてい
る。
し込み装填したとき、防水シール13が本体ケース1の
内部上方を水密状に保持する。回路基板12の前面側に
はモータ起動用のスイッチ19が配置されており、前記
切換ボタン3で外部からオン・オフされる。回路基板1
2の前面側には発光ダイオード20が配置されており、
これからの光が本体ケース1側の中間導光体21を介し
て発光表示パネル5に導入案内され、発光表示パネル5
はモータ10の起動状態や電池容量などを発光表示す
る。
4に示すごとく外周壁面が前壁側を除いて全体に下方部
分より大径に形成されており、とくに本体ケース1の後
壁の外面上端部1aは、これより下方の外面握り部1b
よりも外側に膨出形成されているとともに、前壁側を含
めて左右広幅に形成されている。本体ケース1の後壁に
おいて、外面上端部1aから外面握り部1bにかけて後
面側が開口する収納凹部23が形成されており、この収
納凹部23内の上下に前述きわ剃り刃ユニット6とスラ
イドノブ7とがそれぞれ組み込まれる。
右広幅に設定されており、収納凹部23の上端、すなわ
ち本体ケース1の外面上端部1aには、ケース枠6aの
内面側に固定刃25および可動刃26を備えたきわ剃り
刃ユニット6が装着されている。きわ剃り刃ユニット6
は、ケース枠6aの上方の基端部が本体ケース1側に左
右の2点で横軸27を介して回動自在に軸支されてお
り、先端に両刃25・26の刃先部が外部に臨出してい
る。きわ剃り刃ユニット6は、先端の刃先部が下向きに
なって本体ケース1の外面に添うよう収納凹部23に納
まった不使用姿勢と、刃先部が本体ケース1の外側後方
へ略直角状に突出する使用姿勢とにわたって横軸27ま
わりに起伏揺動自在に支持されている。
ト6を不使用姿勢と使用姿勢との二位置に切り換え操作
するプラスチック製のスライドノブ7が、きわ剃り刃ユ
ニット6の下方に位置するよう上下動自在に装着されて
いる。図示例のスライドノブ7は、成形の都合上、図3
ないし図6に示すごとくこれの裏面側に別体で成形され
た節度板29を備えている。すなわち、スライドノブ7
の裏面から突設した係止爪30が、節度板29に穿設の
係止孔31へ上下左右の合計4箇所で抜け止め状に嵌入
係合しており、これにてスライドノブ7の裏面側に節度
板29を不離一体に備えている。節度板29はスライド
ノブ7と一体に成形されていてもよい。
スライドノブ7を上下動操作可能とするために、収納凹
部23の上下左右の4箇所には、図3および図6に示す
ごとく上下方向に長い逆L字形状のガイド32を突設
し、スライドノブ7の裏面側には、逆L字形状の被ガイ
ド33を突設し、これらガイド32と、これの内面側に
回り込む被ガイド33とで、本体ケース1の収納凹部2
3においてスライドノブ7は外方への抜け止めを図られ
て上下動のみ自在となっている。
出されており、この連結腕35の延出上端をきわ剃り刃
ユニット6のケース枠6aの基端部に連係してある。収
納凹部23には、下方の狭幅部分の左右中央部位に節度
突起36を突設してあり、節度板29の下方に片持ち連
出した左右の節度腕37・37間に節度突起36が出入
りできる。これにより、とくにスライドノブ7を上方限
界にまで押し上げたとき、きわ剃り刃ユニット6を正規
の使用姿勢にシフトした状態に維持し、同時にきわ剃り
刃ユニット6を不使用姿勢に維持する。
すると、前記連結腕35を介してきわ剃り刃ユニット6
が不使用姿勢から使用姿勢になり、スライドノブ7を押
し下げると、前記連結腕35を介してきわ剃りユニット
6が先の使用姿勢から不使用姿勢に戻る。因みに、前記
切換ボタン3をオン操作すると、前記内刃16が回転駆
動されており、この状態下できわ剃り刃ユニット6を使
用姿勢にシフトすると、モータ10からの動力で図外の
伝動機構を介して内刃16と共にきわ剃り刃ユニット6
の可動刃26を左右方向に往復駆動し、きわ剃り刃ユニ
ット6を不使用姿勢に戻すと自動的に可動刃26への動
力伝達が切れる。
面形状である。スライドノブ7の外面は、上方寄りの上
下中間部位に設定した指当て部7aを介して上面部7b
と下面部7cとに定義されている。上面部7bは下方に
行くに従って外側へ張り出す傾斜面に形成されており、
上面部7bのほぼ全体は、とくに下端が下面部7cより
も外側に向かって大きく庇状に張り出している。前記収
納凹部23の形状に合致するよう、上面部7bは指当て
部7aおよび下面部7cよりも左右広幅に形成してあ
る。指当て部7aは、上面部7bの下端と下面部7cの
上端とをつなぎ、凹曲面に内凹み形成されている。図4
において上面部7bの実質的な上下長さ寸法L1 は、ス
ライドノブ7の上下動ストローク寸法L2 よりも遙かに
大きく設定されている。具体的には、上面部7bの実質
的な上下長さ寸法L1 が約15mmであって、スライドノ
ブ7の上下ストスーク寸法L2 の約5mmに対して約3倍
に設定されている。また、下面部7cには、左右方向に
走る上下4本の突条からなる滑り止め手段39が設けら
れている。
7の上面部7bは、本体ケース1の外面上端部1aに位
置する。スライドノブ7の指当て部7aの下半部を含む
下面部7cは、本体ケース1の外面握り部1bに位置す
る。スライドノブ7が押し下げられた状態においても、
その上面部7bの下端は、本体ケース1の外面上端部1
aと外面握り部1bとの境界部分、具体的には外面上端
部1a寄り側に位置するように設定してある。
使用時のきわ剃り刃ユニット6は、固定刃25と可動刃
26とからなるきわ剃り刃の刃先部が下向きになって収
納凹部23に納まった状態にある。スライドノブ7の上
面部7bの下端は、図5に示すごとくきわ剃り刃の刃先
部よりも外側に出っ張った状態にあり、上面部7bの下
端につながる指当て部7aの上端部分は庇状になってい
る。従って、きわ剃りに際し、ユーザーは指当て部7a
が凹んでいるので、これを目安にして本体ケース1の外
面握り部1bを握る片手の指先(親指)の腹を正しく指
当て部7aに押し当てた状態でスライドノブ7の全体を
上方に押し上げ操作することになる。その際に、指先は
指当て部7aの前記庇状部分に突き当たり、上面部7b
の上にまで不用意に滑ることはなく、従って前記刃先部
に接触することはない。刃先部と上面部7bの下端との
余裕間隙は、上面部7bの上下長さ寸法L1 にほぼ相当
していて十二分に確保されているとともに、刃先部およ
び上面部7bが、本体ケース1の外面握り部1bよりも
膨出形成された外面上端部1aの高位置にあるので、ユ
ーザーは指先が刃先部に接触する危惧の念すら覚えるこ
とがない。その結果、きわ剃り刃ユニット6を不使用姿
勢から刃先部が外側に突出する使用姿勢へと安全に切り
換え操作できる。
体ケース1の外側に膨出した外面上端部1aに位置して
いるので、本体ケース1の外面握り部1bを握るユーザ
ーの手指の厚みを考慮しても、きわ剃り刃ユニット6の
刃先部が指よりも更に外側へ突出することになって認め
易く、きわ剃りが容易に行える。外面握り部1bを握る
ユーザーの手指は外面上端部1aの下端部分を受け止
め、不用意に電気かみそりを下方に滑り落とすこともな
い。
7の指当て部7aおよび下面部7cにわたって当てるこ
とにより、スライドノブ7を押し下げることになる。こ
のとき、指当て部7aの下端と下面部7cとの境界部分
は大きな段差がなく、指先が空滑り勝ちになろうとする
が、滑り止め手段39に助けられてスライドノブ7を円
滑に押し下げることができる。これできわ剃り刃ユニッ
ト6は、先の使用姿勢から元の不使用姿勢に復帰する。
面上端部1aと外面握り部1bとの境界部分、スライド
ノブ7における指当て部7aと上面部7bとの境界部
分、および指当て部7aと下面部7cとの境界部分は、
それぞれ判然としたものである必要はなく、曲面を以て
連続している場合を含む。例えば、本体ケース1におけ
る外面上端部1aと外面握り部1bとの境界部分とは、
先の実施例を図7の原理で説明すると、外面上端部1a
の下端よりも上方の近傍部分を含んでいる。この境界部
分に関しては図8又は図9に示す形態も含むものであ
る。図8の例では、本体ケース1の後壁面において外面
上端部1aと外面握り部1bとが水平状の段付面になっ
ていて、上面部7bの下端が外面上端部1aの下端、す
なわち外面握り部1bの上端に一致したものとなってい
るが、本発明での境界部分とは該段付面を含む上下近傍
部分を意味する。。図9の例では、上面部7bの下端が
外面上端部1aよりも下方側の近傍に位置しており、こ
の例でみるように本発明の境界部分とは外面握り部1b
の上端部分をも含むものである。図7ないし図9におい
ては、スライドノブ7がいずれも押し下げられた状態下
にあることは言うまでもない。また、きわ剃り刃ユニッ
ト6およびスライドノブ7は、本体ケース1の左右の横
側面の一方に設けられていてもよい。
スの縦断側面図
図
る概略側面図
Claims (3)
- 【請求項1】 本体ケース1の外面の上端部に、固定刃
25および可動刃26を備えたきわ剃り刃ユニット6が
装着されており、 きわ剃り刃ユニット6は、上方の基端部が本体ケース1
側に軸支されていて、先端の刃先部が下向きになって本
体ケース1の外面に添う不使用姿勢と、刃先部が本体ケ
ース1の外側に突出する使用姿勢とにわたって起伏揺動
自在であり、 本体ケース1の外面には、きわ剃り刃ユニット6の下方
にスライドノブ7が上下動自在に装着されており、 スライドノブ7を押し上げ操作することによってきわ剃
り刃ユニット6が不使用姿勢から使用姿勢に切り換わ
り、スライドノブ7を押し下げ操作することによってき
わ剃り刃ユニット6が使用姿勢から不使用姿勢に切り換
わるようにした電気かみそりにおいて、 スライドノブ7の外面が、上下中間部位に設定した指当
て部7aを介して上面部7bと下面部7cとに定義され
ており、 上面部7bの少なくとも下端が、下面部7cよりも外側
に庇状に張り出し形成されており、 上面部7bの下端と下面部7cの上端とをつなぐ指当て
部7aが、内凹み状に形成されており、 上面部7aの上下長さ寸法L1 が、スライドノブ7の上
下動ストローク寸法L 2 よりも大きく設定されており、 本体ケース1の外面上端部1aが、これより下方の本体
ケース1の外面握り部1bよりも外側に膨出形成されて
おり、 きわ剃り刃ユニット6およびスライドノブ7の上面部7
bが、本体ケース1の外面上端部1aに位置し、 スライドノブ7の指当て部7aの少なくとも下方一部を
含めて下面部7cが、本体ケース1の外面握り部1bに
位置しており、 スライドノブ7が押し下げられた状態において、その上
面部7bの下端が、本体ケース1の外面上端部1aと外
面握り部1bとの境界部分に位置するように設定されて
いることを特徴とする電気かみそり。 - 【請求項2】 スライドノブ7の上面部7bが、下方に
行くに従って外側に張り出す下り傾斜面に形成されてお
り、 スライドノブ7の指当て部7aが、凹曲面に形成されて
いる請求項1記載の電気かみそり。 - 【請求項3】 スライドノブ7の下面部7cに、滑り止
め手段39が設けられている請求項2記載の電気かみそ
り。
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