JP3121371B2 - ヘアカッター - Google Patents

ヘアカッター

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JP3121371B2
JP3121371B2 JP03121630A JP12163091A JP3121371B2 JP 3121371 B2 JP3121371 B2 JP 3121371B2 JP 03121630 A JP03121630 A JP 03121630A JP 12163091 A JP12163091 A JP 12163091A JP 3121371 B2 JP3121371 B2 JP 3121371B2
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龍一 中野
章次 藤川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は互いに摺接する櫛状の固
定刃と可動刃とによって毛髪のカットを行うヘアカッタ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用理容具としては、はさみが一般的
であるが、これは指間に毛髪をはさんで指の間から出て
いる毛髪を切るという作業を行うことになる。しかし、
毛髪がはさみの間から滑り出てしまうために、毛髪をス
トレートに切り揃えるにはかなりの熟練を要する。一
方、従来より提供されている家庭用理容具としてのヘア
カッターで、櫛状の固定刃と可動刃とからなる刃を備え
た形態のものがある。この場合、はさみを使用する場合
よりもはるかに手軽に理容を行えるとともに、毛髪をス
トレートに切り揃えることも比較的容易である。しか
し、このものは使用時にどうしても刃の刃先が肌にあた
るために、使用者にとって危険な感じを与えてしまうも
のであり、実際、幼時に対する使用は控えなければなら
ない。
【0003】このために、互いに摺接する櫛状の固定刃
及び可動刃からなる刃と、この刃の刃先に対面する毛髪
保持部材とを備えて、刃の刃先と毛髪保持部材とが接離
自在となっているものが特開平2−161975号公報
に示されている。このものでは刃の刃先とこれに対面す
る毛髪保持部材との間の空間に毛髪先端部を入れて、刃
と毛髪保持部材とを接近させれば、毛髪は毛髪保持部材
上に押し付けられた状態で刃での切断がなされるもので
あり、刃先が肌に接触することがなく、したがって毛髪
を切り揃えることを容易に且つ安全に行うことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このも
のではカットした毛髪を毛髪保持部材側に設けた毛屑収
納部に収納できるようにしているとはいえ、カットの際
に刃先から細かい毛屑が外部に飛散してしまい、毛髪が
カットされる人の顔面や首、肩に毛屑が付着したり、衣
服や床面を汚すという問題を有している。
【0005】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは毛髪を切り揃えること
を容易に且つ安全に行うことができるのはもちろんのこ
と、毛屑の飛散がなくて使い勝手がよいヘアカッターを
提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、互い
に摺接する櫛状の固定刃及び可動刃からなる刃を先端に
備えるとともにこの刃の駆動手段を内蔵した本体と、上
記刃の刃先に対面し且つ刃先に対して接離自在となって
いる毛髪保持部材と、刃先周囲を囲むとともに前記毛髪
保持部材に対面し且つ毛髪保持部材に接離自在となって
いる毛屑飛散防止壁とを備え、毛屑飛散防止壁には毛髪
保持部材との間で切断直前の毛髪を挟持する押さえ部が
形成され、上記毛髪保持部材と毛屑飛散防止壁がカバー
状に形成されると共に毛髪保持部材と毛屑飛散防止壁の
押さえ部との間に毛髪を挟持した状態で本体を内に包む
ような閉空間が毛髪保持部材と毛屑飛散防止壁との間に
形成されるようにしていることに主たる特徴を備え、更
に本体に対して毛髪保持部材及び毛屑飛散防止壁の各後
端が夫々回動自在に連結されているとともに、毛屑飛散
防止壁と毛髪保持部材を握って毛屑飛散防止壁の押さえ
部と毛髪保持部材の先端部とで毛髪を挟持した状態で本
体を毛髪保持部材から離す方向に弾性力を付勢するため
の付勢ばねが設けられ、毛髪飛散防止壁に設けた窓孔に
本体を毛髪保持部材側に押し込み自在とするための押釦
が配置され、押釦から一体に延ばしたばね片が毛屑飛散
防止壁の本体側の面に沿わせられると共にばね片の端部
が毛屑飛散防止壁に固定され、ばね片より上記付勢ばね
が撓みやすくされていることに第2の特徴を有してい
る。
【0007】本発明によれば、刃先の周囲を囲む毛屑飛
散防止壁が毛髪保持部材と刃先との間で切断される毛髪
の毛屑が周囲に飛散することを防ぐ。
【0008】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、このヘアカッターは、図2に示すように、本体1
の先端部に刃ブロック2が配設され、本体1の下面側に
毛髪保持部材である下カバー3が、本体1の上面側に毛
屑飛散防止壁であるカバー8が配されたものであって、
まず本体1から説明すると、これは図7に示すように、
互いの係合とビス19によって結合される上部ハウジン
グ11と下部ハウジング12とで器体が構成され、内部
にモータ5が配設されるとともに、スライダー4が前後
にスライド自在に配設され、更に後部内には回動体6が
配設されたものとなっている。そして本体1の下面側の
後部寄りには電池カバー13で覆われた電池収納部が設
けられている。
【0009】本体1の先端面に着脱自在とされている刃
ブロック2は、基板20と、この基板20の内面に固着
された固定刃21と、この固定刃21に対して摺動自在
とされた可動刃22、可動刃22を固定刃21に向けて
付勢しているばね(図示せず)、そして可動刃22に固
着されたカム23からなるもので、基板20の一端を上
部ハウジング11に係止させるとともに、下部ハウジン
グ12に取り付けられる図7に示す係止ばね25,25
を基板20に係止させることによって、本体1に取り付
けられる。そして、このように取り付けられた時、前記
モータ5の前方側に向けられた出力軸に固着されている
継ぎ手51から突設されている偏心軸52がカム23に
おける縦溝部分に係合し、モータ5の回転に伴って、可
動刃22が往復駆動される。
【0010】本体1内にスライド自在に配されたスライ
ダー4は、モータ5をまたぐようにして取り付けられた
もので、その側面には本体1の一側面に露出するスイッ
チハンドル41と、本体1の両側面に夫々突出する一対
のロック用突起42,42とを備え、中央部には前方に
向けて突出するクリックばね43を有し、更に一側寄り
に、図9に示すように、後方に向けて突出するとともに
スイッチばね70が下面に固着される突片44を備えて
いる。上記クリックばね43は、上部ハウジング11の
内面に設けられたクリック突起(図示せず)との係合
で、スライダー4の前後方向のスライドに対し、都合3
つのクリックを付与する。
【0011】本体1の後部内に配された回動体6は、両
端に夫々連結部62,62が形成されている軸部60が
上下ハウジング11,12で支持されることによって回
動自在となっているもので、上部ハウジング11の内面
との間に配された付勢ばね65によって、図8中におい
て反時計まわり方向に付勢されている。そして本体1の
後部両側面の外面側に位置する上記連結部62は、後述
する毛髪保持部材3が連結されるものであって、中央に
軸孔63を、外周部にクリック突起67を備え、また円
弧状であって軸孔63に一端が連続する段差部64を備
えている。図7中の66はクリック突起67の部分に弾
性を付与するために形成されたスリットである。
【0012】また図中の71は下部ハウジング12に上
下スライド自在に取り付けられるとともに、回動体6に
設けられた突起61と係合することによって、回動体6
の回動に伴って上下動を行うスイッチ基板、72はこの
スイッチ基板71に取り付けられたスイッチばねであ
り、モータ5の陰極に接続された陰極端子76とスイッ
チ接点板73との間の導通を制御する。一方、スライダ
ー4に取り付けられた前記スイッチばね70は、スライ
ダー4の前後動に伴い、電池7の負極に接続された陰極
金具74とスイッチ接点板73との間の導通及び陰極金
具74と陰極端子76との間の導通を制御する。モータ
5の陽極と電池7の正極とは、陽極金具75によって接
続されている。回路図を図19に示す。スイッチばね7
0が図中のメインスイッチSW1 を、スイッチばね72
が連動スイッチSW2 を構成している。
【0013】次に毛髪保持部材である下カバー3につい
て説明する。ここにおける下カバー3は、その横断面が
U字形をなすものとして形成されたもので、両側壁の後
端部には夫々連結部36,36を備え、両側壁をつない
でいる底壁の前部寄りには仕切り32を有し、底壁の先
端縁にはその厚みが高さよりもかなり小さい歯が並ぶ櫛
部31と櫛部31の両側端に位置するボス34とを有し
ている。そして本体1下部が間にはまり込む両側壁の内
面には図4に示すように、L字形をしたロック溝35を
備えている。
【0014】互いに相対する上記一対の連結部36,3
6は、回動体6における前記連結部62,62に回動自
在に連結されるものであって、連結部62の軸孔63で
受けられる筒軸37と、クリック突起67と係合するク
リック突起38、そして段差部64に位置することにな
るストッパー39を備えている。そして、クリック突起
38がクリック突起67を乗り越えるとともにストッパ
ー39が段差部64の一端に当接する時点では、回動体
6と下カバー3とが一体に回動するものであって、付勢
ばね65による回動体6の付勢が下カバー3に対しても
なされる。
【0015】本体1の上面側に被せられるカバー8は横
断面逆U字形をなすもので、両側壁の後端部には上記下
カバー3の連結部36の外周に回動自在に嵌合する連結
部86を備えており、上面には窓孔81を、前端には透
明部材からなる押さえ壁80を備えている。尚、カバー
8の後端は本体1の後端を覆っている下カバー3の後端
を更に覆うものとなっている。そして上記窓孔81には
押釦9が配設されている。この押釦9は、後方に延びる
ばね片91を一体に備えるとともに、ばね片91の後端
がカバー8内面にボス84の熱融着で固着されたもので
あり、押釦9の前端両側にはカバー8内面に突設された
ストッパー85との当接でカバー3に対する押釦9の押
し込み量を規制することになる係合片90が形成されて
いる。上記ばね片91と付勢ばね65とは付勢ばね65
の方が撓みやくなっている。
【0016】しかしてこのヘアカッターにおいては、ス
ライドスイッチ41を最も後方に位置させている時に
は、前記メインスイッチSW1 がオフとなるものであ
り、そしてスライドスイッチ41を後方に移動させるに
あたって、本体1に対して下カバー3を付勢ばね65に
抗して回動させて本体1下部が下カバー6内にはまるよ
うにしていたならば、スライドスイッチ41と一体に動
くロック用突起42が下カバー3内面のロック溝35に
はまるために、図3及び図4に示すように、上記状態が
保持される。
【0017】この状態からスライドスイッチ41を一段
前方へとスライドさせたならば、スライドスイッチ41
と共にロック用突起42が前方に動いてロック溝35か
ら抜け出すために、ばね65による付勢を受けて下部ハ
ウジング12内面に当接して止まるまで回動体6が回動
するに伴って下カバー3も回動し、図12及び図13に
示すように、本体1及びカバー8に対して下カバー3が
ほぼ15°の角度をなす状態まで開く。そしてこの時に
はメインスイッチSW1 が陰極金具74とスイッチ接点
板73との間を導通させる状態となる。しかし、回動体
6の上記回動によって、連動スイッチSW2 がオフとな
るために、モータ5はこの状態で回転することはない。
【0018】通常の毛髪のカットはこの状態で行う。す
なわち、カバー8の押釦9に親指を当てるようにしてカ
バー8と下カバー3をつかみ、固定刃21と可動刃22
とからなる刃の刃先と、この刃先に所要の間隔を介して
相対する状態にある下カバー3との間に、図13及び図
16に示すように、カットすべき毛髪を導入し、そして
親指を押釦9に当てた状態でカバー8と下カバー3とを
握れば、押釦9におけるばね片91よりも付勢ばね65
の方をたわみやすくしていることから、カバー8及び本
体1が下カバー3に対して付勢ばね65に抗して同時に
回動し、前記連動スイッチSW2 がオンとなってモータ
5が回転して可動刃22を往復動させるものであり、こ
の時、上記のように導入された毛髪は、刃先が接するよ
りも前に、図14及び図1(a) に示すように、カバー8
における刃先に接近した位置にある押さえ壁80とこの
押さえ壁80が当接するボス34を備えた下カバー3に
おける櫛部31との間の隙間に挟み込まれ、更にばね片
91のばね力に抗して押釦9を押し込めば、この押釦9
はばね片91を撓ませつつ図15及び図1(b) に示すよ
うにカバー8及び下カバー3に対して本体1を更に回動
させて、刃ブロック2の刃先を下カバー3内面における
櫛部31よりも奥側の一段低くなったところに当接させ
る。この結果、導入されていた毛髪はその動きが抑制さ
れた状態で刃によって切断され、本体1下面に突出する
電池収納部の前方の空間、つまり下カバー3における仕
切り32と櫛部31との間の毛屑収納部30に切断され
た毛屑が溜まる。また、この切断時点では、毛屑飛散
止壁であるカバー8によって刃が覆われていることか
ら、細かい毛屑が飛散することもない。なお、連動スイ
ッチSW2 がオンとなるタイミングは、ここでは図13
に示す状態と図14に示す状態との間となるようにして
いるが、図14に示す状態と図15に示す状態との間と
なるようにしておいてもよい。
【0019】スライドスイッチ41を更に前方に移動さ
せると、前記メインスイッチSW1は陰極金具74と陰
極端子76との間を導通させて連動スイッチSW2 をバ
イパスさせるために、モータ5は連動スイッチSW2 の
オンオフに関係無く、常時回転を続ける。これは主とし
て、次に述べる下カバー3を利用しない毛髪カットを行
う時に使用する。すなわち、図10に示すように、カバ
ー8を回動させて開いた後、下カバー3に対して本体1
を起こすように回動させれば、下カバー3の連結部36
における筒軸37の長径方向と、連結部62における段
差部64における軸孔63に連続する方向とが一致する
ものであり、図11に示すように、下カバー3に対して
本体1を上方に引き上げれば、本体1がカバー8及び下
カバー3から外れるものであり、図18に示すように、
カバー8や下カバー3の存在が邪魔になるようなとこ
ろ、例えば耳回りのカットを行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明においては、互いに
摺接する櫛状の固定刃及び可動刃からなる刃を先端に備
えるとともにこの刃の駆動手段を内蔵した本体と、上記
刃の刃先に対面し且つ刃先に対して接離自在となってい
る毛髪保持部材とを備えていることから、刃の刃先とこ
れに対面する毛髪保持部材との間の空間に毛髪を導き、
刃と毛髪保持部材とを接触させたならば、毛髪は毛髪保
持部材上に押し付けられた状態で刃での切断がなされる
ものであり、刃先と肌との間には毛髪保持部材が位置す
ることから、刃先が肌に接触することがなく、従って幼
児に対しても安全に使用することができるとともに、毛
髪をストレートにカットすることを確実に行えるもので
あり、この時、刃先周囲を囲むとともに前記毛髪保持部
材に対面し且つ毛髪保持部材に接離自在となっている毛
屑飛散防止壁を備え、毛屑飛散防止壁には毛髪保持部材
との間で切断直前の毛髪を挟持する押さえ部が形成され
ていることから、毛屑飛散防止壁が毛髪保持部材と刃先
との間で切断される毛髪の毛屑が周囲に飛散するのを防
止できるものであり、さらに毛髪保持部材と毛屑飛散防
止壁がカバー状に形成されると共に毛髪保持部材と毛屑
飛散防止壁の押さえ部との間に毛髪を挟持した状態で本
体を内に包むような閉空間が毛髪保持部材と毛屑飛散防
止壁との間に形成されるようにしているので、毛髪を切
断した状態で本体が毛髪保持部材と毛屑飛散防止壁との
間の閉空間に収まり、毛屑が毛髪保持部材と毛屑飛散防
止壁との間からこぼれるのを防止できて一層確実に毛屑
が周囲に飛散するのを防止できるものである。
【0021】また本体に対して毛髪保持部材及び毛屑飛
散防止壁の各後端が夫々回動自在に連結されているとと
もに、毛屑飛散防止壁と毛髪保持部材を握って毛屑飛散
防止壁の押さえ部と毛髪保持部材の先端部とで毛髪を挟
持した状態で本体を毛髪保持部材から離す方向に弾性力
を付勢するための付勢ばねが設けられ、毛髪飛散防止壁
に設けた窓孔に本体を毛髪保持部材側に押し込み自在と
するための押釦が配置され、押釦から一体に延ばしたば
ね片が毛屑飛散防止壁の本体側の面に沿わせられると共
にばね片の端部が毛屑飛散防止壁に固定され、ばね片よ
り上記付勢ばねが撓みやすくされているため、親指を押
釦に当てるように毛屑飛散防止壁と毛髪保持部材を握れ
ば、押釦に本体が当たった状態で毛屑飛散防止壁と本体
が一緒に毛髪保持部材に接近し、さらに握ることで付勢
ばねを撓ませて毛髪飛散防止壁及び本体を毛髪保持部材
に接近して毛屑飛散防止壁の押さえ部と毛髪保持部材と
の間に毛髪を挟持し、さらに握ることで親指にて押釦が
ばね片に抗して押し込まれて本体が毛髪保持部材に接近
し(ばね片より付勢ばねの方が撓みやすくなっているた
めに押釦が押し込まれることなく、付勢ばねが先に撓
む)、本体の刃にて毛髪が切断されるものであって、毛
髪の切断にあたり、毛屑飛散防止壁が毛髪保持部材との
間で毛髪を挟持してから刃先による毛髪の切断がなされ
るという状況を確実に得ることができるものであり、し
かも毛屑飛散防止壁と刃先との毛髪保持部材に対する動
きの差を容易に且つ簡単に得ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作を示す拡大断面図であって、(a)
は毛髪切断直前を、(b) は毛髪切断時を示す。
【図2】一実施例のカバーを少し開いた状態の斜視図で
ある。
【図3】カバー及び下カバーを閉じた状態の斜視図であ
る。
【図4】カバー及び下カバーを閉じた状態を示すもの
で、(a) は側面図、(b) は連結部の水平断面図である。
【図5】平面図である。
【図6】背面図である。
【図7】分解斜視図である。
【図8】カバーを少し開いた状態の縦断面図である。
【図9】本体の破断平面図である。
【図10】カバーを開いた状態の縦断面図である。
【図11】本体を取り外した時の側面図である。
【図12】切断準備位置にある時の側面図である。
【図13】切断準備位置にある時の縦断面図である。
【図14】切断直前位置にある時の縦断面図である。
【図15】切断位置にある時の縦断面図である。
【図16】切断準備位置にある時の使用状態を示す側面
図である。
【図17】切断位置にある時の使用状態を示す側面図で
ある。
【図18】本体のみによる使用状態を示す側面図であ
る。
【図19】回路図である。
【符号の説明】
1 本体 2 刃ブロック 3 下カバー 8 カバー 80 押さえ壁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに摺接する櫛状の固定刃及び可動刃
    からなる刃を先端に備えるとともにこの刃の駆動手段を
    内蔵した本体と、上記刃の刃先に対面し且つ刃先に対し
    て接離自在となっている毛髪保持部材と、刃先周囲を囲
    むとともに前記毛髪保持部材に対面し且つ毛髪保持部材
    に接離自在となっている毛屑飛散防止壁とを備え、毛屑
    飛散防止壁には毛髪保持部材との間で切断直前の毛髪を
    挟持する押さえ部が形成され、上記毛髪保持部材と毛屑
    飛散防止壁がカバー状に形成されると共に毛髪保持部材
    と毛屑飛散防止壁の押さえ部との間に毛髪を挟持した状
    態で本体を内に包むような閉空間が毛髪保持部材と毛屑
    飛散防止壁との間に形成されるようにしていることを特
    徴とするヘアカッター。
  2. 【請求項2】 本体に対して毛髪保持部材及び毛屑飛散
    防止壁の各後端が夫々回動自在に連結されているととも
    に、毛屑飛散防止壁と毛髪保持部材を握って毛屑飛散防
    止壁の押さえ部と毛髪保持部材の先端部とで毛髪を挟持
    した状態で本体を毛髪保持部材から離す方向に弾性力を
    付勢するための付勢ばねが設けられ、毛髪飛散防止壁
    設けた窓孔に本体を毛髪保持部材側に押し込み自在とす
    るための押釦が配置され、押釦から一体に延ばしたばね
    片が毛屑飛散防止壁の本体側の面に沿わせられると共に
    ばね片の端部が毛屑飛散防止壁に固定され、ばね片より
    上記付勢ばねが撓みやすくされていることを特徴とする
    請求項1記載のヘアカッター。
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