JPH03155892A - ヘアカッター - Google Patents

ヘアカッター

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Publication number
JPH03155892A
JPH03155892A JP2017172A JP1717290A JPH03155892A JP H03155892 A JPH03155892 A JP H03155892A JP 2017172 A JP2017172 A JP 2017172A JP 1717290 A JP1717290 A JP 1717290A JP H03155892 A JPH03155892 A JP H03155892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
blade
holding member
cutting
hair holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017172A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyasu Kubo
久保 信泰
Shoji Fujikawa
章次 藤川
Masako Konno
近野 征子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Priority to US07/565,501 priority patent/US5123159A/en
Priority to GB9017888A priority patent/GB2235405B/en
Priority to DE4027195A priority patent/DE4027195A1/de
Publication of JPH03155892A publication Critical patent/JPH03155892A/ja
Priority to HK98105485A priority patent/HK1006293A1/xx
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/22Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers with provision for thinning-out hair

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は互いに摺接する櫛状の固定刃と可動刃とによっ
て毛髪のカットを行うヘアカッターに関する。
【従来の技術】
家庭用理容具としては、はさみが−船釣であるが、これ
は指間に毛髪をはさんで指の間から出ている毛髪を切る
という作業を行うことになる。しかし、はさみは斜めに
交差する一対のエツジの間で毛髪を切っていくことから
、毛髪がはさみの間から滑り出てしまいやすく、毛髪を
ストレートに切り揃えるにはかなりの熟練を要する。 一方、従来より提供されている家庭用理容具としてのヘ
アカッターで、櫛状の固定刃と可動刃とからなる刃を備
えた形態のものがある。この場合、はさみを使用する場
合よりもはるかに手軽に理容を行えるとともに、毛髪を
ストレートに切り揃えることも比較的容易である。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このものは刃先を頭皮に向がって押しつけるよ
うにして使用される場合が多く、この時には刃の刃先(
固定刃の刃先)が肌に当たるために、使用者は危険な感
じを受けてしまうものであり、実際、幼児に対しては可
動刃先端が頭皮に接触するおそれがあることがら、使用
は控えなければならない。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは毛髪を切り揃えることを容易に且つ
安全に行うことができるヘアカッターを提供するにある
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、互いに摺接する櫛状の固定刃及び可
動刃からなる刃と、この刃の刃先と略平行に対面すると
ともに刃先に対して接離自在とされた毛髪保持部材と、
刃先による毛髪切断量を可変とする切断量調節手段とを
備えていることに主なる特徴を有している。 [作用コ 本発明によれば、刃の刃先とこれに対面する毛髪保持部
材との間の空間に毛髪先端部を入れて、刃と毛髪保持部
材とを接近させたならば、毛髪は毛髪保持部材上に押し
付けられた状態で刃での切断がなされるものであり、こ
のために刃先が肌に接触することがないものであり、ま
た切断量調節手段によって、毛髪の切Ur量を調節する
こともできるものである。 [実施M] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述する。 このヘアカッターは、本体1の先端部に刃ブロック2が
配設され、本体1の下面側に毛髪保持部材3が配された
ものであって、まず本体1から説明すると、これは互い
に結合される上部ハウジング11と下部ハウジング12
とで器体が構成されており、内部には第3図及び第4図
に示すように、モータ5が配設されるとともに、スライ
ダー4が前後にスライド自在に配設され、更に後部内に
は回動体6が配設されている。そして本体1の下面側の
後部寄りには電池カバー13で覆われた電池収納部が設
けられている。 本体1の先端面に着脱自在とされている刃ブロック2は
、基板20と、この基板20の内面に固着された固定刃
21と、この固定刃21に対して摺動自在とされた可動
刃22、可動刃22を固定刃21に向けて付勢している
ばね(図示せず)、そして可動刃22に固着された案内
板23とからなるもので、本体1の先端部に係合取着し
た時、前記モータ5の前方側に向けられた出力軸に固着
されている継ぎ手51がら突設されている偏心軸52が
案内板23における縦溝部分に係合し、モータ5の回転
に伴って、可動刃21が往復駆動される。 本体1内にスライド自在に配されたスライダー4は、モ
ータ5をまたぐようにして取り付けられたもので、その
側面には本体1の一側面に露出するスイッチハンドル4
1と、本体1の両側面に夫々突出する一対のロック用突
起42.42とを備えている。 本体1の後部内に配された回動体6は、軸部60が上下
ハウジング11.12で支持されることによって回動自
在となっているもので、上部ハウジング11の内面との
間に配されたばね65によって、第3図中において反時
計まわり方向に付勢されている。そして軸部60の両端
には、後述する毛髪保持部材3が連結される。 本体1の下面側の後部寄りに下方に突出するように設け
られた電池収納部は、前述のように電池カバー13によ
って覆われる。 次に毛髪保持部材3について説明する。ここにおける毛
髪保持部材は、その横断面がU字形をなすものとして形
成されたもので、両側壁の後端部が前記回動体6の軸部
60両端に連結されて、本体1に対して回動自在とされ
たものであり、またこの回動時に回動体6も回動させる
ものとなっている。このために、ばね65による回動体
6の回転付勢が毛髪保持部材3に対してもなされる。 そして両側壁をつないでいる底壁の前部寄りには前後を
仕切るように突出するリブ32を有し、底壁の先端縁に
は摘部31を、摘部31の後方寄りのところにスリット
33を有しており、更に本体1下部が間にはまり込む両
側壁の内面にはロックWI(図示せず)を備えている。 上記スリット33は、上記固定刃21と可動刃22の先
端を毛髪保持部材3の下面側に突出させるためのもので
あるが、この点については後で詳述する。 しかして、このヘアカッターにおいては、スイッチハン
ドル41を最も後方に位置させている時には、メインス
イッチがオフとなるものであり、またスイッチハンドル
41と共に移動するロック用突起42が上記ロック溝に
はまるために、本体1に対して毛髪保持部材3をばね6
5に抗して回動させて本体1下部が毛髪保持部材3内に
はまるようにした状態、つまり第2図に示す状態が保持
されるようになっている。そして、この状態では、刃ブ
ロック2における共に櫛状の固定刃21と可動刃22の
刃先が、毛髪保持部材3の先端部で覆われた状態となり
、刃先の保護がなされる。尚、この状態では、毛髪保持
部材3と回動体6の本体1に対するばね65に抗しな回
動は、まだ余裕があるものとなっている。もつとも、ば
ね65に抗して毛髪保持部材3を更に回動させようとし
ても、ロック溝とロック用突起42との上記係合が、こ
の方向の回動を妨げるために、固定刃21と可動刃22
との先端が毛髪保持部材3のスリット33から下方に突
出することはない。 さて、この状態からスイッチハンドル41を一段前方へ
とスライドさせたならば、スイッチハンドル41と共に
ロック用突起42が前方に動いてロック溝から抜は出す
ために、ばね65による付勢を受けて下。部ハウジング
12内面に当接して止まるまで回動体6が回動するに伴
って毛髪保持部材3も回動し、第1図及び第3図に示す
ように、本体1に対して毛髪保持部材3がほぼ15°の
角度をなす状態まで開く。そしてこの時にはメインスイ
ッチがオンとなるものの、回動体6の回動に伴ってオン
オフされる連動スイッチ(図示せず)がオフとなるため
に、モータ5はこの状態で回転することはない。 通常の毛髪のカットはこの状態で行う。すなわち、本体
1上面の凹部14に親指を当てるようにして本体1と毛
髪保持部材3とをつかみ、固定刃21と可動刃22とか
らなる刃の刃先と、この刃先に所要の間隔を介して相対
する状態にある毛髪保持部材3′との間に、第6図に示
すように、カットすべき毛髪を導入し、そして第7図に
示すように、本体1と毛髪保持部材3とを握ることで本
体1に対して毛髪保持部材3をばね65に抗して回動さ
せたならば、連動スイッチがオンとなってモータ5が回
転して可動刃22を往復動させるものであり、また互い
に接近する刃先と毛髪保持部材3との間に挟まれる毛髪
は刃によって切断され、本体1下面に突出する電池収納
部の前方の空間、つまり毛髪保持部材3におけるリブ3
2と摘部31との間の毛屑収納部30に切断された毛屑
が溜まる。櫛状の固定刃21及び可動刃22で毛髪のカ
ットを行うものでありながら、言わば、はさみを使う時
の感覚で毛髪のカットを行えるものである。毛髪保持部
材3の先端側が滑らかな曲線を描いて本体1側に接近す
る斜めの面としているのは、人のえり足の曲面形状に合
わせているためであり、これによって毛先を刃先と毛髪
保持部材3との間に導入することを容易としている。 スイッチハンドル41を更に前方に移動させると、前記
メインスイッチは連動スイッチをバイパスした状態でオ
ンとなるために、モータ5は連動スイッチのオンオフに
関係無く、常時回転を続ける。これは主として、次に述
べる毛髪保持部材3を利用しない毛髪カットを行う時に
使用する。 すなわち、毛髪保持部材3と回動体6の軸部60との連
結を外して軸部60に対して毛髪保持部材3を回動自在
となるようにすれば、毛髪保持部材3は第8図に示すよ
うに、本体1に対してほぼ120°をなす状態まで開く
ものであり、この状態を利用すれば、毛髪保持部材3の
存在が邪魔になるようなところ、例えば耳回りのカット
を行うことができる。 そしてこのヘアカッターでは、スイッチハンドル41を
一段もしくは二段前進させた状態で本体1に対して毛髪
保持部材3をばね65に抗して最も回動させたならば、
固定刃21と可動刃22との刃先が毛髪保持部材3のス
リット33を通じて第9図に示すように、毛髪保持部材
3の下面側に突出するために、この状態で毛髪を切断す
ることもできるようになっている。 ここにおいて、固定刃21と可動刃22の刃先部分全部
が毛髪保持部材3の下面側に突出するのではなく、第5
図に示すように、固定刃21及び可動刃22の一部が毛
髪保持部材3の厚み内に位置するようになっているため
に、毛髪保持部材3の下方側に突出させた固定刃21と
可動刃22とで切断することができる毛髪の量は通常時
より少なく、仕上げのカットに適したものとなっている
。 尚、この時の突出量lは、毛髪保持部材3に設けたリブ
32の上縁が本体1下面に接することで決定されており
、このために、リブ32の高さを変更すれば、切断でき
る毛髪の量も変わるようになっている。 第10図〜第14図に他の実施例を示す。これは毛髪保
持部材3の下面側にスライド板34を配設してこのスラ
イド板34の前後方向のスライドでスリット33を開閉
自在としたものであり、スリット33を閉じておけば、
固定刃21と可動刃22の刃先が不用意に毛髪保持部材
3の下面側に突出することを防ぐことができる。 また、ここにおけるスライド板34は、その下面の前端
側に固定刃21の刃溝のピッチの整数倍のピッチで形成
された複数本の溝35を備えており、スリット33を開
いて固定刃21及び可動刃22を毛髪保持部材3の下面
側に突出させるとともに、これらの刃先の背後にスライ
ド板34を位置させたならば、溝35のある部分では固
定刃21の刃溝に毛髪を導入できるものの、溝35のな
い部分では固定刃21の刃溝への毛髪の導入がスライド
板34で妨げられることになるために、間隔をおいた刃
溝のみに毛髪が導入されて切断されるものであり、従っ
てすき刈りを行えるものとなっている。第13図中の3
6は、毛髪保持部材3の下面側に一体に形成されてスラ
イド板34をスライド自在に保持するリブである。 第15図〜第17図に示す実施例では、毛髪保持部材3
の下面側にスリット33をまたぐ複数本の摘片37を設
けている。この場合においても、第17図から明らかな
ように、固定刃21の間隔をおいた刃溝への毛髪の導入
が摘片37で妨げられるために、やはりすき刈りを行う
ことができるものとなっており、また摘片37による整
毛により、毛髪の流れに沿って毛髪をなぞるように動か
しながら毛髪を切断することが容易となっている。 第18図に示すように、摘片37の間に突起38を設け
れば、すき刈りの時の毛髪の切断量が更に少なくなる。 第19図〜第23図に示すように、スリット33内に突
出する複数本のばね片39を毛髪保持部材3に一体に形
成して、固定刃21及び可動刃22の刃先をスリット3
3を通じて下方に突出させたならば、上記固定刃21に
接するばね片3つが第22図及び第23図に示すように
、固定刃21の刃溝の一部を閉じて毛髪の導入を妨げる
ようにしても、すき刈りを行えるようにすることができ
る。 第24図〜第27図に更に池の実施例を示す。 これは毛髪保持部材3にスリット33を形成せずに、複
数本の溝35を先端側に備えているスライド自在なすき
刈り板34を設けたものである。毛髪保持部材3の上面
側に位置する上記すき刈り板34は、後退させた位置に
ある時には、毛髪の切断に関して何ら関係しないが、前
進させることで先端を固定刃21及び可動刃22の背後
に近接させた時には、溝35に対応する位置にある固定
刃21の刃溝のみが毛髪を導入して切断することができ
るようにするために、すき刈りに対応した状態となるも
のである。 以上の各実施例では、毛髪保持部材3側に毛髪の切断量
調節手段を設けているが、第28図〜第30図に示す実
施例においては、刃ブロック2における基板20の表面
にスライド自在なすき刈り板25を配設して、このすき
刈り板25を固定刃21の刃先側に移動させたならば、
すき刈り板25先端の複数個の溝26が固定刃21の刃
溝のうちの一部だけを露出させてこの部分でのみ毛髪を
切断できるすき刈り状態にセットできるようにしている
。 第31図及び第32図に示すように、固定刃21に浅い
刃溝21aと深い刃溝21bとを設けるとともに、固定
刃21に対して可動刃22を前後方向にスライド自在と
し、可動刃22を前進させた時には固定刃21の全刃溝
21a、21bで捕えた毛髪を切断することができるも
のの、可動刃22を後退させた時には深い刃?1121
bの奥部で捕えている毛髪のみを切断できるようにして
もよい。 第33図以下に更に他の実施例を示す。外観的には最初
の実施例に示したものと似ているが、本体1の内部構造
や毛髪保持部材3の支持構造が異なっているので、この
点についてまず説明すると、本体1はその後端部に栓刃
90を備えたプラグ9を内蔵して、本体1の後端面に位
置するハンドル部91を操作してプラグ9をスライドさ
せれば、第35図に示すように栓刃90が側方に突出す
るものであって、後部内には蓄電池や充電回路部品等を
収納しており、中央部には第37図に示すように、ボス
55によってスライド自在に支持されるとともにばね5
6によって下方側へとばね付勢された摺動体57を内蔵
している。また、前部内にはモータ5のほかに、前後方
向にスライド自在とされたすき刈り板7を内蔵している
。 このすき刈り板7は、第40図に示すように、幅広とさ
れた先端側に等間隔で複数本の満70が形成されている
もので、溝70間の部分は各中央部に凹溝71が形成さ
れており、更に両端には突起72.72が設けられてい
る。また、上面からは一対のボス73.73が突設され
ていて、これらボス73.73が本体1の先端部下面に
設けられたガイド溝79内に位置している。そして、す
き刈り板7の後端側には、本体1内部に設けられたクリ
ック用凸リブ78と係合してすき刈り板7の前後スライ
ドにクリックを与えるクリックばね片74.74が一体
に形成されているとともに、係合孔75が設けられてい
る。 尚、上記ガイド溝79は、第52図及び第53図に示す
ように、その前後方向両端に側方に向けた傾斜溝79a
、79bが連続しており、毛くずがガイド溝79にたま
っても、すき刈り板7が前後に移動する時、ガイド溝7
9内の毛くずはボス73によってガイド溝79の両端に
移されるとともに傾斜溝79a、79bを通じて排出さ
れるようになっている。 本体1の側面には、前記実施例と同様に、スライダー4
におけるスイッチハンドル41とロック用突起42とが
配されているほか、すき刈りハンドル115が配設され
ている。スイッチハンドル4】の前方側に並んでいるす
き刈りハンドル45は、本体1内部を前後にスライド自
在にされた第2スライダー46の一部として設けられた
もので、第38図に示すように、本体1内面から突設さ
れた突起49とガイド孔47との係合でスライド方向の
ガイドがなされているとともに、上記すき刈り板7の係
合孔75に係合してすき刈りハンドル45とすき刈り板
7とを連結する一対の突起48゜48を備えている。 第37図中の24は刃ブロック2における案内板23と
可動刃22とを固定刃21に押し付けているばね、40
はスライダー4におけるメインスイッチを形成する接点
部である。 一方、毛髪保持部材3は、第39図に示すように、後部
の両側壁内面に軸84を備えて、この軸84が本体1の
後部両側面に形成された軸受凹部15に嵌合することに
よって、本体1に対して回動自在に取り付けられるもの
であり、二股状になったはね83.83とストッパーば
ね82とを備えた板ばねが後部内面にヒートシールによ
って固着されている。屈曲されたばね83はその先端を
本体1下面に弾接させて本体1に対して毛髪保持部材3
を開く方向に付勢し、後方に伸びたストッパーばね82
は、その先端を本体1の後部下面に突設されている突部
18に当接させることで、ばね83の付勢による毛髪保
持部−材3の本体1に対する開き角度を規制する。 そして、毛髪保持部材3は一対のばね83,83の間に
位置するボスト81を内面から上方に向けて突設してい
る。このボスト81は、第37図に示すように、本体1
に設けられた前記摺動体57に先端を当接させたもので
あり、本体1に対して毛髪保持部材3を閉じる方向に回
動させると、ボスト81は摺動体57をスライドさせて
本体1内の連動スイッチ(図示せず)を導通させる。 しかして、このヘアカッターでは、第43図及び第44
図に示すように、スイッチハンドル41を一段前方へス
ライドさせた状態とすると、ロック用突起42が毛髪保
持部材3の側壁内面に設けられたロック溝80から抜は
出すために、ばね83による付勢を受けて毛髪保持部材
3は本体1に対して開いた状態となり、この時にはメイ
ンスイッチがオンとなるものの、回動体6の回動に伴っ
てオンオフされる連動スイッチ(図示せず)がオフとな
るために、モータ5はこの状態で回転することはない。 通常の毛髪のカットは前記実施例と同様にこの状態で行
う。すなわち、第43図に示すように、刃の刃先と、こ
の刃先に所要の間隔を介して相対する状態にある毛髪保
持部材3との間にカットすべき毛髪を導入し、そして第
44図及び第41図(a)に示すように、本体1と毛髪
保持部材3とを握ることで本体1に対して毛髪保持部材
3をばね83に抗して回動させたならば、連動スイッチ
がオンとなってモータ5が回転して可動刃22を往復動
させるものであり、また互いに接近する刃先と毛髪保持
部材3との間に挟まれる毛髪は刃によって177断され
、毛屑収納部30に切断された毛屑が溜まる。 そして、すき刈りハンドル45を前方に移動させたなら
ば、すき刈り板45と共に前進するすき刈り板7は、第
41図(b)及び第42図に示すように、その先端で刃
の刃先を覆うものであり、毛髪はすき刈り板7における
溝70と一致する位置にある固定刃21の刃溝のみに導
入されて可動刃22との間で切断される。尚、第45図
ではスイッチハンドル41をモータ5が常時オンとなる
位置で、第46図では毛髪保持部材3を閉じた時にモー
タ5がオンとなる位置で示しているが、どちらの使用方
法をとってもよい。 また、毛髪保持部材3を閉じた時、刃の刃先と毛髪保持
部材3との間にすき刈り板7が挟みこまれることになる
が、すき刈り板7の幅方向両端に設けた前記突起72.
72が毛髪保持部材3からすき刈り板7を浮かすために
、毛髪を刃先と毛髪保持部材3との間に位置する毛髪が
完全にはさまれてしまうことはなく、従って刃先と毛髪
保持部材3との間に毛髪を位置させた状態でヘアカッタ
ーを引くようにして動かしても、毛髪が引っ張られるこ
とはない。更に、すき刈り板7の先端部が本体1の先端
下面から離れるように屈曲しであることから、毛髪がす
き刈り板7と本体1との間にはさみ込まれて引っ張られ
ることもない。また、すき刈り板7の溝70間の部分の
片の各下面に設けられた凹溝71は、毛髪を梳くように
しながらすき刈りを行う時の毛髪の動きをスムーズなも
のとする。 このヘアカッターでは、本体1から毛髪保持部材3を取
り外して使用することもできる。この取り外しは、次の
ようにして行う。すなわち、通常時は第47図にも示す
ように、スト・ンバーばね82が突部18と当接するこ
とによって、本体1に対する毛髪保持部材3の開き角度
が規制されているわけであるが、ストッパーばね82に
抗して更に毛髪保持部材3を回動させたならば、ストッ
パーばね82が突部18を乗り越えてしまうことができ
るようにしである。また毛髪保持部材3における軸84
は矩形状となっているとともに、この軸84をうける本
体1側の軸受凹部15を囲む壁に切欠17を設けてあり
、第48図に示すように、軸84の長手方向を切欠17
の方向に合わせて、切欠17の方向に毛髪保持部材3を
引っ張ることで、軸84を軸受凹部15から抜き出して
、本体1から毛髪保持部材3を外せるようにしである。 毛髪保持部材3を本体1に取り付けるには、逆の手順を
踏めばよい。 尚、切欠17には背の低い凸リブ16を設けて、軸84
が凸リブ16を乗り越えなくてはならないようにしであ
るために、毛髪保持部材3が不用意に外れることはない
。また毛髪保持部材3の取り外しにあたっては、毛髪保
持部材3の底壁と側壁との間の曲面部が、本体1(1m
の下面と側面との間の曲面部に乗り上げて、毛髪保持部
材3の両側壁を広げるようにしであるために、毛髪保持
部材3が持つ弾性に抗しなければならない力はわずかで
、上 い 。 こうして毛髪保持部材3を取り外した時の使用状態を第
50図及び第51図に示す。第50図はすき刈り板7を
後退させるとともに、スイッチハンドル41を中間位置
に、つまり連動スイッチを利用する状態を示しており、
この時の連動スイッチは、本体1を握る手の指先で摺動
体57を押し込むことによって行う。第51図はすき刈
り板7を前進させて刃をすき刈り状態にセットするとと
もに、モータ5が常時オンとなる状態で使用していると
ころを示す。 いずれの場合においても、刃先で毛髪をなぞるようにヘ
アカッターを動かしたり、刃先を毛髪に押し付けるよう
にして毛髪のカット(すき刈り)を行う。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、互いに摺接する櫛状の
固定刃及び可動刃からなる刃と、この刃の刃先と略平行
に対面するとともに刃先に対して接離自在となっている
毛髪保持部材とを備えていることから、刃の刃先とこれ
に対面する毛髪保持部材との間の空間に毛髪を導き、刃
と毛髪保持部材とを接近させたならば、毛髪は毛髪保持
部材上に押し付けられた状態で刃での切断がなされ・る
ものであり、この場合、刃先と肌との間には毛髪保持部
材が位置するために、刃先が肌に接触することがなく、
従って幼児に対しても安全に使用することができるとと
もに、毛髪をストレートにカットすることを確実に行え
るらのであり、しかも毛髪の切断量調節手段を備えてい
ることから、状況に応じた切断量に調節した状態で毛髪
の切断を行うことができるものであって、使い勝手がき
わめて良好なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明一実施例の斜視図、第3図及
び第4図は同上の縦断面図、第5図は同上の部分拡大断
面図、第6図(a)(b)は使用状態を示す側面図と破
断側面図、第7図(a)(b)は同じく使用状態を示す
側面図と破断側面図、第8図は他の使用状態を示す側面
図、第9図は更に他の使用状態を示す側面図、第10図
及び第11図は他の実施例の縦断面図、第12図は同上
の毛髪保持部材の斜視図、第13図は同上の横断面図、
第14図は同上の部分拡大断面図、第15図は別の実施
例の側面図、第16図は同上の毛髪保持部材の斜視図、
第17図は同上の横断面図、第18図は他の例の部分斜
視図、第19図及び第20図は更に別の実施例の縦断面
図、第21図は同上の部分拡大斜視図、第22図(aH
b)は同上の部分拡大縦断面図、第23図は同上の横断
面図、第2・4図及び第25図は他の実施例の縦断面図
、第26図は同上の斜視図、第27図は同上の部分拡大
M1(断面図、第28図及び第29図は更に他の実施例
の斜視図、第30図は同上の部分拡大縦断面図、第31
図(a)(b)は別の実施例の部分拡大縦断面図、第3
2図(a)(b)は同上の刃部の底面図、第33図は別
の実施例の斜視図、第34図は同上の破断側面図、第3
5図は同上の背面図、第36図は第34図中のA−A線
断面図、第37図は同上の縦断面図、第38図は同上の
破断平面図、第39図は同上の毛髪保持部材の縦断面図
、第40図(a)〜(d)は同上のすき刈り板の底面図
とB−B線断面図とC−C線断面図と側面図、第・11
図(a)(b)は破断部分側面図、第42図は同上のす
き刈り板の動作説明図、第43図及び第44図は同上の
使用状態を示す破断側面図と側面図、第45図及び第4
6図は同上の他の使用状態を示す破断側面図と側面図、
第47図及び第48図は同上の毛髪保持部材の回動支持
部を示す破断部分側面図、第49図は第48図中のD−
D線断面図、第50図及び第51図は使用状態を示す側
面図、第52図及び第53図は同上の本体先端部下面を
示す底面図であって、3は毛髪保持部材、7はすき刈り
板、21は固定刃、22は可動刃、33はスリットを示
す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに摺接する櫛状の固定刃及び可動刃からなる
    刃と、この刃の刃先と略平行に対面するとともに刃先に
    対して接離自在とされた毛髪保持部材と、刃先による毛
    髪切断量を可変とする切断量調節手段とを備えているこ
    とを特徴とするヘアカッター。
  2. (2)切断量調節手段は、固定刃及び可動刃の刃溝の全
    領域が有効切断領域となる第1の状態と、上記刃溝の特
    定領域のみが有効切断領域となる第2の状態とを切換自
    在とするものであることを特徴とする請求項1記載のヘ
    アカッター。
  3. (3)第1の状態は刃の刃先と毛髪保持部材との間に毛
    髪を挟持して切断し、第2の状態は毛髪保持部材に形成
    されたスリットを貫通して毛髪保持部材の外側に露出す
    る刃の刃先で毛髪を切断するものとなつていることを特
    徴とする請求項2記載のヘアカッター。
  4. (4)切断量調節手段は、固定刃及び可動刃の全刃溝が
    有効切断領域となる第1の状態と、上記全刃溝のうちの
    特定の刃溝のみが有効切断領域となる第2の状態とを切
    換自在とするものであることを特徴とする請求項1記載
    のヘアカッター。
  5. (5)切断量調節手段は特定の刃溝を閉塞するスライド
    自在なすき刈り板であることを特徴とする請求項4記載
    のヘアカッター。
  6. (6)切断量調節手段は、浅い刃溝と深い刃溝とを備え
    た固定刃と、刃先方向のスライドで固定刃の全刃溝に重
    合する状態と深い刃溝のみに重合する状態とに切り替わ
    る可動刃であることを特徴とする請求項4記載のヘアカ
    ッター。
  7. (7)毛髪保持部材は刃を先端に備えた本体の後部に回
    動自在に連結されたものとして形成されており、すき刈
    り板は本体における毛髪保持部材側にスライド自在に配
    設され、すき刈り板のスライド操作部はスイッチの入切
    用操作子の前方側に配設されていることを特徴とする請
    求項5記載のヘアカッター。
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