JP2004222980A - 電気かみそり - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本体ケース1の上部前後に、本体ケース1の主表面壁1aから膨出するラウンド部40を形成する。ラウンド部40と主表面壁1aとの間に指受面41を形成する。指受面41下端を、かみそり重心Gより上方に配置する。指受面41は左右の傾斜面44と、傾斜面44の下部どうしを滑らかに連続させる湾曲面45とで概ねV字状に形成する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、切断刃面がかみそりヘッドの上面に設けてある電気かみそりに関し、本体ケースの握り部の構造に改良を加えたものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明に関して、本体ケースの前面に半円状の膨出部を設けて、電気かみそりの扱いやすさを向上できるようにした電気かみそりが公知である(特許文献1参照)。そこでは、半円状の膨出部の下周縁に連続して斜めの段部が設けられており、この段部に親指をあてがった状態で本体ケースを前後から挟み持つことにより、親指を支点にしながら本体ケースを前後、左右に傾動操作できるようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特公平7−110307号公報(5頁、第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の電気かみそりによれば、手指の操作だけで電気かみそりの姿勢を変更できるので、腕や手首を頻繁に動かしながら姿勢を変更する必要があった従来品に比べて、電気かみそりの扱いやすさを向上できる。また、膨出部の下縁段部に指をあてがった状態でかみそり重量を支えることができるので、電気かみそりを誤って取り落とすこともない。問題は、膨出部の下縁段部が、かみそり全体の上下方向中央より下方に設けてあって、姿勢を変更するときの親指の位置と切断刃面との距離が大きいので、姿勢を変更するときの手指の動作量に比べて、切断刃面における動作量が大きく増幅されるのを避けられず、姿勢変更を行うのに微妙な操作が必要な点で改善の余地があった。とくに、向きや角度が急激に変化する肌面、例えば顎下面から顎前面に至る肌面のひげをそるような場合には、かみそりを縦姿勢から横姿勢へと大きく変化させながら、同時に切断刃面を肌面に密着させる必要があるが、このような姿勢変更を円滑に行うには、ある程度の馴れとこつが必要であった。
【0005】
先に述べたように、かみそり全体の上下方向中央より下方に膨出部の下縁段部が設けてあるので、姿勢を変更するときの親指の位置が、かみそりの重心より下方に位置せざるを得ず、そのため、持ち重りしやすいのはもちろん、電気かみそりの姿勢変更に微妙な操作が必要となる一因にもなっていた。
【0006】
本発明の目的は、使用状態におけるケース保持や姿勢変更などをさらに容易に行えるうえ、持ち重りすることもなくより軽快に取り扱うことができる電気かみそりを提供することにある。本発明の目的は、電気かみそりを使用する際に、その運転状態を表示する発光表示具が、本体ケースを握り締めた使用者の手で覆い隠されるのを解消でき、従って発光表示具による運転状態の表示を常に確実に目視することができる電気かみそりを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の電気かみそりは、図1に示すように、本体ケース1の上部にかみそりヘッド2を有し、かみそりヘッド2の上面に切断刃面Cが設けてある。本体ケース1の外面上部に、本体ケース1の主表面壁1aから膨出するラウンド部40を形成する。ラウンド部40と主表面壁1aとの間に形成される指受面41の下端をかみそり重心Gより上方に配置する(請求項1)。
【0008】
上記のラウンド部40、および指受面41のそれぞれは、本体ケース1の前後面に形成する(請求項2)。
【0009】
ラウンド部40を含む本体ケース1のケース頭部1Aは、ケース胴部1Bに比べて左右広幅に形成する。ケース胴部1Bからケース頭部1Aに至るケース壁を上拡がり状に形成して、ケース頭部1Aの左右両側に指掛壁42を形成する(請求項3)。
【0010】
指受面41は左右の傾斜面44と、傾斜面44の下部どうしを滑らかに連続させる湾曲面45とで概ねV字状に形成する(請求項4)。
【0011】
本体ケース1の後面にきわぞり刃13を上下に移動操作するためのスライドノブ14を配置する。スライドノブ14と、スライドノブ14の左右の主表面壁1aとにわたって、ラウンド部40および指受面41を形成する(請求項5)。
【0012】
本体ケース1の前面側のラウンド部40に設けた凹部51に、電気かみそりの運転状態を表示する発光表示具10・11を配置する。発光表示具10・11は、凹部51に装着固定される発光基板52と、発光基板52に実装されるLED53・54と、LED53・54から照射された表示光をケース表面側へ案内する導光板55と、導光板55の外面を覆い隠して発光面を所定形状に規定する遮光ピース56を含んで構成する(請求項6)。
【0013】
かみそりヘッド2の下部に設けた電装品ユニット3を、本体ケース1の内部に収容する。かみそりヘッド2と本体ケース1との間を、電装品ユニット3を防水するためのケースパッキン47で封止する。発光表示具10・11を収容する凹部51の殆どは、ケースパッキン47の本体ケース1側の封止面より上方に設けられる。凹部51と、凹部51の開口面を塞ぐ導光版55との間をシールリング58で封止する。ケースパッキン47より下方の防水空間と、凹部51の内部空間とを本体ケース1に通設した導線口65を介して連通する。本体ケース1内の回路基板26と発光基板52とを、導線口65を通り抜けるリード線66で接続する(請求項7)。
【0014】
【発明の作用効果】
本発明では、本体ケース1の外面上部にラウンド部40を膨出形成し、ラウンド部40と主表面壁1aとの間に手指を受け止める指受面41を設けて、手指の操作だけで電気かみそりを前後、および左右方向へ姿勢変更できるようにするので、電気かみそりの扱いやすさを向上できるうえ、指受面41に指をあてがった状態でかみそり重量を支えることができるので、電気かみそりを誤って取り落とすこともない。指受面41の下端をかみそり重心Gより上方に配置するので、姿勢を変更するときの親指の位置と切断刃面Cとの距離を小さくできるうえ、姿勢変更に伴う切断刃面Cの動作量を小さくできるので、微妙な姿勢変更を簡単に行うことができ、従来のこの種の電気かみそりに比べて、さらに扱いやすさを向上できる。持ち重りすることもなくかみそり全体をバランスよく支えることができる利点もある(請求項1)。
【0015】
ラウンド部40、および指受面41のそれぞれを、本体ケース1の前後面に形成した電気かみそりによれば、前後の指受面41で指先を受け止めることができるので、電気かみそりの向きが前後逆向きになっている場合であっても、そのこととは無関係に本体ケース1を確実に支え保持できる(請求項2)。
【0016】
ラウンド部40を含むケース頭部1Aをケース胴部1Bに比べて左右広幅に形成し、ケース胴部1Bからケース頭部1Aに至るケース壁を上拡がり状に形成することにより、ケース頭部1Aの左右両側に指掛壁42を形成した電気かみそりによれば、左右の指掛壁42によっても手指を受け止められるので、電気かみそりの使用姿勢の変化に伴ってケース胴部1Bの握り方が種々に変る場合にも、前後左右の指受面41と指掛壁42とで手や指を確実に受け止めることができるうえ、左右の利き腕の違いとは無関係に本体ケース1を支持できる(請求項3)。
【0017】
左右の傾斜面44と、傾斜面44に連続する湾曲面45とで、指受面41を概ねV字状に形成すると、指受面41の下端、すなわち湾曲面45に親指をあてがった状態で本体ケース1を前後から挟み持ち、親指以外の任意の指で本体ケース1を矢印で示すように左右方向へ傾動操作する場合に、親指や人差し指が傾斜面44に当るのを避けることができ、従って傾動操作を円滑に行え、電気かみそりの姿勢変更を軽快に行える(請求項4)。
【0018】
本体ケース1の後面に設けたスライドノブ14と、スライドノブ14の左右の主表面壁1aとにわたって、ラウンド部40および指受面41を形成した電気かみそりによれば、スライドノブ14の本来の操作部14aとは別に、指受面41を利用してスライドノブ14を押し上げ操作することができるので、ケース胴部1Bの握り方の違いに応じて操作部14aと指受面41のいずれでも操作できる点で、使い勝手がよい(請求項5)。
【0019】
本体ケース1の前面側のラウンド部40に、運転状態を表示する発光表示具10・11を配置した電気かみそりによれば、ケース胴部1Bを握り締める手指によって発光表示具10・11が覆い隠されることがないので、ひげそり時に手指を広げてケース前面を露出させる必要もなく、単にラウンド部40を視認するだけで運転モードを確認でき、従って発光表示具10・11による運転モードの確認をより簡便に行える。凹部51に固定される発光基板52と、LED53・54と、導光板55、遮光ピース56などで構成した発光表示具10・11によれば、LED53・54と導光板55とを近接配置できる分だけ、発光表示を明確化できる。因みに、従来の電気かみそりにおいては、LEDを本体ケース1内に設けた回路基板26に実装する必要上、発光表示具の配置位置がケース胴部1Bの側に制約されていたが、本発明では、この制約を打破してケース頭部1Aのラウンド部40に発光表示具10・11を設けることが可能となった(請求項6)。
【0020】
かみそりヘッド2と本体ケース1との間を封止するケースパッキン47より下方の防水空間と、凹部51の内部空間とを本体ケース1に通設した導線口65を介して連通し、導線口65を通り抜けるリード線66で、本体ケース1内の回路基板26と発光基板52とを接続するようにした電気かみそりによれば、凹部51の殆どが、ケースパッキン47の本体ケース1側の封止面より上方に設けてあっても、凹部51内の発光基板52やLED53・54を確実に防水しながら、発光基板52と電装品ユニット3側に設けられた回路基板26とを電気的に接続できるので、水洗い可能な電気かみそりにおいて、先の封止面より上方に発光表示具10・11を問題なく設けることができる(請求項7)。
【0021】
【実施例】
図1ないし図12は、本発明をロータリー式電気かみそりに適用した実施例を示す。図1ないし図4において電気かみそりは、本体ケース1とその上部に設けられるかみそりヘッド2と、本体ケース1に収容される電装品ユニット3などを主な構造体にして構成する。本体ケース1は、その殆どを占めるケース胴部1Bと、ケース胴部1Bより広幅のケース頭部1Aとで構成してある。
【0022】
図1において本体ケース1の前面には、モーター起動用のスイッチボタン5と、そのロックボタン6、および運転モードを切り換えるセレクトボタン7と、表示具とが設けてある。表示具は、セレクトボタン7の上側に設けた充電灯8と、電池残量表示灯9と、ケース上部に設けられて運転モードに応じて色が変化する逆U字状のモード表示灯(発光表示具)10と、ひげセンサーのオンオフに連動して点灯するセンサー灯(発光表示具)11の4種である。
【0023】
図2および図3において本体ケース1の背面側には、きわぞり刃(往復動刃)13と、きわぞり刃13を駆動位置へ押し上げ操作するスライドノブ14とが設けてある。スライドノブ14の下端に、滑り止めリブを備えた操作部14aが設けてある。かみそりヘッド2の内部上面には、前後一対ずつの内刃15および外刃16と、センター刃(往復動刃)17と、これらを駆動する駆動機構などが配置してある。つまり、かみそりヘッド2の上面に切断刃面Cが設けてある。かみそりヘッド2の左右には、かみそりヘッド2を前後揺動不能にロック固定するためのロックノブ18と、外刃ホルダー12をロック解除操作する左右一対の解除ボタン19などが設けてある。
【0024】
図4に示すように本体ケース1は上下両面が開口する筒体からなり、下面開口が底ケース21で塞がれている。底ケース21を左右一対のビス22で内フレーム25に締結することにより、本体ケース1と、電装品ユニット3と、底ケース21の3者を分離不能に一体化できる。この締結状態において、底ケース21と本体ケース1の接合部、および底ケース21を貫通する先のビス22、および充電プラグ23は、それぞれシールリング24・22a・23aで水密状に防水される。
【0025】
電装品ユニット3は、内フレーム25と、内フレーム25の前面に装着される回路基板26と、回路基板26の背面側に配置され左右一対の2次電池27と、回路基板26に組み付けられる電源スイッチ5a、およびセレクトスイッチ7aと、充電灯8および電池残量表示灯9の光源となるLED8a・9a等で構成してある。かみそりヘッド2は、その下面に固定した浮動フレーム28を介して内フレーム25に装着され、前後左右、および上下の全方位へフロート自在に支持される。図示していないが、本体ケース1の前後周面には、スイッチ類および表示灯用の開口と、2次電池27の充電時に発生する水素ガスを逃がすガス抜き穴とが形成してあるが、これらの開口や穴は水密状に封止してあり、従って、ケース内の電装品収納空間に水が入り込む余地はなく、電気かみそり全体の水洗いが可能となっている。
【0026】
図1において、かみそりヘッド2には、モーター31と減速機構32とをユニット化した動力モジュールと、減速機構32で減速されたモーター動力を内刃15に伝える巻掛伝動機構33と、モーター動力を左右方向の往復動力に変換し、きわぞり刃13、およびセンター刃17に伝える動力系などが設けてある。
【0027】
図9に示すように、モーター31の動力は、遊星歯車機構からなる減速機構32で減速したのち、巻掛伝動機構33と終段ギヤ34を介して横軸まわりに回転する内刃15に伝動される。往復動力は回転動力をカム機構で往復動作に変換することによって生起され、モーターホルダー35の上面に配置したスライド片36に伝動される。スライド片36の左右往復動作は、その上面に設けた駆動ピン37と振動子38を介してセンター刃17に伝えられ、さらに、図8に示すようにスライド片36と一体に設けた駆動アーム39を介してきわぞり刃13に伝えられる。
【0028】
外刃16には一群の刃穴が網目状に形成してあり、外刃16と外刃16の内面で摺動する内刃15とによって髭を短く切断することができる。内刃15は、円柱状のプラスチック製ホルダーの周面に、一群の金属切刃をスパイラル状に埋設固定して構成してある。センター刃17は、外刃ホルダー12に固定される断面逆U字状の固定外刃と、固定外刃の内面に配置される可動内刃とで構成してあり、振動子38の駆動軸で可動内刃を左右に往復駆動することにより、主として長毛やくせ毛を切断する。固定外刃および可動内刃は、それぞれ溝状の刃穴が形成してあるスリット刃からなる。
【0029】
きわぞり刃13は、きわぞりケース68の上端内面に固定される櫛刃状の固定刃69と、固定刃69に対して左右摺動する櫛刃状の可動刃70とで構成してあり、主として長毛やくせ毛を切断する際に使用する。駆動アーム39の後端部には、縦方向の操作溝71が形成してあり、この操作溝71に伝動アーム72の下端に設けた受動突起73が係合することにより、駆動アーム39が往復揺動して可動刃70を左右に往復駆動する。
【0030】
図3に示すように、スライドノブ14が実線で示す位置にあるとき、受動突起73は操作溝71と係合しておらず、従って可動刃70は停止している。この状態から、スライドノブ14を想像線で示す位置まで押し上げ操作すると、図8に示すように受動突起73が操作溝71に係合して、伝動アーム72の全体が軸74まわりに左右揺動するので、可動刃70をスライド片36に同期して往復駆動できる。
【0031】
かみそりヘッド2を水洗い可能とするために、かみそりヘッド2と本体ケース1との間をケースパッキン47で封止して、電装品ユニット3が収容される防水空間を、外部空間から区分している。具体的には、図8および図9に示すように、かみそりヘッド2の下端に固定したモーターホルダー35の下面と浮動フレーム28との間にケースパッキン47の内周縁を挟持固定し、ケースパッキン47の外周縁を内フレーム25の上端のシール枠29に装着したうえで、ケースパッキン47の外周縁の外面を本体ケース1の内面に設けた筒壁30の内面に密着させている。また、モーター31の出力軸の周囲は、軸用パッキン48とホルダーパッキン49とで封止してある。
【0032】
上記のように構成した電気かみそりにおいて、使用状態におけるケース保持や姿勢変更などを容易に行うために、ケース頭部1Aの前後面のそれぞれに、本体ケース1の主表面壁1aから膨出する銀杏葉状のラウンド部40を形成し、ラウンド部40の下周縁と主表面壁1aとの間に傾斜面からなる指受面41を形成している。さらに、図1に示すように本体ケース1を正面から見た状態において、ケース頭部1Aをケース胴部1Bより左右広幅に形成し、ケース胴部1Bからケース頭部1A至るケース壁を上拡がり状の湾曲壁で形成して、ケース頭部1Aの左右両側に指掛壁42を形成している。
【0033】
使用時における姿勢変更などを容易化するために、上記の指受面41は、緩やかな湾曲面からなる左右一対の傾斜面44と、両傾斜面44の下部を滑らかに連続する下凸状の湾曲面45とで概ねV字状に形成し、さらに、湾曲面45、すなわち指受面41の下端をかみそり重心Gの位置より上方に位置させている。
【0034】
使用状態においては図5に示すように、指受面41の下端、すなわち湾曲面45に親指をあてがった状態で本体ケース1を前後から挟み持ち、親指以外の任意の指で本体ケース1を矢印で示すように左右方向へ傾動操作するが、このとき、指受面41がV字状に形成してあるので、親指や人差し指が傾斜面44に当るのを極力避けることができ、従って傾動操作を円滑に行える。また、かみそり重心Gより上方において本体ケース1を親指で前後に挟み持つので、姿勢を変更するときの親指の位置と切断刃面Cとの距離を小さくできるうえ、姿勢変更に伴う切断刃面Cの動作量を小さくできるので、微妙な姿勢変更を簡単に行えるうえ、持ち重りすることもなくかみそり全体をバランスよく支えることができる。
【0035】
同様に、前後の指受面41を親指と人差し指とで前後から挟み持ち、図6に矢印で示すように本体ケース1を前後方向へ傾動操作する場合にも、かみそり重心Gより上方において本体ケース1を支持できるので、姿勢変更に伴う切断刃面Cの動作量を小さくし、微妙な姿勢変更を意のままに行うことができる。
【0036】
ケース胴部1Bを手で握り締めた状態においては、図7に示すように、意識する必要もなく自然に親指と人差し指とが前後の指受面41の下端、すなわち湾曲面45で受け止められるので、ケース本体1を確実に支え持つことができ、従って電気かみそりを誤って取り落とすことを防止できる。同様に、ケース頭部1Aの左右に設けられる指掛壁42も、ケース本体1を確実に支え持つことに役立っており、両指掛壁42を親指と人差し指とで挟み持ってひげそりを行うような場合に、ケース頭部1Aをしっかりと支えることができる。
【0037】
本体ケース1のケース胴部1Bに発光表示具を設けると、ケース胴部1Bを握り締める手指によって発光表示具が覆い隠されるのを避けられない。そこで、この実施例においては、標準的なグリップ位置(概ね図5に示す状態)より上方に位置するケース頭部1Aのラウンド部40を利用して、モード表示灯(発光表示具)10と、センサー灯(発光表示具)11とを配置し、これらの発光表示具10・11を使用状態においても常に視認できるようにした。
【0038】
図10において発行表示具10・11は、ラウンド部40に凹み形成した凹部51に装着固定される発光基板52と、発光基板52に実装される2種のLED53・54と、各LED53・54から照射された表示光をケース表面側へ案内する導光板55と、導光板55の外面に装着固定されて発光領域を所定形状に規定する遮光ピース56とで構成する。57はアルミニウム板材で形成した化粧板、58は防水用のシールリングである。発光基板52の上側に実装されたLED53は、赤、青、緑の各色を同時に発光できる3チップ型LEDであって、各チップの発光状態の組み合わせによって呈色状態を任意に変更できる。発光基板52の下側に実装されるLED54は単色発光型のLEDである。
【0039】
導光板55は、透明なプラスチック成形品からなり、凹部51よりひと回り小さなカバー壁60と、カバー壁60の周囲に突設される逆U字状の第1発光部61とを一体に備えている。カバー壁60の下寄り内外面には、LED53に対応する第2発光部62が突設してある。遮光ピース56は、光を通さないプラスチック成形品からなり、カバー壁60の外面を覆い隠して、第1発光部61と第2発光部62とからのみ表示光を照射させる。遮光ピース56には、第2発光部62を露出させるための窓63が通設してある。遮光ピース56の下半部は斜めに傾斜しており、この傾斜部分が指受面41の湾曲面45を構成している。
【0040】
図8および図11に示すように凹部51の内奥に発光基板52を固定したのち、シールリング58と遮光ピース56が組み付けられた導光板55を凹部51に装着固定することにより、3チップ型のLED53をカバー壁60と対向させ、単色発光型のLED54を第2発光部62の内端面と正対させることができ、この組付状態において、発光基板52とLED53・54をシールリング58で水密状に封止することができる。3チップ型のLED53から照射された表示光は、カバー壁60内で反射と屈折を繰り返して第1発光部61に達し、その外端面から放射される。また、単色発光型のLED54から照射された表示光は、第2発光部62を直進して外部に放射される。
【0041】
このように本体ケース1の外側に凹部51を形成し、凹部51の表面にLED53・54などの発光体を配設すると、LEDなどの発光体を本体ケース1の内奥部に配設した従来の発光手段に比べ、距離による明るさの減衰を可及的に防止できる。カバー壁60を利用した線状発光或いは面状発光においても明るさが減衰することはない。従って、第1発光部61・第2発光部62から照射される表示光を非常に明るくできるので、モード表示の確認が容易となり使い勝手が向上する。
【0042】
上記のように、ケース上端寄りのラウンド部40に発光表示具10・11を配置すると、必然的に凹部51の殆どがケースパッキン47の本体ケース1側の封止面より上方に位置することとなるため、発光基板52やLED53・54の防水を実現しながら、回路基板26と発光基板52とを接続するリード線の配線をいかに行うかが問題となる。
【0043】
図8に示すように、この実施例では、凹部51の下端に臨む本体ケース1に導線口65を通設することにより、凹部51の内部空間とケースパッキン47より下方の防水空間とを連通し、導線口65を介してリード線66を配線した。換言すると、シールリング58で防水された凹部51の一部を、ケースパッキン47より下方の防水空間とケース周壁を介して上下に重合するように配置したうえで、重合壁部分に導線口65を通設して、発光基板52、LED53・54、およびリード線66を水密状に封止した。
【0044】
図12に示す制御回路に基づき、電気かみそりの運転モードの詳細を説明する。図中符号76は制御部(CPU)であり、77は負荷調整用の抵抗が組み込んである負荷検出回路である。制御部76は外部からの入力信号を受けて、モーター31の運転状態を制御し、発光表示具(モード表示灯・センサー灯)10・11の点灯状態を切り換える。使用時にスイッチボタン5をオン操作すると、制御部76は電源スイッチ5aから信号を受けて、モーター31を起動する。この状態でセレクトボタン7を押す離すのプッシュ操作により、電気かみそりの運転モードを、センサーモード、マイルドモード、パワフルモード、ターボモードの4種のいずれかに選択できる。
【0045】
センサーモードは、パワフルなモーター回転数(8300rpm)と、マイルドなモーター回転数(7800rpm)を髭の量(モーター31の負荷)に応じて自動的に変更できる回転数自動可変モードである。マイルドモードは、モーター31の回転数がマイルドな回転数(7800rpm)で固定されるモードであり、パワフルモードは、モーター31の回転数がパワフルな回転数(8300rpm)で固定されるモードである。また、ターボモードは、パワフルモードのモーター回転数より高い回転数(8800rpm)で固定されるモードである。
【0046】
センサー灯11はセンサーモードのときのみ点灯し、他のモードではセンサー灯11を消灯する。モード表示灯10は、電源オン時、つまりモーター31の駆動時には常に点灯しているが、その色が3種の各モードで異なる。マイルドモードでは青と緑のLEDを発光させて水色に、パワフルモードでは青のLEDのみを点灯させて青色に、ターボモードでは赤と緑のLEDを点灯させてオレンジ色の光を発光する。センサーモードにおいては、回転数の自動切り換えに応じて、マイルドな回転数(7800rpm)のときはマイルドモードと同じ水色に点灯し、パワフルな回転数(8300rpm)のときはパワフルモードと同じ青色に点灯する。このようにモーター31(内刃15)の回転数に応じて色を変化させると、耳の不自由な使用者においても目視で簡単に実際に駆動している電気かみそりの回転数を把握することができる。また、複数個のLEDなどを列状に並べて定量的に回転数を表示する表示手段においては表示手段配置のためのスペースを必要としていたが、モーター31(内刃15)の回転数を色の変化で表示する上記構造によればスペースを気にすることなく表示手段を配設できる。
【0047】
センサーモードにおいては、髭の切断負荷に応じてモーター31に印加される電圧波形を変更して、モーター31の出力をマイルド、パワフルのいずれかに自動的に切り換える。詳しくは、センサーモードにおいてスイッチボタン5をオンすると、負荷検出回路77と直列接続された第2スイッチ79(トランジスタ、FET等)に駆動パルスを出力してモーター31を駆動する。このとき、負荷検出回路77によって、モーター電流に比例して増減する電圧が取り出されるが、この取り出された検知電圧が予め設定されている基準電圧より高い場合、すなわち切断すべき髭の量が多くモーター31の負荷が高い場合には、第2スイッチ79にオン時間の長いデューティー比の駆動パルスを供給して、モーター31をパワフルな回転数(8300rpm)に増速する。
【0048】
逆に、検知電圧が基準電圧より低い場合、すなわち髭の量が少なくモーター31の負荷が低い場合には、第2スイッチ79にオン時間の短いデューティー比の駆動パルスを供給し、モーター31をマイルドな回転数(7800rpm)に減速する。この制御によって、髭の量に応じた適切な髭剃りを行うことができる。スイッチボタン5をオンした後、セレクトボタン7によってターボモードを選択すれば、負荷検出回路77と第2スイッチ79をバイパスするように設けられた第1スイッチ78(トランジスタ、FET等)に連続する信号を出力することになり、各モードの中で最大の回転数(8800rpm)を得ることができる。
【0049】
なお、電池残量表示灯9は、回路基板26の上下に隣接配置した複数個のLED9aと、ケース前面の表示パネルに設けられて、残量を表示する数字の表示で構成されており、2次電池27の電圧の変化に応じて該当するLEDを点灯して、電池残量の目安をほぼ定量的に表示する。
【0050】
安全スイッチ81は、外刃ホルダー12がかみそりヘッド2から取り外され、内刃15が露呈したときオン状態に切り換わる。制御部76は、運転途中に安全スイッチ81がオン状態に切り換わると、第1スイッチ78と第2スイッチ79への駆動信号を停止して、モーター31への駆動電流の供給を停止する。これにより内刃15の回転が停止するため、回転する内刃15による怪我を防止でき、恐怖感も解消できる。モーター31が停止しているとき、充電用アダプターの充電端子が充電プラグ23に差し込まれると充電スイッチ80がオン状態となり本体ケース1に内蔵される2次電池27が充電される。充電電圧が所定電圧になり、或いは充電端子が外されると充電スイッチ80がオフ状態となり充電が停止する。充電時には先に説明した充電灯8が点灯する。
【0051】
上記の実施例以外に、ラウンド部40は少なくとも本体ケース1の前面に設けてあればよい。指受面41の正対形状は、新月形状や逆台形状などに変更することができる。スライドノブ14は省略することができ、その場合には、本体ケース1の後壁上部にラウンド部40と指受面41とを形成する。内刃15はロータリー刃である必要はなく往復動刃であってもよい。きわぞり刃13は、不使用状態においてケース周面に沿って収納され、スライドノブ14を押し上げ操作することによって跳ね上げ揺動して使用姿勢に切り換わる、いわゆるリトラクタブル構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気かみそりの正面図である。
【図2】電気かみそりの側面図である。
【図3】電気かみそりの背面図である。
【図4】電気かみそりの分解正面図である。
【図5】電気かみそりの使用例を示す正面図である。
【図6】電気かみそりの別の使用例を示す側面図である。
【図7】電気かみそりの標準的なグリップ状態を示す側面図である。
【図8】かみそり頭部の縦断側面図である。
【図9】かみそり頭部の縦断正面図である。
【図10】発光表示具の分解斜視図である。
【図11】発光表示具の横断平面図である。
【図12】制御回路の概略を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
1a 主表面壁
1A ケース頭部
1B ケース胴部
2 かみそりヘッド
3 電装品ユニット
40 ラウンド部
41 指受面
42 指掛面
C 切断刃面
G かみそり重心
Claims (7)
- 本体ケース1の上部にかみそりヘッド2を有し、かみそりヘッド2の上面に切断刃面Cが設けてある電気かみそりであって、
本体ケース1の外面上部に、本体ケース1の主表面壁1aから膨出するラウンド部40が形成されており、
ラウンド部40と主表面壁1aとの間に形成される指受面41の下端が、かみそり重心Gより上方に配置してあることを特徴とする電気かみそり。 - ラウンド部40、および指受面41のそれぞれが、本体ケース1の前後面に形成してある請求項1記載の電気かみそり。
- ラウンド部40を含む本体ケース1のケース頭部1Aが、ケース胴部1Bに比べて左右広幅に形成されており、
ケース胴部1Bからケース頭部1Aに至るケース壁を上拡がり状に形成して、ケース頭部1Aの左右両側に指掛壁42が形成してある請求項1または2記載の電気かみそり。 - 指受面41が左右の傾斜面44と、傾斜面44の下部どうしを滑らかに連続させる湾曲面45とで概ねV字状に形成してある請求項1、2または3記載の電気かみそり。
- 本体ケース1の後面にきわぞり刃13を上下に移動操作するスライドノブ14が配置されており、
スライドノブ14と、スライドノブ14の左右の主表面壁1aとにわたって、ラウンド部40および指受面41が形成してある請求項1、2、3または4記載のロータリー式の電気かみそり。 - 本体ケース1の前面側のラウンド部40に設けた凹部51に、電気かみそりの運転状態を表示する発光表示具10・11が配置されており、
発光表示具10・11が、凹部51に装着固定される発光基板52と、発光基板52に実装されるLED53・54と、LED53・54から照射された表示光をケース表面側へ案内する導光板55と、導光板55の外面を覆い隠して発光面を所定形状に規定する遮光ピース56を含んで構成されている請求項1から5のいずれかひとつに記載の電気かみそり。 - かみそりヘッド2の下部に設けた電装品ユニット3が、本体ケース1の内部に収容されており、
かみそりヘッド2と本体ケース1との間が、電装品ユニット3を防水するためのケースパッキン47で封止されており、
発光表示具10・11を収容する凹部51の殆どが、ケースパッキン47の本体ケース1側の封止面より上方に設けられており、
凹部51と、凹部51の開口面を塞ぐ導光板55との間がシールリング58で封止されており、ケースパッキン47より下方の防水空間と、凹部51の内部空間とが本体ケース1に通設した導線口65を介して連通されており、
本体ケース1内の回路基板26と発光基板52とが、導線口65を通り抜けるリード線66で接続してある請求項6の電気かみそり。
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