JP3089322B2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JP3089322B2
JP3089322B2 JP02274037A JP27403790A JP3089322B2 JP 3089322 B2 JP3089322 B2 JP 3089322B2 JP 02274037 A JP02274037 A JP 02274037A JP 27403790 A JP27403790 A JP 27403790A JP 3089322 B2 JP3089322 B2 JP 3089322B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、きわ剃り刃を備えた電気かみそりに係り、
より詳しくは突出・収納姿勢切換え自在なきわ剃り刃の
姿勢切換え手段に特徴を有する。
〔従来の技術〕
きわ剃り刃を備えた電気かみそりとして、例えば、実
公昭48−42311号公報や特開昭63−174685号公報に開示
され、第12図および第13図に示すようにきわ剃り刃40を
かみそり主刃43より下方の収納位置と、かみそり主刃43
より上方の突出姿勢とに切換えられるようにしたものが
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、実公昭48−42311号公報に記載されるもの
(第12図)は、きわ剃り刃40の刃先を、本体ケース1と
一体のきわ剃り刃収納ケース41の開口42内に没入させて
その開口42を蓋44で塞ぐ不使用位置と、蓋44を押し開い
てかみそり主刃43の上方へ高く突出する使用位置との二
段階に位置切換えできるようにしてあるが、このもので
は、きわ剃り刃収納ケース41がかみそり主刃43に常に近
接している状態にあるため、かみそり主刃43の使用時、
すなわち通常のひげ剃り時にきわ剃り刃収納ケース41が
邪魔になり、使い勝手が悪い。また、収納位置にあるき
わ剃り刃40を上方へ大きく突出させるためにはきわ剃り
刃収納ケース41に対するきわ剃り刃40の移動ストローク
を大きくとる必要があるが、こうした場合はきわ剃り刃
40自体が不安定になり易く、ガタつきの原因となる。さ
らに、これでは、きわ剃り刃40がかみそり主刃43より更
に上方に突出する上方突出位置でこれ単独で使用できる
ようにしてあるのみで、かみそり主刃43と共同させて同
時に使用することができない。
その点、特開昭63−174685号公報に示されるもの(第
13図)では、きわ剃り刃40を常に上向き突出するきわ剃
り刃収納ケース41が、本体ケース1に対し、かみそり主
刃4の下方に離間する最下段の待機位置Aと、かみそり
主刃43に近接する第1上方突出使用位置Cと、かみそり
主刃43より更に上方の第2上方使用位置Dの三段階に位
置切換えできるようにしている。そして、きわ剃り刃収
納ケース41側にきわ剃り刃駆動用の揺動レバー45を取付
ける一方、本体ケース1内のモータ46の軸から鼻形状の
プラスチック製の振動子47を片持ち状に延設する。きわ
剃り刃収納ケース41が待機位置Aにあるとき揺動レバー
45の下端の係合部45aと振動子47との連結係合状態を解
き、きわ剃り刃収納ケース41が第1・2上方突出使用位
置C・Dに移動したとき揺動レバー45の係合部45aを振
動子47に係合連結させるものとする。きわ剃り刃40の刃
先がかみそり主刃43と近接する第1上方突出使用位置C
にあるときは、第14図に示すごとくかみそり主刃43とき
わ剃り刃40を肌に当てて矢印X方向に動かすことによ
り、くせ毛や長い毛Hを、先ずきわ剃り刃40で短く切っ
て、かみそり主刃43の外刃に導入し易くし、続けてかみ
そり主刃43で仕上げるといった共同使用法をとることが
でき、きわ剃り刃40の刃先がかみそり主刃43により更に
上方に突出する第2上方突出使用位置Dではきわ剃り単
独使用できるものである。
しかし、きわ剃り刃40は常にこれの刃先をきわ剃り刃
収納ケース41の上端から突出する状態に取付けてあり、
きわ剃り刃40ときわ剃り刃収納ケース41とは常に一体と
なって上下方向に同行する。そのため、きわ剃り刃収納
ケース41の上下スライドに伴いきわ剃り駆動用の揺動レ
バー45の係合部45aと係脱するプラスチック製の振動子4
7は、少なくとも、きわ剃り刃収納ケース41の第1上方
突出使用位置Cと第2上方突出使用位置D間での移動ス
トロークSと等しい上下方向長さにまで長く形成しなけ
ればならないが、そのように片持ち状の長い形の振動子
47はこれの自由端側47aが駆動レバー45から受ける力で
撓み変形しやすく、このためきわ剃り駆動が不安定にな
りやすかった。
また、そのようにきわ剃り刃40の刃先がきわ剃り刃収
納ケース41の上端から出し放しであると、主刃使用時、
すなわち通常のひげ剃り使用時においても使用者に恐怖
感を与え、また不測の落下により破損しやすい危惧であ
るかりか、かみそり主刃43から落ちる毛屑が降りかか
り、きわ剃り刃駆動部分に支障を来たしたり、毛屑のか
み込みによりきわ剃り刃収納ケース41のスライド不良を
招きやすかった。
本発明の目的は、きわ剃り刃収納ケースのスライド
性、または刃先の安全性、破損防止を確保するととも
に、きわ剃り刃駆動の安定化を図る点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、第1図に例示するように、本体ケース1の
上部に、内刃3と外刃2からなるかみそり主刃4を備え
る電気かみそりにおいて、本体ケース1の側面に、その
上端に開口12を有するきわ剃り刃収納ケース10を、これ
の上端がかみそり主刃4から下方へ離間する待機位置A
と、待機位置Aより上方に突出する上方突出使用位置と
にわたって上下方向にスライド操作自在に備える。
きわ剃り刃収納ケース10内には、固定くし刃20と可動
くし刃21を有するきわ剃り刃ユニット11を固定・可動く
し刃20a・21aが開口12から突出する位置と、開口12内に
没入する収納位置とにわたって上下方向にスライド自在
に収納する。
そして、可動くし刃21と本体ケース1内の振動子23と
の間に、きわ剃り刃収納ケース10の上下スライドに伴
い、きわ剃り刃収納ケース10が待機位置Aにあるとき可
動くし刃21と振動子23との連結係合状態を解き、きわ剃
り刃収納ケース10が上方突出使用位置に移動したとき可
動くし刃21と振動子23とを係合連結させる伝動係脱手段
28を設けたものである。
この場合、きわ剃り刃収納ケース10ときわ剃り刃ユニ
ット11の間に、きわ剃り刃収納ケース10の待機位置Aと
上方突出使用位置間でのスライド移動に連動して固定・
可動くし刃先20a・21aが開口12に出没するようきわ剃り
刃ユニット11を上下方向にスライドさせるきわ剃り刃出
没連動機構を設けることができる。
さらに、きわ剃り刃収納ケース10の前記開口12を開閉
自在に塞ぐ蓋13を備え、前記きわ剃り刃出没連動機構に
連動して、蓋13を開き操作したのち固定・可動くし刃先
20a・21aが開放した前記開口12から上方へ突出し、固定
・可動くし刃先20a・21aが該開口12内に没入したのち蓋
13で該開口12を塞ぐようにした蓋14の開閉連動機構を備
えている。具体的には、蓋13の開閉連動機構が、蓋13側
ときわ剃り刃ユニット11側との一方に設けられた溝35
と、他方に設けられて該溝35にスライド係合するピン36
とを含み、きわ剃り刃出没連動機構に連動してピン36が
溝35に沿って滑り移動するようになっている。
〔作用〕
かみそり主刃4のみを使用する通常のひげ剃り時に
は、固定・可動くし刃20・21を収納したきわ剃り刃収納
ケース10がかみそり主刃4から下方に離れて位置してい
るとともに、固定・可動くし刃先20a・21aが蓋13により
隠されているため、かみそり主刃4の使用に際してきわ
剃り刃収納ケース10が邪魔にならず、使用性に優れ、ま
た使用者に恐怖感を与えることもない。さらに、きわ剃
り刃収納ケース10はかみそり主刃4からの毛屑をかみ込
むようなことが無くなり、また刃先20a・21aを安全にカ
バーでき、その破損も防止できる。
また、きわ剃り使用時にあっては、きわ剃り刃収納ケ
ース10が上方にスライド 移動し、その上できわ剃り刃収納ケース10に対して固定
・可動くし刃20・21これ自体を上方にスライドさせてそ
の刃先20a・21aを開口12から突出させることができるの
で、本体ケース1に対する固定・可動くし刃20・21の移
動ストロークは大きいにもかかわらず、固定・可動くし
刃20・21を実際に指示しているきわ剃り刃収納ケース10
に対する固定・可動くし刃20・21の移動ストロークは小
さく、従って固定・可動くし刃20・21を安定して支持で
き、ガタつきの発生等を防止することができることにな
る。
きわ剃り刃収納ケース10の上下動に連動してきわ剃り
刃ユニット11が上下動するので、きわ剃り刃収納ケース
10とは別にきわ剃り刃ユニット11を手動で上下動操作し
なくても済む。
そして蓋13が開き操作されて開口12が開放されたの
ち、固定・可動くし刃先20a・21aが開口12から上方に突
出し、逆に固定・可動くし刃先20a・21aが開口12内に没
入したのち、蓋13が閉じ操作されて開口12を塞ぐ。
〔実施例〕
本発明に係る電気かみそりの一実施例を第1図ないし
第10図に基づき説明する。
第1図および第2図において、これの本体ケース1の
上部に、網目状の外刃2とこれの内面に接触して左右方
向に往復動する内刃3からなるかみそり主刃4を備え
る。内刃3はモータ5の回転を偏心ピン6を介して左右
に往復動する振動子7上の軸8に支持されている。
本体ケース1の側面には、きわ剃り刃収納ケース10を
上下スライド操作自在に装着し、このきわ剃り刃収納ケ
ース10の内部上方にきわ剃り刃ユニット11を上下方向に
スライド自在に収納する。きわ剃り刃収納ケース10は、
この上端に開口12を形成し、この開口12を蓋13で開閉で
きるようにしている。
このきわ剃り刃収納ケース10はこれの下部に、該ケー
ス10の上下動に伴い回路基板14上の電源スイッチの端子
と接離する板ばねによるスイッチ操作部15と、本体ケー
ス1の内面に突設した節度突起24に対し係脱する節度ア
ーム25とを有している。
かくして、きわ剃り刃収納ケース10は、節度アーム25
を節度突起24に順次係合させていくことにより、スイッ
チオフの待機位置Aと、これより一段上の不使用位置B
(スイッチオン位置)と、更に一段上の第1上方突出使
用位置Cと、更に一段上の第2上方突出使用位置Dとに
それぞれ、位置決め保持される。
待機位置Aと不使用位置Bでは蓋13を閉じた状態と
し、不使用位置Bから第1上方突出使用位置Cへ移動す
るときのこの移動に連動して蓋13が自動的に開くように
している。この蓋13の開閉連動機構の具体例については
後述する。
第1図および第6図において、きわ剃り刃収納ケース
10に上下スライド自在に収納される上記きわ剃り刃ユニ
ット11は、上下動裏板17と、該裏板17の前面上に結合ボ
ス18を介して一体的に結合されたくし刃ホルダ19と、く
し刃ホルダ19の後面上部に固定された固定くし刃20と、
固定くし刃20上に左右往復摺動自在に重ねた可動くし刃
21とを一体的に組み合わせている。
可動くし刃21と、上記内刃3の駆動用の振動子7の前
端から下向きに一体に延出形成したきわ剃り駆動用の振
動子23との間には、きわ剃り刃収納ケース10が待機位置
Aおよび不使用位置Bにあるとき可動くし刃21と振動子
23との連結係合状態を解き、きわ剃り刃収納ケース10が
第1・2上方突出使用位置C・Dに移動したとき可動く
し刃21を振動子23に係合連結させる伝動係脱手段28が設
けられる。その伝動係脱手段28は、上下動裏板17とくし
刃ホルダ19間の前記結合ボス18に駆動レバー22を揺動自
在に支持し、該駆動レバー22の上端に形成した二又部22
aを可動くし刃21の突片21bに係合し、その下端に突設し
た係止ピン22b・22b間を前記振動子23に対し係脱自在と
する。なお、そのきわ剃り駆動用の振動子23は内刃3の
駆動用の振動子7とは別体に形成し、これをモータ5の
軸8の回転を受けて左右方向に振動するように設けるこ
ともできる。
きわ剃り刃ユニット11は、きわ剃り刃収納ケース10が
待機位置Aと不使用位置Bにあるときそのきわ剃り刃収
納ケース10内に収納状態にあるが、不使用位置Bから第
1上方突出使用位置Cへ移動するときにはその移動に連
動して上動し、固定・可動くし刃先20a・21aが開口12か
ら上方へ突出するようにしている。そのきわ剃り刃出没
連動機構は前記蓋13の開閉連動機構と連動して作動す
る。
具体的にきわ剃り刃出没連動機構、および蓋13の開閉
連動機構について説明する。きわ剃り刃収納ケース10
と、本体ケース1との間において、第1図、第2図およ
び第6図に示すように、きわ剃り刃収納ケース10の内面
側に突設した左右のボス27にそれぞれ、揺動レバー29の
中間部を枢支する。ボス27を中心として揺動する揺動レ
バー29の下端に設けたピン30は本体ケース1の内壁の左
右に設けた上下の垂直部31a・31bと、その垂直部31a・3
1bどうしをつなぐ傾斜部31cとよりなる縦溝31に、その
上端に設けたピン32はくし刃ホルダ19の左右に設けた各
横溝33にそれぞれ摺動自在に係合させる。
一方、第4図および第6図に示すように、蓋13はこれ
の左右側壁13a・13aから突設した各軸34をきわ剃り刃収
納ケース10の左右の各壁10aに開閉回動自在に枢着さ
れ、この蓋13の側壁13aの前記軸34から外れた箇所に
は、第3図に示すごとく傾斜部35aとこの上端に連通す
る垂直部35bとにより成る「く」の字状の溝35を形成し
ている。その「く」の字状の溝35に、くし刃ホルダ19の
左右側壁19a・19aから突設したピン36を係合させてい
る。
いま、きわ剃り刃収納ケース10を、手動操作で、待機
位置A(第7図(a)および第8図(a))から不使用
位置B(第7図(b)および第8図(b))にまで押上
げると、ピン30は縦溝31の下側の垂直部31bを滑って姿
勢を変えず、更にきわ剃り刃収納ケース10を第1上方突
出使用位置C(第7図(c)および第8図(c))にま
で押上げると、ピン30は縦溝31の傾斜部31cを滑り、こ
の時揺動レバー29がボス27まわりに第7図(c)中の矢
印方向に揺動し、この揺動に伴いピン32がくし刃ホルダ
19の横溝33を滑りながらきわ剃り刃ユニット11全体をき
わ剃り刃収納ケース10内の上方へ押上げる。この時、く
し刃ホルダ19の上動によりピン36がまず、「く」の字状
の溝35の傾斜部35aを滑って蓋13を突き上げ、蓋13はそ
の突き上げ作用を受けて軸34まわりに回動して開口12を
開ける。その蓋13の開き動作に続いて、さらにピン36が
「く」の字状の溝35の垂直部35bを移動して蓋13は開い
たままの状態で固定・可動くし刃先20a・21aが開口12か
ら上方へ突出する。また、この時、きわ剃り刃ユニット
11の駆動レバー22の下端の係止ピン22bがきわ剃り駆動
用の振動子23に係合し、可動くし刃21が固定くし刃20に
対して左右方向に摺動してきわ剃り可能とする。このと
き、第14図に示す場合と同様に固定・可動くし刃20・21
はかみそり主刃4と共同して使用できる。
きわ剃り刃収納ケース10を更に最上段の第2上方突出
使用位置D(第7図(d)および第8図(d))にまで
押上げると、揺動レバー29のピン30は縦溝31の上側の垂
直部31aを滑るため、きわ剃り刃ユニット11は固定・可
動くし刃先20a・21aを突出したままの姿勢を維持し、蓋
13は開いたままの姿勢を維持する。このときは、固定・
可動くし刃先20a・21aはかみそり主刃4より更に上方に
突出してこれ単独できわ剃りすることができる。
反対に、きわ剃り刃収納ケース10を第2上方突出使用
位置Dから不使用位置Bまたは待機位置Aにまで引下げ
ると、揺動レバー29のピン30が縦溝31の上側の垂直部31
a、更に傾斜部31cを滑り、揺動レバー29が前記と反対方
向に揺動し、この揺動に伴いきわ剃り刃ユニット11全体
がきわ剃り刃収納ケース10内の元の収納位置にまで引下
げられるとともに、蓋13が開口12を閉じる。この時、ピ
ン36が溝35の垂直部35bをまず下方に移動することによ
り、固定・可動くし刃先20a・21aが開口12内へ収納さ
れ、続いてピン36が溝35の傾斜部35aを移動することで
蓋13が閉じられる。したがって、固定・可動くし刃先20
a・21aの突出操作時および収納操作時のいずれの場合も
該刃先20a・21aが蓋13に触れたり、傷められるようなこ
とがない。
〔別実施例〕
きわ剃り刃収納ケース10は上記実施例のごとく第1・
2というように複数段の上方突出使用位置をもつもの以
外に、1つの上方突出使用位置のみをもつものであって
も同様に適用できる。
固定・可動くし刃先20a・21aの断面形状は第11図に示
すような断面L形のものであってもよい。
きわ剃り刃収納ケース10とは別に、スイッチ操作ノブを
本体ケース1に装着し、このノブで電源スイッチを開閉
するものとすることもできる。この場合は、きわ剃り刃
収納ケース10は不使用位置Bで待機することになる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、固定・可動くし刃20・21の本体ケー
ス1に対する上下移動ストロークが大きいにもかかわら
ず、実際に固定・可動くし刃20・21を支持しているきわ
剃り刃収納ケース10に対する固定・可動くし刃20・21の
上下移動ストロークは小さくすることができるため、き
わ剃り駆動を安定よくすることができる。
かみそり主刃4のみを使用する場合、きわ剃り刃収納
ケース10は該主刃4から下方に離れて位置するので、該
きわ剃り刃収納ケース10に邪魔されることなく、かみそ
り主刃4を使用することができる。またきわ剃り刃収納
ケース10の開口12は蓋13で閉じられ、この内部に固定・
可動くし刃先20a・21aを収納しているので、かみそり主
刃4の使用時に使用者に恐怖感を与えるようなことがな
いばかりか、かみそり主刃4から飛散する毛くずが開口
12からきわ剃り刃収納ケース10内に侵入することもな
い。また、きわ剃り刃収納ケース10は毛屑のかみ込みも
無くて常に円滑に上下スライド操作することができ、さ
らに刃先20a・21aが不測の落下により破損するのを防止
することもできる。
きわ剃り刃ユニット11は、きわ剃り刃出没連動機構を
介してきわ剃り刃収納ケース10の上下動に連動して上下
動するので、きわ剃り刃収納ケース10のみを上下動操作
するだけでよく使い勝手が良い。
更に、蓋13を開き操作したのち、開放した開口12から
固定・可動くし刃先20a・21aが上方へ突出し、固定・可
動くし刃先20a・21aが開口12内に没入したのち、蓋13を
閉じ操作して開口12を塞ぐようにしたので、固定・可動
くし刃先20a・21aが開口12から出没する際に蓋13と一切
接触することがなく、該刃先20a・21aの損傷をよく防止
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本発明に係る電気かみそりの一実
施例を示しており、 第1図は縦断側面図、 第2図は第1図におけるII−II線断面図、 第3図は第2図におけるIII−III線断面図、 第4図は第3図におけるIV−IV線断面図、 第5図は第1図おにけるV−V線断面図、 第6図は主要部材の分解斜視図、 第7図(a)ないし(d)はきわ剃り刃収納ケースの上
下スライド過程の作動状態を概略的に示す正面図図、第
8図(a)ないし(d)はきわ剃り刃収納ケースの上下
スライド過程の作動状態を概略的に示す側面図、 第9図はきわ剃り刃収納ケースを収納した状態の外観斜
視図、 第10図はきわ剃り刃収納ケースを突出させた状態の外観
斜視図である。 第11図は本発明に係る電気かみそりの他の実施例を示す
一部の断面図である。 第12図は従来例の電気かみそりを一部破断して示す側面
図である。 第13図および第14図は別の従来例の電気かみそりを示し
ており、第13図は縦断側面図、第14図は使用例を示す側
面図である。 1……本体ケース、 2……外刃、 3……内刃、 4……かみそり主刃、 10……きわ剃り刃収納ケース、 11……きわ剃り刃ユニット、 12……開口、 13……蓋、 20……固定くし刃、 21……可動くし刃、 22……駆動レバー、 23……振動子。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース(1)の上部に、内刃(3)と
    外刃(2)からなるかみそり主刃(4)を備えているこ
    と、 本体ケース(1)の側面に、その上端に開口(12)を有
    するきわ剃り刃収納ケース(10)を、これの上端がかみ
    そり主刃(4)から下方へ離間する待機位置(A)と、
    待機位置(A)より上方に突出する上方突出使用位置と
    にわたって上下方向にスライド操作自在に備えているこ
    と、 きわ剃り刃収納ケース(10)内に、固定くし刃(20)と
    可動くし刃(21)を有するきわ剃り刃ユニット(11)が
    上下方向にスライド自在に収納されていること、 きわ剃り刃収納ケース(10)ときわ剃り刃ユニット(1
    1)との間に、きわ剃り刃収納ケース(10)の待機位置
    (A)と上方突出使用位置との間でのスライド移動に連
    動して、固定・可動くし刃先(20a・21a)が開口(12)
    に出没するようきわ剃り刃出没連動機構を備えているこ
    と、 可動くし刃(21)と本体ケース(1)内の振動子(23)
    との間に、きわ剃り刃収納ケース(10)の上下方向のス
    ライドに伴い、きわ剃り刃収納ケース(10)が待機位置
    (A)にあるとき可動くし刃(21)と振動子(23)との
    連結係合状態を解き、きわ剃り刃収納ケース(10)が上
    方突出使用位置に移動したとき可動くし刃(21)を振動
    子(23)に係合連結させる伝動係脱手段(28)を設けて
    いること、 きわ剃り刃収納ケース(10)の前記開口(12)を開閉自
    在に塞ぐ蓋(13)を備え、前記きわ剃り刃出没連動機構
    に連動して、蓋(13)を開き操作したのち固定・可動く
    し刃先(20a・21a)が開放した前記開口(12)から上方
    へ突出し、固定・可動くし刃先(20a・21a)が該開口
    (12)内に没入したのち蓋(13)で該開口(12)を塞ぐ
    ようにした蓋(13)の開閉連動機構を備えていること、 を特徴とする電気かみそり。
  2. 【請求項2】蓋(13)の開閉連動機構が、蓋(13)側と
    きわ剃り刃ユニット(11)側との一方に設けられた溝
    (35)と、他方に設けられて該溝(35)にスライド係合
    するピン(36)とを含み、きわ剃り刃出没連動機構に連
    動してピン(36)が溝(35)に沿って滑り移動するよう
    になっている請求項1記載の電気かみそり。
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