JP2001187638A - 素材供給装置 - Google Patents

素材供給装置

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JP2001187638A
JP2001187638A JP37168199A JP37168199A JP2001187638A JP 2001187638 A JP2001187638 A JP 2001187638A JP 37168199 A JP37168199 A JP 37168199A JP 37168199 A JP37168199 A JP 37168199A JP 2001187638 A JP2001187638 A JP 2001187638A
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JP
Japan
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magnet conveyor
magnet
rear ends
material supply
conveyor
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JP37168199A
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English (en)
Inventor
Akihito Kishi
昭仁 岸
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シンプルな構成で確実に一枚の素材を吸着し
搬送できる素材供給装置を提供する。 【解決手段】 マグネットコンベア25への電圧を調整
して一枚の素材Wのみを吸着し、流体圧シリンダ5によ
りマグネットコンベア25および素材Wを持ち上げ、マ
グネットコンベア25を回転走行させて素材Wを搬送す
る。この時、マグネットコンベア25の前後両端付近に
設けられている複数の流体圧シリンダ5が偏心カム13
を別個に回転させると、この偏心カム13を介して吊り
下げられているマグネットコンベア25の前後端部が各
々昇降されるので、前後端部をタイミングをずらして持
ち上げることにより、確実に一枚のみの素材Wを取り上
げて搬送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、素材等を吸着し
て取り上げ例えばシャーリングマシンのような加工機に
一枚づつ搬送するための素材供給装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の素材供給装置201は、図4に示
されているように、枠組みされて立設されているフレー
ム203R,203L内に上下動自在な素材積載装置2
05が設けられている。この素材積載装置205上には
素材Wを複数積載したパレットPが載置されている。
【0003】前記フレーム203R,203Lの上部に
は上部フレーム203Uが設けられており、この上部フ
レーム203Uの下方には図4において左右方向へ延伸
した支持プレート207が駆動装置209により上下動
自在に設けられている。前記支持プレート207には左
右方向へ適宜な間隔で複数のホルダ部材211が上下方
向へ延伸して設けられている。この各ホルダ部材211
の下部(先端)には吸着装置であるバキュームパッド2
13が設けられている。
【0004】前記素材積載装置205の上方には搬送機
構としてのマグネットコンベア215が配置されてお
り、このマグネットコンベア215には左右方向へ適宜
な間隔でマグネットローラ217が備えられている。な
お、マグネットコンベア215のマグネットローラ21
7が走行回転されるようになっている。
【0005】上記構成により、支持プレート207が駆
動装置209により下降してバキュームパッド213で
素材積載装置205上に積載されている素材Wを一枚だ
け吸着せしめると共に支持プレート207を駆動装置2
09により上昇させることにより、素材Wはマグネット
ローラ217で吸着されて安定した状態で受け渡され
る。そして駆動装置219でマグネットローラ217を
走行回転せしめることにより、素材Wを自動的にシャー
リングマシン等の加工機のローダへ搬入される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の技術にあっては、バキュームパッド213を昇
降させる機構と、素材を送り出すマグネットコンベア2
15のような搬送機構が必要となり、複雑な構成となっ
ているという問題がある。また、素材Wを吸着するバキ
ュームパッド213と、素材Wを吸着するマグネットコ
ンベア215の機能が重複しており、コスト的にも不利
となっているという問題がある。
【0007】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、素材の一枚取りとシ
ャーリング等の加工機のローダへの搬送とが一つの搬送
機構で可能な素材供給装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の素材供給装置は、積載され
た複数の素材から一番上の一枚の素材を取り上げて搬送
する素材供給装置であって、前記素材を一枚だけ電磁力
により吸着して回転走行するマグネットコンベアと、こ
のマグネットコンベアを昇降及び傾斜させる昇降手段
と、を備えてなることを特徴とするものである。
【0009】従って、マグネットコンベアへの電圧を調
整して一枚の素材のみを吸着するように電磁力を調整
し、昇降手段によりマグネットコンベアおよび素材を持
ち上げ、マグネットコンベアを回転走行させて素材をシ
ャーリングマシン等の加工機のローダへ搬送する。
【0010】請求項2による発明の素材供給装置は、請
求項1記載の素材供給装置において、前記昇降手段が、
前記マグネットコンベアの前後両端付近を別個に昇降可
能であること、を特徴とするものである。
【0011】従って、マグネットコンベアの前後両端付
近が別個に昇降される。
【0012】請求項3による発明の素材供給装置は、請
求項2記載の素材供給装置において、前記昇降手段が、
前記マグネットコンベアを前後両端付近で吊り下げて回
転自在の偏心カムと、この偏心カムを各々別個に回転せ
しめる複数の流体圧シリンダと、を備えてなることを特
徴とするものである。
【0013】従って、マグネットコンベアの前後両端付
近に設けられている複数の流体圧シリンダが偏心カムを
回転させると、この偏心カムを介して吊り下げられてい
るマグネットコンベアの前後端部が各々昇降される。
【0014】請求項4による発明の素材供給装置は、請
求項2記載の素材供給装置において、前記昇降手段が、
前記マグネットコンベアの前後両端部を別個に昇降可能
な複数の流体圧シリンダであること、を特徴とするもの
である。
【0015】従って、流体圧シリンダがマグネットコン
ベアの前後両端部を別個に昇降させる。
【0016】請求項5による発明の素材供給装置は、請
求項1、2、3及び4の素材供給装置において、前記マ
グネットコンベアが、前記素材を一枚だけ電磁力により
吸着すべく吸着力が調整可能であること、を特徴とする
ものである。
【0017】従って、積載された複数の素材から電磁力
を調整することにより、素材が一枚だけ正確、かつ確実
にマグネットコンベアに吸着される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1には、この発明に係る素材供給装置1
が示されている。この素材供給装置1では、ローダフレ
ーム3に左右一対の流体圧シリンダの一例としてエアー
シリンダ5L、5Rが外向き(図1中左右方向外向き)
に設けられており、各ピストンロッド7の先端は杆部材
9の上端に取り付けられている。
【0020】この杆部材9の下端には回転軸11が一体
的に取り付けられており、この回転軸11はローダフレ
ーム3に回転自在に設けられている。また、前記回転軸
11には偏心カム13が固定されている。
【0021】前記偏心カム13は吊り下げプレート15
に設けられている穴17に回転自在に取り付けられてお
り、この吊り下げプレート15には吊り下げピン19を
介してサブフレーム21が吊り下げられている。このサ
ブフレーム21の上面には、モータ23が設けられてい
る。
【0022】一方、サブフレーム21の下面には、マグ
ネットコンベア25が支持部材27を介して取り付けら
れている。このマグネットコンベア25では、駆動ロー
ラ29と前記モータ23の駆動スプロケット31とに巻
回されたチェーン33を介してモータ23により駆動ロ
ーラ29を回転駆動して、別の従動ローラ34との作用
でマグネットコンベアベルト35を回転走行させる。
【0023】なお、このマグネットコンベア25の吸着
力は電圧調整により調整自在となっており、素材Wを一
枚だけを吸着するように素材Wの板厚に応じて吸着力を
調整してある。
【0024】一方、前記マグネットコンベア25の下方
には、素材Wが積載されている素材パレット37を昇降
自在に支持するリフタ39が設けられており、積載され
ている素材Wの上面が一定の高さに保持されるようにな
っている。
【0025】図2(A)〜(D)を併せて参照するに、
上記構成により、素材Wの上方に吊り下げられているマ
グネットコンベア25(図2(A)参照)を、エアーシ
リンダ5L、5Rのピストンロッド7を出し入れして回
転軸11を回転させることにより偏心カム13を回転軸
11周りに回転させ、吊り下げプレート15および吊り
下げピン19を介して下降させて、リフタ39の上に積
載されている一番上の素材Wを一枚だけ吸着する(図2
(B)参照)。その後、エアーシリンダ5L、5Rを作
動させてマグネットコンベア25を持ち上げる。
【0026】この時、図2(C)に示されているよう
に、一方(図2では例えば左)のエアーシリンダ5Lを
先に作動させて素材Wの一方(図2では左側)の端部を
持ち上げマグネットコンベア25を傾斜させ、その後タ
イミングをずらして他方(図2では例えば右)のエアー
シリンダ5Rを作動させて全体を持ち上げる。これによ
り、素材パレット37に積載されている素材Wのうち一
番上の素材Wを剥離しやすい状態にして、素材Wを一枚
だけ確実に取り上げることができる(図2(D)参
照)。
【0027】以上の結果から、積載されている素材Wを
マグネットコンベア25により一枚だけ吸着すると共に
マグネットコンベア25を回転走行させ、隣接して載置
されたシャーリングマシン等の加工機のローダへ搬送す
ることにより、一つの搬送機構で素材の一枚取りと加工
機への搬送を可能にすることができる。
【0028】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の実施の形態においては、エアーシリンダ5L、5Rに
より偏心カム13を介してマグネットコンベア25の昇
降を行ったが、図3に示されている素材供給装置41の
ように、ローダフレーム3に固定されたエアーシリンダ
43により直接マグネットコンベア25を別個に昇降さ
せることも可能である。
【0029】また、前述の実施の形態においては、マグ
ネットコンベア25を昇降させたが、素材Wを積載して
いるリフタ39を昇降させることも可能である。
【0030】また、前述の実施の形態においてはエアー
シリンダ5を使用したが、油圧シリンダを用いることも
できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる素材供給装置では、マグネットコンベアへの電圧を
調整して一枚の素材のみを吸着するようにし、昇降手段
によりマグネットコンベアおよび素材を持ち上げ、マグ
ネットコンベアを回転走行させて素材を搬送するので、
確実に一枚の素材の吸着および搬送を一台のマグネット
コンベアで行うことができる。
【0032】請求項2の発明によれば、マグネットコン
ベアの前後両端を別個に昇降せしめることができ、ひい
ては積載された複数の素材から一枚の素材だけ正確、か
つ確実に持ち上げることができる。
【0033】請求項3の発明による素材供給装置では、
マグネットコンベアの前後両端付近に設けられている複
数の流体圧シリンダが偏心カムを回転させると、この偏
心カムを介して吊り下げられているマグネットコンベア
の前後端部を各々別個に昇降することができるので、前
後端部をタイミングをずらして持ち上げることにより、
確実に一枚のみの素材を取り上げて搬送することができ
る。
【0034】請求項4の発明による素材供給装置では、
流体圧シリンダがマグネットコンベアの前後両端部を別
個に昇降させることができるので、前後端部をタイミン
グをずらして持ち上げることにより、確実に一枚のみの
素材を取り上げて搬送することができる。
【0035】請求項5の発明によれば、積載された複数
の素材から電磁力を調整することにより、素材を一枚だ
け正確かつ確実にマグネットコンベアに吸着せしめるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る素材供給装置を示す正面図であ
る。
【図2】(A)〜(D)は、素材供給装置により素材を
一枚だけ取り上げる状態を示す説明図である。
【図3】この発明に係る別の実施の形態を示す正面図で
ある。
【図4】従来の素材供給装置を示す正面図である。
【符号の説明】
1 素材供給装置 5 エアーシリンダ(流体圧シリンダ、昇降手段) 13 偏心カム(昇降手段) 25 マグネットコンベア W 素材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載された複数の素材から一番上の一枚
    の素材を取り上げて搬送する素材供給装置であって、前
    記素材を一枚だけ電磁力により吸着して回転走行するマ
    グネットコンベアと、このマグネットコンベアを昇降及
    び傾斜させる昇降手段と、を備えてなることを特徴とす
    る素材供給装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降手段が、前記マグネットコンベ
    アの前後両端付近を別個に昇降可能であること、を特徴
    とする請求項1記載の素材供給装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降手段が、前記マグネットコンベ
    アの前後両端付近で吊り下げて回転自在の偏心カムと、
    この偏心カムを各々別個に回転せしめる複数の流体圧シ
    リンダと、を備えてなることを特徴とする請求項2記載
    の素材供給装置。
  4. 【請求項4】 前記昇降手段が、前記マグネットコンベ
    アの前後両端付近を別個に昇降可能な複数の流体圧シリ
    ンダであること、を特徴とする請求項2記載の素材供給
    装置。
  5. 【請求項5】 前記マグネットコンベアが、前記素材を
    一枚だけ電磁力により吸着すべく吸着力が調整可能であ
    ること、を特徴とする請求項1、2、3及び4記載の素
    材供給装置。
JP37168199A 1999-12-27 1999-12-27 素材供給装置 Pending JP2001187638A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186340A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Yokohama Rubber Co Ltd:The シート状部材の移載方法及びその装置
JP2008001060A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The シート状部材の成形方法及びその装置
CN106185592A (zh) * 2016-08-31 2016-12-07 中冶华天工程技术有限公司 翻转电磁铁电磁力控制系统

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