JP2001187576A - ステアリングホイールのホーンスイッチ機構 - Google Patents

ステアリングホイールのホーンスイッチ機構

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JP2001187576A
JP2001187576A JP37542299A JP37542299A JP2001187576A JP 2001187576 A JP2001187576 A JP 2001187576A JP 37542299 A JP37542299 A JP 37542299A JP 37542299 A JP37542299 A JP 37542299A JP 2001187576 A JP2001187576 A JP 2001187576A
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horn
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movable contact
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Koichi Sunakawa
孝一 砂川
Hiroshi Izawa
啓史 伊澤
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TS Tech Co Ltd
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TS Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を増加させることなく、ステアリン
グホイール転舵時のモジュールカバーの重芯移動によ
る、ガタ及び異音の発生を抑え、かつ組み付け作業性を
向上させる。 【解決手段】 案内規制部材18の一方の端部を固定接
点17a側に固定させており、案内規制部材18の軸部
18bを、可動接点15aを保持するホーンプレート1
5の挿通孔15cに挿通して可動接点15aを固定接点
17a側へ可動案内する。軸部18bの他端側で、後述
する絶縁部材19の挿通孔19a周縁の上面を係止可能
としている。案内規制部材18は規制部18aと絶縁部
材19との当接部から軸部中心に向けた傾斜面18cが
所定距離形成されている。絶縁部材19には挿通孔19
aの内径側へ向けた傾斜面19cが形成され、これら案
内規制部材18と絶縁部材19の傾斜面18c、19c
は、ホーン吹鳴のために可動接点15aが固定接点17
a側に向けて力が加わっていないときにばね16に付勢
されて当接されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はステアリングホイー
ルのホーンスイッチ機構に係り、特に、部品点数を増加
させることなく、ホーン機構摺動部のガタ発生を抑制し
たステアリングホイールのホーンスイッチ機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ステアリングホイール本体の上方
にエアバッグ装置を配置し、このエアバッグ装置を押動
することにより、ホーンを吹鳴する構成が知られてい
る。
【0003】上記のように、ホーン機構を備えたステア
リングホイールの一般的な構成として、例えば図7に示
すように、ステアリング本体101にエアバッグ装置1
02が配設され、ステアリング本体101側に予めホー
ン機構103が設けられたステアリングホイール100
が知られている。
【0004】図7に示すステアリングホイール100の
ホーン機構103は、ステアリング本体101の芯金1
04に取り付けられたコンタクトプレート107と、コ
ンタクトプレート107にばね106により付勢された
ホーンプレート105とを備えており、コンタクトプレ
ート107とホーンプレート105とは、連結部材10
8により連結されている。なお符号130はホーンプレ
ート105と連結部材108とを絶縁する絶縁材であ
る。
【0005】また、ステアリングホイール本体101と
エアバッグ装置102とは、エアバッグ装置102のリ
テーナ102aに設けられたボルト孔102bと、ホー
ン機構103を構成するホーンプレート105に設けら
れたボルト孔105aにおいて、ボルト120a及びナ
ット120bにより連結されている。
【0006】そして、エアバッグ装置102をばね10
6の付勢力に抗して下方に押動することにより、コンタ
クトプレート107に設けられた固定接点107aと、
ホーンプレート105に設けられた可動接点105bと
が接触して、ホーンが吹鳴されるように構成されてい
る。
【0007】しかし、上記図7で示す従来例では、連結
部材108とホーンプレート105との間に絶縁材13
0を設けているが、この絶縁材130には連結部材10
8が摺動可能なように連結部材108との間に所定の隙
間を持った穴が形成されている。このように、ホーンプ
レート105の絶縁部材と連結部材108との間に隙間
が存在すると、例えば、ホーンパッドがエアバック装置
等を配設させた重量物とした場合、車両の振動で、その
重量の大きいホーンパッドが組付けられているホーンプ
レート105と連結部材108の軸直交方向に振動して
穴と連結部材108との間で異音を発生させる虞れが生
ずる。
【0008】なお、上記不都合に対処するため、ホーン
プレート105の穴と連結部材108との隙間を極力小
さくすることが考えられる。しかし、その隙間をあまり
小さくすると、ホーンプレート105の可動が円滑に行
なわれず、ホーンスイッチの操作性を低下させてしまう
という不都合が生じる。
【0009】上記不都合を解決するために、図8で示す
ホーンスイッチ機構が提案されている。図8で示すホー
ンスイッチ機構は、次のように構成されている。すなわ
ち、ホーンスイッチH1の非操作時には、図8に示すよ
うに、コイルばね213の付勢力により、可動コンタク
トプレート212側が固定コンタクトプレート211か
ら下方へ付勢され、可動コンタクトプレート212に組
み付けられた絶縁スペーサ215の挿通孔215c周縁
上面が、クッシヨン材225を介在させてねじ216の
鍔部216b下面に当接する状態を維持される。
【0010】その際、可動コンタクトプレート212側
の挿通孔215c内周面とねじ216の軸部216aと
の間の隙間により、エアバツグ装置276によつて重量
の大きくなつたホーンパッド217や可動コンタクトプ
レート212が車両の振動に伴なつてねじ216の軸部
216aの軸直交方向に振動しようとしても、クッシヨ
ン材225の内周側が挿通孔215cの上部内周面の凹
部215dとねじ216の軸部216aとの間に介在さ
れているため、クッシヨン材225がその振動を吸収
し、また、ホーンパッド217や可動コンタクトプレー
ト212がねじ216の軸部216aに沿う方向に振動
しようとしても、クッシヨン材225の外周側が挿通孔
215cの周縁の上面側に当接するため、クッシヨン材
225がその振動を吸収して、共に、異音発生を防止す
ることができる。
【0011】そして、ホーンを作動させるように、ホー
ンパッド217を押し下げると、ホーンパッド217の
下降に伴なつて、可動コンタクトプレート212も下降
する。その際、可動コンタクトプレート212は、絶縁
スペーサ215の挿通孔215c内周面をねじ216に
おけるクッシヨン材225下方の軸部216a外周に摺
接させつつ、コイルばね213の付勢力に抗して下降す
る。そのため、クッシヨン材225に干渉されることな
く、可動コンタクトプレート212側が下降し、可動コ
ンタクトプレート212の接点212aが固定コンタク
トプレート211の接点211aに接触し、所定のホー
ンを作動させることができる技術が知られている(例え
ば実公平7−53229号公報参照)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8で示す従
来例においては、クッシヨン材225を絶縁材と共に用
いており、部品点数の増加と共に組み付けにおいても手
数が掛かり、固定のための工数が増加するという不都合
が生じる。
【0013】本発明の目的は、部品点数を増加させるこ
となく、ステアリングホイール転舵時のモジュールカバ
ーの重芯移動による、ガタ及び異音の発生を抑え、かつ
組み付け作業性を向上させたステアリングホイールを提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題は、請求項1に
係るステアリングホイールのホーンスイッチ機構によれ
ば、固定接点と、該固定接点の反対側へ付勢されて配置
される可動接点と、該可動接点を保持するホーンプレー
トと、一方の端部を前記固定接点側に固定させると共に
前記可動接点を保持するホーンプレートの挿通孔に挿通
して前記可動接点を固定接点側へ可動案内する軸部の他
端側で前記挿通孔周縁の上面を係止可能として前記可動
接点の前記固定接点からの離隔距離を規制する規制部を
有する案内規制部材と、を備え、前記ホーンプレートの
挿通孔に前記案内規制部材を挿通する穴の開いた絶縁部
材を配置させ、前記可動接点と前記固定接点とが所定離
隔距離を於いて組み付けられているステアリングホイー
ルのホーンスイッチ機構であつて、前記案内規制部材は
規制部と絶縁部材との当接部から軸部中心に向けた傾斜
面が所定距離形成されると共に、前記絶縁部材には穴の
内径側へ向けた傾斜面が形成され、これら案内規制部材
と絶縁部材の傾斜面は、ホーン吹鳴のために前記可動接
点が前記固定接点側に向けて力が加わっていないときに
当接されているように構成することにより解決される。
【0015】このように、案内規制部材と絶縁部材で構
成しており、部品点数が増加しないため、固定が容易で
ある。また、案内規制部材は規制部と絶縁部材との当接
部から軸部中心に向けた傾斜面が所定距離形成されると
共に、前記絶縁部材には穴の内径側へ向けた傾斜面が形
成され、これら案内規制部材と絶縁部材の傾斜面は、ホ
ーン吹鳴のために前記可動接点が前記固定接点側に向け
て力が加わっていないときに当接されているので、、車
両の走行中の振動や、ステアリングホイールの操舵時に
おいて、異音の発生を防止することが可能となる。
【0016】また、前記固定接点はステアリングホイー
ルの芯金に設けられ、前記絶縁部材は、ホーンプレート
カバーとすると好適であり、さらに、前記案内規制部材
は段付きボルトであり、前記傾斜面は段付きボルトの頭
部と連続されている根元部から所定距離の形成されてい
ると好適である。
【0017】
【発明の実施の形態】ステアリングホイール10のホー
ンスイッチ機構13は、固定接点17aと、この固定接
点17aの反対側へ付勢されて配置される可動接点15
aとを有する。可動接点15aはホーンプレート15に
より保持されている。固定接点17aと可動接点15a
は案内規制部材18により摺動され同時に規制されてい
る。つまり、案内規制部材18の一方の端部を固定接点
17a側に固定させており、案内規制部材18の軸部1
8bを、可動接点15aを保持するホーンプレート15
の挿通孔15cに挿通して可動接点15aを固定接点1
7a側へ可動案内する。軸部18bの他端側で、後述す
る絶縁部材19の挿通孔19a周縁の上面を係止可能と
している。また、案内規制部材18の規制部18aは、
可動接点15aと固定接点17aとの離隔距離を規制す
る。
【0018】さらに、ホーンプレート15の挿通孔15
cに案内規制部材18を挿通する挿通孔19aの開いた
絶縁部材19を配置させる。これにより、可動接点15
aと固定接点17aとが所定離隔距離を於いて組み付け
られている。
【0019】案内規制部材18は規制部18aと絶縁部
材19との当接部から軸部中心に向けた傾斜面18cが
所定距離形成されている。絶縁部材19には挿通孔19
aの内径側へ向けた傾斜面19cが形成され、これら案
内規制部材18と絶縁部材19の傾斜面18c、19c
は、ホーン吹鳴のために可動接点15aが固定接点17
a側に向けて力が加わっていないときに、ばね16によ
り付勢されて当接されている。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限
定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変す
ることができるものである。
【0021】図1乃至図6は本発明の一実施例を示すも
のであり、図1はホーンパット付ステアリングホイール
の平面図、図2は図1の断面説明図、図3は非吹鳴時の
要部拡大断面図、図4は吹鳴時の要部拡大断面図であ
り、図5及び図6は他の実施例を示すもので、図5は非
吹鳴時の要部拡大断面図、図6は吹鳴時の要部拡大断面
図である。
【0022】本例に係るステアリングホイール10は、
図2で示すように、エアバッグ装置12を備えており、
本例のステアリングホイール10のホーンスイッチ機構
13は、ホーンプレート15と、コンタクトプレート1
7と、可動接点15aと、固定接点17aと、案内規制
部材18と、絶縁部材19と、を主要構成要素とする。
【0023】本例のエアバッグ装置12は、図2で示す
ように、リテーナ12aと、該リテーナ12aも保持さ
れるインフレータ12cと、インフレータ12cを覆っ
てバックリング12dとの間で開口部を保持されるバッ
グ12eと、カバー12fを備えている。これらのエア
バッグ装置12は公知の技術を用いることが可能であ
る。
【0024】また、ステアリングホイール本体11とエ
アバッグ装置12とは、エアバッグ装置12のリテーナ
12aに設けられたボルト孔12bと、ホーン機構13
を構成するホーンプレート15に設けられたボルト孔1
5bにおいて、ボルト21a及びナット21bにより連
結されている。なお、本例ではホーンプレート15が、
エアバッグ装置12のリテーナ12aと連結させた構成
としているが、これに限るものではない。
【0025】本例におけるステアリングホイール10の
ホーン機構13を構成するコンタクトプレート17とホ
ーンプレート15は、図3で示すように、案内規制部材
18により連結されている。本例の固定接点17aは、
ステアリング本体11の芯金14にコンタクトプレート
17を取り付け、コンタクトプレート17に形成されて
いる。また、本例の可動接点15aは、上記固定接点1
7aに対向するように、ホーンプレート15に形成され
ている。また、ホーンプレート15には、次述する絶縁
部材19を装着する挿通孔15cが形成されている。こ
の挿通孔15cには、絶縁部材19が配設され、後述す
る案内規制部材18が挿通される。
【0026】そして、コンタクトプレート17とホーン
プレート15との間にスペーサー(絶縁部)20及びば
ね16を介在させている。このため、可動接点15aは
固定接点17aの反対側へ付勢されて配置され、常時に
はホーンプレート15がコンタクトプレート17から離
間して、可動接点15aと固定接点17aが接触しない
ように構成されると共に、後述する絶縁部材19及びス
ペーサー(絶縁部)20により絶縁されている。
【0027】そして、エアバッグ装置12をばね16の
付勢力に抗して下方に押動することにより、コンタクト
プレート17に設けられた固定接点17aと、ホーンプ
レート15に設けられた可動接点15aとが接触して、
ホーンが吹鳴されるように構成されている。
【0028】本例の案内規制部材18は、段付きボルト
であり、この段付きボルトは、規制部18aと、軸部1
8bと、傾斜面18cと、連結部18dとから構成され
ている。そして、一方の端部である連結部18dを固定
接点17a側であるコンタクトプレート17及び芯金1
4に螺着させて固定させている。同時に軸部18bによ
り可動接点15aを保持するホーンプレート15の挿通
孔15cに挿通して可動接点15aを固定接点17a側
へ可動案内する。
【0029】軸部18cの他端側には、規制部18aが
形成され、この規制部18aで挿通孔15cの上面に配
設された絶縁部材19の挿通孔19a周縁の上面を係止
可能としている。これにより、可動接点15aの固定接
点17aからの離隔距離を規制している。
【0030】上記案内規制部材18は規制部18aと絶
縁部材19との当接部から軸部18c中心に向けて傾斜
面18bが所定距離形成されている。本例では前述した
ように案内規制部材18は段付きボルトであり、傾斜面
18bは段付きボルトの頭部(つまり規制部18a)と
連続されている根元部から所定距離の形成されている。
【0031】一方、本例の絶縁部材19は、ホーンプレ
ート15の挿通孔15cに案内規制部材18を挿通する
穴19cが形成された筒状部19bを備えている。そし
て絶縁部材19の筒状部19bは、穴19cの内径側へ
向けた傾斜面19bが形成されている。また筒状部19
bは次述するスペーサ20と案内規制部材18との間に
位置して、ホーンプレート15と絶縁部材19を案内規
制部18の軸部18bに沿って摺動するように構成され
ている。そして、常時(つまりホーン機構を作動させな
いとき)には、案内規制部18の傾斜面18cと絶縁部
材19の傾斜面19cとが当接した状態となっている。
【0032】なお、上記絶縁部材19は、個別に形成し
ても良いが、ホーンプレートカバーであってもよい。ま
た、前記した案内規制部18の傾斜面18cと絶縁部材
19の傾斜面19cとの当接状態において、傾斜面18
c,19cに凹凸などを形成すると、好適である。
【0033】本例のスペーザ20は、リング状の形状を
しており、絶縁部材16とばね16の間に配設されるも
ので、本体20aの一方の端部側に、コンタクトプレー
ト15との当接部20bと、本体20aの外周側に折れ
曲がって形成されるばね16の上部を係止する上部係止
部20Cと、他方の端部側に前記した絶縁部材19の端
部と係合するために径のの内側方向に突出した端部係合
部20cとから形成される
【0034】上記構成からなるステアリングホイール1
0のホーン機構13の組み付け状態によれば、案内規制
部材18と絶縁部材19の傾斜面18b、19bは、ホ
ーン吹鳴のために可動接点15aが固定接点17a側に
向けて力が加わっていないとき(即ちホーン機構が作動
されていないとき)に当接されている。
【0035】上述したように、案内規制部材18と絶縁
部材19の傾斜面18c,19cは、ホーン吹鳴のため
に、可動接点15aが固定接点17a側に向けて力が加
わっていないときに当接されているので、車両の走行中
の振動や、ステアリングホイールの操舵時において、異
音の発生を防止することが可能となる。また、ホーン吹
鳴時には、案内規制部材18と絶縁座部材19とは、傾
斜面18c,19cを越えた位置から十分な摺動間隙を
確保できるのでスムーズな動作を確保できる。さらに、
ホーン吹鳴時に、付勢手段としてのばね16に抗しなが
ら移動するときに、傾斜面18c,19c同士が当接
し、同時にばね16により付勢されているので、この傾
斜面18c,19cに凹凸部等を形成することにより、
凹凸部との間で係脱することにより、非吹鳴時と吹鳴時
との間でクリック感を有することが可能となる。
【0036】図5及び図6は、他の実施例を示すもので
あり、前記実施例ではコンタクトプレート17を芯金1
4に設け、コンタクトプレート17に固定接点17aが
設けられた例を示したが、本例では、固定接点17aを
ステアリングホイールの芯金14に直接設けた例を示す
ものである。他の構成例は、前記実施例と同様である。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、可動接
点の摺動を確保するための隙間が生じることによるホー
ン機構作動時のガタを防止することができるだけでな
く、組み付け固定が簡単であり、ホーン吹鳴時には傾斜
面を越えた位置から十分な摺動間隙を確保できるのでス
ムーズな動作を確保することができる。
【0038】また、ステアリングホイール転舵時のモジ
ュールカバーの重芯移動による、ガタ及び異音の発生を
抑え、部品点数を増加させる事なく、ガタ発生を抑制
し、安価なホーン機構の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホーンパット付ステアリングホイ
ールの平面図である。
【図2】図1の断面説明図である。
【図3】非吹鳴時の要部拡大断面図である。
【図4】図3の吹鳴時を示す要部拡大断面図である。
【図5】他の実施例を示す非吹鳴時の要部拡大断面図で
ある。
【図6】他の実施例を示す吹鳴時の要部拡大断面図であ
る。
【図7】従来例を示す概略断面図である。
【図8】従来例を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
10 ステアリングホイール 12 エアバッグ装置 13 ホーンスイッチ機構 15 ホーンプレート 15a 可動接点 15c 挿通孔 17 コンタクトプレート 17a 固定接点 18 案内規制部材 18a規制部 18b 軸部 18c 傾斜面 19 絶縁部材 19a 挿通孔 19c 傾斜面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点と、 該固定接点の反対側へ付勢されて配置される可動接点
    と、 該可動接点を保持するホーンプレートと、 一方の端部を前記固定接点側に固定させると共に前記可
    動接点を保持するホーンプレートの挿通孔に挿通して前
    記可動接点を固定接点側へ可動案内する軸部の他端側で
    前記挿通孔周縁の上面を係止可能として前記可動接点の
    前記固定接点からの離隔距離を規制する規制部を有する
    案内規制部材と、を備え、前記ホーンプレートの挿通孔
    に前記案内規制部材を挿通する穴の開いた絶縁部材を配
    置させ、前記可動接点と前記固定接点とが所定離隔距離
    を於いて組み付けられているステアリングホイールのホ
    ーンスイッチ機構であつて、 前記案内規制部材は規制部と絶縁部材との当接部から軸
    部中心に向けた傾斜面が所定距離形成されると共に、前
    記絶縁部材には穴の内径側へ向けた傾斜面が形成され、
    これら案内規制部材と絶縁部材の傾斜面は、ホーン吹鳴
    のために前記可動接点が前記固定接点側に向けて力が加
    わっていないときに当接されていることを特徴とするス
    テアリングホイールのホーンスイッチ機構。
  2. 【請求項2】 前記固定接点はステアリングホイールの
    芯金に設けられ、前記絶縁部材は、ホーンプレートカバ
    ーであることを特徴とする請求項1記載のステアリング
    ホイールのホーンスイッチ機構。
  3. 【請求項3】 前記案内規制部材は段付きボルトであ
    り、前記傾斜面は段付きボルトの頭部と連続されている
    根元部から所定距離の形成されていることを特徴とする
    請求項1又は2記載のステアリングホイールのホーンス
    イッチ機構。
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Cited By (6)

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