JP2001186267A - 集合住宅用監視通話システム - Google Patents
集合住宅用監視通話システムInfo
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- JP2001186267A JP2001186267A JP36542199A JP36542199A JP2001186267A JP 2001186267 A JP2001186267 A JP 2001186267A JP 36542199 A JP36542199 A JP 36542199A JP 36542199 A JP36542199 A JP 36542199A JP 2001186267 A JP2001186267 A JP 2001186267A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 雨センサ等の天候センサを容易に設けること
ができ、またシステム全体も大幅にコストアップするこ
との無い集合住宅用監視通話システムを提供すること。 【解決手段】 管理室B等に設置されて、各住戸Cのセ
キュリティセンサからの発報情報を住宅情報盤3を介し
て入力し、集中的に監視して各住戸と通話を行う警報監
視盤2を備え、その警報監視盤2から住宅情報盤3、警
報監視盤2間を接続する信号線4を介して被呼出住戸の
住宅情報盤3を呼び出すアドレスデータ及び被呼出住戸
の住宅情報盤3の通話接続を行う制御データを含む呼出
信号を伝送し通話制御をする集合住宅用通話システム1
である。信号線4を介して、雨センサ6等の天候に係わ
る物理量変動を検出する天候センサからの検出情報を警
報監視盤2に送出させ、警報監視盤2が住宅情報盤3へ
その検出情報に基づく天候変動を報知する。
ができ、またシステム全体も大幅にコストアップするこ
との無い集合住宅用監視通話システムを提供すること。 【解決手段】 管理室B等に設置されて、各住戸Cのセ
キュリティセンサからの発報情報を住宅情報盤3を介し
て入力し、集中的に監視して各住戸と通話を行う警報監
視盤2を備え、その警報監視盤2から住宅情報盤3、警
報監視盤2間を接続する信号線4を介して被呼出住戸の
住宅情報盤3を呼び出すアドレスデータ及び被呼出住戸
の住宅情報盤3の通話接続を行う制御データを含む呼出
信号を伝送し通話制御をする集合住宅用通話システム1
である。信号線4を介して、雨センサ6等の天候に係わ
る物理量変動を検出する天候センサからの検出情報を警
報監視盤2に送出させ、警報監視盤2が住宅情報盤3へ
その検出情報に基づく天候変動を報知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅用監視通
話システムに関するものである。
話システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】高層マンションと呼ばれる高層の集合住
宅においては、階数の高い住戸はその窓から住戸外を見
ても降雨状態か否かの判別がつきにくい。すなわち、空
のみが見える状態では、曇り空の場合に降雨状態である
ことの判断のため、居住者はベランダ等の住戸外へ出向
いて直接確認を行う必要がある。
宅においては、階数の高い住戸はその窓から住戸外を見
ても降雨状態か否かの判別がつきにくい。すなわち、空
のみが見える状態では、曇り空の場合に降雨状態である
ことの判断のため、居住者はベランダ等の住戸外へ出向
いて直接確認を行う必要がある。
【0003】したがって、従来から図5に示す如く、天
候に係わる物理量変動を検出する天候センサとして雨セ
ンサ6を各住戸Cに設置し、その雨センサ6にて上記の
確認を行い、各住戸Cに設置された、セキュリティセン
サからの発報情報を各住戸に通報する住宅情報盤Dを介
して、居住者に天候変動を報知する集合住宅用監視通話
システムが提案されている。
候に係わる物理量変動を検出する天候センサとして雨セ
ンサ6を各住戸Cに設置し、その雨センサ6にて上記の
確認を行い、各住戸Cに設置された、セキュリティセン
サからの発報情報を各住戸に通報する住宅情報盤Dを介
して、居住者に天候変動を報知する集合住宅用監視通話
システムが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、各住戸Cに雨センサ6を設ける必
要がある。したがって、集合住宅用監視通話システム全
体が大きくコストアップすることとなる。また、上記の
各住宅情報盤Dに雨センサ6を接続する接続端子及び、
雨センサ6の信号処理手段を設ける必要もある。そのた
め、住宅情報盤D自体のコストも上昇し、さらに各住戸
スペース周辺における雨センサ6の設置場所の設定及び
その施工作業自体も増えることとなってコスト面と施工
面の両方からも改善を要望されていた。
来の技術においては、各住戸Cに雨センサ6を設ける必
要がある。したがって、集合住宅用監視通話システム全
体が大きくコストアップすることとなる。また、上記の
各住宅情報盤Dに雨センサ6を接続する接続端子及び、
雨センサ6の信号処理手段を設ける必要もある。そのた
め、住宅情報盤D自体のコストも上昇し、さらに各住戸
スペース周辺における雨センサ6の設置場所の設定及び
その施工作業自体も増えることとなってコスト面と施工
面の両方からも改善を要望されていた。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、雨センサ等の天候センサ
を容易に設けることができ、またシステム全体も大幅に
コストアップすることの無い集合住宅用監視通話システ
ムを提供することにある。
で、その目的とするところは、雨センサ等の天候センサ
を容易に設けることができ、またシステム全体も大幅に
コストアップすることの無い集合住宅用監視通話システ
ムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の集合住宅用監視通話システムにあっては、
集合住宅の管理室等に設置されて、各住戸のセキュリテ
ィセンサからの発報情報を各住戸に設置された住宅情報
盤を介して入力し、集中的に監視して各住戸と通話を行
う警報監視盤、及び/又は集合住宅の集合玄関に設置さ
れて前記各住戸の住宅情報盤と通話を行う共同玄関機を
備え、該住宅情報盤、警報監視盤、共同玄関機間を信号
線を介して接続し、同信号線を介してその警報監視盤、
共同玄関機から被呼出住戸の住宅情報盤を呼び出すアド
レスデータ及び被呼出住戸の住宅情報盤の通話線との接
続を制御する制御データを含む呼出信号を伝送して通話
制御をする集合住宅用通話システムにおいて、前記信号
線を介して、雨センサ等の天候に係わる物理量変動を検
出する天候センサからの検出情報を前記警報監視盤又は
共同玄関機に送出させ、同警報監視盤又は共同玄関機が
前記住宅情報盤へその検出情報に基づく天候変動を報知
するようにしている。
に、本発明の集合住宅用監視通話システムにあっては、
集合住宅の管理室等に設置されて、各住戸のセキュリテ
ィセンサからの発報情報を各住戸に設置された住宅情報
盤を介して入力し、集中的に監視して各住戸と通話を行
う警報監視盤、及び/又は集合住宅の集合玄関に設置さ
れて前記各住戸の住宅情報盤と通話を行う共同玄関機を
備え、該住宅情報盤、警報監視盤、共同玄関機間を信号
線を介して接続し、同信号線を介してその警報監視盤、
共同玄関機から被呼出住戸の住宅情報盤を呼び出すアド
レスデータ及び被呼出住戸の住宅情報盤の通話線との接
続を制御する制御データを含む呼出信号を伝送して通話
制御をする集合住宅用通話システムにおいて、前記信号
線を介して、雨センサ等の天候に係わる物理量変動を検
出する天候センサからの検出情報を前記警報監視盤又は
共同玄関機に送出させ、同警報監視盤又は共同玄関機が
前記住宅情報盤へその検出情報に基づく天候変動を報知
するようにしている。
【0007】これにより、1つの天候センサによって降
雨等の天候に係わる物理量変動が検出され、その検出情
報が警報監視盤又は共同玄関機に送出される。警報監視
盤又は共同玄関機が、その検出情報に基づく天候変動を
住宅情報盤へ報知することができるので、雨センサ等の
天候センサを集合住宅の屋上等に容易に設けることがで
き、またシステム全体も大幅にコストアップすることが
無い。
雨等の天候に係わる物理量変動が検出され、その検出情
報が警報監視盤又は共同玄関機に送出される。警報監視
盤又は共同玄関機が、その検出情報に基づく天候変動を
住宅情報盤へ報知することができるので、雨センサ等の
天候センサを集合住宅の屋上等に容易に設けることがで
き、またシステム全体も大幅にコストアップすることが
無い。
【0008】そして、前記天候変動を、音声によって報
知するようにすることが好ましい。この場合、住宅情報
盤は、各住戸のセキュリティセンサからの発報情報を通
常、警報音にて報知するようにしており、天候変動をこ
の警報音と区別して認識することが可能となり、使い勝
手の良好なものとなる。
知するようにすることが好ましい。この場合、住宅情報
盤は、各住戸のセキュリティセンサからの発報情報を通
常、警報音にて報知するようにしており、天候変動をこ
の警報音と区別して認識することが可能となり、使い勝
手の良好なものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は、本発明の請求項
1、2に対応する一実施の形態を示し、図1は、本発明
の一実施の形態の集合住宅用監視通話システムの概略構
成を示す説明図である。図2は、同集合住宅用監視通話
システムの警報監視盤を示すブロック図である。図3
は、同集合住宅用監視通話システムの住宅情報盤を示す
ブロック図である。図4は、同集合住宅用監視通話シス
テムの信号変換装置を示すブロック図である。
1、2に対応する一実施の形態を示し、図1は、本発明
の一実施の形態の集合住宅用監視通話システムの概略構
成を示す説明図である。図2は、同集合住宅用監視通話
システムの警報監視盤を示すブロック図である。図3
は、同集合住宅用監視通話システムの住宅情報盤を示す
ブロック図である。図4は、同集合住宅用監視通話シス
テムの信号変換装置を示すブロック図である。
【0010】この実施の形態の集合住宅用監視通話シス
テム1は、集合住宅Aの管理室B等に設置されて、各住
戸C,C,…のセキュリティセンサからの発報情報を各
住戸Cに設置された住宅情報盤3を介して入力し、集中
的に監視して各住戸と通話を行う警報監視盤2、及び/
又は集合住宅Aの集合玄関に設置されて前記各住戸Cの
住宅情報盤3と通話を行う共同玄関機(図示せず)を備
え、該住宅情報盤3、警報監視盤2、共同玄関機間を信
号線4を介して接続し、同信号線4を介してその警報監
視盤2、共同玄関機から被呼出住戸の住宅情報盤3を呼
び出すアドレスデータ及び被呼出住戸の住宅情報盤3の
通話線(図示せず)との接続を制御する制御データを含
む呼出信号を伝送して通話制御をする集合住宅用通話シ
ステムにおいて、前記信号線4を介して、雨センサ6等
の天候に係わる物理量変動を検出する天候センサからの
検出情報を前記警報監視盤2又は共同玄関機に送出さ
せ、同警報監視盤2又は共同玄関機が前記住宅情報盤3
へその検出情報に基づく天候変動を報知するようなして
いる。
テム1は、集合住宅Aの管理室B等に設置されて、各住
戸C,C,…のセキュリティセンサからの発報情報を各
住戸Cに設置された住宅情報盤3を介して入力し、集中
的に監視して各住戸と通話を行う警報監視盤2、及び/
又は集合住宅Aの集合玄関に設置されて前記各住戸Cの
住宅情報盤3と通話を行う共同玄関機(図示せず)を備
え、該住宅情報盤3、警報監視盤2、共同玄関機間を信
号線4を介して接続し、同信号線4を介してその警報監
視盤2、共同玄関機から被呼出住戸の住宅情報盤3を呼
び出すアドレスデータ及び被呼出住戸の住宅情報盤3の
通話線(図示せず)との接続を制御する制御データを含
む呼出信号を伝送して通話制御をする集合住宅用通話シ
ステムにおいて、前記信号線4を介して、雨センサ6等
の天候に係わる物理量変動を検出する天候センサからの
検出情報を前記警報監視盤2又は共同玄関機に送出さ
せ、同警報監視盤2又は共同玄関機が前記住宅情報盤3
へその検出情報に基づく天候変動を報知するようなして
いる。
【0011】詳しくは、この集合住宅用監視通話システ
ム1は、集合住宅Aの管理室Bなどに設置される警報監
視盤2と、各住戸C,C,…に配設される複数の住宅情
報盤3,3,…と、例えば集合住宅Aの屋上に設置され
た雨センサ6からの検知信号を受信しその検出情報を警
報監視盤2に送出する信号変換装置5とを有して構成さ
れる。
ム1は、集合住宅Aの管理室Bなどに設置される警報監
視盤2と、各住戸C,C,…に配設される複数の住宅情
報盤3,3,…と、例えば集合住宅Aの屋上に設置され
た雨センサ6からの検知信号を受信しその検出情報を警
報監視盤2に送出する信号変換装置5とを有して構成さ
れる。
【0012】警報監視盤2は、住宅情報盤3からの発報
信号を受信し表示するとともに該住宅情報盤3との通話
をするもので、住宅情報盤3から各種セキュリティセン
サ(図示せず)の入力状態を示す発報信号を受信して住
戸番号と発報内容との表示を行っている。この警報監視
盤2は、図2に示すように、中央処理部となるCPU2
1を中心に、記憶部となるスタティクRAM、フラッシ
ュRAM等の各種メモリ22,22,22と、多重伝送
用ドライバー/レシーバー24を介して多重伝送信号に
よって2線の信号線の先に接続された住宅情報盤3との
間でデータの送受を行う伝送CPU23と、通話回路
(図示せず)と、各種操作釦を構成するためのキースキ
ャン入力部26及び、各住宅情報盤3から出力される発
報信号の内容や発報信号の送信元である住戸の住戸番号
を各々表示する表示部27となる蛍光表示管、7セグL
ED素子及びLED素子を構成するための入出力用CP
U25とを有して構成されている。そして上記監視操作
の手順は、上記フラッシュRAMに記憶されているプロ
グラムに基づいて、マイクロコンピュータによって形成
されるCPU21によってなされる。CPU21は、上
記の監視以外に、2線の通話線を介して住宅情報盤3と
接続されている上記通話回路と該通話線との回線接続の
制御も行っている。なお、この通話回路には、各住戸C
と通話するためのハンドセットが接続されている。
信号を受信し表示するとともに該住宅情報盤3との通話
をするもので、住宅情報盤3から各種セキュリティセン
サ(図示せず)の入力状態を示す発報信号を受信して住
戸番号と発報内容との表示を行っている。この警報監視
盤2は、図2に示すように、中央処理部となるCPU2
1を中心に、記憶部となるスタティクRAM、フラッシ
ュRAM等の各種メモリ22,22,22と、多重伝送
用ドライバー/レシーバー24を介して多重伝送信号に
よって2線の信号線の先に接続された住宅情報盤3との
間でデータの送受を行う伝送CPU23と、通話回路
(図示せず)と、各種操作釦を構成するためのキースキ
ャン入力部26及び、各住宅情報盤3から出力される発
報信号の内容や発報信号の送信元である住戸の住戸番号
を各々表示する表示部27となる蛍光表示管、7セグL
ED素子及びLED素子を構成するための入出力用CP
U25とを有して構成されている。そして上記監視操作
の手順は、上記フラッシュRAMに記憶されているプロ
グラムに基づいて、マイクロコンピュータによって形成
されるCPU21によってなされる。CPU21は、上
記の監視以外に、2線の通話線を介して住宅情報盤3と
接続されている上記通話回路と該通話線との回線接続の
制御も行っている。なお、この通話回路には、各住戸C
と通話するためのハンドセットが接続されている。
【0013】住宅情報盤3は、集合住宅の各住戸Cに配
設される個別インターホンを兼ねたよく知られたもの
で、火災、ガス漏れ、侵入検知などの各種セキュリティ
センサが接続され、該セキュリティセンサからの入力信
号によって住戸内に異常発生を報知したり、管理室Bの
警報監視盤2にその発報情報を出力し通話をする。集合
住宅Aの集合玄関に共同玄関機が設置されて電気錠シス
テムを有する場合においては、住宅情報盤3は、該共同
玄関機との通話及び電気錠の開錠信号の入力も行う。
設される個別インターホンを兼ねたよく知られたもの
で、火災、ガス漏れ、侵入検知などの各種セキュリティ
センサが接続され、該セキュリティセンサからの入力信
号によって住戸内に異常発生を報知したり、管理室Bの
警報監視盤2にその発報情報を出力し通話をする。集合
住宅Aの集合玄関に共同玄関機が設置されて電気錠シス
テムを有する場合においては、住宅情報盤3は、該共同
玄関機との通話及び電気錠の開錠信号の入力も行う。
【0014】この住宅情報盤3は、例えば図3に示すよ
うに、中央処理部となるCPU31を中心に、記憶部と
なる電気的に消去可能なEEPROM32と、上記各種
セキュリティセンサからの入力部となるレベルシフト回
路33と、多重伝送信号によって2線の信号線4の先に
接続された警報監視盤2との間でデータの送受を行う伝
送CPU34と、警報監視盤2及び各住戸のドアホンと
の通話を行う通話回路35と、各種操作釦を構成するた
めのマトリックス回路であるキーマトリックス部36
と、上記セキュリティから出力される発報信号の内容に
基づいてLED素子等にて異常状態を表示する表示回路
37と、表示回路37の表示内容に基づいた警報音、及
び天候変動を、音声によって報知する音声信号を発する
音IC38と、この音IC38からの音声信号をスピー
カから出力させるための増幅回路39とを有して構成さ
れている。そして上記監視操作の手順は、EEPROM
32に記憶されているプログラムに基づいて、マイクロ
コンピュータによって形成されるCPU31によってな
される。すなわち、この集合住宅用監視通話システムの
住宅情報盤3においては、後述する雨センサ6による降
雨検知を、音声によって報知するようにしており、上記
のセキュリティセンサからの各発報情報の警報音の報知
と天候変動とを容易に区別して認識することが可能とな
り、使い勝手が良い。
うに、中央処理部となるCPU31を中心に、記憶部と
なる電気的に消去可能なEEPROM32と、上記各種
セキュリティセンサからの入力部となるレベルシフト回
路33と、多重伝送信号によって2線の信号線4の先に
接続された警報監視盤2との間でデータの送受を行う伝
送CPU34と、警報監視盤2及び各住戸のドアホンと
の通話を行う通話回路35と、各種操作釦を構成するた
めのマトリックス回路であるキーマトリックス部36
と、上記セキュリティから出力される発報信号の内容に
基づいてLED素子等にて異常状態を表示する表示回路
37と、表示回路37の表示内容に基づいた警報音、及
び天候変動を、音声によって報知する音声信号を発する
音IC38と、この音IC38からの音声信号をスピー
カから出力させるための増幅回路39とを有して構成さ
れている。そして上記監視操作の手順は、EEPROM
32に記憶されているプログラムに基づいて、マイクロ
コンピュータによって形成されるCPU31によってな
される。すなわち、この集合住宅用監視通話システムの
住宅情報盤3においては、後述する雨センサ6による降
雨検知を、音声によって報知するようにしており、上記
のセキュリティセンサからの各発報情報の警報音の報知
と天候変動とを容易に区別して認識することが可能とな
り、使い勝手が良い。
【0015】信号変換装置5は、図4に示すように、中
央処理部となるCPU51を中心に、記憶部となるスタ
ティクRAM、フラッシュRAM等の各種メモリ52,
52,52と、多重伝送用ドライバー/レシーバー54
を介して多重伝送信号によって2線の信号線4の先に接
続された警報監視盤2との間でデータの送受を行う伝送
CPU53と、後述する雨センサ6端子間のインピーダ
ンス変化を電圧変化信号に変換するインターフェース部
56、及びこのインターフェース部56からの電圧信号
をCPU51に伝達するための入出力用CPU55とを
有して構成されている。そして雨センサ6からの電圧変
化信号をから降雨状態を判定する手順は、上記フラッシ
ュRAMに記憶されているプログラムに基づいて、マイ
クロコンピュータによって形成されるCPU51によっ
てなされる。
央処理部となるCPU51を中心に、記憶部となるスタ
ティクRAM、フラッシュRAM等の各種メモリ52,
52,52と、多重伝送用ドライバー/レシーバー54
を介して多重伝送信号によって2線の信号線4の先に接
続された警報監視盤2との間でデータの送受を行う伝送
CPU53と、後述する雨センサ6端子間のインピーダ
ンス変化を電圧変化信号に変換するインターフェース部
56、及びこのインターフェース部56からの電圧信号
をCPU51に伝達するための入出力用CPU55とを
有して構成されている。そして雨センサ6からの電圧変
化信号をから降雨状態を判定する手順は、上記フラッシ
ュRAMに記憶されているプログラムに基づいて、マイ
クロコンピュータによって形成されるCPU51によっ
てなされる。
【0016】雨センサ6は、この場合、セラミック材基
板面に櫛歯状の導電性電極を互いにかみ合うように対向
させて配設し、耐候性を達成するようその電極上にカラ
スコート等を施して形成された、良く知られているもの
を使用している。この雨センサ6は、電極間に高周波信
号を印加させて待機状態とし、その表面に付着した水滴
の状態や濡れ状態をインピーダンス変化としてインター
フェース部56を介して入力する。
板面に櫛歯状の導電性電極を互いにかみ合うように対向
させて配設し、耐候性を達成するようその電極上にカラ
スコート等を施して形成された、良く知られているもの
を使用している。この雨センサ6は、電極間に高周波信
号を印加させて待機状態とし、その表面に付着した水滴
の状態や濡れ状態をインピーダンス変化としてインター
フェース部56を介して入力する。
【0017】次に、以上説明した集合住宅用監視通話シ
ステム1の動作、作用について説明する。この場合、住
戸Cの各種セキュリティセンサとして例えば、火災セン
サ、ガス漏れセンサ、侵入検知センサが適用されてい
る。また、1つの天候センサである雨センサ6は、信号
変換装置5とともに集合住宅Aの屋上に設置され、信号
線4を介して警報監視盤2と接続されている。
ステム1の動作、作用について説明する。この場合、住
戸Cの各種セキュリティセンサとして例えば、火災セン
サ、ガス漏れセンサ、侵入検知センサが適用されてい
る。また、1つの天候センサである雨センサ6は、信号
変換装置5とともに集合住宅Aの屋上に設置され、信号
線4を介して警報監視盤2と接続されている。
【0018】まず、上記各センサの何れかで異常を検出
したときは、その発報信号である異常信号が住宅情報盤
3で受信される。住宅情報盤3は、そのセキュリティセ
ンサから異常信号を受信したときには、異常報知音を鳴
動させる等、その異常内容に応じた発報を行うが、それ
と同時にその発報情報のデータを、多重伝送信号として
信号線4を介して警報監視盤2に出力する。そして、こ
のセキュリティセンサの発報情報の内容に基づく多重伝
送信号が警報監視盤2にて受信され、発報信号の送信元
である住戸の住戸番号及び異常内容が表示部27の7セ
グLED素子及びLED素子にて表示される。
したときは、その発報信号である異常信号が住宅情報盤
3で受信される。住宅情報盤3は、そのセキュリティセ
ンサから異常信号を受信したときには、異常報知音を鳴
動させる等、その異常内容に応じた発報を行うが、それ
と同時にその発報情報のデータを、多重伝送信号として
信号線4を介して警報監視盤2に出力する。そして、こ
のセキュリティセンサの発報情報の内容に基づく多重伝
送信号が警報監視盤2にて受信され、発報信号の送信元
である住戸の住戸番号及び異常内容が表示部27の7セ
グLED素子及びLED素子にて表示される。
【0019】また、雨センサ6によって物理量変動とし
て降雨によるインピーダンス変化が検出され(矢印S
1)、その検出情報が警報監視盤2に送出される(矢印
S2)。警報監視盤2は、その検出情報に基づく天候変
動として降雨のあった旨の情報を住宅情報盤3へ多重伝
送信号として信号線4を介して出力する(矢印S3)。
そして、多重伝送信号は、伝送CPU34を介してCP
U31に伝達され、あらかじめ規定された音声報知に係
わる信号変換テーブルに基づいて音声に変換され、スピ
ーカを通じて音声として出力される。すなわち、居住者
は、降雨による天候変動を通常の警報音と区別して認識
することができる。
て降雨によるインピーダンス変化が検出され(矢印S
1)、その検出情報が警報監視盤2に送出される(矢印
S2)。警報監視盤2は、その検出情報に基づく天候変
動として降雨のあった旨の情報を住宅情報盤3へ多重伝
送信号として信号線4を介して出力する(矢印S3)。
そして、多重伝送信号は、伝送CPU34を介してCP
U31に伝達され、あらかじめ規定された音声報知に係
わる信号変換テーブルに基づいて音声に変換され、スピ
ーカを通じて音声として出力される。すなわち、居住者
は、降雨による天候変動を通常の警報音と区別して認識
することができる。
【0020】したがって、以上説明した実施の形態の集
合住宅用監視通話システム1によると、1つの雨センサ
6によってが検出され、その検出情報が警報監視盤2に
送出される。警報監視盤2が、その検出情報に基づく降
雨状態を住宅情報盤3へ報知することができるので、雨
センサ6を集合住宅の屋上等に容易に設けることがで
き、またシステム全体も大幅にコストアップすることが
無い。
合住宅用監視通話システム1によると、1つの雨センサ
6によってが検出され、その検出情報が警報監視盤2に
送出される。警報監視盤2が、その検出情報に基づく降
雨状態を住宅情報盤3へ報知することができるので、雨
センサ6を集合住宅の屋上等に容易に設けることがで
き、またシステム全体も大幅にコストアップすることが
無い。
【0021】また、住宅情報盤3は、各住戸Cのセキュ
リティセンサからの発報情報を通常、警報音にて報知す
るようにしており、降雨状態をこの警報音と区別して認
識することが可能となり、使い勝手の良好なものとな
る。
リティセンサからの発報情報を通常、警報音にて報知す
るようにしており、降雨状態をこの警報音と区別して認
識することが可能となり、使い勝手の良好なものとな
る。
【0022】なお、本実施の形態の説明においては、住
宅情報盤3が雨センサ6の発報情報を音声によって報知
する音声変換装置を用いるものとして説明したが、本発
明は、このセキュリティセンサの発報情報の報知手段は
音声のみに限定するものでなく、例えばディスプレー装
置などによる文字、図形などを用いて行うものを含むこ
とは言うまでもない。また、天候センサは上記の雨セン
サに限らず、気温、風、粉塵等の各種自然現象の変動検
出をするものを含むことは勿論である。
宅情報盤3が雨センサ6の発報情報を音声によって報知
する音声変換装置を用いるものとして説明したが、本発
明は、このセキュリティセンサの発報情報の報知手段は
音声のみに限定するものでなく、例えばディスプレー装
置などによる文字、図形などを用いて行うものを含むこ
とは言うまでもない。また、天候センサは上記の雨セン
サに限らず、気温、風、粉塵等の各種自然現象の変動検
出をするものを含むことは勿論である。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上述の実施態様の如く実施さ
れて、請求項1記載の集合住宅用監視通話システムにあ
っては、1つの天候センサによって降雨等の天候に係わ
る物理量変動が検出され、その検出情報が警報監視盤又
は共同玄関機に送出される。警報監視盤又は共同玄関機
が、その検出情報に基づく天候変動を住宅情報盤へ報知
することができるので、雨センサ等の天候センサを集合
住宅の屋上等に容易に設けることができ、またシステム
全体も大幅にコストアップすることが無い。
れて、請求項1記載の集合住宅用監視通話システムにあ
っては、1つの天候センサによって降雨等の天候に係わ
る物理量変動が検出され、その検出情報が警報監視盤又
は共同玄関機に送出される。警報監視盤又は共同玄関機
が、その検出情報に基づく天候変動を住宅情報盤へ報知
することができるので、雨センサ等の天候センサを集合
住宅の屋上等に容易に設けることができ、またシステム
全体も大幅にコストアップすることが無い。
【0024】また、請求項2記載の集合住宅用監視通話
システムにあっては、住宅情報盤は、各住戸のセキュリ
ティセンサからの発報情報を通常、警報音にて報知する
ようにしており、天候変動をこの警報音と区別して認識
することが可能となり、使い勝手の良好なものとなる。
システムにあっては、住宅情報盤は、各住戸のセキュリ
ティセンサからの発報情報を通常、警報音にて報知する
ようにしており、天候変動をこの警報音と区別して認識
することが可能となり、使い勝手の良好なものとなる。
【図1】本発明の一実施の形態の集合住宅用監視通話シ
ステムの概略構成を示す説明図である。
ステムの概略構成を示す説明図である。
【図2】同集合住宅用監視通話システムの警報監視盤を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】同集合住宅用監視通話システムの住宅情報盤を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図4】同集合住宅用監視通話システムの信号変換装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図5】本発明の従来例である集合住宅用監視通話シス
テムを示す斜視図である。
テムを示す斜視図である。
1 集合住宅用監視通話システム 2 警報監視盤 3 住宅情報盤 4 信号線 5 信号変換装置 6 雨センサ A 集合住宅 B 管理室 C 住戸
フロントページの続き (72)発明者 柴田 清 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5K038 AA01 CC12 DD16 DD18 GG02 5K048 BA34 BA51 FB12
Claims (2)
- 【請求項1】 集合住宅の管理室等に設置されて、各住
戸のセキュリティセンサからの発報情報を各住戸に設置
された住宅情報盤を介して入力し、集中的に監視して各
住戸と通話を行う警報監視盤、及び/又は集合住宅の集
合玄関に設置されて前記各住戸の住宅情報盤と通話を行
う共同玄関機を備え、該住宅情報盤、警報監視盤、共同
玄関機間を信号線を介して接続し、同信号線を介してそ
の警報監視盤、共同玄関機から被呼出住戸の住宅情報盤
を呼び出すアドレスデータ及び被呼出住戸の住宅情報盤
の通話線との接続を制御する制御データを含む呼出信号
を伝送して通話制御をする集合住宅用通話システムにお
いて、 前記信号線を介して、雨センサ等の天候に係わる物理量
変動を検出する天候センサからの検出情報を前記警報監
視盤又は共同玄関機に送出させ、同警報監視盤又は共同
玄関機が前記住宅情報盤へその検出情報に基づく天候変
動を報知するようなしたことを特徴とする集合住宅用監
視通話システム。 - 【請求項2】 前記天候変動を、音声によって報知する
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の集合住宅用
監視通話システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36542199A JP2001186267A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | 集合住宅用監視通話システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36542199A JP2001186267A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | 集合住宅用監視通話システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001186267A true JP2001186267A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=18484216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36542199A Pending JP2001186267A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | 集合住宅用監視通話システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001186267A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011007593A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 負荷制御システム |
WO2019159384A1 (ja) * | 2018-02-15 | 2019-08-22 | アイホン株式会社 | Wi-Fiドアベルの設定方法、ドアベル、集合住宅コミュニケーションシステム、及び気象情報提供システム |
-
1999
- 1999-12-22 JP JP36542199A patent/JP2001186267A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011007593A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 負荷制御システム |
WO2019159384A1 (ja) * | 2018-02-15 | 2019-08-22 | アイホン株式会社 | Wi-Fiドアベルの設定方法、ドアベル、集合住宅コミュニケーションシステム、及び気象情報提供システム |
US11510256B2 (en) | 2018-02-15 | 2022-11-22 | Aiphone Co., Ltd. | Configuration method of Wi-Fi doorbell, doorbell, housing complex communication system, and climate information providing system |
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