JP2001307253A - 端末機器の機能設定方法 - Google Patents

端末機器の機能設定方法

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JP2001307253A JP2000124630A JP2000124630A JP2001307253A JP 2001307253 A JP2001307253 A JP 2001307253A JP 2000124630 A JP2000124630 A JP 2000124630A JP 2000124630 A JP2000124630 A JP 2000124630A JP 2001307253 A JP2001307253 A JP 2001307253A
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Kazuhiko Kono
和彦 河野
Kiyoshi Shibata
清 柴田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の機能をもった端末機器において、機器
の信頼性を低下することなく多くの機能設定パターンを
少ない設定スイッチを用いて実現可能な端末機器の機能
設定方法を提供すること。 【解決手段】 多重伝送のための端末アドレスを設定す
るアドレス設定スイッチ61を有する、セキュリティ対
応等の複数の端末機能を備えた端末機器の機能設定方法
である。アドレス設定スイッチ61を所定の設定パター
ンとするとともに、端末機能の処理等のための操作用ス
イッチS1〜S6を操作状態として機器本体の電源投入
を行って機能設定モードとする。書き込み可能な不揮発
メモリ10に、複数桁の機能設定ビットを有する機能設
定スイッチ62の設定パターンと前記操作用スイッチS
1〜S6の操作状態との組合せ条件に基づいて設定され
る機能設定内容を書き込み記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅用インタ
ーホン等の端末機器の機能設定方法の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来からマンションなどの集合住宅で
は、管理人室などに警報監視盤が設置され、この警報監
視盤には、各住戸に設置された端末機器である、住宅情
報盤と呼ばれている集合住宅用インターホンに多重伝送
線で接続されて、集合住宅内の警報の監視、各住戸との
通話などが出来るようになっている。
【0003】そのために、各住戸の住宅情報盤に端末ア
ドレスを設定しておき、警報監視盤は、その端末アドレ
スを指定して多重伝送によりポーリングを行う。そし
て、そのアドレスが付された住宅情報盤からの返信信号
により、どの住戸の住宅情報盤が、それに接続されたセ
ンサにて火災の発生、ガス漏れ、防犯等のセキュリティ
信号を検知したかを知ることが出来るようにしている。
【0004】したがって、住宅情報盤の端末アドレスを
実際に設置される集合住宅に合わせて適切に設定するこ
とにて、その端末機能であるセキュリティ信号処理を行
ってシステム全体を健全に作動をさせることができる。
【0005】この住宅情報盤は、例えば図7に示すよう
に、中央処理部となるCPU1を中心に、記憶部となる
PROM2と、上記各種セキュリティセンサからの入力
部となるレベルシフト回路3と、多重伝送信号によって
2線の信号線の先に接続された警報監視盤との間でデー
タの送受を行う伝送CPU4と、警報監視盤及び各住戸
のドアホンとの通話を行う通話回路5と、アドレス設定
スイッチ、及び機能設定スイッチ、あるいは端末機能で
ある住宅情報盤の信号処理等のための操作用スイッチを
構成するためのキースキャン入力回路のキーマトリック
ス部6と、上記セキュリティセンサから出力される発報
信号の内容に基づいてLED素子等にて異常状態を表示
する表示手段7となる表示回路と、この表示回路の表示
内容に基づいた警報音信号を発する音IC8と、この音
IC8からの音声信号をスピーカから出力させるための
増幅回路9とを有して構成されている。そして上記監
視、あるいは通話の手順は、PROM2に記憶されてい
るプログラムに基づいて、マイクロコンピュータによっ
て形成されるCPU1によってなされる。
【0006】なお、上記住宅情報盤などの端末機器や警
報監視盤、あるいは集合住宅の集合玄関に設置される共
同玄関機などのセンタ機器の設置、及び結線などは、電
気工事専門の施工業者が行う。また、その住宅情報盤と
警報監視盤などによって構成される集合住宅用監視通報
システムのような多重伝送を用いたシステムの設定は、
一般にシステム設計業者が行うようになっている。そし
て、例えば、設置した端末機器の設置位置順に、上記C
PU1周辺回路図となる図8に示す、ディップスイッチ
等にて形成されたアドレス設定スイッチAを用いて、ハ
ード面で識別可能となるように設定し設置される。そし
て、これを警報監視盤などで表示し、管理する場合に
は、このようなハードの設定アドレスを、設置された階
や、場所、住戸番号に変換して表示する必要があり、シ
ステム設計業者がそのような変換テーブルを作成して対
応している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、住宅情報盤の火災の発生、ガス漏
れ、防犯等の各種セキュリティ機能項目、処理条件、あ
るいは非常連絡等の管理人室への信号連絡等の端末機能
は、図8に示すような、ディップスイッチ等にて形成さ
れた機能設定スイッチBを用いて行うようにしている。
そして、例えば、端末機器の製造工程にて、この機能設
定スイッチBの11ビットのスイッチのオンオフによっ
て、図9に示すような、例えば22通りの組合せに基づ
く機能設定を行っている。
【0008】しかし、例えば、セキュリティ等の機能に
対してより細かい処理の設定を要する場合や、住宅情報
盤を設置する住戸毎に機能を変化させる必要の有る場
合、さらにより多くの機能条件設定を行わなければなら
ない。しかし、上記機能設定スイッチBを用いて行う場
合、より多いビット数のディップスイッチを使用するこ
ととなって回路基板が大型化することとなる。なお、機
能設定スイッチBのオンオフによる複数の組合せ条件に
基づいて多くの機能条件設定を行うことも想定される。
しかし、CPU1がキースキャン入力を常時監視して信
号処理を行う必要があり、CPUの動作の信頼性がディ
ップスイッチの信頼性に大きく左右されることとなっ
て、住宅情報盤の機能面での信頼性低下が懸念される。
【0009】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、複数の機能をもった端末
機器において、機器の信頼性を低下することなく多くの
機能設定パターンを少ない設定スイッチを用いて実現可
能な端末機器の機能設定方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の端末機器の機能設定方法にあっては、多重
伝送のための端末アドレスを設定するアドレス設定スイ
ッチを有する、セキュリティ対応等の複数の端末機能を
備えた端末機器の機能設定方法において、アドレス設定
スイッチを所定の設定パターンとするとともに、端末機
能の処理等のための操作用スイッチを操作状態として機
器本体の電源投入を行って機能設定モードとし、書き込
み可能な不揮発メモリに、複数桁の機能設定ビットを有
する機能設定スイッチの設定パターンと前記操作用スイ
ッチの操作状態との組合せ条件に基づいて設定される機
能設定内容を書き込み記憶させることを特徴としてい
る。
【0011】これにより、多重伝送のための端末アドレ
スを設定するアドレス設定スイッチを所定の設定パター
ンとし、端末機能の処理等のための操作用スイッチを操
作状態として機器本体の電源投入がなされて機能設定モ
ードとされる。その機能設定モードにて、複数桁の機能
設定ビットを有する機能設定スイッチの設定パターンと
前記操作用スイッチの操作状態との組合せ条件に基づい
て設定される、セキュリティ対応等の複数の端末機能を
備えた端末機器の機能設定内容が、書き込み可能な不揮
発メモリに書き込み記憶される。
【0012】そして、上記機能設定モード処理中である
旨の状態表示を、端末機能の処理表示等のための表示手
段を用いて表示させることが好ましい。この場合、端末
機能の処理表示等のための表示手段にて機能設定モード
処理中である旨の状態表示がなされる。したがって、専
用のモード状態の表示手段が不要となる。
【0013】また、上記表示手段に、前記不揮発メモリ
に書き込み記憶させた後に予め設定した識別表示パター
ン条件に基づいてその書き込んだ機能設定内容をパター
ン表示させるのが好ましい。この場合、不揮発メモリに
書き込み記憶されたセキュリティ対応等の複数の端末機
能を備えた端末機器の機能設定内容が、予め設定した識
別表示パターン条件に基づいて表示手段にパターン表示
される。したがって、既存の表示手段を用いて記憶内容
の確認ができて使い勝手に優れる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は、本発明の請求項
1乃至3全てに対応する一実施の形態を示し、図1は、
本発明の一実施の形態の端末機器の機能設定方法を使用
する集合住宅用インターホンの一部回路を示す概略構成
図、図2は、同端末機器の機能設定方法を使用する集合
住宅用インターホンの外観を示す説明図、図3は、同端
末機器の機能設定方法の機能設定パターンの説明図、図
4は、同端末機器の機能設定方法の、機能設定パターン
の他の説明図、図5は、同端末機器の機能設定方法の、
機能設定パターンのさらに他の説明図、図6は、同端末
機器の機能設定方法の手順を示すフローチャートであ
る。
【0015】この実施の形態の端末機器の機能設定方法
は、多重伝送のための端末アドレスを設定するアドレス
設定スイッチ61を有する、セキュリティ対応等の複数
の端末機能を備えた端末機器の機能設定方法において、
アドレス設定スイッチ61を所定の設定パターンとする
とともに、端末機能の処理等のための操作用スイッチS
1〜S6を操作状態として機器本体の電源投入を行って
機能設定モードとし、書き込み可能な不揮発メモリ10
に、複数桁の機能設定ビットを有する機能設定スイッチ
62の設定パターンと前記操作用スイッチS1〜S6の
操作状態との組合せ条件に基づいて設定される機能設定
内容を書き込み記憶させる。
【0016】又、該実施の形態の端末機器の機能設定方
法においては、機能設定モード処理中である旨の状態表
示を、端末機能の処理表示等のための表示手段7を用い
て表示させてもいる。又、該実施の形態の端末機器の機
能設定方法においては、表示手段7に、前記不揮発メモ
リ10に書き込み記憶させた後に予め設定した識別表示
パターン条件に基づいてその書き込んだ機能設定内容を
パターン表示させてもいる。
【0017】詳しくは、この端末機器の機能設定方法
は、従来の技術の項にて説明した集合住宅用監視通話シ
ステムに配設される、住宅情報盤と呼ばれている集合住
宅用インターホン(以下、住宅情報盤と称する)に最適
に使用することができる。なお、この集合住宅用監視通
話システムは、集合住宅の管理室などに設置される警報
監視盤と、各住戸に配設される複数の住宅情報盤とを有
して構成されたよく知られたものであり、警報監視盤
は、住宅情報盤からの発報信号を受信し表示するととも
に該住宅情報盤との通話を行うものである。
【0018】上記警報監視盤は、中央処理部となるCP
Uを中心に、記憶部となるメモリ装置、多重伝送用ドラ
イバー/レシーバーを介して多重伝送信号によって2線
の信号線の先に接続された住宅情報盤との間でデータの
送受を行う伝送CPU、入出力用CPU等を有して構成
されている。そして上記の中央処理部のCPUは、監視
以外に住宅情報盤と接続されている2線の通話線の回線
接続の制御も行っており、その通話回線には各住戸と通
話するためのハンドセット等の通話回路が設けられてい
る。そして、住宅情報盤から各種セキュリティセンサの
入力状態を示す発報信号を受信して住戸番号と発報内容
との表示を行っている。この警報監視盤は、端末機器で
ある住宅情報盤の端末アドレスを指定して多重伝送によ
りポーリングを行う。そして、そのアドレスが付された
返信信号により、どの住戸の住宅情報盤が火災の発生、
ガス漏れ、防犯等のセキュリティ信号を検知したかを知
ることが出来るようになっている。
【0019】住宅情報盤は、集合住宅の各住戸に配設さ
れる個別インターホンを兼ねたよく知られたもので、火
災、ガス漏れ、侵入検知などの各種セキュリティセンサ
が接続され、該セキュリティセンサからの入力信号によ
って住戸内に異常発生を報知したり、管理室に設けられ
る上記警報監視盤にその発報情報を出力し通話をするも
のである。なお、集合住宅の集合玄関に共同玄関機が設
置されて電気錠システムを有する集合住宅用監視通話シ
ステムの場合においては、住宅情報盤には、該共同玄関
機との通話時に電気錠の開錠信号の出力を行う解錠スイ
ッチも設けられる。
【0020】この場合、住宅情報盤は、従来の技術の項
にて図7を用いて説明したものと略同一の構成であっ
て、前述のCPU1の周辺は、図1に示すように、端末
機能の処理等を行う、操作用スイッチに相当する警報音
停止S1、セキュリティセンサからの入力処理設定であ
る防犯セットS2、試験操作S3、警報監視盤との通話
を行うための管理呼S4、及び共同玄関の電気錠解錠S
5の各スイッチと、警報監視盤及び共同玄関機との通話
状態を検知するオンフックスイッチS6がCPU1に直
接接続され構成されている。そして、図6の従来の技術
のものと異なるのは、キーマトリックス部6となるキー
スキャン入力回路には、同図に示すように、ディップス
イッチにて形成される9ビットのアドレス設定スイッチ
61、4ビットの機能設定スイッチ62が設けられてい
る点、書き込み可能な不揮発メモリに相当するEEPR
OM10がCPU1に設けられている点である。
【0021】この住宅情報盤は、前述の表示手段7によ
るLED素子による12個の表示と、上記の6個のスイ
ッチ(S1〜S6)とを組み合わせて、図2に示すよう
に構成することができる。この場合、アドレス設定スイ
ッチ61、機能設定スイッチ62は、本体ケース11の
前面側で、通話用のハンドセット12の後側となる箇所
に設けられており、通常はカバー13にて覆われてい
る。また、このもののPROM2には、CPU1による
通常の監視操作を行うメインルーチンプログラム以外
に、その監視機能の設定を行いEEPROM10に書き
込む機能設定プログラムも記憶されている。なお、EE
PROM10には、初期設定として図3の初期設定表に
示す、通常の使用条件として適用される機能設定内容が
予め書き込まれている。
【0022】上記の住宅情報盤に使用する端末機器の機
能設定方法においては、住宅情報盤の端末機能は、多重
伝送のための端末アドレスを設定するアドレス設定スイ
ッチ61を所定の設定として例えば全てオフパターンと
するとともに、上記6個の端末機能の処理等のための操
作用スイッチS1〜S6うちS6を操作状態(例えばハ
ンドセット12をオンフック状態としてオンフックスイ
ッチS6をオン)として機器本体の電源スイッチ(図示
せず)の投入を行って機能設定モードとされる。そし
て、その機能設定モードにて、複数桁の機能設定ビット
を有する機能設定スイッチ62の設定パターンと操作用
スイッチの操作状態との組合せ条件に基づいて設定され
る、セキュリティ対応等の複数の端末機能を備えた端末
機器の機能設定内容が、書き込み可能な不揮発メモリに
書き込み記憶される。
【0023】具体的には、図4に示す機能設定スイッチ
の設定パターン表においてパターン0(例えば、全てオ
フとなる設定パターン)と操作用スイッチの操作状態
(S1〜S5)との組合せ条件に基づいて設定される、
図5に示す機能設定テーブルに基づいて、機能設定内容
がEEPROM10に書き込み記憶される。(例えば、
ディップスイッチ設定パターンの”0”の条件が選択さ
れ、火災感知器配線断線検知機能が無に設定される)こ
のとき、まず、端末機能の処理表示のための表示手段7
にて機能設定モード処理中である旨の状態表示が、例え
ば12個全てのLED素子が点滅状態となって表示され
てなされ、次いで、EEPROM10に書き込み記憶さ
せた後に、その記憶条件に基づいて、例えば表示手段7
の火災灯のLED素子が点灯する等、予め設定した識別
表示パターン条件に基づいてその書き込んだ機能設定内
容をパターン表示するようにしている。
【0024】次に、図6のフローチャートに基づいて本
発明の端末機器の機能設定方法の手順を説明する。
【0025】この住宅情報盤においては、電源投入がな
されたときに、まず、アドレス設定スイッチ61の設定
パターンによって、住宅情報盤の動作モードとして通常
の通話、監視モードと機能設定モードとが判定される
(ステップ1)。このとき、アドレス設定スイッチ61
が所定の全てオフパターンのとき以外は、メインルーチ
ンの通常の通話、監視モードとなる(ステップ9)。そ
して、アドレス設定スイッチ61が所定の全てオフパタ
ーンのときには、所定の操作用スイッチがONか否かが
判定される(ステップ2)。(上記場合、ハンドセット
が載置されて、オンフックスイッチS6がオン状態か否
かが判定される)そして、所定の操作用スイッチがON
のときには、表示手段7を点滅状態とし、さらにEEP
ROM10の書き込み準備を行う(ステップ3)。EE
PROM10の書き込み内容は、図5に示す機能設定テ
ーブルに基づいて行われるが、この場合、まず、機能設
定スイッチ62のパターンを読み込んで(ステップ
4)、次いで、操作用スイッチ(S1〜S5)のどのス
イッチがONかが判定される(ステップ5)。このと
き、操作用スイッチ(S1〜S5)のON入力の無いと
きには、ステップ4へ移行し、再度機能設定スイッチ6
2のパターンを読み込む。したがって、適宜、設定条件
の変更を行うことができる。
【0026】そして、操作用スイッチ(S1〜S5)の
うちONとされた操作スイッチ、及び機能設定スイッチ
62のパターン内容にしたがい、図5の機能設定テーブ
ルの設定条件が読み込まれ(ステップ6)、その条件に
基づいてEEPROM10の書き込みが行われる(ステ
ップ7)。このとき、その書き込み内容に基づいて、表
示手段7の点灯がなされる(ステップ8)。その後、電
源スイッチを切り、アドレス設定スイッチ61を全てオ
フパターン以外の状態として、次に電源投入したときに
通常の通話、監視モードとして動作させる。
【0027】したがって、以上説明した端末機器の機能
設定方法によると、多重伝送のための端末アドレスを設
定するアドレス設定スイッチ61を所定の設定パターン
とし、端末機能の処理等のための操作用スイッチS1〜
S6を操作状態として機器本体の電源投入がなされて機
能設定モードとされ、次いで、その機能設定モードに
て、複数桁の機能設定ビットを有する機能設定スイッチ
62の設定パターンと前記操作用スイッチS1〜S6の
操作状態との組合せ条件に基づいて設定される、セキュ
リティ対応等の複数の端末機能を備えた端末機器の機能
設定内容が、書き込み可能な不揮発メモリ10に書き込
み記憶されるので、複数の機能をもった住宅情報盤にお
いて、機器の信頼性を低下することなく多くの機能設定
パターンを少ない設定スイッチを用いて実現させること
が出来る。
【0028】そして、端末機能の処理表示等のための表
示手段7にて機能設定モード処理中である旨の状態表示
がなされるので、専用のモード状態の表示手段が不要と
なって違和感が無い。また、EEPROM10に書き込
み記憶されたセキュリティ対応等の複数の端末機能を備
えた端末機器の機能設定内容が、予め設定した識別表示
パターン条件に基づいて表示手段7にパターン表示され
るので、既存の表示手段を用いて記憶内容の確認ができ
て使い勝手に優れる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、上述の実施態様の如く実施さ
れて、請求項1記載の端末機器の機能設定方法にあって
は、複数の機能をもった端末機器において、機器の信頼
性を低下することなく多くの機能設定パターンを少ない
設定スイッチを用いて実現させることが出来る。
【0030】また、請求項2記載の端末機器の機能設定
方法にあっては、端末機能の処理表示等のための表示手
段にて機能設定モード処理中である旨の状態表示がなさ
れるので、専用のモード状態の表示手段が不要となって
違和感が無い。
【0031】また、請求項3記載の端末機器の機能設定
方法にあっては、不揮発メモリに書き込み記憶されたセ
キュリティ対応等の複数の端末機能を備えた端末機器の
機能設定内容が、予め設定した識別表示パターン条件に
基づいて表示手段にパターン表示されるので、既存の表
示手段を用いて記憶内容の確認ができて使い勝手に優れ
る。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の端末機器の機能設定方
法を使用する集合住宅用インターホンの一部回路を示す
概略構成図である。
【図2】同端末機器の機能設定方法を使用する集合住宅
用インターホンの外観を示す説明図である。
【図3】同端末機器の機能設定方法の機能設定パターン
の説明図である。
【図4】同端末機器の機能設定方法の、機能設定パター
ンの他の説明図である。
【図5】同端末機器の機能設定方法の、機能設定パター
ンのさらに他の説明図である。
【図6】同端末機器の機能設定方法の手順を示すフロー
チャートである。
【図7】集合住宅用インターホンの全体の概略構成を示
す説明図である。
【図8】本発明の従来例である、端末機器の機能設定方
法を使用する集合住宅用インターホンの一部回路を示す
概略構成図である。
【図9】同端末機器の機能設定方法を使用する集合住宅
用インターホンの機能設定パターンの説明図である。
【符号の説明】
61 アドレス設定スイッチ 7 表示手段 10 EEPROM(不揮発メモリ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA44 BB03 BB54 BB74 DD03 DD26 EE04 FF01 FF04 GG20 GG24 GG32 GG54 GG66 GG67 GG70 GG83 5K038 AA01 CC13 DD00 DD12 DD15 5K048 BA31 BA51 CB00 FB10 FB15 GC01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重伝送のための端末アドレスを設定す
    るアドレス設定スイッチを有する、セキュリティ対応等
    の複数の端末機能を備えた端末機器の機能設定方法にお
    いて、 アドレス設定スイッチを所定の設定パターンとするとと
    もに、端末機能の処理等のための操作用スイッチを操作
    状態として機器本体の電源投入を行って機能設定モード
    とし、書き込み可能な不揮発メモリに、複数桁の機能設
    定ビットを有する機能設定スイッチの設定パターンと前
    記操作用スイッチの操作状態との組合せ条件に基づいて
    設定される機能設定内容を書き込み記憶させることを特
    徴とする端末機器の機能設定方法
  2. 【請求項2】 機能設定モード処理中である旨の状態表
    示を、端末機能の処理表示等のための表示手段を用いて
    表示させる請求項1記載の端末機器の機能設定方法。
  3. 【請求項3】 表示手段に、前記不揮発メモリに書き込
    み記憶させた後に予め設定した識別表示パターン条件に
    基づいてその書き込んだ機能設定内容をパターン表示さ
    せる請求項1又は2記載の端末機器の機能設定方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061441A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 遠隔監視設備の子局装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061441A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 遠隔監視設備の子局装置

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