JPH11213278A - 集合住宅用多重伝送対応型端末機器 - Google Patents

集合住宅用多重伝送対応型端末機器

Info

Publication number
JPH11213278A
JPH11213278A JP1909098A JP1909098A JPH11213278A JP H11213278 A JPH11213278 A JP H11213278A JP 1909098 A JP1909098 A JP 1909098A JP 1909098 A JP1909098 A JP 1909098A JP H11213278 A JPH11213278 A JP H11213278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
address
floor
digits
bit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1909098A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Nakagawa
善紀 中川
Hitoshi Fujiki
仁 藤木
Junji Senoo
純二 妹尾
Misao Takano
美佐緒 鷹野
Kenji Hirota
健二 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1909098A priority Critical patent/JPH11213278A/ja
Publication of JPH11213278A publication Critical patent/JPH11213278A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】変換テーブルなどを作成しなくとも、施工業者
の設定した端末アドレスを、そのままシステム運営用の
端末アドレスとして利用できるようなアドレス設定を可
能とし、操作性がよく、視認性のよいアドレス設定スイ
ッチを有した集合住宅用多重伝送対応型端末機器を提供
する。 【解決手段】集合住宅用多重伝送対応型端末機器Aは、
多重伝送のための端末機器アドレスを設定するアドレス
設定スイッチ1を備え、アドレス設定スイッチ1は、建
物の階を設定する複数桁の階設定ビット1aと、端末機
器の設置される場所を設定する複数桁の場所設定ビット
1bとを少なくとも設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅の各住戸
に設置され、警報監視盤と多重伝送線で接続された住宅
情報盤などの集合住宅用多重伝送対応型端末機器のアド
レス設定の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からマンションなどの集合住宅で
は、管理人室などに警報監視盤が設置され、この警報監
視盤は、各住戸に設置された住宅情報盤に多重伝送線で
接続され、集合住宅内の警報の監視、各住戸との通話な
どが出来るようになっている。そのために、各住戸の住
宅情報盤にアドレスを設定しておき、警報監視盤は、そ
のアドレスを指定して多重伝送によりポーリングを行
い、そのアドレスが付された返信信号により、どの住戸
の住宅情報盤が火災の発生、ガス漏れ、防犯などを検知
したかを知ることが出来るようにしている。
【0003】したがって、住宅情報盤などの端末機器ア
ドレスが重要な役割をしており、このアドレスを実際に
設置される集合住宅に合わせて適切に設定することが、
システム全体の健全な作動のために、必要不可欠であ
る。しかしながら、従来は、住宅情報盤などの端末機器
や警報監視盤のセンタ機器の設置と結線などは、電気工
事専門の施工業者が行い、住宅情報盤と警報監視盤によ
って構成される集合住宅用監視通報システムなどの多重
伝送を用いたシステムの設定をシステム設計業者が行う
ようになっている。
【0004】この際、端末機器アドレスは、設置時に施
工業者などが設置場所に関係なく適当な番号を設定す
る、いわゆるハードとしての設定がなされている。例え
ば、最初に設置した端末機器から順番に、1、2、3、
・・・というアドレスを設定し、とにかく、同じアドレ
スが生じないようにだけ、配慮されていた。ところが、
これを警報監視盤などで表示し、管理する場合には、こ
のようなハードの設定アドレスでは意味をなさず、設置
された階や、場所、住戸番号に変換して表示する必要が
あり、システム設計業者などは、そのような変換テーブ
ルを作成して対応しているのが実情であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
無駄をなくし、変換テーブルなどを作成しなくとも、施
工業者の設定した端末アドレスを、そのままシステム運
営用の端末アドレスとして利用できるようなアドレス設
定を可能とし、操作性がよく、視認性のよいアドレス設
定スイッチを有した集合住宅用多重伝送対応型端末機器
を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の集合住宅用多重伝送対応型端末機器は、多重伝送のた
めの端末機器アドレスを設定するアドレス設定スイッチ
を備えた端末機器において、上記アドレス設定スイッチ
は、建物の階を設定する複数桁の階設定ビットと、端末
機器の設置される場所を設定する複数桁の場所設定ビッ
トとを少なくとも設けた構成にしている。
【0007】ここで階設定ビット、場所設定ビットのビ
ットとは、アドレス設定スイッチで設定可能となってい
るスイッチの最小単位をいい、通常、一単位で二通りの
設定、つまりオン、オフの設定ができるものを使用する
が、これに限られず、4通り、8通りなど設定できるも
のでもよい。なお、以下の説明では、一単位二通りのビ
ットを使う場合について説明する。
【0008】アドレス設定スイッチの各ビットに、例え
ば、上4桁は階、下4桁は住戸場所番号というような意
味付けが、判りやすいルールに従って決められているの
で、施工業者がそのルールに従って、端末機器アドレス
を設定すれば、そのアドレスは、そのままシステム設計
用のアドレスとして使用することができ、変換テーブル
を作る必要がない。
【0009】請求項2に記載の集合住宅用多重伝送対応
型端末機器は、請求項1において、上記アドレス設定ス
イッチは、建物の階を設定する複数桁の階設定ビット
と、端末機器の設置される場所を設定する複数桁の場所
設定ビットとを少なくとも有したディップスイッチで構
成されている。設定スイッチが、このような場合に、最
も普通にかつ安価に用いられるディップスイッチなの
で、簡単にかつ安く装置を作ることができる。
【0010】請求項3に記載の集合住宅用多重伝送対応
型端末機器は、請求項1において、上記アドレス設定ス
イッチは、建物の棟を設定する所定桁の棟設定ビットを
更に備えた構成としている。階や場所の設定に加え、棟
の設定もできるようにしているので、複数棟で構成され
ている集合住宅でも、用いることができる。
【0011】請求項4に記載の集合住宅用多重伝送対応
型端末機器は、請求項1〜3において、上記アドレス設
定スイッチの場所設定ビットが、住戸の部屋番号を設定
する住戸設定ビットである。一般に、住戸アドレスとし
て用いられる住戸の部屋番号が端末器アドレスとして設
定できるので、解りやすい。
【0012】請求項5に記載の集合住宅用多重伝送対応
型端末機器は、請求項4において、上記住戸設定ビット
には、その設定ビットの桁数を増大させるためのオーバ
フロービットを更に設けた構成としている。ハード面の
制約から、例えば、住戸設定ビットが4桁の場合、最大
住戸番号としては15通り、つまり、15戸までしか設
定できないが、このようなオーバーフロービットを設け
ておくと、その桁数の分だけ、倍、倍と増やすことがで
きる。つまり、プラス1桁で、31戸まで、プラス2桁
で、63戸までアドレス設定をすることができる。
【0013】なお、ここで、最大設定アドレス数が、2
の桁数乗から1を引いたものとなっているのは、実際の
アドレス設定時の直観的な見易さ、解り易さから、住戸
番号0を除外しているからであるが、住戸番号0を含ん
でもよい。請求項6に記載の集合住宅用多重伝送対応型
端末機器は、請求項1〜5において、上記端末機器が、
各住戸に設置されるインターホン機能を備えた住宅情報
盤である。
【0014】多重伝送システムである集合住宅用監視通
報システムで用いられる住宅情報盤で、上述のいろいろ
な効果を得ることができる。請求項7に記載の集合住宅
用多重伝送対応型端末機器は、請求項1〜6において、
上記階設定ビット、上記場所設定ビットの各桁には、そ
の桁がONに設定されたときに、加算すべき数値を付記
している。
【0015】ONとなっている各桁に付記された数値を
単純に合計するだけで、その設定アドレスの番号、ある
いはデータをしることができ、操作性、視認性がよい。
請求項8に記載の集合住宅用多重伝送対応型端末機器
は、請求項1〜7において、上記階設定ビットの桁数、
上記場所設定ビットの桁数を異ならせた複数の設定パタ
ーンを用意し、そのパターンを切り替えて使用すること
が出来る。
【0016】通常の場合、階設定ビットが4桁、つまり
15階以下用、場所設定ビットが4桁、つまり15戸以
下用、の合計8桁のパターンで、多くの集合住宅に適用
可能である。しかし、階数が多く各階の住戸数が少ない
場合には、階設定ビットの桁数が多く場所設定ビットの
桁数が少ないパターン、階数が少なく各階の住戸数が多
い場合には、階設定ビットの桁数が少なく場所設定ビッ
トの桁数が多いパターンを用いると、ハード側でビット
桁数を増やすことなしに、いろいろな状況に対応でき
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は本発明に係る集合
住宅用多重伝送対応型端末機器の一例の外観正面図、図
2は本発明に係る集合住宅用多重伝送対応型端末機器の
他例の外観正面図である。
【0018】図1、2は、集合住宅用多重伝送対応型端
末機器の例として、住宅情報盤A、Bを示すもので、そ
れぞれ、本発明の特徴部分であるアドレス設定スイッチ
1の部分が見えるように、カバー(不図示)を取り外し
た所を示し、また、そのアドレス設定スイッチ1の部分
の拡大図を同時に示している。図1の住宅情報盤Aは、
壁などの所定の凹所に埋め込んで使用される埋込型であ
り、2はインターホン通話のためのハンドセット、3は
非常の場合に押す非常ボタン、4はその非常ボタンによ
る警報音を停止させるための警報音停止ボタン、5は各
種のセキュリティ表示で、このものでは、非常警報、火
災警報、ガス漏れ警報の種別を表示できるようになって
いる。
【0019】6は集合住宅の共同玄関の解錠指令を発す
る解錠ボタン、7は住宅情報盤Aの呼び出し音量を調節
するための音量調節ボタン、8は警報音あるいは呼出音
を発生するスピーカ、9は火災やガス漏れの警報が正常
に機能しているか否かを試験するためのテストボタンで
ある。図2の住宅情報盤Bは、壁などの表面にそのまま
設置して使用される露出型であり、ほとんどの部分は、
住宅情報盤Aと共通している。相違しているのは、アド
レス設定スイッチ1が、住宅情報盤Aの場合は、ハンド
セット2の内部に設けられているのに対し、住宅情報盤
Bの場合は、本体部分に設けられている点である。ま
た、図2では、住宅情報盤Aにあったセキュリティ表
示、警報音停止ボタンなどが見えていないが、これは、
アドレス設定スイッチ1の部分が見えるように取り外し
たカバー側に設置されている。
【0020】なお、これらのアドレス設定スイッチの設
置場所は、機器設計的に定められるもので、その位置が
どこにあろうとも、本発明の要旨には関係ないものであ
る。住宅情報盤A、Bは、多重伝送線によってセンター
機器である警報監視盤などに接続され、それぞれに設定
された端末器アドレスによって、多重伝送により信号の
やり取りをしている。
【0021】これより、その端末器アドレスを設定す
る、本発明の特徴とするアドレス設定スイッチ1につい
て、その拡大図を用いて説明する。アドレス設定スイッ
チは、端末器つまり住宅情報盤の設置されている階数を
設定する4桁の階設定ビット1a、住戸番号を設定する
住戸設定ビット1b、住戸設定ビットがオーバーフロー
した場合に設定されるオーバーフロービット1c、火災
警報線の断線、ガス異常警報の場合に警報音を設定する
か否かの設定をする警報音設定ビット1dより構成され
たディップスイッチで構成されている。
【0022】ここでは、住戸場所を設定する場所設定ビ
ットの例として、住戸設定ビット1bを示しているが、
このビットは、住戸番号以外の住戸を特定することので
きる場所情報であれば何でもよい。また、ここでは、実
際の実施例として、警報音ビットが含まれている態様を
示しているが、この警報音ビットは、本発明には、関係
のないものである。
【0023】このように、実際の集合住宅の内部構造に
合わせて、アドレス設定スイッチを住戸のある階設定部
分と住戸のある場所設定部分とに分けておくと、住宅情
報盤の施工業者はそのルールに従って、その設置住戸に
合わせて、簡単に階数、住戸場所である住戸番号を設定
することができ、その設定アドレスは、そのまま、シス
テム設計業者が、システム運営用に使うことが出来、変
換テーブルなどが不要になる。
【0024】また、一般に多用されるディップスイッチ
を用いているので、簡易で安価であるが、これに限られ
るものではない。さらに、この住戸設定ビット1bで
は、戸数15戸まで表示することができ、通常は、その
ままで、ほとんどの集合住宅に適用できるが、例外的に
各階の住戸数が15戸より多い場合には、オーバーフロ
ービット1cを利用するとよい。
【0025】このビット1cがOFFの場合は、戸数は
1から15まで、ONの場合は、16から31までとす
ればよいのである。このようにして、オーバーフロービ
ットを用いると、例外的に各階の戸数が多い場合にも対
応することができる。かかるアドレス設定スイッチの操
作性、視認性等を向上させるため、本発明では、さら
に、以下のようなアドレス設定スイッチを提案してい
る。
【0026】図3(a)、(b)、図4(a)、(b)
は、そのような本発明に係る集合住宅用多重伝送対応型
端末機器の特徴とするアドレス設定スイッチの各種の態
様を示す概念図である。図3(a)のアドレス設定スイ
ッチ1は、上4桁の階設定ビット1a、下4桁の住戸設
定ビット1bに対応させて、そのスイッチ1の上部に、
階設定ビットが、階数を設定するものであることを示す
略号「F」(FLOOR=階)、住戸設定ビットが住戸
番号を設定するものであることを示す略号「R」(RO
OM=室)と、それぞれの各桁の上には、その桁がON
に設定されたときに、加算すべき数値を並べた設定表1
1が付記されている。
【0027】このような表示があると、アドレス設定の
操作、設定した結果の視認が非常にし易くなる。つま
り、ONとなっている各桁の上の数字を単純に加算する
だけで、その設定の結果得られる番号を知ることができ
る。具体的には、図3(a)の場合は、階設定ビット1
aの8の桁、2の桁、1の桁がONとなっているので、
階数は8+2+1=11となる。住戸設定ビット1bの
2の桁、1の桁がONとなっているので、住戸番号は2
+1=3となる。こうして、全体として、この住戸が、
11階の住戸番号3ということが、容易に解り、また、
設定操作も楽である。
【0028】図3(b)のアドレス設定スイッチ1は、
図3(a)に比べ、階設定ビット10aは3桁で、住戸
設定ビット10bが5桁となっている点が相違する。こ
の場合も同様に、設定表11aが設けられているので、
アドレス設定の操作、視認が簡単である。この場合は、
階設定ビット10aの4の桁、1の桁がONとなってい
るので、階数は4+1=5となる。住戸設定ビット10
bの16の桁、2の桁、1の桁がONとなっているの
で、住戸番号は16+2+1=19となる。
【0029】図3(b)のパターンの場合、図3(a)
のパターンに比べ、階設定ビット10aが一桁多いの
で、階数をより多く設定でき、一方、住戸設定ビット1
0bは、一桁少ないので、住戸番号は、より少ない場合
に適してしる。こうして、同じ、8桁のアドレス設定ス
イッチを用いながら、その桁数の組み合わせパターンを
いろいろ用意し、適宜切り替えることによって、ハード
構成は変えないままで、ソフト的対応で、集合住宅の態
様に合わせて、柔軟に対応することができる。
【0030】図4(a)は、階設定ビット1aの前にさ
らに、棟設定ビット1eを設けたものである。このよう
にすると、集合住宅が複数棟からなる場合でも、これま
で説明したのと同様に、集合住宅全体の、アドレス設定
が一回で済み、手間と時間を省くことができる。
【0031】図4(b)は、アドレス設定スイッチの設
定表の他の態様を示したものである。この態様の設定表
11bでは、階設定ビット1a、住戸設定ビット1bの
それぞれの桁には、ONの側には、その桁がONに設定
された場合に加算すべき数値、OFFの側には「0」が
付記され、また、階設定ビット1a、住戸設定ビット1
bがそれぞれ、階数、住戸番号を設定するものであるこ
とを示す略号「階」、「戸」の文字が付記されている。
【0032】このようにすると、それぞれのディップス
イッチのある位置の数字を加算するだけで、階数、住戸
番号を簡単に、間違いなく設定、あるいは視認すること
ができる。この例では、階数は8+4+2=14、住戸
番号は4+1=5である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載の集合住宅用多重伝送対応型端末
機器によれば、多重伝送のための端末機器アドレスを設
定するアドレス設定スイッチを備えた端末機器におい
て、上記アドレス設定スイッチは、建物の階を設定する
複数桁の階設定ビットと、端末機器の設置される場所を
設定する複数桁の場所設定ビットとを少なくとも設け、
アドレス設定スイッチの各ビットに、例えば、上4桁は
階、下4桁は住戸場所番号というような意味付けが、判
りやすいルールに従って決められているので、施工業者
がそのルールに従って、端末機器アドレスを設定すれ
ば、そのアドレスがそのまま、システム設計用のアドレ
スとして使用することができ、変換テーブルを作る必要
がない。
【0034】請求項2に記載の集合住宅用多重伝送対応
型端末機器よれば、請求項1に記載の端末機器の効果に
加え、上記アドレス設定スイッチは、建物の階を設定す
る複数桁の階設定ビットと、端末機器の設置される場所
を設定する複数桁の場所設定ビットとを少なくとも有し
たディップスイッチで構成されているので、構造が簡単
で製造コストも安価である。
【0035】請求項3に記載の集合住宅用多重伝送対応
型端末機器によれば、請求項1に記載の端末機器の効果
に加え、上記アドレス設定スイッチは、建物の棟を設定
する所定桁の棟設定ビットを更に備えた構成としている
ので、階や場所の設定に加え棟の設定もでき、複数棟で
構成されている集合住宅でも用いることができる。請求
項4に記載の集合住宅用多重伝送対応型端末機器によれ
ば、請求項1〜3に記載の端末機器の効果に加え、上記
アドレス設定スイッチの場所設定ビットが、住戸の部屋
番号を設定する住戸設定ビットであるので、一般に住戸
アドレスとして用いられる住戸の部屋番号が端末器アド
レスとして設定でき、解りやすい。
【0036】請求項5に記載の集合住宅用多重伝送対応
型端末機器によれば、請求項4に記載の端末機器の効果
に加え、上記住戸設定ビットには、その設定ビットの桁
数を増大させるためのオーバフロービットを更に設けた
構成としているので、例外的に、各階の戸数が多い場合
にも対応できる。請求項6に記載の集合住宅用多重伝送
対応型端末機器によれば、請求項1〜5にに記載の端末
機器の効果に加え、上記端末機器が、各住戸に設置され
るインターホン機能を備えた住宅情報盤であるので、多
重伝送システムである集合住宅用監視通報システムで用
いられる住宅情報盤で、上述のいろいろな効果を得るこ
とができる。
【0037】請求項7に記載の集合住宅用多重伝送対応
型端末機器によれば、請求項1〜6にに記載の端末機器
の効果に加え、上記階設定ビット、上記場所設定ビット
の各桁には、その桁がONに設定されたときに、加算す
べき数値を付記しているので、ONとなっている各桁に
付記された数値を単純に合計するだけで、その設定アド
レスの番号、あるいはデータを知ることができ、操作
性、視認性がよい。
【0038】請求項8に記載の集合住宅用多重伝送対応
型端末機器によれば、請求項1〜7にに記載の端末機器
の効果に加え、上記階設定ビットの桁数、上記場所設定
ビットの桁数を異ならせた複数の設定パターンを用意
し、そのパターンを切り替えて使用することが出来るの
で、ハード側でビット桁数を増やすことなしに、いろい
ろな状況に対応でき、システムの柔軟性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集合住宅用多重伝送対応型端末機
器の一例の外観正面図
【図2】本発明に係る集合住宅用多重伝送対応型端末機
器の他例の外観正面図
【図3】(a)、(b)は本発明に係る集合住宅用多重
伝送対応型端末機器の特徴とするアドレス設定スイッチ
の態様を示す概念図
【図4】(a)、(b)は本発明に係る集合住宅用多重
伝送対応型端末機器の特徴とするアドレス設定スイッチ
の他の態様を示す概念図
【符号の説明】
A、B 住宅情報盤(集合住宅用多重伝送対応
型端末機器) 1 アドレス設定スイッチ 1a 階設定ビット 1b 住戸設定ビット(場所設定ビット) 1c オーバフロービット 1d 警報音設定ビット 1e 棟設定ビット 10 アドレス設定スイッチ 10a 階設定ビット 10b 住戸設定ビット 11、11a 設定表
フロントページの続き (72)発明者 鷹野 美佐緒 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 廣田 健二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多重伝送のための端末機器アドレスを設定
    するアドレス設定スイッチを備えた端末機器において、 上記アドレス設定スイッチは、建物の階を設定する複数
    桁の階設定ビットと、端末機器の設置される場所を設定
    する複数桁の場所設定ビットとを少なくとも設けた構成
    にしている集合住宅用多重伝送対応型端末機器。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記アドレス設定スイッチは、建物の階を設定する複数
    桁の階設定ビットと、端末機器の設置される場所を設定
    する複数桁の場所設定ビットとを少なくとも有したディ
    ップスイッチで構成されている集合住宅用多重伝送対応
    型端末機器。
  3. 【請求項3】請求項1において、 上記アドレス設定スイッチは、建物の棟を設定する所定
    桁の棟設定ビットを更に備えた構成とした集合住宅用多
    重伝送対応型端末機器。
  4. 【請求項4】請求項1〜3において、 上記アドレス設定スイッチの場所設定ビットが、住戸の
    部屋番号を設定する住戸設定ビットである集合住宅用多
    重伝送対応型端末機器。
  5. 【請求項5】請求項4において、 上記住戸設定ビットには、その設定ビットの桁数を増大
    させるためのオーバフロービットを更に設けた構成とし
    た集合住宅用多重伝送対応型端末機器。
  6. 【請求項6】請求項1〜5において、 上記端末機器が、各住戸に設置されるインターホン機能
    を備えた住宅情報盤である集合住宅用多重伝送対応型端
    末機器。
  7. 【請求項7】請求項1〜6において、 上記階設定ビット、上記場所設定ビットの各桁には、そ
    の桁がONに設定されたときに、加算すべき数値を付記
    している集合住宅用多重伝送対応型端末機器。
  8. 【請求項8】請求項1〜7において、 上記階設定ビットの桁数、上記場所設定ビットの桁数を
    異ならせた複数の設定パターンを用意し、そのパターン
    を切り替えて使用することが出来る集合住宅用多重伝送
    対応型端末機器。
JP1909098A 1998-01-30 1998-01-30 集合住宅用多重伝送対応型端末機器 Withdrawn JPH11213278A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1909098A JPH11213278A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 集合住宅用多重伝送対応型端末機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1909098A JPH11213278A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 集合住宅用多重伝送対応型端末機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11213278A true JPH11213278A (ja) 1999-08-06

Family

ID=11989773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1909098A Withdrawn JPH11213278A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 集合住宅用多重伝送対応型端末機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11213278A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006211680A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Phoenix Contact Gmbh & Co Kg ProfinetIOネットワークでネットワーク・サブスクライバ・デバイス・アドレスを割り振る方法および装置
JP2009033465A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 機器制御システム
JP2018074195A (ja) * 2016-10-24 2018-05-10 アイホン株式会社 インターホンシステム
CN115580926A (zh) * 2022-11-17 2023-01-06 杭州明启数智科技有限公司 一种基于wifi指纹和改进knn算法的住宅楼宇室内定位方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006211680A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Phoenix Contact Gmbh & Co Kg ProfinetIOネットワークでネットワーク・サブスクライバ・デバイス・アドレスを割り振る方法および装置
US7949754B2 (en) 2005-01-28 2011-05-24 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Method and apparatus for prescribing station identifiers in a profit IO network
JP2009033465A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 機器制御システム
JP2018074195A (ja) * 2016-10-24 2018-05-10 アイホン株式会社 インターホンシステム
CN115580926A (zh) * 2022-11-17 2023-01-06 杭州明启数智科技有限公司 一种基于wifi指纹和改进knn算法的住宅楼宇室内定位方法
CN115580926B (zh) * 2022-11-17 2023-04-14 杭州明启数智科技有限公司 一种基于wifi指纹和改进knn算法的住宅楼宇室内定位方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0174804B1 (en) Home control system and interphone system
KR101037381B1 (ko) 폴리스위치를 이용한 방송제어시스템
JP3057401B2 (ja) タッチパネル表示操作画面を備えたロビーインターホン
JPH11213278A (ja) 集合住宅用多重伝送対応型端末機器
JP3550983B2 (ja) 集合住宅用警報監視システム
JP3463234B2 (ja) 集合住宅警報監視統合システム
JP3767365B2 (ja) 群管理システム
JPH0342556Y2 (ja)
JP2004201250A (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP3023667U (ja) 管理人室用管理盤
JPS60204160A (ja) 集合住宅管理システム
JP3494015B2 (ja) 音声警報機能を有した火災報知システム
JP3349063B2 (ja) 集合住宅用防災警報監視統合盤及びこれを用いた集合住宅用防災監視システム
JP2821594B2 (ja) 集合住宅用監視通話システム
JP2001307253A (ja) 端末機器の機能設定方法
JP2621487B2 (ja) 大規模集合住宅システム
JP3874394B2 (ja) 警報装置
JPS5854497A (ja) 家庭用保安管理システム
JP3493994B2 (ja) 統合盤及びこれを用いた集合住宅用監視システム
JPS6229334A (ja) 集合住宅情報監視制御システム
JP2000331269A (ja) 集合住宅監視通話システム
JP2001103176A (ja) 集合住宅監視通話システム
JP3122825B2 (ja) 住宅情報盤
JP2879345B2 (ja) 住宅情報盤
JP3694786B2 (ja) 集合住宅監視通話システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050405