JP2004201250A - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】呼出操作の簡略化を図るとともに、簡易な構成で他棟の居室端末を呼び出すことができる集合住宅インターホンシステムを提供する。
【解決手段】複数の居室端末1と、複数の集合玄関機2と、単一の制御装置3とを備え、夫々の集合玄関機2には、居室端末1がグループ化されて割り当てられ、夫々のグループにグループIDが付与されると共に居室端末1にはグループ内IDが付与されている。任意の集合玄関機2からその集合玄関機2に割り当てられたグループに属する居室端末1を呼び出す場合は、グループ内IDとグループIDとから構成される呼出番号のうちグループ内IDを集合玄関機2に入力して行い、制御装置3が入力されたグループ内IDに呼出操作を行った集合玄関機に付与されているグループIDを加えて居室端末1を呼び出す。
【選択図】 図1
【解決手段】複数の居室端末1と、複数の集合玄関機2と、単一の制御装置3とを備え、夫々の集合玄関機2には、居室端末1がグループ化されて割り当てられ、夫々のグループにグループIDが付与されると共に居室端末1にはグループ内IDが付与されている。任意の集合玄関機2からその集合玄関機2に割り当てられたグループに属する居室端末1を呼び出す場合は、グループ内IDとグループIDとから構成される呼出番号のうちグループ内IDを集合玄関機2に入力して行い、制御装置3が入力されたグループ内IDに呼出操作を行った集合玄関機に付与されているグループIDを加えて居室端末1を呼び出す。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集合住宅に使用するインターホンシステムに関し、特に複数の住居棟から成る集合住宅に使用する集合住宅インターホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の住居棟から成る集合住宅に設置された従来の集合住宅インターホンシステムは、各棟毎に制御装置を設けて棟毎に集合玄関機及び居室端末を制御する構成のものが知られ、棟を越えた呼び出しを可能としたシステムは更に個々の制御装置を制御する集中制御装置を設けていた。
この集中制御装置を設けたシステムにおいて、居室に設置された居室端末の呼び出しを置数選局方式で行う場合、棟の番号と居室番号から成るID番号を個々の居室端末に設定し、集合玄関に設置された集合玄関機から呼び出したい居室に設置された居室端末のID番号の全てを入力して呼び出し操作していた(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
アイホン総合カタログ2002/2003年版 第289頁の「系統図例」
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の呼出番号(ID番号)の付け方では、居室数や棟数が多くなると桁数が多くなり、そうなると利用者は入力操作を間違えやすくなり、利用者に不便を強いるものであった。また、呼出操作をする棟とは別の棟の居室端末の呼び出しを可能とするために、各棟の制御装置とは別に集中制御装置が必要であるため、インターホンシステムの構成が複雑になっていた。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、呼出操作の簡略化を図るとともに、簡易な構成で他棟の居室端末を呼び出すことができる集合住宅インターホンシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、複数の住居棟から成る集合住宅の各居室に設置され、訪問者からの呼び出しに応答する複数の居室端末と、各住居棟の集合玄関に設置され、居住者を呼び出して通話を行うための複数の集合玄関機と、居室端末及び集合玄関機と接続され、居室端末及び集合玄関機を制御する単一の制御装置と、を備え、集合玄関機の夫々には、居室端末がグループ化されて割り当てられると共に、夫々のグループを認識するためのグループIDが付与され、任意の集合玄関機から当該集合玄関機に割り当てられたグループに属する居室端末を呼び出す場合は、居室端末に付与されている居室番号等のグループ内IDとグループIDとから構成される呼出データのうちグループ内IDを集合玄関機に入力して行い、制御装置は、グループ内IDの伝送を受けて、当該グループ内IDと、呼出操作を行った集合玄関機に付与されている前記グループIDとに基づいて、特定された居室端末を呼び出すための制御を行うことを特徴とする。
このように構成することで、操作する集合玄関機のグループに属する居室端末を呼び出す場合は、例えば居室番号のようなグループ内IDを入力するだけで済むので、入力桁数が少なく呼出操作が簡単となる。また、単一の制御装置で複数の住居棟に設けられた集合玄関機および居室端末を制御するので、システム構成を簡略化でき設置工事の簡易化を図ることができる。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、任意の集合玄関機から他の集合玄関機に割り当てられたグループの居室端末を呼び出す場合は、グループ内IDとグループIDとから構成される呼出データの両方を入力して行い、制御装置は、呼出データの伝送を受けて、特定された居室端末を呼び出すための制御を行うことを特徴とする。この構成により、グループ外の居室端末を呼び出す場合は、グループ内IDとグループIDの双方を集合玄関機に入力することで容易に呼び出しできる。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、集合玄関機は、呼出先を表示する表示部を有し、割り当てられたグループの居室端末を呼び出す場合に限り、前記呼出データのうちグループ内IDのみを表示することを特徴とする。この構成により、入力した通り表示するので訪問者がとまどうことがない。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、居室端末及び集合玄関機に設けたID設定部に、予め割り当てられた端末IDを設定すると、制御装置は、設定された端末IDの少なくとも一部をグループIDとして認識することを特徴とする。この構成により、居室端末及び集合玄関機でグループIDが設定されるので、設置する居室端末を容易に変更でき、システムの拡張や変更に容易に対応できる。
【0009】
請求項5の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、制御装置は、グループIDを居室端末毎に設定する機能を有し、制御装置により各居室端末のグループIDを設定することを特徴とする。この構成により、制御装置で個々の居室端末のグループIDが設定されるので、一括してID設定ができ、グループ編成の変更があっても容易に対応できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る集合住宅インターホンシステムのブロック図を示し、第1棟Aと第2棟Bの2つの住居棟から成る集合住宅に適用した場合を示している。
図において、1,1・・は居室端末を示し、第1棟A及び第2棟Bの各居室に設置されている。また、2aは第1棟Aの集合玄関に設置された第1集合玄関機、2bは第2棟Bの集合玄関に設置された第2集合玄関機、3はシステム全体を制御する制御装置、4は管理室Cに設置されたシステムを管理するための管理室親機を示している。そして、第1棟Aの居室端末1,1・・は伝送線5aで、第2棟Bの居室端末1,1・・は伝送線5bを介して制御装置3に接続され、第1及び第2集合玄関機2a,2b、管理室親機4もそれぞれ制御装置3に伝送線5c,5d,5eで接続されている。尚、図1において、太線部は集合玄関機2a,2bから後述する同一グループに属する居室端末1を呼び出す呼出処理例を示している。
【0011】
居室端末1は、図2のブロック図に示すように構成され、個々の居室端末1を認識するためのIDを設定する例えばDIPスイッチから成るID設定部8、テンキー等を有する操作部9、呼び出し或いは操作状態を表示する表示部10、集合玄関機2との間で通話を可能とする音声回路11を有し、これらは居室端末CPU12により制御され、居室端末CPU12は、システム内の他の機器と通信をするための通信回路13を介して伝送線5a又は伝送線5bに接続されている。
【0012】
第1及び第2集合玄関機2a,2bは、同一の構成であり以下単に集合玄関機2として説明する。集合玄関機2は、図3のブロック図に示すよう構成され、個々の集合玄関機2を認識するためのIDを設定する例えばDIPスイッチから成るID設定部15、テンキー等を有する操作部16、呼び出し或いは操作状態を表示する表示部17、居室端末1との間で通話をするための音声回路18を有し、これらは集合玄関機CPU19により制御される。この集合玄関機CPU19は、システム内の他の機器と通信をするための通信回路20を介して伝送線5c又は伝送線5dに接続されている。尚、このシステムは置数選局方式が採用され操作部16のテンキーにより居室端末1の呼出操作が成されるよう構成されている。
【0013】
制御装置3は、図4に示すように構成され、グループIDを設定する例えばテンキーから成るグループID設定部22、制御装置CPU23を有し、制御装置CPU23はシステム内の他の機器と通信をするための通信回路24を介して各機器に接続されている。
【0014】
次に、上記構成のシステムの各居室端末1の呼出データである呼出番号の設定について説明する。まず、図1に示すように、集合玄関機2別にグループ分けが成され、第1集合玄関機2aを有する第1棟Aは第1グループとし、例えばグループIDとして番号「1」が付与される。また、第2集合玄関機2bを有する第2棟Bは、第2グループとし、例えばグループIDとして番号「2」が付与される。そして、各居室端末1にはグループ内IDとして設置した居室番号が付与され、例えば居室番号「101」の居室端末1のグループ内IDは番号「101」が付与されている。
このようにグループID及びグループ内IDを設定することで、例えば第1棟Aの101号室に設置された居室端末1は、部屋番号の頭にグループIDを加えた番号が、即ちグループIDである番号「1」を1000の位に加えた番号「1101」が呼出番号となる。また、第2棟Bの101号室に設置された居室端末1は、同様にグループID「2」を1000の位に加えた番号「2101」が呼出番号となる。
尚、ここでは各棟に集合玄関機が1台備えられているので、各棟毎にグループIDが付与されているが、各棟に複数の集合玄関機が備えられている場合はグループ分けを棟別に限定する必要はない。
【0015】
居室端末1の呼出操作とシステム動作は以下のようになる。まず、同一グループに属する居室端末1を呼び出す場合を図5のデータシーケンス図を基に説明する。図5では、呼出操作をする集合玄関機2のグループIDが「1」の第1集合玄関機2aで、呼び出す居室端末1が同一グループであり、グループ内IDが「101」とした場合、即ち呼び出す居室端末1の呼出番号が「1101」の場合のデータシーケンスを示している。
図5に示すように、まず集合玄関機2の操作部16を操作して、番号「101」を入力する。すると制御装置3が入力した数値毎に応答して、集合玄関機2の表示部17にその都度数値を表示させ、最終的に「101」を表示させる。そして、集合玄関機2の「呼」ボタン(図示せず)を押すと、制御装置3は呼出操作したグループに属する居室端末1の呼び出しであると判断して、1000の位にグループIDの「1」を加えて呼出番号を「1101」とし、呼び出しをかける。尚、このとき、表示部17の表示は「101」のままである。この呼び出しにより、グループID「1」の中のグループ内ID「101」の居室端末が応答して呼出動作する。
そして、居住者が居室端末1のハンドセットをアップする等の操作をしたら、制御装置3は呼出操作をした集合玄関機2と番号「1101」の居室端末1を通話設定し、通話が可能となる。
【0016】
このように、同一グループに属する居室端末1を呼び出す場合はグループIDを入力せずに呼び出すことができ、簡単な操作で呼び出しできる。
尚、図1に示すように、グループIDが「2」の集合玄関機を操作し、同一グループの101号室を呼び出す場合は、「101」を入力することで、制御装置3はグループID「1」と同様に1000の位に2を付加して、呼出番号を「2101」として呼出操作をする。更に図1では、管理室親機4は何れのグループにも属していないため、グループ内IDの入力だけでは、何れの居室端末1も呼び出しできないことを示している。
【0017】
また、図5のデータシーケンス図では、制御装置3にてグループIDを付加しているが、集合玄関機2にてグループIDを付加させても良い。この場合、図6のデータシーケンス図に示すように、集合玄関機2にて「101」を押し、その後「呼」ボタンを押すと、集合玄関機2は同一のグループの呼び出しと判断して「1」を1000に位に付加して「1101」の呼出信号を制御装置3に送る。すると、制御装置3はその番号で呼び出しをかける。以下上記と同様の動作で集合玄関機2と居室端末1の間で通話が可能となる。
【0018】
次に、呼出操作をする集合玄関機2とは異なるグループの居室端末1を呼び出す場合の処理を図8を基に説明する。図8はグループIDを含めて集合玄関機2に入力する場合の呼出処理動作をシステムのブロック図上に示した図であり、まず、第2棟Bの第2集合玄関機2bを操作して、第1棟Aの101号室を呼び出す場合を説明すると、全呼出番号「1101」を入力した後、「呼」のボタンを押す。この操作で、制御装置3は4桁の数値入力を検知し、グループIDの数字を加えず、そのまま「1101」で呼び出しをかける。そして、その呼出番号の居住者が居室端末1のハンドセットをアップしたら、制御装置3は呼出操作をした集合玄関機2と番号「1101」の居室端末1を通話設定し、通話が可能となる。
また、図8では、第1集合玄関機2aで全呼出番号である例えば「1101」を入力してから「呼」のボタンを押しても、同一グループの居室端末1を呼び出しでき、管理室親機4からも同様に全呼出番号を入力すれば呼び出しできることを示している。尚、このとき表示部17には入力操作した番号「1101」がそのまま表示される。
【0019】
このように、グループIDを加えた全呼出番号を入力することで、他のグループの居室端末1であっても容易に呼び出しでき、制御装置3は集合玄関機2の呼出操作を受けて、図7のフローチャートに示す動作をする。即ち、入力数値と「呼」ボタン操作を受けて、制御装置3は入力数値の桁数を判断(S1)し、3桁以下であれば1000の位に呼出操作をした集合玄関機のグループIDを付加(S2)して呼出処理をする(S3)し、4桁の入力であれば、その入力数値のまま呼出操作をする。
こうして、グループ毎に同一のグループ内IDを設けても(例えば棟毎に同一の居室番号を設けても)1台の制御装置による呼出操作が可能となる。
【0020】
次に、グループIDやグループ内IDの設定方法について説明する。グループIDやグループ内IDの設定は、居室端末1や集合玄関機2で設定しても、制御装置3で一括設定しても良い。
居室端末1や集合玄関機2側で設定する場合は、居室端末1のID設定部8が4ビットのDIPスイッチ3個から成る場合、最初の第1DIPスイッチをグループID設定用、第2と第3DIPスイッチをグループ内ID設定用として、例えば設定を順に数値「1」,「1」,「1」に設定したら、制御装置3が先頭の番号からグループIDを数値「1」と認識し、次の2つの番号からグループ内IDとして数値「101」と認識するように、また、居室端末1の設定を数値「2」,「1」,「1」に設定したら、制御装置3が先頭の番号からグループIDを数値「2」と認識し、グループ内IDを数値「101」と認識するように関連付けることで容易に設定できる。
【0021】
このように、居室端末1や集合玄関機2で設定したIDの一部をグループIDとして制御装置3が認識することで、グループID及びグループ内IDの双方を居室端末1及び集合玄関機2にて設定でき、システムの拡張や変更に容易に対応できる。尚、夫々の集合玄関機2にグループが割り当てられるので、集合玄関機2で設定したIDは、そのID全体をグループIDとして使用すると都合が良い。
また、制御装置3で設定する場合は、グループIDと居室端末1のIDを関係づけて制御装置3に記憶させることで実施できる。任意に設定した居室端末1個々のIDに対して任意のグループID及びグループ内IDの設定ができ、制御装置3で個々の居室端末1のグループID及びグループ内IDを設定可能とすることで、一括して設定でき、グループ編成の変更があっても容易に対応できる。
【0022】
以上説明したように、操作する集合玄関機のグループに属する居室端末を呼び出す場合は、例えば居室番号のようなグループ内IDを入力するだけで済むので、入力桁数が少なく呼出操作が簡単になる。
また、単一の制御装置で複数の住居棟に設けられた集合玄関機および居室端末を制御できるので、システム構成を簡略化でき設置工事の簡易化を図ることができる。そして、グループ外の居室端末を呼び出す場合は、グループ内IDとグループIDの双方を合わせた全呼出番号を集合玄関機に入力することで、グループ外の居室端末であっても容易に呼び出しできる。
更に、集合玄関機の表示部は、入力操作した番号のみを表示するので、グループ内IDのみの入力の場合は、呼び出す居室端末の全IDを表示することがなく、訪問者が戸惑うことがない。
【0023】
尚、上記実施の形態は、2棟から成る集合住宅について説明しているが、更に多くの棟から構成されても本発明のシステムは容易に対応できるし、グループIDを1桁、グループ内IDを3桁として呼出データを設定したが、桁数の変更も容易に実施できる。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、操作する集合玄関機と同一のグループに属する居室端末を呼び出す場合は、グループ内IDの入力操作だけで良く、例えば住居棟毎に同一番号の居室が存在しても、呼び出す居室のある棟の集合玄関機からは、その居室番号のみ入力すれば呼び出しでき、呼出操作の簡略化を図ることができる。そして、グループ外の居室を呼び出す場合は、グループIDを加えて入力すれば呼び出しできる。
また、全ての棟の居室端末及び集合玄関機を単一の制御装置で制御するので、システム構成を簡略化でき、設置工事の簡易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す集合住宅インターホンシステムのブロック図であり、太線は集合玄関機からグループ内居室端末を呼び出す呼出処理例である。
【図2】図1の居室端末のブロック図である。
【図3】図1の集合玄関機のブロック図である。
【図4】制御装置のブロック図である。
【図5】集合玄関機から居室端末を呼び出すデータシーケンス図を示し、制御装置によりグループIDを付加する場合の説明図である。
【図6】集合玄関機から居室端末を呼び出すデータシーケンス図を示し、集合玄関機によりグループIDを付加する場合の説明図である。
【図7】集合玄機の呼出操作による制御装置の動作フローを示す図である。
【図8】図1の集合住宅インターホンシステムの集合玄関機から、グループ外の居室端末を呼び出す処理例の説明図である。
【符号の説明】
1・・居室端末、2・・集合玄関機、2a・・第1集合玄関機、2b・・第2集合玄関機、3・・制御装置、8・・ID設定部、9・・操作部、15・・ID設定部、16・・操作部、17・・表示部、22・・グループID設定部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、集合住宅に使用するインターホンシステムに関し、特に複数の住居棟から成る集合住宅に使用する集合住宅インターホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の住居棟から成る集合住宅に設置された従来の集合住宅インターホンシステムは、各棟毎に制御装置を設けて棟毎に集合玄関機及び居室端末を制御する構成のものが知られ、棟を越えた呼び出しを可能としたシステムは更に個々の制御装置を制御する集中制御装置を設けていた。
この集中制御装置を設けたシステムにおいて、居室に設置された居室端末の呼び出しを置数選局方式で行う場合、棟の番号と居室番号から成るID番号を個々の居室端末に設定し、集合玄関に設置された集合玄関機から呼び出したい居室に設置された居室端末のID番号の全てを入力して呼び出し操作していた(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
アイホン総合カタログ2002/2003年版 第289頁の「系統図例」
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の呼出番号(ID番号)の付け方では、居室数や棟数が多くなると桁数が多くなり、そうなると利用者は入力操作を間違えやすくなり、利用者に不便を強いるものであった。また、呼出操作をする棟とは別の棟の居室端末の呼び出しを可能とするために、各棟の制御装置とは別に集中制御装置が必要であるため、インターホンシステムの構成が複雑になっていた。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、呼出操作の簡略化を図るとともに、簡易な構成で他棟の居室端末を呼び出すことができる集合住宅インターホンシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、複数の住居棟から成る集合住宅の各居室に設置され、訪問者からの呼び出しに応答する複数の居室端末と、各住居棟の集合玄関に設置され、居住者を呼び出して通話を行うための複数の集合玄関機と、居室端末及び集合玄関機と接続され、居室端末及び集合玄関機を制御する単一の制御装置と、を備え、集合玄関機の夫々には、居室端末がグループ化されて割り当てられると共に、夫々のグループを認識するためのグループIDが付与され、任意の集合玄関機から当該集合玄関機に割り当てられたグループに属する居室端末を呼び出す場合は、居室端末に付与されている居室番号等のグループ内IDとグループIDとから構成される呼出データのうちグループ内IDを集合玄関機に入力して行い、制御装置は、グループ内IDの伝送を受けて、当該グループ内IDと、呼出操作を行った集合玄関機に付与されている前記グループIDとに基づいて、特定された居室端末を呼び出すための制御を行うことを特徴とする。
このように構成することで、操作する集合玄関機のグループに属する居室端末を呼び出す場合は、例えば居室番号のようなグループ内IDを入力するだけで済むので、入力桁数が少なく呼出操作が簡単となる。また、単一の制御装置で複数の住居棟に設けられた集合玄関機および居室端末を制御するので、システム構成を簡略化でき設置工事の簡易化を図ることができる。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、任意の集合玄関機から他の集合玄関機に割り当てられたグループの居室端末を呼び出す場合は、グループ内IDとグループIDとから構成される呼出データの両方を入力して行い、制御装置は、呼出データの伝送を受けて、特定された居室端末を呼び出すための制御を行うことを特徴とする。この構成により、グループ外の居室端末を呼び出す場合は、グループ内IDとグループIDの双方を集合玄関機に入力することで容易に呼び出しできる。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、集合玄関機は、呼出先を表示する表示部を有し、割り当てられたグループの居室端末を呼び出す場合に限り、前記呼出データのうちグループ内IDのみを表示することを特徴とする。この構成により、入力した通り表示するので訪問者がとまどうことがない。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、居室端末及び集合玄関機に設けたID設定部に、予め割り当てられた端末IDを設定すると、制御装置は、設定された端末IDの少なくとも一部をグループIDとして認識することを特徴とする。この構成により、居室端末及び集合玄関機でグループIDが設定されるので、設置する居室端末を容易に変更でき、システムの拡張や変更に容易に対応できる。
【0009】
請求項5の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、制御装置は、グループIDを居室端末毎に設定する機能を有し、制御装置により各居室端末のグループIDを設定することを特徴とする。この構成により、制御装置で個々の居室端末のグループIDが設定されるので、一括してID設定ができ、グループ編成の変更があっても容易に対応できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る集合住宅インターホンシステムのブロック図を示し、第1棟Aと第2棟Bの2つの住居棟から成る集合住宅に適用した場合を示している。
図において、1,1・・は居室端末を示し、第1棟A及び第2棟Bの各居室に設置されている。また、2aは第1棟Aの集合玄関に設置された第1集合玄関機、2bは第2棟Bの集合玄関に設置された第2集合玄関機、3はシステム全体を制御する制御装置、4は管理室Cに設置されたシステムを管理するための管理室親機を示している。そして、第1棟Aの居室端末1,1・・は伝送線5aで、第2棟Bの居室端末1,1・・は伝送線5bを介して制御装置3に接続され、第1及び第2集合玄関機2a,2b、管理室親機4もそれぞれ制御装置3に伝送線5c,5d,5eで接続されている。尚、図1において、太線部は集合玄関機2a,2bから後述する同一グループに属する居室端末1を呼び出す呼出処理例を示している。
【0011】
居室端末1は、図2のブロック図に示すように構成され、個々の居室端末1を認識するためのIDを設定する例えばDIPスイッチから成るID設定部8、テンキー等を有する操作部9、呼び出し或いは操作状態を表示する表示部10、集合玄関機2との間で通話を可能とする音声回路11を有し、これらは居室端末CPU12により制御され、居室端末CPU12は、システム内の他の機器と通信をするための通信回路13を介して伝送線5a又は伝送線5bに接続されている。
【0012】
第1及び第2集合玄関機2a,2bは、同一の構成であり以下単に集合玄関機2として説明する。集合玄関機2は、図3のブロック図に示すよう構成され、個々の集合玄関機2を認識するためのIDを設定する例えばDIPスイッチから成るID設定部15、テンキー等を有する操作部16、呼び出し或いは操作状態を表示する表示部17、居室端末1との間で通話をするための音声回路18を有し、これらは集合玄関機CPU19により制御される。この集合玄関機CPU19は、システム内の他の機器と通信をするための通信回路20を介して伝送線5c又は伝送線5dに接続されている。尚、このシステムは置数選局方式が採用され操作部16のテンキーにより居室端末1の呼出操作が成されるよう構成されている。
【0013】
制御装置3は、図4に示すように構成され、グループIDを設定する例えばテンキーから成るグループID設定部22、制御装置CPU23を有し、制御装置CPU23はシステム内の他の機器と通信をするための通信回路24を介して各機器に接続されている。
【0014】
次に、上記構成のシステムの各居室端末1の呼出データである呼出番号の設定について説明する。まず、図1に示すように、集合玄関機2別にグループ分けが成され、第1集合玄関機2aを有する第1棟Aは第1グループとし、例えばグループIDとして番号「1」が付与される。また、第2集合玄関機2bを有する第2棟Bは、第2グループとし、例えばグループIDとして番号「2」が付与される。そして、各居室端末1にはグループ内IDとして設置した居室番号が付与され、例えば居室番号「101」の居室端末1のグループ内IDは番号「101」が付与されている。
このようにグループID及びグループ内IDを設定することで、例えば第1棟Aの101号室に設置された居室端末1は、部屋番号の頭にグループIDを加えた番号が、即ちグループIDである番号「1」を1000の位に加えた番号「1101」が呼出番号となる。また、第2棟Bの101号室に設置された居室端末1は、同様にグループID「2」を1000の位に加えた番号「2101」が呼出番号となる。
尚、ここでは各棟に集合玄関機が1台備えられているので、各棟毎にグループIDが付与されているが、各棟に複数の集合玄関機が備えられている場合はグループ分けを棟別に限定する必要はない。
【0015】
居室端末1の呼出操作とシステム動作は以下のようになる。まず、同一グループに属する居室端末1を呼び出す場合を図5のデータシーケンス図を基に説明する。図5では、呼出操作をする集合玄関機2のグループIDが「1」の第1集合玄関機2aで、呼び出す居室端末1が同一グループであり、グループ内IDが「101」とした場合、即ち呼び出す居室端末1の呼出番号が「1101」の場合のデータシーケンスを示している。
図5に示すように、まず集合玄関機2の操作部16を操作して、番号「101」を入力する。すると制御装置3が入力した数値毎に応答して、集合玄関機2の表示部17にその都度数値を表示させ、最終的に「101」を表示させる。そして、集合玄関機2の「呼」ボタン(図示せず)を押すと、制御装置3は呼出操作したグループに属する居室端末1の呼び出しであると判断して、1000の位にグループIDの「1」を加えて呼出番号を「1101」とし、呼び出しをかける。尚、このとき、表示部17の表示は「101」のままである。この呼び出しにより、グループID「1」の中のグループ内ID「101」の居室端末が応答して呼出動作する。
そして、居住者が居室端末1のハンドセットをアップする等の操作をしたら、制御装置3は呼出操作をした集合玄関機2と番号「1101」の居室端末1を通話設定し、通話が可能となる。
【0016】
このように、同一グループに属する居室端末1を呼び出す場合はグループIDを入力せずに呼び出すことができ、簡単な操作で呼び出しできる。
尚、図1に示すように、グループIDが「2」の集合玄関機を操作し、同一グループの101号室を呼び出す場合は、「101」を入力することで、制御装置3はグループID「1」と同様に1000の位に2を付加して、呼出番号を「2101」として呼出操作をする。更に図1では、管理室親機4は何れのグループにも属していないため、グループ内IDの入力だけでは、何れの居室端末1も呼び出しできないことを示している。
【0017】
また、図5のデータシーケンス図では、制御装置3にてグループIDを付加しているが、集合玄関機2にてグループIDを付加させても良い。この場合、図6のデータシーケンス図に示すように、集合玄関機2にて「101」を押し、その後「呼」ボタンを押すと、集合玄関機2は同一のグループの呼び出しと判断して「1」を1000に位に付加して「1101」の呼出信号を制御装置3に送る。すると、制御装置3はその番号で呼び出しをかける。以下上記と同様の動作で集合玄関機2と居室端末1の間で通話が可能となる。
【0018】
次に、呼出操作をする集合玄関機2とは異なるグループの居室端末1を呼び出す場合の処理を図8を基に説明する。図8はグループIDを含めて集合玄関機2に入力する場合の呼出処理動作をシステムのブロック図上に示した図であり、まず、第2棟Bの第2集合玄関機2bを操作して、第1棟Aの101号室を呼び出す場合を説明すると、全呼出番号「1101」を入力した後、「呼」のボタンを押す。この操作で、制御装置3は4桁の数値入力を検知し、グループIDの数字を加えず、そのまま「1101」で呼び出しをかける。そして、その呼出番号の居住者が居室端末1のハンドセットをアップしたら、制御装置3は呼出操作をした集合玄関機2と番号「1101」の居室端末1を通話設定し、通話が可能となる。
また、図8では、第1集合玄関機2aで全呼出番号である例えば「1101」を入力してから「呼」のボタンを押しても、同一グループの居室端末1を呼び出しでき、管理室親機4からも同様に全呼出番号を入力すれば呼び出しできることを示している。尚、このとき表示部17には入力操作した番号「1101」がそのまま表示される。
【0019】
このように、グループIDを加えた全呼出番号を入力することで、他のグループの居室端末1であっても容易に呼び出しでき、制御装置3は集合玄関機2の呼出操作を受けて、図7のフローチャートに示す動作をする。即ち、入力数値と「呼」ボタン操作を受けて、制御装置3は入力数値の桁数を判断(S1)し、3桁以下であれば1000の位に呼出操作をした集合玄関機のグループIDを付加(S2)して呼出処理をする(S3)し、4桁の入力であれば、その入力数値のまま呼出操作をする。
こうして、グループ毎に同一のグループ内IDを設けても(例えば棟毎に同一の居室番号を設けても)1台の制御装置による呼出操作が可能となる。
【0020】
次に、グループIDやグループ内IDの設定方法について説明する。グループIDやグループ内IDの設定は、居室端末1や集合玄関機2で設定しても、制御装置3で一括設定しても良い。
居室端末1や集合玄関機2側で設定する場合は、居室端末1のID設定部8が4ビットのDIPスイッチ3個から成る場合、最初の第1DIPスイッチをグループID設定用、第2と第3DIPスイッチをグループ内ID設定用として、例えば設定を順に数値「1」,「1」,「1」に設定したら、制御装置3が先頭の番号からグループIDを数値「1」と認識し、次の2つの番号からグループ内IDとして数値「101」と認識するように、また、居室端末1の設定を数値「2」,「1」,「1」に設定したら、制御装置3が先頭の番号からグループIDを数値「2」と認識し、グループ内IDを数値「101」と認識するように関連付けることで容易に設定できる。
【0021】
このように、居室端末1や集合玄関機2で設定したIDの一部をグループIDとして制御装置3が認識することで、グループID及びグループ内IDの双方を居室端末1及び集合玄関機2にて設定でき、システムの拡張や変更に容易に対応できる。尚、夫々の集合玄関機2にグループが割り当てられるので、集合玄関機2で設定したIDは、そのID全体をグループIDとして使用すると都合が良い。
また、制御装置3で設定する場合は、グループIDと居室端末1のIDを関係づけて制御装置3に記憶させることで実施できる。任意に設定した居室端末1個々のIDに対して任意のグループID及びグループ内IDの設定ができ、制御装置3で個々の居室端末1のグループID及びグループ内IDを設定可能とすることで、一括して設定でき、グループ編成の変更があっても容易に対応できる。
【0022】
以上説明したように、操作する集合玄関機のグループに属する居室端末を呼び出す場合は、例えば居室番号のようなグループ内IDを入力するだけで済むので、入力桁数が少なく呼出操作が簡単になる。
また、単一の制御装置で複数の住居棟に設けられた集合玄関機および居室端末を制御できるので、システム構成を簡略化でき設置工事の簡易化を図ることができる。そして、グループ外の居室端末を呼び出す場合は、グループ内IDとグループIDの双方を合わせた全呼出番号を集合玄関機に入力することで、グループ外の居室端末であっても容易に呼び出しできる。
更に、集合玄関機の表示部は、入力操作した番号のみを表示するので、グループ内IDのみの入力の場合は、呼び出す居室端末の全IDを表示することがなく、訪問者が戸惑うことがない。
【0023】
尚、上記実施の形態は、2棟から成る集合住宅について説明しているが、更に多くの棟から構成されても本発明のシステムは容易に対応できるし、グループIDを1桁、グループ内IDを3桁として呼出データを設定したが、桁数の変更も容易に実施できる。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、操作する集合玄関機と同一のグループに属する居室端末を呼び出す場合は、グループ内IDの入力操作だけで良く、例えば住居棟毎に同一番号の居室が存在しても、呼び出す居室のある棟の集合玄関機からは、その居室番号のみ入力すれば呼び出しでき、呼出操作の簡略化を図ることができる。そして、グループ外の居室を呼び出す場合は、グループIDを加えて入力すれば呼び出しできる。
また、全ての棟の居室端末及び集合玄関機を単一の制御装置で制御するので、システム構成を簡略化でき、設置工事の簡易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す集合住宅インターホンシステムのブロック図であり、太線は集合玄関機からグループ内居室端末を呼び出す呼出処理例である。
【図2】図1の居室端末のブロック図である。
【図3】図1の集合玄関機のブロック図である。
【図4】制御装置のブロック図である。
【図5】集合玄関機から居室端末を呼び出すデータシーケンス図を示し、制御装置によりグループIDを付加する場合の説明図である。
【図6】集合玄関機から居室端末を呼び出すデータシーケンス図を示し、集合玄関機によりグループIDを付加する場合の説明図である。
【図7】集合玄機の呼出操作による制御装置の動作フローを示す図である。
【図8】図1の集合住宅インターホンシステムの集合玄関機から、グループ外の居室端末を呼び出す処理例の説明図である。
【符号の説明】
1・・居室端末、2・・集合玄関機、2a・・第1集合玄関機、2b・・第2集合玄関機、3・・制御装置、8・・ID設定部、9・・操作部、15・・ID設定部、16・・操作部、17・・表示部、22・・グループID設定部。
Claims (5)
- 複数の住居棟から成る集合住宅の各居室に設置され、訪問者からの呼び出しに応答する複数の居室端末と、各住居棟の集合玄関に設置され、居住者を呼び出して通話を行うための複数の集合玄関機と、前記居室端末及び前記集合玄関機と接続され、前記居室端末及び前記集合玄関機を制御する単一の制御装置と、を備え、
前記集合玄関機の夫々には、前記居室端末がグループ化されて割り当てられると共に、夫々のグループを認識するためのグループIDが付与され、任意の集合玄関機から当該集合玄関機に割り当てられたグループに属する居室端末を呼び出す場合は、居室端末に付与されている居室番号等のグループ内IDと前記グループIDとから構成される呼出データのうちグループ内IDを前記集合玄関機に入力して行い、
前記制御装置は、前記グループ内IDの伝送を受けて、当該グループ内IDと、呼出操作を行った集合玄関機に付与されている前記グループIDとに基づいて、特定された居室端末を呼び出すための制御を行うことを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 任意の集合玄関機から他の集合玄関機に割り当てられたグループの居室端末を呼び出す場合は、前記グループ内IDと前記グループIDとから構成される呼出データの両方を入力して行い、
前記制御装置は、前記呼出データの伝送を受けて、特定された居室端末を呼び出すための制御を行うことを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。 - 前記集合玄関機は、呼出先を表示する表示部を有し、割り当てられたグループの居室端末を呼び出す場合に限り、前記呼出データのうちグループ内IDのみを表示することを特徴とする請求項1又は2記載の集合住宅用インターホンシステム。
- 前記居室端末及び前記集合玄関機に設けたID設定部に、予め割り当てられた端末IDを設定すると、前記制御装置は、設定された前記端末IDの少なくとも一部を前記グループIDとして認識することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の集合住宅インターホンシステム。
- 前記制御装置は、前記グループIDを居室端末毎に設定する機能を有し、制御装置により各居室端末のグループIDを設定することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の集合住宅インターホンシステム。
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