JP2840738B2 - 住宅情報盤 - Google Patents
住宅情報盤Info
- Publication number
- JP2840738B2 JP2840738B2 JP62016352A JP1635287A JP2840738B2 JP 2840738 B2 JP2840738 B2 JP 2840738B2 JP 62016352 A JP62016352 A JP 62016352A JP 1635287 A JP1635287 A JP 1635287A JP 2840738 B2 JP2840738 B2 JP 2840738B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information panel
- line
- control
- electric lock
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、アパート，マンション等の集合住宅等にお
いて好適に使用される住宅情報盤の改良に関する。 〔背景技術〕 近時、集合住宅において使用される住宅情報盤は、各
住戸内の火災やガス漏れを検知し通報する機能を有する
他、共同玄関側に設けたロビーインターホンや管理人室
側に設けた警報監視盤との相互通話時に使用するハンド
セットを有した構成とされ、更に来客等に対しては共同
玄関側に設けた電気錠を解錠できるようになっている。 第３図はその基本的構成を示すもので、ロビーインタ
ーホン103と警報監視盤102間は多重信号線ｌで直接接続
され、さらに、住宅情報盤100と上記警報監視盤102は途
中に住戸用端末器105を介して、多重信号線ｌによって
接続されており、住戸用端末器105では警報監視盤102と
の多重信号の送受を行って必要な制御を行うよう構成さ
れている。また、ドアホン子器104は各住戸の玄関に設
けられ、住戸内の住宅情報盤100との相互通話を可能に
している。なお、ｌ′は電気錠線と、通話線を示してい
る。 ところで、このような住宅監視通話システムに使用さ
れる従来の住宅情報盤100は多重信号線ｌを介して送受
される多重信号を解読処理しなければ住宅通話呼出しそ
の他の処理をすることができないために上記警報監視盤
102と住宅情報盤100との間には必ず住戸用端末器105を
設置しなければならなくなっている。そのため、このよ
うな住宅監視通話システムの施工時には、まず、警報監
視盤102と住戸用端末器105間の多重信号線ｌを結線し、
それから、住戸用端末器105と住宅情報盤100間の結線を
する必要があった。このため、施工段階における結線工
事が煩雑となり、結線時における結線の誤りや未結線等
のトラブルを生じやすいなどの問題を生じている。 〔発明の目的〕 本発明は、叙上の事情に鑑みて開発されたもので、予
め住戸用端末器を内蔵した住宅情報盤を提供することに
より施工段階での結線工事の簡略化を可能とし、もって
配線誤りのない住宅監視通話システムを提供することを
目的としている。 〔発明の開示〕 上記目的を達成するために提案される本発明は、管理
人室などに設置される警報監視盤と、共同玄関などに設
置されるロビーインターホンとに多重伝送信号線、通話
線、電気錠線を介して接続されて、相互通話、電気錠制
御、セキュリティ監視制御などを行なうようにされた住
宅情報盤において、住宅情報盤内には、通話線、電気錠
線などの信号線を接続するための複数の端子を備えた端
子基板と、通話呼出、セキュリティ監視制御などを処理
する制御回路を有した制御基板とを備えるとともに、こ
の制御基板には、上記多重伝送信号線に直接接続され
て、多重信号を解読処理するための住戸用端末器を備え
たこと構成としている。 〔実施例〕 第１図は、本発明の住宅情報盤を有する住宅監視通話
システムの概略構成を示す系統図である。１は各住戸に
取り付けられる住宅情報盤で、それぞれには非常用ベル
1a,ガス検知器1b,煙感知器1c等の各種センサが接続され
ている。さらに、この住宅情報盤１には、各住戸の玄関
に設置したドアホン子器４が接続されており、住戸内の
住宅情報盤１との相互通話を可能にしている。共同玄関
（不図示）に設けられているロビーインターホン３と管
理人室に設けられている警報監視盤２は多重信号線ｌで
接続されており、また警報監視盤２と各住宅情報盤１も
多重信号線ｌで接続されている。なお、ｌ′は電気錠制
御と通話のための回線である。 第２図は、本発明の住宅情報盤１に内蔵される回路基
板の構成を示す図である。端子基板10はコネクタ11と、
各センサーの出力線、通話線及び電気錠線を接続する端
子12を有している。制御基板20には、各センサからの入
力信号や通話呼出に対して信号処理を行なう制御回路が
設けられており、コネクタ21を有している。そして、端
子基板10と制御基板21は、コネクタ11、21に接続した信
号伝送用ケーブル30によって互いに接続されている。住
戸用端末器５は、制御基板10上に設けられており、住戸
用端末器５は、多重信号線１により警報監視盤２と接続
されており、各種セキュリティ監視信号を含む多重信号
を解読処理している。 ［発明の効果］ この様な本発明の住宅情報盤では、予め多重伝送信号
線を接続する住戸用端末器を内蔵しているので、施工時
において住戸用端末器と住宅情報盤との結線をする必要
がなくなり結線工事の簡略化が可能となり、結線の誤り
や末結線によるトラブルを未然に防止することができ
る。 また、住戸用端末器を住宅情報盤内の制御基板に取り
付けるため、端子基板上の端子を削減することができ、
端子基板、制御基板間のコネクタ、ケーブルを減少させ
ることができ、住宅情報盤を安価に提供することができ
る。
いて好適に使用される住宅情報盤の改良に関する。 〔背景技術〕 近時、集合住宅において使用される住宅情報盤は、各
住戸内の火災やガス漏れを検知し通報する機能を有する
他、共同玄関側に設けたロビーインターホンや管理人室
側に設けた警報監視盤との相互通話時に使用するハンド
セットを有した構成とされ、更に来客等に対しては共同
玄関側に設けた電気錠を解錠できるようになっている。 第３図はその基本的構成を示すもので、ロビーインタ
ーホン103と警報監視盤102間は多重信号線ｌで直接接続
され、さらに、住宅情報盤100と上記警報監視盤102は途
中に住戸用端末器105を介して、多重信号線ｌによって
接続されており、住戸用端末器105では警報監視盤102と
の多重信号の送受を行って必要な制御を行うよう構成さ
れている。また、ドアホン子器104は各住戸の玄関に設
けられ、住戸内の住宅情報盤100との相互通話を可能に
している。なお、ｌ′は電気錠線と、通話線を示してい
る。 ところで、このような住宅監視通話システムに使用さ
れる従来の住宅情報盤100は多重信号線ｌを介して送受
される多重信号を解読処理しなければ住宅通話呼出しそ
の他の処理をすることができないために上記警報監視盤
102と住宅情報盤100との間には必ず住戸用端末器105を
設置しなければならなくなっている。そのため、このよ
うな住宅監視通話システムの施工時には、まず、警報監
視盤102と住戸用端末器105間の多重信号線ｌを結線し、
それから、住戸用端末器105と住宅情報盤100間の結線を
する必要があった。このため、施工段階における結線工
事が煩雑となり、結線時における結線の誤りや未結線等
のトラブルを生じやすいなどの問題を生じている。 〔発明の目的〕 本発明は、叙上の事情に鑑みて開発されたもので、予
め住戸用端末器を内蔵した住宅情報盤を提供することに
より施工段階での結線工事の簡略化を可能とし、もって
配線誤りのない住宅監視通話システムを提供することを
目的としている。 〔発明の開示〕 上記目的を達成するために提案される本発明は、管理
人室などに設置される警報監視盤と、共同玄関などに設
置されるロビーインターホンとに多重伝送信号線、通話
線、電気錠線を介して接続されて、相互通話、電気錠制
御、セキュリティ監視制御などを行なうようにされた住
宅情報盤において、住宅情報盤内には、通話線、電気錠
線などの信号線を接続するための複数の端子を備えた端
子基板と、通話呼出、セキュリティ監視制御などを処理
する制御回路を有した制御基板とを備えるとともに、こ
の制御基板には、上記多重伝送信号線に直接接続され
て、多重信号を解読処理するための住戸用端末器を備え
たこと構成としている。 〔実施例〕 第１図は、本発明の住宅情報盤を有する住宅監視通話
システムの概略構成を示す系統図である。１は各住戸に
取り付けられる住宅情報盤で、それぞれには非常用ベル
1a,ガス検知器1b,煙感知器1c等の各種センサが接続され
ている。さらに、この住宅情報盤１には、各住戸の玄関
に設置したドアホン子器４が接続されており、住戸内の
住宅情報盤１との相互通話を可能にしている。共同玄関
（不図示）に設けられているロビーインターホン３と管
理人室に設けられている警報監視盤２は多重信号線ｌで
接続されており、また警報監視盤２と各住宅情報盤１も
多重信号線ｌで接続されている。なお、ｌ′は電気錠制
御と通話のための回線である。 第２図は、本発明の住宅情報盤１に内蔵される回路基
板の構成を示す図である。端子基板10はコネクタ11と、
各センサーの出力線、通話線及び電気錠線を接続する端
子12を有している。制御基板20には、各センサからの入
力信号や通話呼出に対して信号処理を行なう制御回路が
設けられており、コネクタ21を有している。そして、端
子基板10と制御基板21は、コネクタ11、21に接続した信
号伝送用ケーブル30によって互いに接続されている。住
戸用端末器５は、制御基板10上に設けられており、住戸
用端末器５は、多重信号線１により警報監視盤２と接続
されており、各種セキュリティ監視信号を含む多重信号
を解読処理している。 ［発明の効果］ この様な本発明の住宅情報盤では、予め多重伝送信号
線を接続する住戸用端末器を内蔵しているので、施工時
において住戸用端末器と住宅情報盤との結線をする必要
がなくなり結線工事の簡略化が可能となり、結線の誤り
や末結線によるトラブルを未然に防止することができ
る。 また、住戸用端末器を住宅情報盤内の制御基板に取り
付けるため、端子基板上の端子を削減することができ、
端子基板、制御基板間のコネクタ、ケーブルを減少させ
ることができ、住宅情報盤を安価に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の住宅情報盤を使用した住宅監視通話シ
ステムにおける概略構成を示す図、第２図は本発明の要
部をなす住宅情報盤の内部構成図、第３図は従来の集合
住宅監視通話システムの構成図である。 （符号の説明） １……住宅情報盤、 ２……警報監視盤、 ３……ロビーインターホン、 ４……ドアホン子器、 ５……住戸用端末器、 ｌ……多重信号線。
ステムにおける概略構成を示す図、第２図は本発明の要
部をなす住宅情報盤の内部構成図、第３図は従来の集合
住宅監視通話システムの構成図である。 （符号の説明） １……住宅情報盤、 ２……警報監視盤、 ３……ロビーインターホン、 ４……ドアホン子器、 ５……住戸用端末器、 ｌ……多重信号線。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 秋山 正一
門真市大字門真1048番地 松下電工株式
会社内
(72)発明者 犬飼 辰生
門真市大字門真1048番地 松下電工株式
会社内
(56)参考文献 特開 昭61−245742（ＪＰ，Ａ)
特開 昭60−204160（ＪＰ，Ａ)
実開 昭61−12197（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭60−108062（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．管理人室などに設置される警報監視盤と、共同玄関
などに設置されるロビーインターホンとに多重伝送信号
線、通話線、電気錠線を介して接続されて、相互通話、
電気錠制御、セキュリティ監視制御などを行なうように
された住宅情報盤において、 住宅情報盤内には、通話線、電気錠線などの信号線を接
続するための複数の端子を備えた端末基板と、通話呼
出、セキュリティ監視制御などを処理する制御回路を有
した制御基板とを備えるとともに、この制御基板には、
上記多重伝送信号線に直接接続されて、多重信号を解読
処理するための住戸用端末器を備えたことを特徴とする
住宅情報盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62016352A JP2840738B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | 住宅情報盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62016352A JP2840738B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | 住宅情報盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63185150A JPS63185150A (ja) | 1988-07-30 |
| JP2840738B2 true JP2840738B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=11913965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62016352A Expired - Lifetime JP2840738B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | 住宅情報盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2840738B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60108062U (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-23 | 松下電工株式会社 | 集合住宅用通話システム |
| JPS60204160A (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-15 | Toshiba Electric Equip Corp | 集合住宅管理システム |
| JPS6112197U (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-24 | 松下電工株式会社 | 集合住宅用警報監視盤 |
| JPS61245742A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-01 | Matsushita Electric Works Ltd | 集合住宅用監視制御システム |
-
1987
- 1987-01-27 JP JP62016352A patent/JP2840738B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63185150A (ja) | 1988-07-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |