JPS60206240A - 集合住宅管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は、アパート、寮、マンション等の集合住宅にお
いて用いられる集合住宅管理システムに関する。

（発明の背景） 最近、マンション等の集合住宅においては、各住戸と居
住者の安全と快適、便利な住環境を提供するとともにそ
の集合住宅の合理的かつ適切な維持管理を行なう等のた
めの種々の集合住宅管理システムが採用されている。

このような管理システムは、例えば、主装置として管理
人室または監視センタ等に管理人親機を設置するか、ま
たは共同玄関に共同玄関機等を設置し、端末機としては
各住戸ごとに住戸機（ハウスコントローラまたは住宅情
報盤）等の各機器を設置するとともに、これらの各機器
間を各２線の通話線、放送線および伝送線等で接続して
なるもので、各住戸機と共同玄関機または管理人親機と
の間（゛通話を行なうインターホン機能、住戸機からの
指令により共同玄関機を介して共同玄関のドアを解錠ま
たは開扉する機能、各住戸に設けられこの住戸機に接続
された温度、煙などの火災セン１す、ガス漏れセンサ、
非常ボタンおよび防犯スイッチ等のセンサ類からの信号
に応じて警報を発生ずるレキユリティ機能、ならびに共
同玄関機または管理人親機から所望の住戸機への放送機
能等、種々の機能を有している。

ところで、このような集合住宅管理システムにａ３いて
、各住戸機は、各住戸内に設置されているため、各住戸
内に立入らなければセキュリティ機能の動作試験や定期
点検を行なうことができないという不都合があった。

そこで、第１図に示づように、室外からセキュリティの
試験ができ、かつ伝送機能を有する中継機どドアホンを
一体化したハウスコントローラが提案されている。同図
において、１は制御線、２は放送線、３は通話線、４は
伝送線、５はドアホン中継器、６はハウスコントローラ
本体、７は火災はンサ、ガス漏れセンサ、防犯スイッチ
等の各種警報センサである。ここで、ドアホン中継器５
には、ドアホン５１、制御Ｉ！１、放送１！２および通
話線３をハウスコントローラ本体６に接続するための中
継端子５２、それぞれ警報センサ７の検出信号を受信お
よび移送するセキュリティ受信部５３および伝送部５４
、ならびに各種点検スイッチや表示素子が配置された点
検表示部５５等を具備している。

また、ハウスコントローラ本体６は、図示しない通話制
御部、音声増幅回路、放送用および呼出音発生用のスピ
ーカ、インターホン通話用の送受話器および共同玄関解
錠用の解錠スイッチ等を具備している。

しかし、第１図のハウスコントローラにおいても、通話
、解錠等は個別に配線されていた。このため、特に工事
の際、伝送線等を住戸内に引込むために手間が掛るとい
う不都合があった。

（発明の目的） 本発明は、上記従来例における問題点に鑑みてなされた
もので、主装置と複数の端末機とを具備し、各住戸に設
置されるハウスコントローラ等の端末機が、室内通話、
ドアホン通話の他に省線式による共同玄関通話や解錠、
−斉放送機能、さらには各住戸のセキュリティ情報を監
視盤等の主装置へ伝送する機能等を有する集合住宅管理
システムにおいて、各住戸用端末機にお【ノるセキュリ
ティ情報の伝達および通話、解錠、−斉放送等の制御信
号の伝送制御を行なう制御部と住戸ドアホンどを一体化
するという構想に基づき、各住戸用端末機のセキュリテ
ィの試験が室外からできるようにりるとどもに、伝送線
、通話線等の配線工事を容易にすることを目的とする。

（発明の構成） 上記目的を達成するために本発明では、主装置と複数の
端末機とを共通の通話線、放送線および伝送線に接続す
るとともに主装置と各端末機との間で上記伝送線を介し
てデータ伝送を行なうことにより主装置と１つの端末機
との間の通話、主装置から所望の１または複数の端末機
を選択しての放送、端末機に接続された警報センサで検
出されたセキュリティ情報の主装置への移送および端末
機からの信号伝送による共同玄関の解錠等が可能な集合
住宅管理システムにおいて、上記端末機は、セキュリテ
ィ情報の伝送および通話、解錠、−斉放送等の制御信号
の伝送制御を行なう制御部と、上記センサの検出信号の
受信と移送とを行なうセキュリティ受信部と、上記通話
線および放送線との接続を制御する音声切換部と、住戸
用ドアボンを同一の筐体内に収納したドアホン中継器を
具備することを特徴とする。

（実施例の説明） 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

なお、従来例と共通または対応する部分については同一
の符号で０表わず。

第２図は本発明の１実施例に係る住戸機（ハウスコント
ローラ）の構成を示す。同図の住戸機は、第１図のもの
に対し、ハウスコントローラ本体６に収納していた伝送
制御部および音声切換部からなる通話制御部をドアホン
中継器５内に移動するとともに、伝送制御部は従来から
ドアホン中継器′　５内に配置されていたレキユリティ
情報伝送用の伝送部５４と一体化し、さらに制御線１を
伝送線４で兼用するようにしたものである。

したがって、伝送部５４はセキュリティ受信部を介して
入力する警報センサ７の監視信号を伝送線４に送出する
とともに、図示しない主装置から伝送線４を介して伝送
される制御信号に従って音声切換部５６を制御する。す
なわち、主装置からの制御信号として呼出信号が伝送さ
れれば、音声切換部５６内の図示しないチャイム音発生
回路をハウス」ントローラ本体６内の図示しない放送用
スピーカに供給して呼出音を発音させ、この呼出音に応
じて本体６内の図示しない送受話器がフックアップされ
ればこの送受話器を音声切換部５６を介して通話１ＩＡ
３に接続して主装置−ハウスコントローラ間通話を可能
にする。また、主装置から制御信号どして放送受信指令
が伝送されれば、本体６内の放送用スピーカと放送線２
とを昌声切換部５６を介して接続し、このハウスコント
ローラは主装置からの放送を受信可能なモードに切換わ
る。

（発明の効果） 以上のように本発明によると、セキュリティ情報と制御
信号の伝送線を一本化し、かつ伝送制御部を一体化した
ので、価格が低部となり、また、ドアホンと伝送制御部
を一体化したので、伝送線を住居内に引込まずに済み、
■型費を安くすることができる。さらに、セキュリティ
を住居内に立入ることなく等試験することができること
は言うまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のハウスコントローラのブロック構成図、
第２図は本発明の１実施例に係るハウスコントローラの
ブロック構成図である。 ２・・・放送線、　３・・・通話線、　４・・・伝送線
、５・・・ドアホン中継器、　６・・・ハウスコントロ
ーラ本体、　７・・・警報センサ、　５１・・・住戸ド
アホン、５３・・・セキュリティ受信部、　５４・・・
伝送部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、主装置と複数の端末機どを共通の通話線、放送線お
   よび伝送線に接続するとともに主装置と各端末機どの間
   で上記伝送線を介してデータ伝送を行なうことにより主
   装置と１つの端末機との間の通話、主装置から所望の１
   または複数の端末機を選択しての放送、端末機に接続さ
   れた警報センサで検出されたセキュリティ情報の主装置
   への移送および端末機からの信号伝送による共同玄関の
   解錠等が可能な集合住宅管理システムにおいて、上記端
   末機は、セキュリティ情報の伝送および通話、解錠、−
   斉放送等の制御信号の伝送制御を行なうｇｉｌｌ　１１
   １部と、上記センサの検出信号の受信と移送とを行なう
   セキュリティ受信部と、上記通話線および放送線との接
   続を制御する音声切換部と、０戸用ドアボンを同一の筐
   体内に収納したドアホン中継器を具備することを特徴と
   する集合住宅管理システム。