JP2001183207A - ガス安全制御回路 - Google Patents
ガス安全制御回路Info
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Abstract
のまま使用されて万一ガス漏れした場合にも安全性を確
保する。 【解決手段】 従来のガス漏れ時にガスを遮断する機能
に加え、誤接続安全回路cを特に部品を増やすことなく
付加している。これによって、誤った種類のガス漏れ警
報機1が接続された場合、そのまま継続して使用され万
一ガス漏れが発生した場合にも安全性を確保すると共に
経済的であるという効果が得られる。
Description
からの出力によりガスを遮断するガス安全制御回路の特
にガス漏れ安全回路、CO安全回路に関するものであ
る。
に説明するようなものが一般的であった。このガス安全
制御回路は、ガス漏れ時、ガス漏れ警報機のフォトカプ
ラーHC1の電気的ショート信号によりトランジスタQ
1がオンし、ガス通路中にある弁を閉じてガスを遮断
し、ガス漏れを防ぐように構成されている。また、反対
にガス漏れや他の情報をガス漏れ警報機の方に送る機能
を有する警報アンサー付きのものや、警報機が万一ガス
安全制御回路に接続されているかを認識するガス漏れ警
報機未接続検出回路を有するものもある。また、ガス漏
れ警報機の種類としてガス漏れの報知を警報音やランプ
等の表示をするものがある。そしてこの機能にプラスし
て電気的出力として電気的ショート信号を出力するもの
(以下に無電圧警報機と呼ぶ)と、ある電圧規定電圧を
出力するもの(以下に有電圧警報機と呼ぶ)とある。
来のガス安全制御回路では、無電圧警報機と有電圧警報
機の区別ができないので、本来無電圧警報機を接続すべ
きガス安全制御回路に有電圧警報機が接続された場合、
実際にガス漏れが発生した場合に必ずしも作動しない場
合が予測され不安全であるという課題があった。
するため、本来無電圧警報機を接続すべきガス安全制御
回路に有電圧警報機が接続された場合、その電圧を検出
して元ガスからガス器具等への流れを誤接続安全回路に
より防ぐようにしたものである。
取りつけられても誤接続安全回路が作動し、元ガスから
ガス器具等への流れないのでガス器具は使用使用できな
いので安全上の課題を回避することができる。
制御回路は誤接続安全機能を有する。そして、誤接続安
全機能が有電圧警報機の検出をし、ガスを流さないよう
にするため、誤接続による事故を防止することができ
る。
は誤接続安全回路を有する。そして、誤接続安全回路が
有電圧警報機等の電圧を検出し、ガス遮断装置を作動さ
せてガス通路を閉成するため、誤接続による事故を防止
することができる。
はガス安全回路と上記誤接続安全回路のハード部を共用
としたものである。そして、ガス安全回路と誤接続安全
回路のハード部が共用するため、少ない回路部品で実施
することができる。
はガス漏れ警報機等の未接続検知回路と誤接続安全回路
とを共用したものである。そして、未接続検知回路が誤
接続安全回路を共用するため、少ない回路部品で実施す
ることができる。
は上記ガス遮断機能に加え、警報機にその旨をフィード
バックする形態をとる。
は上記ガス遮断機能を有さず、警報機にその旨をフィー
ドバックする形態をとる。
は上記フィードバックの信号が警報機の音声出力または
表示出力の形態をとる。
は上記状態をガス安全制御回路に表示する。
は従来のガス漏れのフィードバック回路と誤接続の状態
をフィードバックする回路とを共用した形態をとる。
説明する。
能ブロックおよび回路図を示す。図1において、1は無
電圧式の第1のガス漏れ警報機、2はガス安全制御回路
本体、3はガス遮断弁、3Aはガス通路、4はガス器
具、5はガスセンサー、6はLCD、7は接続装置、8
はスピーカを示す。また、第1のガス漏れ警報機1はガ
ス漏れ検出後出力するHC1とガス安全制御回路1から
信号を受けるHC2と警報音を発するスピーカ8、これ
らを制御するマイクロコンピュータ部(以下マイコンと
呼ぶ)等から成る。ガス安全制御回路本体2内はaのガ
ス漏れ検出部と、bの警報機アンサー部と、cの誤接続
検知部と、dのマイコン部と、eのガス遮断弁駆動部
(cのマイコン部に含む)から成る。
示していないが通常は出力が6V、ガス漏れ等の異常時
には12Vを出力する。
器具4の配管部にガス漏れが発生すると、ガスセンサー
5が検出し、HC1がオン(ショート状態)となる。す
るとガス安全制御回路本体2のガス漏れ検出部aが作動
しマイコン部dよりガス遮断弁駆動部eを作動させてガ
ス器具4の配管部からのガス漏れの発生を防ぐ。なお、
ガス漏れ検出部aのトランジスタQ3は節電と他の機能
との干渉を防ぐように(Q1とQ5は同時にオンしな
い)断続的にオン(1秒毎)する。すなわちトランジス
タQ3がオンしている時HC1がオンするとトランジス
タQ4がオンし、マイコンdの3番ピンがローとなり9
番ピンへ出力してガス遮断弁駆動部eをとじる。また、
LCD6へも出力してガス漏れを表示する。
の旨をガス安全制御回路本体2からガス漏れ警報機1へ
応答を返す。これは警報機アンサー部bのトランジスタ
Q5がオンしている時トランジスタQ6をオンしてガス
漏れ警報機のHC2をオンして行なわれる。
ていなかった場合、トランジスタQ5がオンした時にH
C2のフォトダイオードを通して誤接続検知部cのトラ
ンジスタQ7がオンするのでマイコンdはそれを検知
し、ガス漏れ警報機1が接続されていると認識する。
ガス漏れと認識する無電圧警報機に対応するものである
が、誤って有電圧警報機が接続された場合も安全である
ように構成されている。有電圧警報機は常時6Vを出力
し、ガス漏れ時は12Vを出力するものである。この警
報機が接続されると、接続された時点で誤接続検知部c
のトランジスタQ7のベースに0.6V以上の電圧が印
加される。従ってトランジスタQ7はオンしマイコンd
がそれを検出し、ガス遮断弁3を開成せずガスを流さな
いのでガスを使用できず、接続した人は誤接続であるこ
とがわかり、正規の種類の警報機が接続される。
ンジスタQ7で上記のように検出されるとともに警報機
アンサー部のトランジスタQ5、Q6もオンしてその状
態を警報機1へフィードバックし警報機はさらにスピー
カ8により知らせる。また、ガス安全制御回路1の表示
素子であるLCD6へもマイコンdにより表示される。
警報機1へフィードバックの信号は規定のプロトコルの
オンオフ信号によりガス漏れ等の情報と区別される。
ス安全制御回路を示す。10はガス漏れ警報機、11は
ガス安全制御回路本体、eはガス漏れ検知のトランジス
タQ1、fは誤接続安全回路である。そして、この誤接
続安全回路fは電圧検出素子である4Vのツェナーダイ
オードZD1とトランジスタQ2からなる。図示してい
ないがこのガス安全制御回路本体11は電源が3Vであ
る。通常はトランジスタQ2はオフであるが有電圧警報
機(6V)が接続されるとツェナーダイオードZD1の
ツェナー電圧4Vを超えるのでオンとなり実施例1と同
様にガス通路を遮断する。
造を有し、説明は省略する。
続安全回路fのトランジスタQ2はオフであるが有電圧
警報機(6V)が接続されるとツェナーダイオードZD
1のツェナー電圧4Vを超えるのでオンとなり実施例1
と同様にガス通路を遮断する。
回路はガス漏れ安全回路としたが、CO安全回路とする
こともでき、また、マイコンメータ制御回路と同一であ
る。
明の請求項1に係るガス安全制御回路は種類の違う警報
機が接続された場合、それを検出してガスを使用できな
いようにしているので、誤接続されたまま使用され続
け、万一のガス漏れ等の異常時に作動できず事故になる
ことを未然に防ぐという効果がある。
種類の違う警報機が接続された場合、それを検出してガ
ス遮断装置によりガスを使用できないようにしているの
で、誤接続され続けて万一のガス漏れやCOガスの発生
等の異常時に作動しないことを防止するという効果があ
る。
他のガス安全回路と共用としているので、構成部品が少
なく実用的であるという効果がある。
同様にガス警報機の未接続検知回路と共用としているの
で、構成部品が少なく経済的であり故障も少なくなると
いう効果がある。
種類の違う警報機が接続された場合、ガスを流さないと
ともに、その旨を警報機にフィードバックするので警報
機側でその情報を処理できるので報知等のアクションが
とれ安全かつ実用的である。
種類の違う警報機が接続された場合、ガスは遮断せず、
警報機にフィードバックする機能であるので、工事面で
ガスを遮断すると不都合な需要家では実用的である。
種類の違う警報機が接続された場合、音声によりその状
態を知らせるので便利である。
種類の違う警報機が接続された場合、ガス安全制御回路
に表示するのでマイコンメータ等に使用の場合はわかり
やすく便利である。
他のアンサー機能部品や表示部品と共用するので部品を
増やさずに本発明が実施可能で真に有用かつ実用性の高
いものである。
構成図
主要部分を示す構成図
Claims (9)
- 【請求項1】通常時は電気的開放状態で、ガス漏れ等の
異常時は電気的ショート信号を発生する第一の警報機が
接続される機能と、ガス漏れ等の異常時に作動してガス
漏れ等の異常を防ぐ安全機能と、通常時は規定の電圧
で、ガス漏れ等異常時は異なる規定電圧信号を発生させ
る第二の警報機が接続された場合、ガスを流さないよう
に作動する誤接続安全機能を備えたガス安全制御回路。 - 【請求項2】第一の警報機が接続される接続装置と、ガ
ス漏れやCOガスの発生等の異常時に前記第一の警報機
の電気的ショート信号によりガス通路内に配置されたガ
ス遮断装置を作動させ前記ガス通路を閉成し生ガスの流
失や不完全燃焼を防ぐガス安全回路と、規定の電圧が印
加されている場合に前記ガス遮断装置を作動させて前記
ガス通路を閉成する誤接続安全回路とを備えた請求項1
記載のガス安全制御回路。 - 【請求項3】ガス安全回路と誤接続安全回路とを共用と
した請求項1または2記載のガス安全制御回路。 - 【請求項4】誤接続安全回路は第一の警報機の接続装置
に接続されていない場合、未接続か否かを検知する請求
項1、2または3記載のガス安全制御回路。 - 【請求項5】通常時は規定の電圧で、ガス漏れ等異常時
は異なる規定電圧信号を発生させる第二の警報機が接続
された場合、ガスを流さないように作動する誤接続安全
回路及び前記第二の警報機にその情報を応答する請求項
1〜4のいずれか1項記載のガス安全制御回路。 - 【請求項6】通常時は規定の電圧で、ガス漏れ等異常時
は異なる規定電圧信号を発生させる第二の警報機が接続
された場合、ガスを流すように作動する誤接続安全回路
を有し、この状態を前記第二の警報機に応答する請求項
2、3または4記載のガス安全制御回路。 - 【請求項7】警報機に音声出力または表示出力する請求
項5または請求項6記載のガス安全制御回路。 - 【請求項8】ガス安全制御回路本体に誤接続の状態を表
示する請求項1、2、5または6記載のガス安全制御回
路。 - 【請求項9】ガス漏れ時に第一及び第二の警報機に応答
する回路と、誤接続時に第一及び第二の警報機に応答す
る回路とを共用した請求項5、6または8記載のガス安
全制御回路。
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JP36985199A JP4507323B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | ガス安全制御回路 |
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- 1999-12-27 JP JP36985199A patent/JP4507323B2/ja not_active Expired - Fee Related
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