JP3221599B2 - 遮断器の通電表示装置 - Google Patents
遮断器の通電表示装置Info
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- JP3221599B2 JP3221599B2 JP28456595A JP28456595A JP3221599B2 JP 3221599 B2 JP3221599 B2 JP 3221599B2 JP 28456595 A JP28456595 A JP 28456595A JP 28456595 A JP28456595 A JP 28456595A JP 3221599 B2 JP3221599 B2 JP 3221599B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線用遮断器又は
漏電遮断器等の遮断器において通電を表示する通電表示
装置に関する。
漏電遮断器等の遮断器において通電を表示する通電表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、配線用遮断器又は漏電遮断器等の
遮断器において、通電を表示する通電表示装置は、例え
ば実開昭60−92411号に示すものがあった。
遮断器において、通電を表示する通電表示装置は、例え
ば実開昭60−92411号に示すものがあった。
【0003】これは、遮断器の端子カバーのカバー主体
(1)の裏面に器体側の端子と接触する接触片(6),
(6)を突設すると共に、このカバー主体(1)の表側
には接触片(6),(6)とリード線(9),(9)を
もって接続された表示燈(7)を設け、接触片(6),
(6)を遮断器の端子に接触させることにより、端子に
通電されている場合には表示燈(7)が点灯する。
(1)の裏面に器体側の端子と接触する接触片(6),
(6)を突設すると共に、このカバー主体(1)の表側
には接触片(6),(6)とリード線(9),(9)を
もって接続された表示燈(7)を設け、接触片(6),
(6)を遮断器の端子に接触させることにより、端子に
通電されている場合には表示燈(7)が点灯する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の遮断器の通電表示装置は、分電盤や配電盤等に取付け
配線被覆板を施した場合に、表示燈(7)が配線被覆板
によって被覆されてしまい、通電の確認ができず、また
構造が襟雑で組立性が悪く、製造コストが高くなるとい
う欠点があった。
の遮断器の通電表示装置は、分電盤や配電盤等に取付け
配線被覆板を施した場合に、表示燈(7)が配線被覆板
によって被覆されてしまい、通電の確認ができず、また
構造が襟雑で組立性が悪く、製造コストが高くなるとい
う欠点があった。
【0005】また、この通電表示装置を遮断器の主回路
の接点の一次側に誤結線がされている時に取付けた場
合、遮断器の操作ハンドルをオンしなければ誤結線が確
認できないという欠点があった。
の接点の一次側に誤結線がされている時に取付けた場
合、遮断器の操作ハンドルをオンしなければ誤結線が確
認できないという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の遮断器の通電
表示装置の問題点に鑑み、本発明の目的は、分電盤や配
電盤等に取付け配線被覆板を施した状態でも確実に通電
の確認ができると共に、主回路の接点の一次側に誤結線
がされている場合でもこれを簡単且つ確実に確認できる
遮断器の通電表示装置を提供するもので、その構成は、
操作ハンドルによって主回路の接点をオン・オフすると
共に、主回路の異常を検知して主回路を引外す遮断器に
おいて、筐体表面の前記操作ハンドルの近傍に前記主回
路の通電を表示する通電表示装置を設け、該通電表示装
置が主回路の接点の一次側のみに通電されている状態
か、主回路の接点の二次側にも通電されている状態かを
検知して表示すると共に、前記遮断器において、該遮断
器の主回路の接点の一次側に誤結線がされている場合に
はこれを検知し、前記通電表示装置を動作させないこと
である。
表示装置の問題点に鑑み、本発明の目的は、分電盤や配
電盤等に取付け配線被覆板を施した状態でも確実に通電
の確認ができると共に、主回路の接点の一次側に誤結線
がされている場合でもこれを簡単且つ確実に確認できる
遮断器の通電表示装置を提供するもので、その構成は、
操作ハンドルによって主回路の接点をオン・オフすると
共に、主回路の異常を検知して主回路を引外す遮断器に
おいて、筐体表面の前記操作ハンドルの近傍に前記主回
路の通電を表示する通電表示装置を設け、該通電表示装
置が主回路の接点の一次側のみに通電されている状態
か、主回路の接点の二次側にも通電されている状態かを
検知して表示すると共に、前記遮断器において、該遮断
器の主回路の接点の一次側に誤結線がされている場合に
はこれを検知し、前記通電表示装置を動作させないこと
である。
【0007】
【発明の実施の形態】操作ハンドルがオフ位置の場合、
即ち主回路の接点の一次側のみに通電されている場合に
は、トランジスタがオンし、発光ダイオードが点灯す
る。操作ハンドルがオン位置の場合、即ち主回路の接点
の二次側にも通電されている場合には、フォトカプラの
ダイオードに電流が流れ、フォトカプラのトランジスタ
がオンし、それに伴いトランジスタがオンし、発光ダイ
オードが点灯する。
即ち主回路の接点の一次側のみに通電されている場合に
は、トランジスタがオンし、発光ダイオードが点灯す
る。操作ハンドルがオン位置の場合、即ち主回路の接点
の二次側にも通電されている場合には、フォトカプラの
ダイオードに電流が流れ、フォトカプラのトランジスタ
がオンし、それに伴いトランジスタがオンし、発光ダイ
オードが点灯する。
【0008】また、電源用ICの入力側の電圧を抵抗で
分圧し、差動増幅回路を構成するICの+に印加する。
電源用ICの出力側の電圧を抵抗で分圧し、差動増幅回
路を構成するICの−に印加する。遮断器の主回路の接
点の一次側が正結線の場合、差動増幅回路を構成するI
Cは+>−となり、このICの出力はHとなる。平均値
回路を構成するICで波形整形を行い、トランジスタの
オンを確実に行うことにより、発光ダイオードが点灯す
る。一方、遮断器の主回路の接点の一次側が誤結線の場
合差動増幅回路を構成するICは+<−となり、このI
Cの出力はLとなる。平均値回路を構成するICで波形
整形を行い、トランジスタがオフとなり、発光ダイオー
ドは点灯しないので誤結線が確認できる。
分圧し、差動増幅回路を構成するICの+に印加する。
電源用ICの出力側の電圧を抵抗で分圧し、差動増幅回
路を構成するICの−に印加する。遮断器の主回路の接
点の一次側が正結線の場合、差動増幅回路を構成するI
Cは+>−となり、このICの出力はHとなる。平均値
回路を構成するICで波形整形を行い、トランジスタの
オンを確実に行うことにより、発光ダイオードが点灯す
る。一方、遮断器の主回路の接点の一次側が誤結線の場
合差動増幅回路を構成するICは+<−となり、このI
Cの出力はLとなる。平均値回路を構成するICで波形
整形を行い、トランジスタがオフとなり、発光ダイオー
ドは点灯しないので誤結線が確認できる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図1及び図2に示す。以下
これらの図面に基づき本発明を説明する。
これらの図面に基づき本発明を説明する。
【0010】遮断器1の筐体の表面には、主回路の接点
をオン・オフするための操作ハンドル2が突出し、この
操作ハンドル2の近傍にはテストボタン3と、漏電表示
装置4と、通電表示装置5として2色発光式の発光ダイ
オードが設けられている。
をオン・オフするための操作ハンドル2が突出し、この
操作ハンドル2の近傍にはテストボタン3と、漏電表示
装置4と、通電表示装置5として2色発光式の発光ダイ
オードが設けられている。
【0011】図2は、本発明に係る遮断器の通電表示装
置の回路図である。
置の回路図である。
【0012】操作ハンドル2がオフ位置の場合、即ち主
回路の接点の一次側のみに通電されている場合には、ト
ランジスタTR1がオンし、発光ダイオードLED1が
点灯する。操作ハンドル2がオン位置の場合、即ち主回
路の接点の二次側にも通電されている場合には、フォト
カプラPCのダイオードに電流が流れ、フォトカプラP
Cのトランジスタがオンし、それに伴いトランジスタT
R2がオンし、発光ダイオードLED2が点灯する。
回路の接点の一次側のみに通電されている場合には、ト
ランジスタTR1がオンし、発光ダイオードLED1が
点灯する。操作ハンドル2がオン位置の場合、即ち主回
路の接点の二次側にも通電されている場合には、フォト
カプラPCのダイオードに電流が流れ、フォトカプラP
Cのトランジスタがオンし、それに伴いトランジスタT
R2がオンし、発光ダイオードLED2が点灯する。
【0013】一方、電源用ICの入力側の電圧を抵抗R
1,R2で分圧し、抵抗R5,R6,R7で差動増幅回
路を構成するIC1の十に印加する。電源用ICの出力
側の電圧を抵抗R3,R4で分圧し、IC1の−に印加
する。遮断器1の主回路の接点の一次側が正結線の場
合、IC1は+>−となり、IC1の出力はHとなる。
IC2で構成された平均値回路構成するIC2で波形整
形を行い、トランジスタTR3のオンを確実に行うこと
により、発光ダイオードLED1またはLED2が点灯
する。一方、遮断器1の主回路の接点の一次側が誤結線
の場合、IC1は+<−となり、IC1の出力はLとな
る。IC2で構成された平均値回路で波形整形を行い、
トランジスタTR3がオフとなり、発光ダイオードLE
D1またはLED2は点灯しないので誤結線が確認でき
る。
1,R2で分圧し、抵抗R5,R6,R7で差動増幅回
路を構成するIC1の十に印加する。電源用ICの出力
側の電圧を抵抗R3,R4で分圧し、IC1の−に印加
する。遮断器1の主回路の接点の一次側が正結線の場
合、IC1は+>−となり、IC1の出力はHとなる。
IC2で構成された平均値回路構成するIC2で波形整
形を行い、トランジスタTR3のオンを確実に行うこと
により、発光ダイオードLED1またはLED2が点灯
する。一方、遮断器1の主回路の接点の一次側が誤結線
の場合、IC1は+<−となり、IC1の出力はLとな
る。IC2で構成された平均値回路で波形整形を行い、
トランジスタTR3がオフとなり、発光ダイオードLE
D1またはLED2は点灯しないので誤結線が確認でき
る。
【0014】尚、本実施例では通電表示装置5に2色発
光式の発光ダイオードを用いたが、これに限定されるも
のではなく、発光ダイオードを別々に2個設けたり、パ
イロットランプや、液晶ディスプレイ装置等、表示装置
であれば発明の主旨を変更しない範囲において適宜変更
可能である。
光式の発光ダイオードを用いたが、これに限定されるも
のではなく、発光ダイオードを別々に2個設けたり、パ
イロットランプや、液晶ディスプレイ装置等、表示装置
であれば発明の主旨を変更しない範囲において適宜変更
可能である。
【0015】また、テストボタン3及び漏電表示装置4
は、遮断器1が漏電遮断器の時に必要であって、遮断器
が配線用遮断器である揚合には必要でない。
は、遮断器1が漏電遮断器の時に必要であって、遮断器
が配線用遮断器である揚合には必要でない。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、操作ハンドルに
よって主回路の接点をオン・オフすると共に、主回路の
異常を検知して主回路を引外す遮断器において、筐体表
面の前記操作ハンドルの近傍に前記主回路の通電を表示
する通電表示装置を設け、該通電表示装置が主回路の接
点の一次側のみに通電されている状態か、主回路の接点
の二次側にも通電されている状態かを検知して表示する
と共に、該遮断器の主回路の接点の一次側の結線が誤っ
ている場合にはこれを検知し、前記通電表示装置を動作
させないことによって、遮断器の操作ハンドルをオンし
なくても誤結線が確認できる。これによって、分電盤や
配電盤等に取付け配線被覆板を施した状態でも、配線被
覆板の操作ハンドル用の開口部から通電表示装置が確認
できるため、簡単、確実且つ低コストで遮断器の通電及
び誤結線の確認ができるという効果がある。
よって主回路の接点をオン・オフすると共に、主回路の
異常を検知して主回路を引外す遮断器において、筐体表
面の前記操作ハンドルの近傍に前記主回路の通電を表示
する通電表示装置を設け、該通電表示装置が主回路の接
点の一次側のみに通電されている状態か、主回路の接点
の二次側にも通電されている状態かを検知して表示する
と共に、該遮断器の主回路の接点の一次側の結線が誤っ
ている場合にはこれを検知し、前記通電表示装置を動作
させないことによって、遮断器の操作ハンドルをオンし
なくても誤結線が確認できる。これによって、分電盤や
配電盤等に取付け配線被覆板を施した状態でも、配線被
覆板の操作ハンドル用の開口部から通電表示装置が確認
できるため、簡単、確実且つ低コストで遮断器の通電及
び誤結線の確認ができるという効果がある。
【図1】本発明に係る遮断器の外観説明図である。
【図2】本発明に係る遮断器の通電表示装置の第1実施
例の回路図である。
例の回路図である。
1・・・遮断器、2・・・操作ハンドル、3・・・テス
トボタン、4・・・漏電表示装置、5・・・通電表示装
置、TR1,TR2,TR3・・・トランジスタ、LE
D1,LED2・・・発光ダイオード、PC・・・フォ
トカプラ。
トボタン、4・・・漏電表示装置、5・・・通電表示装
置、TR1,TR2,TR3・・・トランジスタ、LE
D1,LED2・・・発光ダイオード、PC・・・フォ
トカプラ。
Claims (1)
- 【請求項1】 操作ハンドルによって主回路の接点をオ
ン・オフすると共に、主回路の異常を検知して主回路を
引外す遮断器において、筐体表面の前記操作ハンドルの
近傍に前記主回路の通電を表示する通電表示装置を設
け、該通電表示装置が主回路の接点の一次側のみに通電
されている状態か、主回路の接点の二次側にも通電され
ている状態かを検知して表示すると共に、該遮断器の主
回路の接点の一次側に誤結線がされている場合にはこれ
を検知し、前記通電表示装置を動作させないことを特徴
とする遮断器の通電表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28456595A JP3221599B2 (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 遮断器の通電表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28456595A JP3221599B2 (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 遮断器の通電表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09102260A JPH09102260A (ja) | 1997-04-15 |
JP3221599B2 true JP3221599B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=17680113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28456595A Expired - Fee Related JP3221599B2 (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 遮断器の通電表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3221599B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4519111B2 (ja) * | 2006-08-31 | 2010-08-04 | 九州電力株式会社 | 発光機能付き回路遮断器 |
JP5167698B2 (ja) * | 2007-06-06 | 2013-03-21 | テンパール工業株式会社 | 回路遮断器 |
-
1995
- 1995-10-04 JP JP28456595A patent/JP3221599B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09102260A (ja) | 1997-04-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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