JPH0449741Y2 - - Google Patents

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JPH0449741Y2
JPH0449741Y2 JP11835684U JP11835684U JPH0449741Y2 JP H0449741 Y2 JPH0449741 Y2 JP H0449741Y2 JP 11835684 U JP11835684 U JP 11835684U JP 11835684 U JP11835684 U JP 11835684U JP H0449741 Y2 JPH0449741 Y2 JP H0449741Y2
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JP
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circuit
transistor
signal
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signal input
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JP11835684U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、複数の信号入力端が備えられ、これ
ら信号入力端のうち同時に2つ以上の信号入力端
に信号が入力されたとき、最優先の信号入力端に
特有の信号のみを出力してこれに対応する表示を
行なう優先表示回路に関する。
〔考案の背景〕
一般に、複数の信号が入力されたとき、最も重
要な信号を選択してこれに相当する表示を行なう
優先表示回路がしばしば必要とされる。例えば、
ある機械の故障監視装置にあつては、機械を停止
しなければならない重大な故障発生時に出力され
る信号、機械を停止する程ではない故障発生時に
出力される信号、将来故障発生の原因となる状態
が生じたとき出力される信号等が入力される。そ
して、これらの信号に応じた表示を1つの表示器
で行なう場合、複数の故障が発生して複数信号が
入力されたとき、最も重要な故障発生を他に優先
して表示する優先表示回路が必要となる。
第1図は従来の優先表示回路の回路図である。
図で、S1,S2はそれぞれ故障検出スイツチであ
る。故障検出スイツチS1で検出される故障は故障
検出スイツチS2で検出される故障に比べてより早
急な処置を必要とする故障である。T1,T2はそ
れぞれ故障検出スイツチS1,S2が故障を検出して
閉じたとき低レベル信号(故障信号)が入力され
る端子である。1はトランジスタであり、そのベ
ースが端子T1に接続されている。2は発振回路
であり、トランジスタ1のコレクタに接続されて
いる。この発振回路2はトランジスタ1のコレク
タが高レベルになつたとき所定周期のパルス列信
号を出力する。3はトランジスタであり、そのベ
ースが端子T2に接続されている。4は発信回路
2の出力側およびトランジスタ3のコネクタに共
通に接続されたランプ出力回路である。ランプ出
力回路4は、その入力した信号に応じてランプを
点灯駆動する機能を有する。D1は発振回路2と
ランプ出力回路4との間に挿入されたダイオー
ド、5はトランジスタ3とランプ出力回路4との
間に設けられたリレー、6はリレー5を駆動する
リレー駆動回路である。R1乃至R3は抵抗であり、
抵抗R1,R4,R5,R8は高レベル電源に接続され
ている。
次に、この優先表示回路の動作を説明する。故
障検出スイツチS1が開いている場合(故障が発生
していない場合)、端子T1はプルアツプ抵抗R1
より高レベルとなり、このため、トランジスタ1
が導通してそのコレクタは低レベルとなり、発振
回路2は作動しない。又、故障検出スイツチS2
開いている場合(故障が発生していない場合)、
端子T2は抵抗R5により高レベルとなり、トラン
ジスタ3が導通してそのコレクタは低レベルとな
る。このように、故障検出スイツチS1,S2がいず
れも開いている場合、ランプ出力回路4には何等
の信号も入力されず、ランプは消灯状態にある。
今、故障が発生して故障検出スイツチS1が閉じ
ると、端子T1は低レベルとなり、トランジスタ
1が非導通状態となり、そのコレクタはプルアツ
プ抵抗R4により高レベルとなる。したがつて発
振回路2が作動し、ランプ出力回路4にパルス列
信号を出力する。これにより、ランプが点滅し、
早急に処置を要する故障が発生したことを表示す
る。又、故障検出スイツチS2のみが閉じた場合、
端子T2は低レベルとなり、トランジスタ3は非
導通状態となつてそのコレクタを高レベルとす
る。このため、ランプ出力回路4には連続して高
レベル信号が出力され、ランプが連続点灯して故
障発生を表示する。
ここで、これら2種類の故障が同時に発生して
いる場合について説明する。この場合、故障検出
スイツチS1,S2とも閉じており、端子T1,T2
低レベルとなり、トランジスタ1,3のコレクタ
はいずれも高レベルとなつている。ところで、端
子T1が低レベルになるとリレー駆動回路6が作
動し、リレー5のコイルを励磁する。このため、
リレー5の常閉接点は開放され、トランジスタ3
のコレクタとランプ出力回路4とは遮断される。
したがつて、ランプ出力回路4には発信回路2の
パルス列信号のみが出力され、ランプは点滅す
る。即ち、故障検出スイツチS2の状態の如何にか
かわらず、故障検出スイツチS1が閉じると故障検
出スイツチS2に優先して点滅表示がなされ、早急
の処置が促がされる。
しかしながら、このような優先表示回路はリレ
ーを使用するので、その機械的接点の損耗により
寿命が短かくなるばかりでなく、リレーを駆動す
るための付属回路を必要とするので部品点数が多
くなり、回路構成が複雑、高価になるという欠点
があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記従来の欠点を除き、リレ
ーを使用せず、回路を簡単、安価に構成すること
ができ、かつ、長寿命の優先表示回路を提供する
にある。
〔考案の概要〕
上記の目的を達成するため、本考案は、予め優
先順位が定められている複数の信号入力端と、こ
れら各信号入力端にそれぞれ接続されたトランジ
スタと、これらトランジスタが所定の出力状態に
あるときのみその出力によりそのトランジスタに
接続された前記信号入力端毎の特有の表示を行う
表示手段とを備え、前記各信号入力端のうちの複
数の信号入力端に同時に信号が入力されている状
態のときそれら信号のうち優先順位の高い信号入
力端に対応する表示のみを前記表示手段に表示さ
せる優先表示回路において、1つの信号入力端
と、その信号入力端の信号より優先順位が低い信
号入力端に接続された前記トランジスタの出力側
とをダイオードを介して接続し、当該トランジス
タが優先順位の高い信号入力端への入力により前
記所定の出力状態になるのを禁止する禁止回路を
設けたことを特徴とする。
各信号入力端のうちの複数の信号入力端に信号
が入力された場合、それら複数の信号入力端に入
力される信号のうち優先順位が最も高い信号以外
の信号が入力されるトランジスタは、優先順位が
最も高い信号の入力により、それらトランジスタ
に信号が入力されているにもかかわらず、禁止回
路によつて所定の出力状態になることはできな
い。これにより、表示手段には優先順位が最も高
い信号に対応する表示のみが表示される。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図示の各実施例に基づいて説明
する。
第2図は本考案の第1の実施例に係る優先表示
回路の回路図である。図で、第1図に示す部分と
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
Aは優先順位にある端子T1と、非優先順位の端
子T2に接続されたトランジスタ3のコレクタと
を接続する禁止回路、D2は禁止回路Aに挿入さ
れたダイオード、D3はトランジスタ3のコレク
タとランプ出力回路4との間に挿入されたダイオ
ードである。
今、故障検出スイツチS1,S2がいずれも開いて
いる場合、端子T1,T2は高レベルとなり、トラ
ンジスタ1,3は導通してそのコレクタは低レベ
ルとなる。この場合、端子T1が高レベルとなつ
ても、ダイオードD2によりトランジスタ3のコ
レクタには何等の影響も与えられない。各トラン
ジスタ1,3のコレクタが低レベルになるため、
ランプ出力回路4には信号が出力されず、ランプ
は消灯した状態にある。
故障検出スイツチS2のみが閉じると、端子T2
が低レベルとなり、トランジスタ3のコレクタは
高レベルとなる。この場合、端子T1が高レベル
であるので、トランジスタ3のコレクタには影響
を及ぼさない。コレクタが高レベルとなることに
より、ランプ出力回路4にはダイオードD2を介
して連続した高レベル信号が出力され、ランプは
連続点灯して故障検出スイツチS2で検出された故
障を表示する。
故障検出スイツチS1が閉じると、端子T1が低
レベルとなり、トランジスタ1のコレクタは高レ
ベルとなつて発振回路2が作動し、ランプ出力回
路4にはダイオードD1を介してパルス列信号が
出力され、ランプが点滅して故障検出スイツチS1
で検出された故障を表示する。一方、端子T1
低レベルとなると、禁止回路Aにより、トランジ
スタ3のコレクタも低レベルとなる。このような
コレクタの低レベル状態は、故障検出スイツチS2
の開閉状態とは無関係に、故障検出スイツチS1
閉じられている間は維持される。したがつて、ト
ランジスタ3からランプ出力回路4への出力は禁
止される。即ち、故障検出スイツチS1が閉じられ
ると、故障検出スイツチS2に優先してランプの点
滅表示がなされる。
このように、本実施例では、優先する故障検出
スイツチの端子と、非優先の故障検出スイツチの
端子に接続されたトランジスタのコレクタとをダ
イオードを介して接続し、優先する故障検出スイ
ツチの端子が故障検出により低レベルとなつたと
きには当該トランジスタのコレクタが低レベルと
なるようにしたので、回路をきわめて簡単、安価
に構成することができ、又、リレーを使用しない
のでその付属部品を備える必要もなく、さらに寿
命を長くすることができる。
第3図は本考案の第2の実施例に係る優先表示
回路の回路図である。図で、第2図に示す部分と
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
S0は故障検出スイツチである。この故障検出スイ
ツチで検出される故障は、故障検出スイツチS1
検出される故障よりもさらに緊急の処置を要する
故障であり、各故障検出スイツチ中最優先順位を
有する。T0は故障検出スイツチS0が故障を検出
して閉じたとき低レベル信号が入力される端子、
5は端子T0に接続されたトランジスタ、6はト
ランジスタ5のコレクタに接続された発振回路で
ある。発振回路6の発振周波数は発振回路2の発
振周波数と異なる発振周波数に設定され、トラン
ジスタ5のコレクタが高レベルにあるとき、この
発振回路6から当該発振周波数のパルス列信号が
出力される。D4は発振回路6とランプ出力回路
4の間に挿入されたダイオードである。Bは端子
T0とトランジスタ3のコレクタとを接続する禁
止回路、Cは端子T0とトランジスタ1のコレク
タとを接続する禁止回路、D5,D6はそれぞれ禁
止回路B,Cに設けられたダイオードである。
D7はトランジスタ1と発振回路2との間に接続
されたダイオード、R9乃至R12は抵抗である。
故障検出スイツチS0が開いた状態にある場合に
おいて、故障検出スイツチS1,S2が開閉した場合
の動作は、さきの実施例で説明した動作と同じで
ある。
ここで、故障検出スイツチS0が閉じると、端子
T0が低レベルとなる。この端子T0が低レベルと
なつたことにより、端子T0に禁止回路Bで接続
されたトランジスタ3のコレクタおよび禁止回路
Cで接続されたトランジスタ1のコレクタはいず
れも低レベルとなり、ダイオードD3,D1を経る
ランプ出力回路4への信号は、その出力を禁止さ
れる。一方、端子T0が低レベルとなるとトラン
ジスタ5が非導通状態となつてそのコレクタが高
レベルとなり、発振回路6からはダイオードを経
てランプ出力回路4にパルス列信号が出力され、
ランプは発振回路6の周波数に応じて、故障検出
スイツチS1が閉じたときとは異なる周期で点滅す
る。即ち、最優先順位にある故障検出スイツチS0
が閉じると、他の故障検出スイツチS1,S2の開閉
状態の如何にかかわらず、発振回路6の信号が出
力されることになる。
このように、本実施例では、3つの故障検出ス
イツチのうち最優先の故障検出スイツチの端子と
他の2つの故障検出スイツチの端子に接続された
トランジスタのコレクタとをダイオードを介して
接続し、さらに、他の2つの故障検出スイツチの
うち優先する方のものの端子と非優先の方の端子
に接続されたトランジスタのコレクタとをダイオ
ードを介して接続し、最優先する故障検出スイツ
チの端子が故障検出により低レベルとなつたとき
には他の2つのトランジスタのコレクタを低レベ
ルとし、又、次に優先する故障検出スイツチの端
子が故障検出により低レベルとなつたときには非
優先のトランジスタのコレクタを低レベルとする
ようにしたので、さきの実施例と同じ効果を奏す
るばかりでなく、重要度に応じて故障を3つに分
類することができるのでさらにきめ細かい故障監
視を実施することができる。
なお、上記各実施例の説明では故障表示を例に
挙げて説明したが、故障表示に限ることはなく、
重要度等の異なる複数の信号が入力する種々の装
置に適用することができる。又、優先順位は2つ
又は3つに限ることはなく、それより多い数に分
けることも可能である。さらに、ランプ出力回路
に入力する優先順位に応じた信号種別には、ラン
プ出力回路を適宜構成することにより、発振周波
数だけでなくパルス幅等種々の形態を用いること
ができる。さらに又、表示の形態もランプ出力回
路を適宜構成することにより、点滅だけでなく、
色彩で区別された表示とすることもできる。又、
表示はランプのみに限らず、他の表示器を使用す
ることができ、ブザーをも使用することができ
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案では、複数の信号入
力端のうちのある信号入力端に信号が入力された
とき、その信号入力端より優先順位の低い信号入
力端に接続されたトランジスタを、表示のための
作動ができないような状態とする禁止回路を設け
たので、回路をきわめて簡単、安価に構成するこ
とができ、又、リレーを使用しないので、寿命を
長くすることができ、その付属部品も不要であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の優先表示回路の回路図、第2図
および第3図はそれぞれ本考案の第1、第2の実
施例に係る優先表示回路の回路図である。 1,3,5……トランジスタ、2,6……発振
回路、4……ランプ出力回路、S0,S1,S2……故
障検出スイツチ、A,B,C……禁止回路、D2
D5,D6……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 予め優先順位が定められている複数の信号入力
    端と、これら各信号入力端にそれぞれ接続された
    トランジスタと、これらトランジスタが所定の出
    力状態にあるときのみその出力によりそのトラン
    ジスタに接続された前記信号入力端毎の特有の表
    示を行う表示手段とを備え、前記各信号入力端の
    うちの複数の信号入力端に同時に信号が入力され
    ている状態のときそれら信号のうち優先順位の高
    い信号入力端に対応する表示のみを前記表示手段
    に表示させる優先表示回路において、1つの信号
    入力端と、その信号入力端の信号より優先順位が
    低い信号入力端に接続された前記トランジスタの
    出力側とをダイオードを介して接続し、当該トラ
    ンジスタが優先順位の高い信号入力端への入力に
    より前記所定の出力状態になるのを禁止する禁止
    回路を設けたことを特徴とする優先表示回路。
JP11835684U 1984-08-02 1984-08-02 優先表示回路 Granted JPS6137590U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11835684U JPS6137590U (ja) 1984-08-02 1984-08-02 優先表示回路

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JP11835684U JPS6137590U (ja) 1984-08-02 1984-08-02 優先表示回路

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Publication Number Publication Date
JPS6137590U JPS6137590U (ja) 1986-03-08
JPH0449741Y2 true JPH0449741Y2 (ja) 1992-11-24

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ID=30677245

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JP11835684U Granted JPS6137590U (ja) 1984-08-02 1984-08-02 優先表示回路

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JPS6137590U (ja) 1986-03-08

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