JP2000106077A - 漏電リレー - Google Patents

漏電リレー

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JP2000106077A
JP2000106077A JP10294422A JP29442298A JP2000106077A JP 2000106077 A JP2000106077 A JP 2000106077A JP 10294422 A JP10294422 A JP 10294422A JP 29442298 A JP29442298 A JP 29442298A JP 2000106077 A JP2000106077 A JP 2000106077A
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JP
Japan
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relay
contact
earth leakage
leakage
power supply
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JP10294422A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Furumoto
哲男 古本
Kiichi Omae
喜一 大前
Makoto Imagawa
誠 今川
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Tempearl Industrial Co Ltd
Original Assignee
Tempearl Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】漏電表示ランプと通電表示ランプの両方の点灯
状態で,負荷側への電源電圧供給の有無,リレー接点の
異常を判別できる漏電リレーる漏電リレーを提供する。 【構成】漏電検知器とb接点リレーより成り,該リレー
接点から電源,側に漏電検知器電源を接続し,漏電検知
器の検知器出力でリレーコイルを駆動し,該リレーのb
接点をOFFさせて負荷への電源供給を停止するように
するとともに,前記リレーコイルが駆動された際に点灯
する漏電表示ランプと,漏電テスト回路を備えたリレー
において,リレー接点の負荷側に通電表示ランプ回路を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本件の発明は、漏電検知器とb接
点リレーより成り,該リレー接点より電源側に漏電検知
器電源を接続し,漏電検知器出力でリレーコイルを駆動
して該リレーのb接点をOFFさせて負荷への電圧供給
を停止するようにした漏電リレーに関し,特にリレーの
ON,OFF,接点溶着や溶断などの異常を正確に表示
できる漏電リレーに関する。
【0002】
【従来の技術】図2に,従来の漏電リレーの構成例を示
す。図において,10はリレー接点で,リレーコイル9
に駆動電流が流れていないとON,駆動電流が流れてい
るとOFFとなるb接点となっている。
【0003】1,2はリレー接点の電源側の導体,3は
零相変流器で,導体1,2に漏電による不平衡があると
出力を発生する。4は漏電検知回路で,零相変流器3の
出力が,定められたしきい値以上で定められた時間以上
継続するとSCR7をトリガー駆動する。3と4で漏電
検知器を構成する。漏電検知器の電源はリレー接点10
の電源側に接続されており,SCR7がトリガーされる
とリレーコイル9に駆動電流が流れて,接点10をOF
F駆動しOFFを保持する構成となっている。
【0004】零相変流器3の出力が前述のしきい値に達
しない場合は,SCR7がトリガーされずリレーコイル
9には駆動電流未満の電流しか流れず,接点10はON
のままとなって負荷側に電源側の電圧を供給し続ける。
【0005】ここで,5は通電表示ランプで,LEDを
使用しており,SCR7がトリガーされていない状態,
すなわち接点10がONの状態では,SCR7はオープ
ン状態のため,漏電検知器4とともに電圧が供給される
こととなり点灯している。逆にSCR7がトリガーされ
ている状態,すなわち接点10がOFFの状態では通電
表示ランプ5は消灯する。
【0006】6は漏電表示ランプで,5と同様LEDを
使用しており,SCR7がトリガーされている状態,す
なわち接点10がOFFの状態では,SCR7はショー
ト状態のため点灯している。逆にSCR7がトリガーさ
れていない状態,すなわち接点10がON状態では,S
CR7はオープン状態のため漏電表示ランプは消灯す
る。したがって通電表示ランプ5が点灯しているときは
リレーの接点10はONとなっていて負荷側に電源電圧
を供給しており,漏電表示ランプ6が点灯しているとき
はリレーの接点10はOFFとなっていて負荷側に電原
電圧供給を停止していることとなって,表示ランプの点
灯でリレーの接点のON・OFF状態が解る。
【0007】
【従来技術の問題点】以上のような従来の漏電リレーで
は,リレー接点10が正常な状態では問題ないが,負荷
側の短絡などで,リレー接点が溶着・溶断した場合は,
次のような問題が発生する。
【0008】すなわち,リレー接点の導通の有無に拘わ
らず通電表示ランプが点灯するので,リレーが溶断して
いる場合,通電表示ランプが点灯していても,負荷側に
は電源電圧が供給されていないという事態と,リレーが
溶着している場合は漏電表示ランプが点灯していても,
負荷側への電源供給が停止されていないという事態が発
生する。
【0009】
【発明の目的】そこで本発明の目的は,まず第一に,負
荷側に電源電圧が供給されているかどうかを正確に表示
する通電表示ランプを備えた漏電リレーを提供すること
にあり,第二に表示ランプの点灯でリレー接点の溶断・
溶着などの異常を判別が可能な漏電リレーを提供するこ
とにあり,第三にそのための通電表示ランプ回路を安く
提供することである。
【0010】
【目的を達成するための手段及び作用】請求項1は,漏
電検知器とb接点リレーより成り,該リレー接点から電
源側に漏電検知器電源を接続し,漏電検知器の検知器出
力でリレーコイルを駆動し,該リレーのb接点をOFF
させて負荷への電圧供給を停止するようにした漏電リレ
ーにおいて,リレー接点の負荷側に通電表示ランプ回路
を設けたもので,それにより通電表示ランプの点灯は,
負荷側に実際に電圧が供給されたときのみ正確に点灯す
る。
【0011】請求項2は,漏電検知器とb接点リレーよ
り成り,該リレー接点から電源側に漏電検知器電源を接
続し,漏電検知器の検知器出力でリレーコイルを駆動
し,該リレーのb接点をOFFさせて負荷への電圧供給
を停止するようにするとともに,前記リレーコイルが駆
動された際に点灯する漏電表示ランプと,漏電テスト回
路を備えたリレーにおいて,リレー接点の負荷側に通電
表示ランプ回路を設けたもので,それにより,リレー接
点が溶断しているときは漏電表示ランプも通電表示ラン
プも点灯せず,リレー接点が溶着しているときは,漏電
リレーの動作テストのときに,漏電表示ランプと通電表
示ランプの両方が点灯するのでリレー接点の異常が判別
できる。
【0012】請求項3は,前記通電表示ランプ回路を,
2個のダイオードを逆極性に直列に接続した中点と,2
個の電流制限抵抗を直列に接続した中点の間に,LED
をダイオードの極性と順方向となるように接続し,2個
のダイオードと2個の電流制限抵抗の両端部をリレー接
点の負荷側に接続するようにしたもので,それにより簡
単で,コストを安く,ちらつきのない通電表示ランプ回
路を提供できる。
【0013】
【実施例の説明】図1は本発明の一実施例の図である。
図において導体1,2,零相変流器3,漏電検出回路
4,漏電表示ランプ6(LED),SCR7,リレーコ
イル9,リレー接点10,は図2の従来例と同一である
ので説明を省略する。
【0014】図1において,14,15は漏電テスト回
路で,テストスイッチ15を閉操作することで,テスト
抵抗14で定められる不平衡電流を導体1,2間に発生
させて,疑似的に漏電を起こすことができ,漏電リレー
の動作をチェックすることができる。
【0015】16,17,20,18,19は通電表示
ランプ回路で,ダイオード16,17を互いに極性が逆
になるように直列に接続した中点と,電流制限抵抗1
8,19を直列に接続した中点の間に,LED20を,
ダイオード16,17の極性に対し順方向となるように
接続してある。またダイオード16と17の両端と,電
流制限抵抗18,19の両端は,リレー接点10の負荷
側の導体11,12に接続してある。
【0016】通電表示ランプ回路は図3の(a)または
(b)の回路でもよく,特に(a)の回路で電解コンデ
ンサを除いた回路が最も部品点数が少なくコストが安く
上がるが,その場合,LEDは完全な半端電流でしか駆
動されず,目のよい人間にはちらつきが見える問題があ
り,そのため電解コンデンサで整流する必要が生じ,電
解コンデンサはコストが高い。また(b)の回路では,
ダイオード4個により全波整流となり,LEDのちらつ
きは改善されるが,ダイオードの使用数量が多くコスト
が高くなるという欠点がある。対して図2の通電表示回
路では,ダイオードは2個で済んで,電源の交流の極性
により,ダイオード16,LED20,電流制限抵抗1
9という電流方向と,ダイオード17,LED20,電
流制限抵抗18という電流方向のいずれでもLED20
は点灯し,図3(b)と同様の効果を持ちながら,ダイ
オードの使用数量が少なく,またコストの高い電解コン
デンサを用いることなく,ちらつきのないランプ表示回
路を構成できる。
【0017】以上のように構成された漏電リレーの,リ
レー接点10が正常でON状態では,漏電表示ランプ6
は消灯し,通電表示ランプ20が点灯して,負荷側に正
常に電源電圧が供給されていることが解る。もし,リレ
ー接点10が短絡などの事故で,溶断している場合は,
通電表示ランプ20がリレー接点10の負荷側にあるの
で,漏電表示ランプ6と通電表示ランプ20の両方が消
灯しているので,リレー接点10の異常(溶断)を知り
うる。
【0018】次に,漏電検出時のリレー接点10が正常
でOFF動作時は,漏電表示ランプ6が点灯し,通電表
示ランプ20が消灯して,漏電により負荷側への電源電
圧供給が停止されたことが解る。もし,短絡事故が発生
した場合,テストスイッチ15を閉動作させて漏電動作
テストを行った際,リレー接点10が溶着していれば,
漏電表示ランプ6が点灯するとともに,リレー接点10
の溶着により,リレーコイル9は駆動電流が流れている
にも関わらず,負荷側へ電源電圧が供給されるので,通
電表示ランプ20も点灯し,リレー接点10の異常(溶
着)を知りうる。
【0019】
【効果】以上のように,本願の構成によれば,請求項1
では,リレー接点10の負荷側に通電表示ランプ回路を
接続したので,負荷側への電圧供給の状態を確実に表示
することができ,請求項2では,漏電表示ランプ6と通
電表示ランプ20の点灯状態,いずれも消灯状態にある
か,いずれも点灯状態にあるかを確認することでリレー
接点10の異常を判別可能となる。また請求項3では,
リレー接点10の負荷側に接続する通電表示ランプ回路
を,簡単な構成で安く構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の漏電リレーの構成図
【図2】 従来の漏電リレーの構成図
【図3】 通電表示ランプ回路の構成例
【符号の説明】
3;零相変流器 4;漏電検出回路 6;漏電表示ランプ 7;SCR 9;リレーコイル 10;リレー接点 14;テスト抵抗 15;テストスイッチ 16,17;ダイオード 18,19;電流制限抵抗 20;通電表示ランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漏電検知器とb接点リレーより成り,該
    リレー接点から電源側に漏電検知器電源を接続し,漏電
    検知器の検知器出力でリレーコイルを駆動し,該リレー
    のb接点をOFFさせて負荷への電圧供給を停止するよ
    うにした漏電リレーにおいて,リレー接点の負荷側に通
    電表示ランプ回路を設けたことを特徴とする漏電リレ
    ー。
  2. 【請求項2】 漏電検知器とb接点リレーより成り,該
    リレー接点から電源側に漏電検知器電源を接続し,漏電
    検知器の検知器出力でリレーコイルを駆動し,該リレー
    のb接点をOFFさせて負荷への電圧供給を停止するよ
    うにするとともに,前記リレーコイルが駆動された際に
    点灯する漏電表示ランプと,漏電テスト回路を備えたリ
    レーにおいて,リレー接点の負荷側に通電表示ランプ回
    路を設けたことを特徴とする漏電リレー。
  3. 【請求項3】 前記通電表示ランプ回路は,2個のダイ
    オードを逆極性に直列に接続した中点と,2個の電流制
    限抵抗を直列に接続した中点の間に,LEDをダイオー
    ドの極性と順方向となるように接続し,2個のダイオー
    ドと2個の電流制限抵抗の両端部をリレー接点の負荷側
    に接続したことを特徴とする,請求項1または請求項2
    の漏電リレー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020010730A (ko) * 2002-01-11 2002-02-04 홍성권 누전 표시 램프가 부착된 누전 차단기
JP2008312380A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Toyota Motor Corp 充電装置および充電システム
JP2010520592A (ja) * 2007-03-07 2010-06-10 アトレウス エンタープライゼス リミテッド 漏電遮断器

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