JPH09305885A - 警報器インターフェイスおよびこれを用いた警報判断装置 - Google Patents

警報器インターフェイスおよびこれを用いた警報判断装置

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JPH09305885A
JPH09305885A JP11483996A JP11483996A JPH09305885A JP H09305885 A JPH09305885 A JP H09305885A JP 11483996 A JP11483996 A JP 11483996A JP 11483996 A JP11483996 A JP 11483996A JP H09305885 A JPH09305885 A JP H09305885A
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voltage
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interface
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Katsuhiro Okamoto
勝弘 岡本
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続極性の間違いに伴う警報判断装置の動作
不良を回避することが容易となる警報器インターフェイ
ス、およびこれを用いた警報判断装置を提供すること。 【解決手段】 有電圧警報器4の接続状態が正極性接続
状態または逆極性接続状態の何れの場合であっても、常
に所定極性の接続状態に変換するように構成されて成る
無極性化回路201を具備した警報器インターフェイス
20を有電圧警報器4と警報判断装置10との間に設け
ることによって、有電圧警報器4の極性を間違えて逆極
性の状態で警報判断装置10に接続した場合であって
も、常に無極性化されて所定極性の接続状態に変換され
るようにできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、警報器の無電圧状
態または警報器の異常感知状態を受信するための警報器
インターフェイス、および警報器インターフェイスを用
いて感知した無電圧状態または警報器の異常感知状態を
受けて、注意を喚起する通報を発することができる警報
判断装置に関し、特に、異常感知状態としてのガス漏れ
を有電圧警報器が感知したとき、ガス漏れの注意を喚起
する通報を発するためのことができる警報器インターフ
ェイスおよびこれを用いた警報判断装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来この種の警報判断装置9は、図4に
示すように、異常感知状態としてのガス漏れを警報器4
(特に有電圧警報器)が感知したとき、ガス漏れの注意
を喚起する通報を発することができた。
【0003】また従来の警報判断装置9は、図4に示す
ように、ガス漏れの警報を受けてガスの遮断を実行する
とともに、ガス漏れの注意を喚起する警報をガス管理セ
ンター等に発するものであって、異常感知状態としての
ガス漏れを感知する有電圧警報器4に接続されて使用さ
れていた。
【0004】有電圧警報器4は、その出力特性として+
/−の極性を有し、また有電圧警報器4の出力状態とし
ては、待機状態、異常感知状態、無電圧状態がある。異
常感知状態とは、事故等の原因で有電圧警報器4がガス
漏れを検出した状態を意味するものである。無電圧状態
とは、事故等の原因で有電圧警報器4の電源供給に故障
が発生した状態の他、ユーザが有電圧警報器4のコンセ
ントを故意に抜いてコンセント抜けを発生させた状態を
意味するものである。なお、警報判断装置9の+側入力
端子aに有電圧警報器4の+入力端子が接続がされ、−
側入力端子bに有電圧警報器4の−入力端子が接続がさ
れた状態を正極性接続状態と定義する。また警報判断装
置9の+側入力端子aに有電圧警報器4の−入力端子が
接続がされ、−側入力端子bに有電圧警報器4の+入力
端子が接続がされた状態を逆極性接続状態と定義する。
【0005】このような警報判断装置9は、有電圧警報
器4の信号線断線状態またはコンセント抜け状態の判断
を実行してその旨の注意を喚起する通報を発するための
0V判別回路1と、有電圧警報器4の異常感知状態の判
断を実行してその旨の注意を喚起する通報を発するため
の警報判別回路2とを具備していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の警報判
断装置9では、このような+/−の極性を有する有電圧
警報器4を有するため、施行ミス等の原因によって、逆
極性接続がされた場合(則ち、警報判断装置9の+側入
力端子aに有電圧警報器4の−入力端子および−側入力
端子bに有電圧警報器4の+入力端子が接続がされた場
合)、図4のA点には常に0Vが印加された状態とな
り、0V判別回路1が誤作動し、その結果、接続極性の
間違いに伴う警報判断装置9の動作不良が発生してしま
うという問題点があった。同様に、有電圧警報器4が異
常感知状態を検出してその検出信号を警報判断装置9に
送信しても、図4のA点には常に0Vが印加された状態
となっているため、警報判別回路2が異常感知状態の判
断を実行しなくなり、その結果、接続極性の間違いに伴
う警報判断装置9の動作不良が発生してしまうという問
題点もあった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、有電圧警報器の接続状態が正極性
接続状態または逆極性接続状態の何れの場合であって
も、常に所定極性の接続状態に変換するように構成され
て成る無極性化回路を具備した警報器インターフェイス
を有電圧警報器と警報判断装置との間に設けることによ
って、有電圧警報器の極性を間違えて逆極性の状態で警
報判断装置に接続した場合であっても、常に無極性化さ
れて所定極性の接続状態に変換されるようにでき、その
結果、接続極性の間違いに伴う警報判断装置の動作不良
を回避することが容易となる警報器インターフェイス、
およびこれを用いた警報判断装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、警報
器(4)の無電圧状態または警報器(4)の異常感知状
態を受信するための警報器インターフェイス(20)で
あって、前記警報器(4)の接続状態が正極性接続状態
または逆極性接続状態の何れの場合であっても、常に所
定極性の接続状態に変換するように構成されて成る無極
性化回路(201)、を備えて成ることを特徴とする警
報器インターフェイス(20)である。
【0009】このような無極性化回路(201)を具備
した警報器インターフェイス(20)を警報器(4)と
警報判断装置(10)との間に設けることによって、警
報器(4)の極性を間違えて逆極性の状態で警報判断装
置(10)に接続した場合であっても、常に無極性化さ
れて所定極性の接続状態に変換されるようにできる。そ
の結果、接続極性の間違いに伴う警報判断装置(10)
の動作不良を回避することが容易となる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の無極
性化回路(201)において、無極性化回路(201)
は、所定数の半導体素子が4端子ブリッジを構成して成
るブリッジ回路である、ことを特徴とする警報器インタ
ーフェイス(20)である。
【0011】このようなブリッジ回路を用いることによ
って、低コストで且つ簡便な無極性化回路(201)を
実現できる。請求項3の発明は、請求項2に記載のブリ
ッジ回路において、ブリッジ回路は、所定数のダイオー
ド素子(D1,D2,D3,D4)が前記4端子ブリッジを
構成して成る、ことを特徴とする警報器インターフェイ
ス(20)である。
【0012】ダイオード素子(D1,D2,D3,D4)で
構成された4端子ブリッジをブリッジ回路として用いる
ことによって、更に低コストで且つ簡便な無極性化回路
(201)を実現できる。請求項4の発明は、請求項1
乃至3の少なくともいずれか一に記載の警報器インター
フェイス(20)を具備して成り、前記警報器(4)か
ら前記無電圧状態を前記警報器インターフェイス(2
0)を用いて受信した際には当該警報器(4)の信号線
断線状態若しくはコンセント抜け状態の判断を実行して
その旨の注意を喚起する通報を発し、また前記警報器
(4)から前記異常感知状態を前記警報器インターフェ
イス(20)を用いて受信した際には当該警報器(4)
の異常感知状態の判断を実行してその旨の注意を喚起す
る通報を発するように構成されて成る、ことを特徴とす
る警報判断装置(10)である。
【0013】このような無極性化機能を有する警報判断
装置(10)を設けることによって、警報器(4)の極
性を間違えて逆極性の状態で警報判断装置(10)に接
続した場合であっても、常に無極性化されて所定極性の
接続状態に変換されるようにできる。その結果、接続極
性の間違いに伴う警報判断装置(10)の動作不良を回
避することが容易となる。
【0014】請求項5の発明は、請求項4に記載の警報
判断装置(10)において、前記警報器(4)から無電
圧状態を前記警報器インターフェイス(20)を用いて
検出した際に、当該警報器(4)の信号線断線状態また
はコンセント抜け状態の判断を実行してその旨の注意を
喚起する通報を発するための無電圧検出信号(1a)を
生成するように構成されて成る0V判別回路(1)と、
前記警報器(4)から異常感知状態を前記警報器インタ
ーフェイス(20)を用いて検出した際に、当該警報器
(4)の異常感知状態の判断を実行してその旨の注意を
喚起する通報を発するための警報検出信号(2a)を生
成するように構成されて成る警報判別回路(2)と、を
備えて成ることを特徴とする警報判断装置(10)であ
る。
【0015】このような0V判別回路(1)および警報
判別回路(2)を警報判断装置(10)に設けることに
よって、警報器(4)の極性を間違えて逆極性の状態で
警報判断装置(10)に接続した場合であっても、常に
無極性化されて所定極性の接続状態に変換されるように
できる。その結果、接続極性の間違いに伴う信号線断線
状態またはコンセント抜け状態の判断、および異常感知
状態の判断不良を回避することが容易となる。
【0016】請求項6の発明は、請求項5に記載の警報
判断装置(10)において、前記警報器(4)は有電圧
警報器(4)であって、前記0V判別回路(1)は、前
記有電圧警報器(4)が前記無電圧状態になった際の当
該有電圧警報器(4)の出力信号を検出して前記無電圧
検出信号(1a)を生成するように構成されて成り、前
記警報判別回路(2)は、前記有電圧警報器(4)が前
記異常感知状態になった際の当該有電圧警報器(4)の
出力信号を検出して前記警報検出信号(2a)を生成す
るように構成されて成る、ことを特徴とする警報判断装
置(10)である。
【0017】このような0V判別回路(1)および警報
判別回路(2)を警報判断装置(10)に設けることに
よって、有電圧警報器(4)の極性を間違えて逆極性の
状態で警報判断装置(10)に接続した場合であって
も、常に無極性化されて所定極性の接続状態に変換され
るようにできる。その結果、接続極性の間違いに伴う信
号線断線状態またはコンセント抜け状態の判断、および
異常感知状態の判断不良を回避することが容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種
実施形態を説明する。初めに、図1を参照して、警報器
インターフェイス20の第一実施形態を説明する。
【0019】図1は本発明の警報器インターフェイス2
0の第一実施形態を示す機能ブロック図である。第一実
施形態の警報器インターフェイス20は、警報器4(具
体的には、有電圧警報器4)の無電圧状態または警報器
4の異常感知状態を受信するためのものであって、警報
器4の接続状態が正極性接続状態または逆極性接続状態
の何れの場合であっても、常に所定極性の接続状態に変
換するように構成されて成る無極性化回路201を備え
て成る。
【0020】警報器インターフェイス20の出力端子c
は、第二実施形態で後述するように、コントローラ3等
の制御手段のアナログ信号入力ポートを直接接続するこ
とができる。また、第三実施形態で後述するように、0
V判別回路1および警報判別回路2の信号入力端子に直
接接続することができる。
【0021】このような無極性化回路201を具備した
警報器インターフェイス20を警報器4と警報判断装置
10との間に設けることによって、警報器4の極性を間
違えて逆極性の状態で警報判断装置10に接続した場合
であっても、常に無極性化されて所定極性の接続状態に
変換されるようにできる。その結果、接続極性の間違い
に伴う警報判断装置10の動作不良を回避することが容
易となる。
【0022】警報器インターフェイス20に設けられた
無極性化回路201は、所定数の半導体素子が4端子ブ
リッジを構成して成るブリッジ回路である。具体的に
は、図1に示すように、ブリッジ回路は、所定数(具体
的には、4本)のダイオード素子D1,D2,D3,D4が
4端子ブリッジを構成して成る。
【0023】ダイオード素子D1,D2,D3,D4で構成
された4端子ブリッジをブリッジ回路として用いること
によって、低コストで且つ簡便な無極性化回路201を
実現できる。なお、本実施の形態ではダイオード素子D
1,D2,D3,D4を用いた4端子ブリッジ構成の無極性
化回路201の例を示したが、前述したように、ダイオ
ード素子D1,D2,D3,D4に特に限定されるものでは
なく、整流特性を有する半導体素子(具体的には、FE
T、MOSFET、バイポーラトランジスタ)を広く用
いることができる。
【0024】続いて、第一実施形態の警報器インターフ
ェイス20に設けられた無極性化回路201における無
極性化を動作を説明する。 [1] 正極性接続状態(則ち、図1において、警報器
インターフェイス20の+側入力端子aに有電圧警報器
4の+入力端子が接続がされ、−側入力端子bに有電圧
警報器4の−入力端子が接続がされた状態)の場合:有
電圧警報器4の+端子からの無電圧状態または異常感知
状態を知らせるための信号(具体的には、電流信号)
は、有電圧警報器4の+端子→入力端子a→抵抗R0→
ブリッジ回路のダイオード素子D1→抵抗R1→抵抗R2
→ブリッジ回路のダイオード素子D4→抵抗R0→入力端
子b→有電圧警報器4の−端子の順番で流れる。
【0025】これにより、警報器インターフェイス20
の出力端子cには常に有電圧警報器4の+端子からの無
電圧状態または異常感知状態を知らせるための電流信号
が順方向(図1中の矢印の方向)に印加されることにな
り、正極性接続状態が維持される。
【0026】則ち、無極性化回路201は、有電圧警報
器の接続状態が正極性接続状態の場合、常に所定極性の
接続状態(本実施の形態では正極性接続状態)を維持す
ることができ、このような無極性化回路201を具備し
た警報器インターフェイス20を有電圧警報器4と警報
判断装置10との間に設けることによって、有電圧警報
器4の極性を間違えて逆極性の状態で警報判断装置に接
続した場合であっても、常に無極性化されて所定極性の
接続状態に変換されるようにでき、その結果、接続極性
の間違いに伴う警報判断装置の動作不良を回避すること
が容易となる。
【0027】[2] 逆極性接続状態(則ち、図1にお
いて、警報器インターフェイス20の+側入力端子aに
有電圧警報器4の−入力端子が接続がされ、+側入力端
子bに有電圧警報器4の−入力端子が接続がされた状
態)の場合:有電圧警報器4の+端子からの無電圧状態
または異常感知状態を知らせるための信号(具体的に
は、電流信号)は、有電圧警報器4の+端子→入力端子
b→抵抗R0→ブリッジ回路のダイオード素子D2→抵抗
R1→抵抗R2→ブリッジ回路のダイオード素子D3→抵
抗R0→入力端子a→有電圧警報器4の−端子の順番で
流れる。
【0028】これにより、警報器インターフェイス20
の出力端子cには常に有電圧警報器4の+端子からの無
電圧状態または異常感知状態を知らせるための電流信号
が順方向(図1中の矢印の方向)に印加されることにな
り、正極性接続状態が維持される。
【0029】則ち、無極性化回路201は、有電圧警報
器の接続状態が逆極性接続状態の場合、常に所定極性の
接続状態(本実施の形態では正極性接続状態)に変換す
ることができ、このような無極性化回路201を具備し
た警報器インターフェイス20を有電圧警報器4と警報
判断装置10との間に設けることによって、有電圧警報
器4の極性を間違えて逆極性の状態で警報判断装置に接
続した場合であっても、常に無極性化されて所定極性の
接続状態に変換されるようにでき、その結果、接続極性
の間違いに伴う警報判断装置の動作不良を回避すること
が容易となる。
【0030】以上説明したように第一実施形態の警報器
インターフェイス20によれば、有電圧警報器4の接続
状態が正極性接続状態または逆極性接続状態の何れの場
合であっても、常に所定極性の接続状態(本実施の形態
では正極性接続状態)に変換することが可能となり、そ
の結果、有電圧警報器4の極性を間違えて逆極性の状態
で警報判断装置に接続した場合であっても、常に無極性
化されて所定極性の接続状態に変換されるようにでき、
その結果、接続極性の間違いに伴う警報判断装置の動作
不良(具体的には、接続極性の間違いに伴う信号線断線
状態またはコンセント抜け状態の判断、および異常感知
状態の判断不良)を回避することが容易となる次に、図
2を参照して、警報器インターフェイス20の第二実施
形態を説明する。
【0031】図2は本発明の警報器インターフェイス2
0の第二実施形態を示す機能ブロック図である。なお、
第一実施形態において既に説明した構成要件について
は、同一符号を付して重複した説明は省略するする。第
二実施形態において、図2に示すように、警報器インタ
ーフェイス20の出力端子cには、コントローラ3等の
制御手段のアナログ信号入力ポート(図中に示すANA
LOG)を直接接続することができる。
【0032】警報器インターフェイス20と有電圧警報
器4とは、第一実施形態で説明した無極性化回路201
の効果によって、正極性接続状態(則ち、警報器インタ
ーフェイス20の+側入力端子aに有電圧警報器4の+
入力端子が接続がされ、−側入力端子bに有電圧警報器
4の−入力端子が接続がされた状態)に接続されていて
も良いし、また逆極性接続状態(警報器インターフェイ
ス20の+側入力端子aに有電圧警報器4の−入力端子
が接続がされ、+側入力端子bに有電圧警報器4の−入
力端子が接続がされた状態)に接続されていても良い。
なお、図2中では正極性接続状態のみを示したが、特に
これに限定されるものではなく、前述したように、逆極
性接続状態の接続も可能であることは明白である。
【0033】次に、図3を参照して、警報判断装置10
の実施形態を説明する。図3は本発明の警報判断装置1
0の実施形態を示す機能ブロック図である。なお、警報
器インターフェイス20の第一実施形態または第二実施
形態において既に説明した構成要件については、同一符
号を付して重複した説明は省略するする。
【0034】有電圧警報器4は、その出力特性として+
/−の極性を有し、また有電圧警報器4の出力状態とし
ては、待機状態、異常感知状態、無電圧状態がある。異
常感知状態とは、事故等の原因で有電圧警報器4がガス
漏れを検出した状態を意味するものである。無電圧状態
とは、事故等の原因で有電圧警報器4の電源供給に故障
が発生した状態の他、ユーザが有電圧警報器4のコンセ
ントを故意に抜いてコンセント抜けを発生させた状態を
意味するものである。なお、警報判断装置10の+側入
力端子aに有電圧警報器4の+入力端子が接続がされ、
−側入力端子bに有電圧警報器4の−入力端子が接続が
された状態を正極性接続状態と定義する。また警報判断
装置10の+側入力端子aに有電圧警報器4の−入力端
子が接続がされ、−側入力端子bに有電圧警報器4の+
入力端子が接続がされた状態を逆極性接続状態と定義す
る。なお、ガス漏れとは、例えば、家庭用の都市ガスや
プロパンガス等のガス漏れを意味する。
【0035】本実施形態の警報判断装置は、警報器イン
ターフェイス20を内臓し、この警報器インターフェイ
ス20を介して感知した無電圧状態または異常感知状態
を受けて、注意を喚起する通報を発することができるも
のであって、特に、異常感知状態としてのガス漏れを有
電圧警報器が感知したとき、このガス漏れの警報を受け
てその旨を伝える命令(具体的には、ガスの遮断を実行
する命令)を発し、またその旨の注意(具体的には、ガ
ス漏れの注意)を喚起する警報をガス管理センター等に
発するものであり、異常感知状態としてのガス漏れまた
は無電圧状態異常感知状態または異常感知状態を感知す
る有電圧警報器4に接続されて使用される。有電圧警報
器4と警報判断装置10(具体的には、図3に示すよう
に、内蔵されておいる警報器インターフェイス20)と
の接続状態は、前述したように、警報器インターフェイ
ス20の作用に起因して、正極性接続状態または逆極性
接続状態の何れでも良いことは明白である。
【0036】このような無極性化機能を有する警報判断
装置10を設けることによって、警報器4の極性を間違
えて逆極性の状態で警報判断装置10に接続した場合で
あっても、常に無極性化されて所定極性の接続状態に変
換されるようにできる。その結果、接続極性の間違いに
伴う警報判断装置10の動作不良を回避することが容易
となる。
【0037】更に詳しく、本実施形態の警報判断装置1
0を説明する。警報判断装置10は、図3に示すよう
に、0V判別回路1と有警報判別回路2とを具備してい
る。0V判別回路1は、有電圧警報器4が無電圧状態に
なった際の有電圧警報器4の出力信号を警報器インター
フェイス20を用いて受信した際に、警報器4の信号線
断線状態またはコンセント抜け状態の判断を実行してそ
の旨の注意を喚起する通報を発するための無電圧検出信
号1aを生成するように、警報器インターフェイス20
の出力端子cに接続されて成る。
【0038】0V判別回路1の出力端子はコントローラ
3等の制御手段のアナログ信号入力ポート(0V判別回
路1がディジタル変換機能を有している場合は、ディジ
タル入力ポート)に接続されており、無電圧検出信号1
aはこのアナログ信号入力ポート(またはディジタル入
力ポート)を経由してコントローラ3等の制御手段に入
力される。
【0039】警報判別回路2は、有電圧警報器4が異常
感知状態になった際の有電圧警報器4の出力信号を警報
器インターフェイス20を用いて受信した際に、警報器
4の異常感知状態の判断を実行してその旨の注意を喚起
する通報を発するための警報検出信号2aを生成するよ
うに、警報器インターフェイス20の出力端子cに接続
されて成る。
【0040】警報判別回路2の出力端子はコントローラ
3等の制御手段のアナログ信号入力ポート(0V判別回
路1がディジタル変換機能を有している場合は、ディジ
タル入力ポート)に接続されており、警報検出信号2a
はこのアナログ信号入力ポート(またはディジタル入力
ポート)を経由してコントローラ3等の制御手段に入力
される。
【0041】このような0V判別回路1および警報判別
回路2を警報判断装置10に設けることによって、警報
器4の極性を間違えて逆極性の状態で警報判断装置10
に接続した場合であっても、常に無極性化されて所定極
性の接続状態に変換されるようにできる。その結果、接
続極性の間違いに伴う信号線断線状態またはコンセント
抜け状態の判断、および異常感知状態の判断不良を回避
することが容易となる。
【0042】コントローラ3(具体的には、ガスマイコ
ンメータ)は、警報検出信号2aを受けて異常感知状態
(ガス漏れ)を検出したときに、異常感知状態の抑制制
御(特に、ガス漏れ時におけるガスの遮断制御)を実行
することが可能であり、またガス漏れの注意を喚起する
警報をガス管理センター等に発することもできる。さら
に、コントローラ3は、無電圧検出信号1aを受けてガ
ス漏れ用の有電圧警報器4が無電圧状態(コンセント抜
け状態)になったことを検出したときに無電圧状態(コ
ンセント抜け状態)の注意を喚起する警報をガス管理セ
ンター等に発することもできる。
【0043】なお、異常感知状態(ガス漏れ)を検出し
たときの異常感知状態の抑制制御(特に、ガス漏れ時に
おけるガスの遮断制御)とは、例えば、コントローラ3
に対するガスの遮断制御、ガス漏れ情況等のセキュリテ
ィ情報をガス管理センターに通報する処理を実行する意
味する。また有電圧警報器4、警報判断装置10、コン
トローラ3は、家庭用AC100VDCの電源の他に、
自己の動作電源としてバッテリー(電池)を装備してい
る。則ち、家庭用AC100VDCコンセントにおける
コンセント抜けなどの無電圧状態が発生した場合でも、
動作停止にいたらず、自らのバッテリー(電池)を用い
て正常動作を続行するものである。
【0044】本発明の実施の形態のコントローラ3はコ
ンピュータを用いたガスマイコンメータであって、コン
トローラ3間において電文情報の授受を実行することに
よって、ガス漏れの検出制御、ガス漏れのガスの遮断制
御、定期的な検針情報の交換、その他のユーザーサービ
ス情報等を実行するものである。
【0045】以上説明したように本発明の各種実施形態
によれば、常に所定極性の接続状態に変換するように構
成されて成る無極性化回路201を具備した警報器イン
ターフェイス20を有電圧警報器4と警報判断装置10
との間に設けることによって、有電圧警報器4の極性を
間違えて逆極性の状態で警報判断装置10に接続した場
合であっても、常に無極性化されて所定極性の接続状態
に変換されるようにでき、その結果、接続極性の間違い
に伴う警報判断装置の動作不良を回避することが容易と
なる
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、警報器の極性
を間違えて逆極性の状態で警報判断装置に接続した場合
であっても、常に無極性化されて所定極性の接続状態に
変換されるようにできる。その結果、接続極性の間違い
に伴う警報判断装置の動作不良を回避することが容易と
なる。
【0047】請求項2の発明によれば、低コストで且つ
簡便な無極性化回路を実現できる。請求項3の発明によ
れば、更に低コストで且つ簡便な無極性化回路を実現で
きる。請求項4の発明によれば、警報器の極性を間違え
て逆極性の状態で警報判断装置に接続した場合であって
も、常に無極性化されて所定極性の接続状態に変換され
るようにできる。その結果、接続極性の間違いに伴う警
報判断装置の動作不良を回避することが容易となる。
【0048】請求項5の発明によれば、警報器の信号線
断線状態またはコンセント抜け状態の判断警報器の極性
を間違えて逆極性の状態で警報判断装置に接続した場合
であっても、常に無極性化されて所定極性の接続状態に
変換されるようにできる。その結果、接続極性の間違い
に伴う信号線断線状態またはコンセント抜け状態の判
断、および異常感知状態の判断不良を回避することが容
易となる。
【0049】請求項6の発明によれば、有電圧警報器の
極性を間違えて逆極性の状態で警報判断装置に接続した
場合であっても、常に無極性化されて所定極性の接続状
態に変換されるようにできる。その結果、接続極性の間
違いに伴う信号線断線状態またはコンセント抜け状態の
判断、および異常感知状態の判断不良を回避することが
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の警報器インターフェイスの第一実施形
態を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の警報器インターフェイスの第二実施形
態を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明の警報判断装置の実施形態を示す機能ブ
ロック図である。
【図4】従来の警報判断装置を示す機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 0V判別回路 1a 無電圧検出信号 2 警報判別回路 2a 警報検出信号 3 コントローラ(ガスマイコンメータ) 4 警報器 10 警報判断装置 20 警報器インターフェイス 201 無極性化回路 D1,D2,D3,D4 ダイオード素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】警報器の無電圧状態または警報器の異常感
    知状態を受信するための警報器インターフェイスであっ
    て、 前記警報器の接続状態が正極性接続状態または逆極性接
    続状態の何れの場合であっても、常に所定極性の接続状
    態に変換するように構成されて成る無極性化回路、 を備えて成ることを特徴とする警報器インターフェイ
    ス。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の無極性化回路は、所定数
    の半導体素子が4端子ブリッジを構成して成るブリッジ
    回路である、 ことを特徴とする警報器インターフェイス。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のブリッジ回路は、所定数
    のダイオード素子が前記4端子ブリッジを構成して成
    る、 ことを特徴とする警報器インターフェイス。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の少なくともいずれか一に
    記載の警報器インターフェイスを具備して成り、 前記警報器から前記無電圧状態を前記警報器インターフ
    ェイスを用いて受信した際には当該警報器の信号線断線
    状態若しくはコンセント抜け状態の判断を実行してその
    旨の注意を喚起する通報を発し、また前記警報器から前
    記異常感知状態を前記警報器インターフェイスを用いて
    受信した際には当該警報器の異常感知状態の判断を実行
    してその旨の注意を喚起する通報を発するように構成さ
    れて成る、 ことを特徴とする警報判断装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の警報判断装置は、 前記警報器から無電圧状態を前記警報器インターフェイ
    スを用いて検出した際に、当該警報器の信号線断線状態
    またはコンセント抜け状態の判断を実行してその旨の注
    意を喚起する通報を発するための無電圧検出信号を生成
    するように構成されて成る0V判別回路と、 前記警報器から異常感知状態を前記警報器インターフェ
    イスを用いて検出した際に、当該警報器の異常感知状態
    の判断を実行してその旨の注意を喚起する通報を発する
    ための警報検出信号を生成するように構成されて成る警
    報判別回路と、を備えて成ることを特徴とする警報判断
    装置。
  6. 【請求項6】前記警報器は有電圧警報器であって、 前記0V判別回路は、前記有電圧警報器が前記無電圧状
    態になった際の当該有電圧警報器の出力信号を検出して
    前記無電圧検出信号を生成するように構成されて成り、 前記警報判別回路は、前記有電圧警報器が前記異常感知
    状態になった際の当該有電圧警報器の出力信号を検出し
    て前記警報検出信号を生成するように構成されて成る、 ことを特徴とする請求項5に記載の警報判断装置。
JP11483996A 1996-05-09 1996-05-09 警報器インターフェイスおよびこれを用いた警報判断装置 Pending JPH09305885A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001183207A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス安全制御回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001183207A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス安全制御回路

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