JP2001182572A - コンバインのエンジン緊急停止装置 - Google Patents

コンバインのエンジン緊急停止装置

Info

Publication number
JP2001182572A
JP2001182572A JP36713799A JP36713799A JP2001182572A JP 2001182572 A JP2001182572 A JP 2001182572A JP 36713799 A JP36713799 A JP 36713799A JP 36713799 A JP36713799 A JP 36713799A JP 2001182572 A JP2001182572 A JP 2001182572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
emergency stop
stop means
emergency
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36713799A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Iwamoto
岩本  浩
Noriyuki Sakamoto
憲之 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP36713799A priority Critical patent/JP2001182572A/ja
Publication of JP2001182572A publication Critical patent/JP2001182572A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Combines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】緊急停止手段をOFF操作して、エンジンを停
止させた後に、この緊急停止手段を所定時間後に始動状
態のON状態に自動復元させようとするものである。 【解決手段】緊急時にエンジン5を停止操作する緊急停
止手段6の操作により、該エンジン5を停止させる停止
出力を制御装置により、所定時間(T)出力後に該緊急
停止手段6を始動状態に復元させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、緊急時にエンジ
ンを停止操作する緊急停止手段の操作により、該エンジ
ンを停止させる停止出力を制御装置により、所定時間
(T)出力後に緊急停止手段を始動状態に復元させるべ
く制御する技術であり、コンバインのエンジン緊急停止
装置として使用できる。
【0002】
【従来の技術】コンバインの走行車台前方部の刈取機で
刈取りした刈取り穀稈は、脱穀機へ移送供給されて脱穀
され、一時貯留される。この収穫作業中に急に雨が降り
出すと、このコンバインにシ−トを掛けて圃場へ放置し
た状態にして、一時収穫作業を中断する。
【0003】このシ−トをコンバインに掛けるときに、
このコンバインに載置した脱穀機の一方側の側部に設け
た緊急停止手段が該シ−トで押されてOFF状態とな
り、このOFF状態が制御装置へ入力され、この入力に
よって該制御装置によってエンジンは自動停止される。
これによって該緊急停止手段はOFF状態のままに継続
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】急に雨が降り出すと、
コンバインにシ−トを掛けて一時収穫作業を中断する
が、このシ−トを掛けるときに、このシ−トで緊急停止
手段が押されてOFF状態となり、エンジンは停止さ
れ、該緊急停止手段はOFF状態が継続状態であり、こ
の緊急停止手段のOFFが解除操作が行われていない状
態で、雨があがって収穫作業を再開始でエンジンを始動
のときに、このエンジンが再始動されないことが発生
し、このエンジンの始動不良のトラブルと勘違いされる
ことが発生したり、又、作業者の胸、及び手などが自然
に該緊急停止手段に触れて停止する誤操作が発生したと
きも、上記と同じことが発生していたが、この発明によ
り、これらの問題点を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、走行車台2の上側に載置したエンジン5と、緊急時
に該エンジン5を停止操作する緊急停止手段6とを設け
たコンバインにおいて、該緊急停止手段6の操作によっ
て該エンジン5を停止させる停止出力を所定時間(T)
出力後に該緊急停止手段6を始動状態に復元させるべく
制御する制御装置28を設けたことを特徴とするコンバ
インのエンジン緊急停止装置の構成とする。
【0006】
【発明の作用】コンバインの走行車台2前方部の刈取機
で刈取りされた刈取り穀稈は、脱穀機へ移送供給されて
脱穀され一時貯留される。この収穫作業中に急に雨が降
り出すと、このコンバインにシ−トを掛けて圃場へ放置
した状態にして、一時収穫作業を中断する。
【0007】このシ−トをコンバインに掛けるときに、
このコンバインに載置した脱穀機の一方側の側部に設け
た緊急停止手段6が該シ−トで押されてOFF状態にな
り、このOFF状態が制御装置28に入力され、この入
力によってエンジン5を停止させる停止出力が該制御装
置28から出力され、この出力によって該エンジン5は
緊急停止制御される。この停止出力が所定時間(T)継
続出力後に、該緊急停止手段6のOFF状態が該制御装
置28によって始動状態に復元される。該緊急停止手段
6の始動状態への復元により、該エンジン5は再始動操
作すると、再始動する。
【0008】
【発明の効果】コンバインにシ−トを掛けるとき、又は
作業者の胸、及び手等が自然に緊急停止手段6を押し
て、OFF状態になったときでも、エンジン5を停止す
る停止出力が所定時間(T)継続出力後に、該緊急停止
手段6は始動状態に復元されることにより、該エンジン
5の始動不良のトラブルと勘違いされることもなくな
り、又、誤操作が行われたときであっても、復元される
ことにより、問題発生を防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。コンバイン1の走行車台2の前方部
に立毛穀稈を刈取る刈取機3を設け、この刈取機3の後
側で該走行車台2の上側には、刈取り穀稈を脱穀する脱
穀機4と、エンジン5等を配設すると共に、該脱穀機4
には、緊急時態発生したとき、該エンジン5を停止させ
るときに、停止操作するON−OFFスイッチ方式の緊
急停止手段6を設け、この緊急停止手段6の操作によ
り、該エンジン5を停止させる停止出力を所定時間
(T)出力後に、該緊急停止手段6を始動状態に復元制
御させる制御について、図示して説明する。
【0010】前記コンバイン1の走行車台2の下側に
は、土壌面を走行する左右一対の走行クロ−ラ7aを張
設した走行装置7を配設し、該走行車台2の上側には、
フィ−ドチエン8aと挾持杆8とにより、刈取り穀稈を
刈取機3から引継ぎ挾持して移送中に脱穀し、脱穀済み
穀粒を選別回収して、一時貯留する穀粒貯留タンク9を
平面視横側に設けた脱穀機4を載置した構成である。
【0011】前記脱穀機4の挾持杆8bを覆う状態の挾
持杆カバ−10は、扱胴カバ−11の左側の上端部から
下方へ向けて垂下状態に設けた構成である。この挾持杆
カバ−10には、図5で示す如く上下方向略中央部の前
方側で外側面には、コンバイン1に異常事態が発生して
たとき、エンジン5を緊急停止させるときに操作する緊
急停止手段6を設けた構成である。
【0012】例えば、前記コンバイン1の緊急事態と
は、このコンバイン1に破損が発生して、即時停止させ
ないと2次破損が発生する機械側と、このコンバイン1
で収穫作業のときに、圃場の4隅でこのコンバイン1の
旋回を容易にして、作業効率向上のために、圃場の4隅
の立毛穀稈を枕刈取りすることがあり、刈取り作業終了
後にこの枕刈取りした穀稈は、収穫作業する作業者が手
動で脱穀機4へ供給して脱穀するが、この供給のときに
この作業者の衣服、又は手等がフィ−ドチエン8aに噛
み込まれることが発生する作業者側との両方の緊急異常
事態があり、この緊急異常事態が発生したときに、この
作業者が操作できる位置へ該緊急停止手段6を設けた構
成である。
【0013】前記緊急停止手段6は前記の如く機械側、
又は作業者側に緊急事態が発生したときに、収穫作業者
がエンジン5を緊急停止させるON−OFFスイッチ方
式の停止手段である。前逑の枕刈取り穀稈を脱穀すると
きは、走行装置7、及び刈取機3は停止状態で行われる
のが通常の状態である。
【0014】前記穀粒貯留タンク9の後側には、縦移送
螺旋12aを内装した排出支持筒12と、この排出支持
筒12の上端部には、排出螺旋13aを伸縮自在に内装
した排出オ−ガ13を伸縮自在、上下回動自在、及び左
右旋回自在に横方向へ配設した構成であり、この穀粒貯
留タンク9内の穀粒を機外へ排出する構成である。
【0015】前記脱穀機4の前部には、前端部位置から
立毛穀稈を分離するナロ−ガイド14a、及び分草体1
4bと、この分離された穀稈を引き起す引起装置15
と、引き起された穀稈を刈取る刈刃装置16と、刈取ら
れた刈取り穀稈を移送して、該脱穀機4のフィ−ドチエ
ン8aと挾持杆8bとへ受渡しする穀稈掻込搬送装置1
7等を設けてなる刈取機3は、油圧駆動によって伸縮シ
リンダ18により、土壌面に対して昇降自在に作用させ
る構成である。
【0016】前記脱穀機4側には、コンバイン1の各部
を作動、停止、及び調節するときに操作する操作装置1
9と、この操作装置19を操作する作業者が搭乗して操
作する操縦席20とを設け、この操縦席20の下部に
は、エンジン5を載置し、このエンジン5の近傍には、
オルタネ−タ31を設けた構成である。又、後方部に
は、穀粒貯留タンク9を配設した構成である。これら走
行装置7と、刈取機3と、脱穀機4と、エンジン5等に
より、該コンバイン1の機体1aを形成した構成であ
る。
【0017】前記刈取機3の穀稈掻込搬送装置17によ
って形成される穀稈移送経路中には、脱穀機4へ移送さ
れる穀稈の有無を検出する穀稈センサ21を設けた構成
である。前記エンジン5のエンジン回転は各伝動機構
(図示せず)を介して、コンバイン1の走行用ミッショ
ン22と、刈取機3、及び脱穀機4等を回転駆動する構
成である。走行車台2の前部に装架された該走行用ミッ
ション22内には、その出力回転に基づいて、走行車速
が検出される構成である。
【0018】前記操作装置19の表面板19aの外側面
には、各種の操作レバ−と、各種の調節ダイヤルと、各
種の操作スイッチ等を設けた構成であるが、本発明に関
連する部品、及び代表的な部品を表示して説明する。前
記操作装置19には、図4で示す如くレバ−関係はコン
バイン1の刈取機3を昇降させるときに、前側、又は後
側に倒し操作、及び走行装置7を旋回のときに、左側、
又は右側へ倒し操作する刈取調節レバ−23aと、該走
行装置7の走行を前進、又は後進に切換操作、及び走行
速度を設定する主変速レバ−23bと、オ−ガ旋回レバ
−23cと、籾排出レバ−23d等を設けた構成であ
る。
【0019】又、調節ダイヤル関係は扱深調節ダイヤル
24aと、刈高調節ダイヤル24b等を設けると共に、
スイッチ関係は主変速レバ−23bには、刈取スイッチ
25aと、増速スイッチ25bと、減速スイッチ25c
とを設けると共に、脱穀スイッチ26aと、ブザ−停止
スイッチ26bと、オ−トリフトスイッチ26cと、オ
−ガ停止スイッチ26d等を設けた構成である。
【0020】更に其の他の部品としては表示装置27
と、この表示装置27には、警報ブザ−27aと、緊急
停止モニタランプ27bと、制御装置28と、タイマ2
9と、キ−スイッチ30と、始動安全スイッチ30a等
を設けた構成である。回路図は、図2で示す如くであ
り、31はオルタネ−タであり、32a,32b,32
cは脱穀セフティ−リレ−と、キ−ストップタイマリレ
−と、エンジン自動停止リレ−があり、35はエンジン
始動リレ−であり、33a,33b,33cは始動用ヒ
ュ−ズと、脱穀セフティ−リレ−用ヒュ−ズと、制御装
置用ヒュ−ズであり、34a,34b,34cは警報ブ
ザ−用ヒュ−ズと、エンジン自動停止リレ−用ヒュ−ズ
と、キ−ストップタイマリレ−用ヒュ−ズである。
【0021】図2の回路図では、前記キ−スイッチ30
「入」後、例えば、2.5秒間は緊急停止手段6の
「L」で0Vか、又は「H」で5Vであるかを自己診断
し、「H」の5Vであると判定したときは、断線と判定
され、緊急停止モニタランプ27bへ出力する構成であ
る。前記緊急停止手段6ライン、又は各コネクタ(図示
せず)が外れているときには、該緊急停止モニタランプ
27bへ出力し、脱穀スイッチ26aが「入」になる
と、エンジン5を自動停止させるエンジン自動停止リレ
−32cコイル、及び警報ブザ−27aへ出力する構成
である。
【0022】前記脱穀スイッチ26aが「入」の状態
で、緊急停止手段6をOFFするとエンジン自動停止リ
レ−32cコイル、警報ブザ−27a、及び緊急停止モ
ニタランプ27bへ出力を行う構成である。該緊急停止
手段6をOFFすると接点が「OFF」となり、手を離
すと接点が自動復帰する構成である。
【0023】前記警報ブザ−27aで警報を発生中に、
警報スイッチ27cを「OFF」操作すると警報は中止
する構成である。緊急停止モニタランプ27bはキ−ス
イッチ30「入」後、例えば、2.5秒に出力する構成
である。入力チエックにおいて緊急停止入力チエックを
行うときには、警報ブザ−27aをON状態に操作し、
刈取調節レバ−23aを左側、又は右側へ倒し操作する
ことにより、行うことができる構成である。
【0024】前記緊急停止手段6の始動状態への復元制
御について説明すると、該緊急停止手段6の始動状態へ
の復元制御は、図1のタイムチャ−ト図、及び図3のブ
ロック図で示す如くこの緊急停止手段6の「切」状態に
操作され、すなわちOFF状態に操作され、この操作が
制御装置28の入力回路36aからCPU36bへ入力
されると、この入力により、該CPU36bから出力回
路36cを経てエンジン5を停止する停止出力が出力さ
れ、該エンジン5が停止制御される構成である。
【0025】又、この入力により、タイマ29が作動さ
れて、停止出力の経過時間がこのタイマ29で検出さ
れ、該CPU36bへ設定して記憶させた、所定時間
(T)、例えば、5秒間の経過時間を該タイマ29で検
出すると、この検出により、該CPU36bから該出力
回路36cを経て該緊急停止手段6は「入」状態に切換
制御され、すなわちON状態に切換制御され、自動で始
動状態へ復元制御される構成である。次に該エンジン5
を再始動操作したときに、このエンジン5が再始動でき
る構成としている。
【0026】前記緊急停止手段6の緊急停止ラインが断
線していると、図6で示す如く制御装置28の入力回路
36aからCPU36bへ入力されると共に、キ−スイ
ッチ30のON操作が該入力回路36aから該CPU3
6bへ入力されると、この入力により、該CPU36b
から出力回路36cを経て緊急停止モニタランプ27b
へ出力される。又、脱穀スイッチ26aのON操作が該
入力回路36cから該CPU36bへ入力されると、こ
の入力により、該CPU36bから該出力回路36cを
経て警報ブザ−27aから警報が発生すると共に、エン
ジン5を停止する停止出力が出力される構成である。
【0027】これにより、前記脱穀スイッチ26aのO
N−OFF操作により、エンジン5の停止出力が行われ
ることにより、緊急停止手段6の停止ラインが断線して
いるときであっても、該脱穀スイッチ26aのOFFに
より、該エンジン5を始動させることができ、このため
に、コンバイン1を走行移動させることができる。
【0028】前記エンジン5の停止制御は緊急停止手段
6の操作で行ない。この緊急停止手段6のONへの切換
制御、すなわち始動状態への復元制御は、図7で示す如
く該緊急停止手段6のOFF操作が入力回路36aから
CPU36bへ入力され、キ−スイッチ30のOFF操
作、又はエンジン5のON操作が該入力回路36aから
該CPU36bへ入力され、この入力により、オルタネ
−タ31から該エンジン5の回転数が該入力回路36a
を経て該CPU36bへ入力され、この入力により、該
CPU36bから出力回路36cを経て該緊急停止手段
6がON状態に切換制御され、すなわち自動で始動状態
への復元状態になる構成である。
【0029】これにより、前記緊急停止手段6の復元が
手元でできることにより、楽であり、復元のため誤操作
による影響がない。又、入力、及び出力ラインのチェッ
クが行なえることにより、構成がシンプルである。前記
主変速レバ−23bに設けた増・減速スイッチ25b,
25cの操作により、該主変速レバ−23bの下側に設
けた主変速レバ−駆動モ−タ37は、図8で示す如くこ
の主変速レバ−駆動モ−タ37を出力させ、増速、又は
減速する構成である。38aは増速リレ−であり、38
bは減速リレ−であり、39は主変速ポテンションセン
サである。
【0030】前記エンジン5が作動中で収穫作業中であ
ることを、オルタネ−タ31から該エンジン5の回転数
と、刈取スイッチ25a、及び脱穀スイッチ26aのO
N操作の入力とにより、収穫作業中であると判定し、こ
の判定により、増・減速スイッチ25b,25cの操作
で増速、又は減速する構成である。
【0031】これにより、刈取り、及び脱穀の収穫作業
中においてのみ、有効である前記増・減スイッチ25
b,25cを設けたとにより、操作性が簡単となって操
作性がアップし、又、主変速レバ−23bに直接かかる
負荷が減少することにより、この主変速レバ−23bの
操作が容易である。
【0032】前記刈取スイッチ25a、及び脱穀スイッ
チ26aがON状態に操作されているときに、図9で示
す如くエンジン5の回転数がオルタネ−タ31で検出さ
れ、このエンジン5の回転数が、例えば、2800r.
p.mになるように、主変速レバ−23bの下側に設け
た主変速レバ−駆動モ−タ37を増速、又は減速制御
し、主変速ポテンションセンサ39が検出する変化量
が、該主変速レバ−駆動モ−タ37で該主変速レバ−2
3bを動かす時間より、早く変化すると手動となり、設
定時間該主変速ポテンションセンサ39の変化がないと
きには、車速を制御する構成である。
【0033】これにより、収穫作業中に前記エンジン5
の回転数は、最適な回転数に追従されることにより、脱
穀機4の選別性能の向上を図ることができる。又、作業
者の操作が前逑の自動操作より、速いときは、その方を
上位として採用することにより、該脱穀機4は最良の選
別回転を維持することができる。
【0034】前記主変速レバ−23bの下部には、主変
速レバ−駆動モ−タ37を位置させ、負荷モニタが出力
されることにより、パルス減速させる構成である。又図
9で示す如く設定はオルタネ−タ31でエンジン5の回
転数を検出させ、負荷モニタが操作装置19へ設定され
て表示されることにより、減速させる構成である。
【0035】これにより、収穫作業中に負荷がかかる
と、走行速度は作業者が操作し、前記エンジン5の回転
数をの回転数を合わせなくても、自動的に速度は減速さ
れ、調整されることにより、操作性が向上する。前記走
行装置7を走行中にクラッチペタル(図示せず)を操作
して、緊急停止を行なったときは、電気的条件は主変速
ポテンションセンサ39の電圧値にて、作業中の作業速
度を検出し、該クラッチペタルを踏み操作すると、セフ
ティ−スイッチ40はON状態になる構成である。又、
主変速レバ−23bの下側には、主変速レバ−駆動モ−
タ37を設けた構成である。
【0036】前記キ−スイッチ30がON状態にあり、
主変速レバ−23bが「中立」以外の位置にあるとき
は、図10、及び図11で示す如くこの位置は、主変速
ポテンションセンサ39で判定され、この判定により、
主変速レバ−駆動モ−タ37により、該主変速レバ−2
3bを「中立」位置へ復元させる構成である。
【0037】これにより、前記クラッチペタルを踏ん
で、エンジン5を始動させることにより、該エンジン5
が始動後に、主変速レバ−23bが中立位置以外である
と、該クラッチペタルを離したときに、コンバイン1は
急発進する恐れがあるが、該主変速レバ−23bを該エ
ンジン5を始動後に、中立位置へ戻すことにより、急発
進を防止できる。
【0038】前記主変速レバ−23bの位置は主変速ポ
テンションセンサ39の電圧値によって、作業中の操作
位置が検出され、この検出位置は図12で示す如く走行
位置であり、この走行位置で停止したときは、図13の
セフティ−スイッチ40がON状態に制御され、この両
者により、図13、及び図14で示す如く操作装置19
に設けた水温、籾、排藁、負荷モニタランプ41a,4
1b,41c,41dを点滅させる構成である。該エン
ジン5始動後にクラッチペタルを離すと急発進するが、
各モニタランプ41a,41b,41c,41dの点滅
により、急発進を防止する構成である。
【0039】これにより、クラッチペタルを踏んで前記
エンジン5を始動させて、このエンジン5が始動後に主
変速レバ−23bが中立位置でないと、該クラッチペタ
ルを離すとコンバイン1は急発進するが、これを各モニ
タランプ41a,41b,41c,41dの点滅によっ
て告知して、急発進を防止する。
【0040】前記主変速レバ−23bの操作位置が走行
位置で、走行を緊急停止させたときには、セフティ−ス
イッチ40がON状態に制御され、図15、及び図16
で示す如く警報ブザ−27aが作動されて警報を発する
構成である。作業者に該主変速レバ−23bを中立位置
へ戻し操作することを知らせる構成である。又、主変速
ポテンションセンサ39で該主変速レバ−23bの中立
位置が検出され、オルタネ−タ31の出力がなくなった
場合のみ該警報ブザ−27aへの出力は行なわない構成
であり、他の条件(該主変速レバ−23bが中立以外の
位置)は警報を発する構成である。
【0041】これにより、クラッチペタルを踏んで前記
エンジン5始動させて、このエンジン5が始動後に主変
速レバ−23bが中立位置でないと、該クラッチペタル
を離すとコンバイン1は急発進するが、これを警報ブザ
−27aから警報を発して、作業者に該主変速レバ−2
3bを中立位置へ戻し操作すべく注意を促す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 タイムチャ−ト図
【図2】 回路図
【図3】 ブロック図
【図4】 操作装置の拡大平面図
【図5】 コンバインの全体側面図
【図6】 他の実施例を示す図で、ブロック図
【図7】 他の実施例を示す図で、ブロック図
【図8】 他の実施例を示す図で、ブロック図
【図9】 他の実施例を示す図で、ブロック図
【図10】 他の実施例を示す図で、作用図
【図11】 他の実施例を示す図で、ブロック図
【図12】 他の実施例を示す図で、操作装置の主変速
レバ−位置拡大平面図
【図13】 他の実施例を示す図で、ブロック図
【図14】 他の実施例を示す図で、作用図
【図15】 他の実施例を示す図で、ブロック図
【図16】 他の実施例を示す図で、作用図
【符号の説明】
2 走行車台 5 エンジン 6 緊急停止手段 28 制御装置 T 所定時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B074 AA02 AB01 AC02 AD05 AF02 BA19 CA01 CE01 DA01 DA02 DB01 DB04 DC01 DE03 DF03 EA13 EB19 EC01 EE07 2B076 AA03 DC03 DD02 EC23 ED30 3G092 AC06 CA01 EA11 EA15 EA17 FA32 FA44 FA45 FB06 FB07 HE01Z HF12Z HF15Z HF21X

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車台2の上側に載置したエンジン5
    と、緊急時に該エンジン5を停止操作する緊急停止手段
    6とを設けたコンバインにおいて、該緊急停止手段6の
    操作によって該エンジン5を停止させる停止出力を所定
    時間(T)出力後に該緊急停止手段6を始動状態に復元
    させるべく制御する制御装置28を設けたことを特徴と
    するコンバインのエンジン緊急停止装置。
JP36713799A 1999-12-24 1999-12-24 コンバインのエンジン緊急停止装置 Pending JP2001182572A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36713799A JP2001182572A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 コンバインのエンジン緊急停止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36713799A JP2001182572A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 コンバインのエンジン緊急停止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001182572A true JP2001182572A (ja) 2001-07-06

Family

ID=18488561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36713799A Pending JP2001182572A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 コンバインのエンジン緊急停止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001182572A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009171917A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2009171916A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2009178137A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2021038725A (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 株式会社豊田自動織機 産業車両のエンジン制御装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009171917A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2009171916A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2009178137A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2021038725A (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 株式会社豊田自動織機 産業車両のエンジン制御装置
WO2021044892A1 (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 株式会社豊田自動織機 産業車両のエンジン制御装置
JP7338334B2 (ja) 2019-09-04 2023-09-05 株式会社豊田自動織機 産業車両のエンジン制御装置
AU2020341409B2 (en) * 2019-09-04 2024-01-18 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Engine control device for industrial vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4109403B2 (ja) コンバインにおける作業クラッチの継断制御装置
JP2001182572A (ja) コンバインのエンジン緊急停止装置
JP4887577B2 (ja) コンバイン
JP2011244808A (ja) 作業車
JP3831243B2 (ja) コンバイン
JP2020174537A (ja) 作業車両
JP6342341B2 (ja) コンバイン
JP2005176724A (ja) コンバインの刈取部自動停止装置
JP2019170192A (ja) コンバイン
JPS635454Y2 (ja)
JPH0339009A (ja) 農作業機の制御装置
JP2532859Y2 (ja) コンバインの操作制御装置
JPS629151Y2 (ja)
JPH10155342A (ja) コンバイン
JP3737358B2 (ja) 収穫機におけるエンジン停止制御装置
JP3308182B2 (ja) 作業車のエンジン負荷検出装置
JPH10155343A (ja) コンバイン
JP2001299056A (ja) コンバインのエンジン制御装置
JP2021052631A (ja) コンバイン
JPH0759441A (ja) コンバインの刈取装置
JP2939453B2 (ja) コンバインの方向制御装置
JP2001037325A (ja) コンバイン等のエンジン再始動装置
JP2962079B2 (ja) コンバインの刈高制御装置
JPH0767441A (ja) コンバインの車速制御装置
JP3397594B2 (ja) コンバインの制御装置