JP2532859Y2 - コンバインの操作制御装置 - Google Patents

コンバインの操作制御装置

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JP2532859Y2
JP2532859Y2 JP1990027082U JP2708290U JP2532859Y2 JP 2532859 Y2 JP2532859 Y2 JP 2532859Y2 JP 1990027082 U JP1990027082 U JP 1990027082U JP 2708290 U JP2708290 U JP 2708290U JP 2532859 Y2 JP2532859 Y2 JP 2532859Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、稲等の穀稈を走行機体の前部に設けた刈取
前処理装置で刈取りし、走行機体に搭載した脱穀装置で
脱穀するようにしたコンバインにおける操作制御装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
実開昭51−92440号公報や特開平2−9317号公報等に
開示されているように、この種のコンバインは、脱穀装
置等を備えた走行機体の前部に刈取前処理装置を設け、
該刈取前処理装置にて圃場の植立穀稈を刈取って、前記
脱穀装置に穀稈を搬送するように構成してある。
そして、走行機体に搭載したエンジンからの動力は、
走行部を駆動するように伝達する一方、脱穀装置並びに
刈取前処理装置に各々クラッチを介して伝達するように
構成し、この脱穀クラッチ及び刈取クラッチを各々電磁
ソレノイドの励磁作動でON状態(動力伝達状態)になる
ように構成すると、これらのON・OFF制御を電気回路で
実行できて便利である。
そのため、一般に電磁ソレノイドの励磁状態・非励磁
の状態を保持するため、一旦作動させると、復帰作動
(復帰操作)するまでその状態を保持するようにした、
いわゆる自己保持型リレー(ラッチ・イン・リレー)を
備えるか、またはスライドスイッチ、プッシュスイッ
チ、シーソスイッチもしくはトッグルスイッチ等、自己
保持型のものを使用している。
なお、自己保持型リレーを使用しても、ONスイッチが
タッチスイッチ等のようにON状態とOFF状態とに切換え
たことを操作者が判別できないものであると、ON状態の
ときには別途表示ランプを点灯させる必要があり、いず
れにしても操作者は必要に応じてスイッチにより前記ク
ラッチのON状態とOFF状態とに切換える必要がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記先行技術等において、これらの脱穀クラッチや刈
取りクラッチが、以前の使用状態におけるON状態のまま
にセットされている場合において、エンジンを始動させ
るべく、エンジン始動スイッチをONにすると、電気回路
(並列回路及び直列回路のいずれであっても)は作動状
態(セット状態)になるのが通常である。
そうすると、前記脱穀クラッチ及び刈取クラッチに対
する電磁ソレノイドがON状態(動力伝達状態)であるか
ら、停止中の脱穀装置及び刈取前処理装置を駆動するた
めの動力が余分の負荷として掛かり、スタータモータに
よるエンジンの始動が困難となったり、バッテリの消耗
が激しく寿命が短くなったり、前記脱穀装置及び刈取前
処理装置が突然回動して危険である等の不都合を生じ
る。
この不都合を解消するため、実公昭55−28865号公報
には、走行部クラッチ、脱穀部クラッチ、刈取部クラッ
チ等のクラッチ類の各々にクラッチ入り状態を検出する
検出機構を設け、これらの検出機構のいずれかのクラッ
チ入り検出状態でのエンジンスタータスイッチの操作に
よって警報装置が作動する構成が開示されている。
しかし、このものは、エンジンスタータスイッチの操
作をやめると警報作動が停止するものであるため、オペ
レータの不注意によって、再度エンジンスタータスイッ
チの操作を実行すれば、同じ現象が繰り返されるだけで
あって、装置の始動時に掛かる負荷による不都合や危険
性を回避できないのであった。
本考案は、これらの問題を解決することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案のコンバインの操作
制御装置は、脱穀装置等を備えた走行機体の前面に、当
該脱穀装置に刈取った穀稈を搬送するための刈取前処理
装置を備えて成るコンバインにおいて、走行機体に搭載
したエンジンからの動力を、脱穀クラッチを介して脱穀
装置に伝達する一方、刈取クラッチを介して刈取前処理
装置に伝達するように構成し、エンジンの始動スイッチ
と前記脱穀クラッチに対する電磁ソレノイド等の電気的
アクチュエータのONスイッチと、刈取クラッチに対する
電磁ソレノイド等の電気的アクチュエータのONスイッチ
とを、判別制御手段に接続し、前記始動スイッチをONに
したとき、脱穀クラッチ及び刈取クラッチの両電気的ア
クチュエータのONスイッチの少なくともいずれか一方が
ON状態であれば、その各電気的アクチュエータの作動を
解除し、警報装置を作動させる一方、その後前記両電気
的アクチュエータのONスイッチがOFF状態に復帰したと
き、前記警報装置の作動をOFFにする制御を実行するよ
うに構成されたものである。
〔考案の作用及び効果〕
この構成により、エンジン始動時に、その始動スイッ
チをONする時、脱穀クラッチに対する電気的アクチュエ
ータのONスイッチ及び刈取クラッチに対する電気的アク
チュエータのONスイッチの両者またはそのいずれか一方
でもON状態であれば、判別制御手段でその状態を判別し
て所定の出力信号を出して、自動的にそのON状態である
脱穀クラッチ並びに刈取クラッチに対する電気的アクチ
ュエータの作動を解除するので、スタータモータに余分
の負荷を掛けることなく、エンジンを始動させることが
できると共に、特に刈取クラッチのみが突然入る状態を
回避して圃場にいる人の安全性を確保すること、及び停
止状態の脱穀装置に穀稈を搬送して穀稈詰りが生じるこ
とを防止することもできるのである。
そして、その状態で、警報装置を作動させることによ
り、オペレータに対して、クラッチに関する誤操作があ
った旨を通知できる。その後前記両電気的アクチュエー
タのONスイッチがOFF状態に復帰したとき、即ち、前述
のように、いわゆる自己保持型リレー(ラッチ・イン・
リレー)を備えるか、またはスライドスイッチ、プッシ
ュスイッチ、シーソスイッチもしくはトッグルスイッチ
等、自己保持型のものを使用している時には、そのスイ
ッチをOFF側に戻すようにオペレータが操作したとき
や、自己保持型リレーを使用して、ONスイッチがタッチ
スイッチ等のようにON状態とOFF状態とに切換えたこと
を操作者が判別できないものであるとき、オペレータが
再度スイッチを正しい状態に操作すれば、前記警報装置
の作動をOFFにする制御を実行するから、オペレータが
正常な始動の確認がし易いのである。
このようにして、エンジン始動時には、脱穀クラッチ
も刈取クラッチも非作動状態にすると共に、これらに対
するONスイッチをOFFに復帰解除(リセット)させ、つ
づいて誤動作のない円滑な作業に入ることができるよう
にするのである。
従って、本考案に従えば、コンバインによる刈取り脱
穀作業を安全確実に実行することができるという効果を
奏するのである。
〔実施例〕
次に実施例について説明すると、符号1は左右一対の
走行クローラ2,2を有する汎用コンバインの走行機体
で、該走行機体1上には脱穀装置3を搭載し、該脱穀装
置3における扱室内の扱胴4をその軸線が走行機体1の
進行方向に沿うように配設し、その下方には受け網とシ
ーブ等による揺動選別装置5と唐箕フアン6の風による
風選別装置とを備える。
刈取前処理装置7は、前記脱穀装置3の前部に開口
し、油圧シリンダ8にて昇降自在な角筒状のフイーダハ
ウス9(内部にチエンスコンベヤ9aを備える)と、該フ
イーダハウス9の前端に連設した横長のバケット状のプ
ラットホーム10と、該プラットホーム10内に横設した横
長の掻き込みオーガ11と、その前方上部位置のタインバ
ー12付きリール13と、プラットホーム10下面側に左右長
手に配設したバリカン状の刈刃14とから成る。符号15,1
5は刈取前処理装置7の前部左右両端から前向きに突出
する左右一対の分草体である。
第3図はエンジン16から前記各部への動力伝達を模式
的に示した伝動系統図で、符号17は走行クラッチ、符号
18は脱穀クラッチ、符号19は刈取クラッチを各々示し、
各クラッチは、各々駆動プーリと従動プーリとに緩く巻
掛けられた伝動ベルトの外周面に転子を押圧することで
クラッチONとし、転子が離れることでクラッチOFF(動
力伝達を切る)となるように構成してある。
走行クラッチ17の下流側には、油圧ポンプ20と油圧モ
ータ21を介して走行変速機構22を設け、これから前記一
対の走行クローラ2,2を左右互いに独立的に駆動する。
刈取前処理装置7に対する動力伝達は刈取クラッチ19
の下流側でフイーダハウス9内のチエンスコンベヤ9aを
駆動してその掻き込み板9bでプラットホーム10からの刈
取り穀稈を脱穀装置3の前部に搬送する。他方、チエン
23を介して下記の刈取部変速機構24に動力伝達して、掻
き込みオーガ11、刈刃14及びリール13を各々所定の速度
で駆動するものである。
刈取部変速機構24は、刈刃14及びリール13に伝達する
第1無段変速機構25と、掻き込みオーガ11を駆動する第
2無段変速機構26とから成り、前記第1無段変速機構25
におけるリール変速アクチュエータ27の操作にて増減速
する一方、該第1無段変速機構25の下流側に設けた第2
無段変速機構26も同じくオーガ変速アクチュエータ28の
操作にて増減速操作する。
通常これら無段変速機構は伝動ベルトを巻掛けた一方ま
たは両方の分割プーリの幅を変更するように構成し、こ
れにより、伝動ベルトのプーリに対する巻掛け半径を変
更させて増減速する。
符号29は前記走行クローラ2に関連させて設けて走行
機体の車速を検出する車速センサー、符号30は掻き込み
オーガ11の回転軸に関連させて設けたオーガ11速度セン
サーで、掻き込みオーガ11の回転速度を検出する。符号
31は前記分草体15箇所等に設けて圃場に植立する穀稈の
有無を検出する穀稈センサーである。
また、前記の走行クラッチ17、脱穀クラッチ18、刈取
クラッチ19における転子を揺動駆動する手段はそれぞれ
電磁ソレノイド32、33、34の励磁で作動し、動力伝達状
態(ON)となり、その電磁ソレノイドの非励磁で動力切
り状態(OFF)となるように構成するものであり、前記
各電磁ソレノイドにセット信号が入ると励磁状態とな
り、リセット信号が入ると非励磁状態となるというよう
に、所定の信号が入るまで所定の状態を維持する、いわ
ゆる自己保持型である。
符号35はエンジン16を始動するスタータモータ16a用
の始動スイッチであり、符号36は脱穀クラッチ18の電磁
ソレノイド33に対するONスイッチ、符号37は刈取クラッ
チ19の電磁ソレノイド34に対するONスイッチであって、
ON状態とOFF状態とに切換えする。換言すれば、前記各O
Nスイッチ36,37は、作業者の復帰作業を実行しないと、
ONスイッチをOFFに復帰解除(リセット)できない、い
わゆる自己保持型である。
第4図に示す符号38は、前記始動スイッチ35及び2つ
のONスイッチ36,37等を入力信号とし、所定の判別を実
行して電磁ソレノイド32,33,34や警告装置である注意喚
起のための注意ランプ41等に出力する判別回路を含む制
御手段たるマイクロコンピュータ等のコントローラであ
り、読み出し専用メモリ(ROM)39及び読み書き可能メ
モリ(RAM)40を含む。
次に、前記コントローラ38による自動制御を第5図に
示すフローチャートに従って説明する。
スタートに続くステップS1でDFLGを0にリセットす
る。このDFLGは、以前に脱穀クラッチ18の電磁ソレノイ
ド33がONのときにはセットされ値を「1」とし、電磁ソ
レノイド33が以前にOFFであったときにはリセットして
値を「0」とするフラグである。
ステップS2で、エンジン始動スイッチ35がONであるか
否かを判別する。エンジン始動時にはyesであり、次の
ステップS3,S4で脱穀クラッチ18に対するONスイッチ36
及び刈取クラッチ19に対するONスイッチ37のいずれか一
方または両方がONであるか否かを判別する。
このステップS3,S4のいずれかでyesのときには、励磁
クラッチ18用の電磁ソレノイド33及び刈取クラッチ19用
の電磁ソレノイド34をOFF(非励磁)にすると共に、DFL
Gをリセットする(ステップS5〜S7)。
続いて、前記注意喚起のための注意ランプ41を点滅さ
せる(ステップS8)。
なお、このランプ点滅は脱穀クラッチ18に対するONス
イッチ36と刈取クラッチ19に対するONスイッチ37が共に
OFFになるまで継続して行われる(ステップS8〜S11)。
注意ランプ41が消燈すると、ステップS2の前に戻す(
参照)。
これにより、エンジン始動時に余分な負荷の掛かる脱
穀装置3及び刈取前処理装置7への動力伝達を切り、ス
タータモータ16aの過負荷を減少させて円滑なエンジン
始動を確保するのである。
ステップS1でエンジン始動スイッチ35がOFF(エンジ
ンは回転している)のときは、ステップS12に飛び、こ
こで刈取クラッチ19に対するONスイッチ37がON状態であ
るか否かを判別する。
ステップS12でyesと判別されるときには、ステップS1
3脱穀クラッチ18に対するONスイッチ36がONであるか否
かを判別する。ステップS13でyesであれば、ONスイッチ
36,37が共にONであるから、前記電磁ソレノイド33,34を
励磁して脱穀クラッチ18及び刈取クラッチ19を共にONに
し、DFLGをセット「1」にする(ステップS23〜25)。
ステップS13において、脱穀クラッチ18に対するONス
イッチ36がOFFのときは、ステップS14において、脱穀ク
ラッチ18に対する電磁ソレノイド33を非励磁にして脱穀
クラッチ18を切る(OFF)。
ステップS14を実行すると、脱穀装置3は駆動されて
いない。この場合には、刈取前処理部7を駆動して良い
場合と駆動してはいけない場合とがある。
もし、刈取前処理部7に搬送中の穀稈がある場合、刈
取前処理部7のみを駆動すると、脱穀装置3で穀稈の詰
り現象を生じるという事故が発生する。従って、この場
合には、刈取前処理部7を駆動させてはいけない。
他方、刈取前処理部7に穀稈がなくて、その適宜箇所
に注油等のメインテナンスを実行したい場合があり、こ
のときには脱穀装置3を駆動することなく、刈取前処理
部7のみを駆動する。
この両方のケースを判別すべくステップS15でDFLGが
「1」であるか否かを判別する。
ステップS15でDFLGが「1」であれば、今まで脱穀装
置3が駆動されていたのであり、刈取前処理部7に搬送
中の穀稈が残っている可能性が大きい。
そこで、ステップS16でDFLGを「0」とした後、刈取
クラッチ19に対する電磁ソレノイド34を非励磁にして注
意ランプ41を点滅させて注意を喚起する(ステップS17
〜S18)。この注意ランプ41の点滅は刈取クラッチ19に
対するONスイッチ37をOFFにするまで継続される(ステ
ップS19)。
ステップS15において、DFLGが「0」であれば、今ま
で脱穀装置3は駆動されていなかったのであるから、メ
インテナンス等のため刈取前処理部7のみを駆動したい
ケースだと推定できる。
そこで、注意ランプ41を点滅させながら、刈取クラッ
チ19用の電磁ソレノイド34を励磁する(ステップS20、S
21)。
この注意ランプ41の点滅は刈取クラッチ19に対するON
スイッチ37がOFFになるまで継続する(ステップS22)。
またステップS12において、刈取クラッチ19に対するO
Nスイッチ37がOFFである場合、当該刈取クラッチ19に対
する電磁ソレノイド34を非励磁にする(ステップS2
6)。その後、脱穀クラッチ18に対するONスイッチ36がO
N状態からOFF状態かを判別し(ステップS27)、ONスイ
ッチ36がON状態であれば、DFLGを「1」とし、脱穀クラ
ッチ18用の電磁ソレノイド33を励磁して脱穀クラッチを
ONにし、反対にONスイッチ36がOFF状態であれば、DFLG
を「0」とし、脱穀クラッチ18用の電磁ソレノイド33を
非励磁させて脱穀クラッチ18をOFF(切る)にする(ス
テップS27〜S31参照)。
なお、刈取クラッチ19がOFF(切り状態)のときには
脱穀クラッチ18が作動しても良いし、非作動状態であっ
ても不都合がないので、注意ランプ41を点灯する必要が
ない。
これらの制御により、エンジン始動時やその後の脱穀
クラッチ及び刈取クラッチのON・OFFのための切換え用
のONスイッチ36,37の切換え操作忘れによる不都合を解
消することができるのである。
なお、第6図は、脱穀装置3に対する穀稈の供給量の
増大で扱胴4が過負荷の状態になることを防止する扱胴
支持手段42を示す。
この扱胴支持手段42は、扱胴4の前後端の支軸43,44
を夫々支持する軸受45,46の潤滑油供給部分を油圧の閉
回路47で連結し、該閉回路47の途中に手動で可変のオリ
フイス48を設けたものであり、穀稈供給量の変動により
扱胴4の支軸43,44の軸線が前後に上下変動可能となる
ように構成するもので、例えば、扱胴4の前部が上昇す
れば、後部が相対的に下降するのである。
また、前期オリフイス48の絞り量の調節により、脱穀
すべき穀物の種類や雨等による湿り具合の差異等に応じ
て、前記扱胴4の前後傾動の応答(感度)を調節するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は収穫機の平面図、第2図は側面図、第3図は伝
動系統図、第4図は自動調節手段の概略図、第5図はフ
ローチャート、第6図は扱胴支持手段の概略図である。 1……走行機体、2……走行クローラ、3……脱穀装
置、7……刈取前処理装置、9……フイーダハウス、10
……プラットホーム、11……掻き込みオーガ、13……リ
ール、14……刈刃、15……分草体、16……エンジン、17
……走行クラッチ、18……脱穀クラッチ、19……刈取り
クラッチ、22……走行変速機構、24……刈取部変速機
構、25……第1無段変速機構、26……第2無段変速機
構、27……リール変速アクチュエータ、28……オーガ変
速アクチュエータ、29……車速センサー、30……オーガ
速度センサー、31……穀稈センサー、32,33,34……電磁
ソレノイド、35……始動スイッチ、36,37……ONスイッ
チ、38……コントローラ、41……注意ランプ、42……扱
胴支持手段。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−57547(JP,A) 実開 昭59−95845(JP,U) 実開 昭51−92440(JP,U) 特公 昭55−28865(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱穀装置等を備えた走行機体の前面に、当
    該脱穀装置に刈取った穀稈を搬送するための刈取前処理
    装置を備えて成るコンバインにおいて、走行機体に搭載
    したエンジンからの動力を、脱穀クラッチを介して脱穀
    装置に伝達する一方、刈取クラッチを介して刈取前処理
    装置に伝達するように構成し、エンジンの始動スイッチ
    と前記脱穀クラッチに対する電磁ソレノイド等の電気的
    アクチュエータのONスイッチと、刈取クラッチに対する
    電磁ソレノイド等の電気的アクチュエータのONスイッチ
    とを、判別制御手段に接続し、前記始動スイッチをONに
    したとき、脱穀クラッチ及び刈取クラッチの両電気的ア
    クチュエータのONスイッチの少なくともいずれか一方が
    ON状態であれば、その各電気的アクチュエータの作動を
    解除し、警報装置を作動させる一方、その後前記両電気
    的アクチュエータのONスイッチがOFF状態に復帰したと
    き、前記警報装置の作動をOFFにする制御を実行するよ
    うに構成したことを特徴とするコンバインの操作制御装
    置。
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JPS5995845U (ja) * 1983-11-14 1984-06-29 ヤンマー農機株式会社 コンバインの駆動制御装置

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