JP2001182343A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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Publication number
JP2001182343A
JP2001182343A JP37478299A JP37478299A JP2001182343A JP 2001182343 A JP2001182343 A JP 2001182343A JP 37478299 A JP37478299 A JP 37478299A JP 37478299 A JP37478299 A JP 37478299A JP 2001182343 A JP2001182343 A JP 2001182343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
entrance
wheelchair
hall
bedroom
room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP37478299A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Yuda
義隆 湯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 玄関ホールを経由することなしに、車椅子に
乗ったまま室内床面への移動を可能にすることで、車椅
子使用者の利便性を高めると共に、車椅子を玄関土間に
放置することで玄関利用の際の邪魔になったり玄関部分
の美観を損なうことや、室内を汚すことを防止すること
ができる住宅の提供。 【解決手段】 玄関Eは、玄関ポーチ1の奥に玄関ドア
2、玄関土間3、玄関ホール4が順次建物Aの奥方向へ
直線状に配置され、玄関土間3と玄関ホール4との間に
は玄関ホール4側が高くなる上がりかまちと呼ばれる段
差5が設けられ、車椅子使用者が車椅子のまま広縁14
まで移動可能なスロープ24が玄関土間3の側面側に設
けられ、広縁14の左奥には、広縁14から出入り可能
な車椅子使用者用の寝室20が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄関にスロープを
有する住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、夏場の高温多湿によるカビの発生
を防いだり水害の被害を少なくする等の理由から、日本
では建築基準法で原則として高床にするように定められ
ており、このため、玄関における玄関土間と玄関ホール
との間には土足可能部分と土足禁止部分との境界を明確
に区画する意味もあって玄関ホール側が高くなる上がり
がまちと呼ばれる段差が設けられており、この段差は、
マンションで10cm程度、戸建てでは20〜40cm程度
となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、住人に
車椅子使用者がいる場合においては、玄関土間と玄関ホ
ールとの間に段差があることで、玄関土間で車椅子から
下りて玄関ホールに上がる必要があり、さらに、玄関ホ
ールから車椅子使用者が主に利用する部屋までは車椅子
なしで移動する必要があるため、極めて不便であり、し
かも、車椅子を玄関土間に放置すると玄関利用の際の邪
魔になると共に玄関部分の美観を損なうことになり、か
といって、車椅子を玄関ホールを経由して室内等に持ち
込むのは面倒であると共に、室内を汚すおそれがあると
いう問題点がある。
【0004】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、玄関ホールを経由することなしに、車椅子に乗った
まま室内床面への移動を可能にすることで、車椅子使用
者の利便性を高めると共に、車椅子を玄関土間に放置す
ることで玄関利用の際の邪魔になったり玄関部分の美観
を損なうことや、室内を汚すことを防止することができ
る住宅を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として本発明請求項1記載の住宅では、玄関ドア
から建物内に入った玄関土間の正面側に該玄関土間より
は一段高い段差を有する玄関ホールが設けられ、前記玄
関土間の側面側には該玄関土間よりは一段高い床面との
間を緩やかにつなぐスロープが設けられている構成とし
た。以上のように、来客を招き入れる可能性のある玄関
ホールを玄関土間の正面側に設ける一方で、もっぱら住
人の車椅子使用者が車椅子のまま移動可能なスロープを
玄関土間の側面側に設けることで、玄関ホールを経由す
ることなしに、玄関土間からスロープを経由して室内床
面に楽に移動できるため、車椅子使用者の利便性を高め
ることができるようになると共に、車椅子を玄関土間に
放置することで玄関利用の際の邪魔になったり玄関部分
の美観を損なうことや、室内を汚すことを防止すること
ができるようになる。
【0006】請求項2に記載の住宅では、請求項1に記
載の住宅において、前記スロープの奥には前記床面を介
して直接出入り可能な寝室が設けられている構成とし
た。以上のように構成することで、玄関ホールや他の室
等を経由することなしに、車椅子に乗ったまま玄関から
寝室まで直行することができるため、車椅子使用者の利
便性をさらに高めることができるようになる。
【0007】請求項3に記載の住宅では、請求項2に記
載の住宅において、前記寝室内にはトイレが設けられて
いる構成とした。以上のように構成することで、寝室外
に出ることなしに容易かつ迅速にトイレを利用できるた
め、足の不自由な車椅子使用者にとって便利であり、か
つ、安心感を与えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態の住宅を詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態にかかる住宅の正面図、図2は同住宅の平面図、
図3は玄関土間部分を示す室内斜視図である。
【0009】本発明の実施の形態にかかる住宅は、図2
に示すように、建物Aがその表側に面した道路に沿った
方向に長い長方形状の平家に形成されていて、建物Aに
おける表面略中央部に玄関Eが設けられている(図1参
照)。そして、図示を省略したが、建物Aと道路との間
に広い駐車スペースを兼ねた前庭が確保されている。
【0010】前記玄関Eは、玄関ポーチ1の奥に、玄関
ドア2、玄関土間3、玄関ホール4が順次建物Aの奥方
向へ直線状に配置されている。そして、図3に示すよう
に、前記玄関土間3と玄関ホール4との間には玄関ホー
ル4側が高くなる上がりがまちと呼ばれる段差5が設け
られている。
【0011】図2に戻り、前記玄関E部分の右側には、
玄関ホール4から直接出入り可能なリビングルーム6が
設けられ、該リビングルーム6の右奥には、ダイニング
ルーム7およびキッチンルーム8が設けられている。
【0012】該キッチンルーム8およびリビングルーム
6の裏側には、前記玄関ホール4と連なる廊下9を介し
子供部屋10と夫婦の主寝室11が設けられている。そ
して、前記子供部屋10内と主寝室11内にはクローゼ
ット12、13が設けられている。
【0013】一方、玄関E部分の左側には、建物A表側
に沿って広縁(床面)14が設けられ、この広縁14の
裏側には該広縁14と玄関ホール4と後述の廊下16か
らそれぞれ出入り可能な和室15が設けられている。そ
して、この和室15の奥側には、前記玄関ホール4およ
び廊下9と連なる廊下16を介し浴室17と洗面所18
とトイレ19が設けられている。
【0014】前記和室15および広縁14の左奥には、
該広縁14から出入り可能な車椅子使用者用の寝室20
が設けられ、この寝室20内の裏側には、該寝室20と
前記廊下16から出入り可能なミニキッチンルーム21
が設けられ、さらに前記寝室20内でミニキッチンルー
ム21の裏側にはクローゼット22とトイレ23が設け
られている。
【0015】また、図3にもその詳細を示すように、前
記玄関土間3の側面側には該玄関土間3よりは一段高い
広縁14との間を緩やかにつなぐスロープ24が設けら
れていて、玄関土間3から車椅子のままこのスロープ2
4および広縁14を経由して寝室20に楽に移動するこ
とができるようになっている。
【0016】なお、図2において、25、26は建物A
の左右両側壁の2個所に設けられた勝手口、27はリビ
ングルーム6内に設けられた堀こたつである。
【0017】次に、この発明の実施の形態の作用・効果
を説明すると、この住宅は、来客を招き入れる可能性の
ある玄関ホール4を玄関土間3の正面側に設ける一方
で、もっぱら住人の車椅子使用者が車椅子のまま広縁1
4まで移動可能なスロープ24を玄関土間3の側面側に
設けたことで、玄関ホール4を経由することなしに、玄
関土間3からスロープ24を経由して室内の広縁14ま
で楽に移動し、他の室を経由することなしに寝室20に
直行することができるもので、従って、車椅子使用者の
利便性を高めることができるようになると共に、車椅子
を玄関土間3に放置することで玄関利用の際の邪魔にな
ったり玄関E部分の美観を損なうことや、室内を汚すこ
とを防止することができるようになるという作用・効果
が得られる。
【0018】また、前記寝室20内に該寝室20から直
接出入り可能なトイレ23が設けられている構成とした
ことで、寝室20外に出ることなしに容易かつ迅速にト
イレ23を利用できるため、足の不自由な車椅子使用者
にとって便利であり、かつ、安心感を与えることができ
るようになる。
【0019】また、前記広縁14に沿って該広縁14側
から直接出入り可能な和室15が設けられることで、車
椅子使用者にとって利用に便利な和室15となる。
【0020】また、来客を招き入れる可能性の高いリビ
ングルーム6が玄関ホール4から直接出入り可能に構成
されることにより、他の室における住人のプライバシー
を守ることができるようになる。
【0021】以上本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は本発明の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
【0022】例えば、発明の実施の形態では、スロープ
24を玄関土間の左側面側に設けたが、右側面側であっ
てもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載の住宅にあっては、玄関ドアから建物内に入った
玄関土間の正面側に該玄関土間よりは一段高い段差を有
する玄関ホールが設けられ、前記玄関土間の側面側には
該玄関土間よりは一段高い床面との間を緩やかにつなぐ
スロープが設けられている構成としたことで、玄関ホー
ルを経由することなしに、玄関土間からスロープを経由
して室内床面に楽に移動できるため、車椅子使用者の利
便性を高めることができるようになると共に、車椅子を
玄関土間に放置することで玄関利用の際の邪魔になった
り玄関部分の美観を損なうことや、室内を汚すことを防
止することができるようになるという効果が得られる。
【0024】請求項2に記載の住宅では、請求項1に記
載の住宅において、前記スロープの奥には前記床面を介
して直接出入り可能な寝室が設けられている構成とした
ことで、玄関ホールや他の室等を経由することなしに、
車椅子に乗ったまま玄関から寝室まで直行することがで
きるため、車椅子使用者の利便性をさらに高めることが
できるようになる。
【0025】請求項3に記載の住宅では、請求項2に記
載の住宅において、前記寝室内にはトイレが設けられて
いる構成としたことで、寝室外に出ることなしに容易か
つ迅速にトイレを利用できるため、足の不自由な車椅子
使用者にとって便利であり、かつ、安心感を与えること
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる住宅の正面図であ
る。
【図2】同住宅の平面図である。
【図3】同住宅における玄関土間部分を示す室内斜視図
である。
【符号の説明】
A 建物 E 玄関 1 玄関ポーチ 2 玄関ドア 3 玄関土間 4 玄関ホール 5 段差 6 リビングルーム 7 ダイニングルーム 8 キッチンルーム 9 廊下 10 子供部屋 11 主寝室 12 クローゼット 13 クローゼット 14 広縁(床面) 15 和室 16 廊下 17 浴室 18 洗面所 19 トイレ 20 寝室 21 ミニキッチンルーム 22 クローゼット 23 トイレ 24 スロープ 25 勝手口 26 勝手口 27 堀こたつ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄関ドアから建物内に入った玄関土間の
    正面側に該玄関土間よりは一段高い段差を有する玄関ホ
    ールが設けられ、 前記玄関土間の側面側には該玄関土間よりは一段高い床
    面との間を緩やかにつなぐスロープが設けられているこ
    とを特徴とする住宅。
  2. 【請求項2】 前記スロープの奥には前記床面を介して
    直接出入り可能な寝室が設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の住宅。
  3. 【請求項3】 前記寝室内にはトイレが設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載の住宅。
JP37478299A 1999-12-28 1999-12-28 住 宅 Pending JP2001182343A (ja)

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JP37478299A JP2001182343A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 住 宅

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JP (1) JP2001182343A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332756A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Yasuki Sonobe ポーチのスロープ構造
JP2009121073A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Misawa Homes Co Ltd 住宅
JP2012255333A (ja) * 2012-08-06 2012-12-27 Misawa Homes Co Ltd 住宅

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332756A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Yasuki Sonobe ポーチのスロープ構造
JP2009121073A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Misawa Homes Co Ltd 住宅
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