JP2000352202A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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JP2000352202A
JP2000352202A JP11162360A JP16236099A JP2000352202A JP 2000352202 A JP2000352202 A JP 2000352202A JP 11162360 A JP11162360 A JP 11162360A JP 16236099 A JP16236099 A JP 16236099A JP 2000352202 A JP2000352202 A JP 2000352202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
house
road
building
entrance
west
Prior art date
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Pending
Application number
JP11162360A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Nakayama
巧 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プライバシー性と防音性をともに高めた住み
やすい住宅を構成し、かつ、建物の道路側に落ち着いた
雰囲気を形成する。 【解決手段】 西側道路に面して駐車場1を配置してこ
の東側に建物を配置し、建物の西側外壁7を閉塞した一
面の壁として構成し、玄関ポーチ3を建物の西南の角か
ら東側に延長してこの奥に玄関4を設け、この玄関4の
東側に中庭2を配置して玄関4に採光を確保した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅に関し、特に、
建物の道路側を閉塞した状態として、プライバシー性と
防音性に配慮した住宅を構成すると同時に、建物の道路
側に落ち着いた雰囲気を形成した住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、住宅の道路側(表側)には、
玄関、窓等の開口が設けられ、採光を取り入れる工夫が
なされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建物の
道路側に開口を広く形成すると、道路側から建物内部を
見られやすく、居住者のプライバシーが守られにくい
し、加えて、車の通行量が多い道路に面した住宅では、
建物内に騒音が響くという問題があった。また、敷地の
西側に道路が面した住宅においては、玄関側に開口を設
けると、この開口から西日が差し込むという問題があ
り、さらに、玄関側に窓、戸等を設けると、住宅全体に
雑然とした印象を与えやすい。本発明は上述の問題点に
着目してなされたもので、その目的とするところは、建
物の道路側を閉塞した状態として、プライバシー性と防
音性をともに高めた住みやすい住宅を構成し、かつ、建
物の道路側に落ち着いた雰囲気を形成した住宅を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の住宅では、敷地の道路側に駐車場を
配置してこの奥に建物を配置し、前記建物の道路側壁面
を閉塞した一面の壁として構成し、玄関通路を建物の階
下に配置し、道路から玄関通路を建物の奥に延長したこ
とを特徴とする。請求項2記載の発明では、敷地の西側
に道路が面した住宅において、前記道路に面して敷地の
西側に駐車場を配置するとともに、この駐車場の東に建
物を配置し、前記建物の西側外壁を閉塞した一面の壁と
して構成し、前記建物の南西の角から建物の奥方向に、
南側と西側が開口した玄関通路を配置したことを特徴と
する。請求項3記載の発明では、請求項1または2記載
の住宅において、前記玄関の奥に中庭を配置したことを
特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態の住宅
を示す斜視図、図2は実施の形態の住宅を示す一階平面
図、図3は実施の形態の住宅を示す二階平面図である。
図に示すように、本実施の形態の住宅Aは、西側に道路
が面し、東西方向に細長い長方形の敷地内に配置されて
いる。そして、住居部分の建物は、道路に面して敷地の
西側に配置された駐車場1を挟んで敷地の東側に配置さ
れている。また、前記駐車場1は、道路と直交して車両
3〜4台を収容可能なスペースを有する屋根のない屋外
駐車場である。
【0006】前記建物は、南側中央に矩形の切欠部分が
設けられた平面視コ字状の二階建て建物であり、前記切
欠部分には、中庭2が配置されている。この建物の南西
側の角部分は一部切欠状態となっていて、そこに玄関ポ
ーチ3が配置され、この玄関ポーチ3の奥に玄関4が配
置されている。なお、玄関ポーチ3の西側開口は、柵3
aによって出入りできないようになっている。前記玄関
ポーチ3の南に隣接して、前記駐車場1と玄関ポーチ3
とを連絡するアプローチ5が設けられている。このアプ
ローチ5は、前記中庭2に面して東に延設されていて、
駐車場1および玄関ポーチ3から中庭2へ出入り可能と
なっている。
【0007】前記玄関ポーチ3の北には、六畳間の和室
6が配置されている。そして、この和室6の西側外壁7
は、採光や通風のための開口が設けられておらず、閉塞
した一面の壁となっている。この和室6および玄関ポー
チ3の上方は、前記西側外壁7が平側となるように配置
された切妻屋根8に覆われている。この切妻屋根8は、
棟から西側(道路側)がふきおろしの大屋根となってい
て、建物の道路側にボリュームのあるどっしりとした外
観が形成されている。
【0008】前記玄関4から建物内部に入ると、土間4
aの東側に靴脱ぎ用の板張4bが設けられている。ま
た、この土間4aの東側外壁には、前記中庭2に面して
開口4cが設けられ、玄関4内の採光が確保されてい
る。前記土間4aの北には、建物二階への階段9が設け
られたホール10が配置されている。このホール10の
西側には前記和室6が隣接し、他方東側には建物の中央
に配置されたリビングルーム11が隣接して配置されて
いる。前記リビングルーム11の東には、キッチン13
およびダイニングルーム12が南北に連続して配置され
ている。そして、リビングルーム11の南側外壁とダイ
ニングルーム12の西側外壁には、前記中庭2に面して
開口11a,12cが設けられている。前記ダイニング
ルーム12の南側には、中央に配置されたテーブル12
aを囲むようにベンチ式の畳コーナー12bが設けられ
ている。前記ダイニングルーム12の東には、トイレ1
4、洗面所15、浴室16、および老人室17が互いに
近接して配置されている。よって、老人室17からトイ
レ14や洗面所15、キッチン13へすぐに連絡でき、
高齢者の生活動線を考慮した構成となっている。
【0009】前記階段9から二階へ上がると、東側に延
びるホール18が配置され、このホール18は、子供部
屋19,20、夫婦の寝室21、トイレ22、およびク
ローゼット23へ連絡している。前記子供部屋20と夫
婦の寝室21の南にはバルコニー24が設けられてい
て、両部屋20,21から出入り可能となっている。ま
た、子供部屋19の南にも、子供部屋19から出入り可
能なバルコニー25が設けられている。
【0010】以上説明したように、本実施の形態の住宅
Aにあっては、西側道路に面して駐車場1を配置してこ
の東側に建物を配置し、西側外壁7を閉塞した一面の壁
として構成し、玄関ポーチ3を建物の西南の角から奥方
向に延長してこの奥に玄関4を設けた構成としたため、
道路側から覗かれることがなく、居住者のプライバシー
が守られている。また、道路側からの音が聞こえにくい
ため、道路を通過する車両等の騒音が建物内に響きにく
い。さらに、玄関通路の南側が開口しているため、明る
い接客空間が形成されている。
【0011】以上本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は実施の形態に限定されるも
のではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更な
どがあっても本発明に含まれる。例えば、本実施の形態
においては、西側に道路が面した敷地に建てられた住宅
について説明したが、道路および玄関の方角は任意であ
るし、建物の階数や部屋の間取りなども任意に設定する
ことができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載の住宅にあっては、敷地の道路側に駐車場を配置
してこの奥に建物を配置し、前記建物の道路側壁面を閉
塞した一面の壁として構成し、玄関通路を建物の階下に
配置し、道路から玄関通路を建物の奥に延長したため、
道路側から覗かれることがなく、居住者のプライバシー
が守られるとともに、道路からの騒音を聞こえにくくし
て住みやすい住宅を構成することができる。また、窓等
の開口部がなくすっきりとした構成となるため、落ち着
いた雰囲気の住宅を形成することができる。請求項2記
載の発明にあっては、敷地の西側に道路が面した住宅に
おいて、前記道路に面して敷地の西側に駐車場を配置す
るとともに、この駐車場の東に建物を配置し、前記建物
の西側外壁を閉塞した一面の壁として構成し、前記建物
の南西の角から建物の奥方向に、南側と西側が開口した
玄関通路を配置したため、建物内に西日が差し込むこと
がない。さらに、玄関通路に採光を確保することがで
き、明るい接客空間を形成することができる。請求項3
記載の発明にあっては、請求項1または2記載の住宅に
おいて、前記玄関の奥に中庭を配置したため、道路側を
閉塞された建物西側の空間に中庭を介して採光を確保す
ることができ、住宅内を明るく構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の住宅を示す斜視図であ
る。
【図2】実施の形態の住宅を示す一階平面図である。
【図3】実施の形態の住宅を示す二階平面図である。
【符号の説明】
A 住宅 1 駐車場 2 中庭 3 玄関ポーチ 3a 柵 4 玄関 4a 土間 4b 板張 4c 開口 5 アプローチ 6 和室 7 西側外壁 8 切妻屋根 9 階段 10 ホール 11 リビングルーム 11a 開口 12 ダイニングルーム 12a テーブル 12b 畳コーナー 12c 開口 13 キッチン 14 トイレ 15 洗面所 16 浴室 17 老人室 18 ホール 19,20 子供部屋 21 夫婦の寝室 22 トイレ 23 クローゼット 24,25 バルコニー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 敷地の道路側に駐車場を配置してこの奥
    に建物を配置し、 前記建物の道路側壁面を閉塞した一面の壁として構成
    し、 玄関通路を建物の階下に配置し、道路から玄関通路を建
    物の奥に延長したことを特徴とする住宅。
  2. 【請求項2】 敷地の西側に道路が面した住宅におい
    て、 前記道路に面して敷地の西側に駐車場を配置するととも
    に、この駐車場の東に建物を配置し、 前記建物の西側外壁を閉塞した一面の壁として構成し、 前記建物の南西の角から建物の奥方向に、南側と西側が
    開口した玄関通路を配置したことを特徴とする住宅。
  3. 【請求項3】 前記玄関の奥に中庭を配置したことを特
    徴とする請求項1または2記載の住宅。
JP11162360A 1999-06-09 1999-06-09 住 宅 Pending JP2000352202A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018127876A (ja) * 2017-02-06 2018-08-16 トヨタホーム株式会社 駐車スペース付建物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018127876A (ja) * 2017-02-06 2018-08-16 トヨタホーム株式会社 駐車スペース付建物
JP7036366B2 (ja) 2017-02-06 2022-03-15 トヨタホーム株式会社 駐車スペース付建物

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