JP2001180844A - 媒体幅寄せ機構 - Google Patents

媒体幅寄せ機構

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JP2001180844A
JP2001180844A JP36537599A JP36537599A JP2001180844A JP 2001180844 A JP2001180844 A JP 2001180844A JP 36537599 A JP36537599 A JP 36537599A JP 36537599 A JP36537599 A JP 36537599A JP 2001180844 A JP2001180844 A JP 2001180844A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅寄せ動作時の媒体の位置を、媒体の状態に
応じて異ならせることで安定した幅寄せを行う。 【解決手段】 搬送ローラー6により搬送される媒体1
の先端をセンサー19,24で検知し、その検知信号に
基づいて媒体1の搬送状態が正常な状態、右側が先行す
る傾いた状態、及び左側が先行する傾いた状態のいずれ
かかを制御部が判定し、右側が先行する傾いた状態の場
合、正常な状態のときの媒体1の停止位置より搬送方向
の上流側で停止させて幅寄せローラー14により基準面
4に幅寄せし、左側が先行する傾いた状態の場合、正常
な状態のときの媒体1の停止位置より搬送方向の下流側
で停止させて前記幅寄せローラー14により基準面4に
幅寄せする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィードローラー
により搬送される媒体を一側を基準面に押しつけるため
の幅寄せ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金融機関で使用される自動化機器として
通帳記帳機や伝票処理装置あるいは証書処理装置等があ
り、これらの装置では通帳や伝票あるいは証書等の媒体
に対して印字を行ったり、媒体に設けられている磁気ス
トライプに対してデータの読み取りや書き込み等の処理
を行うため、媒体の位置精度を確保する必要上、媒体を
基準面に押しつけるための幅寄せ機構が設けられてい
る。
【0003】図6は従来の媒体幅寄せ機構を示す平面
図、図7は側面図である。図において1は通帳や伝票あ
るいは証書等の媒体で、1aは正常な状態、1bと1c
はそれぞれ斜行した状態であり、ここで1bは右側が先
行した状態、1cは左側が先行した状態を示している。
2は下部ガイド板、3は上部ガイド板で、この両ガイド
板2と3は所定の隙間を持って上下に対向するように配
置されており、これにより両ガイド板2,3間に媒体1
の搬送路が形成されていて、この搬送路の一側に位置し
て媒体1の搬送基準となる基準面4が下部ガイド板2と
一体に形成されている。
【0004】5は媒体1を搬送路に挿入するための挿入
口であり、処理後の排出口も兼ねている。6及び8はフ
ィードローラー、7及び9はプレスローラーである。こ
こで、フィードローラー6は媒体1の搬送方向と直行す
るように上部ガイド板3上に配置された回転軸10上に
一定の間隔で複数(図では2個)設けられており、また
フィードローラー8は媒体1の搬送方向においてフィー
ドローラー6の回転軸10より下流側にかつ回転軸10
と平行に配置された回転軸11上に一定の間隔で複数
(図では2個)設けられている。
【0005】これらフィードローラー6及び8はそれぞ
れの一部が上部ガイド板3に設けられて透孔から搬送路
内に入り込んでおり、この状態で図示しないフィードモ
ーターによりフィードローラー6及び8は同期して正逆
両方向(吸入、排出方向)に回転するものとなってい
る。一方、プレスローラー7及び9はフィードローラー
6及び8と対向するように下部ガイド板2の下側に配置
された支持軸12及び13にそれぞれ複数設けられてお
り、これらのプレスローラー7及び9は支持軸12及び
13と共に上下動するようになっていて、上昇時は各プ
レスローラー7及び9の一部が下部ガイド板2に設けら
れた透孔から搬送路内に入り込んでフィードローラー6
及び8との間に媒体1を挟持するようになっている。
【0006】14は幅寄せローラーで、媒体1の搬送方
向に対してフィードローラー6の上流側に位置するよう
に配置されており、フィードローラー6の回転方向に対
して直交する方向、つまり媒体1を基準面4の方向に送
るように回転するものとなっている。15は幅寄せ用プ
レスローラーで、この幅寄せ用プレスローラー15は幅
寄せローラー14と対向するように下部ガイド板2の下
側に配置された図示しない支持軸に設けられており、こ
の幅寄せ用プレスローラー15は支持軸と共に上下動す
るようになっていて、上昇時はその一部が下部ガイド板
2に設けられた透孔から搬送路内に入り込んで幅寄せロ
ーラー14に当接するようになっている。
【0007】16はフィードローラー6,8及び幅寄せ
ローラー14を回転させるための第1のモーターで、こ
の第1のモーター16とフィードローラー6,8及び幅
寄せローラー14との間には図示しない動力伝達切替え
手段が設けられ、この動力伝達切替え手段を制御するこ
とで第1のモーター15の回転力がフィードローラー
6,8または幅寄せローラー14に伝達されるようにな
っている。
【0008】17はプレスローラー7,9及び15を上
下動(UP/DOWN)させるための第2のモーター
で、この第2のモーター17とプレスローラー7,9及
び幅寄せ用プレスローラー15との間には図示しない動
力伝達切替え手段が設けられており、この動力伝達切替
え手段を制御することで第2のモーター17の動力がプ
レスローラー7,9または幅寄せ用プレスローラー15
に伝達されるようになっている。
【0009】18と19は媒体1の先端または通過を光
学的に検知するセンサーで、センサー18は媒体1の搬
送方向に対してフィードローラー6の下流側に位置する
ように配置されており、センサー19はセンサー18よ
りもやや下流側で、更にセンサー18よりも基準面4か
ら離れた位置に配置されている。20と21は媒体1の
一側が基準面4に押しつけられたことを光学的に検知す
るセンサーで、基準面4に沿って一定の間隔で配置され
ている。
【0010】図3〜5は上述した構成の作用を示す平面
図で、図3は媒体1が基準面1と平行に搬送された場
合、図4は媒体1が右先行の状態で搬送された場合、図
5は媒体1が左先行の状態で搬送された場合である。順
に説明すると、まず、プレスローラー7,9及び5が下
降している状態において、媒体1が挿入口4から挿入さ
れ、この媒体1の先端がセンサー18により検知される
と、その検知信号に基づいて第2のモーター17により
プレスローラー7,9が上昇し、これにより媒体1の先
端がフィードローラー6とプレスローラー7により挟持
される。
【0011】この状態で第1のモーター16が駆動さ
れ、フィードローラー6,8が回転することにより媒体
1は搬送路の奥に向かって搬送され、そして媒体1の先
端がセンサー19により検知されると、それから一定パ
ルス分第1のモーター16が駆動されて、その分媒体1
が搬送されてから、媒体1の搬送が停止される。その
後、動力伝達切替え手段により第1のモーター16の回
転力が幅寄せローラー14に伝達されるように切替えら
れ、同時に第2のモーター17によりプレスローラー
7,9が下降し、更に動力伝達切替え手段により第2の
モーター16の動力が幅寄せ用プレスローラー15の上
下動機構に伝達されるように切替えられる。
【0012】続いて、第2のモーター16により幅寄せ
用プレスローラー15が上昇し、これにより媒体1が幅
寄せローラー14と幅寄せ用プレスローラー15により
挟持されると、第1のモーター16が駆動されて幅寄せ
ローラー14が回転し、媒体1が基準面4に向かって送
られる。このとき、図8に示したように媒体1が基準面
4に対して平行であれば、媒体1はそのまま一側が基準
面4に押しつけられ、そしてセンサー20、21が媒体
1を検知することで幅寄せは完了する。
【0013】これに対して、図9に示したように媒体1
が基準面4に対して平行でなく、右側が先行した状態で
傾いている場合は、媒体1の後部側がまず基準面4に突
き当たり、この突き当たった部分を支点として回転しな
がら幅寄せされ、センサー20、21が媒体1を検知す
ることで幅寄せが完了することになる。また、図9に示
したように媒体1が基準面4に対して平行でなく、左側
が先行した状態で傾いている場合は、媒体1の先端がま
ず基準面4に突き当たり、この突き当たった部分を支点
として回転しながら幅寄せされ、センサー20、21が
媒体1を検知することで幅寄せが完了することになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の技術では、媒体の状態に関わらず一定の位置で幅
寄せを行うため、媒体が傾いていた場合、幅寄せローラ
ーの位置と媒体の回転支点との位置関係が悪く、そのた
め安定した幅寄せ動作ができないという問題がある。
【0015】特に、左側が先行した状態で傾いている媒
体の場合は、媒体の先端が基準面に突き当たるとき座屈
してしまい、ジャム等の二次障害を引き起こすという問
題も生じる。従って、本発明は、安定した幅寄せ動作が
可能な媒体幅寄せ機構を実現することを課題としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、搬送
路を搬送される媒体を基準面に押しつけるように幅寄せ
する媒体幅寄せ機構において、媒体の傾き状態を検知
し、その検知結果に応じて媒体の幅寄せ位置を変化させ
ることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明によ
る媒体幅寄せ機構の実施の形態について説明する。図1
は実施の形態を示す平面図、図2は同じく実施の形態を
示す側面図、図3は制御ブロック図である。
【0018】図において1は媒体、2は下部ガイド板、
3は上部ガイド板、4は基準面、5は挿入口、6と8は
フィードローラー、7と9はプレスローラー、10はフ
ィードローラー6の回転軸、11はフィードローラー8
の回転軸、12はプレスローラー7の支持軸、13はプ
レスローラー9の支持軸、14は幅寄せローラー、15
はプレスローラー、16は第1のモーター、17は第2
のモーター、18〜21はセンサーで、これらは従来の
ものに相当し、同様に構成されている。
【0019】22は第1のモーター16とフィードロー
ラー6,8及び幅寄せローラー14との間に設けられた
動力伝達切替え手段で、この動力伝達切替え手段22に
より第1のモーター15の回転力がフィードローラー
6,8または幅寄せローラー14に伝達されるようにな
っている。23は第2のモーター17とプレスローラー
7,9及び幅寄せ用プレスローラー15との間に設けら
れた動力伝達切替え手段で、この動力伝達切替え手段2
3により第2のモーター17の動力がプレスローラー
7,9または幅寄せ用プレスローラー15に伝達される
ようになっている。
【0020】24は媒体1の先端または通過を光学的に
検知するセンサーで、このセンサー24は媒体1の搬送
方向と直交する方向にセンサー19と所定の間隔をあけ
て配置されている。25は制御部で、この制御部25は
センサー18〜21及び24の検知信号に基づいて第1
のモーター16、第2のモーター17、動力伝達切替え
手段22及び23を制御するものとなっている。
【0021】図4及び図5は上述した構成の作用を示す
平面図で、図4は媒体1が右先行の状態で搬送された場
合、図5は媒体1が左先行の状態で搬送された場合であ
り、この両図及び図1〜図3を用いて順に説明する。ま
ず、プレスローラー7,9及び5が下降している状態に
おいて、媒体1が挿入口5から挿入され、この媒体1の
先端がセンサー18により検知されると、その検知信号
に基づいて制御部25は第2のモーター17を駆動す
る。
【0022】これによりプレスローラー7,9が上昇し
て媒体1の先端がフィードローラー6とプレスローラー
7により挟持されると、制御部25は第1のモーター1
6を駆動して、フィードローラー6,8を回転させる。
このフィードローラー6,8の回転により媒体1は搬送
路の奥に向かって搬送され、そして媒体1の先端がセン
サー19,24により検知されると、その検知タイミン
グにより制御部25が媒体1の状態を判定する。
【0023】そして判定の結果、媒体1が正常つまり基
準面4に対して平行であると判断した場合は、予め定め
た基準量だけ媒体1が搬送されてから、媒体1の搬送が
停止される。その後、動力伝達切替え手段により第1の
モーター16の回転力が幅寄せローラー14に伝達され
るように切替えられ、同時に第2のモーター17により
プレスローラー7,9が下降し、更に動力伝達切替え手
段により第2のモーター16の動力が幅寄せ用プレスロ
ーラー15の上下動機構に伝達されるように切替えられ
る。
【0024】続いて、第2のモーター16により幅寄せ
用プレスローラー15が上昇し、これにより媒体1が幅
寄せローラー14と幅寄せ用プレスローラー15により
挟持されると、第1のモーター16が駆動されて幅寄せ
ローラー14が回転し、媒体1が基準面4に向かって送
られる。そして、送られた媒体1はそのまま一側が図1
に示したように基準面4に押しつけられ、センサー2
0、21が媒体1を検知することで幅寄せは完了する。
【0025】一方、前記のセンサー19,24の検知タ
イミングにより制御部25が媒体1が基準面4に対して
平行でなく、右側が先行した状態で傾いていると判断し
た場合は、媒体1が前記の基準量より短く設定された一
定の送り量だけ搬送されてから、媒体1の搬送が停止さ
れる。その後、動力伝達切替え手段により第1のモータ
ー16の回転力が幅寄せローラー14に伝達されるよう
に切替えられ、同時に第2のモーター17によりプレス
ローラー7,9が下降し、更に動力伝達切替え手段によ
り第2のモーター16の動力が幅寄せ用プレスローラー
15の上下動機構に伝達されるように切替えられる。
【0026】続いて、第2のモーター16により幅寄せ
用プレスローラー15が上昇し、これにより媒体1が幅
寄せローラー14と幅寄せ用プレスローラー15により
挟持されると、第1のモーター16が駆動されて幅寄せ
ローラー14が回転し、媒体1が基準面4に向かって送
られる。この場合、図4に示したように媒体1の中央部
に近い部分がまず基準面4の端部に突き当たり、この突
き当たった部分を支点として回転しながら幅寄せされ、
センサー20、21が媒体1を検知することで幅寄せが
完了する。
【0027】また、前記のセンサー19,24の検知タ
イミングにより制御部25が媒体1が基準面4に対して
平行でなく、左側が先行した状態で傾いていると判断し
た場合は、媒体1が前記の基準量より長く設定された一
定の送り量だけ搬送されてから、媒体1の搬送が停止さ
れる。その後、同様に動力伝達切替え手段によって第1
のモーター16の回転力が幅寄せローラー14に伝達さ
れるように切替えられ、同時に第2のモーター17によ
りプレスローラー7,9が下降し、更に動力伝達切替え
手段により第2のモーター16の動力が幅寄せ用プレス
ローラー15の上下動機構に伝達されるように切替えら
れる。
【0028】続いて、第2のモーター16により幅寄せ
用プレスローラー15が上昇し、これにより媒体1が幅
寄せローラー14と幅寄せ用プレスローラー15により
挟持されると、第1のモーター16が駆動されて幅寄せ
ローラー14が回転し、媒体1が基準面4に向かって送
られる。この場合、図5に示したように図1の場合に比
べて幅寄せローラー14から離れたいちで媒体1の先端
がまず基準面4に突き当たり、この突き当たった部分を
支点として回転しながら幅寄せされ、センサー20、2
1が媒体1を検知することで幅寄せが完了することにな
る。
【0029】以上説明した実施の形態によれば、複数の
センサーの検知信号により得られる正常、右先行、及び
左先行という媒体の状態に対応して予め定められた量だ
け媒体を搬送し、その後幅寄せローラーにより基準面に
幅寄せするようにしているため、つまり幅寄せ動作時の
媒体の位置を、媒体の状態に応じて異ならせているた
め、安定した幅寄せを行うことが可能となり、特に左先
行の媒体に対しても先端を座屈させることなく幅寄せす
ることができ、ジャム等の二次障害も未然に防ぐことが
できるものとなる。
【0030】次に別の実施の形態について説明する。上
述し実施の形態では、正常、右先行、及び左先行という
媒体の状態に対応して幅寄せ動作時の媒体の位置を3個
所設定したが、この正常、右先行、及び左先行という状
態に加えて、右先行または左先行の場合、媒体1の先端
がセンサー19,24により検知されたときの、その検
知タイミングの差(第1のモーター16の駆動パルス数
の差)から制御部25が媒体1の傾き角度を制御部25
で演算し、その結果求められた角度に応じて、媒体1の
停止位置に補正をかけ、補正した停止位置を求める。
【0031】そして、右側が先行する傾いた状態の場
合、正常な状態のときの媒体1の停止位置より搬送方向
の上流側で前記補正した位置に媒体1を停止させて幅寄
せローラー14による幅寄せを行う。また、左側が先行
する傾いた状態の場合、正常な状態のときの媒体1の停
止位置より搬送方向の下流側で前記補正した位置に媒体
1を停止させて幅寄せローラー14による幅寄せを行
う。
【0032】このようにすることによって、幅寄せに最
適な媒体1の位置が得られ、より安定して確実に幅寄せ
を行うことが可能となる。また、この他としては、媒体
1の状態の判定し、正常,右先行,または左先行の判定
結果に応じた位置あるいは補正に基づく位置に媒体1を
停止させた後、媒体1が左先行の状態である場合は、正
常な状態等の場合に比べて幅寄せローラー14の回転速
度を遅くし、これにより遅い速度で幅寄せを行う。
【0033】このようにした場合、左先行の媒体に対
し、その先端の座屈を確実に防止して安定した幅寄せを
行うことが可能になる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、搬送路
を搬送される媒体を基準面に押しつけるように幅寄せす
る媒体幅寄せ機構において、媒体の傾き状態を検知し、
その検知結果に応じて媒体の幅寄せ位置を変化させるよ
うにしている。従ってこれによれば、幅寄せ動作時の媒
体の位置を、媒体の状態に応じて異ならせているため、
安定した幅寄せを行うことが可能になるという効果が得
られると共に、特に左先行の媒体に対しても先端を座屈
させることなく幅寄せすることができ、ジャム等の二次
障害も未然に防ぐことができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態を示す平面図。
【図2】発明の実施の形態を示す側面図。
【図3】発明の実施の形態の制御ブロック図。
【図4】実施の形態の作用を示す平面図。
【図5】実施の形態の作用を示す平面図。
【図6】従来技術を示す平面図。
【図7】従来技術を示す側面図。
【図8】従来技術の作用を示す平面図。
【図9】従来技術の作用を示す平面図。
【図10】従来技術の作用を示す平面図。
【符号の説明】
1 媒体 2 下部ガイド板 3 上部ガイド板 4 基準面 5 挿入口 6,8 フィードローラー 7,9 プレスローラー 14 幅寄せローラー 15 幅寄せ用プレスローラー 16 第1のモーター 17 第2のモーター 18〜21 センサー 22,23 動力伝達切替え手段 24 センサー 25 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路を搬送される媒体を基準面に押し
    つけるように幅寄せする媒体幅寄せ機構において、 媒体の傾き状態を検知し、その検知結果に応じて媒体の
    幅寄せ位置を変化させることを特徴とする媒体幅寄せ機
    構。
  2. 【請求項2】 フィードローラーとプレスローラーに挟
    持されて搬送路を搬送される媒体の先端をセンサーによ
    り検知した後、フィードローラーとプレスローラーを開
    放し、幅寄せローラーと幅寄せ用プレスローラーにより
    媒体を挟持して搬送路の一側に設けられた基準面に押し
    つけるように幅寄せする媒体幅寄せ機構において、 前記センサーを媒体の搬送方向と直交する方向に複数配
    置して、 これら複数のセンサーの検知信号をもとに媒体の搬送状
    態が前記基準面に対して平行となる正常な状態、右側が
    先行する傾いた状態、及び左側が先行する傾いた状態の
    いずれかかを判定し、 右側が先行する傾いた状態の場合、正常な状態のときの
    媒体の停止位置より媒体の搬送方向の上流側で停止させ
    て前記幅寄せローラーによる幅寄せを行い、 左側が先行する傾いた状態の場合、正常な状態のときの
    媒体の停止位置より媒体の搬送方向の下流側で停止させ
    て前記幅寄せローラーによる幅寄せを行うことを特徴と
    する媒体幅寄せ機構。
  3. 【請求項3】 フィードローラーとプレスローラーに挟
    持されて搬送路を搬送される媒体の先端をセンサーによ
    り検知した後、フィードローラーとプレスローラーを開
    放し、幅寄せローラーと幅寄せ用プレスローラーにより
    媒体を挟持して搬送路の一側に設けられた基準面に押し
    つけるように幅寄せする媒体幅寄せ機構において、 前記センサーを媒体の搬送方向と直交する方向に複数配
    置して、 これら複数のセンサーの検知信号をもとに媒体の搬送状
    態が前記基準面に対して平行となる正常な状態、右側が
    先行する傾いた状態、及び左側が先行する傾いた状態の
    いずれかを判定すると共に、検知タイミングの差から得
    られる傾き角度に対する補正値を求め、 右側が先行する傾いた状態の場合、正常な状態のときの
    媒体の停止位置より媒体の搬送方向の上流側で前記補正
    値に基づく位置に停止させて前記幅寄せローラーによる
    幅寄せを行い、 左側が先行する傾いた状態の場合、正常な状態のときの
    媒体の停止位置より媒体の搬送方向の下流側で前記補正
    値に基づく位置に停止させて前記幅寄せローラーによる
    幅寄せを行うことを特徴とする媒体幅寄せ機構。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、 媒体が、左側が先行する傾いた状態の場合、幅寄せロー
    ラーによる幅寄せ速度を遅くすることを特徴とする媒体
    幅寄せ機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008239295A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体搬送装置
JP2010076917A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体幅寄せ機構
JP2010076916A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体幅寄せ機構

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JP2010076917A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体幅寄せ機構
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