JP2010076916A - 媒体幅寄せ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】媒体の剛性が低い場合でも、媒体の座屈や変形を生じることなく安定して基準面への幅寄せを行うことが可能になるようにする。
【解決手段】第1のフィードローラ7と第1のプレスローラにより挟持されて搬送された媒体Pの先端が第2のフィードローラ9と第2のプレスローラにより挟持される位置に達するまで搬送されると、その媒体Pの幅をセンサにより検知して、検知した幅から媒体Pが剛性の高い媒体か剛性の低い媒体かを判断し、剛性の低い媒体Pの場合は、第1、第2のフィードローラ7、9に圧接しない程度に前記第1、第2のプレスローラを離間させることで、第1、第2のプレスローラにより剛性の低い媒体Pを平らな状態に保持して幅寄せローラ15により基準面5側に幅寄せする。
【選択図】図1

Description

本発明は、搬送路を搬送される媒体を、該搬送路の一側に設けられた基準面に幅寄せする媒体幅寄せ機構に関する。
金融機関等で使用されるプリンタは、通帳や伝票等の媒体に設けられた磁気ストライプに対するデータの読取り及び書込みや、媒体に対する印字を行うために、媒体の磁気ストライプや印字位置を磁気ヘッドや印字ヘッドと対向する位置に正確に位置付ける必要があり、そのためプリンタ内に媒体幅寄せ機構を設けている。
従来の媒体幅寄せ機構として、上部ガイド板と下部ガイド板により構成される搬送路の一側に基準面を設けておき、媒体挿入口から搬送路に挿入された媒体をフィードローラとプレスローラで挟持して一定量搬送した後、媒体を幅寄せローラとプレスローラにより上下方向から挟持すると共に、フィードローラと対応するプレスローラを下部ガイド板の下側の位置に退避させ、その後、幅寄せローラの回転により媒体を基準面側に幅寄せすることで、媒体の一側が基準面と平行に沿うように押付けるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−12195号公報
しかしながら、上述した従来の技術においては、媒体の幅寄せ時にフィードローラと対応するプレスローラを下部ガイド板の下側の位置に退避させるため、通帳等の剛性の高い媒体は問題なく幅寄せを行うことができるが、伝票等の剛性の低い媒体は両側部が幅寄せローラとプレスローラにより挟持されている部分より低く垂れ下がり、そのため安定して媒体の一側を確実に基準面に押付けることが難しく、垂れ下がった媒体の一側が下部ガイド板にひっかかって座屈や変形を生じ、次処理の印字等において支障を生じるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、上部ガイド板と下部ガイド板とで形成される搬送路の一側に設けられた基準面と、前記上部ガイド板側に媒体の搬送方向と直交する方向に複数並べられた第1のフィードローラと、前記下部ガイド板側に設けられかつ前記第1のフィードローラに対して圧接、離間可能とした第1のプレスローラと、前記第1のフィードローラ下流側の位置で前記上部ガイド板側に媒体の搬送方向と直交する方向に複数並べられた第2のフィードローラと、前記下部ガイド板側に設けられかつ前記第2のフィードローラに対して圧接、離間可能とした第2のプレスローラと、前記各フィードローラが囲う領域の中央に位置するように前記上部ガイド板側に配置された幅寄せローラと、前記各フィードローラとプレスローラにより挟持されて前記搬送路中を搬送される媒体の幅を検知するセンサを備え、前記第1のフィードローラと第1のプレスローラにより搬送されて先端が前記第2の搬送ローラと第2のプレスローラにより挟持される位置に達するまで搬送した媒体の幅を前記センサにより検知して、その検知した幅から前記媒体が剛性の高い媒体か剛性の低い媒体かを判断し、剛性の高い媒体の場合、前記第1、第2のプレスローラを下部ガイド板の下側まで離間させて前記剛性の高い媒体を前記幅寄せローラにより基準面側に幅寄せし、剛性の低い高い媒体の場合は、剛性の低い媒体を第1、第2のフィードローラに圧接しない程度に前記第1、第2のプレスローラを離間させることで、前記第1、第2のプレスローラにより前記剛性の低い媒体を平らな状態に保持して媒体を前記幅寄せローラにより基準面側に幅寄せすることを特徴とする。
このようにした本発明は、幅寄せする媒体の剛性が低い場合、幅寄せ位置のプレスローラを一定量下降させることで、媒体をフィードローラに圧接させない程度にプレスローラをフィードローラから離間させ、これにより媒体の両側部をプレスローラにより支え、ほぼ平らな状態に保持して幅寄せローラにより幅寄せするようにしているため、媒体の剛性が低い場合でも、安定して媒体の一側を確実に基準面に押付けることが可能になり、媒体の座屈や変形を生じることなく幅寄せを行うことが可能になるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による媒体幅寄せ機構の実施例を説明する。
図1は第1の実施例を示す平面図、図2は第1の実施例を示す側面図である。
図において1は媒体幅寄せ機構で、金融機関で使用されるプリンタ等の搬送路2に設けられている。
搬送路2は上部ガイド板3と下部ガイド板4を所定の間隔をあけて配設することにより形成され、この搬送路2の一側には媒体Pの搬送基準となる基準面5が下部ガイド板4と一体に形成されている。
搬送路2の上端側は媒体Pの挿入口と排出口を兼ねる挿入排出口6として机の上面で開口し、挿入排出口6から挿入される伝票、通帳及び証書等の大きさの異なる媒体Pを搬送するため、搬送路2はいずれの媒体Pも搬送可能なように幅が広く形成されている。
図における矢印Aは媒体Pの搬送方向で挿入排出口6から搬送路2の奥に向かって搬送する方向つまり吸入方向であり、矢印Bは媒体を基準面5に向かって幅寄せする方向である。
搬送路2にはそれぞれ対を成す回転可能なフィードローラ(第1のフィードローラ)7とプレスローラ8、フィードローラ(第2のフィードローラ)9とプレスローラ10が挿入排出口6から吸入方向に順に配置されており、フィードローラ7、9は図示しないモータを駆動源として回転するものとなっている。
各ローラ対の設置間隔は搬送方向の長さが最も短い媒体Pの長さより短くなるようにしてある。
フィードローラ7とこのフィードローラ7より搬送方向の下流側に位置するフィードローラ9は媒体Pの搬送方向と直交する方向にそれぞれ所定の間隔で2個ずつ配置され、これに対応するようにプレスローラ(第1のプレスローラ)8、及びプレスローラ(第2のプレスローラ)10もそれぞれ2個ずつ配置されている。
そして一方のフィードローラ7、9と基準面5との距離は同等であり、他方のフィードローラ7、9と基準面5との距離も同等となっている。
また、フィードローラ7の間隔、及びプレスローラ8の間隔は、複数の媒体Pの最も幅の小さいものも挟持できる間隔となっており、フィードローラ9の間隔及びプレスローラ10も同様である。
フィードローラ7は軸方向が媒体Pの搬送方向と直交する方向になるように図2に示すシャフト11に取付けられ、モータによってシャフト11が駆動されることにより回転するものとなっている。
同様にプレスローラ8も軸方向が媒体Pの搬送方向と直交する方向になるようにシャフト12に取付けられ、図示しない昇降機構によりシャフト12と一体に昇降(上下動)可能になっている。
また、フィードローラ9もフィードローラ7と同様の方向に向けてシャフト13に取付けられ、更にプレスローラ10も同様の方向に向けてシャフト14に取付けられていて、同様に回転あるいは昇降可能となっている。
ここでフィードローラ7、9は上部ガイド板3側に配置され、プレスローラ8,10は下部ガイド板4側に配置されていて、フィードローラ7、9は各々の外周の一部が上部ガイド板3に設けられた孔から搬送路2内に入り込み、プレスローラ8,10は下部ガイド板4に設けられた孔から搬送路2内に出入可能となっている。
そして、プレスローラ8,10は図示しない昇降機構により昇降し、媒体Pの搬送時には上昇して搬送路2内に入り込み、フィードローラ7、9に圧接することで、フィードローラ7、9との間に媒体Pを挟持し、幅寄せ時や媒体排出後には下降してフィードローラ7、9から離れ、下部ガイド板4の下側で待機するものとなっている。
15は幅寄せローラ、16はこの幅寄せローラ15と対を成すプレスローラで、幅寄せローラ15は外周の一部が上部ガイド板3に設けられた孔から搬送路2内に入り込んでおり、プレスローラ16は下部ガイド板4に設けられた孔から搬送路2内に出入可能になっている。
そして、プレスローラ16はプレスローラ8、10のものとは別の図示しない昇降機構により昇降し、媒体Pの幅寄せ時に上昇して搬送路2内に入り込み、幅寄せローラ15に圧接することで、幅寄せローラ15との間に媒体Pを挟持し、幅寄せ時以外は下降して幅寄せローラ15から離れ、下部ガイド板4の下側で待機するものとなっている。
また、幅寄せローラ15はフィードローラ7と9の合計4個のローラに囲われた矩形領域の中心部に配置され、幅寄せローラ15の下方にプレスローラ16が対向するように位置している。
本実施例では、大きさの異なる複数種類の媒体Pを搬送するものであるが、幅寄せローラ15は、プリンタ1の取り扱う最小の媒体Pが搬送される場合でも、その最小の媒体Pを幅寄せできるように前記の如く配置されており、従ってどのサイズの媒体Pも幅寄せローラ15の位置を通過する。
幅寄せローラ15の外周面両端部には、例えば180度の位置にそれぞれ高摩擦部材17が設けられ、この高摩擦部材17により媒体Pの幅寄せを行うものとなっている。
18は挿入検知センサで、フィードローラ7より搬送方向下流側で、かつ幅寄せローラ15より搬送方向上流側になるようにフィードローラ7間に配置されている。
この挿入検知センサ18は、挿入排出口6から搬送路2に挿入される媒体Pの先端を光学的に検知するもので、前記のように配置することでいずれの大きさの媒体Pでも検知可能になっており、更にこの挿入検知センサ18は、媒体排出時に媒体後端を検知するセンサも兼ねている。
19は幅寄せ完了検知センサで、媒体Pの一側が基準面5に押付けられたことを光学的に検知するため、フィードローラ7、9間でかつ基準面5と接する位置において媒体搬送方向に所定の間隔で2個配置されている。
図3〜図5は上述した構成による第1の実施例の作用を示す正面図、図6は上述した構成による第1の実施例の作用を示すフローチャートで、図1〜図5を参照して図6にSで示したステップに従っては幅寄せ動作を説明する。
尚、以下に説明する各部の動作は、図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御されるものとする。
媒体Pが搬送路2に挿入される前は、プレスローラ8、10はフィードローラ7、9から離れて下部ガイド板4の下側の位置で待機しており、またプレスローラ16も幅寄せローラ15から離れて下部ガイド板4の下側の位置で待機している。
この状態で媒体Pが挿入排出口6から搬送路2に挿入され、その媒体Pの先端部が挿入検知センサ18により検知されると、図示しない昇降機構によりプレスローラ8、10が上昇して搬送路2内に入り込み、これにより媒体Pの先端部付近がフィードローラ7とプレスローラ8により挟持される。
続いて、図示しないモータが駆動され、フィードローラ7、9が回転して、このフィードローラ7、9の回転により媒体Pは図1に示した矢印A方向に搬送(吸入)され(S1)、そしてあらかじめ定められた搬送量だけ媒体Pが搬送されて先端がフィードローラ9とプレスローラ10による挟持位置を通過すると、モータの駆動が停止され、フィードローラ7、9の回転が止められて、媒体Pは図1に示したように幅寄せローラ15が媒体Pのほぼ中央部にくる位置つまり媒体幅寄せ位置で停止する(S2)。
次に、図示しない昇降機構によりプレスローラ16を上昇させて幅寄せローラ15との間に媒体Pを挟持し、そして図示しない幅検知センサにより媒体Pの幅を検知して(S3)、検知した幅から剛性の高い媒体Pか剛性の高い媒体Pかを図示しない制御部が判断する(S4)。
金融機関で使われる伝票は一般的に開いた状態の通帳よりも幅が広いので、搬送路2中に伝票や通帳の幅に対応したセンサを幅検知センサとして配置し、この幅検知センサで媒体Pの幅を検知すれば、媒体Pが剛性の高い通帳か剛性の低い伝票かを判断することが可能である。
媒体Pの剛性が高いと判断した場合、図3に示したように図示しない昇降機構によりプレスローラ8、10を下降させて下部ガイド板4の下側の位置に退避させる(S5)。
媒体Pの剛性が高い場合、プレスローラ8、10を下部ガイド板4の下側の位置に退避させても、媒体Pは自身の剛性により平らな状態に保持される。
媒体Pの剛性が低いと判断した場合は、図4に示したように図示しない昇降機構によりプレスローラ8、10を下降させてフィードローラ7、9からあらかじめ定めた間隔Lだけ離間させる(S6)。
これは、剛性が低い媒体P場合、プレスローラ8、10を下降させて下部ガイド板4の下側の位置に退避させると、図5に示したように媒体Pの両側部が垂れ下がってしまうので、図4に示したようにプレスローラ8、10を一定量下降させることでフィードローラ7、9から間隔Lだけ離間させるつまりプレスローラ8、10により媒体Pをフィードローラ7、9に圧接させない程度に離間させることにより、媒体Pの両側部をプレスローラ8、10により支えて、ほぼ平らな状態に保持するようにする。
その後、モータを駆動して幅寄せローラ15を回転させ(S7)、これにより媒体Pを図1に示した矢印B方向に送ることで基準面5に幅寄せする。
これにより媒体Pの一側が基準面5に押付けられ、2個の幅寄せ完了検知センサ19が共に媒体Pを検知すると(S8)、媒体Pの幅寄せが正常に完了したものとして幅寄せローラ15の回転を停止し、幅寄せ動作を終了する。
これ以降は、プレスローラ8、10を上昇させ、媒体Pをフィードローラ7、9とプレスローラ8、10とで挟持し、プレスローラ16を幅寄せローラ15から離間させた後、上述したように搬送路2の奥に向かって図1に示した矢印A方向に媒体Pを搬送し、図示しない印字部等で印字等の次処理を行う。
処理後は矢印A方向とは逆の方向に搬送して挿入排出口6から排出する。
以上説明したように、第1の実施例では、幅寄せする媒体Pの剛性が低い場合、幅寄せ位置のプレスローラ8、10を一定量下降させることで、媒体Pをフィードローラ7、9に圧接させない程度にプレスローラ8、10をフィードローラ7、9から離間させ、これにより媒体Pの両側部をプレスローラ8、10により支えて、ほぼ平らな状態に保持して幅寄せローラ15により幅寄せするようにしているため、媒体Pの剛性が低い場合でも、安定して媒体Pの一側を確実に基準面5に押付けることが可能になり、媒体の座屈や変形を生じることなく幅寄せを行うことが可能になるという効果が得られる。
図7は本発明の第2の実施例を示す平面図、図8は第2の実施例を示す側面図、図9は第2の実施例を示す正面図である。
図において20は磁気ヘッドで、媒体Pに設けられている磁気ストライプに対して搬送路2内でデータの読取り、書込みを行うためにプリンタ1に備えられているものである。
本実施例ではこの磁気ヘッド20を媒体Pの幅寄せを行う移動体として利用する。
この磁気ヘッド20は図9に示したように幅寄せローラ15とフィードローラ9の間の位置(プレスローラ16と10の間の位置)で下部ガイド板の下側に配置されていて図示しない昇降機構により上下動可能となっており、かつ図示しない移動機構により媒体Pの搬送方向と直交する方向に移動できるようになっている。
この他の構成は上述した第1の実施例と同様であるので、同一の符号を付してその説明を省略する。
次に第2の実施例の作用について説明する。
本実施例において、媒体Pの挿入、幅寄せ位置までの搬送は第1の実施例と同様に行われる。
媒体Pが幅寄せ位置まで搬送されてきて、幅寄せローラ15とプレスローラ16により挟持されると、第1の実施例と同様に図示しない幅検知センサにより媒体Pの幅を検知して、検知した幅から剛性の高い媒体Pか剛性の低い媒体Pかを図示しない制御部が判断する。
そして、剛性の高い媒体Pと判断した場合は、図示しない昇降機構によりプレスローラ8、10を下降させて下部ガイド板4の下側の位置に退避させ、第1の実施例と同様に幅寄せローラ15を回転させ、これにより媒体Pを図1に示した矢印B方向に送ることで基準面5に幅寄せする。
一方、媒体Pの剛性が低いと判断した場合は、図9に示したように図示しない昇降機構によりプレスローラ8、10を一定量下降させることで、プレスローラ8、10により媒体Pをフィードローラ7、9に圧接させない程度に離間させることにより、媒体Pの両側部をプレスローラ8、10により支えて、ほぼ平らな状態に保持するようにする。
同時に磁気ヘッド20を図示しない上昇機構により上昇させ、これにより磁気ヘッド20の上端面(読取書込み面)が下部ガイド板4の透孔から搬送路2に入込んで媒体Pの下面に接触するようにしてから、幅寄せローラ15の回転と共に図示しない移動機構により媒体搬送方向と直交する方向、すなわち図7に矢印Cで示した基準面5側の方向に媒体Pの移動速度と同速度で移動させ、これにより媒体Pを基準面5側に幅寄せして、媒体Pの一側を基準面5に押付ける。
以上説明したように第2の実施例では、媒体Pの剛性が低い場合、媒体Pをフィードローラ7、9に圧接させない程度にプレスローラ8、10をフィードローラ7、9から離間させることにより、媒体Pの両側部をプレスローラ8、10により支えて、ほぼ平らな状態に保持すると共に、磁気ヘッド20を媒体Pの下面に接触させて基準面5側に移動させるようにし、これにより幅寄せローラ15と協働で媒体Pを幅寄せするため、第1の実施例と同様の効果が得られると共に、より確実に幅寄せを行うことが可能になる。
尚、上述した第2の実施例では、媒体Pの搬送方向と直交する方向に移動する移動体としてプリンタ1に備えられている磁気ヘッド20を利用するものとしたが、このような磁気ヘッド20を備えていない場合、同様に昇降、移動する移動体を追加するものとしてもよい。
第1の実施例を示す平面図 第1の実施例を示す側面図 第1の実施例の作用を示す正面図 第1の実施例の作用を示す正面図 第1の実施例の作用を示す正面図 第1の実施例の作用を示すフローチャート 第2の実施例を示す平面図 第2の実施例を示す側面図 第2の実施例の作用を示す正面図
符号の説明
1 プリンタ
2 搬送路
3 上部ガイド板
4 下部ガイド板
5 基準面
6 挿入排出口
7 フィードローラ
8 プレスローラ
9 フィードローラ
10 プレスローラ
15 幅寄せローラ
16 プレスローラ
17 高摩擦部材
18 挿入検知センサ
19 幅寄せ完了検知センサ
20 磁気ヘッド

Claims (2)

  1. 上部ガイド板と下部ガイド板とで形成される搬送路の一側に設けられた基準面と、前記上部ガイド板側に媒体の搬送方向と直交する方向に複数並べられた第1のフィードローラと、前記下部ガイド板側に設けられかつ前記第1のフィードローラに対して圧接、離間可能とした第1のプレスローラと、前記第1のフィードローラ下流側の位置で前記上部ガイド板側に媒体の搬送方向と直交する方向に複数並べられた第2のフィードローラと、前記下部ガイド板側に設けられかつ前記第2のフィードローラに対して圧接、離間可能とした第2のプレスローラと、前記各フィードローラが囲う領域の中央に位置するように前記上部ガイド板側に配置された幅寄せローラと、前記各フィードローラとプレスローラにより挟持されて前記搬送路中を搬送される媒体の幅を検知するセンサを備え、
    前記第1のフィードローラと第1のプレスローラにより搬送されて先端が前記第2の搬送ローラと第2のプレスローラにより挟持される位置に達するまで搬送した媒体の幅を前記センサにより検知して、その検知した幅から前記媒体が剛性の高い媒体か剛性の低い媒体かを判断し、
    剛性の高い媒体の場合、前記第1、第2のプレスローラを下部ガイド板の下側まで離間させて前記剛性の高い媒体を前記幅寄せローラにより基準面側に幅寄せし、
    剛性の低い媒体の場合は、剛性の低い媒体を第1、第2のフィードローラに圧接しない程度に前記第1、第2のプレスローラを離間させることで、前記第1、第2のプレスローラにより剛性の低い媒体を平らな状態に保持して媒体前記幅寄せローラにより基準面側に幅寄せすることを特徴とする媒体幅寄せ機構。
  2. 請求項1記載の媒体幅寄せ機構において、
    前記幅寄せローラと第2のフィードローラの間の位置で媒体の搬送方向と直交する方向に移動可能な移動体を下部ガイド板側に設け、
    前記第1、第2のフィードローラにより剛性の低い媒体を平らな状態に保持して媒体を前記幅寄せローラにより基準面側に幅寄せする際、前記移動体を前記剛性の低い媒体の下面に接触させて前記基準面側に移動させることを特徴とする媒体幅寄せ機構。
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