JP5275969B2 - 媒体印字装置 - Google Patents
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Description
次いで、印字ヘッドが通帳への印字を開始するが、このとき、プラテンと印字ヘッドが相対的に密着方向に移動して通帳の印字行部分を挟持する。
印字媒体に印字処理を行う印字部と、
前記印字媒体が有する磁気記録部に記録された磁気データの読み取り及び、書き込みを行う磁気ヘッドと、
前記印字媒体を挟持して搬送可能に対向配置された少なくとも一対の第1の駆動ローラ及び第1の従動ローラと、
前記第1の駆動ローラが固定されたシャフトと、
前記シャフトに一体固定され、前記磁気ヘッドに対向して配置され、前記第1の駆動ローラよりも摩擦係数の大きい材質からなる第2の駆動ローラと、
を有し、
前記磁気ヘッドと前記印字媒体の磁気記録部を密着させ、前記印字媒体を搬送しながら前記印字媒体が有する磁気記録部に記録された磁気データを、読み取り又は、書き込みを行い、
更に、前記印字部が前記印字処理を行うに際し、前記印字媒体を前記印字部とで挟み込むプラテンと、
前記プラテンを前記印字部に対して密着方向又は乖離方向に移動させる駆動部と、
前記プラテンが前記印字部に対して乖離方向へ移動するに伴い、前記磁気ヘッド部が前記第2の駆動ローラに対して密着方向に移動、又は、前記プラテンが前記印字部に対して密着方向へ移動するに伴い、前記磁気ヘッド部が前記磁気ヘッド押さえ部材に対して乖離方向に移動する連動機構と、有する
ことを特徴とする。
[第1の実施の形態]
図1は、媒体印字装置の内部の主要部の構成を示す図である。また、図2Aは、印字媒体(通帳)の見開き状態の印字面を示す図、図2Bは、印字媒体の見開き状態の側面を示す図、図2Cは、印字媒体の見開き状態の背面を示す図である。
この後部搬送ローラ部22は、後部案内部19を上下に一部突き抜けて配置されており、前部搬送ローラ部21と協働して通帳12を挟持して搬送する。
前部案内部18と後部案内部19の間には、印字部23が配置されている。この印字部23は、印字ヘッド24、印字ヘッド24を保持するキャリッジ25、キャリッジ25を摺動自在に保持するボールネジ26等からなる。
プラテン29は、不図示の駆動系により印字ヘッド24に対し密着方向と乖離方向とに駆動されて上下方向に移動する。
この磁気読み取り・書き込み装置30は、磁気ヘッド31と、磁気ヘッド押えローラ32と、印字ヘッド24に対して、密着方向または乖離方向に移動するプラテン29の移動に連動して磁気ヘッド31を磁気ヘッド押えローラ32に対し乖離方向又は密着方向に移動させる連動機構33とを備えている。
また、図4A及び図4Bは、それぞれ図3を矢印e方向及び矢印b方向に見た図、図5A及び図5Bは、それぞれ図3を矢印e方向及び矢印b方向に見た図である。
付勢部材41の下端部は、回動支持部材42の係止部43に係止されている。従って、付勢部材41が上方に引き伸ばされることによる復帰力により、回動支持部材42が上方に引き上げられる。
また、支持軸44を支点にして、時計方向に回動する回動支持部材42の回動自由端には、磁気ヘッド31を保持する磁気ヘッド保持部材48が他の支持軸47により支持されている。
これとともに、連動機構33からの引き上げ付勢力から開放された支持部材42は、磁気ヘッド31を伴って、不図示の付勢部材により矢印k(図5A)で示すように、反時計方向に回動する。これにより、磁気ヘッド31が、矢印m(図5A、図5B)で示すように、磁気ヘッド押えローラ32から乖離する方向に移動する。
先ず、処理Aの初期設定動作について説明する。
渉外員の手によって媒体印字装置1の電源がオンになると(ステップS1)、プラテン29の位置が検知される(ステップS2)。この処理は、不図示のプラテンセンサにより、プラテン29がホームポジションにあるか否かを検出する処理である。
プラテン29がホームポジションにきたことが検知されると、初期設定が完了する。
また、プラテン29がホームポジションにあるときは、連動機構33の当接部36は、プラテン29の押圧から開放されており、従って、磁気ヘッド31は、図5Bで説明したように、磁気ヘッド押えローラ32から乖離する方向へ移動している。
ここで、ステッピングモータ20の駆動伝達系が切替えられると、プラテン29がホームポジションで停止し、前部搬送ローラ部21及び後部搬送ローラ部22により通帳12の搬送が可能となる。
次に、処理Bの磁気読み取り動作について説明する。
前部案内部18の近傍に設置された不図示の光学センサが通帳12の搬入を検知すると、通帳12の搬入動作が開始される(ステップS4)。そして、光学センサ71(図1参照)により、通帳12の磁気記録部16の記録読み取り開始位置が磁気ヘッド31の位置にきたことが検知されると、ステッピングモータ20の駆動伝達系が切替えられ、搬入動作が停止する(ステップS5)。
続いて、プラテン29が下降する(ステップS6)。この処理では、矢印o(図7C)で示すように、プラテン29が下降して連動機構33の当接部36を押し下げる。これにより、連動機構33が矢印p(図7C)で示す時計方向に回動し、磁気ヘッド31が矢印q(図7C)で示すように、磁気ヘッド押えローラ32に密着する方向に付勢される。
また、このとき、通帳12の搬入方向の先端にある表表紙14及びこれと重なる印字面13の部分は、搬送逃げ口17(図1参照)から外部に突出する。
これにより、磁気ヘッド部31が下降し、印字媒体搬送路は、再び通帳12の搬送のためにプラテン29からも磁気ヘッド31からも開放される。
続いて、処理Cの印字動作が開始される。
この場合、ステッピングモータ20の駆動伝達系が、プラテン29を上昇駆動し、所定の位置に停止させる。次に、不図示の搬送モータが駆動され、第1及び第2の搬送ローラ部21、22の回転方向の切り替えにより、通帳12の移動が開始され(ステップS10)、所定の位置で停止する(ステップS11)。
これにより、磁気ヘッド31は下降したままの位置にあり、印字媒体搬送路は、再び通帳12の搬送のためにプラテン29からも磁気ヘッド31からも開放される。
次に、処理Dの磁気書込み動作が開始される。
先ず、前部及び後部の搬送ローラ部21、22による通帳12の搬入方向への搬送が開始される(ステップS17)。
そして、光学センサ71により、磁気記録部16の記録書込開始位置が磁気ヘッド31の位置にきたことが検知されることによって、搬送動作が停止される(ステップS18)。
続いて、プラテン29が下降する(ステップS19)。そして、連動機構33により、磁気ヘッド部31が、磁気ヘッド押えローラ32に密着する方向に付勢される。
続いて、再び搬入動作が開始され、磁気ヘッド31によって、磁気部16aの磁気データの記録が読み取られる(ステップ22)。そして、読み取りが終了すると搬入が停止する(ステップS23)。これにより、いま書き込まれた磁気データの記録が正しく書き込まれているかが読取り・確認される。
そして、前部及び後部の搬送ローラ部21、22が回転駆動され、通帳12が搬入/搬出口11から外部に排出されて(ステップS25)、搬出動作が停止する(ステップS26)。
3 筐体
9 前面
10 案内面
11 搬入/搬出口
12 通帳(印字媒体)
13 印字面
14 表表紙
15 裏表紙
16 磁気記録部
16a 磁気部
17 搬送逃げ口
18 前部案内部
19 後部案内部
20 ステッピングモータ
21 前部搬送ローラ部
21a 駆動ローラ
21b ピンチローラ
22 後部搬送ローラ部
22a 駆動ローラ
22b ピンチローラ
23 印字部
24 印字ヘッド
25 キャリッジ
26 ボールネジ
27 ステッピングモータ
29 プラテン
29a 下面
30 磁気読み取り・書き込み装置
31 磁気ヘッド
32 磁気ヘッド押えローラ
33 連動機構
34 シャフト
35 連動回転軸
36 当接部
37 引き上げ部
41 付勢部材
42 回動支持部材
43 係止部
44 支持軸
47 支持軸
48 磁気ヘッド保持部材
71 光学センサ
75 突き当て面
Claims (3)
- 印字媒体に印字処理を行う印字部と、
前記印字媒体が有する磁気記録部に記録された磁気データの読み取り及び、書き込みを行う磁気ヘッドと、
前記印字媒体を挟持して搬送可能に対向配置された少なくとも一対の第1の駆動ローラ及び第1の従動ローラと、
前記第1の駆動ローラが固定されたシャフトと、
前記シャフトに一体固定され、前記磁気ヘッドに対向して配置され、前記第1の駆動ローラよりも摩擦係数の大きい材質からなる第2の駆動ローラと、
を有し、
前記磁気ヘッドと前記印字媒体の磁気記録部を密着させ、前記印字媒体を搬送しながら前記印字媒体が有する磁気記録部に記録された磁気データを、読み取り又は、書き込みを行い、
更に、前記印字部が前記印字処理を行うに際し、前記印字媒体を前記印字部とで挟み込むプラテンと、
前記プラテンを前記印字部に対して密着方向又は乖離方向に移動させる駆動部と、
前記プラテンが前記印字部に対して乖離方向へ移動するに伴い、前記磁気ヘッド部が前記第2の駆動ローラに対して密着方向に移動、又は、前記プラテンが前記印字部に対して密着方向へ移動するに伴い、前記磁気ヘッド部が前記磁気ヘッド押さえ部材に対して乖離方向に移動する連動機構と、有する
ことを特徴とする媒体印字装置。 - 前記第2の駆動ローラは、前記第1の駆動ローラと同一径の円柱形状の弾性体からなる
ことを特徴とする請求項1に記載の媒体印字装置。 - 前記第2の駆動ローラは、前記第1の駆動ローラよりも径大の円柱形状の弾性体からなることを特徴とする請求項1に記載の媒体印字装置。
Priority Applications (1)
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JP2009295949A JP5275969B2 (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 媒体印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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