JP3738164B2 - 媒体幅寄せ機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィードローラーにより搬送される媒体を一側を基準面に押しつけるための幅寄せ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
金融機関で使用される自動化機器として通帳記帳機や伝票処理装置あるいは証書処理装置等があり、これらの装置では通帳や伝票あるいは証書等の媒体に対して印字を行ったり、媒体に設けられている磁気ストライプに対してデータの読み取りや書き込み等の処理を行うため、媒体の位置精度を確保する必要上、媒体を基準面に押しつけるための幅寄せ機構が設けられている。
【0003】
図6は従来の媒体幅寄せ機構を示す平面図、図7は側面図である。
図において1は通帳や伝票あるいは証書等の媒体で、1aは正常な状態、1bと1cはそれぞれ斜行した状態であり、ここで1bは右側が先行した状態、1cは左側が先行した状態を示している。
2は下部ガイド板、3は上部ガイド板で、この両ガイド板2と3は所定の隙間を持って上下に対向するように配置されており、これにより両ガイド板2,3間に媒体1の搬送路が形成されていて、この搬送路の一側に位置して媒体1の搬送基準となる基準面4が下部ガイド板2と一体に形成されている。
【0004】
5は媒体1を搬送路に挿入するための挿入口であり、処理後の排出口も兼ねている。
6及び8はフィードローラー、7及び9はプレスローラーである。
ここで、フィードローラー6は媒体1の搬送方向と直行するように上部ガイド板3上に配置された回転軸10上に一定の間隔で複数(図では2個)設けられており、またフィードローラー8は媒体1の搬送方向においてフィードローラー6の回転軸10より下流側にかつ回転軸10と平行に配置された回転軸11上に一定の間隔で複数(図では2個)設けられている。
【0005】
これらフィードローラー6及び8はそれぞれの一部が上部ガイド板3に設けられて透孔から搬送路内に入り込んでおり、この状態で図示しないフィードモーターによりフィードローラー6及び8は同期して正逆両方向(吸入、排出方向)に回転するものとなっている。
一方、プレスローラー7及び9はフィードローラー6及び8と対向するように下部ガイド板2の下側に配置された支持軸12及び13にそれぞれ複数設けられており、これらのプレスローラー7及び9は支持軸12及び13と共に上下動するようになっていて、上昇時は各プレスローラー7及び9の一部が下部ガイド板2に設けられた透孔から搬送路内に入り込んでフィードローラー6及び8との間に媒体1を挟持するようになっている。
【0006】
14は幅寄せローラーで、媒体1の搬送方向に対してフィードローラー6の上流側に位置するように配置されており、フィードローラー6の回転方向に対して直交する方向、つまり媒体1を基準面4の方向に送るように回転するものとなっている。
15は幅寄せ用プレスローラーで、この幅寄せ用プレスローラー15は幅寄せローラー14と対向するように下部ガイド板2の下側に配置された図示しない支持軸に設けられており、この幅寄せ用プレスローラー15は支持軸と共に上下動するようになっていて、上昇時はその一部が下部ガイド板2に設けられた透孔から搬送路内に入り込んで幅寄せローラー14に当接するようになっている。
【0007】
16はフィードローラー6,8及び幅寄せローラー14を回転させるための第1のモーターで、この第1のモーター16とフィードローラー6,8及び幅寄せローラー14との間には図示しない動力伝達切替え手段が設けられ、この動力伝達切替え手段を制御することで第1のモーター1の回転力がフィードローラー6,8または幅寄せローラー14に伝達されるようになっている。
【0008】
17はプレスローラー7,9及び15を上下動(UP/DOWN)させるための第2のモーターで、この第2のモーター17とプレスローラー7,9及び幅寄せ用プレスローラー15との間には図示しない動力伝達切替え手段が設けられており、この動力伝達切替え手段を制御することで第2のモーター17の動力がプレスローラー7,9または幅寄せ用プレスローラー15に伝達されるようになっている。
【0009】
18と19は媒体1の先端または通過を光学的に検知するセンサーで、センサー18は媒体1の搬送方向に対してフィードローラー6の下流側に位置するように配置されており、センサー19はセンサー18よりもやや下流側で、更にセンサー18よりも基準面4から離れた位置に配置されている。
20と21は媒体1の一側が基準面4に押しつけられたことを光学的に検知するセンサーで、基準面4に沿って一定の間隔で配置されている。
【0010】
10は上述した構成の作用を示す平面図で、図は媒体1が基準面と平行に搬送された場合、図は媒体1が右先行の状態で搬送された場合、図10は媒体1が左先行の状態で搬送された場合である。
順に説明すると、まず、プレスローラー7,9及び5が下降している状態において、媒体1が挿入口から挿入され、この媒体1の先端がセンサー18により検知されると、その検知信号に基づいて第2のモーター17によりプレスローラー7,9が上昇し、これにより媒体1の先端がフィードローラー6とプレスローラー7により挟持される。
【0011】
この状態で第1のモーター16が駆動され、フィードローラー6,8が回転することにより媒体1は搬送路の奥に向かって搬送され、そして媒体1の先端がセンサー19により検知されると、それから一定パルス分第1のモーター16が駆動されて、その分媒体1が搬送されてから、媒体1の搬送が停止される。
その後、動力伝達切替え手段により第1のモーター16の回転力が幅寄せローラー14に伝達されるように切替えられ、同時に第2のモーター17によりプレスローラー7,9が下降し、更に動力伝達切替え手段により第2のモーター16の動力が幅寄せ用プレスローラー15の上下動機構に伝達されるように切替えられる。
【0012】
続いて、第2のモーター1により幅寄せ用プレスローラー15が上昇し、これにより媒体1が幅寄せローラー14と幅寄せ用プレスローラー15により挟持されると、第1のモーター16が駆動されて幅寄せローラー14が回転し、媒体1が基準面4に向かって送られる。
このとき、図8に示したように媒体1が基準面4に対して平行であれば、媒体1はそのまま一側が基準面4に押しつけられ、そしてセンサー20、21が媒体1を検知することで幅寄せは完了する。
【0013】
これに対して、図9に示したように媒体1が基準面4に対して平行でなく、右側が先行した状態で傾いている場合は、媒体1の後部側がまず基準面4に突き当たり、この突き当たった部分を支点として回転しながら幅寄せされ、センサー20、21が媒体1を検知することで幅寄せが完了することになる。
また、図10に示したように媒体1が基準面4に対して平行でなく、左側が先行した状態で傾いている場合は、媒体1の先端がまず基準面4に突き当たり、この突き当たった部分を支点として回転しながら幅寄せされ、センサー20、21が媒体1を検知することで幅寄せが完了することになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述した従来の技術では、媒体の状態に関わらず一定の位置で幅寄せを行うため、媒体が傾いていた場合、幅寄せローラーの位置と媒体の回転支点との位置関係が悪く、そのため安定した幅寄せ動作ができないという問題がある。
【0015】
特に、左側が先行した状態で傾いている媒体の場合は、媒体の先端が基準面に突き当たるとき座屈してしまい、ジャム等の二次障害を引き起こすという問題も生じる。
従って、本発明は、安定した幅寄せ動作が可能な媒体幅寄せ機構を実現することを課題としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
そのため本発明は、搬送路を搬送される媒体を幅寄せローラーによって基準面に押しつけるように幅寄せする媒体幅寄せ機構において、媒体の傾き状態を検知し、その検知結果に応じて搬送量を異ならせて媒体を搬送した後、前記幅寄せローラーにより幅寄せすることで媒体の幅寄せ位置を変化させることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明による媒体幅寄せ機構の実施の形態について説明する。
図1は実施の形態を示す平面図、図2は同じく実施の形態を示す側面図、図3は制御ブロック図である。
【0018】
図において1は媒体、2は下部ガイド板、3は上部ガイド板、4は基準面、5は挿入口、6と8はフィードローラー、7と9はプレスローラー、10はフィードローラー6の回転軸、11はフィードローラー8の回転軸、12はプレスローラー7の支持軸、13はプレスローラー9の支持軸、14は幅寄せローラー、15はプレスローラー、16は第1のモーター、17は第2のモーター、18〜21はセンサーで、これらは従来のものに相当し、同様に構成されている。
【0019】
22は第1のモーター16とフィードローラー6,8及び幅寄せローラー14との間に設けられた動力伝達切替え手段で、この動力伝達切替え手段22により第1のモーター1の回転力がフィードローラー6,8または幅寄せローラー14に伝達されるようになっている。
23は第2のモーター17とプレスローラー7,9及び幅寄せ用プレスローラー15との間に設けられた動力伝達切替え手段で、この動力伝達切替え手段23により第2のモーター17の動力がプレスローラー7,9または幅寄せ用プレスローラー15に伝達されるようになっている。
【0020】
24は媒体1の先端または通過を光学的に検知するセンサーで、このセンサー24は媒体1の搬送方向と直交する方向にセンサー19と所定の間隔をあけて配置されている。
25は制御部で、この制御部25はセンサー18〜21及び24の検知信号に基づいて第1のモーター16、第2のモーター17、動力伝達切替え手段22及び23を制御するものとなっている。
【0021】
図4及び図5は上述した構成の作用を示す平面図で、図4は媒体1が右先行の状態で搬送された場合、図5は媒体1が左先行の状態で搬送された場合であり、この両図及び図1〜図3を用いて順に説明する。
まず、プレスローラー7,9及び5が下降している状態において、媒体1が挿入口5から挿入され、この媒体1の先端がセンサー18により検知されると、その検知信号に基づいて制御部25は第2のモーター17を駆動する。
【0022】
これによりプレスローラー7,9が上昇して媒体1の先端がフィードローラー6とプレスローラー7により挟持されると、制御部25は第1のモーター16を駆動して、フィードローラー6,8を回転させる。
このフィードローラー6,8の回転により媒体1は搬送路の奥に向かって搬送され、そして媒体1の先端がセンサー19,24により検知されると、その検知タイミングにより制御部25が媒体1の状態を判定する。
【0023】
そして判定の結果、媒体1が正常つまり基準面4に対して平行であると判断した場合は、予め定めた基準量だけ媒体1が搬送されてから、媒体1の搬送が停止される。
その後、動力伝達切替え手段22により第1のモーター16の回転力が幅寄せローラー14に伝達されるように切替えられ、同時に第2のモーター17によりプレスローラー7,9が下降し、更に動力伝達切替え手段23により第2のモーター16の動力が幅寄せ用プレスローラー15の上下動機構に伝達されるように切替えられる。
【0024】
続いて、第2のモーター1により幅寄せ用プレスローラー15が上昇し、これにより媒体1が幅寄せローラー14と幅寄せ用プレスローラー15により挟持されると、第1のモーター16が駆動されて幅寄せローラー14が回転し、媒体1が基準面4に向かって送られる。
そして、送られた媒体1はそのまま一側が図1に示したように基準面4に押しつけられ、センサー20、21が媒体1を検知することで幅寄せは完了する。
【0025】
一方、前記のセンサー19,24の検知タイミングにより制御部25が媒体1が基準面4に対して平行でなく、右側が先行した状態で傾いていると判断した場合は、媒体1が前記の基準量より短く設定された一定の送り量だけ搬送されてから、媒体1の搬送が停止される。
その後、動力伝達切替え手段22により第1のモーター16の回転力が幅寄せローラー14に伝達されるように切替えられ、同時に第2のモーター17によりプレスローラー7,9が下降し、更に動力伝達切替え手段23により第2のモーター1の動力が幅寄せ用プレスローラー15の上下動機構に伝達されるように切替えられる。
【0026】
続いて、第2のモーター1により幅寄せ用プレスローラー15が上昇し、これにより媒体1が幅寄せローラー14と幅寄せ用プレスローラー15により挟持されると、第1のモーター16が駆動されて幅寄せローラー14が回転し、媒体1が基準面4に向かって送られる。
この場合、図4に示したように媒体1の中央部に近い部分がまず基準面4の端部に突き当たり、この突き当たった部分を支点として回転しながら幅寄せされ、センサー20、21が媒体1を検知することで幅寄せが完了する。
【0027】
また、前記のセンサー19,24の検知タイミングにより制御部25が媒体1が基準面4に対して平行でなく、左側が先行した状態で傾いていると判断した場合は、媒体1が前記の基準量より長く設定された一定の送り量だけ搬送されてから、媒体1の搬送が停止される。
その後、同様に動力伝達切替え手段22によって第1のモーター16の回転力が幅寄せローラー14に伝達されるように切替えられ、同時に第2のモーター17によりプレスローラー7,9が下降し、更に動力伝達切替え手段23により第2のモーター1の動力が幅寄せ用プレスローラー15の上下動機構に伝達されるように切替えられる。
【0028】
続いて、第2のモーター1により幅寄せ用プレスローラー15が上昇し、これにより媒体1が幅寄せローラー14と幅寄せ用プレスローラー15により挟持されると、第1のモーター16が駆動されて幅寄せローラー14が回転し、媒体1が基準面4に向かって送られる。
この場合、図5に示したように図1の場合に比べて幅寄せローラー14から離れた位置で媒体1の先端がまず基準面4に突き当たり、この突き当たった部分を支点として回転しながら幅寄せされ、センサー20、21が媒体1を検知することで幅寄せが完了することになる。
【0029】
以上説明した実施の形態によれば、複数のセンサーの検知信号により得られる正常、右先行、及び左先行という媒体の状態に対応して予め定められた量だけ媒体を搬送し、その後幅寄せローラーにより基準面に幅寄せするようにしているため、つまり幅寄せ動作時の媒体の位置を、媒体の状態に応じて異ならせているため、安定した幅寄せを行うことが可能となり、特に左先行の媒体に対しても先端を座屈させることなく幅寄せすることができ、ジャム等の二次障害も未然に防ぐことができるものとなる。
【0030】
次に別の実施の形態について説明する。
上述し実施の形態では、正常、右先行、及び左先行という媒体の状態に対応して幅寄せ動作時の媒体の位置を3個所設定したが、この正常、右先行、及び左先行という状態に加えて、右先行または左先行の場合、媒体1の先端がセンサー19,24により検知されたときの、その検知タイミングの差(第1のモーター16の駆動パルス数の差)から制御部25が媒体1の傾き角度を演算し、その結果求められた角度に応じて、媒体1の停止位置に補正をかけ、補正した停止位置を求める。
【0031】
そして、右側が先行する傾いた状態の場合、正常な状態のときの媒体1の停止位置より搬送方向の上流側で前記補正した位置に媒体1を停止させて幅寄せローラー14による幅寄せを行う。
また、左側が先行する傾いた状態の場合、正常な状態のときの媒体1の停止位置より搬送方向の下流側で前記補正した位置に媒体1を停止させて幅寄せローラー14による幅寄せを行う。
【0032】
このようにすることによって、幅寄せに最適な媒体1の位置が得られ、より安定して確実に幅寄せを行うことが可能となる。
また、この他としては、媒体1の状態の判定し、正常,右先行,または左先行の判定結果に応じた位置あるいは補正に基づく位置に媒体1を停止させた後、媒体1が左先行の状態である場合は、正常な状態等の場合に比べて幅寄せローラー14の回転速度を遅くし、これにより遅い速度で幅寄せを行う。
【0033】
このようにした場合、左先行の媒体に対し、その先端の座屈を確実に防止して安定した幅寄せを行うことが可能になる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、搬送路を搬送される媒体を基準面に押しつけるように幅寄せする媒体幅寄せ機構において、媒体の傾き状態を検知し、その検知結果に応じて媒体の幅寄せ位置を変化させるようにしている。
従ってこれによれば、幅寄せ動作時の媒体の位置を、媒体の状態に応じて異ならせているため、安定した幅寄せを行うことが可能になるという効果が得られると共に、特に左先行の媒体に対しても先端を座屈させることなく幅寄せすることができ、ジャム等の二次障害も未然に防ぐことができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態を示す平面図。
【図2】発明の実施の形態を示す側面図。
【図3】発明の実施の形態の制御ブロック図。
【図4】実施の形態の作用を示す平面図。
【図5】実施の形態の作用を示す平面図。
【図6】従来技術を示す平面図。
【図7】従来技術を示す側面図。
【図8】従来技術の作用を示す平面図。
【図9】従来技術の作用を示す平面図。
【図10】従来技術の作用を示す平面図。
【符号の説明】
1 媒体
2 下部ガイド板
3 上部ガイド板
4 基準面
5 挿入口
6,8 フィードローラー
7,9 プレスローラー
14 幅寄せローラー
15 幅寄せ用プレスローラー
16 第1のモーター
17 第2のモーター
18〜21 センサー
22,23 動力伝達切替え手段
24 センサー
25 制御部

Claims (5)

  1. 搬送路を搬送される媒体を幅寄せローラーによって基準面に押しつけるように幅寄せする媒体幅寄せ機構において、
    媒体の傾き状態を検知し、その検知結果に応じて搬送量を異ならせて媒体を搬送した後、前記幅寄せローラーにより幅寄せすることで媒体の幅寄せ位置を変化させることを特徴とする媒体幅寄せ機構。
  2. フィードローラーとプレスローラーに挟持されて搬送路を搬送される媒体の先端をセンサーにより検知した後、フィードローラーとプレスローラーを開放し、幅寄せローラーにより媒体を搬送路の一側に設けられた基準面に押しつけるように幅寄せする媒体幅寄せ機構において、
    前記センサーを媒体の搬送方向と直交する方向に複数配置して、
    これら複数のセンサーの検知信号をもとに媒体の搬送状態が、前記基準面に対して平行となる正常な状態、前記基準面側が先行する形で傾いた第1の傾き状態、及び前記基準面と反対側が先行する形で傾いた第2の傾き状態のいずれかを判定し、
    前記媒体が第1の傾き状態の場合、正常な状態のときの媒体の停止位置より媒体の搬送方向の上流側で停止させて前記幅寄せローラーによる幅寄せを行い、
    前記媒体が第2の傾き状態の場合、正常な状態のときの媒体の停止位置より媒体の搬送方向の下流側で停止させて前記幅寄せローラーによる幅寄せを行うことを特徴とする媒体幅寄せ機構。
  3. フィードローラーとプレスローラーに挟持されて搬送路を搬送される媒体の先端をセンサーにより検知した後、フィードローラーとプレスローラーを開放し、幅寄せローラーにより媒体を搬送路の一側に設けられた基準面に押しつけるように幅寄せする媒体幅寄せ機構において、
    前記センサーを媒体の搬送方向と直交する方向に複数配置して、
    これら複数のセンサーの検知信号をもとに媒体の搬送状態が、前記基準面に対して平行となる正常な状態、前記基準面側が先行する形で傾いた第1の傾き状態、及び前記基準面と反対側が先行する形で傾いた第2の傾き状態のいずれかを判定すると共に、検知タイミングの差から得られる傾き角度に対する補正値を求め、
    前記媒体が第1の傾き状態の場合、正常な状態のときの媒体の停止位置より媒体の搬送方向の上流側で前記補正値に基づく位置に停止させて前記幅寄せローラーによる幅寄せを行い、
    前記媒体が第2の傾き状態の場合、正常な状態のときの媒体の停止位置より媒体の搬送方向の下流側で前記補正値に基づく位置に停止させて前記幅寄せローラーによる幅寄せを行うことを特徴とする媒体幅寄せ機構。
  4. 請求項2または3において、
    媒体が、第2の傾き状態の場合、幅寄せローラーによる幅寄せ速度を遅くすることを特徴とする媒体幅寄せ機構。
  5. 請求項2または3において、
    前記基準面は媒体搬送方向の右側に位置するものとし、前記第1の傾き状態は媒体の右側が先行する形で傾いた状態、前記第2の傾き状態は媒体の左側が先行する形で傾いた状態とすることを特徴とする媒体幅寄せ機構。
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