JPH08192939A - シート給送装置および画像読み取り装置 - Google Patents

シート給送装置および画像読み取り装置

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JPH08192939A
JPH08192939A JP7005659A JP565995A JPH08192939A JP H08192939 A JPH08192939 A JP H08192939A JP 7005659 A JP7005659 A JP 7005659A JP 565995 A JP565995 A JP 565995A JP H08192939 A JPH08192939 A JP H08192939A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明に係るシート給送装置および画像読み
取り装置は、シートの斜行量の大小に関わらず確実に斜
行補正を行うことが出来るシート給送装置およびそれを
備えた画像読み取り装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 原稿S搬送路上の送りローラ6と補正ローラ
8との間にセンサ30a,30bを送りローラ6側の主走査
方向同一線上に所定距離離隔して配置すると共に、セン
サ30cをセンサ30bと副走査方向同一線上で原稿Sの送
り方向cに所定距離離隔して配置し、センサ30a〜30c
からの検知情報により原稿Sの搬送速度を速度検出回路
40により計算すると共に、原稿Sの斜行量を斜行量検出
回路41により計算し、コントローラ42が補正ローラ対
8,9に対する原稿Sの送り量を原稿Sの斜行量に対応
させて変化させるように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子ファイル,複写機,
ファクシミリ等に適用されるシート給送装置および画像
読み取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読み取り装置に適用されるシ
ート給送装置において、給送されるシート状原稿(以
下、単に「原稿」という)が斜行していると、画像が傾
いたり、欠けたりする問題が生じることがあり、これを
解決するために、駆動を得て回転する駆動ローラと、そ
れに従動回転する従動ローラからなるローラ対(以下、
「補正ローラ対」という)を画像読み取り部の原稿搬送
方向上流側近傍(以下、単に「手前」という)に設けた
ものがある。
【0003】前記補正ローラ対は、斜行補正動作の開始
時には停止状態にあり、給送された原稿先端が該補正ロ
ーラ対のニップ部に突き当たった後、更に原稿を補正ロ
ーラ対の手前に配置された送りローラにより送ること
で、送りローラと補正ローラ対の間で原稿がループを形
成するか、または送りローラが滑ることにより補正ロー
ラ対のニップ部に原稿先端を倣わせることによって斜行
を補正し、その後、補正ローラ対を回転させて原稿を送
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、補正ローラ対の手前のセンサで原稿を検知
し、その時刻から予め設定された時間だけ原稿を搬送す
ることで停止した補正ローラ対に対して一定量の原稿先
端部が突き当てられることにより原稿の斜行の補正を行
うように構成されていたため、比較的大きく斜行した原
稿を補正する場合には、原稿の送り量を大きく設定する
必要がある。そして原稿の送り量を大きく設定した場合
に、比較的斜行の小さい原稿が送られると、必要量以上
の原稿先端部が補正ローラ対に突き当てられる結果とな
り、原稿の先端部が折れる等の問題があった。
【0005】また、原稿の斜行補正を行う際、原稿自身
が有する腰の力により原稿自身の姿勢を変えられるよう
に補正ローラ対に送り込む手前の送りローラのグリップ
力が小さくなるように設定されるため、原稿の搬送力が
安定せず、原稿の斜行が補正できなかったり、原稿に過
負荷をかけてしまうという問題がある。
【0006】また、原稿の斜行量がかなり大きい場合に
は、一回の斜行補正動作で原稿の斜行の補正を行うと、
原稿の先端に過負荷がかかり、原稿折れ等が生じるとい
う問題がある。
【0007】本発明に係るシート給送装置および画像読
み取り装置は、上記課題を解決するものであり、その目
的はシートの斜行量の大小に関わらず確実に斜行補正を
行うことが出来るシート給送装置およびこれを備えた画
像読み取り装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、シート積載手段に積載
された複数枚のシートを一枚ずつ分離して装置本体内に
給送すると共に、斜行して給送されたシートの先端を補
正回転体に突き当てて斜行を補正するシート給送装置に
おいて、シート搬送路にシートの斜行量と搬送速度とを
検知する検知手段を設け、該検知手段による検知情報に
対応して前記補正回転体に突き当てるシート先端の突き
当て量を変化させるように構成したことを特徴とするシ
ート給送装置である。
【0009】また、前記シートの斜行量と搬送速度とを
検知する検知手段は、シート搬送方向に直交する方向に
一列にならないように配置された3個以上のセンサを有
して構成したことを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る他の構成は、シート積
載手段に積載された複数枚のシートを一枚ずつ分離して
装置本体内に給送すると共に、斜行して給送されたシー
トの先端を補正回転体に突き当てて斜行を補正するシー
ト給送装置において、シートの斜行が前記補正回転体通
過後も補正されていない場合には、該シートをシート搬
送路を逆走させて前記補正回転体よりもシート搬送方向
上流側に戻した後、再度前記補正回転体にシートの先端
を突き当てて該シートの斜行を補正するように構成した
ことを特徴とするシート給送装置である。
【0011】また、本発明に係る他の構成は、シート積
載手段に積載された複数枚のシートを一枚ずつ分離して
装置本体内に給送すると共に、斜行して給送されたシー
トの先端を補正回転体に突き当てて斜行を補正するシー
ト給送装置において、予め設定された前記補正回転体に
突き当てるシート先端の突き当て量に対応するシートの
斜行量よりも給送されたシートの斜行量が大きい場合に
は、該シートの先端を前記補正回転体に複数回突き当て
ることによって、該シートの斜行量を補正し得る補正回
数を計算し、その補正回数だけ、該シートをシート搬送
路を逆走させて前記補正回転体よりもシート搬送方向上
流側に戻した後、前記補正回転体に該シートの先端を突
き当てて該シートの斜行を補正する動作を繰り返すよう
に構成したことを特徴とするシート給送装置である。
【0012】また、本発明に係る画像読み取り装置は、
前記シート給送装置によって給送されたシートを更に下
流側に搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送
されたシートに記録された原稿画像を読み取る画像読み
取り手段と、を有することを特徴とした画像読み取り装
置である。
【0013】
【作用】本発明に係るシート給送装置は、上述の如く構
成したので、補正回転体よりもシート搬送方向上流側に
シートの斜行量と速度とを検知する検知手段を配置し、
前記検知手段による検知情報に対応して補正回転体に突
き当てるためのシートの送り量を決定することで、シー
トに負担をかけない最適な斜行補正を行うことが出来
る。
【0014】また、シートの斜行量がかなり大きい場合
には、複数回に分けて斜行補正を行うことにより、シー
トを痛めることなく、より完全にシートの斜行を補正す
ることが出来る。
【0015】また、本発明に係る画像読み取り装置は前
記シート給送装置により斜行補正されて給送されたシー
ト状原稿の画像を画像読み取り手段により読み取ること
が出来る。
【0016】
【実施例】図により本発明に係るシート給送装置および
これを備えた画像読み取り装置の一実施例を具体的に説
明する。図1は本発明に係るシート給送装置を備えた画
像読み取り装置の断面説明図、図2は本発明に係るシー
ト給送装置の第1実施例の構成を示す断面説明図、図3
は第1実施例の平面説明図、図4は第1実施例の制御系
ブロック図、図5はくし歯状ローラの構成を説明する
図、図6はくし歯状ローラによる斜行補正を説明する
図、図7は第1実施例のセンサ位置を変更した平面説明
図である。
【0017】図1に示した画像読み取り装置は、シート
積載手段となるトレー1および原稿載置台5上に積載さ
れた紙や合成樹脂等の所定の材質で構成されるシート状
原稿(以下「原稿」という)Sを一枚ずつ装置本体内に
送り、詳しくは後述する補正回転体となる補正ローラ対
8,9に原稿Sの先端を突き当てて斜行が補正された
後、複数のシート搬送手段により構成されたシート搬送
路上に配置された画像読み取り手段となる画像読み取り
センサ22,23により原稿Sの表裏の画像を読み取り、そ
の画像を表示装置2に表示すると同時に光磁気ディスク
等を装備した記録装置3に記録するものであり、更には
記録装置3に記録された画像を検索して表示装置2に表
示する機能を有している。
【0018】図1において、原稿Sを載置するトレー1
に連設して軸5aを中心として回動自在に取り付けられ
た原稿載置台5が配置されており、該原稿載置台5は軸
28aを中心として回動する原稿押し上げレバー28によっ
て下方から持ち上げられて図1の矢印a方向に回動する
ようになっており、これによって原稿Sを給送ローラ4
に当接させることが出来るものである。
【0019】シート送り出し手段である給送ローラ4は
図2の矢印b方向に回転することにより給送ローラ4に
当接した原稿Sを繰り出して原稿Sを装置本体内に給送
するものであり、給送ローラ4よりも更に原稿Sの搬送
方向下流側(以下、単に「下流側」という)には図2に
示す原稿S送り方向cに対して順方向(図2の矢印d方
向)に回転する送りローラ6が配置されており、該送り
ローラ6に対向して原稿S送り方向cに対して逆方向
(図2の矢印e方向)に回転する逆転ローラ7が配置さ
れている。
【0020】従って、送りローラ6を原稿Sの送り方向
cに対して順方向に回転駆動させ、逆転ローラ7を原稿
Sの送り方向cに対して逆方向に回転駆動させることに
より給送ローラ4によって送られた原稿Sを一枚ずつ分
離して最上位の原稿Sのみを装置本体内に送ることが出
来る。
【0021】更に原稿Sは送りローラ6,逆転ローラ7
の下流側近傍に配置され停止状態に保持された補正ロー
ラ対8,9のニップ部に突き当てられて斜行補正が行わ
れた後、補正ローラ対8,9が原稿Sの送り方向cに対
して順方向に回転して原稿Sを搬送し、更に原稿S搬送
路の下流側に配置され、一定速度で回転する搬送ローラ
対10,11および12,13に挟持されて送られる。
【0022】この時、原稿Sの表面および裏面は光源1
4,15によりガイド板16,17に設けられた透明部16a,1
7aを通して照明され、平面ミラー18a,18b,18cお
よび19a,19b,19c、更に結像レンズ20,21により画
像読み取り手段となるCCD等の画像読み取りセンサ2
2,23上に結像され、原稿Sの表裏面の画像が読み取ら
れる。
【0023】読み取られた原稿Sの画像は、表示装置2
に表示されると同時に光磁気ディスク等の記録装置3に
より記録される。また記録装置3により記録された原稿
Sの画像は適宜検索して表示装置2に表示することがで
きる。
【0024】読み取られた原稿Sは搬送ベルト24および
25により挟持されて排出部26に排出される。27は上述し
た動作を装置に行わせるための電源およびコントロール
基板等を含む電装部である。
【0025】次に、本発明に係るシート給送装置の第1
実施例の構成について具体的に説明する。図2および図
3に示すように、原稿S搬送路上には原稿Sの先端を検
知する検知手段となるセンサ30a〜30cが所定位置に配
置されており、該センサ30a〜30cは本実施例では反射
型のセンサで、原稿SがあるとONになるものを用いて
いる。
【0026】前記センサの配置位置は、図3に示すよう
にセンサ30a〜センサ30cを送りローラ6と補正ローラ
8との間に配置し、且つセンサ30a,30bを送りローラ
6側で原稿Sの送り方向cと直交する方向(以下、「主
走査方向」という)に同一線上に距離Bだけ離隔して配
置し、センサ30cを補正ローラ8側で原稿Sの搬送方向
(以下、「副走査方向」という)にセンサ30bと同一線
上であって、センサ30bから原稿Sの送り方向cに距離
Aだけ離隔させて配置したものである。
【0027】次に、上記のように構成されたシート給送
装置の動作を説明する。図示しないスイッチが押されて
原稿S画像の記録動作が始まると、原稿載置台5を押し
上げる原稿押し上げレバー28が軸28aを中心として回転
し、原稿載置台5を軸5aを中心に図1の矢印a方向に
回動させる。
【0028】そして、原稿載置台5上の最上位の原稿S
が給送ローラ4に当接した後、給送ローラ4が図2の矢
印b方向に回転し、原稿載置台5上の原稿Sを送りロー
ラ6,逆転ローラ7で構成される分離部に送る。
【0029】ここで、例えば図3の矢印f方向にモーメ
ントを受けたり、或いは何らかの原因で斜行した原稿S
が給送ローラ4により前記分離部に給送されると、原稿
Sは送りローラ6と逆転ローラ7により一枚ずつ分離さ
れて斜行した状態で給送され、先ず、時刻t0で図3に
示すセンサ30bが対向する位置に原稿Sの先端が到達
し、センサ30bがONになる。そして、時間t1後にセ
ンサ30aが対向する位置に原稿Sの先端が到達し、セン
サ30aがONになる。そして、センサ30bがONになっ
てから時間t2後にセンサ30cが対向する位置に原稿S
の先端が到達し、センサ30cがONになる。
【0030】ここで、原稿Sの搬送速度vは、センサ30
b,30cの離隔距離Aと、センサ30b,30cがONにな
る時間差t2を用いて、{v=A/t2}で表され、こ
の値は図4に示す速度検出回路40により計算されるよう
になっている。
【0031】また、センサ30a,30bの離隔距離である
幅Bでの原稿Sの斜行量D(ここで、「斜行量D」と
は、斜行による原稿Sの先端の副走査方向の突出寸法差
をいうものとする)は、センサ30b,30aがONになる
時間差t1と前記搬送速度vを用いて、{D=(A/t
2)×t1}で表され、この値は図4に示す斜行量検出
回路41により計算されるようになっている。
【0032】そして、前記斜行量Dに基づいて原稿Sの
送り量(センサ30bから補正ローラ対8,9までの距離
+突き当て量)が決定され、コントローラ42により送り
ローラ6の回転動作を制御している給送クラッチ43の作
動時間が制御される。
【0033】即ち、斜行量検出回路41により検出された
斜行量Dに対応して、図4に示す補正ローラ対8,9の
回転動作を制御している補正ローラクラッチ44がOFF
状態で停止状態を保持した補正ローラ対8,9に対する
原稿Sの送り量がコントローラ42により随時設定される
ものであり、例えば、斜行量Dが比較的大きい時は原稿
Sの送り量は大きく(給送クラッチ43の作動時間は長
く)なるように設定され、斜行量Dが比較的小さい時は
原稿Sの送り量は小さく(給送クラッチ43の作動時間は
短く)なるように設定される。
【0034】その後、コントローラ42により補正ローラ
クラッチ44がONになり、補正ローラ8が原稿Sの送り
方向cに対して順方向に回転動作し、原稿Sは補正ロー
ラ対8,9に挟持されて搬送され、更に下流側に配置さ
れた搬送ローラ対10,11に搬送される。
【0035】また、図5に示すように、送りローラ6と
逆転ローラ7とを、送りローラ6と逆転ローラ7に大径
部6a,7aと小径部6b,7bを夫々交互に設け、互
いの大径部6a,7aと小径部6b,7bを夫々対向す
るように配置した所謂くし歯状ローラを用いて構成した
場合、原稿Sは送りローラ6と逆転ローラ7により直接
挟持されている訳ではないので、送りローラ6と逆転ロ
ーラ7による原稿Sに対する拘束力は強くない。
【0036】従って、原稿Sの先端が停止状態に保持さ
れた補正ローラ対8,9のニップ部に突き当たった後、
更に上記のように構成した送りローラ6により送られる
と、原稿Sは送りローラ6と逆転ローラ7との間で滑る
ことになる。
【0037】従って、原稿Sが図6に示すように斜行し
た姿勢で補正ローラ対8,9のニップ部に突き当たった
後、更に上記のように構成した送りローラ6により送ら
れると、図6の矢印g方向にモーメントを受けて姿勢を
整え、補正ローラ対8,9のニップ部に原稿S先端が倣
って原稿Sの斜行補正が行われる。
【0038】この時に、原稿Sが給送ローラ4から放れ
ると、原稿Sに対する拘束力は更に弱くなるので、斜行
補正の効果が大きくなる。しかし、この場合、送りロー
ラ6の原稿Sに対するグリップ力は小さく、送りローラ
6が原稿S上を滑る可能性があり、原稿Sに対する搬送
力が安定しないので好ましくない。また、図5に示す送
りローラ6と逆転ローラ7のオーバーラップ量h(原稿
Sの厚さによって変える)によっても搬送力が変わって
しまう。
【0039】従って、前述のセンサ30b,30aがONに
なる時間差t1(斜行量Dに対応する)のみを検知した
場合だと、同じ斜行量Dであっても原稿Sの搬送速度v
が送りローラ6の滑り等で遅くなると、見かけ上、大き
な斜行として検知されてしまうという問題がある。
【0040】しかしながら、本実施例では補正ローラ対
8,9よりも原稿Sの搬送方向上流側(以下、単に「手
前」という)で原稿Sの速度を検知しているため、純粋
な斜行量Dが測定できるので、最適な斜行補正を行うこ
とが出来るものである。
【0041】ここで、センサ30b,30cの間で原稿Sの
搬送速度vが変化すれば、斜行量Dの値は実際の値とは
変わってしまうという問題もあるが、センサ30b,30c
の離隔距離は比較的短く、また送りローラ6が原稿Sを
滑りながら送るといっても急に搬送速度vが変化するこ
とはないので、搬送速度vをセンサ30b,30c間での平
均の速度として斜行量Dを求めても実用上差し支えな
い。
【0042】本実施例では、センサ30a,30b,30cを
図3のように配置したが、センサは3個以上で位置は主
走査方向に一列でなければ、他の位置に配置することも
出来る。
【0043】例えば、図7に示すようにセンサ30aとセ
ンサ30bは前述の第1実施例と同じ位置に配置し、セン
サ30cを送りローラ6と補正ローラ8との間の補正ロー
ラ8側で且つ、センサ30a,30bから副走査方向にAだ
け離隔し、更に主走査方向においてセンサ30a,30bの
間であって、センサ30aから主走査方向に距離B1,セ
ンサ30bから主走査方向に距離B2だけ夫々離隔させて
配置する。
【0044】このように配置した場合、前述のようにセ
ンサ30b,30aがONになる時間差をt1、センサ30
b,30cがONになる時間差をt3とすると、原稿Sの
搬送速度v2は、以下に示す数1式により表され、前述
と同様に速度検出回路40により計算される。
【0045】
【数1】
【0046】また幅(B1+B2)での斜行量D2は、
以下に示す数2式により表され、前述と同様に斜行量検
出回路41により計算される。
【0047】
【数2】
【0048】そして、これ等の値に基づいて前述と同様
に原稿Sの斜行補正が行われる。
【0049】また、原稿Sの斜行方向が図7とは反対の
場合、即ち、センサ30aが最初にONになり、その後、
時間t1後にセンサ30bがONになり、センサ30aがO
Nになってから時間t3後にセンサ30cがONになった
場合には、原稿Sの搬送速度v2は、以下に示す数3式
により表され、前述と同様に速度検出回路40により計算
される。
【0050】
【数3】
【0051】また、幅(B1+B2)での斜行量D2
は、以下に示す数4式により表され、前述と同様に斜行
量検出回路41により計算される。
【0052】
【数4】
【0053】そして、これ等の値に基づいて前述と同様
に原稿Sの斜行補正が行われる。
【0054】本実施例では、原稿Sの搬送速度vおよび
斜行量Dを検知し、その値に基づいて原稿Sの送り量を
決めているので、必要以上に原稿Sに負担をかけること
がなく、最適な斜行補正を行うことが出来る。また送り
ローラ6の原稿Sに対するグリップ力の大小に関わらず
最適な斜行補正を行うことが出来る。
【0055】次に、本発明に係るシート給送装置の第2
実施例について図8,図9を用いて説明する。図8は第
2実施例の構成を示す断面説明図、図9は第2実施例の
平面説明図である。尚、前記第1実施例と同じ部材で構
成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0056】図において、センサ31a〜31cは原稿Sが
補正ローラ対8,9により斜行補正が行われた後、斜行
が完全に補正されたか否かを確認するためのものであ
り、センサ31a〜31cは前記第1実施例のセンサ30a〜
30cと同様のセンサで構成される。
【0057】図9に示すようにセンサ31aは送りローラ
6と補正ローラ8との間で原稿S搬送路の主走査方向の
略中央部に配置すると共に、センサ31b,31cは補正ロ
ーラ8と搬送ローラ10の間で、且つ主走査方向に同一線
上に配置し、且つ前記センサ31aが主走査方向において
センサ31bとセンサ31cの略中間に位置するように配置
する。他の構成は前記第1実施例と同様に構成される。
【0058】本実施例ではセンサ31aがONしてからの
原稿Sの送り量(センサ31aから補正ローラ対8,9ま
での距離+突き当て量)を予め決めておくものであり、
この送り量は原稿Sに先端折れ等が生じない小さい値が
好ましい。
【0059】原稿Sの斜行補正精度の確認はセンサ31
b,31cの両者のONのタイミングを検知することによ
り認識することが出来、センサ31b,31cのONのタイ
ミングが一致している場合には原稿Sの斜行が完全に補
正されている場合であり、センサ31b,31cのONのタ
イミングがずれている場合には、原稿Sの斜行が補正し
きれなかった場合である。
【0060】センサ31b,31cのONのタイミングがず
れている場合には、原稿S搬送路上の原稿S搬送手段を
駆動する図示しないメインモータを原稿Sの送り方向c
に対して逆方向に作動させる。そして、原稿Sの先端が
センサ31aを原稿S搬送方向上流側(送りローラ6側)
に越えてセンサ31aがOFFになった時、再び前記メイ
ンモータを原稿Sの送り方向cに対して順方向に作動さ
せ、原稿Sの先端を再度、停止状態に保持された補正ロ
ーラ対8,9のニップ部に突き当てて斜行補正を行う。
【0061】そして、斜行が完全に補正されていれば、
そのまま搬送し、未だ完全に補正されていなければ上記
の動作を繰り返す。本実施例では原稿Sの逆走時に全て
の搬送ローラを逆転させるものであるが、チェック等長
さの短い原稿Sの場合、給送ローラ4の回転を止めてお
いて原稿Sの逆走時に原稿Sの後端を給送ローラ4に突
き当てて斜行を補正しても良い。この時は、送りローラ
6の搬送力により突き当てることが出来る。
【0062】また、長い原稿Sの時は原稿Sの逆走時に
送りローラ6と逆転ローラ7との対向間隔が広がるよう
に構成しても良い。この時は給送ローラ4の搬送力によ
り原稿Sを逆走させる。この場合、逆転ローラ7が原稿
Sの逆走を阻止することがないため、原稿Sの逆走動作
をスムーズに行うことが出来る。また、逆転ローラ7に
より原稿Sが斜行する可能性もなくなり、有効である。
【0063】本実施例によれば、大きく斜行した原稿S
も何回かに分けて補正を行うので原稿Sを痛めることは
ない。また、斜行補正した後で、その確認のセンサが設
けてあるので、より確実な斜行補正が行われる。
【0064】次に、本発明に係るシート給送装置の第3
実施例について図10,図11を用いて説明する。図10は第
3実施例の構成を示す断面説明図、図11は第3実施例の
平面説明図である。尚、前記第1,第2実施例と同じ部
材で構成したものは同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0065】図において、センサ32a〜32cは補正ロー
ラ対8,9から出てきた原稿Sの斜行量Dを検知するた
めのものであり、センサ32a〜32cは前記第1実施例の
センサ30a〜30cと同様のセンサで構成される。
【0066】図11に示すように、センサ32a,32bは送
りローラ6と補正ローラ8との間で、且つ原稿S搬送路
の主走査方向同一線上に所定の距離離隔して配置され、
センサ32cは補正ローラ8と搬送ローラ10の間で、且つ
原稿S搬送路の主走査方向においてセンサ32a,32bの
略中央部に位置して配置される。他の構成は前記第1実
施例と同様に構成される。
【0067】本実施例では、センサ32a,32bのいずれ
か一方が先にONしてからの原稿Sの送り量が予め決ま
っており、センサ32a,32bにより前述の第1実施例と
同様にして原稿Sの斜行量Dを検知し、何回斜行補正動
作を行ったら原稿Sの斜行が完全に補正できるかを計算
し、その回数だけ原稿Sを逆走させて斜行補正動作を繰
り返すものである。
【0068】その動作を説明すると、原稿Sの斜行量D
をセンサ32a,32bにより検知し、前述と同様に補正ロ
ーラ対8,9により一定量の斜行補正が行われる。そし
て、原稿Sの先端がセンサ32cをONにしたら、図示し
ないメインモータを原稿Sの送り方向cに対して逆方向
に回転させて原稿Sを逆走させ、原稿Sを補正ローラ対
8,9よりも上流側に戻す。
【0069】そして、センサ32a,32bがOFFになっ
たら、再び原稿Sの送り方向cに対して順方向にメイン
モータを回転させて原稿Sの先端を停止状態に保持され
た補正ローラ対8,9のニップ部に突き当てて斜行補正
を行う。以上の動作を計算した回数だけ繰り返す。
【0070】本実施例でも第2実施例で述べたように原
稿Sの逆走時に原稿Sの後端を給送ローラ4に突き当て
たり、送りローラ6と逆転ローラ7との対向間隔が広が
るようにしても良い。給送ローラ4に突き当てて斜行補
正を行うように構成した場合には、その斜行補正量も考
慮して何回斜行補正を行うのかを計算するものであり、
この場合の方がより速く完全な斜行補正を行うことが出
来る。
【0071】前記各実施例では停止状態の補正ローラ対
8,9のニップ部に原稿Sの先端を当接させて斜行補正
を行うように構成しているが、原稿Sの送り方向cに対
して逆方向に回転駆動される補正ローラ対8,9のニッ
プ部に原稿Sの先端を当接させて斜行補正を行うように
構成することも出来る。
【0072】尚、前記各実施例ではシート状の原稿の画
像を読み取るための電子ファイル,複写機,ファクシミ
リ等に適用される画像読み取り装置に本発明のシート給
送装置を適用した例を示したが、電子写真画像形成装置
やインクジェット記録手段等の記録手段に対して記録シ
ートを一枚ずつ供給するための画像形成装置等のシート
給送装置として構成することも可能である。
【0073】
【発明の効果】本発明に係るシート給送装置によれば、
シートの斜行量の大小に関わらず、確実に斜行補正を行
うことができる。従って、原稿等のシートが斜行して原
稿画像が傾いたり、欠けたりすることがないので、操作
者は原稿をセットした後は安心して装置を離れることが
出来る。
【0074】また、シートの斜行量と搬送速度を検知手
段により検知することで、補正回転体の手前に位置する
送りローラ等のグリップ力の大小に関わらず確実にシー
トの斜行補正を行うことが出来る。
【0075】また、斜行量の大きなシートは複数回に分
けて斜行を補正することにより、シートを痛めずに斜行
補正を行うことが出来る。
【0076】また、本発明に係るシート給送装置を備え
た画像読み取り装置は該シート給送装置が有する作用を
発揮させてシート原稿の斜行を確実に補正して搬送する
ので、信頼性の高い画像読み取り装置を提供することが
出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート給送装置を備えた画像読み
取り装置の断面説明図である。
【図2】本発明に係るシート給送装置の第1実施例の構
成を示す断面説明図である。
【図3】第1実施例の平面説明図である。
【図4】第1実施例の制御系ブロック図である。
【図5】くし歯状ローラの構成を説明する図である。
【図6】くし歯状ローラによる斜行補正を説明する図で
ある。
【図7】第1実施例のセンサ位置を変更した平面説明図
である。
【図8】本発明に係るシート給送装置の第2実施例の構
成を示す断面説明図である。
【図9】第2実施例の平面説明図である。
【図10】本発明に係るシート給送装置の第3実施例の構
成を示す断面説明図である。
【図11】第3実施例の平面説明図である。
【符号の説明】
S…原稿、1…トレー、2…表示装置、3…記録装置、
4…給送ローラ、5…原稿載置台、5a…軸、6…送り
ローラ、7…逆転ローラ、6a,7a…大径部、6b,
7b…小径部、8,9…補正ローラ対、10〜13…搬送ロ
ーラ対、14,15…光源、16,17…ガイド板、16a,17a
…透明部、18a〜18c,19a〜19c…平面ミラー、20,
21…結像レンズ、22,23…画像読み取りセンサ、24,25
…搬送ベルト、26…排出部、27…電装部、28…原稿押し
上げレバー、28a…軸、30a〜30c…センサ、31a〜31
c…センサ、32a〜32c…センサ、40…速度検出回路、
41…斜行量D検出回路、42…コントローラ、43…給送ク
ラッチ、44…補正ローラクラッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート積載手段に積載された複数枚のシ
    ートを一枚ずつ分離して装置本体内に給送すると共に、
    斜行して給送されたシートの先端を補正回転体に突き当
    てて斜行を補正するシート給送装置において、 シート搬送路にシートの斜行量と搬送速度とを検知する
    検知手段を設け、該検知手段による検知情報に対応して
    前記補正回転体に突き当てるシート先端の突き当て量を
    変化させるように構成したことを特徴とするシート給送
    装置。
  2. 【請求項2】 前記シートの斜行量と搬送速度とを検知
    する検知手段は、シート搬送方向に直交する方向に一列
    にならないように配置された3個以上のセンサを有して
    構成したことを特徴とする請求項1記載のシート給送装
    置。
  3. 【請求項3】 シート積載手段に積載された複数枚のシ
    ートを一枚ずつ分離して装置本体内に給送すると共に、
    斜行して給送されたシートの先端を補正回転体に突き当
    てて斜行を補正するシート給送装置において、 シートの斜行が前記補正回転体通過後も補正されていな
    い場合には、該シートをシート搬送路を逆走させて前記
    補正回転体よりもシート搬送方向上流側に戻した後、再
    度前記補正回転体にシートの先端を突き当てて該シート
    の斜行を補正するように構成したことを特徴とするシー
    ト給送装置。
  4. 【請求項4】 シート積載手段に積載された複数枚のシ
    ートを一枚ずつ分離して装置本体内に給送すると共に、
    斜行して給送されたシートの先端を補正回転体に突き当
    てて斜行を補正するシート給送装置において、 予め設定された前記補正回転体に突き当てるシート先端
    の突き当て量に対応するシートの斜行量よりも給送され
    たシートの斜行量が大きい場合には、該シートの先端を
    前記補正回転体に複数回突き当てることによって、該シ
    ートの斜行量を補正し得る補正回数を計算し、その補正
    回数だけ、該シートをシート搬送路を逆走させて前記補
    正回転体よりもシート搬送方向上流側に戻した後、前記
    補正回転体に該シートの先端を突き当てて該シートの斜
    行を補正する動作を繰り返すように構成したことを特徴
    とするシート給送装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1〜4のいずれか1項に記載
    のシート給送装置によって給送されたシートを更に下流
    側に搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送さ
    れたシートに記録された原稿画像を読み取る画像読み取
    り手段と、を有することを特徴とした画像読み取り装
    置。
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