JP2001180301A - 排気管用支持装置 - Google Patents

排気管用支持装置

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JP2001180301A JP37327099A JP37327099A JP2001180301A JP 2001180301 A JP2001180301 A JP 2001180301A JP 37327099 A JP37327099 A JP 37327099A JP 37327099 A JP37327099 A JP 37327099A JP 2001180301 A JP2001180301 A JP 2001180301A
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尚樹 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】600Hz以上の周波数領域を含む広範囲の周
波数領域にわたって動的絶対ばね定数の低減し、エンジ
ンの高速回転時の騒音防止を効果的になし、車両の静粛
性の向上に寄与できる排気管用支持装置を提供する。 【解決手段】弾性を有する材料により一体形成され、車
体側の支持材の第1保持部1と、排気管側の支持材の第
2保持部2と、これら両保持部1,2を間隔を隔てて連
結する一対の側壁部3,3と、両保持部1,2間の中間
位置に配されて両側壁部3,3に連結された中央制振部
5とを有する支持装置Aにおいて、第1と第2の両保持
部1,2のそれぞれ両側壁部3,3間の1部分に、切離
部分6あるいは薄肉部分を形成して、高周波数域での振
動時に振動荷重を適度に逃がせるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のマフラ
ー、すなわち排気管を車体に防振的に支持するための排
気管用支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来よ
り、排気管を車体に防振的に支持する支持装置として
は、ゴム等の弾性材料により一体形成したもので、車体
側の支持材が挿入される貫通孔を有する第1保持部と、
排気管側の支持材が挿入される貫通孔を有する第2保持
部とを、上下に間隔をおいて相対向するように左右の側
壁部により連結して全体として略環状に構成し、弾性材
料により振動を吸収するようにしたものが知られてい
る。通常、この支持装置を排気管の長手方向に所要の間
隔をおいて複数個所に配し、これらの支持装置を介して
車体に排気管を支持させるようにしている。
【0003】また、振動伝達抑制の効果を高い周波数域
にも拡げるために、前記第1と第2の両保持部間の中間
位置に、左右の両側壁部を連結して左右方向の横揺れを
抑制する中央制振部を配したものが提案されている(例
えば、特許第2585805号)。
【0004】本出願人らも、走行中の温度上昇にも配慮
して、振動伝達抑制の効果をさらに改善する目的で、前
記中央制振部の中央部分を質量部とし、該質量部より延
びる両側部分をそれぞれ二股状に分岐形成して両側壁部
に連結した中央制振部を設けた支持装置を提案している
(特許第2863910号)。
【0005】図16は前記提案の支持装置を示し、図中
の(101)は第1保持部、(102)は第2保持部であり、
それぞれ支持材挿入用の貫通孔(111)(121)を有して
いる。(103)(103)は第1と第2の両保持部(101)
(121)を連結する両側壁部、(105)は中央を質量部
(105a)とした中央制振部を示し、両側部分は二股状
に分岐して、略X状をなしている。
【0006】しかし、前記の略X状をなす中央制振部
(105)を設けた支持装置の場合は、特に300〜40
0Hzの周波数領域での振動伝達抑制の効果はよくなる
ものの、600Hz以上の高周波数領域においては、動
的絶対ばね定数が高く、車輌の振動騒音が高く、騒音防
止については充分に満足できるものではなく、特に高速
回転時の騒音抑制の効果が充分に得られないものであっ
た。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなしたものであっ
て、この種の排気管用支持装置として、600Hz以下
の周波数領域のみならず、600Hz以上の周波数領域
でも動的絶対ばね定数を低くでき、広範囲の周波数領域
にわたって動的絶対ばね定数の低減を図ることができ、
エンジンの高速回転時の騒音防止を効果的になし、車両
の静粛性の向上に寄与できるようにしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の第1
の排気管用支持装置は、弾性を有する材料により一体形
成され、車体側の支持材が挿入される貫通孔を有する第
1保持部と、排気管側の支持材が挿入される貫通孔を有
する第2保持部と、第1保持部と第2保持部とを間隔を
隔ててその両側で連結する一対の側壁部と、第1と第2
の両保持部間の中間位置に配されて前記両側壁部に一体
に連結された中央制振部とを有してなる排気管用支持装
置であって、前記第1保持部と第2保持部が、それぞれ
前記両側壁部間の1部分で切離されてなることを特徴と
する。
【0009】前記の構成による排気管用支持装置によれ
ば、車体側の支持材が挿入された第1保持部と、排気管
側の支持材が挿入された第2保持部とが相対的に振動
し、例えば遠近方向に振動変位するとき、前記第1およ
び第2の両保持部を連結している両側壁部の剛性が中央
制振部により適度に高められ、横方向の剛性も増し、こ
れが前記中央制振部の共振作用と相俟って、前記両保持
部の変動つまり振動が効果的に減衰され抑制されること
になる。
【0010】特に、前記第1および第2の両保持部の一
部が切離されているために、高周波数域での振動時に
は、この切離部分が支持材から作用する振動荷重を適度
に逃がすように作用し、それだけ支持材の全周を完全に
抱持する従来の保持部の場合に比して広範囲の周波数域
で動的絶対ばね定数が低下する。特に600Hzを越え
る高周波数域でも動的絶対ばね定数が低下することにな
る。
【0011】前記の排気管用支持材において、前記切離
部分は、切離端面間に0.5mm以上の間隙を保有する
ように切離形成されてなるものが、作用上特に好まし
い。すなわち、前記切離部分の間隙が0.5mm未満に
なると、振動荷重を逃がす作用が小さくなるので、前記
のように設定するのがよい。
【0012】本発明の第2の排気管用支持装置は、前記
第1の発明と基本的構成を共通にする支持装置、すなわ
ち前記同様の第1保持部と第2保持部、一対の側壁部お
よび中央制振部を備える排気管用支持装置において、前
記の切離部分に代えて、前記第1保持部と第2保持部
を、それぞれ前記両側壁部間の1部分で薄肉に形成した
ものである。この薄肉部分は、それぞれ保持部の一部に
0.5mm以上の幅の凹部を設けることにより薄肉に形
成することができる。
【0013】この発明の排気管用支持装置においても、
一対の両側壁部の剛性が中央制振部により適度に高めら
れることと、中央制振部の共振作用とにより、第1およ
び第2の両保持部の変動つまり振動が効果的に減衰され
るばかりか、特に前記第1および第2の両保持部の一部
が薄肉になっているために、高周波数域での振動時に
は、この薄肉部分が支持材の振動変位による荷重を適度
に逃がすように作用し、600Hzを越える高周波数域
を含む広範囲の周波数域で動的絶対ばね定数が低下する
ことになる。
【0014】前記各発明の排気管用支持装置において、
第1保持部および第2保持部は、前記切離部分および薄
肉部分を除く他部分で、貫通孔に挿入される支持材をそ
の全周の少なくとも1/2を抱持するように形成されて
なるものが好ましい。すなわち前記切離部分及び薄肉部
分を除く他部分が前記より小さくなると、前記支持材を
保持する効果が小さくなり、かえってガタつきが生じ易
くなるので好ましくない。
【0015】前記各発明の排気管用支持装置において、
前記中央制振部は、質量部として形成された中央部分
と、該質量部より延びる両側部分とを有し、前記質量部
は両側部分それぞれより質量が大きく形成され、また前
記両側部分はそれぞれ二股状に分岐形成されて前記両側
壁部に連結されてなるものが好ましい。
【0016】これにより、中央制振部の斜め方向の剛性
が高くなる上、支持装置の雰囲気温度が上昇し、ゴム等
の弾性材料が軟化して装置全体の剛性が低下した場合
に、両側の側壁部が排気管等の自重により伸長するのに
伴い、前記二股状に分岐した部分も伸長して該分岐部分
のヤング率が上昇し、これが中央部分を質量部としたこ
とによる質量分布と相俟って、中央制振部の共振作用で
振動を効果的に減衰できるとともに、温度上昇に伴って
周波数特性が低周波数側へずれようとするのを抑制で
き、温度変化に対しても安定した周波数特性を維持でき
る。
【0017】また本発明は、第1の発明と基本的構成を
共通にする支持装置、すなわち前記同様の第1保持部と
第2保持部、一対の側壁部および中央制振部を備える排
気管用支持装置において、前記中央制振部の一部に、切
離部分もしくは薄肉部分を設けてなるものとすることが
できる。
【0018】この場合において、前記中央制振部が、質
量部として形成された中央部分と、該質量部より延びる
両側部分とを有し、該両側部分がそれぞれ二股状に分岐
形成されて前記両側壁部に連結されてなるものにおい
て、前記両側部分の少なくとも一方側における前記二股
状に分岐した部分の片方に、前記切離部分もしくは薄肉
部分を形成しておくのが好ましい。
【0019】この発明の場合、中央制振部の曲げによる
共振により動的絶対バネ定数のピークが現れる400〜
500Hzの周波数域において、該絶対バネ定数を効果
的に低減できることになる。
【0020】さらに本発明は、第1の発明と基本的構成
を共通にする支持装置、すなわち前記同様の第1保持部
と第2保持部、一対の側壁部および中央制振部を備える
排気管用支持装置において、前記側壁部の一部に、切離
部分もしくは薄肉部分を設けてなるものとすることがで
きる。
【0021】この発明の場合、両側壁部の共振による7
00〜1000Hzの周波数域において両側壁部の共振
を抑制でき、動的絶対バネの上昇を抑えることができ
る。
【0022】なお、前記いずれの場合においても、前記
の切離部分の間隙あるいは薄肉部分を形成する凹部の幅
を0.5mm以上に設定しておくのがよい。
【0023】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
示す実施例に基づいて説明する。
【0024】図1は第1の発明に係る排気管用支持装置
の1実施例を示す斜視図、図2は正面図、図3は前図X
−X線の断面図、図4は同Y−Y線の断面図である。
【0025】この実施例の支持装置(A)は、図に示す
ように、全体形状が正面よりみて長軸を上下方向とする
略楕円形をなすもので、その素材である弾性材料、すな
わちゴム材料を加硫成形して一体に形成されており、次
のように構成されている。
【0026】支持装置(A)の上部には、主に車体側の
支持材(図示省略)が挿入される前後方向(厚さ方向)
の貫通孔(11)を有する第1保持部(1)が形成され
ており、また前記第1保持部(1)とは所要の間隔(通
常10〜15mm)を隔てて相対向する下方位置に、排
気管側の支持材(図示省略)が挿入される前後方向(厚
さ方向)の貫通孔(21)を有する第2保持部(2)が
形成されている。
【0027】前記の第1保持部(1)と第2保持部
(2)とは、それぞれその左右両側に両端が接続された
アーチ状の左右側部(3)(3)により連結され、全体
として上下左右に対称の略楕円形の環状に形成されてい
る。すなわち、正面よりみて、前記上下の第1と第2の
両保持部(1)(2)の両軸心を通る線を長軸とする略
楕円形の環状に形成されている。
【0028】また前記両側壁(3)(3)は、前記第1
と第2の両保持部(1)(2)間の中間位置に両保持部
(1)(2)との間にそれぞれ若干の空隙(4)(4)
を保有するように配されかつ両端が両側壁部(3)
(3)の内面に連結された中央制振部(5)により連結
されている。
【0029】前記中央制振部(5)と両保持部(1)
(2)との間の空隙(4)(4)は、大振幅の振動時
に、中央制振部(5)中央部が前記両保持部(1)
(2)の内側面に当接することで過度の変形を規制する
ストッパとしての役目を果すように、その間隔が設定さ
れている。
【0030】そして、前記の構成を備える支持装置
(A)において、前記の第1および第2の両保持部
(1)(2)を、それぞれ前記両側壁部(3)(3)間
の1部分において貫通孔(11)(21)の軸心と略平
行な分断線で低周波数域の振動特性に殆ど影響を与えな
い程度の間隙を持たせるように切離している。この切離
部分(6)は、切離端面間に0.5mm以上の間隙を保
有するようにカットして切離形成しておくのがよく、例
えば図5のように、切離部分(6)を貫通孔の略半周を
開口させるようにカットして形成することも可能であ
る。この場合、貫通孔への支持材の挿入が容易になる。
【0031】ただし、前記切離部分(6)の間隙が大き
くなりすぎると、低周波数域の振動特性に影響を及ぼす
ことになったり、貫通孔(11)(21)に挿入される
支持材を保持する効果が小さくなるので、前記切離部分
(6)を除く他部分により、前記支持材の全周の少なく
とも1/2を抱持するように形成しておくのがよい。
【0032】前記切離部分(6)は、図2および図5の
ように、中央制振部(5)を挟んで相対向する側に設け
る場合のほか、図6のように両保持部(1)(2)の側
部に設けることも可能である。
【0033】図7および図8は第2の発明の1実施例を
示している。
【0034】この実施例の支持装置(A)は、上記した
実施例と基本的に同様の構成、すなわち前記同様の第1
保持部(1)と第2保持部(2)、一対の側壁部(3)
(3)および中央制振部(5)を基本構成として備えて
いる。そしてこの支持装置の場合、前記の切離部分
(6)に代えて、前記第1保持部(1)と第2保持部
(2)を、それぞれ前記両側壁部(3)(3)間の1部
分、例えば中央制振部(5)を挟んで相対向する側の部
分で薄肉に形成し、この部分で保持部の剛性を弱めるよ
うにしている。(7)はその薄肉部分を示す。
【0035】この実施例においても、上記の切離部分
(6)の場合と同様に、前記薄肉部分(7)を、それぞ
れ保持部(1)(2)の一部において貫通孔(11)(2
1)の周方向に0.5mm以上の幅を持つ凹部(8)を
設けることにより、該凹部(8)の個所を薄肉に形成す
るのがよく、また前記薄肉部分(7)を除く他部分で、
貫通孔(11)(21)に挿入される支持材の全周の少
なくとも1/2を抱持できるように形成しておくのがよ
い。この薄肉部分(7)の厚みは、高周波の振動に対し
て振動荷重を逃がすのに好適なように適宜設定できる。
さらに、この薄肉部分(7)を、第1および第2の両保
持部(1)(2)の側部に設けることも可能である。
【0036】なお、上記いずれの実施例の場合も、使用
する弾性材料としては、ゴム硬度(日本工業規格のJI
S K−6301Aに規定されたゴム硬さ試験の測定法
による)が50度以上、特に好ましくは55〜70度の
ゴム材料を用いて、要求される強度や静的ばね定数を確
保できるようにするのが好ましい。
【0037】上記のように構成された本発明の支持装置
(A)は、上側の第1保持部(1)の貫通孔(11)に
車体側の支持材を挿入して固定するとともに、下側の第
2保持部(2)の貫通孔(21)に排気管側の支持材を
挿入して固定するようにして、排気管の長手方向に所要
の間隔をおいて複数個所で排気管を支持して使用する。
【0038】この使用状態において、エンジン駆動によ
り排気管側から伝達される振動や車体側から伝達される
振動をし支持装置により吸収して、車室内の騒音や振動
の悪化を防止する。
【0039】本発明の場合、第1および第2の保持部
(1)(2)間において左右の両側壁部(3)(3)を
連結する中央制振部(5)により、前記第1および第2
の両保持部(1)(2)を連結している両側壁部(3)
(3)の剛性が適度に高められており、横方向の剛性も
中央制振部を有さないものに比して高くなる。そのた
め、前記第1保持部(1)と第2保持部(2)とが相対
的に振動し、例えば遠近方向に振動変位するときは、前
記剛性が高くなっていることが前記中央制振部(5)の
共振作用と相俟って、前記両保持部(1)(2)の変動
つまり振動を効果的に減衰でき抑制できることになる。
【0040】さらにその上、第1および第2の両保持部
(1)(2)には切離部分(6)または薄肉部分(7)
が設けられているため、高周波数域での振動時には、前
記保持部(1)(2)の切離部分(6)または薄肉部分
(7)が、支持材の振動変位による荷重を適度に逃がす
ように作用することになり、その結果、支持材全周を抱
持する従来の保持部の場合に比して広範囲の周波数域で
動的絶対ばね定数が低下することになる。特に600H
zあるいは800Hzを越える高周波数域でも動的絶対
ばね定数が低下する。
【0041】上記したいずれの発明の実施例において
も、前記中央制振部(5)は、質量部(5a)として形
成された柱状の中央部分と、該質量部(5a)より延び
る両側部分(5b)(5b)とを有し、前記質量部(5
a)を両側部分(5b)(5b)より質量が大きく形成
されている。さらに両側部分(5b)(5b)が二股状
に分岐形成されて、この分岐部分(5c)(5c)、
(5c)(5c)がそれぞれ前記両側壁部(3)(3)
に連結されており、略X状をなしている。
【0042】このように構成しておくことにより、中央
制振部(5)の斜め方向の剛性が高くなる上、支持装置
(A)の雰囲気温度が上昇し、ゴム等の弾性材料が軟化
して装置全体の剛性が低下した場合に、両側の側壁部
(3)(3)が排気管等の自重により伸長するのに伴
い、前記二股状の分岐部分(5c)(5c)も伸長して
該分岐部分(5c)(5c)のヤング率が上昇し、これ
が中央部分を質量部(5a)としたことによる質量分布
と相俟って、中央制振部の共振作用で振動を効果的に減
衰できるとともに、温度上昇に伴って周波数特性が低周
波数側へずれようとするのを抑制でき、温度変化に対し
ても安定した周波数特性を維持できるものとなる。
【0043】前記中央制振部(5)の質量部(5a)
は、図のように上下方向の厚みを大きくして四角柱状に
形成するほか、この質量部(5a)を除いた他部分の前
後方向の最大の寸法、すなわち第1および第2の保持部
(1)(2)の前後方向の寸法より長く延成してより大
きい質量を持たせることも可能である。この長さや重心
位置を適当に設定することにより、目的に応じた質量を
持たせることができ、かつ絶対ばね定数を低くできる周
波数領域がさらに広くなる。なお、この質量部(5a)
に鉄等の比重の大きい金属を埋設して大きい質量を持た
せることも可能である。
【0044】また前記中央制振部(5)の両側の分岐脚
部(5c)(5c)は、それぞれ両脚部を合せた厚みが
質量部(5a)の上下方向の厚み寸法より大きくならな
いように、薄肉の板状に形成するが、その分岐角度
(α)は30°〜60°、その厚み(t)と長さ(L)
の比率(t/L)は、0.1〜0.5の範囲となるよう
に設定するのが、振動抑制効果の点から好ましい。
【0045】なお、本発明は、図9に示すように、中央
制振部(5)が、両側壁部(3)(3)間に横一文字状
に掛け渡されてなるものにおいても、上記同様に切離部
分(6)または薄肉部分(図示せず)を形成し手実施す
ることができる。この場合にも、上記と同様に広範囲の
周波数域で、例えば600Hzあるいは800Hzを越
える高周波数域においても、動的絶対ばね定数を低下さ
せることができる。
【0046】上記した本発明の支持装置の効果を確認す
るために、第1および第2の両保持部に切離部分(6)
を設けた図1〜図4に示す形態のもので、切離部分
(6)の間隙を1.5mmとした実施例品(実施例
1)、貫通孔の略半周をカットした切離部分(6)を設
けた図5に示す形態の実施例品(実施例2)と、図16
に示す従来構造の比較例品(比較例)とについて、振動
周波数と動的ばね定数の関係を測定し比較した。その結
果を図10に示す。
【0047】なお、実施例品および比較例品は、いずれ
も上下方向(長軸方向)の全長(H)を65mm、幅
(W)を55mm、第1保持部(1)の厚み方向の寸法
(T)を25mm、側壁部(3)の厚み方向の寸法(T
1 )を20mm、同幅方向の寸法(W1 )を10mm、
ゴム硬度を55度とし、分岐脚部(5c)(5c)の分
岐角度(α)は40°、その厚みと長さの比率は0.3
とした。
【0048】前記の動的絶対ばね定数の測定は、鷺宮製
作所製の動特性策定試験機(KC−V型)を用い、支持
装置の第1保持部と第2保持部に挿入した棒状支持金具
により前記動特性試験機の治具に固定し、静的に所定の
荷重(5kgf)を加え、加振機により所定の振動(加
速度5G一定)を与え、100Hz〜1000Hzまで
スイープさせた時の動荷重・動変位(たわみ)とその位
相角を測定し、絶対ばね定数を所定の演算方法により算
出することにより行なった。本発明でいう絶対ばね定数
は、前記測定法において、加震周波数により発生する動
変位を動荷重で割って得られる値の平均値である。
【0049】図10から明らかなように、従来品である
比較例は、周波数が600Hzを越える高周波数領域で
は絶対ばね定数が次第に高くなり、エンジンの高速回転
時の振動および騒音の低減効果が小さくなるが、本発明
の実施例品の場合、周波数が600Hz以上の領域で
は、比較例品に比して絶対ばね定数が大幅に低下し、振
動伝達の抑制および騒音防止にさらに効果のあることが
判明した。
【0050】図11は、第3の発明の1実施例を示して
いる。
【0051】この実施例の支持装置(A)は、上記した
実施例と基本的に同様の構成、すなわち第1保持部
(1)と第2保持部(2)、一対の側壁部(3)(3)
および中央制振部(5)を基本構成として備えている。
そして、この支持装置(A)の場合、前記中央制振部
(5)の一部に切離部分(61)を設けている。
【0052】このような切離部分(61)は、図のよう
に、前記中央制振部(5)が、質量部(5a)として形
成された中央部分と、該質量部(5a)より延びる両側
部分(5b)(5b)とを有し、該両側部分(5b)
(5b)が二股状に分岐して、この分岐部分(5c)
(5c)、(5c)(5c)がそれぞれ前記両側壁部
(3)(3)に連結されて、略X状をなすものの場合に
おいて、前記両側部分(5b)(5b)の少なくとも一
方側(図の場合は両側)における前記二股状の分岐部分
(5c)(5c)の片方に形成しておくのがよい。
【0053】すなわち、前記の略X状をなす中央制振部
(5)を備えた支持装置の場合、動的絶対バネ定数の第
2のピークは、中央制振部(5)の曲げによる共振によ
り、450〜500Hzの周波数領域の付近で現れる
が、前記のように中央制振部(5)の一部に切離部分
(61)を設けておくことにより、前記共振による第2
のピークを低下抑制でき、400〜500Hzの周波数
領域においても絶対バネ定数を効果的に低減できること
になる。特に、これを上記した第1あるいは第2の発明
において併設して実施した場合、その効果は大きくな
る。
【0054】なお、前記中央制振部(5)の一部に、前
記の切離部分に代えて、凹部形成による薄肉部分を設け
ておくこともできる(図示せず)。この場合も、前記同
様の効果を奏する。また、前記の略X状をなす中央制振
部を備える支持装置だけでなく、例えば横一文字状の中
央制振部を備えた支持装置においても、前記同様の切離
部部や薄肉部分を設けて実施でき、400〜500Hz
の周波数領域における第2の絶対バネ定数の第2のピー
クを低下できる。
【0055】この実施例における前記切離部分(61)
の間隙あるいは薄肉部分を形成する凹部の幅について
は、0.5mm以上とするのがよく、特に1.0mm以
上とするのが好ましい。
【0056】図12〜図15は、それぞれ第4の発明の
排気管用支持装置の実施例を示している。
【0057】この発明の支持装置(A)においても、上
記の各実施例と基本的に同様の構成、すなわち第1保持
部(1)と第2保持部(2)、一対の側壁部(3)
(3)および中央制振部(5)を基本構成として備えて
いる。
【0058】そして、このような支持装置(A)におい
て、図12の実施例においては、両側壁部(3)(3)
の一部に切離部分(62)を設けている。また図13の場
合は、それぞれ前記両側壁部(3)(3)の1部分に、
前記の切離部分(62)に代えて、内外面の一方もしく
は双方に凹部(82)を設けることにより薄肉部分(6
2)を形成しており、この部分で側壁部の剛性を弱める
ようにしている。
【0059】前記のように側壁部(3)に切離部分(6
2)および薄肉部分(72)を設ける場合、中央制振部
(5)については、図12および図13のように、質量
部(5a)として形成した中央部分と、該質量部(5
a)より延びる両側部分(5b)(5b)とを有し、該
両側部分(5b)(5b)が二股状に分岐して、この分
岐部分(5c)(5c)、(5c)(5c)がそれぞれ
前記両側壁部(3)(3)に連結されて、略X状をなし
ているものに特に好適に実施できる。
【0060】すなわち、略X状をなす中央制振部(5)
を備える支持装置の場合、従来構造のものにおいては7
00〜1000Hzの周波数域で両側壁部(3)(3)
の共振による絶対バネ定数の上昇がみられるが、前記の
ように側壁部(3)に切離部分(62)あるいは薄肉部
分(72)をもうけることにより、前記の共振を抑制で
き、絶対バネ定数の上昇を抑えることができる。特に、
これを上記した第1あるいは第2の発明と併設して実施
した場合、その効果は大きくなる。
【0061】なお、側壁部(3)に切離部分(62)や
薄肉部分(72)をもうける場合、中央制振部(5)と
しては、前記の略X状をなすものに限らず、図14およ
び図15に例示するように、横一文字状をなして両側壁
部(3)(3)に連結されてなるもの等、他の構造の中
央制振部を備えているものにおいても同様に実施でき、
前記同様の効果を奏する。
【0062】また前記いずれの場合においても、前記の
切離部分(62)の間隙あるいは薄肉部分(72)を形
成する凹部(82)の幅を0.5mm以上に設定してお
くのがよい。
【0063】
【発明の効果】上記したように本発明の排気管用支持装
置によれば、600Hz以下の周波数領域のみならず、
600Hz以上の周波数領域においても絶対はね定数を
低く設定でき、極めて広範囲の周波数領域にわたって絶
対ばね定数の低減を図ることができ、エンジンの高速回
転時の騒音防止を効果的になし、車両の静粛性の向上に
寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の1実施例の排気管用支持装置を示
す斜視図である。
【図2】同上k支持装置の正面図である。
【図3】前図のX−X線の断側面図である。
【図4】同Y−Y線の断面図である。
【図5】同上の支持装置の他の実施例を示す一部の正面
図である。
【図6】同上の支持装置のさらに他の実施例を示す一部
の正面図である。
【図7】第2の発明の1実施例の排気管用支持装置を示
す正面図である。
【図8】同上のZ−Z線の断面図である。
【図9】同上の排気管用支持装置のさらに他の実施例を
示す正面図である。
【図10】周波数と動的絶対ばね定数の関係を示すグラ
フである。
【図11】本発明の排気管用支持装置のさらに他の実施
例を示す正面図である。
【図12】本発明の排気管用支持装置のさらに他の実施
例を示す正面図である。
【図13】本発明の排気管用支持装置のさらに他の実施
例を示す正面図である。
【図14】本発明の排気管用支持装置のさらに他の実施
例を示す正面図である。
【図15】本発明の排気管用支持装置のさらに他の実施
例を示す正面図である。
【図16】従来の支持装置を例示する正面図である。
【符号の説明】
(A) 排気管用支持装置 (1) 第1保持部 (11) 貫通孔 (2) 第2保持部 (21) 貫通孔 (3)(3) 左右の両側壁部 (4) 空隙 (5) 中央制振部 (5a) 質量部 (5b)(5b) 両側部分 (5c)(5c) 分岐脚部 (6)(61)(62) 切離部分 (7)(71)(72) 薄肉部分 (8) 凹部 (H) 上下方向の全長 (W) 幅 (T) 第1および第2の保持部の厚み (T1 ) 側壁部の厚み (W1 ) 側壁部の幅
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月11日(2000.1.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図4】
【図2】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D038 BA02 BB01 BC23 3G004 AA01 BA02 BA04 DA01 DA12 DA21 EA03 FA08 3J048 AA01 AB01 AC01 BA06 BD05 DA06 EA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性を有する材料により一体形成され、車
    体側の支持材が挿入される貫通孔を有する第1保持部
    と、排気管側の支持材が挿入される貫通孔を有する第2
    保持部と、第1保持部と第2保持部とを間隔を隔ててそ
    の両側で連結する一対の側壁部と、第1と第2の両保持
    部間の中間位置に配されて前記両側壁部に一体に連結さ
    れた中央制振部とを有してなる排気管用支持装置であっ
    て、 前記第1保持部と第2保持部が、それぞれ前記両側壁部
    間の1部分で切離されてなることを特徴とする排気管用
    支持装置。
  2. 【請求項2】前記切離部分が、切離端面間に0.5mm
    以上の間隙を保有するように切離形成されてなる請求項
    1に記載の排気管用支持装置。
  3. 【請求項3】弾性を有する材料により一体形成され、車
    体側の支持材が挿入される貫通孔を有する第1保持部
    と、排気管側の支持材が挿入される貫通孔を有する第2
    保持部と、第1保持部と第2保持部とを間隔を隔ててそ
    の両側で連結する一対の側壁部とを有してなる排気管用
    支持装置であって、 前記第1保持部と第2保持部が、それぞれ前記両側壁部
    間の1部分で薄肉に形成されてなることを特徴とする排
    気管用支持装置。
  4. 【請求項4】前記薄肉部分は、保持部の一部に0.5m
    m以上の幅の凹部が形成されることにより薄肉に形成さ
    れてなる請求項3に記載の排気管用支持装置。
  5. 【請求項5】前記第1保持部および第2保持部は、前記
    切離部分および薄肉部分を除く他部分で貫通孔に挿入さ
    れる支持材をその全周の少なくとも1/2を抱持するよ
    うに形成されてなる請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の排気管用支持装置。
  6. 【請求項6】前記中央制振部は、質量部として形成され
    た中央部分と、該質量部より延びる両側部分とを有し、
    前記質量部は両側部分のそれぞれより質量が大きく形成
    され、また前記両側部分はそれぞれ二股状に分岐形成さ
    れて前記両側壁部に連結されてなる請求項1〜5のいず
    れか1項に記載の排気管用支持装置。
  7. 【請求項7】弾性を有する材料により一体形成され、車
    体側の支持材が挿入される貫通孔を有する第1保持部
    と、排気管側の支持材が挿入される貫通孔を有する第2
    保持部と、第1保持部と第2保持部とを間隔を隔ててそ
    の両側で連結する一対の側壁部と、第1と第2の両保持
    部間の中間位置に配されて前記両側壁部に一体に連結さ
    れた中央制振部とを有してなる排気管用支持装置であっ
    て、 前記中央制振部の一部に、切離部分もしくは薄肉部分を
    設けてなることを特徴とする排気管用支持装置。
  8. 【請求項8】弾性を有する材料により一体形成され、車
    体側の支持材が挿入される貫通孔を有する第1保持部
    と、排気管側の支持材が挿入される貫通孔を有する第2
    保持部と、第1保持部と第2保持部とを間隔を隔ててそ
    の両側で連結する一対の側壁部と、第1と第2の両保持
    部間の中間位置に配されて前記両側壁部に一体に連結さ
    れた中央制振部とを有してなる排気管用支持装置であっ
    て、 前記側壁部の一部に、切離部分もしくは薄肉部分を設け
    てなることを特徴とする排気管用支持装置。
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