JP4647649B2 - 排気系支持用ゴムマウント - Google Patents

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この発明は、排気系支持用ゴムマウントに係り、低コスト化・軽量化及び小型化したものに関する。
従来、自動車用排気管支持用ゴムマウントとして、本体部の上下に上取付穴と下取付穴を直交方向に設け、本体部の中央部にすぐり穴を設け、さらに上取付穴の軸方向両端部下方部分に上取付穴の延長方向へ張り出す肩部を設けたものが公知である。
実開平3−97524号公報 実開平2−143324号公報
図8は上記肩部を設けた排気管支持用ゴムマウントを示す。但し本願発明との比較を容易にするため、上記文献に記載されている状態と上下を反転し、かつ支持関係も上下を入れ替えた状態で説明する。この排気管支持用ゴムマウント101は、略円形の本体部106の上部に吊り下げ支持用のボス部103を一体に設け、このボス部103に取付穴102を図の左右方向へ長く貫通形成し、ここへ取付シャフト113を通して車体側へ吊り下げ支持し、下部の取付穴104に排気管を吊り下げ支持するものである。本体部106における左右の最外側部112間寸法である最大幅Wを直径とする輪郭円Eを描くと、ボス部103及び下側のボス部105はそれぞれ輪郭円Eから上下へはみ出し、全体として略縦長形状になっている。
また、取付穴102の開口部は最外側部112よりも比較的上方に位置するため、最外側部112よりも中央側へかなり引き込んだ位置にある。さらに取付穴102の開口部は若干斜めに形成されるため、取付穴102の底部側は上部側よりも僅かに長く取付穴102の軸線方向へ張り出す肩部111をなしている。

ところで、排気管支持用ゴムマウント101は上下方向及び左右方向の各バネ比を適切なものにすることが求められる。上記図8の例では、上下方向のバネはボス部103と本体部106の上下方向における弾性変形時の圧縮・引っ張り(以下、単に圧縮という)を主体とするバネであり、左右方向のバネは本体部106が左右方向へ揺動しようとするとき、取付シャフト113の周囲で生じるせん断を主とするバネになる。圧縮バネはせん断バネよりもはるかに大きいので、上下方向のバネに対して左右方向のバネ比を大きくすることは容易ではない。排気管支持用ゴムマウント101が左右方向に動くとき、肩部111等において圧縮変形を生じることができれば、左右方向のバネ比を大きくすることができるが、肩部111程度の張り出しでは圧縮変形が生じず、かつ最外側部112から肩部111へ向かって入り込む曲面になっているため、排気管支持用ゴムマウント101は左右方向の力を受けて左右へ揺動しようとすると、肩部111で揺動に対する抵抗とならず、揺動を許容してしまうことになる。
このような状況下で左右方向のバネ比を大きくしようとすれば、ボス部103の肉厚を増大させ、かつ取付穴を軸線方向に長くすることになるが、必然的に上下方向のバネも大きくなるので、本体部106を上下方向に長くしてバネを下げるように調整しなければならず、その結果、輪郭円Eの上下へはみ出すような縦長の全体として大型化かつ重量化してしまい、コスト高を招いてしまう。
このため、左右方向のバネを大きくしつつも全体を小型化できる排気管支持用ゴムマウントが求められることになった。本願はかかる要請の実現を目的とする。
上記課題を解決するため排気系支持用ゴムマウントに係る請求項1の発明は、排気系部材を車体へ吊り下げ支持する際に排気系部材を車体の間に介在される防振部材であって、ゴム製の本体部と取付状態で本体部の上下部分に設けられるボス部を備え、このボス部に吊り下げ支持部材の軸部を通すための取付穴を貫通形成した排気系支持用ゴムマウントにおいて、
前記ボス部のうち前記取付穴の軸方向端部を一部切り欠いて切り欠き部を設け、さらにこの切り欠き部から取付穴の軸方向に沿って延出する肩部を設け、この肩部に、前記取付穴の軸方向から見たとき、取付穴の軸線方向へ向かって開放された半円状をなし、かつ前記取付穴と連続する延長溝を形成したことを特徴とする。
なお、本願において上下方向とは、排気系支持用ゴムマウントを吊り下げ支持する方向、左右方向とは、この吊り下げ支持する方向と直交方向(概ね、ゴムマウントの支持部に設けられた取付穴へ挿入される吊り下げ支持用部材の支持軸方向)をいうものとし、上下バネ及び左右バネにおける各方向はこの意味で用いる。従って、この意味における左右方向は、車体の左右方向や取付状態の左右方向とは異なる。
請求項2の発明は、請求項1において前記本体部の左右方向における左右の最外側部を結んだ線を直径とし、かつこの線の中間点を中心とする仮想の輪郭円を描いたとき、全体がこの輪郭円内へ入ることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2において前記肩部における前記取付穴の軸方向先端部は前記最外側部へ接続していることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかにおいて前記肩部は前記延長溝を挟んで対向する側面壁を備え、各側面壁は前記取付穴の軸方向に沿いかつ前記切り欠き部と階段状に接続する端面を備えることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2から4のいずれかにおいて前記本体部の輪郭線は前記輪郭円に重なることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれかにおいて前記本体部は扁平な半円状をなすことを特徴とする。

ボス部における取付穴の軸方向端部を一部切り欠いて切り欠き部を設け、さらにこの切り欠き部から取付穴の軸方向に沿って延出する肩部を設け、この肩部に、取付穴の軸方向から見たとき、取付穴の軸線方向へ向かって開放された半円状をなし、かつ取付穴と連続する延長溝を形成したので、排気系支持用ゴムマウントが左右方向に力を受けたとき、肩部は取付穴に差し込まれた吊り下げ支持部材に押しつけられて圧縮変形するため左右方向のバネが大きくなる。一方、切り欠き部によって上下方向のバネは小さくなるので、上下方向のバネに対する左右方向のバネ比を大きく改善でき、しかも全体をコンパクトにすることができる。また、軽量化・低コスト化が可能になる。
また、肩部に取付穴の中心軸線方向へ開放された半円状の延長溝を設けたので、吊り下げ支持部材を取付穴へ差し込むときのガイド及び位置決め部材として機能できる。
以下、図面に基づいて一実施例を説明する。図1は実施例に係る排気管支持用ゴムマウント1の斜視図である。なお、排気管支持用ゴムマウントは、本願の排気系支持用ゴムマウントの一例である。この排気管支持用ゴムマウント1は、全体がゴムで構成され、上部に上取付穴2を形成した上ボス部3が設けられる。上ボス部3は車体へ吊り下げ支持するための部分であり、吊り下げ支持部材に相当する上取付シャフト13を上取付穴2へ通すことにより、排気管支持用ゴムマウント1を車体側へ吊り下げ支持する。排気管支持用ゴムマウント1の下方には下取付穴4を通す下ボス部5が設けられ、下取付穴4へ通した後述する下取付シャフトにより排気管(図示省略)を吊り下げ支持する。
上取付穴2の軸線C1と下取付穴4の軸線C2は直交し、軸線C1の方向から見た状態を側面視、軸線C2の方向から見た状態を正面視ということにする。また本願においては、軸線C1の方向は左右方向、軸線C2の方向を前後方向、これら直交する軸線C1及びC2とさらに直交する方向を上下方向とし、上ボス部3の設けられている側を上側、下ボス部5の設けられている側を下側とする。さらに、側面視における排気管支持用ゴムマウント1の厚さを肉厚とし、正面視における排気管支持用ゴムマウント1の軸線C1に沿う方向の幅を横幅、下取付穴4の中心を通る上下方向の寸法を高さということにする。
上ボス部3の下側へ一体に接続する部分である本体部6には下端部側中央に下ボス部5が形成され、上ボス部3と下ボス部5の間となる本体部6の中央部には下取付穴4の軸線C2方向へ貫通するすぐり穴7が形成されている。すぐり穴7の中央部で下取付穴4の上方は台形状の凸部からなるストッパ8をなし、リバウンド時のストッパになっている。すぐり穴7の左右両端側は下方へ延びて下ボス部5の上部左右両側まで至る拡大穴部をなしている。上取付穴2の軸線C1方向における上ボス部3の両端には切り欠き部10と肩部11が形成されている。
図2は排気管支持用ゴムマウント1の正面図であり、切り欠き部10は、排気管支持用ゴムマウント1の最も外側方へ突出している最外側点12から寸法dだけ内側へ入り込んで切り欠かれた状態になっている。横幅のうち左右の最外側点12の間におけるものを最大幅Wとし、上ボス部3の長さをDとする。最外側点12から下方の本体部6における輪郭線Aは半円弧状をなし、左右の最外側点12を単一のアールでつないでいる。
上取付穴2には図示しない車体側へ一端を取付けられた軸状の上取付シャフト13の他端側が差し通され、先端に形成された拡大頭部14が一方の切り欠き部10の外へ突出して最外側点12近傍部へ係合し、上ボス部3が上取付シャフト13から抜け出すことを防いでいる。切り欠き部10は上ボス部3のうち上取付穴2の中心より上側部分を最外側点12よりも寸法dだけ内側へ切り取ったものに相当し、切り欠き部10は上ボス部3の上側端面をなし、肩部11と直角に交わる階段状になっている。肩部11は軸線C1に平行に形成され、図示状態で切り欠き部10から最外側点12近傍まで水平に延びる直線部を備える。
上取付シャフト13は、拡大頭部14が最外側点12近傍部に係合するので、拡大頭部14と切り欠き部10間の上半部側が露出している。
この切り欠き部10を設けたことにより上下方向のバネが小さくなる。すなわち上ボス部3は吊り下げ支持時に上取付シャフト13で下側を固定されるため、本体部6側の荷重を受けて引っ張られる側となり、上下方向のバネを形成するから、この部分を切り欠くとその分だけ上下方向のバネが小さくなる。
一方、左右方向のバネは左右方向両側の肩部11近傍におけるハッチングで示すB部のボリュームで形成されるから相対的に大きくなる。
すぐり穴7は中央のストッパ8にて最も上下幅が狭く、その左右はストッパ8の両側下方へ入り込む略円形部9となって拡大した形状をなし、この部分により、切り欠き部10と共に上下方向のバネを調節している。
図3は排気管支持用ゴムマウント1の右側面図である。下取付穴4には、図示しない排気管へ一端を取付けられた軸状をなす下取付シャフト15の先端側が差し通され、拡大頭部16が下ボス部5の表面へ係合している。
肩部11には上方へ開放された半円状をなす延長溝17が形成されている。この部分は上取付シャフト13の下半部側を支持する。最外側点12は延長溝17の底部中央近傍に位置する。
肩部11のうち上取付シャフト13の両側面に沿う部分は側壁部11aをなし、左右方向のバネ増加にそれほど寄与しないが、軸線C1(図1)を中心に前後方向へこじれるときのバネ増加に寄与する。
図4は図2の4−4線断面図である。上ボス部3の下方にすぐり穴7と下取付穴4が平行して形成され、すぐり穴7の上下幅は下取付穴4の上下幅(穴径)よりも小さい。
図5は排気管支持用ゴムマウント1の平面図である。左右の肩部11は左右の切り欠き部10から左右方向へ延出し、延長溝17は肩部11の上面において、左右方向端部が半円状をなし、先端が最外側点12に接近している。前後方向両側の縁部が左右方向外方へ向かって次第に近づく。延長溝17の縁部は面取り部18をなし、この面取り部18の左右方向先端部は最外側点12に達している。
図6は図5の6−6線断面、図7は図6における切り欠き部10及び肩部11部分の拡大図である。まず図6において、輪郭線Aの曲率半径で曲率中心Oを中心にして仮想の円を描いて輪郭円Eとすれば、この輪郭円Eは最大幅Wを直径とする円であり、輪郭線Aはこの輪郭円Eに内接し、上ボス部3を含めて排気管支持用ゴムマウント1全体が輪郭円Eの内側へ入る。上取付穴2の底部2aが上ボス部3と本体部6との境界をなし、底部2aの延長である延長溝17の底部先端は最外側点12の近傍に位置するから、上取付穴2の底部2aは中心Oへ近接している。このため本体部6は輪郭円Eの半円に相当する略半円形状をした比較的扁平なものとなっている。
すなわち、輪郭円Eの直径が最大幅Wであるから、半径をRとすれば、本体部6の高さHは略1/2W(略R)となり、上ボス部3の高さは略2/3Rとなり、上ボス部3の上端は輪郭円Eの最高点よりも略1/3程度下方に位置する。これは排気管支持用ゴムマウント1全体の高さを低くして上下方向においてコンパクト化していることを意味し、このコンパクト化は肩部11による左右方向のバネを相対的に大きくしたことにより得られたものである。
図7に示すように、切り欠き部10は軸線C1に対して直交する垂線V1に沿い、肩部11は延長溝17の底部の線で示されるように、軸線C1と平行し、切り欠き部10と直角に交わる。側壁部11aの上端面はほぼ軸線C1に沿い、切り欠き部10へ若干の小アールでほぼ直角に接続し、この接続点をPとする。点Pはほぼ軸線C1上に位置する。
側壁部11aは軸線C1と略平行に外方へ延び、広い面積で上取付シャフト13の周囲下半部側へ接触でき、先端側はアール形状を描いて最外側点12へつながっている。V2は最外側点12を通る垂線であり、この点における輪郭円Eの接線でもある。延長溝17の底部は最も長くも上取付シャフト13の下面へ接触し、先端部は面取り部18のアールで最外側点12へつながっている。
切り欠き部10における上取付穴2の開口部上半部側もアール状の面取り部19をなし、入り口を拡径している。この面取り部19は延長溝17の縁部に形成されるアール状の面取り部18と連続し、図3の側面視にて明らかなように上取付穴2の周囲に連続する一つの同心円状をなす。これらの面取り部18及び19は、上取付穴2及び延長溝17の開口を拡大し、上取付シャフト13の差し込みを容易にしている。
次に、実施例の作用を説明する。図1に示すように、排気管支持用ゴムマウント1を介していずれも不図示の排気管を車体へ吊り下げ支持したとき、排気管の上下動は、上取付シャフト13に支持された上ボス部3の弾性変形及び本体部6のすぐり穴7の周囲における弾性変形により吸収する。また大振動入力時のリバウンドはストッパ8がすぐり穴7の上方部分へ当接するとともに、延長溝17が上取付シャフト13へ押しつけられることにより吸収される。
排気管の左右動、すなわち図2において下取付シャフト15が左右へ振れることに伴って本体部6を左右方向へ変形させようとすると、上取付シャフト13が下取付シャフト15と直交して左右方向へ延び、かつ肩部11が上取付シャフト13へ押しつけられ、左右の肩部11の分だけ上取付シャフト13による支持スパンが最大幅Wに相当して長くなるため、左右動を効果的に抑制できる。
また、上取付シャフト13へ押しつけられた肩部11はその近傍部分である図2のB部が圧縮され、この圧縮により左右方向の動きに抵抗するバネを発揮するので、肩部11を形成した分だけ左右方向のバネを大きくでき、同時に切り欠き部10により上ボス部3における肩部11に相当する範囲の上側部分を削除したことにより上下方向のバネを小さくできる。このため、上下方向のバネと左右方向のバネとのバネ比を、左右方向のバネが大きくなるように改善できる。しかも肩部11を設けて横幅を広くした分だけ、上下方向の高さH(図6)を下げても上下動に関与する本体部6のゴムボリュームが一定であれば上下方向のバネは変わらないので、図6に示すように、本体部6の高さを輪郭円Eの半径R程度まで下げ、同時に上ボス部3も上取付穴2の底部が中心O近傍になるまで下げることができる。これにより、排気管支持用ゴムマウント1は正面視で扁平な半円状をなし、全体が輪郭円Eの内側へ収まるまでにコンパクト化できる。また低コスト化・軽量化が可能になる。
そのうえ、肩部11に上方へ開放された半円状をなす延長溝17を設けたので、切り欠き部10から外方へ出た上取付シャフト13の下半側を延長溝17で支持できるため、上記左右方向のバネ比を改善するばかりでなく、上取付シャフト13を挟んで排気管支持用ゴムマウント1を前後方向へこじるような変形を受けた場合にも、側壁部11aを中心とする変形により抵抗できるようになる。
さらに、上取付シャフト13を取付けるときは、延長溝17が上取付穴2より軸線C1方向へ張り出し、かつ上方へ開放された半円状をなすので、まず上取付シャフト13の先端側を延長溝17内へ斜めに差し込み、両側を側壁部11aに支持されながら上取付穴2へ押し込むことができるので、上取付シャフト13の位置決め及び取付時のガイドとして機能し、上取付シャフト13の取付けを容易にすることができる。
なお、本願発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、排気管支持用ゴムマウント1を上下反転させ、上ボス部3及び上取付穴2を下側に配置してもよい。この場合は切り欠き部10が反転したボス部の下半分側になり、肩部11が上半分側になる。また、排気系部材は、排気管だけでなく、消音器、排気浄化装置を含む。

実施例に係る排気管支持用ゴムマウントの斜視図 排気管支持用ゴムマウントの正面図 排気管支持用ゴムマウントの右側面図 図2の4−4線断面図 排気管支持用ゴムマウントの平面図 図5の6−6線断面 図6における切り欠き部及び肩部部分の拡大図 従来例の正面図
符号の説明
1:排気管支持用ゴムマウント、2:上取付穴、3:上ボス部、4:下取付穴、5:下ボス部、6:本体部、7:すぐり穴、8:ストッパ、10:切り欠き部、11:肩部、12:最外側点、13:上取付シャフト、15:下取付シャフト、17:延長溝

Claims (6)

  1. 排気系部材を車体へ吊り下げ支持する際に排気管を車体の間に介在される防振部材であって、ゴム製の本体部と取付状態で本体部の上下部分に設けられるボス部を備え、このボス部に吊り下げ支持用の取付穴を貫通形成した排気系支持用ゴムマウントにおいて、
    前記ボス部のうち前記取付穴の軸方向端部を一部切り欠いて切り欠き部を設け、さらにこの切り欠き部から取付穴の軸方向に沿って延出する肩部を設け、この肩部に、前記取付穴の軸方向から見たとき、取付穴の軸線方向へ向かって開放された半円状をなし、かつ前記取付穴と連続する延長溝を形成したことを特徴とする排気系支持用ゴムマウント。
  2. 前記本体部の左右方向における左右の最外側部を結んだ線を直径とし、かつこの線の中間点を中心とする仮想の輪郭円を描いたとき、全体がこの輪郭円内へ入ることを特徴とする請求項1に記載した排気系支持用ゴムマウント。
  3. 前記肩部における前記取付穴の軸方向先端部は前記最外側部へ接続していることを特徴とする請求項2に記載した排気系支持用ゴムマウント。
  4. 前記肩部は前記延長溝を挟んで対向する側面壁を備え、各側面壁は前記取付穴の軸方向に沿いかつ前記切り欠き部と階段状に接続する端面を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載した排気系支持用ゴムマウント。
  5. 前記本体部の輪郭線は前記輪郭円に重なることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載した排気系支持用ゴムマウント。
  6. 前記本体部は扁平な半円状をなすことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載した排気系支持用ゴムマウント。
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