JP2001178872A - メダル遊技設備用不正払い出し検出装置 - Google Patents

メダル遊技設備用不正払い出し検出装置

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JP2001178872A
JP2001178872A JP36928499A JP36928499A JP2001178872A JP 2001178872 A JP2001178872 A JP 2001178872A JP 36928499 A JP36928499 A JP 36928499A JP 36928499 A JP36928499 A JP 36928499A JP 2001178872 A JP2001178872 A JP 2001178872A
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payout
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game machine
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Takatoshi Oya
高敏 大宅
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Jetter Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正にメダルが払い出された場合にそのこと
をすぐ知ることができるようにして不正及び不正による
損害の発生を防止する遊技設備用不正払い出し検出装置
を提供することにある。 【解決手段】 メダル搬送路30cの途中にメダル通過
センサー3を設け、メダル通過センサー3の信号をメダ
ルカウンター2aでカウントし、カウントから不正を検
出する不正検出回路2を設け、不正な払い出しを警報す
る警報装置4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイン・硬貨・メ
ダル(以下メダルを総称する)を使用して遊技を行うパ
チスロ機、スロット、その他ゲーム機において、メダル
が不正に払い出されるとそれを検知して知らせるメダル
遊技設備用不正払い出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、メダル遊技設備で遊技を
行う人が、電磁波や磁力、ゲーム機内部又はメダル払い
出し部分に何らかの手段を施すなどして不正を行ってゲ
ーム機から不正にメダルが払い出すのを防止するために
は、人が目視でチェックしたり、監視カメラでチェック
したりしていた。しかし、不正を行う者が巧妙なやり方
になって行くので、人によるチェックでは、見つからな
い場合がある。特に何らかの方法で、ゲーム機からメダ
ルが払い出される際にその枚数を多くした不正を行った
場合は、見た目が通常にゲームを行っている場合と変わ
らないために見分けることが困難であった。このような
不正が行われるとメダル遊技設備を運営する者に大きな
損害が生じ、また正しく遊技を行っている者に対しても
様々な害が及ぶことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、これらの問題点を解消し、不正にメダルを
払い出された場合にそのことをすぐに知ることができる
ようにして不正及び不正による損害の発生を防止するメ
ダル遊技設備用不正払い出し検出装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) メダルを投入してゲームを行うゲーム機の内部に
設けられたメダル払い出し器からメダル受皿へのメダル
搬送器の途中にメダルの通過を検知するメダル通過セン
サーを設け、同メダル通過センサーからの信号をカウン
トするメダルカウンターを設け、不正なメダルの払い出
しを光・音・信号によって知らせる警報装置を設け、前
記メダル払い出し器のメダルを払い出す連続した一回の
限度設定量と前記メダルカウンターのカウント数を比較
して同カウント数が多い場合に前記警報装置に警報する
よう信号を送る不正検出回路を設けたメダル遊技設備用
不正払い出し検出装置 2) メダルを投入してゲームを行うゲーム機の内部に
設けられたメダル払い出し器からメダル受皿へのメダル
搬送路の途中にメダルの通過を検知するメダル通過セン
サーを設け、同メダル通過センサーからの信号をカウン
トするメダルカウンターを設け、不正なメダルの払い出
しを光・音・信号によって知らせる警報装置を設け、前
記メダル払い出し器のメダルを払い出す連続した一回の
限度設定量と前記メダルカウンターのカウント数を比較
して同カウント数が多い場合が所定時間内に複数回発生
すると前記警報装置に警報するよう信号を送る不正検出
回路を設けたメダル遊技設備用不正払い出し検出装置 3) メダルを投入してゲームを行うゲーム機の内部に
設けられたメダル払い出し器からメダル受皿へのメダル
搬送路の途中にメダルの通過を検知するメダル通過セン
サーを設け、同メダル通過センサーからの信号をカウン
トするメダルカウンターを設け、不正なメダルの払い出
しを光・音・信号によって知らせる警報装置を設け、前
記メダル払い出し器のメダルを払い出す連続した一回の
限度設定量と前記メダルカウンターのカウント数を比較
して同カウント数が多い場合が連続して発生すると前記
警報装置に警報するよう信号を送る不正検出回路を設け
たメダル遊技設備用不正払い出し検出装置 4) メダル通過センサー・メダルカウンター・警報装
置・不正検出回路の配線の一部又は全部がゲーム機の配
線と別配線とした構造にした前記1)〜3)いずれかに
記載のメダル遊技設備用不正払い出し検出装置 5) 不正検出回路が、不正なメダルの払い出しによっ
てゲーム機の作動をストップさせるように信号を出すよ
うにした前記1)〜3)いずれかに記載のメダル遊技設
備用不正払い出し検出装置 6) 不正検出回路が、複数の限度設定量を切替えられ
る切替回路部分を設ける構成にした前記1)〜5)いず
れかに記載のメダル遊技設備用不正払い出し検出装置 7) 複数の限度設定量が15枚と50枚である前記
6)記載のメダル遊技設備用不正払い出し検出装置にあ
る。
【0005】
【作用】本発明では、何らかの不正によってゲーム機の
メダル払い出し器からメダルが、本来メダル払い出し器
が連続して払い出す一回の限度設定量を超えて払い出さ
れると、メダル通過センサーによって払い出されたメダ
ルの通過を検知して、通過ごとに信号をメダルカウンタ
ーに送る。メダルカウンターはこのメダル通過センサー
からの信号をカウントとして払い出された連続した一回
の量を明らかにし、このカウント数とあらかじめ設定さ
れている連続した一回の限度設定量とを不正検出回路に
よって比較し、このカウント数の方が多くなった場合に
は、不正と判断して警報装置によって光・音・信号によ
って警報を行う。メダル払い出し器のメダルを払い出す
連続した一回の限度設定量とメダルカウンターのカウン
ト数を比較してこのカウント数が多い場合が所定時間内
に複数回発生すると警報するようにしたものは、所定時
間内に複数回、限度設定量を超えることが発生すると不
正と判断するようにしてより確実に不正を検出できるよ
うにする。メダル払い出し器のメダルを払い出す連続し
た一回の限度設定量とメダルカウンターのカウント数を
比較して、このカウント数が多い場合が連続して発生す
ると警報するようにしたものは、連続して限度設定量を
超えることが発生すると不正と判断するようにしてより
確実に不正を検出できるようにする。メダル通過センサ
ー・メダルカウンター・警報装置・不正検出回路の配線
の一部又は全部がゲーム機の配線と別配線とした構造に
したものは、簡単な取付にし、またゲーム機の配線の影
響を受けないようにする。不正検出回路が、不正なメダ
ルの払い出しによってゲーム機の作動をストップさせる
ようにしたものは、不正と判断した際に、ゲーム機の作
動をストップさせてそれ以上不正な払い出しが行われな
いようにする。不正検出回路が、複数の限度設定量を切
替えられる切替回路部分を設けたものは、必要に応じて
限度設定量を切替えることができる。複数の限度設定量
が15枚と50枚であるものは、15枚を超えるメダル
が一回に連続して払い出されるか、50枚を超えるメダ
ルが一回に連続して払い出されると警報するかを切替え
ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のメダル遊技設備用不正払
い出し装置のメダル通過センサー以外の部分は、どの部
分に設けるようにしてもよい。本発明のメダル遊技設備
用不正払い出し装置は、複数のゲーム機にメダル通過セ
ンサーをそれぞれ設け、残りの部分を一箇所に設けて複
数のゲーム機に同時使用できるようにしてもよい。メダ
ル通過センサーには、光式、磁気式などがあり、速いス
ピードで送られるメダルを確実に検知できるものが好ま
しい。実施例においては、不正検出に関する情報処理を
プログラムで行っているが、論理回路によって行うよう
にしてもよい。限度設定量を切替えられる切替回路部分
は、回路として設けるようにしてもプログラム内に組み
込むようにしてもよく、また、切替スイッチを設けるよ
うにしてもよい。実施例中の限度設定量15枚は法令等
を遵守するために定められるものであり、法令等の改正
等が行われた場合にはそれを遵守するよう変更して定め
るものとする。メダル通過センサーには、光・磁気など
の非接触のものや接触のものがあり、比較的速い速度で
メダル払い出し器から連続して払い出されるメダルを確
実に検知して信号を出力できるものが好ましい。
【0007】
【実施例】本発明の各実施例について図面を参照し具体
的に説明する。 実施例1(図1〜6参照) 図1〜6に示すのは、メダル払い出し器のメダルを払い
出す連続した一回の限度設定量とメダルカウンターのカ
ウント数を比較してこのカウント数が多い場合に警報す
るようにし、メダル通過センサー・メダルカウンター・
警報装置・不正検出回路の配線の全部がゲーム機の配線
と別配線にし、不正検出回路が15枚と50枚との2種
類の限度設定量を切替える切替回路部分を設けるように
したメダル遊技設備用不正払い出し検出装置の例であ
る。図1は実施例1のメダル遊技設備用不正払い出し検
出装置の一部切欠斜視図である。図2は実施例1のメダ
ル遊技設備不正払い出し検出装置の説明図である。図3
は実施例1のメダル遊技設備用不正払い出し検出装置の
説明図である。図4は実施例1のメダル遊技設備用不正
払い出し検出装置の説明図である。図5は実施例1のメ
ダル遊技設備用不正払い出し検出装置の説明図である。
図6は実施例1のメダル遊技設備用不正払い出し検出装
置の不正検出回路の情報処理を示すフローチャートであ
る。図中、1はメダル遊技設備用不正払い出し検出装
置、2は不正検出回路、2aはメダルカウンター、2b
はタイマー、3はメダル通過センサー、4は警報装置、
4aは警報ランプ、4bは警報スピーカー、5は集中管
理装置、30はパチスロ機を用いたゲーム機、30aは
メダルホッパー、30bはメダル払い出し器、30cは
メダル搬送路、30dはメダル受皿、30eはメダル投
入口、30fはランプ、31はメダル供給装置、mはメ
ダルである。
【0008】実施例1ではメダル遊技設備用不正払い出
し検出装置1をパチスロ機を複数用いた遊技設備に取り
付けるものである。ゲーム機30は、複数が所定の間隔
で隣接して並べられるように設けられる。このゲーム機
30は、ゲーム機の前面にメダル投入口30eを設け、
メダル投入口30eにメダルが投入されるとそれを検知
するセンサーを設ける。メダル投入口30eに投入され
たメダルの送り先には、メダルを一時的に収容しておく
メダルホッパー30aを設ける。メダルホッパー30a
の下部には、メダルホッパー30aのメダルをゲーム機
から送られる信号に応じた枚数を前方に射出するように
払い出すメダル払い出し器30bを設ける。メダル払い
出し器30bは図示しないがメダルを射出する電動で回
転する円盤と、射出したメダルをカウントするカウンタ
ー部を組み合わせたものである。メダル払い出し器30
bのメダルを射出する部分には、メダルを前方下部に送
るメダル搬送路30cを設ける。メダル搬送路30cは
メダル払い出し器30bに取り付けたものとゲーム機前
面に取り付けたものの2つの搬送路から成り、連結して
メダルを送るようにしている。メダル搬送路30cの送
り口の下方にはメダル受皿30dを設けてメダル搬送路
30cで送ったメダルを一時的に収容できるようにして
いる。また、ゲーム機30の上方には、ゲームのに用い
るランプ30fが設けられる。次に図2に示すようにゲ
ーム機30には、ゲームで使用するメダルをゲームを行
う人に供給するメダル供給装置31を設ける。
【0009】本実施例1のメダル遊技設備用不正払い出
し検出装置1は、まず不正検出回路2を設ける。不正検
出回路2は、図5に示すようにCPU・ROM・RAM
からなり、さらに時間を計算するためのタイマー2b、
警報装置4に信号を出力するためのインターフェースを
設ける。さらにセンサーからの入力信号をカウントして
CPUにカウント数を信号として送り、CPUからの信
号でカウント数をリセットするメダルカウンター2aを
設ける。次にコ字状の内側をメダルが通過すると光でこ
れを検知して信号を出力するメダル通過センサー3を設
け、メダル通過センサー3の出力信号をメダルカウンタ
ー2aに入力するよう接続する。次に不正を検出した際
に不正があったことを知らせるように警報装置4として
警報ランプ4a,警報スピーカー4bを設ける。このよ
うに本実施例1のメダル遊技設備用不正払い出し検出装
置1は簡単な構成で安価にしている。また既存の遊技設
備に容易に取り付けることができる。本実施例1のメダ
ル遊技設備用不正払い出し検出装置1を既存のゲーム機
30を用いた遊技設備に取り付けるには、まずゲーム機
30のメダル搬送路30cの途中にメダル通過センサー
3を取り付ける。次に不正検出回路2をゲーム機30の
上方に外部から容易に手を触れられないよう設備内部に
取り付ける。次に警報装置4として用いた警報ランプ4
aをゲーム機上方に設ける。さらに警報スピーカー4b
は複数のゲーム機を管理するために用いられる集中管理
装置5内に設けられる。また、ゲーム機30の上方のゲ
ーム機のランプ30fにも警報時の出力によって点灯・
点滅するよう信号を送る。本実施例1のメダル遊技設備
用不正払い出し検出装置では、ゲーム機30と配線は別
になっていて、また、ゲーム機30からの入力信号を用
いていない。よってゲーム機30に不正操作が行なわれ
たりした場合でもその影響を受けることなく不正な払い
出しを検出することができる。
【0010】本実施例1のメダル遊技設備用不正払い出
し検出装置1を作動させると、図6に示すように不正検
出回路2によって不正検出プログラムが始動する。図6
に示すようにまず不正検出回路2はメダル通過センサー
3からの入力が有るかどうかを判断し、無い場合には、
入力があるまで待つ状態になる。よってゲームを行って
メダルが払い出されず、また不正な払い出しも発生しな
い状態では、この待ち状態になっている。ゲーム機30
がゲームの結果として又は、不正な払い出しによってメ
ダルが払い出されるとメダルがメダル搬送路30cを通
過することにより、この途中に設けたメダル通過センサ
ー3をメダルが通過してメダル受皿30dにメダルが移
動して行く。メダルがメダル通過センサー3を通過する
ことによって出力信号がメダルカウンター2aに送られ
るとメダルカウンター2aにメダル通過センサー3の出
力信号の回数がカウントされていく。CPUでは、メダ
ル通過センサー3からの入力が無くなるまでを待ってい
る。メダルが払い出されて、メダル通過センサー3から
の入力が無くなると、インターバル時間を計算する。ゲ
ーム機30は、メダルを払い出してから次の払い出しま
でのインターバル時間は、あらかじめ設定されているの
で、このインターバル時間が経過した後でメダルカウン
ター2aからのカウント数をCPUに入力する。ゲーム
機30は、1回に連続して払い出す量は15枚と決めら
れている。ゲームの大当りなどの役によって15枚以上
払い出す場合にも15枚払い出し後インターバル時間を
経過させてから15枚払い出すようになっている。よっ
て15枚を限度設定量とし、メダルが払い出されメダル
の払い出しが終了し、インターバル時間が経過した際に
カウント数と限度設定量を比較し、カウント数のほうが
大きければ、不正が行われたと判断して警報装置4が作
動する。このようにすれば不正な操作によって大量に払
い出した場合も払い出し後に警報されて対応できるが、
特に15枚のゲームの払い出しを16枚や17枚等に増
やしたような目視では判別できないような不正に関して
も警報されて対応でき、ゲーム機を運営する側の損害を
少なくすることができる。
【0011】また、本実施例1のゲーム機30には、ゲ
ーム機30に投入されるメダル又は、ゲーム機30から
払い出されるメダルを50枚までカウントしてそのカウ
ント数でゲームを運用するクレジット装置が設けられて
いる。このクレジット装置はゲームをする人がスイッチ
ONすることによって使用するかどうかを切替ることが
できる。またゲームを行う人の操作によってクレジット
数のメダルをゲーム機から払い出すことができる。よっ
てこのクレジット装置を用いる場合には、15枚にした
前述の限度設定量を50枚と15枚で切替えて用い、ゲ
ーム機30を運営する側の用い方も変える必要がある。
表1に15枚と50枚で切替えて使用した場合の不正な
払い出しへの対応を示す。
【0012】
【表1】
【0013】15枚を超えると警報がなるようにすると
表1に示すようにクレジットの15枚を超える払い出し
の際にも警報されることになるので、ゲームを行う人が
クレジットの払い出しを行う際には店員を呼ぶなどして
対応を行うようにする。50枚を超えると警報がなるよ
うにすると表1に示すようにクレジットの払い出しの際
には警報されないが、50枚以下の不正な払い出しを検
出できなくなる。よって不正な払い出しの心配が少ない
ような場合にはこのようにして対応してもよい。また、
本実施例1では警報装置4によって警報するようにして
いるが、不正が検出された際にゲーム機の作動をストッ
プするようにしてもよい。警報後の対応の時間や人員等
から選択して不正による損害が最小限にくい止められる
のが好ましい。
【0014】実施例2(図7参照) 図7に示す実施例2は、メダルを払い出す連続した一回
の限度設定量とメダルカウンターのカウント数を比較し
てカウント数が多い場合が所定時間内に複数回発生する
と警報するようにしたメダル遊技設備用不正払い出し検
出装置の例である。図7は実施例2のメダル遊技設備用
不正払い出し検出装置の不正検出回路の情報処理を示す
フローチャートである。実施例2では図7に示すよう
に、処理A部分は図6に示す実施例1と同じであるが、
カウント数が限度設定量を超えた場合に限度超過時間t
1 をカウントさせて、設定した設定限度超過時間内にカ
ウント数が限度設定量(15枚)を2回以上超えると警
報するようにしている。
【0015】
【表2】
【0016】ゲーム機30のクレジット装置のクレジッ
ト数が払い出されるのは、ゲーム終了の場合が多く、さ
らに連続して行われることはまれであるため、図7に示
すこのような処理を行うようにすれば、設定した設定限
度超過時間t1 内に15枚を超える払い出しが2回以上
行われると警報されるようにして、通常のクレジットの
払い出しに反応しないようにしてより不正な払い出しを
確実に検出できるようにし、また人手を要さないように
できる。表2に示すように、所定時間内ではあれば第1
回目に15枚の払い出し、第2回目に15枚を超える払
い出しがあった場合及び、第1回目に15枚を超える払
い出し、第2回目に15枚の払い出しがあった場合には
警報しない。このようにすることによってクレジットの
払い出しによる50枚までの払い出しが所定時間内に1
度行われても警報しないようにできる。この所定時間
は、クレジットの払い出しが2回以上行うことはないと
考えられる時間に設定している。よって、それでも15
枚以上の払い出しが2回行われる場合には、クレジット
の払い出しが2回行われても警報するようにしている。
これは、そのクレジットによる払い出しが不正である可
能性が高いため警報されたほうがよいことになる。15
枚以上の払い出しに関しては、所定時間内に、第1回目
がクレジットによる払い出しで第2回目が不正な払い出
しの場合、第1回目が不正な払い出しで第2回目がクレ
ジットによる払い出しの場合、第1回目及び第2回目と
もに不正な払い出しの場合には警報を行う。また、本実
施例2のメダル遊技設備用不正払い出し検出装置では、
所定時間内における超過回数をカウントするので表2
中、第1回目と第2回目の間に正常な払い出しが複数回
行われても所定時間内であれば対応は変わらない。その
他符号、構成、作用、使い方は実施例1と同じである。
【0017】実施例3(図8参照) 図8に示す実施例3は、限度設定量とメダルカウンター
のカウント数を比較してカウント数が多い場合が連続し
て発生すると警報するようにしたメダル遊技設備用不正
払い出し検出装置の例である。図8は実施例3のメダル
遊技設備用不正払い出し検出装置の不正検出回路の情報
処理を示すフローチャートである。実施例3では図8に
示すように連続してカウント数が限度設定量を超えた場
合に超過回数Xがカウントされるようにして連続して超
過回数が2回になると警報を出すようにしている。途中
に正常な払い出しが入ると超過回数Xの値が図8に示す
ように0になるようにしている。対応としては1回目と
2回目が連続するという条件のもとで表2と同じとな
る。その他符号、構成、作用使い方は実施例1と同じで
ある。
【0018】図9に示すのは実施例の他の例である。図
中、6は集約器である。実施例の他の例では、不正検出
回路2から警報装置4に出力される信号の送信線の途中
に、集約器6を設け、他のゲーム機に取り付けたメダル
遊技設備用不正払い出し検出装置1の不正検出回路2か
ら警報装置に出力される信号を集約器6で集約して、ど
のゲーム機で不正があったかは、集中管理装置5で表示
するようにし、警報ランプ4a,警報スピーカー4bを
各ゲーム機に取り付けるのではなく、複数のゲーム機3
0を一括して管理する集中管理装置5に取り付けるよう
にしている。このように、警報装置4を複数のゲーム機
30に対して一つ設けるようにしてもよい。
【0019】図10に示すのは、実施例の他の例であ
る。図10に示す実施例の他の例では、メダル通過セン
サー3をメダル搬送路30cの途中ではなく、メダル払
い出し器30bからメダル搬送路30cに移る途中に設
けるようにしている。このようにメダル通過センサー3
をメダル搬送路30cのなるべく上流側に取り付けるよ
うにして外部から物理的な不正操作が行われないように
してもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、不正にメダルが払い出
された場合にそのことをすぐに知ることができるように
して不正及び不正による損害の発生を防止する遊技設備
用不正払い出し検出装置にできる。メダル払い出し器の
メダルを払い出す連続した一回の限度設定量とメダルカ
ウンターのカウント数を比較してこのカウント数が多い
場合が所定時間内に複数回発生すると警報するようにし
たものは、ゲーム機にクレジット装置が設けられている
など、限度設定量を超える正常な払い出しがある場合で
も、限度設定量を超える正常な払い出しが繰り返される
ことがほとんどないような間隔を所定時間として、所定
時間内に限度設定量を超える払い出しが複数回行われた
場合に不正と判断するようにして、限度設定量を超える
正常な払い出しを不正としないようにして、確実に不正
な払い出しを検出できるようにする。メダル払い出し器
のメダルを払い出す連続した一回の限度設定量とメダル
カウンターのカウント数を比較してこのカウント数が多
い場合が連続して発生すると警報するようにしたもの
は、ゲーム機にクレジット装置が設けられているなど限
度設定量を超える正常な払い出しがある場合でも、限度
設定量を超える正常な払い出しが連続して繰り返される
ことがほとんどないような場合に連続して限度設定量を
超える払い出しがあった場合に不正と判断するようにし
て、限度設定量を超える正常な払い出しを不正としない
ようにして、確実に不正な払い出しを検出できるように
する。メダル通過センサー・メダルカウンター・警報装
置・不正検出回路の配線の一部又は全部がゲーム機の配
線を別配線とした構造にしたものは、ゲーム機に対して
不正操作が行われたような場合でも影響を受けず確実に
不正を検出できるようにしている。不正検出回路が、不
正なメダルの払い出しによってゲーム機の作動をストッ
プさせるようにしたものは、さらに不正による損害が最
小限に押えられるようにできる。不正検出回路が、複数
の限度設定量を切替えられる切替回路部分を設けたもの
と複数の限度設定量が15枚と50枚であるものは、必
要に応じて限度設定量を切替えて遊技設備の使用状況や
不正な払い出しの発生の可能性の度合い等に対応させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のメダル遊技設備用不正払い出し検出
装置の一部切欠斜視図である。
【図2】実施例1のメダル遊技設備用不正払い出し検出
装置の説明図である。
【図3】実施例1のメダル遊技設備用不正払い出し検出
装置の説明図である。
【図4】実施例1のメダル遊技設備用不正払い出し検出
装置の説明図である。
【図5】実施例1のメダル遊技設備用不正払い出し検出
装置の説明図である。
【図6】実施例1のメダル遊技設備用不正払い出し検出
装置の不正検出回路の情報処理を示すフローチャートで
ある。
【図7】実施例2のメダル遊技設備用不正払い出し検出
装置の不正検出回路の情報処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】実施例3のメダル遊技設備用不正払い出し検出
装置の不正検出回路の情報処理を示すフローチャートで
ある。
【図9】実施例のメダル遊技設備用不正払い出し検出装
置の他の例の説明図である。
【図10】実施例のメダル遊技設備用不正払い出し検出
装置の他の例の説明図である。
【符号の説明】
1 メダル遊技設備用不正払い出し検出装置 2 不正検出回路 2a メダルカウンター 2b タイマー 3 メダル通過センサー 4 警報装置 4a 警報ランプ 4b 警報スピーカー 5 集中管理装置 6 集約器 30 ゲーム機 30a メダルホッパー 30b メダル払い出し器 30c メダル搬送路 30d メダル受皿 30e メダル投入口 30f ランプ 31 メダル供給装置 m メダル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メダルを投入してゲームを行うゲーム機
    の内部に設けられたメダル払い出し器からメダル受皿へ
    のメダル搬送器の途中にメダルの通過を検知するメダル
    通過センサーを設け、同メダル通過センサーからの信号
    をカウントするメダルカウンターを設け、不正なメダル
    の払い出しを光・音・信号によって知らせる警報装置を
    設け、前記メダル払い出し器のメダルを払い出す連続し
    た一回の限度設定量と前記メダルカウンターのカウント
    数を比較して同カウント数が多い場合に前記警報装置に
    警報するよう信号を送る不正検出回路を設けたメダル遊
    技設備用不正払い出し検出装置。
  2. 【請求項2】 メダルを投入してゲームを行うゲーム機
    の内部に設けられたメダル払い出し器からメダル受皿へ
    のメダル搬送路の途中にメダルの通過を検知するメダル
    通過センサーを設け、同メダル通過センサーからの信号
    をカウントするメダルカウンターを設け、不正なメダル
    の払い出しを光・音・信号によって知らせる警報装置を
    設け、前記メダル払い出し器のメダルを払い出す連続し
    た一回の限度設定量と前記メダルカウンターのカウント
    数を比較して同カウント数が多い場合が所定時間内に複
    数回発生すると前記警報装置に警報するよう信号を送る
    不正検出回路を設けたメダル遊技設備用不正払い出し検
    出装置。
  3. 【請求項3】 メダルを投入してゲームを行うゲーム機
    の内部に設けられたメダル払い出し器からメダル受皿へ
    のメダル搬送路の途中にメダルの通過を検知するメダル
    通過センサーを設け、同メダル通過センサーからの信号
    をカウントするメダルカウンターを設け、不正なメダル
    の払い出しを光・音・信号によって知らせる警報装置を
    設け、前記メダル払い出し器のメダルを払い出す連続し
    た一回の限度設定量と前記メダルカウンターのカウント
    数を比較して同カウント数が多い場合が連続して発生す
    ると前記警報装置に警報するよう信号を送る不正検出回
    路を設けたメダル遊技設備用不正払い出し検出装置。
  4. 【請求項4】 メダル通過センサー・メダルカウンター
    ・警報装置・不正検出回路の配線の一部又は全部がゲー
    ム機の配線と別配線とした構造にした請求項1〜3いず
    れかに記載のメダル遊技設備用不正払い出し検出装置。
  5. 【請求項5】 不正検出回路が、不正なメダルの払い出
    しによってゲーム機の作動をストップさせるように信号
    を出すようにした請求項1〜3いずれかに記載のメダル
    遊技設備用不正払い出し検出装置。
  6. 【請求項6】 不正検出回路が、複数の限度設定量を切
    替えられる切替回路部分を設ける構成にした請求項1〜
    5いずれかに記載のメダル遊技設備用不正払い出し検出
    装置。
  7. 【請求項7】 複数の限度設定量が15枚と50枚であ
    る請求項6記載のメダル遊技設備用不正払い出し検出装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007130140A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Abilit Corp 遊技装置における不正検出方法、およびその方法の実施に用いられる遊技装置並びに遊技場システム

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