JP2005224377A - 回胴式遊技機の不正検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回胴式遊技機のコインカウントを誤作動させる不正を検出する回胴式遊技機の不正検出装置の提供。
【解決手段】 コインが通過するガイドの上流側及び下流側に夫々設けられるとともにコインの通過を検知する第1及び第2センサを有する回胴式遊技機における不正検出装置であって、コインの通過によって動作する第1又は第2センサの動作を検出して、動作信号を送信する検出手段と、前記検出手段によって、2枚のコインの通過による前記センサの動作から検出され送信される2つの動作信号の時間間隔を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された前記時間間隔と予め記憶された所定間隔とを比較する間隔比較手段と、前記間隔比較手段によって、前記算出された時間間隔が所定間隔よりも短い場合に警報を発する警報手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回胴式遊技機の不正検出装置に関し、より詳しくは、回胴式遊技機のコインカウントを誤作動させる不正を検出する回胴式遊技機の不正検出装置に関する。
従来、回胴式遊技機は、コイン投入口からコインを投入して、そのコインの枚数に応じてゲームを楽しむことができる遊技機である。このため、コインが通過するガイド(G)には、コインの枚数を計算するためのセンサ(A,B)が設けられている(図9参照)。
このセンサ(A,B)は、図10で示される側面断面図において、下方向に開口されるコ字状の形状を有するように配置され、このコ字状の間をコインが通過するようにガイド(G)に沿って配置されている。
このセンサ(A,B)のコ字状の一端には、他端に向かって発光する発光部(E)が設けられ、他端部には、発光部(E)からの光を受光する受光部(R)が設けられている。このように発光部(E)及び受光部(R)を設けることによって、コインが通過した際に、発光部(L)からの光が遮断されることになり、受光部(R)での受光状態が遮断される。コインが通過し終えると再び発光部(E)からの光を受光部(R)が受光することになる。
このように、受光部(R)が、受光状態から非受光状態、次いで、この非受光状態から再度受光状態というような光を受光する一サイクルを行うことによって、一枚のコインがカウントされることになる。
つまり、回胴式遊技機は、受光部(R)が受光する光を遮断する回数に応じて、ガイド(G)を通過するコインの枚数を認識している。
近年、この回胴式遊技機のコイン投入口から、図9で示すような、疑似通過装置(C)を挿入して配置し、コインのカウントを不正に操作する利用者が現れている。この疑似通過装置(C)は、コイン通路に沿った形状を有する板体(D)と、該板体の上記受光部(R)側に、該受光部(R)と略同じ高さになるように、このガイドに沿って一列に配列された複数の発光ダイオード(L)とからなる装置である。
この疑似通過装置(C)は、発光部(E)からの光を板体によって遮断した状態で、一列に配列される複数の発光ダイオード(L)が断続的に発光することによって、あたかも発光部(E)からの光がコインの通過によって断続的に遮断されているような作用を受光部(R)に与える。
このことによって、受光部(R)では、断続的に遮断される光を受光することになり、複数のコインが通過している状態であると誤作動し、コインの枚数がカウントされていた。利用者は、このような疑似通過装置(C)を使用することによって、1〜2秒の間に、回胴式遊技機に貯えられるコイン(最大で50枚のコインを貯蓄しておくことができる)を充分に補充し、実際にコインを投入することなく、長時間に亘って遊技を続ける不正を行っていた。
回胴式遊技機における不正な操作を検出するための発明は、従来多数創出されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、特許文献1記載の発明は、回胴式遊技機のボーナス設定値を勝手に変更した際に警報を発する装置であるので、このような疑似通過装置(C)によるコインカウント時における不正操作は、このような特許文献1の発明では検出することができず、また他の公知発明でもこのような不正操作を検出することができなかったため、由々しき問題となっていた。
また、このような問題を解決するために、センサ等を制御する回胴体遊技機の回路基板に不正操作をチェックする機能を具備させることが考えられるが、回路基板を改造することは、「風適法(風俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律)」に違反することになり、不法行為とみなされ、回路基板を改造することができない問題点を有していた。
特開2003−245402号公報
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、回胴式遊技機のコインカウントを誤作動させる不正を検出することができるとともに、回胴式遊技機の回路基板を改造する必要なしに取り付けることができる回胴式遊技機の不正検出装置を提供する。
請求項1記載の発明は、コインが通過するガイドの上流側及び下流側に夫々設けられるとともにコインの通過を検知する第1及び第2センサを有する回胴式遊技機における不正検出装置であって、コインの通過によって動作する第1又は第2センサの動作を検出して、動作信号を送信する検出手段と、前記検出手段によって、2枚のコインの通過による前記センサの動作から検出され送信される2つの動作信号の時間間隔を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された前記時間間隔と予め記憶された所定間隔とを比較する間隔比較手段と、前記間隔比較手段によって、前記算出された時間間隔が所定間隔よりも短い場合に警報を発する警報手段と、を有することを特徴とする回胴式遊技機の不正検出装置を提供する。
請求項2記載の発明は、前記センサの設置箇所よりも下流側の前記ガイドに設けられるとともに、コインの通過を確認し確認信号を送信する確認センサと、前記間隔比較手段によって、算出された前記時間間隔が所定間隔と同じ又は長い場合に送信される許可信号を受信する受信手段と、前記受信手段が前記許可信号を受信した際に、前記確認信号が送信されているか判断する判断手段が設けられ、前記判断手段によって、前記受信手段が前記許可信号を受信した際に、前記確認センサによる前記確認信号が送信されていない場合に、警報を発する警報手段を有することを特徴とする請求項1記載の回胴式遊技機の不正検出装置を提供する。
請求項3記載の発明は、先後する2枚のコインの通過による前記第1センサの動作を夫々検出し、先のコインの通過による該動作を検出した際に第1動作信号を送信し、後のコインの通過による該動作を検出した際に第2動作信号を送信する第1検出手段と、前記先のコインの通過によって動作する前記第2センサの動作を検出して、第3動作信号を送信する第2検出手段と、前記間隔比較手段によって、算出された前記時間間隔が所定間隔と同じ又は長い場合に送信される許可信号を受信する第1受信手段と、前記第1受信手段が前記許可信号を受信した際に、前記第1動作信号と前記第3動作信号を時系列で比較する時系列比較手段と、前記時系列比較手段によって、前記第3動作信号が前記第1動作信号よりも古い場合に警報を発する警報手段を有することを特徴とする請求項1記載の回胴式遊技機の不正検出装置を提供する。
請求項4記載の発明は、前記センサの設置箇所よりも下流側の前記ガイドに設けられるとともに、コインの通過を確認して確認信号を送信する確認センサと、前記時系列比較手段によって、前記第3動作信号が前記第1動作信号よりも新しい場合に送信される許可信号を受信する第2受信手段と、前記第2受信手段が前記許可信号を受信した際に、前記確認センサが前記確認信号を送信しているか判断する判断手段が設けられ、前記判断手段によって、前記第2受信手段が前記時系列比較手段からの前記許可信号を受信した際に、前記確認センサが前記確認信号を通知していない場合に、警報を発する警報手段を有することを特徴とする請求項3記載の回胴式遊技機の不正検出装置を提供する。
請求項5記載の発明は、前記検出手段は、前記第1又は第2センサから延出される導線の周囲に間隔を有して配置される検知部を有し、前記検知部は、前記導線内を電流が通過した際に生じる磁界の変化を検知して、信号を送信することを特徴とする請求項1記載の回胴式遊技機の不正検出装置を提供する。
請求項6記載の発明は、前記第1及び第2検出手段は、夫々前記第1及び第2センサから延出される導線の周囲に間隔を有して配置される検知部を有し、前記検知部は、前記導線内を電流が通過した際に生じる磁界の変化を検知して、信号を送信することを特徴とする請求項3記載の回胴式遊技機の不正検出装置を提供する。
これらの発明を提供することで上記課題を悉く解決する。
請求項1記載の発明によって、第1センサからの検出される2つの動作信号により算出される時間間隔によって、2枚のコインが通過する時間間隔を検出することができ、この時間間隔が所定間隔よりも短い場合に、警報手段によって警報が発せられるので、コインカウントを誤作動させる不正を行った利用者を即座に発見することができる。
請求項2記載の発明によって、コインの通過を確認する確認センサが設けられているので、2つの動作信号からの時間間隔が適正であったとしても、確認センサにおいて実際のコインの通過を確認することができなければ、警報手段が警報を発するため、コインカウントを誤作動させる不正を行った利用者を確実に且つ即座に発見することができる。
請求項3記載の発明によって、第2検出手段によって第2センサの動作を示す第3動作信号を利用することができ、第1センサから第2センサへとコインが通過しているかどうかのコインの通過方向を判別することができ、時間間隔が適正であっても、下流から上流へ逆流してコインが通過するような不正通過を検知することができる。
更に、このような不正を検知し警報手段によって警報が発生されるので、コインカウントを誤作動させる不正を行った利用者を即座に発見することができる。
請求項4記載の発明によって、コインの通過を確認する確認センサが設けられているので、第1動作信号及び第2動作信号からの時間間隔及びコインの通過方向が適正であったとしても、確認センサにおいてコインの通過を確認することができなければ、警報手段が警報を発するため、コインカウント時における不正を行った利用者を確実に且つ即座に発見することができる。
請求項5記載の発明によって、検出手段を設ける際に回路基板を改造する必要がないので、不法行為に該当することなく回胴式遊技機のコインカウントを誤作動させる不正検出装置を取り付けることができる。
請求項6記載の発明によって、第1及び第2検出手段を設ける際に回路基板を改造する必要がないので、不法行為に該当することなく回胴式遊技機のコインカウントを誤作動させる不正検出装置を取り付けることができる。
本発明を実施するための最良の形態について説明する。
本発明に係る回胴式遊技機のコインカウント時における不正検出装置の構成について説明する。図1は、回胴式遊技機の正面図であり、コインが通過するガイドとコイン容器を点線で示す。図2は、回胴式遊技機のガイドの構成を示す概略構成図であり、図3は、回胴式遊技機のコインカウント時における不正検出装置の構成を示すブロック線図である。
本発明に係る不正検出装置(1)は、第1検出手段(11)、増幅器(12)、算出手段(13)、間隔比較手段(14)、第1警報手段(15)、第2検出手段(21)、第1受信手段(22)、時系列比較手段(23)、第2警報手段(24)、確認センサ(31)、第2受信手段(32)、判断手段(33)及び第3警報手段(34)を有している。
コインが通過するガイド(G)には、上流側の第1センサ(A)と下流側の第2センサ(B)が設けられている(図2参照)。これら第1及び第2センサ(A,B)は、上述した如く、側断面において、下方向に開口されるコ字状の形状を有するように配置され、このコ字状の間をコインが通過するようにガイド(G)に沿って配置されている。これらのセンサ(A,B)のコ字状の一端には、他端に向かって発光する発光部(E)が設けられ、他端部には、発光部(E)からの光を受光する受光部(R)が設けられている(図10参照)。
これらの第1及び第2センサ(A,B)がコインの通過を検知してコインの枚数をカウントし、カウントされたコインの枚数を表示手段(E)で表示する。
第1検出手段(11)は、第1センサ(A)から延出する導線の周囲に間隔を有して覆うように配置される検出部(11a)が設けられている。この検出部(11a)は、磁界の変化を検出することができる。
この検出部(11a)が第1センサ(A)の導線の周囲に配置されることによって、第1センサ(A)がコインの通過を検出した場合に流される電流(信号)による磁界の変化を検出することができ、コインの通過を第1検出手段(11)が検出することができることになる。
この検出部(11a)は、導線の周囲に間隔を有して覆うように配置されるために、円筒形状に形成され、中空部に導線を貫通させるように配置することによって、効率良く磁界の変化を検出することができる。
尚、第1検出手段(11)の検出部(11a)は、永久磁石を利用する磁界センサであるので、この導線と直接接続する必要がなく、この第1検出手段(11)を配置することは、回路基板を改造する行為には該当しない。
この第1検出手段(11)は、検出部(11a)によって磁界の変化を検出すると、動作信号を送信する。第1検出手段(11)が送信する動作信号は、磁界の変化に応じたアナログパルスが採用される。
この第1検出手段(11)は、特別な制御指令を受けない限り、第1センサ(A)の導線に流れる電流による磁界の変化を検出して、動作信号を流し続ける。一枚目のコインの通過によって、第1センサ(A)が動作し、第1検出手段(11)がこの動作による磁界の変化を検出し、パルス(第1動作信号)を送信する。又更に、二枚目のコインの通過によって、一枚目のコインの通過と同じ動作で、第1検出手段(11)はパルス(第2動作信号)を送信することになる。
尚、本明細書では、一枚目(最初)のコインが通過する際に第1検出手段(11)が送信する動作信号を第1動作信号とし、二枚目(最初の次)のコインが通過する際に、第1検出手段(11)が送信する動作信号を、第2動作信号とする。
例えば、n枚(nは2以上の正数)のコインを投入した際、k番目(k<nを満たす正数)のコインが通過すると第1検出手段(11)は第1動作信号を送信し、k+1番目のコインが通過すると第1検出手段(11)は第2動作信号を送信することになる。
このように第1動作信号及び第2動作信号は、通過するコインの先後に依存しており、枚数に依存するものではない。
増幅器(12)は、第1検出手段(11)が磁界の変化を検出し、この検出による第1動作信号及び第2動作信号を増幅する。この増幅器(12)を設けることによって、第1動作信号及び第2動作信号を増幅することができ、後述する算出手段(14)等による処理を容易に行うことができるようになる。
尚、この増幅器(12)は、後述する第3動作信号を増幅するように配置して、第3動作信号を増幅させることもできる。
算出手段(13)は、第1動作信号及び第2動作信号の時間的な間隔を算出する。この算出手段(13)が動作信号の時間的な間隔を算出する方法は、特に限定されず、算出手段(13)が第1動作信号を受信した時点を開始時刻(t=0)と仮定し、第2動作信号を受信するまでの間、この算出手段(13)によって時間をカウントする方法を採用することができる。
また、第1及び第2動作信号が第1検出手段(11)から送信される開始時刻を、夫々第1及び第2動作信号内に時刻情報として格納させて、これら第1及び第2動作信号の開始時刻から時間的な間隔を、この算出手段(13)によって、計算する方法を採用することもできる。
尚、算出手段(13)によって算出された第1及び第2動作信号の時間的な間隔である時間間隔は、後述する間隔比較手段(14)へと送られる。
間隔比較手段(14)は算出手段(13)によって、算出された時間間隔と予め記憶された所定間隔とを比較する。
この間隔比較手段(14)が行う比較方法は、所定間隔を基準として、算出された時間間隔が短い、長いか同じであるかの比較を行う。
予め記憶された所定間隔は、通常のコインが挿入された場合に於ける2枚のコインの通過時間から理論的に求められる最短の時間間隔が定められている。このように最短の時間間隔を設けることによって、通常のコイン投入時において考えられる範囲の通過時間(2枚のコインが通過する間隔)よりも短い時間間隔の投入は、実際には起こり得ないと断定することができる。
この予め設定される所定間隔は、上記するような条件を満足すれば特に限定されるものではないが、一秒間当たりのコイン投入枚数として、最大で5枚となるように設定することが好ましい。
尚、上述した疑似通過装置(C)は、約25回/secの割合で発光ダイオードが点灯するように設けられているので、回胴式遊技機のセンサが約25枚/secの割合でコインが通過していると誤作動するので、少なくとも所定間隔は、25枚/secよりも長い間隔となるように設定しなければならない。
間隔比較手段(14)は、比較を行った結果、時間間隔が所定間隔よりも短い場合に、警報信号を第1警報手段(15)へ送信する。一方、時間間隔が所定間隔よりも同じ又は長い場合には、適正なコインが投入されていると判断され、適正の通知である許可信号を第1受信手段(22)へ送信する。
第1警報手段(15)へ送信する警報信号は、この警報信号を第1警報手段(15)が受信すると即座に、第1警報手段(15)が作動するように促す信号であれば特に限定されず、この警報信号が第1警報手段(15)の起動を促すスイッチとなる。
第1警報手段(15)は、間隔比較手段(14)から送信される警報信号によって警報を発する。
この第1警報手段(15)が有する警報は、回胴式遊技機を不正に利用している利用者(犯罪者)を従業員(回胴式遊技機の経営者)に通知することができれば特に限定されず、不正を行っている利用者の利用する回胴式遊技機の上部に設けられるランプを点灯させる手段や、複数の回胴式遊技機が配置された島の端部に設けられたランプを点灯させる手段や、回胴式遊技機を管理している制御コンピュータを監視している監視者にこの利用者が利用する回胴式遊技機を管理画面上に表示して通知する手段などが考えられる。
尚、第1警報手段(15)は、本発明の使用者が、これらの手段から適宜組み合わせて設定しても構わない。
間隔比較手段(14)は、算出された時間間隔が所定間隔と同じ又は長い場合に許可信号を、第1受信手段(22)へ送信する。この許可信号は、警報信号と同じように第1受信手段(22)が受信すると即座に第1受信手段(22)が起動するように促す信号である。
第1受信手段(22)は、許可信号を受信するとともに、後述する時系列比較手段(23)が動作するための起動信号を送信する。
第2検出手段(21)は、第2センサ(B)から延出する導線の周囲に間隔を有して配置される検出部(21a)が設けられている。
この検出部(21a)は、第1検出手段(11)が有する検出部(11a)と同様に、磁界の変化を検出することができる。この検出部(21a)が第2センサ(B)の導線の周囲を覆うように間隔を有して配置され、第2センサ(B)のコインの通過を検出した場合に流される電流(信号)による磁界の変化を検出することができ、コインの通過を第2検出手段(21)が検出することができるようになる。
尚、この第2検出手段(21)の検出部(21a)も、第1検出手段(11)の検出部(11a)と同様に、円筒形状を有している。
第2検出手段(21)は、第1検出手段(11)と同様の構成を有しており、第1検出手段(11)及び第2検出手段(21)が有する夫々の検出部を配置する導線が異なるのみである。
尚、第2検出手段(21)の検出部(21a)も、永久磁石を利用する磁界センサであるので、この導線と直接接続する必要がなく、回路基板を改造する行為には該当しない。
この第2検出手段(21)が第2センサ(B)の動作を検出し送信する信号は、第3動作信号と称し、この第3動作信号は、第1動作信号が発生する原因となるコインが、第2センサ(B)を通過することによって発生している。
時系列比較手段(23)は、第1受信手段(22)が許可信号を受信した際に、第1検出手段(11)からの第1動作信号と、第2検出手段(21)からの第3動作信号を時系列で比較する。
この時系列比較手段(23)が行う時系列の比較の方法は、第1検出手段(11)及び第2検出手段(21)から夫々第1及び第3動作信号をこの時系列比較手段(23)に送信し、この時系列比較手段(23)が受信した時刻を時刻情報として第1及び第3動作信号に付与させて比較する方法を採用することができる。
また、この時系列比較手段(23)が行う比較方法は、上記する方法に限定されず、第1検出手段(11)からの第1動作信号と第2検出手段(21)からの第3動作信号に、夫々増幅器(12)を通過した時刻を通過情報(時刻情報)として付与することによって、この時刻情報を比較する方法を適用することもできる。
また、第1乃至第3動作信号全てが通過するパルスカウンタ(図示せず)等を設けて、通過する動作信号毎に時刻情報を付与することによって、時系列の比較を行うことができるようにしても構わない。
時系列比較手段(23)は、第3動作信号が第1動作信号よりも時系列的に古い場合において、第2警報手段(24)へ警報信号の送信を行い、第3動作信号が前記第1動作信号よりも時系列的に新しい場合において、許可信号を第2受信手段(32)へ送信する。
第2警報手段(24)へ送信される警報信号は、第2警報手段(24)の起動を促す信号(起動信号)であり、第2受信手段(32)へ送信される許可信号は、第2受信手段(32)によって後述する判断手段(33)を起動させるための信号(起動信号)である。
第2警報手段(24)は、時系列比較手段(23)から送信される警報信号によって警報を発する。
この第2警報手段(24)の警報は、第1警報手段(15)と同様に、回胴式遊技機を不正に利用している利用者(犯罪者)を従業員(回胴式遊技機の経営者)に通知することができれば特に限定されず、不正を行っている利用者の利用する回胴式遊技機の上部に設けられるランプを点灯させる手段や、複数の回胴式遊技機が配置された島の端部に設けられたランプを点灯させる手段や、回胴式遊技機を管理している制御コンピュータを監視している監視者にこの利用者が利用する回胴式遊技機を管理画面上に表示して通知する手段などが考えられる。
第2警報手段(24)は、これらの手段を本発明の使用者が適宜組み合わせて設定すれば構わない。
確認センサ(31)は、下流側の第2センサ(B)が設けられるよりも下流側のガイド(G)に設けられるとともに、コインの通過を確認して通知する。
この確認センサ(31)は、反射型光電センサを採用することができる。この反射型光電センサの動作は、ガイド(G)に沿ってコインが通過する際に、この光電センサから放射される光がコインに反射され、この反射された光を受光することによって、コインの通過を確認する。
確認センサ(31)は、上記するように反射される光を受光すると、コインが通過したことを確認し通知するための確認信号を送信するように設定されている。
尚、上述した第1検出手段(11)、第2検出手段(21)及び確認センサ(31)が検出する動作信号や確認信号は、同じコインの通過によって発生することになる。
つまり、n番目(n:任意の正数)のコインが投入されると、このn番目のコインの通過を夫々の手段が検出/確認することになり、n+k番目(kは任意の正数)のコインが投入されると、n+k番目のコインの通過を夫々の手段が検出/確認することになる。
第2受信手段(32)は、時系列比較手段(23)から、第3動作信号が第1動作信号よりも新しい場合に送信される許可信号を受信する。
第2受信手段(32)がこの許可信号を受信すると、第2受信手段(32)は、判断手段(33)へ、確認センサ(31)から確認信号が送信されているかを判断するように促す信号(起動信号)が送信される。
判断手段(33)は、第2受信手段(32)からの信号を受信すると、確認センサ(31)が確認信号を送信しているかを判断する。
この判断手段(33)が有する判断方法は、特に限定されないが、確認センサ(31)がこの判断手段(33)へ確認信号を送信するように設定しておき、判断手段(33)が第2受信手段(32)からの信号を受信した際に、判断手段(33)が確認信号を受信しているか否かを判断すればよい。
確認センサ(31)から確認信号を受信している場合は、コインが通過していることになり、適正にコインが投入されていると判断し、次の第2受信手段(32)からの信号を受信するまで待機状態となる。確認センサ(31)から確認信号を受信していない場合は、コインが通過していないことになり、不正な操作によってコイン投入が行われていると判断し、後述する第3警報手段(34)へと警報信号の送信が行われる。
尚、第1センサ(A)から確認センサ(31)までの物理的な距離により、コインが通過する時間的なタイムラグが生じるので、この判断手段(33)は、第2受信手段(32)からの信号を受信してから、一定の時間内に確認センサ(31)からの信号を受信すれば、確認センサ(31)からの信号を受信していると判断するように設定されることが好ましい。
第3警報手段(34)は、判断手段(31)からの警報信号を受信すると、警報を発するように設定されている。
この第3警報手段(34)の警報は、第1警報手段(15)や第2警報手段(24)と同様に、回胴式遊技機を不正に利用している利用者(犯罪者)を従業員(回胴式遊技機の経営者)に通知することができれば特に限定されず、不正を行っている利用者の利用する回胴式遊技機の上部に設けられるランプを点灯させる手段や、複数の回胴式遊技機が配置された島の端部に設けられたランプを点灯させる手段や、回胴式遊技機を管理している制御コンピュータを監視している監視者にこの利用者が利用する回胴式遊技機を管理画面上に表示して通知する手段などが考えられる。
この第3警報手段(34)は、これらの手段を本発明の使用者が適宜組み合わせて設定すれば構わない。
次に本発明に係る他の実施例における不正検出装置について説明する。
図4は、回胴式遊技機における他の実施例における不正検出装置の構成を示すブロック線図である。
他の実施例における不正検出装置は、第1検出手段(11)、増幅器(12)、算出手段(13)、間隔比較手段(14)、第1警報手段(15)、第3受信手段(41)、確認センサ(31)、判断手段(33)と第4警報手段(42)を有している。
第1検出手段(11)、増幅器(12)、算出手段(13)、第1警報手段(15)と確認センサ(31)は、構成及び動作ともに、上述する夫々の手段と同じであるので、説明を省略する。
他の実施例における間隔比較手段(14)は、上述する間隔比較手段(14)の算出された時間間隔が所定間隔と短い場合に第1警報手段(15)へ警報信号を送信する点が同じであるが、算出された時間間隔が所定間隔と同じ又は長い場合に送信される許可信号を、第3受信手段(22)へ送信する点が異なっている。
この許可信号は、警報信号と同じように第3受信手段(41)が受信すると即座に第3受信手段(41)が起動するように促す信号である。
第3受信手段(41)は、時系列比較手段(14)からの許可信号を受信する。
第3受信手段(41)がこの許可信号を受信すると、第3受信手段(41)は、判断手段(33)へ、確認センサ(31)から確認信号が送信されているかを判断するように促す信号が送信される。
第4警報手段(42)は、判断手段(31)からの警報信号を受信すると警報を発するように設定されている。
この第4警報手段(42)の警報は、第1警報手段(15)、第2警報手段(24)や第3警報手段(34)と同様に、回胴式遊技機を不正に利用している利用者(犯罪者)を従業員(回胴式遊技機の経営者)に通知することができれば特に限定されず、不正を行っている利用者の利用する回胴式遊技機の上部に設けられるランプを点灯させる手段や、複数の回胴式遊技機が配置された島の端部に設けられたランプを点灯させる手段や、回胴式遊技機を管理している制御コンピュータを監視している監視者にこの利用者が利用する回胴式遊技機を管理画面上に表示して通知する手段などが考えられる。
第4警報手段(42)は、これらの手段を本発明の使用者が適宜組み合わせて設定すれば構わない。
尚、第1乃至第4警報手段(15,24,34,42)は、夫々別々に説明したが、警報手段として一の警報手段として設けることが好ましい。
一の警報手段として設けることによって、装置の軽量化及び縮小化を図ることができるからである。一の警報手段として設けるためには、間隔比較手段(14)、時系列比較手段(23)及び判断手段(33)からの警報信号を一の警報手段に送信するように設定すれば構わない。
以上が本発明に於ける不正検出装置の構成の説明である。
本発明に係る不正検出装置の動作を図面を参照しつつ説明する。
図5は、不正検出装置の動作を示すフローチャートであり、第1センサが通過を検知して間隔比較手段が動作を行うまでのフローチャートである。
第1センサ(A)がコイン(適正な場合)或いはコイン以外の物(不正な場合)の通過を検知する(S1)。
第1センサ(A)が検知を行うことによって、第1センサ(A)の導線に電流が流れ、この電流による磁界の変化を第1検出手段(11)が検出し、第1動作信号を送信する(S2)。
第1動作信号は、増幅器で増幅される。
増幅された第1動作信号は、算出手段(13)に送られ、算出手段(13)は、第1動作信号を受信する(S3)。
このとき、算出手段(13)は、第1動作信号を受信した時刻を基準として、次に送られてくる第2動作信号を受信するまで、時間のカウントを行う。尚、この算出手段(13)が行う第1及び第2動作信号の時間間隔は,第1及び第2動作信号に付与される時刻情報を利用して計算する方法でも構わない。
第1センサ(A)が、2番目の通過を検出する(S4)。
尚、適正な場合は、2枚目のコインが通過したことを示す。
第1センサ(A)が検知を行うことによって、第1センサ(A)の導線に電流が流れ、この電流による磁界の変化を第1検出手段(11)が検出し、第2動作信号を送信する(S5)。
第2動作信号は、増幅器によって増幅される。
増幅された第2動作信号は、算出手段(13)へ送られ、算出手段(13)は、第2動作信号を受信する(S6)。
この時、算出手段(13)は、第2動作信号を受信するとともに、第1動作信号を受信してからの経過時間を算出する。尚、第2動作信号に時刻情報が付与されている際には、第1動作信号の時刻情報を基準として、経過時間(間隔時間)を算出する(S7)。
算出手段(13)において算出された時間間隔は、間隔比較手段(14)へ送られる。
間隔比較手段(14)は、受信した算出された時間間隔を予め記憶している所定間隔と比較する(S8)。
間隔比較手段(14)において、算出された時間間隔が所定間隔よりも短い場合は、警報信号が第1警報手段(15)へ送信される(S9)。
一方で、算出された時間間隔が所定間隔と同じ又はより長い場合は、許可信号が第1受信手段(22)へ送信される(S10)。
第1警報手段(15)は、警報信号を受信すると、不正が行われていることを従業者へ通知する(S11)。
この第1警報手段(15)は、不正を行っている利用者の利用する回胴式遊技機の上部に設けられるランプを点灯させたり、複数の回胴式遊技機が配置された島の端部のランプを点灯させたり、回胴式遊技機を管理している制御コンピュータを監視している監視者にこの利用者が利用する回胴式遊技機を管理画面上に表示して通知したりする。
図6は、不正検出装置の動作を示すフローチャートであり、第1受信手段が許可信号を受信してから時系列比較手段が動作を行うまでのフローチャートである。
第1受信手段(22)は、間隔比較手段(14)から送信された許可信号を受信する(S11)。
第1動作信号を発生させたコインは、ガイド(G)に沿って、第2センサ(B)に検知されることになる。
第2センサ(B)が、通過を検知する(S12)。
第2センサ(B)が検知を行うことによって、第2センサ(B)の導線に電流が流れ、この電流による磁界の変化を第2検出手段(21)が検出し、第3動作信号を送信する(S13)。
第3動作信号は、増幅器(12)によって増幅される。
増幅された第3動作信号は、時系列比較手段(23)に送られる(S14)。
第1受信手段(22)は、許可信号を受信すると、時系列比較手段(23)へ動作を促す信号を送信する(S15)。
第1受信手段(22)から信号を受信した時系列比較手段(23)は、第1動作信号と第3動作信号を時系列で比較する(S16)。
尚、第1検出手段(11)が、算出手段(13)へ第1動作信号を送信する際に、時系列比較手段(23)にも送信するように設定されているので、時系列比較手段(23)が第1動作信号及び第3動作信号を受信した時刻を時刻情報として利用することで比較を行うことができる。
時系列比較手段(23)は、第3動作信号が第1動作信号よりも古い場合において、第2警報手段(24)へ警報信号の送信を行う(S17)。
一方で、第3動作信号が前記第1動作信号よりも新しい場合において、時系列比較手段(23)は、許可信号を第2受信手段(32)へ送信する(S18)。
第2警報手段(24)は、警報信号を受信すると、不正が行われていることを従業者へ通知する(S19)。
この第2警報手段(24)は、不正を行っている利用者の利用する回胴式遊技機の上部に設けられるランプを点灯させたり、複数の回胴式遊技機が配置された島の端部のランプを点灯させたり、回胴式遊技機を管理している制御コンピュータを監視している監視者にこの利用者が利用する回胴式遊技機を管理画面上に表示して通知したりする。
図7は、不正検出装置の動作を示すフローチャートであり、第2受信手段が許可信号を受信してから判断手段が動作を行うまでのフローチャートである。
第2受信手段(32)は、時系列比較手段(23)からの許可信号を受信する。
ここで、コインがガイド(G)を通過していると、確認センサ(31)がこのコインの通過を確認し通知を行う(S20)。
この通知は判断手段(33)へ送られ、判断手段(33)はこの通知を受信する。
第2受信手段(32)が許可信号を受信すると、判断手段(33)へ動作を促す信号を送信する(S21)。
判断手段(33)は、第2受信手段(32)からの信号を受信すると、確認センサ(31)からの確認信号が受信されているかどうか判断する(S22)。
判断手段(33)が確認信号を受信していなければ、判断手段(33)は第3警報手段(34)へ警報信号を送信する(S23)。
警報信号を受信した第3警報手段(34)は、警報信号を受信すると、不正が行われていることを従業者へ通知する(S24)。
この第3警報手段(34)は、不正を行っている利用者の利用する回胴式遊技機の上部に設けられるランプを点灯させたり、複数の回胴式遊技機が配置された島の端部のランプを点灯させたり、回胴式遊技機を管理している制御コンピュータを監視している監視者にこの利用者が利用する回胴式遊技機を管理画面上に表示して通知したりする。
判断手段(33)が、確認信号を受信していれば、全く問題なくコインの枚数がカウントされる(S25)。
本発明に係る他の実施例における回胴式遊技機のコインカウント時における不正検出装置の動作を説明する。図8は、他の実施例における不正検出装置の動作のフローチャートである。
他の実施例における不正検出装置は、間隔比較手段(14)から第3受信手段(41)、判断手段(33)そして第4警報手段への動作の流れ以外は、上述する不正検出装置と同じであるので省略する。
間隔比較手段(33)が第1動作信号と第2動作信号から算出された時間間隔と所定間隔を比較して、時間間隔が所定間隔と同じ又はよりも長い場合に、許可信号を第3受信手段(41)へ送信する(S31)。
判断手段(33)は、第3受信手段(41)からの信号を受信すると、確認センサ(31)からの確認信号が受信されているかどうか判断する(S32)。
判断手段(33)が確認信号を受信していなければ、判断手段(33)は第4警報手段(42)へ警報信号を送信する(S33)。
警報信号を受信した第4警報手段(42)は、警報信号を受信すると、不正が行われていることを従業者へ通知する(S34)。
この第4警報手段(42)は、不正を行っている利用者の利用する回胴式遊技機の上部に設けられるランプを点灯させたり、複数の回胴式遊技機が配置された島の端部のランプを点灯させたり、回胴式遊技機を管理している制御コンピュータを監視している監視者にこの利用者が利用する回胴式遊技機を管理画面上に表示して通知したりする。
判断手段(33)が、確認信号を受信していれば、全く問題なくコインの枚数がカウントされる(S35)。
回胴式遊技機の正面図であり、コインが通過するガイドとコイン容器を点線で示す。 回胴式遊技機のガイドの構成を示す概略構成図である。 回胴式遊技機の不正検出装置の構成を示すブロック線図である。 回胴式遊技機の他の実施例における不正検出装置の構成を示すブロック線図である。 不正検出装置の動作を示すフローチャートであり、第1センサが通過を検知して間隔比較手段が動作を行うまでのフローチャートである。 不正検出装置の動作を示すフローチャートであり、第1受信手段が許可信号を受信してから時系列比較手段が動作を行うまでのフローチャートである。 不正検出装置の動作を示すフローチャートであり、第2受信手段が許可信号を受信してから判断手段が動作を行うまでのフローチャートである。 他の実施例における不正検出装置の動作のフローチャートである。 疑似通過装置が配置された際の状態を示す概略構成図である。 回胴式遊技機に設けられるセンサの側面視に於ける概略断面図である。
符号の説明
1・・・・不正検出装置
11・・・第1検出手段
13・・・算出手段
14・・・間隔比較手段
15・・・第1警報手段
21・・・第2検出手段
22・・・第1受信手段
23・・・時系列比較手段
24・・・第2警報手段
31・・・確認センサ
32・・・第2受信手段
33・・・判断手段
34・・・第3警報手段
A・・・・第1センサ
B・・・・第2センサ
G・・・・コインが通過するガイド

Claims (6)

  1. コインが通過するガイドの上流側及び下流側に夫々設けられるとともにコインの通過を検知する第1及び第2センサを有する回胴式遊技機における不正検出装置であって、
    コインの通過によって動作する第1又は第2センサの動作を検出して、動作信号を送信する検出手段と、
    前記検出手段によって、2枚のコインの通過による前記センサの動作から検出され送信される2つの動作信号の時間間隔を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された前記時間間隔と予め記憶された所定間隔とを比較する間隔比較手段と、
    前記間隔比較手段によって、前記算出された時間間隔が所定間隔よりも短い場合に警報を発する警報手段と、
    を有することを特徴とする回胴式遊技機の不正検出装置。
  2. 前記第2センサの設置箇所よりも下流側の前記ガイドに設けられるとともに、コインの通過を確認し確認信号を送信する確認センサと、
    前記間隔比較手段によって、算出された前記時間間隔が所定間隔と同じ又は長い場合に送信される許可信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段が前記許可信号を受信した際に、前記確認信号が送信されているか判断する判断手段が設けられ、
    前記判断手段によって、前記受信手段が前記許可信号を受信した際に、前記確認センサによる前記確認信号が送信されていない場合に、警報を発する警報手段を有することを特徴とする請求項1記載の回胴式遊技機の不正検出装置。
  3. 先後する2枚のコインの通過による前記第1センサの動作を夫々検出し、先のコインの通過による該動作を検出した際に第1動作信号を送信し、後のコインの通過による該動作を検出した際に第2動作信号を送信する第1検出手段と、
    前記先のコインの通過によって動作する前記第2センサの動作を検出して、第3動作信号を送信する第2検出手段と、
    前記間隔比較手段によって、算出された前記時間間隔が所定間隔と同じ又は長い場合に送信される許可信号を受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段が前記許可信号を受信した際に、前記第1動作信号と前記第3動作信号を時系列で比較する時系列比較手段と、
    前記時系列比較手段によって、前記第3動作信号が前記第1動作信号よりも古い場合に警報を発する警報手段を有することを特徴とする請求項1記載の回胴式遊技機の不正検出装置。
  4. 前記第2センサの設置箇所よりも下流側の前記ガイドに設けられるとともに、コインの通過を確認して確認信号を送信する確認センサと、
    前記時系列比較手段によって、前記第3動作信号が前記第1動作信号よりも新しい場合に送信される許可信号を受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段が前記許可信号を受信した際に、前記確認センサが前記確認信号を送信しているか判断する判断手段が設けられ、
    前記判断手段によって、前記第2受信手段が前記時系列比較手段からの前記許可信号を受信した際に、前記確認センサが前記確認信号を送信していない場合に、警報を発する警報手段を有することを特徴とする請求項3記載の回胴式遊技機の不正検出装置。
  5. 前記検出手段は、前記第1又は第2センサから延出される導線の周囲に間隔を有して配置される検知部を有し、前記検知部は、前記導線内を電流が通過した際に生じる磁界の変化を検知して、信号を送信することを特徴とする請求項1記載の回胴式遊技機の不正検出装置。
  6. 前記第1及び第2検出手段は、夫々前記第1及び第2センサから延出される導線の周囲に間隔を有して配置される検知部を有し、前記検知部は、前記導線内を電流が通過した際に生じる磁界の変化を検知して、信号を送信することを特徴とする請求項3記載の回胴式遊技機の不正検出装置。
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