JP2009050525A - 計数情報監視装置 - Google Patents

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JP2009050525A JP2007221054A JP2007221054A JP2009050525A JP 2009050525 A JP2009050525 A JP 2009050525A JP 2007221054 A JP2007221054 A JP 2007221054A JP 2007221054 A JP2007221054 A JP 2007221054A JP 2009050525 A JP2009050525 A JP 2009050525A
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真也 石川
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Abstract

【課題】
遊技媒体計数機にて計数された遊技媒体の計数情報が正しく発券機に送信されているか否かを監視する計数情報監視装置を提供する。
【解決手段】
本発明の計数情報監視装置は、遊技媒体計数機10に装着された計数センサSによって計数される遊技媒体の計数情報と、その計数情報を発券機20に伝えるために接続させた送信用の信号ケーブル14aに付設したDCパルスセンサS1によって計数される遊技媒体の計数情報とを計数パルス数判定部17において照合し、その照合した計数パルス数が一致しない場合に、警報信号発信部18より発信される指令を受けて警報を報知する警報手段(例えば異常報知ランプ35)を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遊技媒体計数機において計数された遊技媒体の計数情報が正しく発券機に送信されているか否かを監視する計数情報監視装置に関する。
パチンコ機やスロットマシンに代表される遊技機にて遊技客が獲得したパチンコ玉やメダルなどの遊技媒体は、遊技を終えた後に遊技媒体計数機に投下して計数される。発券機は、遊技媒体計数機での計数結果を例えばバーコード形式のレシートにして発行する。そして、このレシートをホール内の景品交換カウンタまで持っていくと、景品交換カウンタでは、レシートに記録された計数情報をPOS端末装置で読み取って、その計数に相当する額の景品と交換する。
発券機には、遊技媒体計数機と一体に構成されたものと、遊技媒体計数機と分離された単体として製品化されたものとがある。後者のタイプの長所は、計数機とは別にメンテナンスをすることができることや、モデルチェンジによる製品交換に個別に対応することができるので、使い勝手がよく、経済的であるということである。このため、現在でも多くの遊技店で使われている。反面、このタイプの短所は、遊技媒体計数機と発券機とを外部に露出する信号ケーブルで接続する必要があるために、この信号ケーブルをショートさせたり、信号ケーブルに特殊な回路をもったチップを取り付けたりして計数値を狂わせ、実際の計数値以上に大きな数値を印刷したレシートを発行させるといった不正行為の標的となることである。
特許文献1には、このような不正行為を防止する技術の一つが開示されている。すなわち、計数機は、投入された遊技媒体の個数を計数し、計数した計数値に相当する数のパルスからなる計数パルス信号を第1の信号線に出力するとともに、計数した計数値に対して所定の割合となる数のパルスからなる対率パルス信号を第2の信号線に出力するようになっている。レシート発券機は、第1の信号線を介して入力した計数パルス信号のパルス数を計数し、第2の信号線を介して入力した対率パルス信号のパルス数を計数し、対率パルス信号のパルス数が計数パルス信号のパルス数に対して所定の割合とならないときは、エラー処理として異常報知ランプを点灯させるようになっている。
特開2001−46726号公報
本発明の目的は、遊技媒体計数機と発券機とを接続する信号ケーブルに対して仕掛けられる、特に計数情報を狂わせて不当な利得を得るといった不正行為を防止する装置を、引例とした特許文献1に開示された仕組みよりももっと簡単な仕組みでもって構成される計数情報監視装置を提供することにある。また、既存の遊技媒体計数機に対しても、後付けする形で改良することのできる計数情報監視装置を提供するようにしたものである。
本発明は、上記の如き課題に鑑みなされたもので、請求項1の発明は、遊技媒体計数機より出力される遊技媒体の計数情報を発券機に伝えるために接続させた信号ケーブルの前記発券機近傍または前記発券機内部に付設される第1のDCパルスセンサと、前記遊技媒体計数機において計数される計数パルス数と前記第1のDCパルスセンサによって検出される計数パルス数とを照合してこれらの計数パルス数が一致するか否かを判定する計数パルス数判定部と、前記計数パルス数判定部によって照合された計数パルス数が一致しなかった場合に警報信号を発信する警報信号発信部と、前記警報信号発信部からの指令を受けて警報を報知する警報手段と、を備えていることを特徴とする計数情報監視装置である。
これは、遊技媒体計数機に装着された計数センサによって実測される計数パルス数と、この計数パルス数を発券機へと送信するために接続させた信号ケーブルに付設した第1のDCパルスセンサによって検出される計数パルス数とを比較照合するというものである。そして、照合した結果が一致しなければ、不正なデータである可能性が高いので、警報が発せられる。一方、照合した結果が一致すれば、正しいデータと判断されるから、警報は発せられない。第1のDCパルスセンサは、信号ケーブルのできる限り下流となる発券機の近傍に、好ましくはDCパルスセンサの存在を外部から視認することができない発券機の内部に、さらに好ましくは発券機の制御基板と入出力信号中継手段との間に付設されることにより、信号ケーブルの途中に不正が加えられても、その不正を下流部において検知できるようにしたものである。そして、送信された計数情報は、発券機において記録媒体に記録されて発行される。この記録媒体の代表的なものはレシートであるが、他に磁気カード、ICカードなども利用されている。そして、このように、計数パルス数判定部および警報信号発信部が遊技媒体計数機の制御部が有する機能の一部として予め具備される構成のものは、新製品として新規に計画される遊技媒体計数機に好適する。
請求項2の発明は、遊技媒体計数機より出力される遊技媒体の計数情報を発券機に伝えるために接続させた信号ケーブルの前記発券機近傍または前記発券機内部に付設される第1のDCパルスセンサと、前記遊技媒体計数機近傍または前記遊技媒体計数機の内部において前記信号ケーブルまたは前記遊技媒体計数機からホール管理サーバに接続する信号ケーブルに付設される第2のDCパルスセンサと、前記第1のDCパルスセンサによって検出される計数パルス数と前記第2のDCパルスセンサによって計数される計数パルス数とを照合してこれらの計数パルス数が一致するか否かを判定する計数パルス数判定部と、前記計数パルス数判定部によって照合された計数パルス数が一致しなかった場合に警報信号を発信する警報信号発信部と、前記警報信号発信部からの指令を受けて警報を報知する警報手段と、を備えていることを特徴とする計数情報監視装置である。
このような構成は、遊技媒体計数機にもともと装着されている計数センサとは別に第2のDCパルスセンサを付設し、この第2のDCパルスセンサと、前記信号ケーブルに対して付設される第1のDCパルスセンサとによって検出されるそれぞれの計数パルス数を比較照合するというものである。第1のDCパルスセンサは、信号ケーブルのできる限り下流となる発券機の近傍に、好ましくはDCパルスセンサの存在を外部から視認することができない発券機の内部に、さらに好ましくは発券機の制御基板と入出力信号中継手段との間に付設することにより、信号ケーブルの途中のどこかに不正が加えられても、その不正を発見できるようにしている。第2のDCパルスセンサは、計数センサによる計数パルス数の実測値を正確に検出する目的で付設されるものであり、遊技媒体計数機からホール管理サーバに接続する信号ケーブルに付設したものであっても、本発明の目的に適うのものである。そして、2つのセンサを照合した結果が一致しなければ、不正なデータである可能性が高いので、警報が発せられる。一方、照合した結果が一致すれば、正しいデータと判断されるから、警報は発せられない。そして、このような計数パルス判定部および警報信号発信部は、監視基板が有する制御機能として別途設けられるものであって、このような構成は、既存の遊技媒体計数機に対する追加的な改良に好適する。
請求項3の発明は、前記第1のDCパルスセンサおよび前記第2のDCパルスセンサの少なくともどちらか一方は、前記第1のDCパルスセンサについては前記発券機の入出力信号中継手段と制御基板との間、前記第2のDCパルスセンサについては前記遊技媒体計数機の計数センサと入出力信号中継手段との間に付設されていることを特徴とする請求項2に記載の計数情報監視装置である。
これは、第1のDCパルスセンサの付設箇所と第2のDCパルスセンサの付設箇所との関係において、その少なくともどちらか一方が、不正の介入がより困難である遊技媒体計数機や発券機のそれぞれ中枢側に付設されるようにしたものである。このような構成によって、どちらか一方のセンサがこの条件を満たしていれば、他方のセンサが中枢部を外れた箇所に付設されたとしても、全体として高い安全性が確保できる。もちろん、両方のセンサがともに遊技媒体計数機や発券機のそれぞれ中枢側に付設される組み合わせが、最も安全性の高い組み合わせといえる。そして、このようなDCパルスセンサが付設される箇所は、改良の対象となる遊技媒体計数機や発券機の機種、あるいは遊技店での設置環境などに応じて適宜選択される。
さらに、本発明の計数情報監視装置は、前記警報信号発信部は、前記第1のDCパルスセンサによってパルス波が検出されなかったために前記計数パルス数判定部での照合ができなかった場合に、前記警報手段に対して警報信号を発信することを特徴とする。
このような構成は、センサの不具合や不正など何らかの原因によって第1のDCパルスセンサから計数情報が検出できなかった場合には、照合の対象となる計数情報が存在しないことになるから、既述のような不正時の判定と同様に取り扱うようにしたものである。
本発明の計数情報監視装置によれば、遊技媒体計数機と発券機とを接続する信号ケーブルに不正を働いて計数情報を狂わせ、計数値を水増しさせるというような不正行為をいち早く発見し、防止することができる。また、本装置は、新規に製品化される遊技媒体計数機に予め組み込むことができることはもちろん、既存の遊技媒体計数機に後付けする形で改良することにも対応している。
次に、本発明の実施の一形態について、図1〜図4を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態において、同一箇所には同符合を付してある。まず、図1は、遊技媒体計数機10と発券機20とを並べて配置した外観を示す斜視図である。このように並置した状態のものは、遊技機島の島端ごとに配設されるほか、遊技店のカウンタにも置かれる。遊技媒体計数機10と発券機20とは、各々の背面において、図示しない信号ケーブルによって接続されている。そして、この信号ケーブルは、できる限り人目に触れないように配線されるが、それでも不正の標的となることがある。
遊技媒体計数機10は、遊技媒体の計数情報をパルス信号の形で発券機20に送信すると同時に、例えば信号ケーブルによって店内に張り巡らされた店内ネットワークに組み込まれて図示しないホール管理サーバとも通信可能に構成されている。この遊技媒体計数機10の上面には投入口30が開設されており、投入口30に投下された遊技媒体は、擂鉢状の傾斜壁に沿って下部中央部に寄せ集められながら整列させられ、モータ駆動によって作動するホッパー装置などによって一個ずつ排出樋31に送り出される。排出樋31に送り出された遊技媒体は、遊技媒体計数機10の底部背面近くに設けた排出口から落下して、遊技機島に回収される。このとき、遊技媒体を一個ずつ排出樋31に送出する過程の適所に取り付けられた計数センサS(図2)によって、通過する遊技媒体の計数が行われる。
計数センサSは、遊技媒体が通過するたびにパルス信号を出力するものである。計数センサSの代表的なものに、フォトセンサがある。例えば遮光型のフォトセンサは、通路に対向して設けた投光部と受光部との間の光線を遮蔽物となる遊技媒体が遮ることによって計数する。また、反射型のフォトセンサは、遮蔽物に投光した光の反射光を感知して計数するというものである。さらに、パチンコ玉の場合には、LC発振回路のインダクタンス素子となるべきコイルをリング状にして埋め込んだセンサヘッドの中心を、パチンコ玉が通過する際に起きるコイルのインダクタンスの変化を感知して計数するという形式のセンサも利用されている。
計数した結果は、遊技媒体計数機10の上面後部立設部に装着された液晶表示画面32に表示される。この液晶表示画面32には、計数表示のほかにも、操作説明、遊技媒体の受け入れ可能な待機状態にあることの表示、計数時における計測中であることの表示、エラー発生時のエラーメッセージなどが、その時々の状況に応じて表示される。さらに、前記上面後部立設部には、ボタンの押下に伴って点灯する計数開始/停止ボタン33や、係員呼出ボタン34、異常発生時にその内容に応じて点灯したり点滅したり発色を変えたりして周囲に報知する警報手段の一つとしての異常報知ランプ35が装着されている。
遊技媒体計数機10における計数情報は、発券機20に送信される。発券機20では、計数結果や、発券時刻などの識別情報をバーコードで表示したレシートがレシート発行口36よりプリントアウトされる。なお、発券機20にも、遊技媒体計数機10と同様の液晶表示画面37、異常報知ランプ38、ならびに数種類のボタンが配設されている。遊技媒体の計数結果は、遊技媒体計数機10の液晶表示画面32と発券機20の液晶表示画面37のどちらからも確認することができ、また、両者を見比べることによって、正確な計数結果が発券機20まで伝わっているか否かを確かめるといった使い方もできる。
(第1実施例) 図2は、本発明の計数情報監視装置の制御機能が、遊技媒体計数機10の制御基板11が有する制御部の一機能としてもともと備わっている場合の計数情報監視装置の構成を、発券機20を含めて図示したものである。すなわち、遊技媒体計数機10は、制御基板11と、例えばモータ駆動によって作動するホッパー装置からなる計数機構12と、この計数機構12に配設された計数センサSと、既述の液晶表示画面32および異常報知ランプ35と、入出力信号中継手段である端子台13とによって構成されている。制御基板11と端子台13との間、および端子台13と発券機20との間は、送信用の信号ケーブル14aおよび受信用の信号ケーブル14bによって結ばれている。また、端子台13から外部に延伸する信号ケーブル15が、図示しないホール管理サーバに結ばれている。なお、入出力信号中継手段には、端子台13の他にもコネクタなどが使用される。
発券機20は、制御部を備えた制御基板21と、入出力信号中継手段である端子台22と、プリント機能を有するレシート発行機構23と、液晶表示画面37および異常報知ランプ38とによって構成されている。そして、遊技媒体計数機10より延伸する信号ケーブル14aおよび信号ケーブル14bは、端子台22を介して発券機20の制御基板21と接続している。なお、入出力信号中継手段には、端子台22の他にもコネクタなどが使用される。
遊技媒体計数機10より延伸する送信用の信号ケーブル14aには、第1のDCパルスセンサS1が、図2に示すようにできる限り発券機20に接近した箇所に、より好ましくは発券機20の内部に、さらに好ましくは制御基板21と端子台22との間に付設される(なお、本実施例では、便宜上、DCパルスセンサS1を第1のDCパルスセンサと称したが、第2のDCパルスセンサは存在しない)。DCパルスセンサS1からは、このセンサが検出したデータを遊技媒体計数機10の制御基板11に送信するための信号ケーブル16が延伸している。制御基板11には、計数パルス数判定部17および警報信号発信部18が制御部の一部に含まれる形で備わっている。そして、以上の構成において、DCパルスセンサS1、計数パルス数判定部17、警報信号発信部18、および異常報知ランプ35が、本発明の計数情報監視装置に相当するものである。
ところで、DCパルスセンサS1は、直接的には電流を検出する電流センサである。電流センサは、通常、信号ケーブルを電流が流れることによって生じる磁気変動に基づいて電流が流れたことを検出するホール素子型のセンサが用いられる。この電流センサによって検出される波形は、応答性の関係から、出力されたパルス波形とは同じ波形にならず、緩やかに追従する変形波形として検出される。DCパルスセンサには、ダイオード、コンデンサ、抵抗器などによって形成される検波回路やフィルタ回路が形成されており、変形した波形は、これらの電子回路を通じて一定のパルス幅を有する矩形状のパルス波に変換される。その結果、DCパルスセンサS1からは、信号ケーブル14aに流れるパルス波に相対したパルス波が出力されるようになる。
図3は、計数情報監視装置に関連する部分の制御部のフローチャートである。遊技媒体計数機10に遊技媒体を投下して計数開始/停止ボタン33を押下すると、遊技媒体計数機10の計数機構12が作動を開始する。これとともに、計数センサSにて検出される遊技媒体の計数情報がパルス信号の形で送信されてくる(S101)。受信した計数情報は、信号ケーブル14aを通じて逐一発券機20に向けて送信される(S102)。このような計数作業は、投下された遊技媒体が無くなるまで続けられる(S103:N)。計数が終了し、計数開始/停止ボタン33が改めて押下されることによって(S103:Y)、制御部は発券機20に対してレシートの発行を指令する。
発券作業と並行して、発券機20に向けて出力した計数情報がDCパルスセンサS1によって検出できたか否かが、制御部に備えた計数パルス数判定部17によって判定される(S104)。DCパルスセンサS1からの受信が確認できなかった場合は(S104:N)、センサの不具合や不正の介入のおそれがあるから、制御部に備わる警報信号発信部18は、警報手段に対して警報指令を発信する(S105)。この警報指令を受けて、例えば警報手段の一つである遊技媒体計数機10の異常報知ランプ35が点滅を始める。なお、ホール管理サーバに接続したコンピュータ画面に表示される警告情報なども、警報手段の一つとしての役割を担っている。
一方、DCパルスセンサS1においてパルス波形が受信が確認できた場合は(S104:Y)、計数センサSが計数した計数パルス数とDCパルスセンサS1によって計数された計数パルス数との照合が、計数パルス数判定部17によって行われる(S106)。そして、両者の計数パルス数が一致した場合は(S106:Y)、制御部は、正常と判断して以後の指令は何も出さない。
ステップS106において、計数センサSが計数した計数パルス数とDCパルスセンサS1において計数された計数パルス数との照合結果が一致しなかった場合は(S106:N)、不正の介入のおそれがあるものと判断して、制御部の一部である警報信号発信部18より警報指令が発信される(S105)。この警報指令に基づいて、例えば警報手段の一つである遊技媒体計数機10の異常報知ランプ35が点滅を始める。この場合、遊技店の係員は、警報報知中に発券機20から発行されたレシートの有効性を十分確認する必要がある。なお、ホール管理サーバによっても、どの識別番号のものが不正の疑いがあるレシートかを照合することができるようになっている。
以上のような計数情報監視装置は、計数パルス数判定部17および警報信号発信部18の制御機能が、遊技媒体計数機10の制御部に予め備わっている必要があることから、特に新規に製品化される遊技媒体計数機10に好適する。
(第2実施例) 図4は、本発明の計数情報監視装置の制御機能が、遊技媒体計数機10の制御基板11に備わる制御部とは別に形成される場合の計数情報監視装置の構成を、発券機20を含めて図示したものである。すなわち、遊技媒体計数機10は、制御基板11と、例えば電動モータによって作動するホッパー装置からなる計数機構12と、この計数機構12に装着された計数センサSと、既述の液晶表示画面32および異常報知ランプ35と、入出力信号中継手段である端子台13とによって構成されている。そして、制御基板11と端子台13との間、および端子台13と発券機20との間は、送信用の信号ケーブル14aおよび受信用の信号ケーブル14bによって結ばれている。また、端子台13から外部に延伸する信号ケーブル15が、図示しないホール管理サーバと結ばれている。なお、入出力信号中継手段には、端子台13の他にもコネクタなどが使用される。
遊技媒体計数機10より延伸する送信用の信号ケーブル14aには、第1のDCパルスセンサS1が、この実施例のようにできる限り発券機20に接近した箇所に付設されている。あるいは発券機20の内部に付設される。そして、DCパルスセンサS1からは、このセンサが検知したデータを送信するための信号ケーブル16が延伸して、遊技媒体計数機10に収納された監視基板19と接続している。一方、遊技媒体計数機10内部の制御基板11から延伸して端子台13と接続する送信用の信号ケーブル14aには、第2のDCパルスセンサS2が付設されており、このDCパルスセンサS2から出力される信号を送信する信号ケーブル16が監視基板19と接続している。
なお、この第2のDCパルスセンサS2は、計数センサSと制御基板11とを結ぶ信号ケーブル14aに付設されたものであってもよい。また、DCパルスセンサS1が、特に発券機20内部の入出力信号中継手段である端子台22と制御基板21との間の信号ケーブル14aに付設されたときは、DCパルスセンサS2は、端子台13から発券機20に延びる信号ケーブル14a、あるいは端子台13からホール管理サーバに延びる信号ケーブル15にあって、遊技媒体計数機10の内部もしくは遊技媒体計数機10に接近した外部に付設されたものであっても構わない。なお、入出力信号中継手段には、端子台22の他にもコネクタなどが使用される。
監視基板19には、制御機能として計数パルス数判定部17および警報信号発信部18が備わっている。この監視基板19は、例えば警報手段の一つである遊技媒体計数機10の外部に設けた異常報知ランプ39に接続し、警報信号発信部18の指令によって異常報知ランプ39が点滅するようになっている。また、監視基板19は、信号ケーブル15によって、図示しないホール管理サーバとも結ばれている。
ところで、監視基板19は、図4には遊技媒体計数機10の内部に収納された形で図示されているが、遊技媒体計数機10の外部、例えば遊技機島の内部に収納することもできる。また、異常報知ランプ39は、例えば遊技媒体計数機10が設置された遊技機島の島端における妻板の頂部に取り付けて、周囲から目立つようにすることができる。そして、以上の構成において、DCパルスセンサS1,S2、監視基板19、および異常報知ランプ39が、本発明の計数情報監視装置に相当するものである。
計数情報監視装置の制御に関わるフローチャートは、第1実施例における図3とほぼ同じであるから、詳細な説明は省略する。ただ、制御に関わる部分の唯一の相違点は、第1実施例における計数センサSによる遊技媒体の計数結果が、本実施例では、DCパルスセンサS2によって計数される計数結果に代用される点にある。したがって、図3のステップ106における計数結果の照合は、第2のDCパルスセンサS2による計数結果と第1のDCパルスセンサS1による計数結果との照合に置き換わる。そして、このようにして照合した結果が一致するか否かによって、警報指令を発するか否かが決定される。
以上のような計数情報監視装置は、DCパルスセンサS1、S2および監視基板19、さらには異常報知ランプ39が遊技媒体計数機10とは独立して形成されたものであるから、追加的に取り付けることが可能であり、既存の遊技媒体計数機10の改良に特に好適である。
遊技媒体計数機および発券機の外観を示す斜視図である。 本発明の第1実施例の制御機能の構成図である。 第1実施例における計数情報監視機能を示すフローチャートである。 本発明の第2実施例の制御機能の構成図である。
符号の説明
10 遊技媒体計数機
11 制御基板
12 計数機構
13 端子台(入出力信号中継手段)
14a (送信用の)信号ケーブル
14b (受信用の)信号ケーブル
16 信号ケーブル
17 計数パルス数判定部
18 警報信号発信部
19 監視基板
20 発券機
23 レシート発行機構
32 液晶表示画面
35 異常報知ランプ(警報手段)
39 異常報知ランプ(警報手段)
S 計数センサ
S1 (第1の)DCパルスセンサ
S2 (第2の)DCパルスセンサ

Claims (4)

  1. 遊技媒体計数機より出力される遊技媒体の計数情報を発券機に伝えるために接続させた信号ケーブルの前記発券機近傍または前記発券機内部に付設される第1のDCパルスセンサと、
    前記遊技媒体計数機において計数される計数パルス数と前記第1のDCパルスセンサによって検出される計数パルス数とを照合してこれらの計数パルス数が一致するか否かを判定する計数パルス数判定部と、
    前記計数パルス数判定部によって照合された計数パルス数が一致しなかった場合に警報信号を発信する警報信号発信部と、
    前記警報信号発信部からの指令を受けて警報を報知する警報手段と、
    を備えていることを特徴とする計数情報監視装置。
  2. 遊技媒体計数機より出力される遊技媒体の計数情報を発券機に伝えるために接続させた信号ケーブルの前記発券機近傍または前記発券機内部に付設される第1のDCパルスセンサと、
    前記遊技媒体計数機近傍または前記遊技媒体計数機の内部において前記信号ケーブルまたは前記遊技媒体計数機からホール管理サーバに接続する信号ケーブルに付設される第2のDCパルスセンサと、
    前記第1のDCパルスセンサによって検出される計数パルス数と前記第2のDCパルスセンサによって計数される計数パルス数とを照合してこれらの計数パルス数が一致するか否かを判定する計数パルス数判定部と、
    前記計数パルス数判定部によって照合された計数パルス数が一致しなかった場合に警報信号を発信する警報信号発信部と、
    前記警報信号発信部からの指令を受けて警報を報知する警報手段と、
    を備えていることを特徴とする計数情報監視装置。
  3. 前記第1のDCパルスセンサおよび前記第2のDCパルスセンサの少なくともどちらか一方は、前記第1のDCパルスセンサについては前記発券機の入出力信号中継手段と制御基板との間、前記第2のDCパルスセンサについては前記遊技媒体計数機の計数センサと入出力信号中継手段との間に付設されていることを特徴とする請求項2に記載の計数情報監視装置。
  4. 前記警報信号発信部は、前記第1のDCパルスセンサによってパルス波が検出されなかったために前記計数パルス数判定部での照合ができなかった場合に、前記警報手段に対して警報信号を発信することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の計数情報監視装置。
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JP2017144349A (ja) * 2017-06-06 2017-08-24 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技用装置

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