JP2004305484A - 遊技場用景品交換システム - Google Patents

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時重 丹羽
Masahiro Aoyama
正宏 青山
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Abstract

【課題】不正行為に対して確実に且つ迅速に対処することができる遊技場用景品交換システムを提供する。
【解決手段】発券機は、計数機からのパルス信号の入力により発券データを作成し(S201〜S204)、景品管理コンピュータに出力する(S205)。景品管理コンピュータでは、計数機からのパルス信号を計数するホールコンピュータからの計数データと発券機からの発券データとを照合する。このとき、両方のデータが一致したときは、正常を発券機に通知するので、発券機は、正常を入力したときは(S208:YES)、ボタン操作に応じて発券処理を実行する(S211)。また、景品管理コンピュータは、両方のデータが一致しなかったときは、異常を発券機に通知するので、発券機は、異常を通知されたときは(S208:NO)、発券処理することなくエラーを表示する(S213)。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、計数機による遊技媒体の計数に応じて発券機の発券処理を管理する管理装置を備えた遊技場用景品交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
【特許文献1】特開平5−111577号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、遊技店関係者は、計数機に対する不正行為に対する対策に苦慮しており、その一つとして、レシートを偽造して景品交換を要求する行為がある。この不正の対策としては、レシートに書込まれた情報と発券機から出力された信号とを照合することによる不正防止方法が特開平5−111577号公報などにより提案されている。
【0005】
しかしながら、これらの不正防止方法は、計数機から発券機へ出力される信号線をショートするなどして計数機の計数値以上の計数値を示したレシートを入手する不正行為には対応していない。このような不正行為に対しては計数機と発券機とを一体化すればよいのだが、それでは、計数機と発券機とを別々に設定し、個別にメンテナンスしたり、新品交換したりすることができないので、不便且つ不経済である。
【0006】
従って、現状では有効な対策がなく、遊技店は、計数時に店員を監視役として配置したり、閉店時の処理として計数機の総計数と発券機の発券した総数とを照合したりすることで対応しているものの、不正行為に確実に且つ迅速に対処することができていないのが実情である。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、不正行為に対して確実に且つ迅速に対処することができる遊技場用景品交換システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、投入された遊技媒体を計数することにより計数情報を出力する計数機と、この計数機からの計数情報を受けて発券情報を出力する発券機と、前記計数機からの計数情報と前記発券機からの発券情報とを照合し、その照合結果を前記発券機に通知する管理装置とを備え、前記発券機は、前記管理装置からの照合結果が正常の場合は、発券情報に基づいて発券処理を実行するものである(請求項1)。
【0009】
このような構成によれば、遊技客が獲得した遊技媒体を計数するには、遊技媒体を計数機に投入する。すると、計数機は、投入された遊技媒体を計数し、その計数情報を出力する。このとき、発券機は、計数機からの計数情報を受け、発券情報を出力する。
【0010】
ここで、管理装置は、計数機からの計数情報と発券機からの発券情報を照合し、その照合結果を発券機へ通知するので、発券機は、管理装置からの照合結果が正常の場合は、発券情報に基づいて発券処理を実行する。従って、発券機は、計数機からの計数情報と発券機からの発券情報とが正常に照合されたときのみ発券処理を実行するので、計数機から発券機への計数情報が不正に改竄された場合には、発券機が不正な発券処理を実行してしまうことを防止できる。
【0011】
上記構成において、前記発券機は、前記管理装置からの照合結果が異常であったときは異常報知を実行するようにしてもよい(請求項2)。
このような構成によれば、管理装置による照合結果が異常である場合は、発券機により異常報知されるので、そのことにより不正が行われたことを確認することができる。
【0012】
また、前記発券機の発券処理により発券された記録媒体から発券情報を読取って景品交換処理を実行する景品交換端末を備え、前記発券機は、前記管理装置による照合結果にかかわらず発券処理を実行し、前記管理装置は、照合結果を前記発券機に代えて前記景品交換端末へ通知し、前記景品交換端末は、前記記録媒体から読取った発券情報に対応して前記管理装置からの照合結果が正常であったときは景品交換処理を実行するようにしてもよい(請求項3)。
【0013】
このような構成によれば、発券機は、計数機から計数情報を入力したときは、管理装置による照合結果にかかわらず発券処理を実行する。このとき、管理装置は、照合結果を景品交換端末へ通知する。
遊技客が発券機から発券された記録媒体を遊技場に提出すると、担当従業員が景品交換端末により記録媒体を読取る。景品交換端末は、記録媒体から読取った発券情報に対応して管理装置からの照合結果が正常であったときは景品交換処理を実行する。従って、景品交換端末は、計数機からの計数情報と発券機からの発券情報とが正常に照合されたときのみ景品交換処理を実行するので、計数機から発券機への計数情報が不正に改竄された場合には、景品交換端末が不正な景品交換処理を実行してしまうことを防止できる。
【0014】
また、前記管理装置は、前記計数機からの計数情報と前記発券機からの発券情報との照合結果が異常の場合は前記発券機に代えて前記景品交換端末へ異常であることを通知し、前記景品交換端末は、前記管理装置から照合結果として異常であることを通知されたときは異常報知を実行するようにしてもよい(請求項4)。
このような構成によれば、管理装置による照合結果が異常の場合は、景品交換端末から異常が報知されるので、そのことにより不正が行われたことを確認することができる。
【0015】
また、前記管理装置は、前記計数機からの計数情報及び前記発券機からの発券情報が入力したときに照合を実行するようにしてもよい(請求項5)。
このような構成によれば、照合結果が必要となった場合に各情報を照合するのに比較して、照合に必要な情報が揃った時点で照合するので、照合に時間を要するにしても、発券機或いは景品交換端末は、照合結果に基づいて直ちに次の動作に移行することができる。
【0016】
前記発券機は、前記計数機からの計数情報の入力が終了した状態で貯玉することが選択されたときは発券情報に貯玉する旨を付加して出力し、前記管理装置は、発券情報に貯玉である旨が付加していた場合において、前記計数機からの計数情報と前記発券機からの発券情報との照合結果が正常であるときは、貯玉情報を更新し前記発券機または前記景品交換端末に照合結果を通知するのに代えて貯玉更新結果を通知し、異常であるときは照合結果を異常として通知するようにしてもよい(請求項6)。
このような構成によれば、貯玉システムとの融合を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施例の形態を図1ないし図7に基づいて説明する。
図1はシステムの全体構成を概略的に示している。この図1において、島端には計数機1及び発券機2が並設されている。計数機1は、投入された遊技媒体を検出したときは、1個の遊技媒体に対応して1つのパルス信号(計数情報に相当)を出力するようになっている。
【0018】
ここで、計数機1と発券機2とは図示しないケーブルで接続されており、パルス信号を発券機2に出力すると同時にホールコンピュータ3にもネットワークを通じて出力するようになっている。発券機2は、計数機1からパルス信号を入力したときは、そのパルス信号の入力を計数することにより発券データ(発券情報に相当)を作成して景品管理コンピュータ(管理装置に相当)4へ出力してから、後述するようにホールコンピュータ3による照合結果に応じて発券データを示すバーコードが印刷されたレシートを発券するようになっている。
【0019】
景品管理コンピュータ4は景品交換を管理するもので、POS端末(景品交換端末に相当)5から景品情報を入力したときは、その景品の在庫を確認して景品交換を許可すると共に、景品の出庫に応じて景品の在庫管理を行う。本実施の形態では、後述するようにホールコンピュータ3からの計数データと発券機2からの発券データとを比較し、その照合結果を発券機2に通知するようになっている。
【0020】
次に上記構成の作用について説明する。
遊技客は、遊技が終了したときは、遊技媒体を計数機1にて計数してから、計数した遊技媒体を発券データとしてレシート発券するか貯玉するかをボタン操作で決定する。この場合、一般の遊技客が遊技により獲得した遊技媒体を景品に交換するには、発券ボタンを操作することにより発券機2からレシートを発券してもらう。
【0021】
図2は、一般的な景品交換の流れを示している。この図2において、景品交換は、計数機1にて遊技媒体を計数し、発券機2にて発券データを出力し、ホールコンピュータ3にて計数データを出力し、景品管理コンピュータにてデータを照合し、最終的に発券機2にて発券するという流れになっている。
図3は、計数機1の動作を示すフローチャートである。この図3において、計数機1は、遊技媒体を検出したときは(S101:YES)、パルス信号を発券機2及びホールコンピュータ3へ出力する(S102)。
【0022】
図4は、発券機2のデータ出力動作を示している。この図4において、発券機2は、計数機1からパルス信号を入力したときは(S201:YES)、そのパルス信号を計数する(S202)。そして、貯玉ボタンか発券ボタンの何れかが操作されたときは(S203:YES)、発券データを作成すると共に(S204)、その発券データを景品管理コンピュータ4へ出力してから(S204)、計数機1へリセット信号を出力する(S206)。
計数機1は、図3に示すように発券機2からリセット信号を入力したときは(S103:YES)、ホールコンピュータ3へ終了信号を出力してから(S104)、計数値をリセットする(S105)。
【0023】
図5は、ホールコンピュータ3の動作を示すフローチャートである。この図5において、ホールコンピュータ3は、計数機1からパルス信号を入力したときは(S301:YES)、そのパルス信号を計数し(S302)、ホールコンピュータ3から終了信号を入力したときは(S303:YES)、計数データを作成し(S304)、その計数データを景品管理コンピュータ4へ出力する(S305)。
【0024】
図6は景品管理コンピュータ4のデータ照合動作を示している。この図6において、ホールコンピュータ3は、発券機2から発券データを入力するのに続いて(S401:YES)、ホールコンピュータ3から計数データが入力したときは(S402:YES)、両方のデータが一致するかを判断する(S403)。この場合、データが一致するとは、計数データと発券データが示す数値が一致するということである。両方のデータが一致したときは(S403:YES)、発券機2に照合結果として正常であることを通知する(S404)。ここで、景品管理コンピュータ4は、照合結果履歴を作成するようになっている。
【0025】
図7は、照合結果履歴の一例を示している。この図7において、照合結果履歴としては、計数機No、計数時刻、計数データ、発券時刻、発券データ、照合結果データ、交換データが設定されており、データが入力したり、データを作成したりした際に順次それらが履歴として記憶されるようになる。
【0026】
尚、景品管理コンピュータ4は、図6に示すように発券機2から発券データを入力するにしても(S401:YES)、ホールコンピュータ3から計数データを入力することなくタイムアウトしたときは(S406:YES)、異常が発生したとしてエラー出力処理を実行するようになっている(S407)。このエラー出力処理としては、担当従業員が携帯するインカムへの通知、或は遊技場内に設置されている各端末への表示などにより行われる。
【0027】
発券機2は、図4に示すように景品管理コンピュータ4から照合結果を入力した際に(S207:YES)、照合結果として正常であることが通知されたときは(S208:YES)、ボタン操作は貯玉かを判断し(S209)、貯玉ボタンが操作されているときは(S209:YES)、貯玉処理を行う(S210)。この貯玉処理は、発券データに会員カードから読取った会員番号を付加してホールコンピュータ3へ送信するもので、ホールコンピュータ3においては、発券データは貯玉用であると判断し、会員番号に対応して記憶している貯玉数を更新する。従って、遊技客は、次に来店した際は、更新された貯玉数の範囲内で遊技媒体の払出しを受けて遊技することができる。
【0028】
また、発券ボタンが操作された場合は(S209:NO)、発券処理を実行する(S211)。つまり、計数した遊技媒体数がバーコード印刷されたレシートを発券する。従って、遊技客は、発券機2から発券されたレシートを景品交換カウンタに提出することにより、獲得した遊技媒体を景品に交換することができる。
【0029】
ところで、計数機1と発券機2とはケーブル接続されていることから、不正な遊技客が、例えばケーブルと計数機1の出力端子とを接続している部分で信号線をピンセットなどでショートした場合は、ケーブルの信号ラインに異常なパルス信号が重畳し、発券機2によるパルス信号に基づく計数が本来の計数値よりも高くなることがある。このため、このような異常な状態で発券処理或は貯玉処理を実行した場合は、遊技場の不利益となる。
【0030】
このような場合、発券機2からホールコンピュータ3へ出力される発券データが本来のデータと異なり、計数機1からの計数データと発券機2からの発券データとが一致しなくなることから、景品管理コンピュータ4は、図6に示すように両方のデータが一致しないと判断するようになり(S403:NO)、発券機2に異常を通知する(S405)。
発券機2は、図4に示すように景品管理コンピュータ4から異常を通知されたときは(S208:NO)、エラー表示する(S213)。従って、発券機2にエラーが表示されたときは、従業員は、エラーに迅速に対処する。
【0031】
尚、発券機2は、景品管理コンピュータ4へ発券データを出力してから(S205)、景品管理コンピュータ4から照合結果が入力することなくタイマがタイムアウトしたときも(S212:YES)、エラー表示するようになっている(S213)。これは、計数機1とホールコンピュータ3との間、或は発券機2とホールコンピュータ3との間の通信異常に対処するためである。
【0032】
そして、遊技客が上述のようにして発券機2から発券されたレシートを景品交換カウンタへ提出すると、担当従業員は、POS端末5によりレシートに印刷されたバーコードを読取り、読取った発券データに基づいて景品を遊技客に手渡す。これにより、遊技客は、獲得した遊技媒体を所望の景品に交換することができる。
【0033】
このような実施の形態によれば、計数機1から遊技媒体を計数するのに応じてパルス信号を発券機2及びホールコンピュータ3へ出力し、発券機2において計数機1からのパルス信号を計数することにより作成した発券データを景品管理コンピュータ4へ出力すると共に、ホールコンピュータ3において計数機1からのパルス信号を計数して計数データを作成して景品管理コンピュータ4へ出力し、景品管理コンピュータ4において発券機2からの発券データとホールコンピュータ3からの計数データとを照合し、一致したときに初めて発券機2から発券データが印刷されたレシートを発券若しくは貯玉するようにしたので、計数機1と発券機2とを接続するケーブルに対して不正が行われるにしても、発券機2からレシートが不正に発券されてしまうことを防止することができる。
【0034】
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態を図8ないし図11に基づいて説明する。
図8は、景品交換の流れを示している。この図8において、景品交換は、計数機1にて遊技媒体を計数し、発券機2にて発券処理を実行し、ホールコンピュータ3にて計数データを出力し、景品管理コンピュータ4にてデータを照合し、最終的にPOS端末5にて景品交換を実行するようになっている。つまり、発券機2による発券処理の実行時には、ホールコンピュータ3とのデータ照合を実行せず、POS端末5にて景品交換する際にデータ照合するようにしている。これは、上記第1の実施の形態のように発券機2にてホールコンピュータ3によるデータ照合を実行する場合には、発券処理が遅くなることから、発券機2による発券処理以後において、ホールコンピュータ3にて計数機1からの計数データと発券機2からの発券データとを予め照合しておくことにより、POS端末5にて景品交換する際に時間を要することなく景品交換処理を実行するためである。
【0035】
発券機2の動作を示す図9において、発券機2は、計数機1からのパルス信号の入力に応じて発券データを作成した際に(S501〜S504)、遊技客が発券ボタンを押したときは(S505:NO)、発券データが印刷されたレシートを発行する発券処理を実行してから(S513)、景品管理コンピュータ4へ発券データを出力すると共に(S514)、計数機1へリセット信号を出力する(S515)。
【0036】
景品管理コンピュータ4の動作を示す図10において、景品管理コンピュータ4は、発券機2からの発券データの入力に続いて(S601:YES)、ホールコンピュータ3から計数データが入力したときは(S602:YES)、発券機2にて発券か貯玉の何れが選択されたかを判断する。発券が選択されていた場合は(S603:NO)、両方のデータが一致したかを判断し(S608)、一致したときは(S608:YES)、POS端末5に正常を通知する(S609)。これにより、POS端末5は、発券機2からの発券データに対応して正常か否かを記憶するようになる。また、両方のデータが一致しなかったときは(S608:NO)、POS端末5に異常を報知する(S609)。
【0037】
さて、遊技客が発券機2から発券されたレシートを景品交換カウンタへ提出すると、担当従業員は、POS端末5によりレシートから発券データを読取る。
POS端末5の動作を示す図11において、POS端末5は、レシートから発券データを読取ったときは(S701:YES)、景品管理コンピュータ4から該当データが入力しているかを判断し(S702)、正常であることを記憶していたときは(S703:YES)、景品交換を可能とし、交換業務を行う(S704)。これにより、遊技客は、獲得した遊技媒体を所望の景品に交換することができる。また、異常であることを記憶していたときは(S703:NO)、エラー表示して景品交換を不可能とする(S705)。従って、POS端末5にエラー表示されたときは、担当従業員は、エラーに迅速に対処する。
一方、図9に示すように遊技客が発券機2の貯玉ボタンを押したときは(S505:YES)、貯玉を行う旨と発券データを景品管理コンピュータ4へデータ出力してから(S506)、計数機1へリセット信号を出力する(S507)。
【0038】
景品管理コンピュータ4は、図10に示すように発券機2から貯玉する旨を通知されたときは(S603:YES)、計数機1からの計数データと発券機2からの発券データとが一致するかを判断し(S604)、両方のデータが一致したときは(S604:YES)、貯玉情報を更新してから(S605)、発券機2に更新結果を通知し(S606)、データが一致しなかったときは(S604:NO)、異常を通知する(S607)。
【0039】
発券機2は、図9に示すように景品管理コンピュータ4から結果データを入力した際に(S508:YES)、その結果データが更新結果データであったときは(S509:YES)、貯玉完了を表示する(S510)。これにより、遊技客は、獲得した遊技媒体を貯玉することができる。また、結果データが更新結果照合データでなかったときは(S509:NO)、エラー表示する(S512)。 尚、貯玉を行う旨と発券データを景品管理コンピュータ4へデータ出力するにしても(S506)、結果データを入力することなくタイムアウトしたときも(S511:YES)、エラーを表示する(S512)。
【0040】
このような実施の形態によれば、ホールコンピュータ3によるデータの照合を行うことなく発券機2からレシートを発券し、POS端末5において景品管理コンピュータ4によるデータの照合結果に応じて景品交換を行うようにしたので、発券機2による発券処理を遅滞無く行うことができ、遊技客がいらついてしまうことを防止できる。この場合、POS端末5で景品交換処理を実行するのに先立って景品管理コンピュータ4においてデータの照合処理を行うようにしたので、POS端末5における景品交換処理を遅滞無く行うことができる。
【0041】
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
計数機1の出力は遊技媒体と1対1のパルス信号でなくとも複数の遊技媒体に対して1つのパルス信号を出力するようにしても、計数機1で計数データを作成し作成した計数データを発券機2或いはホールコンピュータ3に送信するようにしてもよいし、計数機1のパルス信号或いは計数データを景品管理コンピュータ4へ直接出力し、景品管理コンピュータ4にて計数データと発券機2からの発券データとを照合するようにしてもよい。
【0042】
ホールコンピュータ3、或いは景品管理コンピュータ4における計数終了の判断は、計数機1が終了信号を出力せずとも、計数中に計数機1からパルス信号或いは計数データが出力されなくなってから所定時間経過したことにより計数終了の判断を行ってもよい。
【0043】
計数機1からの計数データと発券機2からの発券データを直接入力してデジタル表示する表示装置を設け、その表示装置により計数データと発券データとを照合するようにしてもよいし、ホールコンピュータ3から計数データ及び発券データを取得してデジタル表示する表示装置を設け、その表示装置により計数データと発券データとを照合するようにしてもよい。この場合、表示装置は、計数データと発券データとの照合の結果、異常と判断したときは、発券機2に異常を通知すると共に、デジタル表示を点滅させる。このような表示装置を設けることにより、計数値と発券値とが多くの人の目にとまるため、不正を心理的に防止することが可能となる。
ホールコンピュータ3において、計数データと発券データとを照合するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の遊技場用景品交換システムによれば、計数機から計数情報を出力し、発券機から計数情報に基づく発券情報を出力し、管理装置によりそれらの計数情報と発券情報との照合結果が正常と判断されたときに初めて発券機が発券処理するようにしたので、発券機による不正な発券を防止することができ、不正行為に対して確実に且つ迅速に対処することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるシステム全体の概略図
【図2】景品交換の流れ図
【図3】計数機の動作を示すフローチャート
【図4】発券機の動作を示すフローチャート
【図5】ホールコンピュータの動作を示すフローチャート
【図6】景品管理コンピュータの動作を示すフローチャート
【図7】照合履歴を示す図
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す図2相当図
【図9】図4相当図
【図10】図6相当図
【図11】POS端末の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1は計数機、2は発券機、3はホールコンピュータ、4は景品管理コンピュータ(管理装置)、5はPOS端末(景品交換端末)である。

Claims (6)

  1. 投入された遊技媒体を計数することにより計数情報を出力する計数機と、
    この計数機からの計数情報を受けて発券情報を出力する発券機と、
    前記計数機からの計数情報と前記発券機からの発券情報とを照合し、その照合結果を前記発券機に通知する管理装置とを備え、
    前記発券機は、前記管理装置からの照合結果が正常の場合は、発券情報に基づいて発券処理を実行することを特徴とする遊技場用景品交換システム。
  2. 前記発券機は、前記管理装置からの照合結果が異常であったときは異常報知を実行することを特徴とする請求項1記載の遊技場用景品交換システム。
  3. 前記発券機の発券処理により発券された記録媒体から発券情報を読取って景品交換処理を実行する景品交換端末を備え、
    前記発券機は、前記管理装置による照合結果にかかわらず発券処理を実行し、
    前記管理装置は、照合結果を前記発券機に代えて前記景品交換端末へ通知し、
    前記景品交換端末は、前記記録媒体から読取った発券情報に対応して前記管理装置からの照合結果が正常であったときは景品交換処理を実行することを特徴とする請求項2記載の遊技場用景品交換システム。
  4. 前記管理装置は、前記計数機からの計数情報と前記発券機からの発券情報との照合結果が異常の場合は前記発券機に代えて前記景品交換端末へ異常であることを通知し、
    前記景品交換端末は、前記管理装置からの照合結果が異常であったときは異常報知を実行することを特徴とする請求項3記載の遊技場用景品交換システム。
  5. 前記管理装置は、前記計数機からの計数情報及び前記発券機からの発券情報が入力したときに照合を実行することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の遊技場用景品交換システム。
  6. 前記発券機は、前記計数機からの計数情報の入力が終了した状態で貯玉することが選択されたときは発券情報に貯玉する旨を付加して出力し、
    前記管理装置は、発券情報に貯玉である旨が付加していた場合において、前記計数機からの計数情報と前記発券機からの発券情報との照合結果が正常であるときは、貯玉情報を更新し前記発券機または前記景品交換端末に照合結果を通知するのに代えて貯玉更新結果を通知し、異常であるときは照合結果を異常として通知することを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の遊技場用景品交換システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007252587A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Glory Ltd 遊技媒体取引処理システム
JP2008173363A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Ace Denken Co Ltd 発券システム
JP2009050525A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Oizumi Corp 計数情報監視装置
JP2013052262A (ja) * 2012-12-17 2013-03-21 Ace Denken Co Ltd 発券システム

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