JP5837361B2 - 遊技場用管理システム - Google Patents
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Description
(3)大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/300であり、大当たりのうち大当たり後に確変状態(確変)となる大当たりの割合は66.6%(2/3)であり、大当たりが発生すると対応するラウンド数(R)に応じた分だけ大入賞口13を開放する。尚、1Rの上限入賞数(上限数)は8個であり、上限開放時間は30秒であり、上限数又は上限開放時間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。
(5)確変中は大当たり確率が1/30に向上すると共に、第2始動口10への入賞率が向上する時短状態(時短)になる。尚、確変は次回大当たりまで継続するため、大当たり後に通常状態(通常)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続し、通常大当たりが発生した場合は通常状態へと戻る。
「アウト信号」:使用玉を回収するアウトBOXから出力される使用玉数(使用媒体数、アウト)を特定可能な信号である。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から出力される信号であっても良い。特定の大当たりが発生したことを特定可能な特定大当たり信号に対応する。
「基準期間」:不正検知を行うための基準数であり、単位期間単位で設定する。参照期間における単位期間のうち単位収支が注意収支として特定された単位期間数がこの設定値以上である場合に、不正者である可能性が高い異常収支者として特定する。
「基準投資額」:基準T1Y以上のT1Yの大当たりを発生させるまでの売上額である初期投資に対する基準投資額であり、初期投資がこの設定値未満である場合に、その初期投資を注意投資として特定する。参照期間における単位期間のうち初期投資が注意投資として特定された単位期間数が基準期間以上である場合に、不正者である可能性が高い異常投資者として特定する。尚、参照期間が参照設定期間に達していなくとも、初期投資が注意投資として特定された単位期間数が基準期間に達した時点で異常投資者を特定する。これは異常収支者についても同様である。
「NO」:最新の来店日における情報をNO1とし、その前の来店日における情報をNO2とするように来店日毎の昇順である。
「注意収支」:収支が図2で説明した基準収支(「10000円」)を超えたことで注意収支として特定できれば「○」を記憶する一方、収支が基準収支を超えていないことで注意収支として特定できなければ「×」を記憶する。
「注意収支」:初期投資が図3で説明した基準投資額(「18000円」)を超えていないことで注意投資として特定できれば「○」を記憶する一方、初期投資が基準投資額を超えたことで注意投資として特定できなければ「×」を記憶する。
「累計T1Y」:遊技期間におけるT1Y(大当たり中セーフ−大当たり中アウト)の合計である。
「参照情報」:参照期間における情報である。即ち、「遊技」が「×」のレコードを除外したNO1を起点として参照設定期間に対応するレコード分だけ遡った期間の情報であり、「合計」は参照期間中の合計であり、「平均」は1日当たりの平均である。「遊技」、「注意収支」、「注意投資」は「○」の合計を示す。又、「平均T1Y」は合計又は平均における累計T1Y÷大当たりであり、大当たり1回当たりの平均である。
遊技者IDが「00001」の遊技者の遊技履歴である図4は、単位期間(1日)における収支はプラスになるものの基準収支(10000円)に達することなく遊技を終了しており、遊技場にとって許容し得る範囲の収支の遊技を繰返している遊技者を想定した遊技履歴である。
遊技者IDが「00003」の遊技者の遊技履歴である図6は、「NO3」のレコードのように参照期間中に負けているものの多くのレコードでは基準収支以上の収支を獲得しており、多くは不正を行っているものの、その不正を紛らわすためにわざと負けている不正者を想定した遊技履歴である。
アウトが基準アウト以上である単位期間を遊技期間として不正検出の対象を限定したが、基準アウトを設定しない構成や基準アウトに達しない場合等、遊技者を検出した全ての単位期間を対象としても良い。又、アウトの代わりに収支やセーフ等を採用しても良い。
Claims (5)
- 遊技者の識別情報を取得し、遊技者を特定する遊技者特定手段と、
遊技者が遊技する遊技機側から出力される遊技信号として、遊技者の収支、又は遊技者が獲得した遊技価値である獲得価値を特定可能な収支信号を取込むことで、少なくとも遊技者の収支、又は獲得価値を含む複数種類の遊技情報を特定する遊技情報特定手段と、
前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報であって、予め設定される単位期間において、前記遊技者特定手段により遊技者が特定された期間における遊技情報を、その単位期間における遊技情報である単位情報として遊技者毎に特定する単位情報特定手段と、
前記単位情報と、当該単位情報に対して予め設定される基準値である基準単位情報とを比較することにより、その単位情報を異常である異常単位情報として特定する異常情報特定手段と、
最新の遊技者の検出、又は最新の遊技が検出された前記単位期間である最新単位期間を起点として、予め設定される参照設定値分遡った期間である参照期間における前記単位情報を対象として、前記単位情報が前記異常単位情報として特定された回数である異常検出数を、遊技者単位で遊技情報の種類にて区分けして管理する異常情報管理手段と、
同一種類の遊技情報に対して管理される前記異常検出数が、当該異常検出数に対して予め設定される基準値である基準検出数を超えた遊技者を、注意遊技者として特定する注意遊技者特定手段と、
注意遊技者である旨を報知出力する出力手段と、を備え、
前記参照期間は、遊技者の検出、又は遊技が検出された前記単位期間を対象として遡った期間であり、遊技者単位で特定されることを特徴とする遊技場用管理システム。 - 遊技者の識別情報を取得し、遊技者を特定する遊技者特定手段と、
遊技者が遊技する遊技機側から出力される遊技信号として、遊技者の投資額を特定可能な売上信号、及び予め設定される特定の大当たりが発生したことを特定可能な特定大当たり信号を取込むことで、少なくとも前記特定大当たりが発生するまでの投資金額である初期投資額を含む複数種類の遊技情報を特定する遊技情報特定手段と、
前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報であって、予め設定される単位期間において、前記遊技者特定手段により遊技者が特定された期間における遊技情報を、その単位期間における遊技情報である単位情報として遊技者毎に特定する単位情報特定手段と、
前記単位情報と、当該単位情報に対して予め設定される基準値である基準単位情報とを比較することにより、その単位情報を異常である異常単位情報として特定する異常情報特定手段と、
前記単位情報が前記異常単位情報として特定された回数である異常検出数を、遊技者単位で遊技情報の種類にて区分けして管理する異常情報管理手段と、
同一種類の遊技情報に対して管理される前記異常検出数が、当該異常検出数に対して予め設定される基準値である基準検出数を超えた遊技者を、注意遊技者として特定する注意遊技者特定手段と、
注意遊技者である旨の報知出力を可能とし、その出力態様を前記異常検出数が前記基準検出数を超えた遊技情報の種類数に応じて変化させて報知出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用管理システム。 - 遊技者を撮像することにより遊技者の識別情報を取得して遊技者を特定する第1の遊技者特定、及び遊技者により提示される識別情報を受付けることにより遊技者の識別情報を取得して遊技者を特定する第2の遊技者特定を実行可能である遊技者特定手段と、
遊技者が遊技する遊技機側から出力される遊技信号として、遊技者の収支、又は遊技者が獲得した遊技価値である獲得価値を特定可能な収支信号を取込むことで、少なくとも遊技者の収支、又は獲得価値を含む複数種類の遊技情報を特定する遊技情報特定手段と、
前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報であって、予め設定される単位期間において、前記遊技者特定手段により遊技者が特定された期間における遊技情報を、その単位期間における遊技情報である単位情報として遊技者毎に特定する単位情報特定手段と、
前記単位情報と、当該単位情報に対して予め設定される基準値である基準単位情報とを比較することにより、その単位情報を異常である異常単位情報として特定し、当該異常単位情報として特定され得る前記単位情報が特定された場合であっても、当該単位情報に対応する単位期間において前記第2の遊技者特定により遊技者が特定されていれば、その単位情報を前記異常単位情報として特定しない異常情報特定手段と、
前記単位情報が前記異常単位情報として特定された回数である異常検出数を、遊技者単位で遊技情報の種類にて区分けして管理する異常情報管理手段と、
同一種類の遊技情報に対して管理される前記異常検出数が、当該異常検出数に対して予め設定される基準値である基準検出数を超えた遊技者を、注意遊技者として特定する注意遊技者特定手段と、
注意遊技者である旨を報知出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用管理システム。 - 遊技者の識別情報を取得し、遊技者を特定する遊技者特定手段と、
遊技者が遊技する遊技機側から出力される遊技信号として、遊技者の収支、又は遊技者が獲得した遊技価値である獲得価値を特定可能な収支信号を取込むことで、少なくとも遊技者の収支、又は獲得価値を含む複数種類の遊技情報を特定する遊技情報特定手段と、
前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報であって、予め設定される単位期間において、前記遊技者特定手段により遊技者が特定された期間における遊技情報を、その単位期間における遊技情報である単位情報として遊技者毎に特定する単位情報特定手段と、
前記単位情報と、当該単位情報に対して予め設定される基準値である基準単位情報とを比較することにより、その単位情報を異常である異常単位情報として特定する異常情報特定手段と、
前記単位情報が前記異常単位情報として特定された回数である異常検出数を、遊技者単位で遊技情報の種類にて区分けして管理する異常情報管理手段と、
同一種類の遊技情報に対して管理される前記異常検出数が、当該異常検出数に対して予め設定される基準値である基準検出数を超えた遊技者を注意遊技者として特定し、前記異常検出数が前記基準検出数を超えた遊技情報の種類が複数ある前記注意遊技者であって、その異常検出数の差が、当該異常検出数の差に対して予め設定される基準値である略同一基準差数未満となる注意遊技者を重複注意遊技者として特定する注意遊技者特定手段と、
注意遊技者である旨を報知出力し、前記重複注意遊技者である旨を出力する場合に、前記重複注意遊技者ではない前記注意遊技者の出力態様とは異なる出力態様にて出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用管理システム。 - 遊技者の識別情報を取得し、遊技者を特定する遊技者特定手段と、
遊技者が遊技する遊技機側から出力される遊技信号として、遊技者の収支、又は遊技者が獲得した遊技価値である獲得価値を特定可能な収支信号を取込むことで、少なくとも遊技者の収支、又は獲得価値を含む複数種類の遊技情報を特定する遊技情報特定手段と、
前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報であって、予め設定される単位期間において、前記遊技者特定手段により遊技者が特定された期間における遊技情報を、その単位期間における遊技情報である単位情報として遊技者毎に特定する単位情報特定手段と、
前記単位情報と、当該単位情報に対して予め設定される基準値である基準単位情報とを比較することにより、その単位情報を異常である異常単位情報として特定する異常情報特定手段と、
前記単位情報が前記異常単位情報として特定された回数である異常検出数を、遊技者単位で遊技情報の種類にて区分けして管理する異常情報管理手段と、
同一種類の遊技情報に対して管理される前記異常検出数が、当該異常検出数に対して予め設定される基準値である基準検出数を超えた遊技者を注意遊技者として特定し、当該注意遊技者において、同一単位期間にて複数種類の単位情報が異常単位情報として特定された場合に、その単位期間を重複異常単位期間として特定する注意遊技者特定手段と、
注意遊技者である旨を報知出力し、当該注意遊技者である旨を出力する場合に、前記重複異常単位期間が特定されている場合には、当該重複異常単位期間における単位情報を抽出して、又は識別可能に出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用管理システム。
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