JPH05115610A - 遊技場の管理装置 - Google Patents

遊技場の管理装置

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Publication number
JPH05115610A
JPH05115610A JP28605791A JP28605791A JPH05115610A JP H05115610 A JPH05115610 A JP H05115610A JP 28605791 A JP28605791 A JP 28605791A JP 28605791 A JP28605791 A JP 28605791A JP H05115610 A JPH05115610 A JP H05115610A
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JP
Japan
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game
data
credit
ball
hall computer
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Application number
JP28605791A
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English (en)
Inventor
Toshitaka Omori
利孝 大森
Kuniyasu Shimizu
邦康 清水
Tsutomu Shimizu
力 清水
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Olympic Co Ltd
Original Assignee
Olympic Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技交換物のクレジットデータを管理する遊
技場の管理装置において、個々の客の遊技データを得る
ことにより、不正行為等を容易に発見できるようにす
る。 【構成】 遊技場1の会員である遊技者がIDカード9
0を玉貸し機30に挿入し、暗証番号をキー入力する
と、遊技が開始できる。パチンコ台20は遊技中のクレ
ジット数データC等を玉貸し機30に送る。玉貸し機3
0は、このクレジット数データCに加え、貸し玉データ
K等をホールコンピュータ2に送る。ホールコンピュー
タ2は、種々のデータに基づいて個人詳細データPをR
AM83に格納し、この個人詳細データPを個人詳細デ
ータ表130としてプリンタ72によりプリントアウト
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遊技場での遊技交換物の
クレジットデータを管理する遊技場の管理装置に関し、
特にパチンコ店等のクレジットデータを管理する遊技場
の管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ店等の遊技場では、パチンコ玉
あるいはコイン等の遊技交換物は遊技終了後に景品に交
換される。しかし、遊技交換物を景品に交換せずに、そ
のまま遊技場に預けて、後日遊技場でプレイを楽しみた
い場合もある。
【0003】遊技交換物は遊技場から客に貸し付けるも
のであり、外部に持ち出しできないので、遊技交換物を
保管したことを証明する伝票あるいは保管データを入力
したICカード等が考えられている。
【0004】しかし、これらの伝票あるいはICカード
は他人に簡単に売買できてしまうので、遊技交換物とし
ての役割を逸脱することになる。また、ICカード等は
データの偽造等の対象となり易く、危険である。
【0005】このために本出願人は、すでに出願した特
願平3−282791において、客が遊技交換物を景品
に交換することなく、遊技場に預けて再度使用できる遊
技場の管理装置を提案している。この提案では、IDカ
ードと暗証番号を使用して、客のクレジットデータを遊
技場コンピュータに保存するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の遊技場
コンピュータでは各遊技台の損益データ等はあるが、個
々の客の遊技データは保存されていなかった。従って、
極端な利益を上げている客を特定することができないの
で、不正行為、あるいは職業的な客等を特定することは
困難であった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、個々の客の遊技データを得ることのできる遊
技場の管理装置を提供することを目的とする。また、本
発明の他の目的は個々の客の遊技データから、不正行為
等を発見できる遊技場の管理装置を提供することを目的
とする。
【0008】さらに、本発明の他の目的は個々の客の遊
技データから、職業的な客を発見できる遊技場の管理装
置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明では、遊技場の遊技交換物のクレジットデータを
管理する遊技場の管理装置において、IDカード読み取
り装置と、暗証番号を入力する入力キーと、を有する遊
技交換物供給装置と、前記遊技交換物供給装置に接続さ
れ、遊技情報を転送する遊技台と、前記遊技交換物供給
装置および前記遊技台からの各情報から客個人の遊技デ
ータを保存する保存手段を有する遊技場コンピュータ
と、からなることを特徴とする遊技場の管理装置が提供
される。
【0010】
【作用】遊技交換物供給装置および遊技台からの各情報
から、客個人の遊技データが遊技場コンピュータの保存
手段によって保存される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は遊技場の管理システムの概略構成を示す
図である。遊技場1はパチンコ店であり、ホールコンピ
ュータ2により遊技場1全体が管理されている。ホール
コンピュータ2には、通信回線3を介して複数のステー
ション101〜112が接続されている。これらのステ
ーション101〜112は、一般に島と呼ばれているも
のであり、多数のパチンコ台および玉貸し機と、島管理
装置とで構成されている。これらの構成はほぼ同一であ
るので、以下ステーション101のみの構成を説明す
る。
【0012】ステーション101は、多数のパチンコ台
20および玉貸し機30と、島管理装置40とで構成さ
れている。島管理装置40は、各玉貸し機30への貸し
玉の補給や、硬貨および紙幣の回収等の制御を行う。ま
た、島管理装置40は、各パチンコ台20や玉貸し機3
0のデータを通信回線3を介してホールコンピュータ2
に送る。このデータとしては、後述する遊技者個人のク
レジットデータ等がある。さらに、島管理装置40は、
ホールコンピュータ2からのデータをパチンコ台20お
よび玉貸し機30に送る。
【0013】また、ホールコンピュータ2には、景品交
換所に設置される端末機4が接続されている。端末機4
には、客が出玉と景品を交換する度にその交換玉数等の
データが入力される。端末機4はこの入力されたデータ
をホールコンピュータ2に送る。
【0014】図3はパチンコ台20および玉貸し機30
の概観を示す図である。玉貸し機30は各パチンコ台2
0に一台ずつ設けられており、ノズル状の玉出し口31
からパチンコ台20の玉受け皿21に貸し玉を供給す
る。パチンコ台20には表示部22が設けられており、
出玉のクレジット数が表示される。クレジット数が表示
部22の表示限度数になると、その数を越えた分の出玉
は予備皿23に放出される。
【0015】玉貸し機30には玉出し口31の他に表示
パネル32と、硬貨投入口33と、紙幣挿入口34と、
選択パネル35とが設けられている。表示パネル32に
は、玉貸出中や釣り銭切れ等を知らせるランプ32a,
32bと、投入金額を表示する表示部32cとが設けら
れている。選択パネル35は、遊技者が500円硬貨ま
たは1000円札を投入した場合に、実際に借りたい玉
数に相当する金額を選択するパネルである。この選択パ
ネル35には、3つの選択ボタン35a,35bおよび
35cが設けられており、それぞれ100円、300円
および500円が選択できるようになっている。選択パ
ネル35で金額が選択されると、金額に応じた数の貸し
玉が玉出し口31から玉受け皿21に供給される。ま
た、釣り銭ボタン36を押すことにより、釣り銭口37
から釣り銭が出る。
【0016】また、玉貸し機30には、テンキー38
と、IDカード挿入口39とが設けられている。IDカ
ード挿入口39には、遊技場1の会員となっている遊技
者によって、後述する遊技者専用のIDカード90が挿
入される。このIDカード90にはそのカード特有のI
D番号Xが記憶されている。遊技者は自分のIDカード
90を挿入し、テンキー38で暗証番号をキー入力す
る。そして入力した暗証番号とIDカード90のID番
号Xとが同一であることが確認されると遊技を開始する
ことができる。
【0017】図4は玉貸し機30の内部回路の構成およ
びその周辺装置との接続関係を示すブロック図である。
内部回路50は、主に硬貨・紙幣制御装置51と、玉貸
し機制御装置52とから構成される。硬貨・紙幣制御装
置51はマイクロプロセッサ構成になっており、硬貨投
入口33、紙幣挿入口34および釣り銭口37を有する
硬貨・紙幣入出力装置53が接続されている。硬貨・紙
幣制御装置51は、硬貨投入口33や紙幣挿入口34か
ら入力される硬貨または紙幣の金額を確認するととも
に、選択パネル35や釣り銭ボタン36からの信号に応
じて釣り銭金額を計算し、硬貨・紙幣入出力装置53か
ら釣り銭を出力する。また、硬貨・紙幣制御装置51
は、現金が投入されたことを知らせる現金投入信号と、
玉を貸し出す分の金額データを玉貸し機制御装置52に
送る。
【0018】玉貸し機制御装置52はマイクロプロセッ
サ構成になっており、プロセッサ、ROM、RAM等か
ら構成されている。ただし、ここではRAM55のみを
示す。このRAM55には、貸し玉数データKを格納す
る貸し玉数データ格納部55aと、出玉数データDを格
納する出玉数データ格納部55bと、クレジット数デー
タCを格納するクレジット数データ格納部55cと、I
DカードのID番号Xを格納するID番号格納部55d
とが設けられている。
【0019】玉貸し機制御装置52は、IDカードリー
ダ54にIDカード90が挿入されると、IDカード9
0に記憶されているID番号Xを読み取り、RAM55
のID番号格納部55dに格納する。そして、このID
番号Xと、テンキー38から入力された暗証番号とが一
致したときには、遊技者の個人データをインタフェース
56および島管理装置40を介してホールコンピュータ
2から読み込む。この個人データとしては、クレジット
数データCがある。このクレジット数データCは、クレ
ジット数データ格納部55cに格納されるとともに、イ
ンタフェース57を介してパチンコ台20に送られ、表
示部22に表示される。また、このクレジット数データ
Cは、遊技中にパチンコ台20からメモリ55に送ら
れ、表示部22に表示されている値に随時書き換えられ
る。
【0020】玉貸し機制御装置52は、硬貨・紙幣制御
装置51から金額データが送られると、その金額に応じ
た貸し玉数信号を玉出し装置58に送る。玉出し装置5
8は貸し玉数信号に応じて貸し玉をパチンコ台20に供
給する。このパチンコ台20に供給された貸し玉数は、
貸し玉数データKとしてRAM55の貸し玉数データ格
納部55aに格納される。
【0021】また、玉貸し機制御装置52には、パチン
コ台20から出玉数データDが送られる。この出玉数デ
ータDはRAM55の出玉数データ格納部55bに格納
される。この出玉数データDおよび貸し玉数データK
は、クレジット数データCと同様に遊技中の値の変化に
応じて随時書き換えられる。
【0022】図5はホールコンピュータ2の概観を示す
図である。ホールコンピュータ2は、一体に形成された
ホール管理装置60と営業管理装置70とから構成され
る。ホール管理装置60は、表示パネル61と、操作パ
ネル62とから構成される。表示パネル61には、少な
くとも遊技場1内の全てのパチンコ台20の台数分の表
示ランプ63が設けられている。これらの表示ランプ6
3は、対応するパチンコ台20の出玉数と貸し玉数との
差が所定数以上になった場合や、不正な行為が発覚した
等の場合に点灯もしくは点滅する。操作パネル62は台
64上に設けられており、複数の操作キー62aによっ
てホール管理装置60を操作できるようになっている。
【0023】営業管理装置70は、表示画面71と、プ
リンタ72と操作パネル73とから構成される。表示画
面71には営業管理に関するデータ、例えば総売上額や
出玉率等が表示される。これらのデータは、各パチンコ
台20のデータを別個に表示したり、遊技場1全体のデ
ータを表示したりできる。これらの操作は、操作パネル
73の操作キー73aによって行われる。また、必要な
データはプリンタ72によって用紙にプリントアウトす
ることができ、後述する個人データもこのプリンタ72
でプリントアウトすることができる。なお、このプリン
タ72は、ホール管理装置60側のデータをプリントア
ウトすることもできる。
【0024】ホールコンピュータ2には、これらの装置
を制御して遊技場1全体を制御するためのホール制御装
置80が内蔵されている。図6はこのホール制御装置8
0の構成および周辺装置との接続関係を示すブロック図
である。プロセッサ(CPU)81にはバス86を介し
て、ホール管理装置60の表示パネル61および操作パ
ネル62と、営業管理装置70の表示画面71および操
作パネル73と、プリンタ72とが結合されている。ま
た、バス86にはROM82、RAM83、インタフェ
ース84および85が結合されている。
【0025】インタフェース84にはステーション10
1の島管理装置40が、インタフェース85には端末機
4が接続されている。なお、バス86には、これらの他
にも図示されていないインタフェースを介してステーシ
ョン102〜112の各島管理装置40が接続されてい
る。
【0026】ROM82には、ホールコンピュータ2全
体を制御するためのシステム・プログラムが格納されて
いる。プロセッサ81は、このROM82内のシステム
・プログラムに従って、各装置を制御し、データ管理を
行う。
【0027】RAM83には、島管理装置40からのデ
ータを格納するための複数の格納部が設けられている。
すなわち、RAM83には、貸し玉数データKを格納す
る貸し玉数データ格納部83aと、出玉数データDを格
納する出玉数データ格納部83bと、クレジット数デー
タCを格納するクレジット数データ格納部83cと、I
DカードのID番号Xを格納するID番号格納部83d
とが設けられている。また、RAM83にはこれらのデ
ータの他に、景品に交換された玉数のデータ等が端末機
4から送られ、そこで格納される。
【0028】こうして、RAM83に格納された種々の
データに基づいて、プロセッサ81は会員データMおよ
び個人詳細データPを作成し、それぞれRAM83の会
員データ格納部83e、および個人データ格納部83f
に格納する。RAM83に格納された各データは、図示
されていない不揮発性メモリに格納され、ホールコンピ
ュータ2の電源切断後も保存される。あるいはRAM8
3を電池でバックアップすることによりデータを保存で
きるようにしてもよい。なお、図6では各格納部83a
〜83fはそれぞれ一つだけしか示されていないが、こ
れらのうち、クレジット数データ格納部83c、ID番
号格納部83d、および個人データ格納部83fは、実
際には遊技場1の会員の人数分だけ設けられている。
【0029】図7は会員データMに基づいて作成された
会員データ表120の具体例を示す図である。会員デー
タ表120は、主に会員番号欄121、ID番号欄12
2、氏名欄123、住所欄124、およびクレジット数
欄125から構成されている。これら各欄には、会員別
に対応するデータが記録される。なお、クレジット数欄
125には、例えば前日付けのクレジット数データが記
録される。または、リアルタイムでデータを変更するよ
うにしてもよい。会員データ表120は、ホールコンピ
ュータ2のプリンタ72によりプリントアウトすること
ができる。これにより、会員の大まかなデータを一覧す
ることができる。なお、会員データ表90のデータとし
ては上記の各欄121〜125の限りではない。
【0030】会員個人のデータをさらに詳しく知りたい
場合には、個人詳細データPに基づいて作成された個人
詳細データ表をプリントアウトすることができる。図8
はこの個人詳細データ表130の具体例を示す図であ
る。個人詳細データ表130は、主に年月日欄131、
台番欄132、金銭投入額欄133、クレジット減算数
欄134、景品交換クレジット数欄135、遊技時間欄
136、および最終クレジット数137から構成されて
いる。
【0031】台番欄132には、会員である遊技者が使
用したパチンコ台20の台番が記録される。金銭投入額
欄133には、玉貸し機30に投入された合計金額が記
録される。クレジット減算数欄134には、遊技者が金
銭を投入しないで選択ボタン35a〜35cの何れかを
押した場合のクレジット減算数の合計値が記録される。
景品交換クレジット数欄125には、遊技者が出玉の代
わりにクレジット数を用いて景品交換を行った場合の景
品交換クレジット数の合計値が記録される。遊技時間欄
136には、遊技者が玉貸し機30にIDカード90を
挿入してから遊技を終了して除去するまでの時間が記録
される。最終クレジット数137には、貸し玉供給およ
び景品交換がなされた最終的なクレジット数が記録され
る。
【0032】このように、個人詳細データ表130には
種々の個人データが記録される。なお、上記の各欄13
1〜137以外の個人データでも記録可能である。個人
データ詳細表130は、会員データ表120と同様にプ
リンタ72によりプリントアウトすることができる。し
たがって、従来知ることのできなかった遊技者個人のデ
ータを容易に知ることができる。
【0033】次に、上記構成を有する遊技場の管理シス
テムの機能を説明する。図1はこの遊技場の管理システ
ムの機能の概念を説明する図である。まず、遊技場1の
会員である遊技者は、遊技を始めるにあたってIDカー
ド90を玉貸し機30に挿入し、次いで暗証番号をキー
入力する。玉貸し機30は、IDカード90が挿入され
た時点でIDカード90に記憶されているID番号Xを
読み取り、キー入力された暗証番号と一致しているか否
かを判断する。そして、一致していれば遊技者のクレジ
ット数データCをホールコンピュータ2から読み込み、
RAM55に格納する。このRAM55に格納されたク
レジット数データCは、パチンコ台20に送られ表示部
22に表示される。
【0034】玉を借りる場合、遊技者は玉貸し機30に
硬貨または紙幣を投入し、選択パネル35の選択ボタン
35a〜25cの何れかにより金額を指定する。この金
額指定が、硬貨または紙幣が投入されてからなされた場
合には、玉貸し機30はその金額に応じた数の貸し玉K
1をパチンコ台20に供給する。一方、硬貨または紙幣
が投入されずに金額指定のみがなされた場合には、貸し
玉K1と同じ数のクレジット数をクレジット数データC
から差し引く。このとき、パチンコ台20の表示部22
の値は、クレジット数が差し引かれた数値に変換され
る。
【0035】こうして、遊技者はクレジット数が0にな
らない限り遊技を続けることができる。遊技者の打ち込
み玉数よりもパチンコ台20の出玉が多い場合には、ク
レジット数データCは加算される。表示部22に表示さ
れているクレジット数データCと、出玉数データDは、
随時玉貸し機30に送られる。玉貸し機30は、これら
クレジット数データCおよび出玉数データDをRAM5
5に格納する。また、玉貸し機30は遊技中、出玉数デ
ータDおよび貸し玉数データKを随時ホールコンピュー
タ2に送る。
【0036】遊技者が遊技を終了し、玉貸し機30から
IDカード90を除去すると、玉貸し機30はクレジッ
ト数データCおよびID番号Xをホールコンピュータ2
に送る。すなわち、クレジットが残っている状態で遊技
者が遊技を終了すれば、そのときのクレジット数データ
C、ID番号X、出玉数データD、および貸し玉数デー
タKがホールコンピュータ2のRAM83に格納され
る。
【0037】クレジットがなくなっても遊技を続けたい
場合には、遊技者は硬貨または紙幣を玉貸し機30に投
入し、選択ボタン35a〜35cの何れかを押して玉を
借りる。借りた分以外の金額は、返却ボタン36を押し
て返却することができる。あるいは、遊技を終了した時
点で相当する玉数に変換してクレジット数データCとし
てもよい。この変換は、返却ボタン36を押さずにID
カード90が除去された場合に、玉貸し機30またはホ
ールコンピュータ2側で自動的に行われる。
【0038】遊技者は、遊技終了後はクレジット数デー
タCを遊技場1に預けた状態で退場し、次回遊技すると
きはそのクレジット数に応じた玉数を持ち玉として使用
することができる。または、IDカード90を景品交換
所に持っていき、クレジット数に応じた景品と交換する
こともできる。
【0039】こうして、遊技を終了した時点の各データ
が玉貸し機30からホールコンピュータ2に送られる
と、ホールコンピュータ2は、これらのデータを遊技場
1の管理データとして記憶する。また、ホールコンピュ
ータ2は、これらのデータを基に、会員である遊技者個
人のデータも管理する。この個人データは、会員データ
Mおよび個人詳細データPとして、RAM83に格納さ
れる。そして、これらのデータM,Pは、会員データ表
120、個人詳細データ表130としてプリンタ72か
ら出力される。
【0040】このように、本実施例では、会員個人に特
有のID番号Xを有するIDカード90を玉貸し機30
に挿入するようにし、クレジット数データCで遊技でき
るようにしたので、玉を景品と交換することなく、再度
遊技することができる。また、景品交換する場合でも、
重い玉を景品交換所まで持って行く必要がなくなる。
【0041】また、本実施例では、会員個人のデータを
プリントアウトできるようにしたので、極端な利益を上
げている客を特定することができ、不正行為を行ってい
る客や、職業的な客等を簡単に発見することができる。
【0042】また、クレジット数データCは、IDカー
ド90のID番号Xと暗証番号とで照合するようにした
ので、安全に保存することができ、偽造等の事故を防止
できる。
【0043】なお、本実施例では、遊技台としてパチン
コ台20を、遊技交換物供給装置として玉貸し機30を
使用したが、これらに代えて、それぞれスロットマシン
とコイン貸し装置としてもよい。
【0044】また、本実施例では、パチンコ台20と玉
貸し機30を別体にしたが、これらを一体に形成しても
よい。さらには、ホールコンピュータ2を各会員の預金
口座等と接続し、会員である遊技者が玉を借りるときに
は、個人の預金口座等から借りた分の金額を引き落とす
ようにしてもよい。現金で玉を借りる場合と引き落とし
で借りる場合との区別は、例えばクレジット数が0であ
り、かつ現金が玉貸し機30に投入されずに選択ボタン
35a〜35cの何れかが押された場合に、その分の金
額を遊技者の預金口座等から引き落とすようにすればよ
い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、個々の
客の遊技データをIDカードを使用して、遊技場コンピ
ュータで収集するようにしたので、不正行為等を簡単に
発見できる。
【0046】また、職業的な客を発見でき、これらの客
の排除が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技場の管理システムの機能の概念を説明する
図である。
【図2】遊技場の管理システムの概略構成を示す図であ
る。
【図3】パチンコ台および玉貸し機の概観を示す図であ
る。
【図4】玉貸し機の内部回路の構成およびその周辺装置
との接続関係を示すブロック図である。
【図5】ホールコンピュータの概観を示す図である。
【図6】ホール制御装置の構成およびその周辺装置との
接続関係を示すブロック図である。
【図7】会員データ表の具体例を示す図である。
【図8】個人詳細データ表の具体例を示す図である。
【符号の説明】 1 遊技場 2 ホールコンピュータ 3 通信回線 101〜112 ステーション 20 パチンコ台 30 玉貸し機 40 島管理装置 22 表示部 90 IDカード 120 会員データ表 130 個人詳細データ表
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/21 340 D 7218−5L G07F 7/08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場の遊技交換物のクレジットデータ
    を管理する遊技場の管理装置において、 IDカード読み取り装置と、暗証番号を入力する入力キ
    ーと、を有する遊技交換物供給装置と、 前記遊技交換物供給装置に接続され、遊技情報を転送す
    る遊技台と、 前記遊技交換物供給装置および前記遊技台からの各情報
    から客個人の遊技データを保存する保存手段を有する遊
    技場コンピュータと、 からなることを特徴とする遊技場の管理装置。
  2. 【請求項2】 前記遊技交換物供給装置と前記遊技台を
    一体に構成したことを特徴とする請求項1記載の遊技場
    の管理装置。
JP28605791A 1991-10-31 1991-10-31 遊技場の管理装置 Pending JPH05115610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28605791A JPH05115610A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 遊技場の管理装置

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JP28605791A JPH05115610A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 遊技場の管理装置

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JPH05115610A true JPH05115610A (ja) 1993-05-14

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ID=17699402

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JP28605791A Pending JPH05115610A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 遊技場の管理装置

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JP (1) JPH05115610A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0724123A (ja) * 1993-07-12 1995-01-27 Daio Denshi Kk 遊戯場の管理データの出力方法および分析方法
JP2013042927A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用管理システム

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