JP2007252478A - 遊技場管理支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機の遊技場に対する貢献度をより適切に判断できる材料(データ)を求めることが可能であり、管理者等の意思決定をより適切に支援することが可能な遊技場管理支援システムを提供する。
【解決手段】遊技機毎に、当該遊技機で遊技した遊技者を特定可能な遊技者特定手段と、特定した遊技者が当該遊技機に投入した遊技媒体の数を示す投入数と、前記特定した遊技者が当該遊技機から払い出された遊技媒体の数を示す払出数とを含む遊技履歴情報を、遊技機及び遊技者に対応させて収集する遊技履歴収集手段とを備える。遊技場管理支援システムは、前記遊技履歴情報に基づいて、遊技機毎に、その遊技機で遊技した遊技者を抽出し、抽出した遊技者が当該遊技機で遊技した際の遊技媒体の投入数と払出数と、前記抽出した遊技者が別の遊技機で遊技した際の遊技媒体の投入数と払出数と、を含む遊技機別関連収支情報を集計可能である。
【選択図】 図8

Description

本発明は、遊技場の遊技機の稼動状態等に基づいて管理者等の意思決定の材料となる情報を提供する遊技場管理支援システムに関する。
従来より、遊技場では来客数を増加させるために、遊技場内の遊技機の遊技状態(稼動状態)を検出して稼動状態の記録を取り、更に記録した結果を分析して来客数の増加に寄与できない可能性が高いと判断した不人気機種の遊技機を、最新型の遊技機と交換する、新台入替を適宜行っている。
例えば特許文献1に記載された従来技術では、遊技機の機種別での稼動(遊技機への遊技媒体の投入数を示すアウト数)、売上、利益等を比較している。遊技場の管理者等は、これらの機種別の稼動、売上、利益等を確認することで、他の機種よりも劣る機種の遊技機を新台入替の対象とする判断を下す。
特開2005−288017号公報
特許文献1に記載した従来技術では、管理者等が判断の材料とする稼動、売上、利益等は、その遊技機のみに着目した結果である。遊技場では、顧客は自由に種々の機種の遊技機を遊技可能であり、遊技機を次から次へと変えて遊技を行うことも可能である。
すなわち、その遊技機のみに着目した稼動や売上等は低くても、その遊技機が顧客を来店させる呼び水となり、その遊技機で遊技した顧客が他の遊技機の稼動や売上等に大きく貢献している場合もある。
つまり、ある機種の遊技機がどれだけの稼動や売上等に貢献しているか、という点を判断する場合、その機種のみに着目した稼動や売上等で判断するのでなく、その機種で遊技した顧客における別の機種の稼動や売上等も考慮する必要がある。
例えば機種Aと機種Bの2つの機種の比較において、その機種のみに着目した稼動や売上等の差がほとんどない場合であっても、その機種で遊技した顧客における他の機種での稼動や売上等を含めて考慮すると、機種Aの方が機種Bよりも極端に稼動や売上等が多い場合がある。この場合、仮に機種Aを新台入替で外すと、当該機種Aを目当てに来店して当該機種Aで遊技した後に他の機種でも遊技していた顧客が来店しなくなる可能性がある。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、遊技機の遊技場に対する貢献度をより適切に判断できる材料(データ)を求めることが可能であり、管理者等の意思決定をより適切に支援することが可能な遊技場管理支援システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの遊技場管理支援システムである。
請求項1に記載の遊技場管理支援システムは、複数の遊技機が設けられた遊技場における遊技場管理支援システムであって、遊技機毎に、当該遊技機で遊技した遊技者を特定可能な遊技者特定手段と、特定した遊技者が当該遊技機に投入した遊技媒体の数を示す投入数と、前記特定した遊技者が当該遊技機から払い出された遊技媒体の数を示す払出数とを含む遊技履歴情報を、遊技機及び遊技者に対応させて収集する遊技履歴収集手段とを備えている。
そして前記遊技場管理支援システムは、前記遊技履歴情報に基づいて、遊技機毎に、遊技媒体の投入数と払出数とを含む遊技機別収支情報を集計可能であり、前記遊技履歴情報に基づいて、遊技機毎に、その遊技機で遊技した遊技者を抽出し、抽出した遊技者が当該遊技機で遊技した際の遊技媒体の投入数と払出数と、前記抽出した遊技者が別の遊技機で遊技した際の遊技媒体の投入数と払出数と、を含む遊技機別関連収支情報を集計可能である。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの遊技場管理支援システムである。
請求項2に記載の遊技場管理支援システムは、請求項1に記載の遊技場管理支援システムであって、前記遊技機は予め複数のグループに分類されている。
そして前記遊技場管理支援システムは、前記遊技機別収支情報を前記グループ毎にまとめたグループ別収支情報を集計可能であり、前記遊技履歴情報に基づいて、グループ毎に、当該グループに含まれる遊技機を特定し、特定した遊技機で遊技した遊技者を抽出し、抽出した遊技者が当該グループに含まれる遊技機で遊技した際の遊技媒体の投入数と払出数と、前記抽出した遊技者が別のグループに含まれる遊技機で遊技した際の遊技媒体の投入数と払出数と、を含むグループ別関連収支情報を集計可能である。
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの遊技場管理支援システムである。
請求項3に記載の遊技場管理支援システムは、請求項2に記載の遊技場管理支援システムであって、前記グループ別収支情報及び前記グループ別関連収支情報を、対応するグループを構成している遊技機の台数で平均化したグループ別平均収支情報及びグループ別平均関連収支情報を算出可能である。
請求項1に記載の遊技場管理支援システムによれば、遊技場の管理者等は、遊技機別収支情報を確認することで、その遊技機のみに着目した稼動状況を確認することが可能であるとともに、遊技機別関連収支情報を確認することで、その機種で遊技した顧客における他の機種での稼動状態も含めてその機種に関連する稼動状況を確認することができる。
これにより、その遊技機の遊技場に対する貢献度をより適切に判断できる材料(この場合、遊技機別収支情報と遊技機別関連収支情報)を求めることが可能であり、管理者等の意思決定をより適切に支援することが可能である。
また、請求項2に記載の遊技場管理支援システムによれば、例えば遊技機の機種毎にグループを構成することで、遊技場の管理者等は、そのグループの遊技機のみに着目したグループ別収支情報、及びそのグループの遊技機で遊技した遊技者における別のグループの遊技機で遊技した結果も含んだグループ別関連収支情報を確認することができる。
これにより、そのグループ(例えば機種)の遊技場に対する貢献度をより適切に判断できる材料(この場合、グループ別収支情報とグループ別関連収支情報)を求めることが可能であり、管理者等の意思決定をより適切に支援することが可能である。この場合、管理者等は、最も遊技場に貢献していないグループを適切に判断することが可能であり、新台入替にて取り外す対象の遊技機を判断する意思決定を適切に支援することができる。
また、請求項3に記載の遊技場管理支援システムによれば、グループ別収支情報及びグループ別関連収支情報を、各グループを構成している遊技機の台数で平均化して1台当たりの数値としているので、管理者等によるグループ間の比較をより適切に行うことができる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。
図1は、遊技場における各機器の接続の例を示している。
●[遊技場における各機器の接続(図1、図2)]
図1に示すように、遊技場には、管理サーバ10、遊技場内の各島に配置される島ユニット20、遊技機50及び遊技機50の周辺機器(図示省略)に接続される台ユニット30、遊技機50に併設される台端末装置40、遊技機50、遊技機50の台番号等を表示する表示装置60、プリペイドカード発行機70、投入された遊技媒体数を数える計数器71、遊技媒体と景品の交換を行う景品交換機72等の機器が設けられており、各機器は通信回線81、91等を介して接続されている。
台ユニット30は、自己に接続された遊技機50(及び遊技機50の周辺機器)の遊技状態を検出し、検出した遊技状態に基づいた遊技データを台番号とともに島ユニット20及び通信回線82、81を介して管理サーバ10に送信する。
図2に示すように、台ユニット30は、遊技機50の信号出力端子50aから出力される入賞信号(始動入賞口に入賞したタイミングで出力されるパルス信号)、図柄変動停止信号(変動が開始された図柄の全てが停止したタイミングで出力されるパルス信号)、特賞状態信号(特別入賞状態であることを所定レベル(HighレベルまたはLowレベル)で出力する信号)や、補給・回収装置52(周辺機器に相当)の信号出力端子52aから出力されるセーフ信号(例えば遊技媒体10個の補給(遊技者への払い出し)で1パルスを出力する信号)、アウト信号(例えば遊技媒体10個の回収(遊技者からの投入)で1パルスを出力する信号)を検出してその検出結果を、例えば所定時間毎(1分毎等)に、島ユニット20を介して管理サーバ10に送信する。なお図1では、補給・回収装置52の記載を省略している。また、アウト信号、セーフ信号は、遊技機50から出力されていてもよい。
また、台端末装置40は遊技媒体貸出装置であり、会員カード受付口にて受付けた会員カードから読み取った会員ID、プリペイドカード受付口にて受付けたプリペイドカードから引き落とした金額、あるいは投入された現金に関する情報を会員IDや台番号とともに通信回線91を介して管理サーバ10に送信する。
本発明の遊技場管理支援システムは、遊技機50毎に、遊技した遊技者を特定可能な遊技者特定手段と、特定した遊技者が投入した遊技媒体(パチンコ玉、メダル等)の数を示す投入数や、当該遊技者に払い出された(遊技者が獲得した)遊技媒体の数を示す払出数とを含む遊技履歴情報を遊技機及び遊技者に対応させて収集する遊技履歴収集手段とを備えている。
この場合、会員カードから会員IDを読み取る台端末装置40が遊技者特定手段に相当し、遊技機50(及び遊技機50の周辺機器)の遊技状態を検出し、検出した遊技状態に基づいた遊技データを台番号とともに通信回線82、81及び島ユニット20を介して管理サーバ10に送信する台ユニット30が遊技履歴収集手段に相当する。図1に示す例では、遊技場管理支援システムは、管理サーバ10、台端末装置40、台ユニット30にて構成される。
なお、各遊技機50で遊技した遊技者を特定する遊技者特定手段は、上記に説明した会員カードを用いる方法の他にも、RFID(Radio Frequency Identification)を遊技者に携帯させて遊技者を特定する方法(特開2005−110777号公報参照)や、遊技者の生体固有情報を認識して遊技者を特定する方法(特開2003−256603号公報参照)等があり、遊技者を特定する方法は特に限定するものではない。
そして管理サーバ10は、台端末装置40や台ユニット30から上記に説明したような各種の信号の状態に基づいた遊技情報を収集し、遊技媒体の投入数と遊技媒体の払出数とを含む遊技履歴情報を遊技機及び遊技者に対応させて記憶手段(データベースに相当)に記憶する。なお、記憶手段は管理サーバ10からアクセス可能であれば、どこに配置されていてもよく、図1では管理サーバ10が内部に記憶手段を備えている例を示している。
●[遊技機及び遊技者に対応させて記憶した遊技履歴情報の例(図3)]
次に図3を用いて、上記の記憶手段に記憶されている遊技機及び遊技者に対応させて記憶した遊技履歴情報12Aの例について説明する。
例えば遊技履歴情報12Aは、遊技機毎及び日毎に記憶されており、図3に示す遊技履歴情報12Aは、2006年3月15日における台番号1の遊技機に対する遊技履歴情報である。次に、遊技履歴情報12Aにおける各項目について説明する。
「遊技者ID」には、当該遊技機(この場合、台番号1の遊技機であり、以下同様)で遊技した遊技者の会員カード(または携帯していたRFIDまたは生体固有情報等)から読み取った当該遊技者に固有の識別情報が記憶されている。
「遊技開始時刻」には、前記遊技者IDに対応する遊技者が当該遊技機で遊技を開始したと認識した時刻(この例では、時間:分)が記憶されている。
「遊技終了時刻」には、前記遊技者が当該遊技機での遊技を終了したと認識した時刻(この例では、時間:分)が記憶されている。
「アウト数」には、前記遊技者が当該遊技機で遊技している間に遊技機に投入した遊技媒体の数が記憶されている。
「セーフ数」には、前記遊技者が当該遊技機で遊技している間に獲得した(遊技機から払い出された)遊技媒体の数が記憶されている。
「差引(アウト数−セーフ数)」には、前記「アウト数」と前記「セーフ数」の差が演算されて記憶されている。
「売上」には、遊技媒体貸出装置でもある台端末装置40に投入された現金やプリペイドカード等に関する情報に基づいた金額が記憶されている。
「特賞回数」には、前記遊技者が当該遊技機で遊技している間に発生した特賞状態の回数が記憶されている。
「始動数」には、前記遊技者が当該遊技機で遊技している間に特賞状態の抽選を行う入賞始動口に入賞し、遊技機の図柄が変動して抽選が行われた回数が記憶されている。
「遊び率」には、特賞状態等の大当たり状態を除いた出玉率を示しており、100個のアウト数に対する払出数の割合が記憶されている。
この遊技履歴情報12Aは、台端末装置40から受信した会員IDや、台ユニット30から受信した遊技機の検出結果に基づいて、管理サーバ10が作成する。
●[遊技機別収支情報12Bの例(図4)]
次に図4を用いて、図3に示した遊技履歴情報12Aに基づいた遊技機別収支情報12Bの例について説明する。
遊技機別収支情報12Bは、遊技機毎に記憶した遊技履歴情報12Aの各項目を集計して遊技機毎にまとめたものである。つまり、図4に示した遊技機別収支情報12Bの最上段の台番号「1」に関するデータは、図3に示した台番号1の遊技履歴情報12Aの各項目を集計した最下段のデータ(ただし、遊技者ID、遊技開始時刻、遊技終了時刻は集計できないので除外しており、遊び率は平均値としている)が記憶されている。
この遊技機別収支情報12Bは、従来と同様、その遊技機のみに着目しており、その遊技機のみでの収支に関するデータを、遊技機毎に比較することに利用される。しかし、この遊技機別収支情報12Bは、その遊技機のみに着目したアウト数(稼動)や売上等を示しているが、当該遊技機を呼び水として来店した遊技者が別の遊技機で遊技したアウト数(稼動)や売上等を反映していない。そこで、当該遊技機で遊技した遊技者における別の遊技機で遊技したアウト数や売上等も考慮可能とする遊技機別関連収支情報について、以下に説明する。
●[遊技機別関連収支情報12Dの例(図5、図6)]
以下、台番号「1」の遊技機を例として、当該遊技機で遊技した遊技者における別の遊技機で遊技したアウト数や売上等を集計した遊技機別関連収支情報12Dの作成方法について説明する。
管理サーバ10は、台番号「1」の遊技機の遊技履歴情報12A(図3参照)から遊技者IDを抽出し、当該遊技機で遊技した遊技者を特定する。この例では、遊技者IDがA0011、A0021、A0300、A0104、A0555の5つの遊技者ID(5人の遊技者)が、台番号「1」で遊技した遊技者として抽出される。
次に管理サーバ10は、他の遊技機の遊技履歴情報を検索し、抽出した遊技者IDが記憶されている遊技履歴情報を探し、全ての遊技機の遊技履歴情報から前記抽出した遊技者IDが含まれているデータを抽出した抽出遊技者トータル遊技履歴情報12C(図5参照)を作成する。従って抽出遊技者トータル遊技履歴情報12Cには、その遊技機(この場合、台番号「1」の遊技機)で遊技されたアウト数やセーフ数等と、その遊技機で遊技した遊技者が別の遊技機で遊技した際のアウト数やセーフ数等を含んでいる。
図5に示す抽出遊技者トータル遊技履歴情報12Cより、例えば抽出された遊技者ID「A0011」の遊技者は、台番号「1」の他にも台番号「2」及び「102」の各遊技機にて遊技を行ったことが判り、台番号「1」の売上よりも台番号「102」の売上が多く、この台番号「102」の売上に台番号「1」の遊技機の存在がいくらか貢献していると考えることができる。
なお、図5に示す抽出遊技者トータル遊技履歴情報12Cにおいて台番号「1」に関するデータ(図5において影を施したデータ)は、台番号「1」の遊技履歴情報12A(図3参照)のデータと同じである。
そして管理サーバ10は、遊技機毎に抽出遊技者トータル遊技履歴情報を求め、図6の例に示す遊技機別関連収支情報12Dを作成する。
図6に示す遊技機別関連収支情報12Dの「その遊技機のみに着目した遊技結果」を示す12Da部は、その遊技機のみに着目した遊技機別収支情報12B(図4参照)と同じである。しかし、「その遊技機と他の遊技機を含んだ遊技結果」を示す12Db部には、遊技機毎の抽出遊技者トータル遊技履歴情報の集計結果が反映されている。例えば、図6に示す遊技機別関連収支情報12Dの最上段の台番号「1」に対する「その遊技機と他の遊技機を含んだ遊技結果」の各データには、図5に示した(台番号「1」の)抽出遊技者トータル遊技履歴情報12Cの最下段の集計結果が記憶されている。
この遊技機別関連収支情報12Dより、遊技場の管理者等は、例えば台番号「1」の遊技機のみに着目した場合のアウト数(稼動)や売上等は「その遊技機のみに着目した遊技結果」を示す12Da部を確認することで判断可能であるとともに、当該台番号「1」の遊技機が呼び水等となって遊技場に貢献しているか否かを「その遊技機と他の遊技機を含んだ遊技結果」を示す12Db部について、他の遊技機の結果と比較することで判断可能である。
なお、遊技場では遊技機を1台ずつ入れ替えることは行わず、同一機種や所定エリア等の複数の遊技機をまとめて入れ替えているため、1台ずつ遊技機別収支情報12Bや遊技機別関連収支情報12Dを求めるよりも、複数の遊技機をまとめたグループを複数構成し、そのグループ毎に遊技機別収支情報12Bや遊技機別関連収支情報12Dに相当するデータをまとめた方が、管理者等の意思決定の判断材料として用いるのに便利であり、以下に説明する。
●[グループ別収支情報とグループ別関連収支情報の作成方法と、グループ別平均収支情報13Bとグループ別平均関連収支情報13Cの例(図7、図8)]
まず、管理者等は全遊技機を複数のグループに分類し、各グループに属する遊技機を決める。図7(A)はグループの構成を示したグループ構成情報13Aの例を示しており、例えば「グループA」には「台番号1〜10」の「10台」の遊技機が属していることを示している。グループの分類としては、上述したように「同一機種」や「エリア毎」等、種々の観点で分類すればよく、機種やエリアに限定するものではない。
そして管理サーバ10は、遊技機別収支情報12Bとグループ構成情報13Aに基づいて、遊技機別収支情報12Bをグループ毎にまとめたグループ別収支情報を作成する。例えば管理サーバ10は、グループ構成情報13Aから、「グループA」は台番号「1」〜台番号「10」の遊技機で構成されていることを認識し、遊技機別収支情報12Bにおける台番号「1」〜「10」のデータを集計する。
そして管理サーバ10は、グループ毎に、当該グループに含まれる遊技機を特定し、特定した遊技機に対応するデータを遊技機別収支情報12Bから抽出して集計することで、グループ別収支情報を作成する。
なお、各グループを構成する遊技機の台数が同じであれば、この集計結果を用いてもよいが、通常、グループ毎に遊技機の台数が異なるため、管理者等が容易に比較及び検討を行うことができるように、1台当たりの数字となるように平均化することが好ましい。図7(B)の例に示すグループ別平均収支情報13Bでは、「アウト数」〜「始動数」の各データは、そのグループを構成する遊技機の台数を用いて、1台当たりの数値となるように平均化している。
グループ別平均収支情報13Bは、そのグループのみに着目したアウト数や売上等であり、そのグループの遊技機を目当てに来店した遊技者が別の遊技機で遊技した結果を含んでいない。そこで、遊技機別関連収支情報12Dに相当するグループ別関連収支情報を作成する。
次に、グループ別関連収支情報の作成方法の例を2通り説明する。
[第1の方法]
第1の方法は、遊技機別関連収支情報12Dとグループ構成情報13Aとからグループ別関連収支情報を作成する方法である。
例えば「グループA」に対するグループ別関連収支情報のデータは、遊技機別関連収支情報12Dにおける台番号「1」〜「10」に対応する「その遊技機と他の遊技機を含んだ遊技結果」の各データをそれぞれを集計した値を用いる。
ただし、この第1の方法では、同じデータが重複される場合がある。例えば遊技者ID「A0011」の遊技者が、台番号「1」の遊技機で遊技した後、台番号「2」の遊技機で遊技した場合、当該遊技者ID「A0011」に関するデータは、遊技機別関連収支情報12Dにおける台番号「1」と台番号「2」の双方の「その遊技機と他の遊技機を含んだ遊技結果」に含まれていることになり、遊技機別関連収支情報12Dにおける台番号「1」〜台番号「10」の「その遊技機と他の遊技機を含んだ遊技結果」を集計すると、この遊技者ID「A0011」に関するデータを重複することになる。この同一グループ内におけるデータの重複を防止する方法を、以下の第2の方法にて説明する。
[第2の方法]
管理サーバ10は、グループ別関連収支情報を集計する際、対象とするグループを構成する遊技機を(グループ構成情報13Aに基づいて)特定し、特定した遊技機で遊技した遊技者ID(遊技者)を遊技履歴情報12Aから抽出する。
そして管理サーバ10は、抽出遊技者トータル遊技履歴情報12Cの作成時と同様に、他の遊技機の遊技履歴情報を検索し、抽出した遊技者IDが記憶されている遊技履歴情報を探し、全ての遊技機の遊技履歴情報から前記抽出した遊技者IDが含まれているデータを抽出して集計することで、グループ別関連収支情報を作成する。これにより、同一グループ内におけるデータの重複を防止することができる。
なお、各グループを構成する遊技機の台数が同じであれば、この集計結果を用いてもよいが、通常、グループ毎に遊技機の台数が異なるため、管理者等が容易に比較及び検討を行うことができるように、1台当たりの数字となるように平均化することが好ましい。図8の例に示すグループ別平均関連収支情報13Cでは、「アウト数」〜「始動数」の各データは、そのグループを構成する遊技機の台数を用いて、1台当たりの数値となるように平均化している。
そして管理者等はグループ別平均関連収支情報13Cを確認することで、遊技場への貢献度が低く、入替すべきグループの遊技機を適切に判断することができる。
例えば管理者等が、図8の例に示すグループ別平均関連収支情報13Cにおける「そのグループのみに着目した遊技結果」を示す13Ca部(グループ別平均収支情報13Bと同じ)より、グループCとグループFが他のグループと比較して稼動(アウト数)も売上も低く、どちらかのグループの遊技機を新台と入れ替えようと計画した場合、そのグループのみに着目した13Ca部のみを見ただけでは、グループCの方が数値が低く、グループCを入れ替えるのが良いように思われる。しかし、同じグループ別平均関連収支情報13Cにおける「そのグループと他のグループを含んだ遊技結果」を示す13Cb部より、グループCの方が、グループFよりもアウト数(稼動)や売上等が圧倒的に高いことが判る。このことから、仮にグループCの遊技機を入れ替えた場合、このグループCの遊技機を目当てに来店して他の遊技機でより多くの時間や費用を使用してくれた遊技者が来店しなくなる可能性がある、と考えることができる。そして管理者等は、グループCの遊技機を入れ替えるよりもグループFの遊技機を入れ替えたほうが、遊技場全体の稼動や売上等が低下するリスクがより小さいであろう、とより適切な判断を下すことができる。
本発明の遊技場管理支援システムは、本実施の形態で説明した外観、構成、処理、表示例等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
また、遊技履歴情報12A、遊技機別収支情報12B、抽出遊技者トータル遊技履歴情報12C、遊技機別関連収支情報12D、グループ構成情報13A、グループ別平均収支情報13B、グループ別平均関連収支情報13Cは、本実施の形態にて説明した項目等に限定されるものではなく、種々の変更、追加、削除が可能である。
また、本実施の形態の説明に用いた数値は一例であり、この数値に限定されるものではない。
なお、本実施の形態にて説明した遊技場管理支援システムは、遊技場にて遊技した全ての遊技者を特定できることが理想的であるが、現実的には全遊技者を特定することは不可能な場合もある。しかし、特定が可能な一部の遊技者の傾向が全体の傾向に近いものであると考えられるため、充分に意義がある。
本発明の遊技場管理支援システムは、遊技場に限らず、種々の業種の店舗に適用することが可能である。
遊技場における各機器の接続の例を説明する図である。 台ユニット30と遊技機50(及び遊技機50の周辺機器)、台ユニット30と島ユニット20、島ユニット20と管理サーバ10の接続を説明する図である。 遊技履歴情報12Aの例を説明する図である。 遊技機別収支情報12Bの例を説明する図である。 抽出遊技者トータル遊技履歴情報12Cの例を説明する図である。 遊技機別関連収支情報12Dの例を説明する図である。 グループ構成情報13A、グループ別平均収支情報13Bの例を説明する図である。 グループ別平均関連収支情報13Cの例を説明する図である。
符号の説明
10 管理サーバ
20 島ユニット
30 台ユニット
40 台端末装置
50 遊技機
60 表示装置
70 プリペイドカード発行機
71 計数器
72 景品交換機
81、82、91 通信回線
12A 遊技履歴情報
12B 遊技機別収支情報
12D 遊技機別関連収支情報
13A グループ構成情報
13B グループ別平均収支情報
13C グループ別平均関連収支情報

Claims (3)

  1. 複数の遊技機が設けられた遊技場における遊技場管理支援システムであって、
    遊技機毎に、当該遊技機で遊技した遊技者を特定可能な遊技者特定手段と、
    特定した遊技者が当該遊技機に投入した遊技媒体の数を示す投入数と、前記特定した遊技者が当該遊技機から払い出された遊技媒体の数を示す払出数とを含む遊技履歴情報を、遊技機及び遊技者に対応させて収集する遊技履歴収集手段とを備え、
    前記遊技場管理支援システムは、
    前記遊技履歴情報に基づいて、遊技機毎に、遊技媒体の投入数と払出数とを含む遊技機別収支情報を集計可能であり、
    前記遊技履歴情報に基づいて、遊技機毎に、その遊技機で遊技した遊技者を抽出し、抽出した遊技者が当該遊技機で遊技した際の遊技媒体の投入数と払出数と、前記抽出した遊技者が別の遊技機で遊技した際の遊技媒体の投入数と払出数と、を含む遊技機別関連収支情報を集計可能である、
    ことを特徴とする遊技場管理支援システム。
  2. 請求項1に記載の遊技場管理支援システムであって、
    前記遊技機は予め複数のグループに分類されており、
    前記遊技場管理支援システムは、
    前記遊技機別収支情報を前記グループ毎にまとめたグループ別収支情報を集計可能であり、
    前記遊技履歴情報に基づいて、グループ毎に、当該グループに含まれる遊技機を特定し、特定した遊技機で遊技した遊技者を抽出し、抽出した遊技者が当該グループに含まれる遊技機で遊技した際の遊技媒体の投入数と払出数と、前記抽出した遊技者が別のグループに含まれる遊技機で遊技した際の遊技媒体の投入数と払出数と、を含むグループ別関連収支情報を集計可能である、
    ことを特徴とする遊技場管理支援システム。
  3. 請求項2に記載の遊技場管理支援システムであって、
    前記グループ別収支情報及び前記グループ別関連収支情報を、対応するグループを構成している遊技機の台数で平均化したグループ別平均収支情報及びグループ別平均関連収支情報を算出可能である、
    ことを特徴とする遊技場管理支援システム。

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