JP3847420B2 - 計数器および計数器を含む遊技情報の管理システム - Google Patents

計数器および計数器を含む遊技情報の管理システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技媒体を計数する計数器に係わり、計数異常の発生を検出する機能や異常状態に関する情報を外部へ出力する機能を有する計数器およびこの計数器を含む管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の計数器としては、例えば、特開平6−79054号公報で開示されたものがある。この計数器は、計数しようとする玉が略平均的に通過する複数の通路を有し、複数の通路毎に計数センサーを設け、通路ごとの計数センサーによる玉の数量を合算して表示するもので、複数の計数センサのうち、任意に選択した1以上の計数センサによる玉の計数が残りの計数センサによる玉の計数に比して設定数量以上の差があるとき警報を出して、人が作為的に物品数を不正にカウントさせるのを早期に発見する。
【0003】
このように、人が作為的に物品数を不正に計数させることを検出する機能を有する計数器は従来から提案されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような計数器は人が作為的に行う不正計数を検出するもので、玉詰まりやセンサー故障等の計数器自体の異常を検出することはできないため、これを実現する術の出現が望まれていた。
【0005】
また、計数器自体の異常や人が作為的に行う不正行為を履歴情報として集中的に管理する術がなく、オペレータが計数器の異常事態の発生を容易に把握することができなかった。
【0006】
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたもので、その目的は、計数器自体の異常を検出する手段を提供する点にある。
また、本発明の他の目的は、計数器自体の異常や不正行為を履歴情報として管理可能な手段を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明によれば、異常状態を検出する機能を有する遊技媒体の計数器であって、
投入された遊技媒体を所定方向に案内する複数の案内路と、各案内路に設けられ、案内路を通過する遊技媒体を計数する複数の計数手段と、計数結果を出力する計数結果出力手段と、異常状態であることを通知する出力手段と、異常状態の発生を検出する処理手段とを備え、
前記処理手段は、
正常時には、各計数手段の計数値の合計を計数結果として前記計数結果出力手段に出力させ、
ある計数手段による計数値が初期値のままであって、残りの他の計数手段の計数値が初期値より増加したものであるときには、異常状態が発生したと判断して前記出力手段を駆動することを特徴とする計数器が提供される。
【0008】
なお、初期値としては、例えば「0」を採用すればよい。これによれば、処理手段は、ある計数手段による計数値が初期値のままであって、残りの他の計数手段の計数値が初期値より増加したものであるとき、異常状態が発生したと判断するので、玉詰まりや計数手段の故障等の異常状態を検出できる。
【0009】
また、請求項2に係る発明は、請求項1において、
前記処理手段は、さらに、
異常状態に関する情報を外部へ出力するように構成されていることを特徴とする。なお、異常状態に関する情報は、外部の管理コンピュータがDB(データベース)に格納するようにしておけばよい。
【0010】
これによれば、異常状態発生時間や異常状態が発生した計数器番号等の異常状態に関する情報が外部へ出力されて、異常状態に関する情報を集中管理することが可能になる。
【0011】
さらに、請求項3に係る発明によれば、異常状態を検出する機能を有する遊技媒体の計数器であって、
投入された遊技媒体を所定方向に案内する複数の案内路と、各案内路に設けられ、案内路を通過する遊技媒体を計数する複数の計数手段と、計数結果を出力する計数結果出力手段と、異常状態であることを通知する出力手段と、異常状態の発生を検出する処理手段とを備え、
前記処理手段は、
正常時には、各計数手段の計数値の合計を計数結果として前記計数結果出力手段に出力させ、
ある計数手段による計数値が、全ての計数手段の計数値の平均値より所定数を越えて大きなとき、異常状態が発生したと判断して前記出力手段を駆動するとともに、異常状態に関する情報を外部へ出力することを特徴とする。
【0012】
これによれば、処理手段は、ある計数手段による計数値が、全ての計数手段の計数値の平均値より所定数を越えて大きなとき、異常状態が発生したと判断して出力手段を駆動するとともに、異常状態発生時間や異常状態が発生した計数器番号等の異常状態に関する情報を外部へ出力するので、不正計数を通知するとともに、異常状態に関する情報を集中管理可能になる。
【0013】
さらにまた、請求項4に係る発明によれば、請求項2または請求項3に記載の計数器と管理コンピュータとを含むシステムであって、
前記管理コンピュータは、計数器から出力された異常状態に関する情報を自身がアクセス可能に備えるデータベース内に記憶するように構成されていることを特徴とする。
【0014】
これによれば、管理コンピュータのオペレータが異常状態の発生履歴を容易に把握することが可能となる。
また、以下のように、記憶媒体に記憶した計数異常検出プログラムを実行することによって、本発明の処理が実行可能になる。即ち、計数の異常状態を検出する計数異常検出プログラムを記憶した記憶媒体において、
正常時には、各案内路に設けられた各計数手段の計数値の合計を計数結果として計数結果出力手段に出力させる処理と、
ある計数手段による計数値が初期値のままであって、残りの他の計数手段の計数値が初期値より増加したものであるときには、異常状態が発生したと判断して出力手段を駆動する処理と、をコンピュータが実行する計数異常検出プログラムを記憶した記憶媒体が提供される。もちろん、異常状態に関する情報を外部へ出力する処理をコンピュータが実行可能なように計数異常検出プログラムを記憶媒体に記憶しておくことも考えられる。
【0015】
また、計数の異常状態を検出する計数異常検出プログラムを記憶した記憶媒体において、
正常時には、各案内路に設けられた各計数手段の計数値の合計を計数結果として計数結果出力手段に出力させ、
ある計数手段による計数値が、全ての計数手段の計数値の平均値より所定数を越えて大きなとき、異常状態が発生したと判断して出力手段を駆動するとともに、異常状態に関する情報を外部へ出力する処理と、をコンピュータが実行する計数異常検出プログラムを記憶した記憶媒体が提供される。
【0016】
なお、記憶媒体としては、CDROM、DVDROM等の光記憶媒体、フレキシブルディスク等の磁気記憶媒体、ROM、ICカード等の半導体記憶媒体、MO等の光磁気記憶媒体等の記憶媒体が挙げられる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる計数器100の主要部を含む管理システムのブロック構成図である。
【0018】
この計数器100は、動作プログラムを内蔵する記憶媒体としてのROM15と、日付・時刻を把握するための時計11を内蔵し、動作プログラムにしたがった処理を行うCPU10(処理手段)と、ワークエリアとして機能するRAM20と、遊技媒体の案内路として機能する複数の計数レーンの夫々に設けられ、各計数レーンを通過する遊技媒体を計数する複数のセンサー(b1、b2、b3、…、bn)と、計数結果や異常事態の表示をする表示部25と、計数終了指示を与えるための終了ボタン31および貯玉指示を与えるための貯玉ボタン32を備える操作部30と、計数結果をバーコード情報で記載したレシートを発行するプリンタ35と、外部に異常事態に関する情報を送信するためのインタフェース(I/F)として機能する通信I/F40と、異常状態の発生を通知する警報出力部45とを有している。
【0019】
なお、表示部25(計数結果出力手段、出力手段)は例えば液晶ディスプレイ、ELディスプレイ等の表示デバイスで実現可能であり、また、警報出力部45(出力手段)は、チャイム等の音出力装置やLED等の発光デバイスで実現可能である。
【0020】
また、計数器100には、さらに、会員カードに記憶された会員情報(会員識別子等)を読み込み可能な会員カードリーダー110が接続されていて、会員カードリーダー110で読み込まれた情報はCPU10に送られる。
【0021】
さらに、通信I/F40と計数器100の外部に配設された管理コンピュータ200とは通信媒体215によって情報を通信可能に接続されていて、管理コンピュータ200には、自身がアクセス可能なデータベース(DB)210が接続されている。また、計数器側に時計を設けずに、管理コンピュータ200側に時計を設けた構成にしても良いことは言うまでもない。
【0022】
図2は、投入された遊技媒体を所定方向に案内する案内路としての計数レーンとセンサー(計数手段)とを示す模式的説明図である。図示しない投入口から投入された遊技媒体(P1、P2、P3、P4、…)は、例えば、図面上方向から下方向へと遊技媒体を案内する各計数レーンa1、a2、a3、a4、…によって図面下方向に案内される。
【0023】
このとき、各計数レーンa1、a2、a3、a4、…に対して配設された、フォトインタラプターや近接スイッチ等で構成されるセンサーb1、b2、b3、b4、…は、対応する計数レーンを通過する遊技媒体の通過信号を出力する。そして、通過信号は遊技媒体の1個づつの通過に伴って出力されるので、正常時には、CPU10は各センサーの所定時間内の通過信号をカウントして合計することで計数器に投入された遊技媒体数を計数することが可能になる。
【0024】
図3は、RAM20に格納される計数テーブル21とエラー履歴テーブル22の説明図である。計数テーブル21は、各センサー毎の計数値を格納するためのもので、センサーb1、b2、b3、…、bnによる計数値を格納する領域には、夫々k1、k2、k3、…、knなる計数値が格納されることになる。
【0025】
また、エラー履歴テーブル22は、エラー発生時刻を順次格納していくためのものであり、例えば、操作部30の特定のボタン(図示せず)を操作することによって、CPU10はこのエラー履歴テーブル22の記憶内容をプリンタ35に出力するようにすれば、計数器100のそばのホールスタッフが異常時の発生履歴を即座に把握することが可能になるので好ましい。
【0026】
図6は、管理コンピュータ200が管理するデーターベース(DB)210に格納されたエラーテーブル211の説明図である。このエラーテーブル211は、計数器自体に付される計数器識別子である計数器番号と異常状態の種別を示すエラーコードと異常状態の発生時刻を示す時刻とが対応付けて格納されている。
【0027】
管理コンピュータ200が、キーボード(図示せず)等によって指示を与えると、エラーテーブル211の内容を表示装置(図示せず)や印刷装置(図示せず)に出力するようにしておけば、オペレータが異常状態の発生履歴を容易把握できるので好ましい。
【0028】
さて、図4、図5のフローチヤート等を参照して、計数器100や管理コンピュータ200の処理動作を説明する。
今、遊技媒体が計数器に投入され、投入された遊技媒体は計数レーンa1、a2、a3、a4、…によって所定方向に案内されるものとする。
【0029】
まず、ステップS400によって、CPU10は、各センサーからの通過信号を検出する。そして、ステップS410において、検出した信号をカウントして各センサーからの通過信号に基づく計数値を、計数値テーブル21に記憶する。このとき、あるセンサーの検出信号に基づく計数値を当該センサーに対する領域に記憶する。
【0030】
次に、ステップS500において、CPU10は計数値テーブル21の記憶内容を参照して、計数値をチエックする。具体的には、計数値が0のままのものがあるか否かを判定する。そして、ステップS505で、計数値が0のままのものがある場合(Yes)にはステップS525に進む。一方、これ以外の場合(No)にはステップS510に進む。
【0031】
ステップS525に進む場合には、エラーコードを「1」として、ステップS530でエラー表示を行う。例えば、エラーコードを「1」とともに異常事態が発生した旨のメッセージを表示部25で表示したり、プリンタ35に印刷させれば良い。さらに、ステップS535で、警報出力部45を駆動して、音や光によって異常事態が発生したことを通知する。
【0032】
さらに、ステップS540で、CPU10は時計11から得た日付・時刻データとエーラーコードと予め定めてある計数器番号(例えば、ROM15に内蔵しておけばよい)とを通信I/F40を介して送信する。
【0033】
なお、この情報を受け取った管理コンピュータ20は、DB210に格納されたエラーテーブル211にこれらの情報を順次格納していく処理を行う。
これにより、オペレータはキーボード(図示せず)等によって指示を与え、エラーテーブル211の内容を表示装置(図示せず)や印刷装置(図示せず)に出力するようにできるので、異常状態の発生履歴を容易把握できるようになる。
【0034】
さらにまた、ステップS545では、CPU10は時計11から得た日付・時刻データをエラー履歴テーブル22に記憶する。なお、エラー履歴テーブル22の内容を不揮発的に記憶するためには、RAM20の替わりにフラッシュメモリー等の不揮発性記憶素子を用いるようにすればよい。操作ボタン(図示せず)の操作により、エラー履歴テーブル22の内容をプリンタ35に出力できるので、計数器100のそばにいるホールスタッフが異常の発生を容易に把握できる。
【0035】
さて、ステップS510では、計数値テーブル21内の各計数値の平均値を求め、ステップS515では「計数値>平均値+α」となる計数レーンが存在するか否かを調べる。なお、このαは、正の整数であれば任意に設定しうる値である。
【0036】
そして、「計数値>平均値+α」となる計数レーンが存在する場合(Yes)、異常状態が発生したとして、ステップS520にてエラーコードを「2」とし、以降、前述したようなステップS530、535、540、545の処理を行う。なお、エラーコードの違いによって、表示部25へのメッセージ表示内容や警報出力部45の駆動態様の変更、例えば、音の違い等を行うようにしても良い。
【0037】
ところで、「計数値>平均値+α」となる計数レーンが存在しない場合(No)には、正常時であるとして、ステップS550で、CPU10が計数値テーブル21に記憶された計数値k1〜knの合計を求めこれを計数結果とする。
【0038】
そして、終了ボタン31を操作すると、ステップS550で、この計数結果を表示部25に表示することや、プリンタ35によって計数結果をバーコードで記録したチケットを発行することを行う。
【0039】
なお、会員カードリーダー110に会員カードを挿入して、貯玉ボタン32を操作したときには、CPU10は、例えば、会員識別子と計数結果と貯玉指示コマンドを通信I/F40を介して管理コンピュータ200に送り、これらの情報を得た管理コンピュータ200は、データベース210内の対応する会員識別子の貯玉情報のエリアに計数結果を加算するようにしておけば、計数器100側から貯玉を行える。そして、ステップS555または545の処理が行われた時、処理を終了する。
【0040】
上述したエラーコード「1」の異常事態の場合には、あるセンサーによる計数値が「0」のままであって、残りの他のセンサーの計数値が「0」より大きな値であるので、玉詰まりやセンサーの故障等が発生したことを検出でき、また、エラーコード「2」の異常事態の場合には、あるセンサーによる計数値が、全てのセンサーの計数値の平均値より所定数を越えて大きいので、不正計数が行われたことを検出することができる。
【0041】
さらに、管理コンピュータ200が、異常事態発生時刻、エラーコード、計数器番号等の異常状態に関する情報をDB210内のエラーテーブル211に記憶するので、異常状態に関する情報を集中管理することが可能となり、管理コンピュータのオペレータも異常状態に関する情報を容易に把握することが可能となる。
【0042】
また、エラーテーブル211やエラー履歴テーブル22にレーンコード等を設けて、実際にどの計数レーンで異常があったのかを(例えば、「0」カウントはどの計数レーンで発生しているのか、または、故障しているレーンはどのレーンなのか等)を検出し、計数器100の表示部25等に出力して、従業員の対応を迅速に行えるように、CPU10の動作プログラムを作成しておくのが好ましい。
【0043】
なお、以上説明してきた処理手順をプログラム化して記憶媒体に記憶しておき、CPUやRAMを有して構成されるコンピュータがこのプログラムを実行することによって、上述した処理を行うようにすることが可能である。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、処理手段は、ある計数手段による計数値が初期値のままであって、残りの他の計数手段の計数値が初期値より増加したものであるとき、異常状態が発生したと判断するので、玉詰まりや計数手段の故障等の異常状態を検出できる。
【0045】
また、請求項2に係る発明によれば、請求項1の効果に加えて、処理手段は、さらに、異常状態に関する情報を外部へ出力するので、異常状態に関する情報が外部へ出力されて、異常状態に関する情報を集中管理可能になる。
【0046】
さらに、請求項3に係る発明によれば、処理手段は、ある計数手段による計数値が、全ての計数手段の計数値の平均値より所定数を越えて大きなとき、異常状態が発生したと判断して出力手段を駆動するとともに、異常状態に関する情報を外部へ出力するので、不正計数を通知するとともに、異常状態に関する情報を集中管理可能になる。
【0047】
さらにまた、請求項4に係る発明によれば、請求項2または請求項3の効果に加えて、管理コンピュータは、計数器から出力された異常状態に関する情報をデータベース内に記憶するので、オペレータが異常状態の発生履歴を容易に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる計数器の主要部を含む管理システムのブロック構成図である。
【図2】計数レーンとセンサーとを示す模式的説明図である。
【図3】RAM20に格納される計数テーブル21とエラー履歴テーブル22の説明図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる計数器の処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態にかかる計数器の処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】DB210に格納されるエラーテーブル211の説明図である。
【符号の説明】
10 CPU
11 時計
15 ROM
20 RAM
21 計数値テーブル
22 エラー履歴テーブル
25 表示部
30 操作部
31 終了ボタン
32 貯玉ボタン
35 プリンタ
40 通信I/F
45 警報出力部
100 計数器
110 会員カードリーダー
200 管理コンピュータ
210 DB
211 エラーテーブル211
215 通信媒体

Claims (4)

  1. 異常状態を検出する機能を有する遊技媒体の計数器であって、投入された遊技媒体を所定方向に案内する複数の案内路と、各案内路に設けられ、案内路を通過する遊技媒体を計数する複数の計数手段と、計数結果を出力する計数結果出力手段と、異常状態であることを通知する出力手段と、異常状態の発生を検出する処理手段とを備え、
    前記処理手段は、
    正常時には、各計数手段の計数値の合計を計数結果として前記計数結果出力手段に出力させ、
    ある計数手段による計数値が初期値のままであって、残りの他の計数手段の計数値が初期値より増加したものであるときには、異常状態が発生したと判断して前記出力手段を駆動することを特徴とする計数器。
  2. 請求項1において、
    前記処理手段は、さらに、
    異常状態に関する情報を外部へ出力するように構成されていることを特徴とする計数器。
  3. 異常状態を検出する機能を有する遊技媒体の計数器であって、投入された遊技媒体を所定方向に案内する複数の案内路と、各案内路に設けられ、案内路を通過する遊技媒体を計数する複数の計数手段と、計数結果を出力する計数結果出力手段と、異常状態であることを通知する出力手段と、異常状態の発生を検出する処理手段とを備え、
    前記処理手段は、
    正常時には、各計数手段の計数値の合計を計数結果として前記計数結果出力手段に出力させ、
    ある計数手段による計数値が、全ての計数手段の計数値の平均値より所定数を越えて大きなとき、異常状態が発生したと判断して前記出力手段を駆動するとともに、異常状態に関する情報を外部へ出力することを特徴とする計数器。
  4. 請求項2または請求項3に記載の計数器と管理コンピュータとを含むシステムであって、
    前記管理コンピュータは、計数器から出力された異常状態に関する情報を自身がアクセス可能に備えるデータベース内に記憶するように構成されていることを特徴とする計数器を含む遊技情報の管理システム。
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