JP2001170842A - 工作機械の切粉排出装置 - Google Patents

工作機械の切粉排出装置

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JP2001170842A
JP2001170842A JP36047499A JP36047499A JP2001170842A JP 2001170842 A JP2001170842 A JP 2001170842A JP 36047499 A JP36047499 A JP 36047499A JP 36047499 A JP36047499 A JP 36047499A JP 2001170842 A JP2001170842 A JP 2001170842A
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gutter
eccentric cam
shaft
machine tool
advancing
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Nobuyuki Kusaba
信行 草場
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Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集めた切粉を樋内に滞留させることなく、切
粉排出が確実な切粉排出装置を提供する。 【解決手段】 テーブルの移動方向両側に切粉を受け入
れ排出する樋30を設け、テーブルに取り付けたラック
14と偏心カム18の軸17に取り付けラック14に噛
み合うピニオン16とからなる運動伝達機構13と、軸
17と一体の偏心カム18と、圧縮ばね22により偏心
カム18に圧接される進退軸20からなる加振機構24
とを設け、進退軸20と樋30とを連結板23で結合し
て、テーブル4の移動運動により樋30に往復動の振動
を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機械特にマシニ
ングセンタにおいて、切削加工時に発生する切粉を排出
する切粉排出装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】工作機械特にマシニングセンタにおいて工
作物を切削加工した際に発生する切粉は、通常テーブル
の両側に設けた樋に集められる。そして集められた樋内
の切粉は動力を用いて或いは流水に洗い流されて切粉回
収装置へ運ばれる。図5は動力を用いた一例として横型
マシニングセンタのテーブル側部の樋内にスクリューを
取り付けた説明図である。主軸頭101には水平軸線方
向に進退可能に主軸102が取り付けられていて、この
主軸102の先端に工具Tが装着されている。図示しな
いベッドにはテーブル103が主軸軸線に対し直角で水
平に移動位置決め可能に載置されている。テーブル10
3上には回転台104が旋回割出し可能に取り付けられ
ていて、この回転台104上に工作物Wを取り付けてい
る。テーブル103は移動方向前後に図示しないベッド
の移動案内面を切粉等から保護するカバー105を取り
付けている。
【0003】図示しないベッドにはテーブル103の移
動方向に沿って両側に切粉を受けるための樋106が取
り付けられている。樋106内には中心軸107の外周
に螺旋状に羽根108を固着したスクリュー軸109を
装着して、このスクリュー軸109を図示しない駆動源
により回転させ、切粉を樋の出口側に運び図示しない切
粉回収装置へ排出する。上記図5に示したスクリュー式
以外にも動力源にて駆動するものとして、ピッチの大き
なコイルばねを樋内に装着して回転させるものや、垂直
から水平まで90度のみの回動を行うスクレーパ板を複
数枚間隔をあけて棒に直角に吊り下げ、この棒を樋内に
て長手方向に往復動させるもの等が知られている。更に
動力源を用いないものとして樋を傾斜させて、樋内に水
を流し切粉を回収装置の位置まで流下させるものが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたス
クリュー式,コイルばね式,スクレーパ式のものは全て
切粉自体を専用の動力により移動させるものであって大
きな動力を必要として高価になるという問題を有してい
た。また流水を用いるものは樋の勾配を大きくとらなけ
れば切粉が流れずに樋の途中で詰まり、切粉の排出がで
きなくなると共に流水が溢れるという問題を有してい
た。そして勾配を大きくとれば回収装置を下方に設ける
こととなり床面を堀り切粉回収装置を設置しなければな
らないという問題を有していた。本発明は従来技術の有
するこのような問題を鑑みなされたものであり、その目
的とするところは切粉自体を動力で移動させることなく
樋を振動させるのみにて小さな勾配の樋内の切粉を確実
に排出する工作機械の切粉排出装置を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の本発明の装置は、工具を装着する工
具保持部材と工作物を保持する工作物保持部材との少な
くとも一方の部材が加工のため水平方向に移動可能にベ
ッド上に取り付けられた工作機械において、前記一方の
部材の移動経路に隣接して傾斜を付けて設けられ前記加
工により発生した切粉を受け入れて排出する樋と、前記
樋を加振する加振機構とを設けたものである。上述の装
置によれば、少なくとも一方の移動運動を加振機構に伝
達して樋に振動を与えるようになしたので、振動用の駆
動源を必要とせず、小さな勾配の樋であっても切粉の排
出をよくすることが出来る。
【0006】また請求項2に記載された本発明の装置
は、前記一方の部材の移動運動を前記加振機構に伝達す
る運動伝達機構を設け、前記移動運動が伝達されて前記
加振機構により前記樋を振動させるものである。上述の
装置によれば、例えばテーブルの水平移動を利用し、振
動に運動を変換して伝える運動伝達機構を採用して容易
に目的が達成できる。
【0007】また請求項3に記載された本発明の装置
は、前記一方の部材の駆動源の出力を前記加振機構に伝
達する出力伝達機構を設け、前記駆動源の出力が伝達さ
れて前記加振機構により前記樋を振動させるものであ
る。上述の装置によれば、駆動源の出力を最も簡便な出
力伝達機素を選択して伝達機構を構成し、振動を加振機
構に伝達して樋に振動を与えるようにしている。いずれ
か一方の部材の駆動源と樋とが離れていても樋に振動を
与えることができる。その他請求項1と同一の利点があ
る。
【0008】また請求項4に記載された本発明の装置
は、前記加振機構が、回転させられる偏心カムと、この
偏心カムに圧縮ばねにより常に当接させられる進退軸
と、この進退軸に取り付けられ前記樋に固着された連結
板とから構成されたものである。上述の装置によれば、
加振機構として偏心カムに進退軸を常に圧接させ、この
進退軸を樋と連結させているので、偏心カムの回転時に
確実に樋を振動させることが出来る。また加振機構とし
て構造が簡単で製作が容易である。
【0009】また請求項5に記載された本発明の装置
は、前記加振機構が、回転させられる偏心カムと、この
偏心カムに圧縮ばねにより常に当接させられる進退軸
と、この進退軸に取り付けられ前記樋に固着された連結
板とから構成され、前記運動伝達機構が前記一方の部材
に取り付けたラックと、前記偏心カムに連結され前記ラ
ックと噛み合うピニオンとから構成されたものである。
上述の装置によれば、加振機構として偏心カムに進退軸
を常に圧接させ、この進退軸を樋と連結させているの
で、偏心カムの回転時に確実に樋を振動させることが出
来る。また移動側に設けたラックによりピニオンを回転
させ加振機構を介して樋に振動を与えるようにしている
ので加振機構と運動伝達機構の構造が共に簡単で製作が
容易である。
【0010】
【発明の実施の形態】〔実施例1〕以下本発明の実施例
1を図1,図2にもとづいて説明する。本実施例は駆動
されるテーブルの運動から加振機構24を駆動する運動
伝達機構13を設けたものである。
【0011】マシニングセンタのコラム1が図示しない
ベッドの側部に立設していて、このコラム1には上下方
向に移動位置決め可能に主軸頭2が取り付けられてい
る。主軸頭2には水平に主軸3が軸線方向に進退可能で
且つ回転可能に軸承されていて、主軸3の先端には切削
加工用の工具Tが装着されている。主軸3の前面には主
軸頭2の上下方向および主軸3の進退方向に対し共に直
角な水平長手方向に移動位置決め可能にテーブル4が図
示しないベッドの案内面上に載置されている。
【0012】テーブル4の水平運動を樋30の往復運動
に変換して伝える運動伝達機構13の機素は図中におい
て14乃至16の付番で図示されている。以下順次説明
する。テーブル4は、図示しないベッドに取り付けたサ
ーボモータ5を本機の駆動源として一対の歯車6,7を
介して回転させられるボールねじ8にて移動させられ
る。テーブル4の下面にはテーブル4の水平長手方向全
長にわたってラック14が取り付けられている。図示し
ないベッドの側面には図2に示す第1ブラケット15が
取り付けられていて、ラック14に噛み合うピニオン1
6を一端に取り付けたピニオン軸17を回転可能に軸承
している。そしてピニオン軸17の他端には偏心カム1
8が取り付けられている。
【0013】樋を往復運動させる加振機構24は図中1
7乃至22の付番で示されている。偏心カム18の外周
カム面18aに接触するローラ19を回転可能に先端に
有した進退軸20が、図示しないベッドの側面に取り付
けた第2ブラケット21に含油軸受によって軸方向に往
復動可能に取り付けられている。そして進退軸20は段
付軸であって第2ブラケット21内に装着された圧縮ば
ね22によって軸の段部端面20aが押され常に偏心カ
ム18の方に付勢されていて、進退軸20の先端に取り
付けたローラ19は常に偏心カム18の外周カム面18
aに圧接されている。上記ピニオン軸17,偏心カム1
8,進退軸20,ローラ19,圧縮ばね22により加振
機構24が構成されている。そしてこの加振機構24に
テーブル8の移動運動を伝達するための運動伝達機構1
3がラック14,ピニオン16により簡略に構成されて
いる。
【0014】テーブル4の長手方向両側には図示しない
ベッドの長手側部に沿って樋30が設けられている。樋
30は上面に蓋を有さない長方形状の箱形をしており、
樋30の側面には進退軸20の後端と結合している断面
L字状の連結板23が取り付けられている。樋30の底
板31は長手方向に傾斜して取り付けられていて、底板
31の高い方即ち箱の深さが浅い方の端部には、樋30
内の全幅にわたって流体を放出するよう複数の放水口を
有するノズル32が設けられている。ノズル32には図
示しないポンプからホース36を通って冷却水が供給さ
れる。また樋30の底板31の下面には樋30が安定し
て置かれるよう2本一対の脚33が複数対取り付けられ
ている。脚33の2本一対の各片側は長手方向に一直線
上に整列していて、各脚33の下端には戸車用の車輪3
4が取り付けられている。そしてこれら各車輪は樋30
の下部床面に設置した一対のレール35上に往復動可能
に載置されている。
【0015】樋30の底板31の深い方の端部には底板
を設けず垂直下方に底の抜けた抜き穴30aが設けられ
ている。そしてこの抜き穴30aの下方には図示しない
切粉回収装置が設置されていて、樋30から流体と共に
流れ落ちた切粉を回収してマシニングセンタの機外へ搬
出する。尚、加振機構としては回転させられる偏心カム
18を樋30に取り付けた連結板の先端に設けた二つの
ローラにて直接挟むようになして樋30に振動を与える
ことも可能である。更に樋に振動を与える方向はベッド
に沿った方向に限定されるものではなく上下方向に振動
を与えるようになすことも可能である。
【0016】〔作用〕切削加工を行うために工作物を載
せたテーブル4がサーボモータ5の回転によって図示し
ないベッドの案内面上を長手方向に移動する。このとき
テーブル4の下面に取り付けたラック14も共に長手方
向に移動するので、このラック14と噛み合っているピ
ニオン16は回転させられ、ピニオン軸17に取り付け
た偏心カム18も回転する。偏心カム18の回転に伴っ
て外周カム面18aにばね22にて圧接させられている
ローラ19及びローラ19を保持している進退軸20が
ピニオン軸17に対し進退往復動する。従って進退軸2
0と連結板23にて結合させられている樋30がレール
35上を往復動して振動する。
【0017】樋30が往復動により振動するときに、図
示しないポンプにより工作物切削時に用いる冷却水をホ
ース36を通して樋30に供給する。供給された冷却水
はノズル32の複数の放水口から同時に放出され、樋3
0の全幅にわたって流下する。樋30内に集められた切
粉は樋30の振動によって振動を受け樋内の同一位置に
停まることなく位置を変える。そしてこのとき切粉は流
下する冷却水により押し流されて、樋30内に詰まるこ
となく図示しない回収装置の位置まで運ばれて流れ落と
される。
【0018】上記説明ではコラム1に対しテーブル4を
水平移動させる構成について述べたが、テーブル4を固
定しコラム1を水平に移動させるようにして上記と同様
に樋30に振動を与えるようにすることも可能である。
また、上記説明ではマシニングセンタを例に挙げ工具保
持部材をコラム,工作物保持部材をテーブルとして説明
したが、工作物保持部材が主軸頭であり、工具保持部材
が刃物台となる旋盤など、他の工作機械においても同様
に適用可能である。
【0019】〔実施例2〕次に実施例2を図3にもとづ
いて説明する。本実施例はいずれか一方の駆動源の出力
を出力伝達機構を用いて加振機構を駆動するものであ
る。尚図1と同一部分については同一符号を付し説明を
省略する。サーボモータ5の出力軸に平行な第1回転軸
41を設け、この第1回転軸41の一端に、サーボモー
タ5の出力軸に取り付けた歯車6と噛み合う歯車42を
取り付ける。第1回転軸41の他端には第1傘歯車43
を取り付ける。そして第1傘歯車43と噛み合い軸心線
がピニオン軸17と平行な第2傘歯車44を設ける。第
2傘歯車44を一端に取り付けた第2回転軸45の他端
にはチエーン用の第1スプロケットホイール46を取り
付ける。
【0020】ピニオン軸17には実施例1のピニオン1
6に代えてチエーン用の第2スプロケットホイール47
を取り付ける。第1スプロットホイール46と第2スプ
ロットホイール47との間にチエーン48を掛け渡して
サーボモータ5の回転を加振機構24に伝達するもので
ある。そして歯車42,第1傘歯車43,第2傘歯車4
4からなる歯車列と、第1スプロケットホイール46,
第2スプロケットホイール47,チエーン48とにより
出力伝達機構49が構成されている。
【0021】〔作用〕切削加工を行うために工作物を載
せたテーブル4がサーボモータ5の回転によって図示し
ないベッドの案内面上を長手方向に移動する。サーボモ
ータ5が回転するとサーボモータ5の出力軸に取り付け
た歯車6が回転し、この回転は歯車6と噛み合う歯車4
2から第1回転軸41,第1傘歯車43,第2傘歯車4
4,第2回転軸45,第1スプロケットホイール46,
チエーン48を経て第2スプロケットホイール47が回
転させることになる。第2スプロケットホイール47が
回転すると偏心カム18が回転し偏心カム18の外周カ
ム面18aに圧接させられている進退軸20が往復動し
て樋30を振動させ、樋30はレール35上を往復動す
る。
【0022】尚、上記説明ではテーブル、樋の位置関係
などから第1回転軸41、第1傘歯車43、第2傘歯車
44、第2回転軸45、第1スプロケットホイール4
6、チエーン48、第2スプロケットホイール47を介
して偏心カム18を回転させている例について説明した
が、サーボモータ5と樋に対する連結板23の位置関係
により、適宜通常使用される出力伝達機構を選択して用
いればよい。また、テーブル4を固定し、コラム1を水
平移動させるようにしても良い。その他、旋盤など、他
の工作機械においても同様に適用可能である。
【0023】〔実施例3〕次に実施例3を図4にもとづ
いて説明する。尚図1と同一部分については同一符号を
付し説明を省略する。切削加工時にテーブル4の移動す
る範囲を避けて図示しないベッドにおいて作業に支障の
ない端部に単独のアクチュエータとしてモータ51を設
ける。モータ51の出力軸先端に偏心カム52を取り付
ける。偏心カム52の外周カム面52aに接触するロー
ラ53を回転可能に先端に有した進退軸54が図示しな
いベッドの側面に取り付けられた図示しないブラケット
に軸方向へ往復動可能に支持されている。
【0024】進退軸54は実施例1の図2に示す進退軸
20と同様段付軸であって圧縮ばね55により付勢され
て、ローラ53が常に偏心カム52の外周カム面52a
に圧接されている。上記モータ51,偏心カム52,進
退軸54,ローラ53,圧縮ばね55により加振機構が
構成されている。進退軸54の後端には断面L形の連結
板56が結合されていて、この連結板56は樋30の側
面に取り付けられている。
【0025】〔作用〕モータ51を回転させるモータ5
1の出力軸に取り付けた偏心カム52が回転し、偏心カ
ム52の外周カム面52aに圧接している進退軸54が
圧縮ばね55により図示しないブラケット内にて往復動
する。この往復動が連結板56を介して樋30に伝達さ
れ樋30はレール35上を往復移動して振動する。
【0026】
【発明の効果】本発明の装置は上述のように構成されて
いるので次に記載する効果を奏する。請求項1の装置は
工作物を切削加工するときに用いるコラムとテーブルの
いずれか一方の移動側の移動運動を運動伝達機構を介し
て加振機構に伝え、樋に振動を与えるようになした。従
って樋を振動させるための特別の駆動源を必要とせず、
切削加工のための移動運動を利用して行わせることが出
来て、樋の振動機構を簡単に構成することができる。
【0027】請求項2の装置は運動伝達機構としてラッ
クとピニオンのみを用いる非常に簡単な構造であって製
作が容易である。
【0028】請求項3の装置は出力伝達機構として歯車
列やチエーン等の通常の伝達機素を用いる非常に簡単な
構造であって製作が容易である。
【0029】請求項4の装置は加振機構として偏心カム
に進退軸を常に圧接させ、この進退軸を樋と連結させて
いるので構造が簡単であり、偏心カムを回動させるのみ
にて確実に樋を振動させることができる。
【0030】請求項5の装置は加振機構として請求項4
と同様に偏心カムを進退軸に圧接させる構造でラック・
ピニオンでテーブルの往復運動を回転に変換する運動伝
達機構を採用しているので構造が簡単で製作が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す説明図である。
【図2】加振機構を示す拡大説明図である。
【図3】本発明の実施例2を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例3を示す説明図である。
【図5】従来の技術を示す説明図である。
【符号の説明】
2 主軸頭 3 主軸 4 テーブル 5 サーボモータ 8 ボールねじ 13 運動伝達機構 14 ラック 16 ピニオン 15 第1ブラケット 17 ピニオン軸 18 偏心カム 19 ローラ 20 進退軸 21 第2ブラケット 22 圧縮ばね 23 連結板 24 加振機構 30 樋 32 ノズル 33 脚 34 車輪 35 レール 42 歯車 43 第1傘歯車 44 第2傘歯車 46 第1スプロケット 47 第2スプロケット 48 チエーン 49 出力伝達機構 51 モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具を装着する工具保持部材と工作物を
    保持する工作物保持部材との少なくとも一方の部材が加
    工のため水平方向に移動可能にベッド上に取り付けられ
    た工作機械において、前記一方の部材の移動経路に隣接
    して傾斜を付けて設けられ前記加工により発生した切粉
    を受け入れて排出する樋と、前記樋を加振する加振機構
    とを設けたことを特徴とする工作機械の切粉排出装置。
  2. 【請求項2】 前記一方の部材の移動運動を前記加振機
    構に伝達する運動伝達機構を設け、前記移動運動が伝達
    されて前記加振機構により前記樋を振動させることを特
    徴とする請求項1に記載の工作機械の切粉排出装置。
  3. 【請求項3】 前記一方の部材の駆動源の出力を前記加
    振機構に伝達する出力伝達機構を設け、前記駆動源の出
    力が伝達されて前記加振機構により前記樋を振動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の工作機械の切粉排出
    装置。
  4. 【請求項4】 前記加振機構が、回転させられる偏心カ
    ムと、この偏心カムに圧縮ばねにより常に当接させられ
    る進退軸と、この進退軸に取り付けられ前記樋に固着さ
    れた連結板とから構成された請求項1乃至3に記載の工
    作機械の切粉排出装置。
  5. 【請求項5】 前記加振機構が、回転させられる偏心カ
    ムと、この偏心カムに圧縮ばねにより常に当接させられ
    る進退軸と、この進退軸に取り付けられ前記樋に固着さ
    れた連結板とから構成され、前記運動伝達機構が前記一
    方の部材に取り付けたラックと、前記偏心カムに連結さ
    れ前記ラックと噛み合うピニオンとから構成された請求
    項2に記載の工作機械の切粉排出装置。
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