JP2017185585A - 切削装置 - Google Patents

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宏明 戸田
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Abstract

【課題】アノードAの耳部rを切削した際に発生した切削粉を効果的に回収でき、切削粉による損傷を防ぐことができる切削装置を提供する。
【解決手段】アノードAの耳部rを切削する切削装置10であって、切削装置10は、アノードAの耳部rを切削する切削部11と、切削部11を覆うカバー15と、切削部11の下方に設けられた、切削粉を回収する回収シュート20と、を備えており、回収シュート20は、一端部が切削部11の下方に配置されており、その上面21が一端から他端に向かって下傾している切削部11で切削された切削粉は、カバー15で飛散が防止され、回収シュート20上に載せられる。そして、回収シュート20は上面21が一端から他端に向かって下傾しているので、回収シュート20の他端に切削粉を回収することができる。そして、回収シュート20は金属製であり、切削粉によって損傷しないので、メンテナンス回数を低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、切削装置に関する。さらに詳しくは、電解精製に使用するアノードの耳下を切削する切削装置に関する。
銅精鉱から電気銅を製造する場合には、以下の工程で電気銅が製造される。
まず、銅精鉱を自熔炉において溶融してマットを製造し、このマットを転炉で酸化することによって粗銅を製造する。この粗銅を精製炉において精製したのち鋳造して、アノードが形成される。このアノードを電解精製することによって、電気銅が製造される。
電解精製では、アノードとカソードが交互に並ぶように銅電解槽中の硫酸銅溶液に浸漬されるが、アノードおよびカソードは、アノードおよびカソードに電気を供給する電極(ブスバー)に懸垂された状態で保持される。
しかし、鋳造されたままのアノードには歪みや曲がりなどがあり、そのままでは電解槽に吊下げられないので、アノードプレス工程(アノード整型機)で整型される。このアノードプレス工程では、アノードの耳部の切削も行われる。具体的には、アノードの耳部の下面が平坦面となるように切削される。アノードの耳部の下面が平坦面となれば、アノードを電解槽に浸漬した際に、ブスバーにアノードを安定して懸垂させることができる。しかも、ブスバーに懸垂したときにおけるアノードの垂直性が向上するため、電解精製の効率も向上する。
かかるアノードの耳部の切削は、通常、フライスカッターによって実施される。
アノードは、チェーンコンベア等に耳部を引っ掛けた状態でフライスカッターの位置まで搬送される。フライスカッターの位置まで搬送されたアノードは、クランプ装置によって保持されて、チェーンコンベア等などから解放される。そして、クランプ装置によって保持された状態のアノードの耳部に対して、フライスカッターが接近して、アノードの耳部の下面が切削される。アノードの耳部下面の切削が終了すると、フライスカッターは後退し、アノードの耳部は再びチェーンコンベア等に引っ掛けられる。すると、クランプ装置によるアノードのクランブが解除され、アノードはチェーンコンベア等に吊り下げられた状態で搬送される(例えば、特許文献1等)。
ここで、フライスカッターによりアノードの耳部を切削すると、周囲に切削粉が飛散して、チェーンコンベアの関節部に詰まり故障等の問題が生じる可能性がある。このため、フライスカッターの周囲には切削粉の飛散を防止するカバーと切削粉を回収するコンベアが設けられている。つまり、フライスカッターの上部を覆うようにカバーが設置され、フライスカッターの下部にはコンベアが設置される。すると、フライスカッターがアノードの耳部を切削した際に発生した切削粉は、カバーによって周辺への飛散が防止されて、コンベア上に落下する。また、一部の切削粉はコンベア上に直接飛散する。コンベア上に落下また飛散した切削粉は、コンベアによって切削粉回収シュートまで搬送されて回収される。
実開昭60−134510号
ところで、フライスカッターによって切削された切削粉は形状が針状となっており、先端や側面が非常に鋭利になっている。このため、コンベアに切削粉が切削した際に、ベルトに突き刺さったりベルトを切ったりしやすいので、折損などによるベルトの消耗が早く、ベルトを頻繁に取り換えなければならない。しかも、ベルトは平ベルトを使用するため、搬送中に切削粉がベルトコンベアから落下しやすく、十分に切削粉を回収ができない場合もある。
本発明は上記事情に鑑み、アノードの耳部を切削した際に発生した切削粉を効果的に回収できる切削装置を提供することを目的とする。
第1発明の切削装置は、アノードプレスの耳部を切削する切削装置であって、該切削装置は、アノード耳部を切削する切削部材を有する切削部と、該切削部の切削部材を覆うカバーと、前記切削部の切削部材の下方に設けられた、切削粉を回収する回収シュートと、を備えており、該回収シュートは、一端部が前記切削部の下方に配置されており、その上面が一端から他端に向かって下傾していることを特徴とする。
第2発明の切削装置は、第1発明において、前記回収シュートは、その上面が、幅方向の両端から中央に向かって下傾していることを特徴とする。
第3発明の切削装置は、第1または第2発明において、前記回収シュートは、該回収シュートに振動を加える振動発生部を備えていることを特徴とする。
第1発明によれば、切削部の切削部材で切削された切削粉は、カバーで飛散が防止され、回収シュート上に載せられる。そして、回収シュートは上面が一端から他端に向かって下傾しているので、回収シュートの他端に切削粉を回収することができる。そして、回収シュートには、チェーンやベルトのように切削粉と共に移動するような可動部や関節部がないので、切削粉によって損傷せず、メンテナンス回数を低減することができる。
第2発明によれば、回収シュート上の切削粉を幅方向の中央部に集めることができるので、回収シュート上から切削粉がこぼれにくくすることができる。
第3発明によれば、回収シュート上における切削粉をスムースに移動させることができる。
本実施形態の切削装置10を単純化した概略説明図であって、(A)は平面図であり、(B)は側面図である。 回収部20の概略説明図であって、(A)は平面図であり、(B)は(A)のB−B線断面図であり、(C)は(B)のC−C線断面図であり、(D)は(B)のD−D線断面図である。 切削設備1の概略説明図である。 図3のX方向から見た図である。
本発明の切削装置は、銅電解製錬に使用するアノードの耳部を切削する装置であって、切削の際に発生する切削粉を効率よく回収できるようにしたことに特徴を有している。
(アノードプレス工程について)
まず、本実施形態の切削装置10を説明する前に、本実施形態の切削装置10が使用されるアノードプレス工程における切削設備1の概略を説明する。
図3において、符号cは、アノードAを搬送するチェーンコンベアを示している。このチェーンコンベアcは、一対のチェーンca,caを備えており、アノードAは、一対の耳部r,rを一対のチェーンca,caに引っ掛けた状態で搬送される。
チェーンコンベアcの移動経路には、切削設備1が設けられている。
この切削設備1は、アノードAをクランプするクランプ装置2と、このクランプ装置2の位置と一対のチェーンca,caとの間でアノードAを移動させる昇降装置3と、クランプ装置2によって保持されているアノードAの耳部rを切削する本実施形態の切削装置10と、本実施形態の切削装置10をアノードAに対して接近離間させる移動機構5と、を備えている。
クランプ装置2は、アノードAを前後から挟んで保持する保持部2a,2aを備えている。この保持部2a,2aをシリンダ機構などで接近離間させることによって、アノードAを保持する。
昇降装置3は、アノードAの一対の耳部r,rをひっかけて保持する保持バー3a,3aを備えている。この保持バー3a,3aを、シリンダ機構などによって昇降させることによって、アノードAを、クランプ装置2の位置と一対のチェーンca,caとの間で移動させることができるようになっている。
本実施形態の切削装置10は、クランプ装置2によって保持されているアノードAの耳部rの下面を切削するものである。本実施形態の切削装置10は、クランプ装置2の両側にそれぞれ設けられており、フライス12を用いてアノードAの一対の耳部r,rをそれぞれ切削するようになっている。なお、本実施形態の切削装置10の詳細は後述する。
本実施形態の切削装置10は、一対の移動機構5,5によってアノードAに対して同時に接近離間できるようになっている。各移動機構5は、本実施形態の切削装置10が配置される移動テーブル5aを備えている。この移動テーブル5aは、レールなどに移動可能に設けられており、移動テーブル5aと設備のフレームなどとの間に設けられたシリンダ5bによって移動できるようになっている(図1参照)。
以上のような構成であるので、アノードAは、以下のよう作動して一対の耳部r,rの下面が切削される。
まず、アノードAは、一定の間隔を空けた状態で、チェーンコンベアcの一対のチェーンca,caに吊り下げられており、一対のチェーンca,caを移動させることによって、切削設備1に搬送される。
アノードAが所定の位置まで移動すると、一対のチェーンca,caは移動を停止する。すると、昇降装置3の保持バー3a,3aが上昇し、アノードAは、保持バー3a,3aに一対の耳部r,rが引っ掛けられた状態でチェーンコンベアcの上方まで持ち上げられる。
やがて、アノードAがクランプ装置2の位置まで上昇すると、保持部2a,2aによってアノードAは前後から挟まれて保持される。アノードAがクランプ装置2の保持部2a,2aによって保持されると、昇降装置3の保持バー3a,3aは下降する。
昇降装置3の保持バー3a,3aが下降すると、移動機構5によって本実施形態の切削装置10がアノードAに接近し、本実施形態の切削装置10によってアノードAの一対の耳部r,rの下面が切削される。
アノードAの一対の耳部r,rの下面の切削が終了すると、移動機構5によって本実施形態の切削装置10はアノードAから離間する。すると、昇降装置3の保持バー3a,3aが、アノードAの一対の耳部r,rを引っ掛けることができる位置まで上昇し、クランプ装置2によるクランプが解除される。
クランプ装置2によるクランプが解除されると、昇降装置3の保持バー3a,3aが下降し、やがてアノードAは、一対の耳部r,rがチェーンコンベアcの一対のチェーンca,caに引っ掛かった状態となる。
昇降装置3の保持バー3a,3aがさらに下降し、アノードAがチェーンコンベアcの一対のチェーンca,caに吊り下げられた状態となると、チェーンコンベアcの一対のチェーンca,caが移動し、アノードAは切削設備1から搬出される。
(本実施形態の切削装置10について)
本実施形態の切削装置10は、上述したような切削設備1に採用される。以下では、本実施形態の切削装置10を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の切削装置10は、切削部11と、カバー15と、回収部20と、振動手段25と、備えている。
(切削部11)
図1に示すように、切削部11は、切削部材である一対のフライスカッター12,12と、一対のフライスカッター12,12を駆動する駆動源13と、を有している。一対のフライスカッター12,12は、一本の回転軸12aの両端に設けられている。この回転軸12aにはプーリが設けられており、このプーリは、駆動源13のモータ13mの回転軸に設けられたプーリにベルトによって連結されている。したがって、モータ13mを駆動すれば、一対のフライスカッター12,12を回転させることができるようになっている。
また、回転軸12aは、その軸方向がチェーンコンベアcによってアノードAを搬送する方向と平行に設けられている。しかも、一対のフライスカッター12,12間の距離L1が、チェーンコンベアcに引っ掛けられた状態における隣接するアノードA間の距離L2(図4参照)とほぼ同じ長さになるように設けられている。
なお、チェーンコンベアcには、距離L1=距離L2となるような間隔で引っ掛けるために、爪等を設けている。
したがって、駆動源13のモータ13mを駆動した状態で、クランプ装置2に保持されたアノードAに対して、移動機構5によって本実本実施形態の切削装置10を接近させれば、隣接する一対のアノードA,Aの耳部rの下面を、一対のフライスカッター12,12によって同時に切削することができる。
また、アノードAは両側に耳部r,rを有するが、図3に示すように、アノードAが搬送されるラインの両側に一対の切削装置10,10が設けられているので、アノードAに対して、その両側から同時に一対の切削装置10を接近させることができる。すると、一対の切削装置10によって、アノードAの両側から同時に耳部rの切削が行われるので、アノードAに加わる力が相殺される。すると、切削の際にアノードをクランプするクランプ装置2の負担を小さくできるので、クランプ装置2を小型化でき、設備を小型化できる可能性がある。
また、上記のように、切削装置10のそれぞれが一対のフライスカッター12,12を備えていれば、一対のアノードA,Aの一対の耳部r,rを同時に切削することができる。つまり、4つの耳部r,rを同時に切削することができる。すると、チェーンコンベアcの停止回数を少なくすることができるので、作業効率を向上できるという利点も得られる。
なお、上記例では、一本の回転軸12aに一対のフライスカッター12,12を設けた場合を説明したが、一本の回転軸12aに設けるフライスカッター12の数は、3つ以上でもよい。すると、一度に切削できるアノードAの耳部rが増えるので、チェーンコンベアcの停止回数をさらに少なくすることができ、作業効率をより一層向上できると可能性がある。
ところで、フライスカッター12は使用に伴い徐々に磨耗し小さくなるが、切削装置10の移動量を調整することで、摩耗分を補うことができる。具体的には、フライスカッター12が耳部rに接触して抵抗を受けるまで移動機構5によって切削装置10を移動させることによって、磨耗分を補ってフライスカッター12を耳部rに接触させることができる。ただし、一本の回転軸12aに一対のフライスカッター12,12を設けた場合には、一対のフライスカッター12,12間で摩耗度に差があれば、一対のフライスカッター12,12と一対の耳部r,rとの接触状態に差が生じてしまい、一対の耳部r,rを同じように切削できない可能性がある。そこで、一対のフライスカッター12,12の摩耗度に応じて回転軸12aを傾ければ、一対のフライスカッター12,12間における耳部rとの接触状態の差を吸収することができる。具体的には、磨耗が大きい側がチェーンコンベアcに近くなるよう(つまり前進方向に位置するように)に傾ける。すると、摩耗度に差が生じても、一対のフライスカッター12,12と一対の耳部r,rの接触状態を同じ状態にすることができるので、長期間にわたり、一対の耳部r,rの切削状態を同等の状態に保つことができる。
なお、一対のフライスカッター12,12は、それぞれ別々な回転軸12aに取り付けられていてもよい。この場合には、2本の回転軸12aを一つの駆動源13によって駆動してもよいし、各回転軸12aにそれぞれ駆動源13を設けてもよい。
さらになお、回転軸12aは必ずしも水平に設けられていなくてもよく、回転軸12aは鉛直になっていてもよい。しかし、回転軸12aを水平に設ければ、一つの回転軸12aに複数のフライスカッター12を設けることによって、異なるアノードAの耳部rを同時に切削することができるので、好ましい。
(回収シュート20)
図1に示すように、一対のフライスカッター12,12の下方には、一対の回収シュート20,20が設けられている。一対の回収シュート20,20は、切削粉を回収して、外部に排出するものである。
図2に示すように、一対の回収シュート20,20は金属製のシュートであり、その一端部(図1および図2では左端部)が一対のフライスカッター12,12の下方に設けられている。一対の回収シュート20,20は、その上面20aが一端部から他端部(図1および図2では右端部)に向かって下傾するように設けられている(図2(B))。
また、図2(C)、(D)に示すように、一対の回収シュート20,20の上面20aは、その幅方向の両端から中央に向かって下傾している。つまり、一対の回収シュート20,20は、その上面20aの断面が略V字状になるように形成されている。
以上のような構成であるので、一対の回収シュート20,20の上に切削粉を載せれば、切削粉を、自重によってまたは他の切削粉の重さによって移動させることができる。具体的には、一対の回収シュート20,20の上面20aを、その幅方向から中央に移動させつつ一端部から他端部に向かって、切削粉を移動させることができる。
なお、一対の回収シュート20,20には、一対の回収シュート20,20を振動させる振動発生部25を設けてもよい。振動発生部25によって一対の回収シュート20,20を振動させれば、自重などに加えて、振動が切削粉を移動させる力となる。すると、切削粉を、一対の回収シュート20,20の上面20aに沿ってスムースに移動させることができるので、好ましい。
振動発生部25は、一対の回収シュート20,20に振動を加えることができるものであれば、どのようなものを使用してもよい。例えば、偏心モータ等を回転させて一対の回収シュート20,20に振動を加えてもよいし、一対の回収シュート20,20に間欠的に打撃を加えて振動を発生させるようにしてもよい。
また、振動発生部25に代えて、別な切削粉を移動させる手段を設けてもよい。例えば、回収シュート20の上面20aに対して、空気や窒素などのガスを吹き付けるガス吹き付け手段を設けてもよい。かかるガス吹き付け手段を設ければ、回収シュート20,20に振動が生じて切削粉を移動させることができる。特に、適切な方向からガスを吹きつけた場合は、切削粉を所望の方向に移動させやすくなる。例えば、回収シュート20の上面20aの幅方向の両端から中央に向かうようにガスを吹き付ければ、切削粉を幅方向の両端から中央に向かって集めることができる。また。回収シュート20の上面20aに対して一端から他端に向かってガスを吹き付ければ、切削粉を他端部へ押し流すことも容易となる。このようにガスを吹き付けるようにした場合には、切削粉を回収シュート20の他端部で吸引して集めれば、切削粉の飛び散りも防止できる。
また、一対の回収シュート20,20の上面20aは、その幅方向の両端から中央に向かって下傾していなくてもよい。しかし、上記のような形状とすれば、一対の回収シュート20,20の上面20a上の切削粉を、その幅方向の中央部に集めることができるので、一対の回収シュート20,20の上面20aから切削粉がこぼれにくくすることができるという利点が得られる。なお、一対の回収シュート20,20において、上面20aのV字の角度θは、一端部よりも他端部で小さくなるように形成しておくことが好ましい(図2(C)、(D))。かかる角度にすれば、一対の回収シュート20,20の他端部から落ちる切削粉を狭い範囲に集めることができる。すると、一対の回収シュート20,20の他端部近傍に、この他端部から排出される切削粉を受け止める容器(または樋)を設けた場合、容器の開口面積が小さくても切削粉を回収しやすくなる。
さらに、一対の回収シュート20,20は、全体が金属製である必要はなく、切削粉が載せられる上面20aが金属製であればよい。そして、一対の回収シュート20,20の上面20aやその他の部分の素材は、必ずしも金属製である必要はない。切削粉によって損傷が生じにくく滑らかな材料であればよい。例えば、一対の回収シュート20,20やその上面20aの素材として、鉄やステンレス等のような切削粉による損傷が生じにくい素材や、切削粉とともに再利用が容易な銅、切削粉からの分離が容易な樹脂等を採用することができる。
本発明の切削装置は、銅電解製錬に使用するアノードの耳部を切削する装置として適している。
10 切削装置
11 切削部
15 カバー
20 回収シュート
20a 上面
25 振動発生部
A アノード
r 耳部

Claims (3)

  1. アノードプレスの耳部を切削する切削装置であって、
    該切削装置は、
    アノード耳部を切削する切削部材を有する切削部と、
    該切削部の切削部材を覆うカバーと、
    前記切削部の切削部材の下方に設けられた、切削粉を回収する回収シュートと、を備えており、
    該回収シュートは、
    一端部が前記切削部の下方に配置されており、その上面が一端から他端に向かって下傾している
    ことを特徴とする切削装置。
  2. 前記回収シュートは、
    その上面が、幅方向の両端から中央に向かって下傾している
    ことを特徴とする請求項1記載の切削装置。
  3. 前記回収シュートは、
    該回収シュートに振動を加える振動発生部を備えている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の切削装置。

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